JP2007074338A - ネットワークカメラ防犯システム及びそのネットワークカメラ選択方法 - Google Patents

ネットワークカメラ防犯システム及びそのネットワークカメラ選択方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007074338A
JP2007074338A JP2005258808A JP2005258808A JP2007074338A JP 2007074338 A JP2007074338 A JP 2007074338A JP 2005258808 A JP2005258808 A JP 2005258808A JP 2005258808 A JP2005258808 A JP 2005258808A JP 2007074338 A JP2007074338 A JP 2007074338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network camera
image
url
network
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005258808A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonori Sekiguchi
清典 関口
Nobuo Matoba
信夫 的場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005258808A priority Critical patent/JP2007074338A/ja
Publication of JP2007074338A publication Critical patent/JP2007074338A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】近隣家庭同士の防犯として、画像を家庭のテレビで見ることができ、かつサーバ装置がいらない構成の簡単なネットワークカメラ防犯システムを提供する。
【解決手段】インターネットに接続する複数のネットワークカメラ2と、これらのネットワークカメラと通信するカメラ付携帯電話3と、ネットワークカメラに接続されたテレビ13とで構成されるネットワークカメラ防犯システムであって、カメラ付携帯電話3は、ネットワークカメラを選択する選択情報を送信する電子メール送受アプリ45を有し、ネットワークカメラ2は、選択情報をメール制御部42が受信すると、受信した選択情報に基づき、他のネットワークカメラから撮像画像を取得する画像取得部41と、取得した画像をテレビ13へ出力する表示出力制御部38とを有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数のネットワークカメラをインターネットに接続しネットワークカメラを利用する防犯システムで、ネットワークカメラは撮像要求を受信すると、他のネットワークカメラに撮像を要求し、その撮像画像をインターネットを介して受信して表示出力するネットワークカメラ防犯システムと、そのネットワークカメラ選択方法に関する。
近年、学童誘拐や強盗など一般家庭が犯罪に巻き込まれるケースが増加しており、ホームセーフティ、防犯への関心、需要が高まりカメラ付ドアホン、防犯用の監視カメラや、ビデオカメラをネットワークに接続し、Webサーバ・コンピュータ上に蓄積したカメラ画像を携帯電話からインターネットを経由して閲覧したり、カメラに携帯電話から直接インターネットを経由して画像アクセスできる機能のあるIPカメラ、Webカメラなどの設置台数や、各種の防犯、防災警備システムのビジネスも増え続けている。
そこで、このような要望に答えるべく、監視カメラとインターネットを利用した防犯、防災監視システムが案出されている(例えば特許文献1参照)。
このようなシステムとしては、各ユーザの監視対象、例えば事務所、店舗、住居、倉庫等を監視カメラで撮像し、カメラのリアルタイム映像をインターネットを介して受信する監視センターが、その映像をインターネットのホームページ上に公開し、監視カメラの映像をホームページ閲覧者がリアルタイムに監視できるようにし、閲覧者が侵入者、火災等の異常を認知した場合に電子メール機能を利用して警察や消防等の管轄所に通知する防犯、防災監視システムである。
従って、このようなシステムによれば、監視センターは、各々のユーザ監視部から送信された監視カメラのリアルタイム映像をインターネットを介して受信し、監視センターのホームページ上に公開するので、ユーザはホームページ閲覧の際、監視センターへの登録時付与された監視区域コードを指定することで所望する監視区域のリアルタイムの映像をインターネット経由で見ることができる。
昨今、監視カメラはネットワーク機能、FTP(ファイル・トランスファ・プロトコル)機能、Webサーバ機能等を備え、ネットワークに接続されたパソコンに撮像画像を転送したり、パソコンあるいは携帯電話にWebサーバとして撮像画像の閲覧(ホームページ閲覧)も提供できるようになり、監視カメラあるいはネットワークカメラを利用した新しいビジネスの形態が日々進化しているのが現状である。
また、空き巣による盗難、居直り強盗、学童誘拐など一般家庭が犯罪へ巻き込まれるケースが増加しており、各家庭での防犯、地域ぐるみの防犯、警備会社のセキュリティシステム導入への関心も高まり、カメラ付ドアホンに取替えたり、車庫に監視カメラを設置したりする家庭が増えつつあるが、防犯を町内ごとに実施し、監視カメラによる町内防犯システムの構築までには至っていない。
特開2001−325678号公報(図1及び要約書参照)
しかしながら、上記のシステムによれば、防犯、防災監視システムは、監視カメラの撮像画像を送信するユーザ監視部と、その画像を受信してインターネットのホームページ上に公開する監視センターと、そのホームページの画像を閲覧(監視)し、不審者の監視区域への侵入、火災発生の監視、通報を業務とするホームページ閲覧者で構成・運用されるが、ホームページ公開用のサーバ設置などが必要となり、一般家庭で簡単に防犯システムとして導入できる構成にすることは困難である。
また、ホームページ閲覧者(監視者)は、閲覧対象としたユーザ監視部に不審者の侵入、火災等の異常事態を認知した際、インターネットを介した電子メールでユーザ監視者、警察、消防等の所轄署に通知するものであるが、ホームページ閲覧者(監視者)は閲覧対象を常時閲覧し、異常事態発生の際は通報先に電子メールで送信するなど人的な負担が大きく、一般家庭に防犯対策のために導入することが難しい。
さらに、システムの運用に際し、監視センターへのユーザ登録が必須で、登録後に付与されたユーザコード、ユーザ監視部毎の監視区域コードを指定し、所望の監視画像をホームページで閲覧できるが、一般家庭に常時電源を入りとする監視センターやホームページ公開用サーバの設置、ユーザの登録管理、ユーザコードや監視区域コードの付与などの実施を一般家庭で実現することは難しい。
そこで、本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは近隣家庭同士の防犯として、画像を家庭のテレビで等で見ることができ、かつサーバ装置がいらない構成の簡単なネットワークカメラ防犯システムを提供し、また、そのネットワークカメラ選択方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のネットワークカメラ防犯システムは、インターネットに接続された複数のネットワークカメラと、これらのネットワークカメラと通信するユーザ端末装置と、前記ネットワークカメラに接続された画像表示装置とで構成されるネットワークカメラ防犯システムであって、前記ユーザ端末装置は、前記画像表示装置と接続されたネットワークカメラに対して、少なくとも1つ以上のネットワークカメラを選択する選択情報を入力する入力手段と、この入力手段によって入力された選択情報をインターネットを介して送信する送信手段を備え、前記ネットワークカメラは、設置された場所を撮像する撮像手段と、前記ユーザ端末装置の前記送信手段にて送信された選択情報をインターネットを介して受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した選択情報に基づきインターネットを介して他のネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段にて取得した画像を前記画像表示装置へ出力する表示出力手段とを具備するようにした。
また、本発明のネットワークカメラ選択方法は、インターネットに接続された複数のネットワークカメラと、これらのネットワークカメラと通信するユーザ端末装置と、前記ネットワークカメラに接続された画像表示装置とで構成されるネットワークカメラ防犯システムのネットワークカメラ選択方法であって、前記ユーザ端末装置において、前記画像表示装置と接続されたネットワークカメラに対して、少なくとも1つ以上のネットワークカメラを選択する選択情報を入力する入力ステップと、この入力ステップにおいて入力された選択情報をインターネットを介して送信する選択情報送信ステップを含み、前記ネットワークカメラにおいて、設置された場所を撮像する撮像ステップと、前記ユーザ端末装置の前記選択情報送信ステップにて送信された選択情報をインターネットを介して受信する選択情報受信ステップと、前記選択情報受信ステップにて受信した選択情報に基づきインターネットを介して他のネットワークカメラの撮像ステップにて撮像された画像を取得する画像取得ステップと、前記画像取得ステップにて取得した画像を前記画像表示装置へ出力する表示出力ステップとを含むようにした。
上記のように構成された本発明のネットワークカメラ防犯システムによれば、ネットワークカメラは、インターネットを介して複数のネットワークカメラと接続し、各々のネットワークカメラに対応付けた選択情報であるURLコードを記憶し、この選択情報に基づき、他のネットワークカメラの撮像手段にて撮像した画像をインターネットを介して取得し、画像表示装置で取得画像を表示するようにしたので、ユーザ端末装置のユーザは、撮像を所望するネットワークカメラを特定する選択情報を、画像表示装置と接続されたネットワークカメラにインターネットを介して送信するだけで、ネットワークカメラは送信された選択情報を受信すると、リアルタイムにインターネットを介して選択情報に基づき、ネットワークカメラからの画像を取得し、画像表示装置に取得画像を表示出力できるため、ネットワークカメラと一般家庭のテレビ、携帯電話等による安価なシステム構成を提供することができる。
また、本発明のネットワークカメラ選択方法によれば、ネットワークカメラは、インターネットを介して複数のネットワークカメラと接続し、各々のネットワークカメラに対応付けた選択情報であるURLコードを記憶し、この選択情報に基づき、他のネットワークカメラが撮像した画像をインターネットを介して取得し、画像表示装置で取得画像を表示できるようにしたので、ユーザ端末装置のユーザは、撮像を所望するネットワークカメラを特定する選択情報を、画像表示装置と接続されたネットワークカメラにインターネットを介して送信するだけで、ネットワークカメラは送信された選択情報を受信すると、リアルタイムにインターネットを介して選択情報に基づき、ネットワークカメラからの画像を取得し、画像表示装置に取得画像を表示出力できるため、ネットワークカメラと一般家庭のテレビ、携帯電話等を利用して簡単な防犯システムを提供することができる。
本願請求項1記載のネットワークカメラ防犯システムは、インターネットに接続された複数のネットワークカメラと、これらのネットワークカメラと通信するユーザ端末装置と、前記ネットワークカメラに接続された画像表示装置とで構成されるネットワークカメラ防犯システムであって、前記ユーザ端末装置は、前記画像表示装置と接続されたネットワークカメラに対して、少なくとも1つ以上のネットワークカメラを選択する選択情報入力する入力手段と、この入力手段によって入力された選択情報をインターネットを介して送信する送信手段を備え、前記ネットワークカメラは、設置された場所を撮像する撮像手段と、前記ユーザ端末装置の前記送信手段にて送信された選択情報をインターネットを介して受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した選択情報に基づきインターネットを介して他のネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段にて取得した画像を前記画像表示装置へ出力する表示出力手段とを具備するようにした。
従って、本願請求項1記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、ユーザ端末装置が、画像表示装置と接続されたネットワークカメラに対して、入力された少なくとも1つ以上のネットワークカメラを選択する選択情報をインターネットを介して送信し、ネットワークカメラが、ユーザ端末装置から送信された選択情報をインターネットを介して受信すると、この選択情報に基づき他のネットワークカメラから設置された場所を撮像する撮像手段が撮像した画像をインターネットを介して取得し、その取得した画像を画像表示装置に表示するようにしたので、ユーザ端末装置のユーザは、撮像を所望するネットワークカメラを特定する選択情報を、画像表示装置と接続されたネットワークカメラにインターネットを介して送信するだけで、ネットワークカメラは送信された選択情報を受信すると、リアルタイムにインターネットを介して選択情報に基づき、ネットワークカメラからの画像を取得し、画像表示装置に取得画像を表示出力できるため、ネットワークカメラと一般家庭のテレビ、携帯電話等による安価なシステム構成を提供することができる。
本願請求項2記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項1記載の構成に加えて、前記選択情報は、画像取得先のネットワークカメラのURLを含み、ユーザ端末装置の前記送信手段は、前記URLを電子メールに記載して送信し、ネットワークカメラの前記受信手段は、受信した電子メールに記載された前記URLを記憶するURL記憶手段を備え、前記画像取得手段が、前記URL記憶手段にて記憶されたURLによって特定されるネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像をインターネットを介して取得するようにした。
従って、本願請求項2記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、前記選択情報が、画像取得先のネットワークカメラのURLを含み、前記URLを前記ユーザ端末装置が電子メールに記載して送信し、前記ネットワークカメラが電子メールを受信すると、電子メールに記載された前記URLを記憶すると共に、前記画像取得手段は記憶したURLに基づき特定されたネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像をインターネットを介して取得するようにしたので、同URLコードに対して簡単な電子メール操作により所望のネットワークカメラに通信アクセスすることができ、さらには、同URLに対応したネットワークカメラの撮像画像を容易に取得することができる。
本願請求項3記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項1記載の構成に加えて、前記選択情報は、画像取得先のネットワークカメラのURLを符号化した二次元コードを含み、ユーザ端末装置の前記送信手段は、前記二次元コードを電子メールに添付して送信し、ネットワークカメラの前記受信手段は、受信した電子メールに添付された前記二次元コードを復元する二次元コード復元手段と、前記二次元コード復元手段にて復元された前記URLを記憶するURL記憶手段とを備え、前記画像取得手段が、前記URL記憶手段にて記憶されたURLによって特定されるネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像をインターネットを介して取得するようにした。
従って、本願請求項3記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、前記選択情報が、画像取得先のネットワークカメラのURLを符号化した二次元コードを含み、前記URLを前記ユーザ端末装置が電子メールに添付して送信し、前記ネットワークカメラが電子メールを受信すると、電子メールに添付された前記URLを符号した二次元コード画像を復元することで前記URLコードを取得し、URLを記憶すると共に、前記画像取得手段が記憶したURLに基づき特定されたネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像をインターネットを介して取得するようにしたので、前記ユーザ端末装置は、わざわざURLコードを入力しなくても、同URLコードに対して二次元コード画像から所望のネットワークカメラに通信アクセスすることができ、さらには、同URLに対応したネットワークカメラの撮像画像を容易に取得することができる。
本願請求項4記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項1から請求項3の何れかに記載の構成に加えて、ネットワークカメラの前記表示出力手段は、前記画像取得手段が取得した画像をNTSC信号に変換するNTSC信号変換手段を備えるようにした。
従って、本願請求項4記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、前記画像取得手段が取得した画像をNTSC信号に変換出力するので、安価な家庭のテレビジョンに表示することができる。
本願請求項5記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項1から請求項4の何れかに記載の構成に加えて、前記ネットワークカメラは、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLおよびメールアドレスを予め記憶する防犯監視URL記憶手段と、少なくとも1つのセンサ信号を入力するセンサ入力手段と、前記センサ信号の意味を示すセンサ情報を予め記憶するセンサ情報記憶手段と、前記センサ入力手段にてセンサ信号が入力されたときに前記表示出力手段が出力している画像の取得先のネットワークカメラURLとともにこのセンサ信号の意味を示すセンサ情報を、前記防犯監視URL記憶手段に記憶されたメールアドレスのネットワークカメラに対してインターネットを介して送信するセンサ情報送信手段と、を備え、ネットワークカメラの前記受信手段が、前記センサ情報送信手段にて送信されたセンサ情報及び画像取得先URLを受信すると、前記画像取得手段は、受信した画像取得先URLに基づき、このURLのネットワークカメラに対してインターネットを介して画像を要求し、前記ネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像を取得し、この画像に受信した前記センサ情報を合成して、前記表示出力手段へ出力するようにした。
従って、本願請求項5記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、前記ネットワークカメラが、予め、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLを示す防犯監視URLと、前記センサ信号の意味を示すセンサ情報を記憶し、前記センサ信号が入力されると、ネットワークカメラが記憶した防犯監視URLに基づき、そのURLで特定されたネットワークカメラに対してインターネットを介して、センサ信号が入力されたときの前記表示手段が出力している画像の取得先を示すネットワークカメラURLと、入力信号の意味を示すセンサ情報を送信し、前記ネットワークカメラがそのネットワークカメラURLと、センサ情報を受信すると、受信したネットワークカメラURLに基づき、前記画像取得手段がこのURLのネットワークカメラに対してインターネットを介して画像を要求し、このURLで特定されたネットワークカメラの前記撮像手段にて撮像された画像を取得し、この画像に受信したセンサ情報を合成して前記表示出力手段へ出力し、前記画像表示装置が表示するようにしたので、例えば住宅に侵入しようとしている不審者、火災発生を見つけたときに、防犯ネットワークを構成するメンバーに異常情報の通報と、その異常情報の画面取得先URLをネットワークカメラが送信するので、防犯ネットワーク構成メンバーは同時に異常事態の発生と、その異常事態の画像を画像表示装置で見ることができる。
本願請求項6記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項5記載の構成に加えて、前記防犯監視URL記憶手段は、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLとその名称を対応づけて記憶し、前記センサ情報送信手段は、前記センサ情報及び画像取得先URLとともに前記画像取得先URLに対応する名称を、前記防犯監視URL記憶手段に記憶されたメールアドレスのネットワークカメラに対してインターネットを介して送信するようにした。
従って、本願請求項6記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、防犯監視URL記憶手段が、防犯ネットワークを構成しているネットワークカメラのURLと、その名称、例えばネットワークカメラの設置場所を示す名称(D宅)とを対応づけてネットワークカメラ毎に記憶し、センサ情報送信手段が、センサ信号が入力されると、センサ情報と、画像取得先URLと、防犯監視URL記憶手段から、画像取得先URLに対応する名称(D宅)を読出して、防犯監視URL記憶手段が記憶したメールアドレスに基づき、防犯ネットワークを構成しているネットワークカメラに対して、電子メールにてセンサ情報、URL、その名称(D宅)、を送信するようにしたので、この電子メールを受信したネットワークカメラは、受信した画像取得先URLに基づいて、画像取得手段がこのURLのネットワークカメラに対して画像を要求し、ネットワークカメラの撮像手段が撮像した画像を取得して、その取得した画像に受信したセンサ情報と名称(D宅)を合成して表示出力手段へ出力することができる。
すなわち、画像表示装置にセンサ情報(不審者)と、名称(D宅)が表示され、D宅の住宅に侵入しようとしている不審者が画像と文字表示で容易にわかるようにできる。
本願請求項7記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項5記載の構成に加えて、前記防犯監視URL記憶手段は、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLとその名称を対応づけて記憶し、ネットワークカメラの前記受信手段が、前記センサ情報送信手段にて送信されたセンサ情報及び画像取得先URLを受信すると、前記画像取得手段は、受信した画像取得先URLに基づき、このURLのネットワークカメラに対してインターネットを介して画像を要求し、前記ネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像を取得し、前記防犯監視URL記憶手段に記憶された前記URLに対応する名称を読み出し、取得した画像に前記センサ情報及び読み出した名称を合成して、前記表示出力手段へ出力するようにした。
従って、本願請求項7記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、防犯監視URL記憶手段が、防犯ネットワークを構成しているネットワークカメラのURLと、その名称、例えばネットワークカメラの設置場所を示す名称(D宅)とを対応づけてネットワークカメラ毎に記憶し、このネットワークカメラの受信手段が、電子メールにて送信されたセンサ情報(例えば不審者)及び画像取得先URLを受信すると、画像取得手段がこのURLのネットワークカメラ対して画像を要求し、ネットワークカメラの撮像手段が撮像した画像を取得して、防犯監視URL記憶手段にて記憶した画像取得先のURLとなったネットワークカメラの名称(D宅)を読出して、取得した画像に受信したセンサ情報とともに読出した名称(D宅)を合成して、表示出力手段へ出力するので、電子メールで名称を受信しなくても、そのネットワークカメラの設置場所を示す名称(D宅)が、センサ情報(不審者)とともに画像表示装置に表示され、D宅の住宅に侵入しようとしている不審者がいることが画像と文字表示で容易にわかる。
本願請求項8記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項5から請求項7の何れかに記載の構成に加えて、前記ネットワークカメラは、このネットワークカメラに対応するユーザ端末装置のメールアドレスを記憶するユーザ端末記憶手段と、前記センサ情報送信手段にて送信されたセンサ情報及び画像取得先URLを前記受信手段により受信すると、受信した画像取得先URL及びセンサ情報を、前記ユーザ端末記憶手段に記憶されているユーザ端末装置に対してインターネットを介して転送する転送手段と、を備えるようにした。
従って、本願請求項8記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、ユーザ端末記憶手段が、ユーザ端末装置を特定するメールアドレスを記憶し、受信手段が電子メールを受信する。転送手段が、ユーザ端末記憶手段にて記憶したユーザ端末装置のメールアドレスを読出し、そのメールアドレスに基づき、受信したメール内容のセンサ情報及び画像取得先URLを、インターネットを介してユーザ端末装置に電子メールでメール転送するようにしたので、ユーザ端末装置はメールを受信して、センサ情報及び画像取得先URLを表示することができる。したがって、外出していても、ユーザ端末装置を所持していれば、例えばURLで示した住宅に侵入しようとしている不審者がいることがわかる。
本願請求項9記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項1から請求項4の何れかに記載の構成に加えて、前記ネットワークカメラは、少なくとも1つのセンサ信号を入力するセンサ入力手段と、前記センサ信号の意味を示すセンサ情報とそのセンサ信号の入力時に画像を配信するネットワークカメラを特定する配信先URLとを予め記憶する配信情報記憶手段と、前記センサ入力手段にてセンサ信号が入力されたときにこのセンサ信号の意味を示すセンサ情報および配信先URLを前記配信情報記憶手段から読み出して、前記表示出力手段が出力している画像の取得先のネットワークカメラに対して送信する配信情報送受信手段と、送信されたセンサ情報と配信先URLを前記配信送受信手段で受信して、この配信先URLで特定されるネットワークカメラに対してインターネットを介して自己の撮像手段にて撮像された画像を前記センサ情報とともに配信する画像配信手段と、を備えるようにした。
従って、本願請求項9記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、センサ入力手段にてセンサ信号が入力されると、配信情報送受信手段が、そのときに表示出力手段にて出力している画像の取得先のネットワークカメラに対して、センサ信号の意味を示すセンサ情報(例えば不審者)および配信先URLを前記配信情報記憶手段から読み出してインターネットを介して送信し、送られたネットワークカメラでは、配信情報送受信手段にて、このセンサ情報および配信先URLを受信すると、画像配信手段が、配信先URLで特定されるネットワークカメラへ、受信したセンサ情報(不審者)とともに撮像した画像を配信するようにしたので、不審者の情報を迅速に知らせることができる。
すなわち、防犯システムの誰かが、表示されている画像で、例えば不審者を見つけて、センサ信号をオンにすると、不審者の文字とともに画像が、配信先URLのネットワークカメラだけに画像配信されて表示するので、近隣家庭同士で不審者を警戒することができ、空き巣狙い等の犯罪を未然に防ぐことができる。また、公園での不審者の発見情報を子供のいる家庭に配信することで誘拐などを警戒することができる。
本願請求項10記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項9記載の構成に加えて、前記ネットワークカメラは、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLを予め記憶する防犯監視URL記憶手段を有し、前記画像配信手段は、前記配信情報送受信手段で受信したセンサ情報に配信先URLが特定されていない場合、前記防犯監視URL記憶手段に記憶されているURLで特定されるネットワークカメラに対してインターネットを介して自己の撮像手段にて撮像された画像を前記センサ情報とともに配信するようにした。
従って、本願請求項10記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、配信情報送受信手段にて受信したセンサ情報に配信先URLが特定されていないとき、画像配信手段が、防犯監視URL記憶手段にて記憶されたネットワークカメラを特定するURLを読出して、自己の撮像手段にて撮像された画像をセンサ情報とともに配信するようにしたので、不審者の情報を迅速に知らせることができる。
すなわち、防犯システムを構成する複数のネットワークカメラに画像配信されて表示するので、町内全体で不審者を警戒することができ、空き巣狙い等の犯罪を未然に防ぐことができる。
本願請求項11記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項5から請求項10の何れかに記載の構成に加えて、ユーザ端末装置の前記入力手段は、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLを入力し、前記送信手段は、前記入力手段によって入力されたURLを前記ネットワークカメラに送信し、前記ネットワークカメラは、前記送信手段から送信されたURLを前記受信手段で受信して、前記防犯監視URL記憶手段によって記憶するようにした。
従って、本願請求項11記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、ユーザ端末装置の送信手段が、入力手段にて入力された防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLをインターネットを介してネットワークカメラに送信し、ネットワークカメラの防犯監視URL記憶手段が、受信手段にて受信した防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLを記憶するようにしたので、防犯システムを構成するネットワークカメラとしてURLが簡単な操作で登録され、防犯の撮像カメラとしてURLによるアクセスでの共有の利用ができるようになる。
本願請求項12記載のネットワークカメラ防犯システムは、本願請求項5から請求項11の何れかに記載の構成に加えて、ユーザ端末装置の前記入力手段は、指定したネットワークカメラの前記センサ入力手段により入力されるセンサ信号とその意味を示すセンサ情報を対応付けて入力し、前記送信手段は、前記入力手段によって入力されたセンサ情報を前記ネットワークカメラに送信し、前記ネットワークカメラは、前記送信手段から送信されたセンサ情報を前記受信手段で受信して、前記センサ情報記憶手段によって記憶するようにした。
従って、本願請求項12記載のネットワークカメラ防犯システムによれば、ユーザ端末装置の送信手段が、センサ信号と対応付けて入力したセンサ情報を、インターネットを介してネットワークカメラに送信し、ネットワークカメラのセンサ情報記憶手段が、受信したセンサ情報を記憶するようにしたので、ユーザ端末装置(例えば携帯電話等)から、センサ信号の意味を、例えば不審者あるいは火災にするなどユーザが自由に意味付けして登録することができる。
本願請求項13記載のネットワークカメラ選択方法は、インターネットに接続された複数のネットワークカメラと、これらのネットワークカメラと通信するユーザ端末装置と、前記ネットワークカメラに接続された画像表示装置とで構成されるネットワークカメラ防犯システムのネットワークカメラ選択方法であって、前記ユーザ端末装置において、前記画像表示装置と接続されたネットワークカメラに対して、少なくとも1つ以上のネットワークカメラを選択する選択情報を入力する入力ステップと、この入力ステップにおいて入力された選択情報をインターネットを介して送信する選択情報送信ステップを含み、前記ネットワークカメラにおいて、設置された場所を撮像する撮像ステップと、前記ユーザ端末装置の前記選択情報送信ステップにて送信された選択情報をインターネットを介して受信する選択情報受信ステップと、前記選択情報受信ステップにて受信した選択情報に基づきインターネットを介して他のネットワークカメラの撮像ステップにて撮像された画像を取得する画像取得ステップと、前記画像取得ステップにて取得した画像を前記画像表示装置へ出力する表示出力ステップと、を含むようにした。
従って、本願請求項13記載のネットワークカメラ選択方法によれば、ユーザ端末装置が、画像表示装置と接続されたネットワークカメラに対して、入力された少なくとも1つ以上のネットワークカメラを選択する選択情報をインターネットを介して送信し、ネットワークカメラが、ユーザ端末装置から送信された前記選択情報をインターネットを介して受信すると、この選択情報に基づき他のネットワークカメラから設置された場所を撮像する撮像手段が撮像した画像をインターネットを介して取得し、その取得した画像を画像表示装置に表示するようにしたので、ユーザ端末装置のユーザは、撮像を所望するネットワークカメラを特定する選択情報を、画像表示装置と接続されたネットワークカメラにインターネットを介して送信するだけで、ネットワークカメラは送信された選択情報を受信すると、リアルタイムにインターネットを介して選択情報に基づき、ネットワークカメラからの画像を取得し、画像表示装置に取得画像を表示出力できるため、ネットワークカメラと一般家庭のテレビ、携帯電話等を利用して簡単な防犯システムを提供することができる。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明のネットワークカメラ防犯システムおける第1の実施の形態を示すネットワークカメラ防犯システムの概念について説明する。図1は第1の実施の形態を示すネットワークカメラ防犯システムを示す概念図である。
尚、以下に説明するURLは、インターネットにおけるサーバを特定するためのアドレスの総称を意味し、例えばWebサーバ、メールサーバ等のURLがある。各サーバを特定するURLのアドレス指定には、URLコードで入力する方法とQRコードで指定する方法がある。URLコードで入力する方法は、URLアドレスをテキスト形式で入力するもので、QRコードで指定する方法は、入力されたテキストデータを符号化した二次元コードを用いるものである。また、請求項に記載の選択情報はURLに相当するものである。
図1に示すネットワークカメラ防犯システム1は、各家庭に設置されたネットワークカメラ2とテレビ13、ユーザが携帯するカメラ付携帯電話3、公共施設に設置された監視カメラ5で構成され、各々の家庭A宅7、B宅8、C宅9に設置されたネットワークカメラ2A、2B、2Cとをインターネット15を介して接続し、個々のネットワークカメラ2Aは家庭内に設置されたテレビ13Aと、ネットワークカメラ2Bはテレビ13Bと、ネットワークカメラ2Cはテレビ13Cに接続されている。
尚、記号の末尾のA、B、Cは設置されたA宅、B宅、C宅を意味するものであり、以下、同様である。
カメラ付携帯電話3A、3Bは、携帯電話の契約電話会社を経由してインターネット15を介して個々のネットワークカメラ2A、2B、とに通信アクセスし、監視カメラ5は、公共施設11に設置されインターネット15を介して監視カメラの撮像画像を送信するもので、誰でも公開されたURLを指定することでパソコン等で閲覧できる。電子メール14A、14Bは、カメラ付携帯電話3A、3Bから送信された電子メールを示し、2BのQRコードと2CのQRコードは、カメラ付携帯電話3Aが電子メール14Aに添付するB宅8のネットワークカメラ2B、C宅9のネットワークカメラ2CのURLを示す二次元コード画像である。
上記のように構成されたシステムで、例えばB宅8のユーザ(利用者)は、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラ2Bに対してカメラ付携帯電話3Bの電子メール機能を使用し、所望する画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLを電子メール14Bに記載して送信すると、インターネット15を介してネットワークカメラ2Bが電子メール14Bを受信し、この電子メールに記載されたURLに基づき、A宅7、C宅9に設置された他のネットワークカメラが撮像した画像をインターネットを介して取得し、その取得画像をテレビ13BにTV表示画像10Bのように表示するものである。
尚、ネットワークカメラを特定するURLを2BのQRコード、2CのQRコードで示すような二次元コード画像を電子メールに添付して送信してもよく、2BのQRコードを電子メールに添付して送信するとB宅8のネットワークカメラ2Bが撮像したB宅をテレビ13BにTV表示画像10Bのように表示する。またTV表示画像10Bは、各々の画像をテレビ13Bでフル画面で表示しているが、マルチ画面表示すれば同時に1つ以上の画面を表示できるので一層見やすくできる。
図2はネットワークカメラ防犯システムのネットワークカメラ撮像イメージ示すイメージ図である。
図2に示すネットワークカメラ撮像イメージは、図1の各々の家庭に設置されたネットワークカメラ2A、2B、2Cが撮像した画像領域を示し、ネットワークカメラ2AがA宅、ネットワークカメラ2BがB宅、ネットワークカメラ2CがC宅となるそれぞれの撮像領域を撮像し、その撮像した画像は図1で示したカメラ付携帯電話3からの電子メールにより撮像要求のあったネットワークカメラ2と接続されたテレビ13がTV表示画像10として表示するものである。
図3は、ネットワークカメラ防犯システムのネットワークカメラ内部、及びカメラ付携帯電話の構成を示すブロック図である。
図3に示すカメラ付携帯電話3は、ユーザが操作する入力キー50と、ユーザが入力したネットワークカメラ2を特定するURLコードを二次元コード(以下、QRコードと記す)に符号化するQRコード符号化アプリ46と、その符号化されたQRコードをメール添付画像として、あるいはメールに記載されたネットワークカメラを特定するURLコードを、インターネット15経由で所望画像を出力させるネットワークカメラに対して電子メールで送信する電子メール送受信アプリ45とを有している。
図3に示すネットワークカメラ2は、画像を撮像するカメラ機構部33と、このカメラ機構部で撮像した撮像画像に画像処理を施す画像処理部49と、この画像処理部49にて画像処理を施した撮像画像を所定の画像形式、例えばMPEG画像形式に変換する画像符号化処理部34と、インターネット15に接続されるTA(ターミナルアダプタ)44を制御し、インターネット15との通信インターフェイスを司るインターネット接続部43と、カメラ付携帯電話3が送信した電子メールを受信するメール制御部42と、受信した電子メール内のURLに基づき、画像を取得する画像取得部41と、画像取得部41にて画面イメージ展開されたデータをテレビ13に出力する表示出力制御部38と、ネットワークカメラ2全体を制御するシステム制御部32と、中央演算処理ユニットのCPU31を有している。
尚、画像取得部41は、画像の取得を制御するクライアント・サーバ制御部411と、カメラ機構部33にて撮像した画像の閲覧を制御をするインターネット制御部412と、取得した画像データを表示画像に復元するブラウズ制御部413と、とを有している。
また、メール制御部42は、QRコードを抽出復元するQRコード復元部421と、復元されたURLコードを記憶するURL記憶部422、とを有している。
また、表示出力制御部38は、画面イメージ展開されたデータをNTSC信号に変換するNTSC信号変換部381を有している。
図4はカメラ付携帯電話から所望する画像を取得するためのネットワークカメラ選択動作イメージを示すイメージ図である。
図4に示すネットワークカメラ選択動作イメージは、画像を見ようとするテレビ13Aに接続されたネットワークカメラ2Aに対して、インターネット15を介してカメラ付携帯電話3Aから画像を取得したいネットワークカメラを特定するQRコード又はURLコードを記載又は添付した電子メール14Aをネットワークカメラ2Aに送信することによりネットワークカメラを選択する。
例えば、A宅7からインターネット15を介してB宅8に設置されたネットワークカメラ2Bの撮像した画像を、A宅7のネットワークカメラ2Aに接続されたテレビ13Aで見る場合、A宅7のユーザ(利用者)はカメラ付携帯電話3Aの電子メール機能を使用して、所望の画像を撮像するネットワークカメラ2Bを特定するURLコードを入力し、インターネット15を介して電子メール14Aをネットワークカメラ2Aに送信すると、ネットワークカメラ2Aは電子メール14Aを受信し、その受信したネットワークカメラを特定するURLコードに基づき、インターネット15を介してネットワークカメラ2Bの撮像した画像を取得して、テレビ13Aに表示する。
尚、電子メール14Aは、所望する画像を取得するネットワークカメラを特定するQRコードとURLコードを組み合せて電子メール14Aとすることもできる。
図5はカメラ付携帯電話の電子メールに関わるQRコード送信イメージを示すイメージ図である。
図5に示す電子メールのQRコード送信イメージは、図4に示すカメラ付携帯電話3Aの表示画面に添付画像送信画面のように表示される。メール宛先として図4に示すネットワークカメラ2Aを特定する2Aメールアドレスとして、例えば2a@abc.de.fgを示し、添付画像として所望取得画像のネットワークカメラ2B及び2Cを特定するQRコード画像2BのQRコードと2CのQRコードを示している。カメラ付携帯電話3Aはこれらの情報をインターネット15を介してネットワークカメラ2Aへ送信する。
図6はカメラ付携帯電話の電子メールに関わるURLコード送信イメージを示すイメージ図である。
図6に示す電子メールのURLコード送信イメージは、図4に示すカメラ付携帯電話3Aの表示画面に電文送信画面のように表示される。図5で示した電子メールのQRコード送信イメージとの違いは、所望取得画像のネットワークカメラ2B及び2Cの特定を電文として2BのURLコード、例えばhttp://www.2b/及び2CのURLコード、htpp://www.2c/のように図5で示した添付画像ではなくテキストで記載する点である。
尚、請求項記載のユーザ端末装置はカメラ付携帯電話3、送信手段は電子メール送受アプリ45、入力手段は入力キー50、撮像手段はカメラ機構部33、受信手段はメール制御部42、画像取得手段は画像取得部41、画像表示装置はテレビ13、表示出力手段は表示出力制御部38、URL記憶手段はURL記憶部422、二次元コード復元手段はQRコード復元部421、NTSC信号変換手段はNTSC信号変換部381、に相当するものである。
次に第1の実施の形態を示すネットワークカメラ防犯システム1の動作について図7を参照して説明する。図7はカメラ付携帯電話3内部の電子メールに関わる電子メール処理動作を示すフロー図である。
図7に示す電子メール処理は、カメラ付携帯電話3を使用してテレビ13と接続されたネットワークカメラ2に、所望の画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLを電子メールで送信する処理である。
図7においてカメラ付携帯電話3は、ユーザ(利用者)のアプリ選択操作により電子メール作成モードを起動し(ステップS11)、電子メール作成モードの入力画面を表示する(ステップS12)。
ユーザ(利用者)は、図5または図6に示すカメラ付携帯電話3に表示された入力画面に従って所望の画像を見ようとするテレビ13に接続されたネットワークカメラ2のメール宛先(アドレス)を入力し(ステップS13)、次に所望する画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLのURL入力方法をURLコード(テキスト)か、またはQRコードとするかにより入力モードを選択する(ステップS14)。
カメラ付携帯電話3は、入力モードにURLコードが選択されたと判定すると(ステップS15)、キー入力されるURLコードを図6に示す電文としてURL表示、URLコードのキー入力を継続し(ステップS16)、全てのURLコードの入力が完了したか否かを判定すべく、ステップS17に移行する。
カメラ付携帯電話3内部の電子メール送受信アプリ45は、URLコードの入力が完了すると、インターネット15を介してユーザ(利用者)が入力したメール宛先(アドレス)で特定されるネットワークカメラ2に対して、所望の画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLがURLコード表示された電文を電子メール送信し(ステップS18)、電子メールの送信が完了したか否かを判定すべく、ステップS19に移行し、電子メールの送信完了が判定されるとこの電子メール処理を終了する。
カメラ付携帯電話3は、ステップS15にて入力モードにQRコードが選択されたと判定すると、既に記憶保存されたQRコードのデータが存在するか否かを判定すべく、ステップS20に移行し、記憶保存されたQRコードのデータがありと判定されると、その記憶保存されたQRコードのデータを読出し、画面にQRコードのデータを二次元バーコードの可視画像として表示する(ステップS21)。
ユーザ(利用者)は、画面に表示された記憶保存のQRコードのデータが二次元バーコードの可視画像として表示された中から、所望の画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLとなるQRコードを示す二次元バーコードの画像を選び、その選んだQRコードの画像を電子メールに送信画像として添付し(ステップS22)、ステップS18へ移行する。ステップS18において、図5に示す所望の画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLを添付画像とした電子メールをインターネット15を介して、メール宛先(アドレス)で特定されるネットワークカメラ3に送信し、電子メールの送信が完了したか否かを判定すべく、ステップS19に移行し、電子メールの送信完了が判定されるとこの電子メール処理を終了する。
カメラ付携帯電話3は、ステップS20にて既に記憶保存されたQRコードデータがないと判定されると、キー入力されたテキストコードに基づきQRコードである二次元バーコードの画像を新規に生成するQRコード作成モードを起動する(ステップS23)。
ユーザ(利用者)は、ステップS23にて起動されたQRコード作成モード画面に従って、所望の画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLを示すQRコードである二次元バーコードの画像を新規に生成するため、そのQRコードを生成するデータとなるURLコード(テキスト)をキー入力する(ステップS24)。
カメラ付携帯電話3は、全てのURLコードの入力が完了したか否かを判定すべく、ステップS25に移行する。全てのURLコードの入力が完了したと判定されると、カメラ付携帯電話3内部のQRコード符号化アプリ46にて入力されたURLコードをQRコードである二次元バーコードに符号化処理する(ステップS26)。
URLコードをQRコードである二次元バーコードに符号化する処理は、入力されたテキストコードに基づき、QRコード符号化アプリにて二次元バーコードの画像(QRコード)を生成する処理であり、入力するテキストコードによりQRコード符号化アプリはユニーク(唯一)なQRコードである二次元バーコードを生成する。
カメラ付携帯電話3内部のQRコード符号化アプリ46は、URLコードをQRコードである二次元バーコードに符号化処理すると、その符号化処理されたQRコードである二次元バーコードを記憶保存する(ステップS27)。記憶保存するとステップS20に移行する。尚、ステップS20からの重複する動作の説明については省略する。
図8はネットワークカメラ2のインターネット経由の画像取得に関わる処理動作を示すフロー図である。
図8においてネットワークカメラ2のインターネット15経由の画像取得は、カメラ付携帯電話3にてインターネット15を介して送信された所望の画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLを記載又は添付画像とした電子メールを受信し、その受信した電子メールに基づき特定された他のネットワークカメラにて撮像された撮像画像をインターネット15を介して画像取得部41にて取得し、NTSC信号変換部381にてテレビ信号に変換し、表示出力制御部38にてテレビ13にその取得した画像を表示する処理動作である。
以下、図3と図8を参照して、ネットワークカメラの画像取得動作を説明する。ネットワークカメラ2内部のメール制御部42は、通信インターフェイスを司るインターネット接続部43、インターネット網との接続を司るTA(ターミナルアダプタ)44を制御し、インターネット15を介して所定のインターネットサービスプロバイダ(インターネットサービス提供業者)のメールサーバにPOP(電子メール取得プロトコル)を使用して通信アクセスしメールの取得を行う(ステップS41)。
尚、電子メールプロトコルとして他のインターネットメッセージアクセスプロトコル(IMAP)を使用してもよく、またネットワークカメラ2がメール機能サービスのメールサーバ又はデーモンとして動作させることもソフトウェアの実装により可能となる。
ネットワークカメラ2内部のメール制御部42は、インターネットサービスプロバイダのメールサーバへメール取得の通信アクセスの結果、カメラ付携帯電話3にてネットワークカメラ2をメール宛先としてアドレス指定されたメールをメールサーバから取得できたか否かを判定すべく、ステップS42に移行する。
メール制御部42は、ステップS42にて着信メールがなくメールの取得判定にてメールの取得が否と判定されると、約15秒後に再度メールサーバにPOP(電子メール取得プロトコル)を使用して通信アクセスしメールの取得を行う(ステップS41)。
そして、メール制御部42は、ステップS42にてメールの取得判定でメールの取得がありと判定されると、その取得したメールに画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLであるQRコードが添付画像として添付されているか、またはメールの電文にそのURLがテキストとして記載されているかを識別し(ステップS43)、添付画像又はURLコードか否か判定すべく、ステップS44に移行する。
尚、識別は、取得メールがメールの添付データ形式(添付ファイル付き)であれば添付画像あり、電文からURLを記載したテキストを切出して例えばhttp://の文字列が認知できればURLを示すURLコードあり、と識別する。
メール制御部42は、ステップS44にて取得メールの電文からURLを示すURLコードの認知がされると、URL記憶部422に、その認知された画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLコードを書込む(ステップS45)。
メール制御部42は、ステップS44にて取得メールに画像を撮像するネットワークカメラを特定するURLであるQRコードが添付画像として添付されていると判定すると、QRコード復元部421にてメール添付画像のQRコードを処理すべく、ステップS47に移行する。
QRコード復元部421は、QRコードのデコード(復元)処理を行うQRコード処理アプリケーションソフトウェアとメモリで構成され、メールに添付された画像のQRコード(二次元バーコード)からURLコード復元するため画像をメモリ展開し、そのQRコードからネットワークカメラを特定するURLとなるURLコード(テキスト)を抽出・復元し(ステップS47)、QRコードからURLコードの復元処理が完了したか否か判定すべく、ステップS48に移行する。
そして、QRコード復元部421は、ステップS48にてQRコードからURLコードの復元処理が完了していないと判定するとステップS47に移行して処理を継続し、ステップS48にてURLコードの復元処理が完了したと判定すると、復元処理にて復元されたURLコードをURL記憶部422に書込み(ステップS49)、ステップS46に移行する。
URL記憶部422は、メール取得によるURLコードの書込データを記憶保存するとともに、その記憶保存されたURLコードに基づき他のネットワークカメラの撮像した画像を取得するため画像取得部41内部のクライアント・サーバ制御部411にネットワークカメラを特定するURLコードを転送する(ステップS46)。
クライアント・サーバ制御部411は、URL記憶部422からの画像取得の要求となるURLコードが転送されると、そのURLコードに基づき、通信インターフェイスを司るインターネット接続部43、インターネット網との接続を司るTA(ターミナルアダプタ)44を制御し、インターネット15を介してURLコードにより特定された他のネットワークカメラと接続し、そのネットワークカメラにて撮像された撮像画像の取得を開始し(ステップS50)、撮像画像データの取得を判定すべく、ステップS51に移行する。
クライアント・サーバ制御部411は、インターネットを介して他のネットワークが撮像した画像データの受信開始を判定し(ステップS51)、画像データの受信ありと判定すると、その画像データをメモリ記憶すると伴に、ブラウズ制御部413にて取得画像の表示処理をすべく、ステップS52に移行する。
そして、画像取得部41内部のブラウズ制御部413は、インターネットを介して受信するWebデータのHTMLデータを可視画像イメージにメモリ展開したり、動画データのMPEGデータを可視画像イメージにメモリ展開するハードウェア、復号ソフトウェアを有し、クライアント・サーバ制御部411にてメモリ記憶された画像データを復号(例えばMPEG)し、可視画像イメージデータとしてメモリ展開し(ステップS52)、NTSC信号に変換すべく、ステップS53に移行する。
NTSC信号変換処理部381は、カラー画像データのRGBデータをTV標準信号のNTSC信号に変換するファームウェアを有し、クライアント・サーバ制御部411にて可視画像イメージデータとしてメモリ展開されたそのデータをリアルタイムにてNTSC信号に変換し(ステップS53)、テレビに表示すべく、ステップS54に移行する。
表示出力制御部38は、表示画面のサイズ変更ハードウェア(縦・横)及びインターフェイス用の接続コネクタを有し、NTSC信号変換処理部381にてNTSC信号に変換された信号をテレビ13に出力し(ステップS54)、テレビ13への信号出力を継続すべく、ステップS51にもどる。
画像取得部41内部のクライアント・サーバ制御部411は、ステップS51にて、インターネットを介して他のネットワークが撮像した画像データの受信終了を判定すると、取得画像の表示処理を停止して、この画像取得処理を終了する。
尚、図8においてネットワークカメラ2のインターネット経由の画像取得に関わる処理動作を説明したが、例えば所望する取得画像として図1に示す公共施設(公園)11の監視カメラ5にて撮像され監視カメラ画像としてインターネット上に公開されたWebのアクセス先となるURLをカメラ付携帯電話3にて、そのURLをインターネットを介してネットワークカメラ2に電子メールにて送信することで、公共施設(公園)11の監視カメラ5にて撮像された監視カメラ画像をテレビ13にて見ることができる。
第1の実施の形態によれば、ネットワークカメラ2が、インターネット15を介して複数のネットワークカメラと接続し、各々のネットワークカメラに対応付けた選択情報であるURLコード又はQRコードを記憶し、この選択情報に基づき、他のネットワークカメラの撮像手段にて撮像した画像をインターネット15を介して取得し、テレビ13で取得画像を表示できるようにしたので、カメラ付携帯電話3のユーザは、撮像を所望するネットワークカメラ2を特定する選択情報を、テレビ13と接続されたネットワークカメラ2にインターネット15を介して送信するだけで、ネットワークカメラからの画像を取得し、テレビ13で見ることができ、特定したネットワークカメラと一般家庭のテレビ、携帯電話等による安価な防犯システムを構成することができる。
(実施の形態2)
第2の実施の形態のネットワークカメラ防犯システムは、ユーザがテレビでネットワークカメラの撮像した画像から不審者を見つけて通報すると、自動的に防犯システムに登録されたユーザのテレビ画面に通報メッセージと不審者の画像及びその画像を撮像したカメラ情報が表示されるものである。
図9は第2の実施の形態を示すネットワークカメラ防犯システム1Aを示す概念図である。
図9に示すネットワークカメラ防犯システム1Aは、B宅、C宅、D宅に第1の実施の形態で説明したネットワークカメラ2を使用し、A宅にはこれから第2の実施の形態で説明するネットワークカメラ20を使用して構成したものであり、不審者22を撮像するネットワークカメラ2D、ネットワークカメラ2Bと接続されたテレビ13B、ネットワークカメラ2Cと接続されたテレビ13C、ネットワークカメラ20Aと接続されたテレビ13A、ユーザが携帯するカメラ付携帯電話3A、ネットワークカメラ2B、2C、2D、20Aとはインターネット15を介して各々が接続されている。
尚、ネットワークカメラ20Aは、センサ情報(例えば不審者、火災、事故)と対応づけた入力インターフェイスを有し、SW93が接続されている。
図10はネットワークカメラ防犯システム1Aの警報メッセージに関わるテレビ画面イメージを示すイメージ図である。
以下、図9と図10を参照して、ネットワークカメラ防犯システム1Aの概念について説明する。図9のネットワークカメラ防犯システム1Aは、テレビ13Aを見ているユーザが、例えばネットワークカメラ2Dにて撮像された不審者22をテレビ13Aの画面で発見すると、その不審者22の発見を防犯システムに登録された複数のネットワークカメラに対して警報メッセージを送信するもので、不審者22を発見したテレビ13Aのユーザは、その送信する警報メッセージ内容を示すセンサ情報(例えば不審者、火災、事故)の中から入力SW93にて不審者を選択し、入力SW93をONにすると、ネットワークカメラ20Aは、選択された不審者の警報メッセージをインターネット15を介してネットワークカメラ2Bと2Cに送信する。
尚、警報メッセージは、入力SW93の各SWと対応付けたセンサ情報の中から選択された内容を示す文字データ(不審者、火災、事故)と、その警報メッセージの内容を撮像したネットワークカメラ2Dを特定するURLを有している。
ネットワークカメラ2B、2Cは、ネットワークカメラ20Aにて送信された警報メッセージを受信すると、受信された警報メッセージに基づき、URLで特定されたネットワークカメラ2Dから撮像画像を取得し、ネットワークカメラ2Bはテレビ13Bに、ネットワークカメラ2Cはテレビ13Cに取得画像と、選択されたセンサ情報を示す文字データとを表示する。また、後述する防犯ネットワーク登録を参照して、ネットワークカメラ設置場所を示すようなカメラ情報(例えばD宅)も表示してもよい。さらに、内容を示すデータとしては、音声データ、イラスト画像データを使用するようにしてもよい。
ネットワークカメラ防犯システム1Aにおいては、インターネットを介して各々のネットワークカメラを防犯システムの撮像カメラとしてシステムで共用するために、ユーザは防犯システムの利用をする前に、カメラ付携帯電話を用いて、防犯システムで使用するネットワークカメラに、防犯システムへの設定を登録する防犯ネットワーク登録と、警報メッセージとしてテレビに表示(例えば不審者)する文字データを登録するセンサ情報登録の2つの登録が必要である。防犯ネットワーク登録の登録方法には、カメラ付携帯電話にてQRコードを生成するアプリを用い、入力した設定データからQRコードを生成し、QRコードで登録する方法と、設定データをテキストで入力して登録する方法がある。また、センサ情報登録方法は、カメラ付携帯電話にてセンサ情報を示す入力SWに対応する文字データを入力し、入力したデータからQRコードを生成し、QRコードで登録するものである。
尚、ユーザの登録作業によるこれらの登録を、あらかじめ、ネットワークカメラの登録データを記憶するメモリに書込むことにより登録作業を無くすこともできる。
図11はカメラ付携帯電話の防犯ネットワーク登録に関わる登録QRコード送信イメージを示すイメージ図である。
防犯ネットワーク登録は、ネットワークカメラを防犯システムとして使用するための登録で、登録をすると他のネットワークカメラに警報メッセージを送信したり、また、警報メッセージを受信し、受信した警報メッセージに基づき、URLにて特定されたネットワークカメラから画像を取得してテレビに表示できる。
以下、図11と図9を参照して、QRコードを利用した防犯ネットワーク登録の方法について説明する。図11に示す防犯ネットワーク登録の登録QRコード送信イメージは、カメラ付携帯電話3Aを使用して、ネットワークカメラ20Aをネットワークカメラ防犯システム1Aで使用するための防犯登録QR送信画面のイメージを示している。メール宛先として、ネットワークカメラ20Aを特定する20Aメールアドレス、例えば20a@abc.de.fgを示し、添付画像として、ネットワークカメラ防犯システム1Aで使用する各々のネットワークカメラを特定するURLアドレスと、そのネットワークカメラの各々のメールアドレスと、URLアドレスで特定した各々のネットワークカメラを具体的に表した名称(例えばA宅、B宅、C宅)となるテキストデータを、カメラ付携帯電話3AのQRコード符号化アプリにて符号化された各々のネットワークカメラに対応した2B、2C、2Dの登録QRコードを示している。
カメラ付携帯電話3Aは、メール機能にてメールアドレスで特定されたネットワークカメラ20Aに、防犯ネットワーク登録情報となる登録QRコードをインターネット15を介して電子メールにて送信し、ネットワークカメラ20Aは、電子メールを受信し、登録QRコードに基づき、防犯ネットワーク登録を行う。
図12はカメラ付携帯電話のQRコードを使用しない防犯ネットワーク登録に関わる登録コード送信イメージを示すイメージ図である。
以下、図12と図9を参照して、URLコードによる防犯ネットワーク登録の方法について説明する。図12に示す防犯ネットワーク登録の登録コード送信イメージは、カメラ付携帯電話3Aを使用して、ネットワークカメラ20Aをネットワークカメラ防犯システム1Aで使用するための防犯登録送信画面のイメージを示している。図11で示した登録QRコード送信イメージとの違いは、ネットワークカメラ防犯システム1Aで使用する各々のネットワークカメラ2B、2C、2Dの登録をメールの電文としてテキストで記載したもので、登録コードの記載は、例えばネットワークカメラ2Bでは、htpp://www.2b(改行コード)、2b@abc.de.fg(改行コード)、B宅(改行コード)のようにテキストで記載した点である。
尚、ネットワークカメラ2B、2C及び2Dの登録コードは、図12に示すようにURLアドレス、メールアドレス、ネットワークカメラを具体的に表した名称が異なるものである。以上のように登録した内容は、図16に示すように関連付けてネットワークカメラに記憶される。
図16に示す接続情報メモリのテーブル内容は、カメラ付携帯電話による防犯ネットワーク登録後の接続情報メモリのメモリテーブル内容を示し、ネットワークカメラを特定するURLを具体的に表した防犯登録名称(例えばA宅、B宅、C宅)とネットワークカメラを特定するURLアドレス、メールアドレス、とをそれぞれ対応づけて記憶している。
以上のように記憶された内容を参照することにより、URLアドレスに基づき、他のネットワークカメラからインターネットを介して撮像画像の取得をしたり、防犯登録名称(例えばA宅、B宅、C宅)をテレビに表示するものである。
図13はカメラ付携帯電話のセンサ情報登録に関わるセンサ情報登録送信イメージを示すイメージ図である。
センサ情報登録は、カメラ付携帯電話を使用し、ネットワークカメラに接続されたユーザが操作する入力SWに、各々の入力SWの接点(ON)に対応したセンサ情報(文字コード)を登録するものである。
以下、図13と図9を参照して、センサ情報登録について説明する。図13に示すセンサ情報登録送信イメージは、カメラ付携帯電話3Aを使用して、ネットワークカメラ20Aに接続された入力SW93に対応したセンサ情報(不審者、火災、事故)を示す文字データを、ネットワークカメラ20Aに登録するセンサ情報登録画面を示している。メール宛先として、ネットワークカメラ20Aを特定する20Aメールアドレス、例えば20a@abc.de.fgを示し、添付画像として、登録するセンサ情報を示す文字データをQRコードとしたセンサ情報登録QRコードを示している。センサ情報登録QRコードの作成は、カメラ付携帯電話3AのQRコード符号化アプリを使用し、例えば入力SW93の接点番号1と、接点番号1と対応づける入力文字データ(不審者)をテキストとした入力データを、カメラ付携帯電話3AのQRコード符号化アプリでテキストからQRコードを生成したものを画像として添付したものである。カメラ付携帯電話3Aは、このセンサ情報登録QRコードをインターネット15を介してネットワークカメラ20Aへメールにて送信し、ネットワークカメラ20Aは、メールを受信し、受信したセンサ情報登録QRコードに基づき、入力SW93のセンサ情報として登録を行う。
尚、センサ情報登録として、カメラ付携帯電話3を使用して登録をおこなったが、ネットワークカメラ2のセンサ登録情報を記憶するメモリに、あらかじめセンサ情報を登録記憶するようにしてもよい。
図15はネットワークカメラのセンサ情報記憶に関わるセンサ情報メモリのテーブル内容を示す説明図である。
図15に示すセンサ情報メモリのテーブル内容は、カメラ付携帯電話3Aによるセンサ情報登録後のセンサ情報メモリのメモリテーブルを示し、入力SW93の接点番号(例えば1〜3)と対応したセンサ情報内容1−不審者、2−火災、3−事故、とを対応づけて記憶している。
以上のように記憶された内容を参照することにより、入力SW93の各SWと対応付けたセンサ情報の内容を示す文字データ(不審者、火災、事故)を、他のネットワークカメラに警報メッセージとして送信することにより、他のネットワークカメラはセンサ情報内容(例えば不審者、火災、事故)をテレビに表示できる。
図14はネットワークカメラ防犯システム1AのA宅に使用するネットワークカメラ20の内部、及びカメラ付携帯電話3の構成を示すブロック図である。
尚、第1の実施の形態を示すネットワークカメラ防犯システム1と同一のものには同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図14に示すネットワークカメラ20は、カメラ機構部33、画像処理部49、画像符号化処理部34、TA(ターミナルアダプタ)44、インターネット接続部43、QRコード復元部421とURL記憶部422を有するメール制御部42、クライアント・サーバ制御部411とインターネット制御部412とブラウズ制御部413を有する画像取得部41、NTSC信号変換部381を有する表示出力制御部38、ユーザ操作によってONする入力SW93からのON信号を検知する外部入力制御部94、入力SW93と対応した入力SWの意味付け情報の登録と記憶をするセンサ情報記憶制御部92、防犯ネットワークとして使用するための登録管理をする各々のメモリを有する接続情報管理部91、ネットワークカメラ20全体を制御するシステム制御部32、中央演算処理ユニットのCPU31、とで構成されている。
入力SW93は、ネットワークカメラ20の外部入力制御部94に接続され、各々のセンサ情報(不審者、火災、事故)と一対のスイッチ(接点)を有し、ユーザによってスイッチ(接点)がONされるものである。
外部入力制御部94は、テレビ13の画面で不審者又は火災、事故をユーザが発見し、センサ情報(不審者、火災、事故)が示す内容に対応した入力SW93が、ユーザにてONされると、入力SW93のONを検知し、ONとなった入力SW93のスイッチの接点番号を、センサ情報としてセンサ情報記憶制御部92に通知するものである。
センサ情報記憶制御部92は、入力SW93の接点番号(例えば1〜3)と対応したセンサ情報内容(例えば1−不審者、2−火災、3−事故)を示す文字データを記憶したセンサ情報メモリ921を有し、外部入力制御部94から入力SW93のONによるセンサ情報の通知を受け取ると、そのセンサ情報(接点番号)に基づき、センサ情報メモリ921からセンサ情報に対応した文字データを読出し、読出した文字データを、インターネット制御部412に転送するものである。
尚、センサ情報記憶制御部92内部のセンサ情報メモリ921へのセンサ情報(不審者、火災、事故)を示す文字データのデータ書込は、カメラ付携帯電話3にてセンサ情報登録によってあらかじめ書込まれている。
接続情報管理部91は、防犯ネットワークに登録された各々のネットワークカメラを特定するURLアドレスと、メールアドレス、そのURLを具体的に表した防犯登録名称(例えばA宅、B宅、C宅)を記憶した接続情報メモリ911を有し、インターネット制御部412からの接続情報リクエスト要求に対して、防犯ネットワークに登録されたネットワークカメラのURLアドレス、メールアドレス、防犯登録名称、とを返送する。
尚、接続情報管理部91内部の接続情報メモリ911への接続情報となるネットワークカメラを特定するURLアドレス、メールアドレス、防犯登録名称(例えばA宅、B宅、C宅)を示す接続情報のデータ書込は、カメラ付携帯電話3にて防犯ネットワーク登録によってあらかじめ書込まれている。
以下、図9と図14を参照して、ネットワークカメラ防犯システム1Aの動作について説明する。図9に示すテレビ13Aの画面で不審者又は火災、事故をユーザが発見し、ユーザはその事態を示す警報メッセージを、防犯システム1Aを利用している登録ユーザに通報するため、ネットワークカメラ20と接続されたセンサ情報(不審者、火災、事故)が示す内容と対応した入力SW93のスイッチ接点をユーザがONにすると、外部入力制御部94は、入力SW93のONを検知し、検知した入力SW93のONとなったスイッチの接点番号(例えば1)をセンサ情報記憶制御部92に通知する。
センサ情報記憶制御部92は、外部入力制御部94にて通知された接点番号に基づき、センサ情報記憶制御部92内部のセンサ情報メモリ921に接点番号(例えば番号1〜3)と対応づけて記憶したセンサ情報の内容を示すデータ、例えば不審者の文字データをメモリから読出し、その読出したセンサ情報の文字データをインターネット制御部412に転送する。
インターネット制御部412は、センサ情報記憶制御部92からのセンサ情報(例えば不審者の文字データ)の転送を受け取ると、ネットワークカメラ防犯システム1Aに、防犯システム登録されたネットワークカメラ2B、2C、2Dに対して、不審者の警報メッセージを通知すべく動作を開始する。
インターネット制御部412は、接続情報管理部91内部の接続情報メモリ911から防犯システムに登録されたネットワークカメラを特定するメールアドレスと、ネットワークカメラを特定するURLを具体的に表した防犯登録名称(例えばA宅、B宅、C宅)を示すネットワークカメラ接続に関する情報の接続情報を読出し、その読出した接続情報と、センサ情報記憶制御部92にて転送されたセンサ情報(例えば不審者の文字データ)と、さらに、テレビ13Aの画面で例えば不審者を撮像したネットワークカメラを特定するURLアドレスを、クライアント・サーバ制御部411から取得し、それら、接続情報と、センサ情報と、URLアドレスを、包含した警報メッセージとなる警報メッセージデータをメールの送信データとして、あらかじめ、防犯システム登録されたネットワークカメラ2に対して、インターネット接続部43、TA44、インターネット15を介して電子メールにて警報メッセージをメールデータとして送信する。
ネットワークカメラ20のメール制御部42は、他のネットワークカメラが電子メールにて送信した警報メッセージをインターネット15を介して受信すると、受信した警報メッセージのデータを画像取得部41に転送する。
画像取得部41は、メール制御部42にて転送された警報メッセージデータ(センサ情報、URLアドレス、接続情報)に基づき、URLアドレスから不審者を撮像したネットワークカメラを特定し、撮像画像をインターネット15を介して画像を取得するとともに、センサ情報(例えば不審者)の文字データと、防犯登録名称(例えばA宅、B宅、C宅、D宅等)を示す文字データを、ブラウズ制御部413にて画像と、その文字データ(不審者とD宅)合成して表示出力制御部38に送り、表示出力制御部38は、NTSC信号変換部381にてTV信号に変換して出力し、ネットワークカメラ2Bはテレビ13Bに、ネットワークカメラ2Cはテレビ13Cに、各々の画面のように表示する。
尚、動作を端的に説明するために、不審者22を撮像したネットワークカメラ2Dにはテレビ13を接続していないが、他と同様にテレビを接続すればテレビ13B、テレビ13Cと同様の画面を表示する。
図9において、B宅、C宅、D宅のネットワークカメラ2B、2C、2Dは、実施の形態1のネットワークカメラ2を用いて構成したが、A宅と同様のネットワークカメラ20を用いて防犯システムを構成してもよい。
次に、上述したネットワークカメラ防犯システム1Aの動作について、動作フローを用いてさらに詳しく説明する。
図17はネットワークカメラ20に接続された入力SWオンに関わる警報メッセージメール送信処理動作を示すフロー図である。
図19はネットワークカメラ20の警報メッセージメール送信の電文を端的に表した図である。
図19に示す警報メッセージメール電文は、入力SWオンのとき、ネットワークカメラ20からインターネットを介して送信されるメール電文の内容を端的に表現したもので、例えばメッセージタイプとして警報、センサ情報内容として不審者、防犯登録名称としてB宅、画像撮像カメラURLとしてhttp://www.2b/、とを示している。
以下、図17と図19を参照して、ネットワークカメラ20に接続された入力SW93がオンしたときの警報メッセージメール送信処理動作について説明する。外部入力制御部94は、接続された入力SW93のスイッチのオンを検知する(ステップS71)。入力SW93のスイッチのオンを検知すると入力SW93のオンとなった接点番号をセンサ情報記憶制御部92へ送る(ステップS72)。
センサ情報記憶制御部92は、ステップS72にて送られた入力SW93のオンとなった接点番号に基づき、センサ情報メモリ921に記憶された入力SWの接点番号に対応付けられたセンサ情報内容(例えば1−不審者の文字データ)を読出し、読出した文字データ(不審者)をインターネット制御部412へ送る(ステップS73)。
インターネット制御部412は、ステップS73にて送られた文字データ(不審者)の受け取る(ステップS74)。文字データ(不審者)を受け取ると警報メッセージの通知動作を開始すべくステップS75に移行する。
インターネット制御部412は、警報メッセージの通知動作を開始し、接続情報管理部91の接続情報メモリ911に記憶された接続情報を読出す(ステップS75)。
尚、接続情報メモリ911には接続情報として、防犯システム登録内容の防犯登録名称(例えばB宅)、ネットワークカメラを特定するURLアドレス、メールアドレス、とが記憶されている。
インターネット制御部412は、ステップS75にて接続情報を読出した後、クライアント・サーバ制御部411から現在テレビ13にて表示の画像を撮像しているネットワークカメラのURLアドレスを読出す(ステップS76)。
インターネット制御部412は、ステップS74にてセンサ情報記憶制御部92から受け取った文字データと、ステップS75において接続情報メモリ911から読出した接続情報の防犯登録名称(例えばB宅)と、ステップS76にてクライアント・サーバ制御部411から読出した画像を撮像しているネットワークカメラのURLアドレス、とに基づき警報メッセージメール電文を作成する(ステップS77)。
尚、図19に警報メッセージメール電文を示す。
インターネット制御部412は、ステップS77にて警報メッセージメール送信の電文の作成を終了すると、ステップS75にて読出した接続情報に基づき、防犯システム登録されたメールアドレスにて特定されるネットワークカメラに対して、インターネット接続部43、TA44、インターネット15を介して、警報メッセージ電文をメールにて送信する(ステップS78)。
インターネット制御部412は、接続情報に基づき、防犯システム登録された全てのメールアドレスに対して、警報メッセージ電文のメール送信が完了していなければステップS77に移行する。全てのメールアドレスへ警報メッセージ電文のメールでの送信が完了すると警報メッセージメール送信処理動作を終了する(ステップS79)。
次に、送信された警報メッセージメール電文をインターネット15を介して受信したネットワークカメラ20の警報メッセージメール受信処理について動作フローを用いて詳しく説明する。
図18はネットワークカメラに接続された入力SWオンに関わる警報メッセージメール受信処理動作を示すフロー図である。
メール制御部42は、インターネット接続部43、TA44、インターネット15を介して警報メッセージメール電文のメールの受信を待つ(ステップS81)。メールを受信するとステップS82に移行する。
メール制御部42は、ステップS81にて受信した警報メッセージメール電文を画像取得部41に送る(ステップS82)。
画像取得部41は、警報メッセージメール電文を受取り、警報メッセージメール電文からセンサ情報内容の不審者、防犯登録名称のB宅、画像撮像カメラURLのhttp://www.2b/、とをテキスト文字として取出す(ステップS83)。
尚、図19に警報メッセージメール電文を示す。
画像取得部41は、クライアント・サーバ制御部411へ画像取得先を特定する画像撮像カメラURLであるhttp://www.2b/を送る。クライアント・サーバ制御部411は画像撮像カメラURLに基づきインターネット15を介して特定したネットワークカメラから撮像画像を取得し、取得した画像をブラウズ制御部413に送る(ステップS84)。
ブラウズ制御部413は、クライアント・サーバ制御部411から送られた撮像画像と、ステップS83にて警報メッセージメール電文から取出したセンサ情報内容の不審者を示す文字(不審者)と、防犯登録名称のB宅を示す文字(B宅)を合成した画像を表示出力制御部38へ送る(ステップS85)。
表示出力制御部38は、画像をNTSC信号変換部381にて信号処理し、NTSC信号をテレビ13へ出力する(ステップS86)。表示出力制御部38はブラウズ制御部413からの画像が終了するとNTSC信号変換部381の信号処理を停止して、警報メッセージメール受信処理を終了する。
尚、請求項記載の、防犯監視URL記憶手段は接続情報管理部91、センサ情報記憶手段はセンサ情報記憶制御部92、入力手段は入力SW93と外部入力制御部94、センサ情報送信手段はインターネット制御部412、に相当するものである。
第2の実施の形態によれば、ユーザがテレビでネットワークカメラの撮像した画像から不審者を見つけて警報のスイッチをONすると、ネットワークカメラ2は自動的に、防犯システムに登録された他のネットワークカメラ対して、警報を示す警報メッセージをインターネット15を介して電子メールにて送信し、その警報メッセージを受信したネットワークカメラは、受信した警報メッセージに基づき、警報の画像を撮像したネットワークカメラ2からインターネットを介して画像を取得するとともに、警報の内容を示す不審者と、警報画像を撮像したカメラ情報(例えばD宅)をテレビ13に表示出力するようにしたので、ネットワークカメラ2と一般のテレビ、携帯電話等で、操作が簡単で手間のかからない、防犯効果を高めた、地域で連携した防犯システムによる安価なシステム構成を提供を構成することができる。
(実施の形態3)
第3の実施の形態のネットワークカメラ防犯システムは、ユーザがテレビでネットワークカメラの撮像した画像から不審者を見つけて通報すると、警報を受信したネットワークカメラが、登録されているユーザが所持するカメラ付携帯電話に、その警報と不審者の画像を撮像したネットワークカメラのURLを自動的に送信し、カメラ付携帯電話にて受信して表示するものである。
図20は第3の実施の形態を示すネットワークカメラ防犯システムに使用するネットワークカメラ201内部、及びカメラ付携帯電話3の構成を示すブロック図である。
尚、第1の実施の形態及び、第2の実施の形態におけるネットワークカメラ2及び、20と同一のものには同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図20に示すネットワークカメラ201は、カメラ機構部33、画像処理部49、画像符号化処理部34、TA(ターミナルアダプタ)44、インターネット接続部43、QRコード復元部421とURL記憶部422を有するメール制御部42、クライアント・サーバ制御部411とインターネット制御部412とブラウズ制御部413を有する画像取得部41、NTSC信号変換部381を有する表示出力制御部38、ユーザ操作によってONする入力SW93からのON信号を検知する外部入力制御部94、入力SW93と対応した入力SWの意味付け情報の登録と記憶をするセンサ情報記憶制御部92、防犯ネットワークとして使用するための登録管理をする各々のメモリを有する接続情報管理部91、カメラ付携帯電話のメールアドレスの登録と記憶をするユーザ端末管理部81、カメラ付携帯電話への電子メールの送信とメール電文を作成するユーザ端末転送部82、ネットワークカメラ20全体を制御するシステム制御部32、中央演算処理ユニットのCPU31、とで構成されている。
尚、ユーザ端末管理部81で使用するカメラ付携帯電話のメールアドレスは、予めカメラ付携帯電話を用いてユーザ端末管理部81のメールアドレス記憶メモリに登録されているものとする。
図21はネットワークカメラのカメラ付携帯電話に関わるメールアドレス記憶メモリのテーブル内容を示す説明図である。
ユーザ端末管理部81のメールアドレス記憶メモリは、他のネットワークカメラから送信された警報(例えば不審者文字とURLを含む)メッセージをネットワークカメラ201が受信し、その受信した警報メッセージをカメラ付携帯電話3にメール送信するメールアドレスを記憶している。
図21に示すメールアドレス記憶メモリのテーブルは、登録携帯電話領域とメールアドレス領域があり、各々はそれぞれ対応しており、登録携帯電話1はメールアドレスtel1@abc.de.fg、登録携帯電話2はメールアドレスtel2@abc.de.fg、登録携帯電話3はメールアドレスtel3@abc.de.fgを示している。
以上のように記憶された内容を参照することにより、ネットワークカメラはメール送信できる。
図22はネットワークカメラのカメラ付携帯電話への警報メッセージメール送信の送信処理動作を示すフロー図である。
送信処理動作は、ネットワークカメラ201が警報メッセージを受信して、警報メッセージをカメラ付携帯電話3に電子メールにてメール送信する送信処理動作を示したものである。
以下、図20と図21を参照して、警報メッセージメール送信の送信処理動作について説明する。ネットワークカメラ201のメール制御部42は、他のネットワークカメラにて送信された警報メッセージのメール受信を待つ(ステップS91)。
メール制御部42は、ステップS91にて、他のネットワークカメラからの警報メッセージのメールを受信すると、ユーザ端末転送部82へメール受信ありを通知して、ステップS92に移行する。
ユーザ端末転送部82は、ユーザ端末管理部81内部のメールアドレス記憶メモリから、登録携帯電話1から3までのメールアドレスを読出す(ステップS92)。
ユーザ端末転送部82は、ステップS92にて読出したメールアドレスを宛先としたメールを作成し、電文内容作成には、メール制御部42にてメール受信した電文からURLとセンサ情報を読出し、カメラ付携帯電話3への送信メールを作成する(ステップS93)。送信メールの作成が終了するとステップS94に移行する。
尚、メールアドレス宛先は、例えばtel1@abc.de.fg:tel2@abc.de.fg:tel3@abc.de.fgの複数宛先となり、送信電文はURLとセンサ情報(例えば不審者の文字)である。
ユーザ端末転送部82は、インターネット接続部43、TA44を制御して、インターネット15を介してメールアドレス宛先にて特定される複数のカメラ付携帯電話3に対して、警報メッセージメールを電子メールにてメール送信する(ステップS94)。送信すると警報メッセージメール送信処理動作を終了する。
尚、請求項記載の、ユーザ端末記憶手段はユーザ端末管理部81、転送手段はユーザ端末転送部82、に相当するものである。
第3の実施の形態によれば、ユーザがテレビでネットワークカメラの撮像した画像から不審者を見つけて警報のスイッチをONすると、そのネットワークカメラが、防犯システムに登録された他のネットワークカメラ対して、警報を示す警報メッセージをインターネット15を介して電子メールにて送信し、その警報メッセージを受信したネットワークカメラ201は、予め登録されたカメラ付携帯電話3のメールアドレスに基づき、メールアドレスにて特定されるカメラ付携帯電話3に対して、警報メッセージを作成し、インターネットを介して、警報メッセージを電子メールにてメール送信するようにしたので、外出していても、カメラ付携帯電話3で、そのメールを受信して警報の内容を表示することにより、不審者を示す警報文字と、不審者を撮像したネットワークカメラのURLがわかるので自宅に戻るか、近隣者に連絡するなどして空き巣などの防犯ができる。
従って、ネットワークカメラ201とユーザが所持する携帯電話等だけで、防災ネットワークの情報を受けることができるので、防犯効果を高めた、地域で連携した防犯システムによる安価なシステム構成を提供を構成することができる。
さらに、ネットワークカメラ201に、例えばMPEG−4等の画像圧縮の機能を有するようにし、メール受信にて表示されたURLへ携帯電話等からURLを指定してアクセスし、動画像を表示するようにすればさらに防犯効果を高めることができる。
(実施の形態4)
第4の実施の形態のネットワークカメラ防犯システムは、ユーザがテレビでネットワークカメラの撮像した画像から不審者を見つけて通報すると、不審者を撮像したネットワークカメラが、防犯システムに登録されたユーザのテレビ画面に通報メッセージと不審者の画像及びその画像を撮像したカメラ情報を画像配信するものである。
図23は第4の実施の形態を示すネットワークカメラ防犯システムに使用するネットワークカメラ202内部、及びカメラ付携帯電話3の構成を示すブロック図である。
尚、第1の実施の形態、第2の実施の形態及び、第3の実施の形態におけるネットワークカメラ2、20および201と同一のものには同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図23に示すネットワークカメラ202は、カメラ機構部33にて撮像した撮像画像と受信したセンサ情報を合成し、インターネットを介してその画像をネットワークカメラに配信する画像配信制御部83と、インターネットを介して他のネットワークカメラと画像配信のための通信をする配信情報送受信部96と、画像を配信するための配信情報を記憶・制御する配信情報記憶制御部95と、を有している。
尚、配信情報記憶制御部95は、入力SWの番号と、センサ情報内容と、画像の配信先を示す配信先URLと、を対応づけて記憶する配信情報メモリ951を有している。
図24はネットワークカメラの配信情報記憶に関わる配信情報メモリのテーブル内容を示す説明図である。
配信先URLは、入力SWとセンサ情報内容と対応づけて記憶され、予めURLを登録することにより、入力SWがONするとその配信先のURLが参照され、例えば不審者が発見されたとき、配信先URLに基づき、http://www.2b/のネットワークカメラだけに不審者の撮像画像が配信される。
尚、配信情報メモリ951へのセンサ情報(不審者、火災、事故)、配信先URL(http://www.2b/)を示す文字データのデータ書込は、カメラ付携帯電話3にてセンサ情報登録によってあらかじめ書込まれている。
図25はネットワークカメラのHTTP通信に関わるクライアントからサーバに送信する配信先のデータ内容を示すテキスト図である。
HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)は、HTMLなどのテキストファイル、画像、複合ファイルなどのリソースを効率的に送受信する通信のプロトコルで、インターネットを利用したWeb閲覧はHTTPにより通信が行われている。このWeb閲覧は、HTTPメソッド(命令)の1つであるGETリクエストで閲覧したいURLを送り、閲覧画像を取得してパソコン等で表示している。
本発明は、HTTPメソッド(命令)の1つであるPOSTを使用した。POSTはデータをサーバに転送したり、データをクライアントに転送したりするためのリクエストであり、クライアントからサーバへの方向性の制約を受けるGETとはこの点が相違する。
図25はクライアントからサーバに送信するPOSTリクエスト・データ内容を端的にテキスト記述したもので、text=不審者と配信先URLのURL=www.2b/が記述されている。これらは後述する図26の通信プロトコル示すシーケンス図において、HTTPメッセージとして使用されるものである。
また、HTTPメソッド(命令)のPOST以外の方法として、CGI(Common Gateway Interface)を用い、HTTPサーバに対してクライアントから要求事項等を記述したCGIプログラムを送信して、HTTPサーバが要求事項を処理し、クライアントに返送するCGIを用いても本発明と同様の機能を実現できる。
図26はネットワークカメラの画像配信に関わる表示画像及び通信プロトコルを端的に示すシーケンス図である。
以下、図24と図25と図26を参照して、表示画像及び通信プロトコルのシーケンスについて説明する。
テレビ画面13A、13B、13Cは、図24で入力SWに対応した配信先URLが配信情報メモリに登録されたとき、ネットワークカメラDにより画像配信された画面を示している。
センサ信号として入力SW93の接点番号1、不審者がONすると、図24の配信先URLが参照され、図25で示す画像配信先を示すURL=www.2b/が不審者のtextデータと伴にHTTPメッセージとしてネットワークカメラDに送信(リクエスト)される。HTTPメッセージを受信したネットワークカメラDは配信先URLで特定されたネットワークカメラBだけに画像を配信する。従ってネットワークカメラCに接続されたテレビ13Cには画像の配信が行われない。
尚、図24に示す配信先URLが入力されていない場合は、防犯ネットワークを構成する全てのネットワークカメラに画像の配信を行う。
図27はネットワークカメラの画像配信に関わる画像配信通知処理を示すフロー図である。
画像配信通知処理は、入力SW93(不審者)がONとなったネットワークカメラが、その不審者の画像を撮像したネットワークカメラに対して、センサ情報と配信先URLをHTTPメッセージ(リクエスト)として送信するための処理である。
以下、図23、図24と図27を参照して、ネットワークカメラ202に接続された入力SW93がONとなったネットワークカメラ202の画像配信通知処理の動作について説明する。
図27において、外部入力制御部94は、入力SW93のONを待つ(ステップS101)。入力SW93がONするとステップS102へ移行する。
外部入力制御部94は、入力SW93の接点番号を配信情報記憶制御部95に送る(ステップS102)。
配信情報送受信部96は、配信情報記憶制御部95、内部の配信情報メモリ951のデータを読出す(ステップS103)。
配信情報送受信部96は、ステップS103にて読出したデータに基づき、センサ情報内容と、配信先URLの指定があれば、配信先URLを含む、HTTPメッセージを作成する(ステップS104)。
配信情報送受信部96は、作成したHTTPメッセージをインターネット接続部43を経由し、インターネットを介して画像を撮像したネットワークカメラに対して送信する(ステップS105)。
送信が終わると画像配信通知処理の動作を終了する。
図28はネットワークカメラの画像配信に関わる画像配信通知受信処理を示すフロー図である。
画像配信通知受信処理は、不審者を撮像したネットワークカメラの処理で、入力SW93(不審者)がONとなったネットワークカメラにて、不審者を撮像したネットワークカメラに対して送信されたHTTPメッセージを、インターネットを介して受信し、受信したHTTPメッセージに基づき、不審者の撮像画像をインターネットを介して、他のネットワークカメラに画像配信するための処理である。
以下、図23、図25と図28を参照して、不審者を撮像したネットワークカメラの画像配信通知受信処理の動作について説明する。
図28において、配信情報送受信部96は、インターネットを介してHTTPメッセージの受信を待つ(ステップS120)。HTTPメッセージを受信するとステップS121へ移行する。
配信情報送受信部96は、ステップS120にて受信したHTTPメッセージを画像配信制御部83へ送る(ステップS121)。
画像配信制御部83は、ステップS121にて配信情報送受信部96から送られたHTTPメッセージを受取り、メッセージに配信先URLがあるか判定する(ステップS122)。配信先URLがあると判定されると、ステップS123へ移行する。配信先URLがないと判定されると、ステップS125へ移行する。
画像配信制御部83は、ステップS122にて配信先URLがあると判定されると、配信先URLで特定されるネットワークカメラに対して、HTTPメッセージおよび、カメラ機構部33にて撮像の画像を画像処理部49、画像符号化処理部34にて処理した、不審者を写した撮像画像と、ステップS122にて配信情報送受信部96から送られたHTTPメッセージの中のセンサ情報(不審者)と、を合成し、合成された画像を、インターネット接続部43を経由し、インターネットを介して画像を配信し、ステップS124へ移行する(ステップS123)。
画像配信制御部83は、配信先URLで特定される全てのネットワークカメラに画像の配信が終了したか判定する(ステップS124)。配信先URLの全てに配信が終了しないと判定されると、ステップS123へ移行する。配信先URLに全て配信が終了したと判定されると、画像配信通知受信処理を終了する。
画像配信制御部83は、ステップS122にて配信先URLがないと判定されると、接続情報管理部91、内部の接続情報メモリ911から防犯登録されたネットワークカメラのURLを読出す(ステップS125)。
画像配信制御部83は、ステップS125にて読出した防犯登録されたURLにて特定されるネットワークカメラに対して、HTTPメッセージおよび、カメラ機構部33にて撮像の画像を画像処理部49、画像符号化処理部34にて処理した、不審者を写した撮像画像と、ステップS122にて配信情報送受信部96から送られたHTTPメッセージの中のセンサ情報(不審者)と、を合成し、合成された画像を、インターネット接続部43を経由し、インターネットを介して画像を配信し、ステップS127へ移行する(ステップS126)。
画像配信制御部83は、防犯登録されたURLで特定される全てのネットワークカメラに画像の配信が終了したか判定する(ステップS127)。防犯登録されたURLの全てに配信が終了しないと判定されると、ステップS126へ移行する。防犯登録されたURLに全て配信が終了したと判定されると、画像配信通知受信処理を終了する。
尚、請求項記載の、画像配信手段は画像配信制御部83、配信情報送受信手段は配信情報送受信部96、配信情報記憶手段は配信情報記憶制御部95、に相当するものである。
第4の実施の形態によれば、ユーザがテレビでネットワークカメラの撮像した画像から不審者を見つけて警報のスイッチをONすると、不審者を撮像したネットワークカメラに対して、警報のスイッチをONとしたネットワークカメラから、その不審者の撮像画像を配信する配信先のネットワークカメラURLを送信するので、不審者を撮像したネットワークカメラは送信された配信先のURLを受信し、受信した配信先URLに基づき、撮像した画像をインターネットを介して画像配信し、配信先のURLで特定されるネットワークカメラはそれを受信し、ユーザのテレビに通報メッセージと不審者の画像及びその画像を撮像したカメラ情報を画面表示するようにしたので、不審者の撮像画像を不審者を発見したユーザが指定したネットワークカメラだけに配信するので、不審者の情報を近隣家庭で共有でき、互いに緊密な防犯連絡を行うことができる。
また、公園での不審者の発見を子供がいる家庭だけに画像の配信先を指定すれば、きめ細かい防犯ができる。
本発明のネットワークカメラ防犯システムによれば、ネットワークカメラは、インターネットを介して複数のネットワークカメラと接続し、各々のネットワークカメラに対応付けた選択情報であるURLコード又はQRコードを記憶し、この選択情報に基づき、他のネットワークカメラの撮像手段にて撮像した画像をインターネットを介して取得し、画像表示装置で取得画像を表示できるようにしたので、ユーザ端末装置のユーザは、撮像を所望するネットワークカメラを特定する選択情報(URLコード又はQRコード)を、画像表示装置と接続されたネットワークカメラにインターネットを介して送信するだけで、画像表示装置に取得画像を表示出力できるため、例えば町内での防犯監視システム、公園内での園児監視システム、訪問者の道案内支援システム等に有用である。
本発明のネットワークカメラ防犯システムにおける第1の実施の形態を示すネットワークカメラ防犯システムを示す概念図 第1の実施の形態に関わるネットワークカメラ防犯システムのネットワークカメラ撮像イメージ示すイメージ図 第1の実施の形態に関わるネットワークカメラ防犯システムのネットワークカメラ内部、及びカメラ付携帯電話の構成を示すブロック図 第1の実施の形態に関わるカメラ付携帯電話から所望する画像を取得するためのネットワークカメラ選択動作イメージを示すイメージ図 第1の実施の形態に関わるカメラ付携帯電話の電子メールに関わるQRコード送信イメージを示すイメージ図 第1の実施の形態に関わるカメラ付携帯電話の電子メールに関わるURLコード送信イメージを示すイメージ図 第1の実施の形態に関わるカメラ付携帯電話内部の電子メールに関わる電子メール処理動作を示すフロー図 第1の実施の形態に関わるネットワークカメラのインターネット経由の画像取得に関わる処理動作を示すフロー図 第2の実施の形態を示すネットワークカメラ防犯システムを示す概念図 第2の実施の形態に関わるネットワークカメラ防犯システムの警報メッセージに関わるテレビ画面イメージを示すイメージ図 第2の実施の形態に関わるカメラ付携帯電話の防犯ネットワーク登録に関わる登録QRコード送信イメージを示すイメージ図 第2の実施の形態に関わるカメラ付携帯電話の防犯ネットワーク登録に関わる登録コード送信イメージを示すイメージ図 第2の実施の形態に関わるカメラ付携帯電話のセンサ情報登録に関わるセンサ情報登録送信イメージを示すイメージ図 第2の実施の形態に関わるネットワークカメラ防犯システムのネットワークカメラ内部、及びカメラ付携帯電話の構成を示すブロック図 第2の実施の形態に関わるネットワークカメラのセンサ情報記憶に関わるセンサ情報メモリのテーブル内容を示す説明図 第2の実施の形態に関わるネットワークカメラの接続情報記憶に関わる接続情報メモリのテーブル内容を示す説明図 第2実施の形態に関わるネットワークカメラに接続された入力SWオンに関わる警報メッセージメール送信処理動作を示すフロー図 第2実施の形態に関わるネットワークカメラに接続された入力SWオンに関わる警報メッセージメール受信処理動作を示すフロー図 第2実施の形態に関わるネットワークカメラの警報メッセージメール送信の電文を端的に表した図 第3の実施の形態に関わるネットワークカメラ防犯システムのネットワークカメラ内部、及びカメラ付携帯電話の構成を示すブロック図 第3の実施の形態に関わるネットワークカメラのカメラ付携帯電話に関わるメールアドレス記憶メモリのテーブル内容を示す説明図 第3の実施の形態に関わるネットワークカメラのカメラ付携帯電話への警報メッセージメール送信の送信処理動作を示すフロー図 第4の実施の形態に関わるネットワーク防犯システムのネットワークカメラ内部、及びカメラ付携帯電話の構成を示すブロック図 第4の実施の形態に関わるネットワークカメラの配信情報記憶に関わる配信情報メモリのテーブル内容を示す説明図 第4の実施の形態に関わるネットワークカメラのHTTP通信に関わるクライアントからサーバに送信する指定送信先のデータ内容を示すテキスト図 第4の実施の形態に関わるネットワーク防犯システムのネットワークカメラの画像配信に関わる表示画像及び通信プロトコルを端的に示すシーケンス図 第4の実施の形態に関わるネットワークカメラの画像配信に関わる画像配信通知処理を示すフロー図 第4の実施の形態に関わるネットワーク防犯システムの画像配信に関わる画像配信通知受信処理を示すフロー図
符号の説明
2 ネットワークカメラ
20 ネットワークカメラ
201 ネットワークカメラ
3 カメラ付携帯電話(ユーザ端末装置)
5 監視カメラ
13 テレビ(画像表示装置)
15 インターネット
31 CPU
32 システム制御部
33 カメラ機構部(撮像手段)
34 画像符号化処理部
38 表示出力制御部(表示出力手段)
381 NTSC信号変換部(NTSC信号変換手段)
41 画像取得部(画像取得手段)
411 クライアント・サーバ制御部
412 インターネット制御部(センサ情報送信手段)
413 ブラウズ制御部
42 メール制御部(受信手段)
421 QRコード復元部(二次元コード復元手段)
422 URL記憶部(URL記憶手段)
43 インターネット接続部
44 TA
45 電子メール送受信アプリ(選択情報送信手段)
46 QRコード符号化アプリ
49 画像処理部
50 入力キー(入力手段)
81 ユーザ端末管理部(ユーザ端末記憶手段)
82 ユーザ端末転送部(転送手段)
83 画像配信制御部(画像配信手段)
91 接続情報管理部(防犯監視URL記憶手段)
911 接続情報メモリ
92 センサ情報記憶制御部(センサ情報記憶手段)
921 センサ情報メモリ
93 入力SW
94 外部入力制御部(入力手段)
94 外部入力制御部(入力手段)
95 配信情報記憶制御部(配信情報記憶手段)
951 配信情報メモリ
96 配信情報送受信部(配信情報送受信手段)

Claims (13)

  1. インターネットに接続された複数のネットワークカメラと、これらのネットワークカメラと通信するユーザ端末装置と、前記ネットワークカメラに接続された画像表示装置とで構成されるネットワークカメラ防犯システムであって、
    前記ユーザ端末装置は、前記画像表示装置と接続されたネットワークカメラに対して、少なくとも1つ以上のネットワークカメラを選択する選択情報を入力する入力手段と、この入力手段によって入力された選択情報をインターネットを介して送信する送信手段を備え、
    前記ネットワークカメラは、設置された場所を撮像する撮像手段と、前記ユーザ端末装置の前記送信手段にて送信された選択情報をインターネットを介して受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した選択情報に基づきインターネットを介して他のネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段にて取得した画像を前記画像表示装置へ出力する表示出力手段と、を具備することを特徴とするネットワークカメラ防犯システム。
  2. 前記選択情報は、画像取得先のネットワークカメラのURLを含み、ユーザ端末装置の前記送信手段は、前記URLを電子メールに記載して送信し、ネットワークカメラの前記受信手段は、受信した電子メールに記載された前記URLを記憶するURL記憶手段を備え、前記画像取得手段が、前記URL記憶手段にて記憶されたURLによって特定されるネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像をインターネットを介して取得することを特徴とする請求項1記載のネットワークカメラ防犯システム。
  3. 前記選択情報は、画像取得先のネットワークカメラのURLを符号化した二次元コードを含み、ユーザ端末装置の前記送信手段は、前記二次元コードを電子メールに添付して送信し、ネットワークカメラの前記受信手段は、受信した電子メールに添付された前記二次元コードを復元する二次元コード復元手段と、前記二次元コード復元手段にて復元された前記URLを記憶するURL記憶手段とを備え、前記画像取得手段が、前記URL記憶手段にて記憶されたURLによって特定されるネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像をインターネットを介して取得することを特徴とする請求項1記載のネットワークカメラ防犯システム。
  4. ネットワークカメラの前記表示出力手段は、前記画像取得手段が取得した画像をNTSC信号に変換するNTSC信号変換手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のネットワークカメラ防犯システム。
  5. 前記ネットワークカメラは、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLを予め記憶する防犯監視URL記憶手段と、少なくとも1つのセンサ信号を入力するセンサ入力手段と、前記センサ信号の意味を示すセンサ情報を予め記憶するセンサ情報記憶手段と、前記センサ入力手段にてセンサ信号が入力されたときに前記表示出力手段が出力している画像の取得先のネットワークカメラURLとともにこのセンサ信号の意味を示すセンサ情報を、前記防犯監視URL記憶手段に記憶されたURLのネットワークカメラに対してインターネットを介して送信するセンサ情報送信手段と、を備え、ネットワークカメラの前記受信手段が、前記センサ情報送信手段にて送信されたセンサ情報及び画像取得先URLを受信すると、前記画像取得手段は、受信した画像取得先URLに基づき、このURLのネットワークカメラに対してインターネットを介して画像を要求し、前記ネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像を取得し、この画像に受信した前記センサ情報を合成して、前記表示出力手段が前記画像表示装置へ出力することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のネットワークカメラ防犯システム。
  6. 前記防犯監視URL記憶手段は、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLとその名称を対応づけて記憶し、前記センサ情報送信手段は、前記センサ情報及び画像取得先URLとともに前記画像取得先URLに対応する名称を、前記防犯監視URL記憶手段に記憶されたURLのネットワークカメラに対してインターネットを介して送信することを特徴とする請求項5記載のネットワークカメラ防犯システム。
  7. 前記防犯監視URL記憶手段は、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLとその名称を対応づけて記憶し、ネットワークカメラの前記受信手段が、前記センサ情報送信手段にて送信されたセンサ情報及び画像取得先URLを受信すると、前記画像取得手段は、受信した画像取得先URLに基づき、このURLのネットワークカメラに対してインターネットを介して画像を要求し、前記ネットワークカメラの撮像手段にて撮像された画像を取得し、前記防犯監視URL記憶手段に記憶された前記URLに対応する名称を読み出し、取得した画像に前記センサ情報及び読み出した名称を合成して、前記表示出力手段が前記画像表示装置へ出力することを特徴する請求項5記載のネットワークカメラ防犯システム。
  8. 前記ネットワークカメラは、このネットワークカメラに対応するユーザ端末装置のメールアドレスを記憶するユーザ端末記憶手段と、前記センサ情報送信手段にて送信されたセンサ情報及び画像取得先URLを前記受信手段により受信すると、受信した画像取得先URL及びセンサ情報を、前記ユーザ端末記憶手段に記憶されているユーザ端末装置に対してインターネットを介して転送する転送手段と、を備えることを特徴とする請求項5から請求項7の何れかに記載のネットワークカメラ防犯システム。
  9. 前記ネットワークカメラは、少なくとも1つのセンサ信号を入力するセンサ入力手段と、前記センサ信号の意味を示すセンサ情報とそのセンサ信号の入力時に画像を配信するネットワークカメラを特定する配信先URLとを予め記憶する配信情報記憶手段と、前記センサ入力手段にてセンサ信号が入力されたときにこのセンサ信号の意味を示すセンサ情報および配信先URLを前記配信情報記憶手段から読み出して、前記表示出力手段が出力している画像の取得先のネットワークカメラに対して送信する配信情報送受信手段と、送信されたセンサ情報と配信先URLを前記配信情報送受信手段で受信して、この配信先URLで特定されるネットワークカメラに対してインターネットを介して自己の撮像手段にて撮像された画像を前記センサ情報とともに配信する画像配信手段と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のネットワークカメラ防犯システム。
  10. 前記ネットワークカメラは、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLを予め記憶する防犯監視URL記憶手段を有し、前記画像配信手段は、前記配信情報送受信手段で受信したセンサ情報に配信先URLが特定されていない場合、前記防犯監視URL記憶手段に記憶されているURLで特定されるネットワークカメラに対してインターネットを介して自己の撮像手段にて撮像された画像を前記センサ情報とともに配信することを特徴とする請求項9記載のネットワークカメラ防犯システム。
  11. ユーザ端末装置の前記入力手段は、防犯ネットワークを構成するネットワークカメラのURLを入力し、前記送信手段は、前記入力手段によって入力されたURLを前記ネットワークカメラに送信し、前記ネットワークカメラは、前記送信手段から送信されたURLを前記受信手段で受信して、前記防犯監視URL記憶手段によって記憶することを特徴とする請求項5から請求項10記載の何れかに記載のネットワークカメラ防犯システム。
  12. ユーザ端末装置の前記入力手段は、指定したネットワークカメラの前記センサ入力手段により入力されるセンサ信号とその意味を示すセンサ情報を対応付けて入力し、前記送信手段は、前記入力手段によって入力されたセンサ情報を前記ネットワークカメラに送信し、前記ネットワークカメラは、前記送信手段から送信されたセンサ情報を前記受信手段で受信して、前記センサ情報記憶手段によって記憶することを特徴とする請求項5から請求項11の何れかに記載のネットワークカメラ防犯システム。
  13. インターネットに接続された複数のネットワークカメラと、これらのネットワークカメラと通信するユーザ端末装置と、前記ネットワークカメラに接続された画像表示装置とで構成されるネットワークカメラ防犯システムのネットワークカメラ選択方法であって、
    前記ユーザ端末装置において、前記画像表示装置と接続されたネットワークカメラに対して、少なくとも1つ以上のネットワークカメラを選択する選択情報を入力する入力ステップと、この入力ステップにおいて入力された選択情報をインターネットを介して送信する選択情報送信ステップを含み、
    前記ネットワークカメラにおいて、設置された場所を撮像する撮像ステップと、前記ユーザ端末装置の前記選択情報送信ステップにて送信された選択情報をインターネットを介して受信する選択情報受信ステップと、前記選択情報受信ステップにて受信した選択情報に基づきインターネットを介して他のネットワークカメラの撮像ステップにて撮像された画像を取得する画像取得ステップと、前記画像取得ステップにて取得した画像を前記画像表示装置へ出力する表示出力ステップと、を含むことを特徴とするネットワークカメラ選択方法。
JP2005258808A 2005-09-07 2005-09-07 ネットワークカメラ防犯システム及びそのネットワークカメラ選択方法 Pending JP2007074338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005258808A JP2007074338A (ja) 2005-09-07 2005-09-07 ネットワークカメラ防犯システム及びそのネットワークカメラ選択方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005258808A JP2007074338A (ja) 2005-09-07 2005-09-07 ネットワークカメラ防犯システム及びそのネットワークカメラ選択方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007074338A true JP2007074338A (ja) 2007-03-22

Family

ID=37935412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005258808A Pending JP2007074338A (ja) 2005-09-07 2005-09-07 ネットワークカメラ防犯システム及びそのネットワークカメラ選択方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007074338A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009252215A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警備装置および情報表示方法
JP2009258251A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Make Softwear:Kk 写真シール作成装置、および画像提供サーバ
KR20160077080A (ko) * 2013-10-30 2016-07-01 마이크로소프트 테크놀로지 라이센싱, 엘엘씨 피접속 장치에 대한 데이터 관리 기법
JP2019506777A (ja) * 2015-12-21 2019-03-07 アマゾン・テクノロジーズ・インコーポレーテッド オーディオビデオ記録および通信装置からのビデオ映像の共有
CN116886876A (zh) * 2023-09-06 2023-10-13 隆基盛泰(北京)科技有限公司 一种安防监控系统及其方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009252215A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警備装置および情報表示方法
JP2009258251A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Make Softwear:Kk 写真シール作成装置、および画像提供サーバ
KR20160077080A (ko) * 2013-10-30 2016-07-01 마이크로소프트 테크놀로지 라이센싱, 엘엘씨 피접속 장치에 대한 데이터 관리 기법
KR102231976B1 (ko) 2013-10-30 2021-03-24 마이크로소프트 테크놀로지 라이센싱, 엘엘씨 피접속 장치에 대한 데이터 관리 기법
JP2019506777A (ja) * 2015-12-21 2019-03-07 アマゾン・テクノロジーズ・インコーポレーテッド オーディオビデオ記録および通信装置からのビデオ映像の共有
CN116886876A (zh) * 2023-09-06 2023-10-13 隆基盛泰(北京)科技有限公司 一种安防监控系统及其方法
CN116886876B (zh) * 2023-09-06 2023-11-24 闵长顺 一种安防监控系统及其方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7231654B2 (en) Remote monitoring method and monitor control server
US20180013979A1 (en) Media stream from sender seen on receiver side before confirming receipt of media stream
JP2007074338A (ja) ネットワークカメラ防犯システム及びそのネットワークカメラ選択方法
CN1203673C (zh) 在基于摄像机的系统中模式切换的方法和装置
US20120321053A1 (en) Communications via a media content device
US7202884B1 (en) Surveillance method and system
WO2005013620A1 (ja) 遠隔監視システム
JP2008042595A (ja) ネットワークカメラ装置及び受信端末装置
JP2004341565A (ja) インターネット利用による警備システム
US8379092B2 (en) System and method for providing application service using image data
JP2011071920A (ja) 遠隔映像監視システム
JP3113937U (ja) 監視ライブカメラ・セキュリティシステム
KR20000063750A (ko) 웹 브라우저 기능을 갖는 개인 휴대용 통신기기를 이용한원격지 영상감시장치
JP2004126864A (ja) 監視システムと監視情報の中継装置及び中継方法
JP2009098971A (ja) 情報提供システム
JP4202228B2 (ja) 管理サーバおよび監視システム
JP4978125B2 (ja) 通信制御装置、及び、通信制御方法
JP6697749B2 (ja) 集合住宅用情報システム
KR101003781B1 (ko) 전자지도상에 표시된 영업점에 대한 실시간 영상 제공 시스템 및 그 방법
JP2002034029A (ja) 遠隔監視システム
KR101082527B1 (ko) 네트워크 미디어 변환 장치 및 방법
KR101178889B1 (ko) 무선랜 통신기능을 구비한 감시장치, 셋업 시스템 및 그 방법
JP2003143578A (ja) 画像配信システム及び画像配信方法
KR20060057833A (ko) 데이터 통신을 제공하는 네트워크 카메라 및 이를 이용한데이터 통신 방법
JP2008022046A (ja) 遠隔画像監視システム及び画像送信装置