JP5334313B2 - 無線icタグおよびこれを用いた送受信システム - Google Patents
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Description
この流通管理方法により、真珠の流通履歴(品質・出所の保証も含む)を容易に追跡できるようになっている(トレーサビリティの向上)。
この指輪をリーダーライターに近づけることで、ICチップに記憶された情報をパソコンのモニター等に出力させて確認することができるようになっている。
一方、上記した指輪では、目立たない位置であるとはいえICチップが露出しているため、宝飾品としての美観が損なわれるという問題があった。
また、宝飾品本体に索状体を通すために形成した貫通孔に無線ICタグを装着するため、宝飾品に加工された後に、無線ICタグが外観に表れることがない。これにより、宝飾品(および宝飾部材)としての美しい外観を損なうことがない。
このように、RFIDチップ12は、保持部材14に埋め込まれているため、外的な衝撃等によるRFIDチップ12の損傷(破壊、故障)や脱落を防止することができ、これに記憶された各管理情報を適切に保護することができる。一方、アンテナ13は、巻回することで長さを稼ぐことができ、無線ICタグ10とリーダーライター11との間での必要な通信可能距離を確保することができる。また、RFIDチップ12およびアンテナ13は、保持部材14に埋設されて固定されているため、両者の接続部分の剥離(分離)を防止することができる。なお、RFIDチップ12の配設位置は、任意であり、保持部材14の中央部分に限定されるものではない。
このように、宝飾品6となる直前の貫通孔4が形成された真珠2に対して装着されるため、経時的な劣化等による故障、染色や熱処理等の真珠2の加工過程や穴あけ作業等において、無線ICタグ10が損傷(破壊、故障)することがない。これにより、無線ICタグ10が加工過程等における損傷等により、RFIDチップ12に記憶された各管理情報が喪失することなく、且つ識別が必要な真珠2または宝飾品6(中間宝飾品5)の流通履歴を確実に追跡することができる。また、廃棄されるような不良品の真珠2を除外し、宝飾品6となる真珠2のみを選択して、この真珠2にのみ無線ICタグ10を装着することができる(歩留りの向上)。さらに、無線ICタグ10(保持部材14)は、真珠2の直径と略同一長であるため、真珠2の外観に表れることなく、宝飾品6として違和感のない美しい外観を維持することができる。なお、貫通孔4の開口径と無線ICタグ10(保持部材14)の外形とは、略同一径(および同一形状)であるため、接着剤を省略して、無線ICタグ10を貫通孔4に圧入固定してもよい。また、宝飾品6(中間宝飾品5)において、無線ICタグ10を装着する真珠2の数は、任意であり、複数の真珠2全てに無線ICタグ10を装着してもよい。
次に、管理情報等の書き込みは、先ず、ユーザーが入力手段17を介して管理情報を入力し、リーダーライター11から、入力された管理情報および制御信号を発信する。無線ICタグ10は、リーダーライター11から発信された管理情報および制御信号を受信し、管理情報をR/W領域M2に書き込む。無線ICタグ10は、必要な処理(書き込み等)が終了すると、その処理結果を送信(返信)する。リーダーライター11は、無線ICタグ10から送信された処理結果を受信し、表示手段18に表示する。
また、無線ICタグ10のR/W領域M2を省略して、無線ICタグ10には、シリアルナンバーのみをROM領域M1に記憶し、一方、リーダーライター11の記憶手段16や補助記憶手段に、必要な管理情報を登録する構成としてもよい。この場合、無線ICタグ10から送信(返信)されたシリアルナンバーがリーダーライター11の記憶手段16等に登録されている場合に、そのシリアルナンバーと関連づけられて格納されている管理情報を参照することができる。
さらに、無線ICタグ10とリーダーライター11とに、それぞれ同一の管理情報を登録しておき、各管理情報を相互に照合するようにしてもよい。
他にも、リーダーライター11と、リーダーライター11から入力された管理情報を管理する管理サーバー(図示省略)とをインターネット等のネットワークによって接続し、リーダーライター11またはその他の情報参照端末により管理情報を参照可能に構成してもよい。また、管理情報を印刷出力するためのプリンターを備えた構成としてもよい。
Claims (8)
- 索状体を挿通するために宝飾品本体に貫通形成した貫通孔に装着される宝飾品用の無線ICタグであって、
情報を記憶するICチップと、
前記ICチップに接続され、前記情報の送受信を非接触で行うためのアンテナと、
前記ICチップおよび前記アンテナを保持する保持部材と、を備え、
前記保持部材は、前記索状体が挿通可能な状態で前記貫通孔に装着されることを特徴とする無線ICタグ。 - 前記貫通孔は、円孔であり、
前記保持部材は、前記貫通孔と同形の外径を有する円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の無線ICタグ。 - 前記貫通孔は、円孔であり、
前記保持部材は、断面が略半円の棒状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の無線ICタグ。 - 前記ICチップおよび前記アンテナは、前記保持部材に埋め込まれていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の無線ICタグ。
- 前記アンテナは、前記保持部材に巻回するように、前記保持部材に埋め込まれていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の無線ICタグ。
- 前記アンテナは、前記索状体に沿うように、前記保持部材から外側に延在していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の無線ICタグ。
- 前記ICチップは、前記保持部材に埋め込まれて、
前記アンテナは、前記保持部材の外面にパターニングされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の無線ICタグ。 - 前記宝飾品は、宝飾品本体である真珠の複数個を索状体で連結した真珠商品であり、
複数個の前記真珠のうちの少なくとも任意の1の前記真珠に装着された請求項1ないし7のいずれかに記載の無線ICタグと、
前記アンテナを介して、前記ICチップに情報の読み書きを行うリーダーライターと、を備え、
前記リーダーライターの送受信端は、前記真珠の形状に合わせて冠球状に窪入形成されていることを特徴とする送受信システム。
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JP2009222256A JP5334313B2 (ja) | 2009-09-28 | 2009-09-28 | 無線icタグおよびこれを用いた送受信システム |
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