JP2007073381A - 走査電子顕微鏡 - Google Patents

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Abstract


【課題】
走査電子顕微鏡の構成要素として用いられるマイクロプロセッサ,FPGA,CPLDのメモリに記述されている制御内容を、メーカの開発拠点・サービスセンタに居ながらにして変更する。
【解決手段】
メーカの開発拠点・サービスセンタのメンテナンスコンピュータ60から、データ通信回線80を介して、通常のSEM制御手段41との間で実行する観察作業に関わる操作機能や観察作業に関わる出力機能を実行するコンピュータ50を経由して、走査電子顕微鏡装置本体10のSEM制御手段41をメンテナンスモードに設定する。その状態で、コンピュータ50とSEM制御手段41との間の制御コマンドによる通信を介して、装置本体制御系30の所望の各部の制御内容を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、試料の微小な領域を観察する走査電子顕微鏡に関し、特にパーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)等のコンピュータ、マイクロプロセッサやFPGA(Field Programmable Gate Array)、CPLD(Complex PLD(Programmable Logic Device))等の書き換え可能な集積回路、並びにモデム等の通信インタフェースを備えた走査電子顕微鏡のリモートメンテナンスシステムに関する。
走査電子顕微鏡は、多くの研究開発分野で試料の微細な構造を観察するために用いられている。
近年、走査電子顕微鏡は、PCやWS等のコンピュータをその構成要素とし、コンピュータのウィンドウシステムを用いた操作画面から、フォーカス調整等の観察作業に関わる操作を行えるものも開発されるようになってきた。ウィンドウシステムは、標準のウィンドウやボタン等の部品の提供とその管理を行うコンピュータのシステムソフトウェアで、これを走査電子顕微鏡に用いることにより、快適な操作性を提供している。
この種のウィンドウシステムを適用した走査電子顕微鏡として、例えば特開平8−287860号公報に記載されているような走査電子顕微鏡が知られている。
ここで、PCやWS等のコンピュータを構成要素とし、ウィンドウシステムを適用した従来の走査電子顕微鏡の構成について簡単に説明する。
図3は、従来のウィンドウシステムを適用した走査電子顕微鏡の構成図である。
図3において、走査電子顕微鏡101は、キーボード51a,マウス51b等の入力操作手段51、及びディスプレイ装置52aからなる表示手段52がそれぞれ接続されたPC,WS等よりなるコンピュータ50と、このコンピュータ50とデータ接続された走査電子顕微鏡装置本体10とから構成されている。また、この走査電子顕微鏡装置本体10は、試料2への電子線3の照射を行うとともにこの電子線3の照射で生成された二次粒子4を検出する電子光学系20と、この電子光学系20に接続されこの電子光学系20の各部を作動制御する装置本体制御系30と、前述した入力操作手段51の操作信号をこの装置本体制御系30の各部に対して制御指示を与えるための制御信号に変換する専用の制御信号変換手段40とを備えた構成になっている。
図3に示す走査電子顕微鏡装置本体10では、電子光学系20は、電子銃21,電子レンズ22,偏向器23,及び二次粒子検出器24を備えた構成に、装置本体制御系30は、レンズ制御回路31,偏向制御回路32,A/D変換器33,アドレス制御回路34,及び画像メモリ35を備えた構成になっている。その上で、コンピュータ50と、走査電子顕微鏡装置本体10の装置本体制御系30との間には、専用の制御信号変換手段40としてのSEM制御手段41が介在している構成になっている。
この走査電子顕微鏡101では、電子銃21から放射された電子線3は、電子レンズ22で収束され、偏向器23で二次元的に走査偏向されて試料2に照射される。その際、電子レンズ22はレンズ制御回路31によって制御され、偏向器23は偏向制御回路32によってその作動を制御される。
また、試料2に電子線3が照射されると、試料2の形状や材質に従った反射電子や二次電子等の二次粒子4が発生する。この二次粒子4は、二次粒子検出器24で検出増幅され、その検出データはA/D変換器33でディジタル値に変換される。このディジタル値に変換された検出データは、画像メモリ35にSEM像の画像データとして記憶される。その際、画像メモリ35のアドレスとして、アドレス制御回路34が偏向制御回路32による電子線3の走査信号に同期したアドレスを生成する。
この画像メモリ35は、記憶されたSEM像の画像データを随時、コンピュータ50に備えられている画像合成手段53に転送する。画像合成手段53は、図示省略した表示メモリの画面データに画像メモリ35から転送される画像データを合成して観察画像(SEM像)の画面表示データを生成し、これをビデオ信号に変換してディスプレイ装置52aに出力する。これにより、ディスプレイ装置52aには、走査電子顕微鏡101による観察画像(SEM像)がリアルタイム表示される。
ところで、PCやWS等のコンピュータ50を構成要素とした走査電子顕微鏡101においては、そのディスプレイ装置52aには、観察画像(SEM像)の他に、コンピュータ50のウィンドウシステムを用いて、例えばSEM像のフォーカス調整等といった走査電子顕微鏡101の観察作業に関わる操作を行うための操作ウィンドウも表示される構成になっている。この操作ウィンドウに表示されている設定項目や入力項目を、キーボード51aやマウス51bといったコンピュータ50に備えられている入力操作手段51を操作して、選択し、入力し、若しくは設定したりすることによって、走査電子顕微鏡101の観察作業に関わる各種操作が容易に行えるようになっている。この場合、キーボード51aやマウス51bといった入力操作手段51からの操作信号は、そのままコンピュータ50に伝達される。
一方、コンピュータ50では、その起動によってウィンドウシステムを用いて前述の走査電子顕微鏡101の観察作業に関わる各種操作のための操作ウィンドウ(SEM操作画面)をディスプレイ装置52aに表示させるアプリケーションプログラムのSEM制御プログラムが、この操作ウィンドウ上での入力操作手段51の操作に基づいた走査電子顕微鏡装置本体10に対する制御コマンドの生成を行って、生成した制御コマンドを走査電子顕微鏡装置本体10のSEM制御手段41に伝達する構成になっている。
SEM制御手段41では、このコンピュータ50から供給される制御コマンドに基づいて、レンズ制御回路31,偏向制御回路32,A/D変換器33,アドレス制御回路34,画像メモリ35といった装置本体制御系30の各部31〜35に対して、供給された制御コマンドに対応した制御指示を与えるための制御信号を生成し、各部31〜35がこの制御信号に基づいてそれぞれ対応する電子光学系20の各部22〜24を制御作動する構成になっている。
このように、コンピュータ50を走査電子顕微鏡101の構成要素として機能させた場合、コンピュータ50とSEM制御手段41との間では、コンピュータ50のアプリケーションプログラムであるSEM制御プログラムによって生成される制御コマンドによって通信が行われ、SEM制御手段41ではこの制御コマンドの内容に対応して予め規定されている制御指示を装置本体制御系30の各部31〜35に供給制御し、走査電子顕微鏡101の調整作動を行えるようになっている。
具体的には、操作者であるユーザがディスプレイ装置52aでSEM像を観察しながら例えばマウス51bを利用して何らかの調整を行う場合、マウス51bの操作に従った操作信号がマウス51bから順次出力され、コンピュータ50に伝達される。
この場合、コンピュータ50は、そのオペレーティングシステムがディスプレイ装置52aの画面上でマウスカーソルを移動させる処理を行い、このオペレーティングシステムの下で起動されたアプリケーションプログラムのSEM制御プログラムが、ウィンドウシステムを用いて、ディスプレイ装置52aの画面上に走査電子顕微鏡101の観察作業に関わる操作を行うための操作ウィンドウを開く。
その上で、ユーザがこの操作ウィンドウ上に表示された所望の設定項目個所や入力項目個所(走査電子顕微鏡101の調整箇所に該当)にマウスカーソルを移動させ、この所望の設定項目や入力項目について、例えばマウス51bのボタンを押してドラッグ可能な状態としてそのドラッグを行う等の調整操作を行った場合には、コンピュータ50のオペレーティングシステムは、マウス51bのボタンが押されたことやドラッグされたことを検知して、コンピュータ50のウィンドウシステムに対しイベントを発生する。
ウィンドウシステムは、このイベントにより、アプリケーションプログラムのSEM制御プログラムにこれらマウス51bの操作に対応したイベントを発生する。そして、SEM制御プログラムは、これらイベントが、例えば走査電子顕微鏡101の観察作業に関わる操作の中のいずれの調整操作についてのものであるかを判定し、その調整操作を走査電子顕微鏡装置本体10に行わせるための制御コマンドを生成し、走査電子顕微鏡装置本体10のSEM制御手段41に与えるようにコンピュータ50のオペレーティングシステムに対して指示する。
例えば、SEM制御プログラムは、ウィンドウシステムによってマウス51bの操作に発生されたイベントがフォーカス調整操作であると判定した場合には、この判定に基づいてフォーカス調整についての制御コマンドを走査電子顕微鏡装置本体10のSEM制御手段41に与えるように、コンピュータ50のオペレーティングシステムに対して指示する。
これに対して、走査電子顕微鏡装置本体10のSEM制御手段41は、コンピュータ50から調整操作についての制御コマンドを受けると、装置本体制御系30の調整対象である該当部31〜35に対してその制御コマンドによる調整操作内容を実行させるための制御指示を生成し、制御指示を与えるための制御信号を与える。
例えば、SEM制御手段41は、コンピュータ50からフォーカス調整の制御コマンドを受けると、電子線3を収束させる電子レンズ22を駆動するレンズ制御回路31に対して、フォーカス調整についての制御コマンドの調整操作内容を実行させるための指示信号を与える。
特開平8−287860号公報
ところで、上述した走査電子顕微鏡101における走査電子顕微鏡装置本体10の、レンズ制御回路31,偏向制御回路32,A/D変換器33,アドレス制御回路34,画像メモリ35を備える装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41は、マイクロプロセッサや論理回路を用いて構成され、集積化されている。
また、走査電子顕微鏡装置本体10で、これら装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に用いられるマイクロプロセッサや論理回路は、その当初制御内容(制御内容には、プログラムやその制御データ、ロジックも含む)が変更可能なように、書き換え可能なメモリを搭載したもの(フラッシュROMを搭載したマイクロプロセッサ、FPGA、CPLD等)が一般的となってきている。
これに伴い、走査電子顕微鏡101の装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に用いられるマイクロプロセッサ,FPGA,CPLDの場合は、メーカの開発拠点・サービスセンタで専用のプログラミング手段を用いて、ユーザすなわち顧客の走査電子顕微鏡101の用途等にしたがってカスタマイズ化された制御内容が記述されている。
そのため、客先で走査電子顕微鏡101の各要素の制御内容に変更が生じた場合には、その装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に用いられるマイクロプロセッサ,FPGA,CPLD等のメモリの記述内容を変更することによって、走査電子顕微鏡101の各要素の制御内容を変更することが可能である。
そこで、走査電子顕微鏡101のユーザ(顧客)への納入後、実際の使用によって当初仕様の制御内容に対して顧客から変更要求が生じたり、トラブル等が発生したりした場合には、その装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に用いられるマイクロプロセッサ,FPGA,CPLDのメモリに記述された制御内容の変更が必要になる場合もあり、このようなときには、メーカのサービスマンが顧客先まで行ってその制御内容の書き換え作業を行わなければならなかった。
その際、サービスマンは、予めメーカの開発拠点・サービスセンタで専用のプログラミング手段により記述された装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に用いられているマイクロプロセッサ,FPGA,CPLDのメモリに新たに記憶する変更制御内容を、CD−ROM等、PCやWS等のコンピュータ50が読み込み可能な記録用媒体に記録して、ユーザの下に持ち運ぶ。その上で、サービスマンは、装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に用いられるマイクロプロセッサ、FPGA、CPLDの制御内容を、コンピュータ50のウィンドウシステムのウィンドウ画面上から、CD−ROM等の読み込み可能な記録用媒体に予め記録してきた制御内容に変更する書き換え作業を行うようになっている。
しかしながら、上述した従来技術による走査電子顕微鏡101の場合は、装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に用いられているマイクロプロセッサ,FPGA,CPLDのメモリにされた制御内容の変更が必要になった場合は、その変更制御内容はメーカの開発拠点・サービスセンタで専用のプログラミング手段によってでしか通常作成できず、客先(ユーザの下)での作成・変更ができないこと、並びにその変更制御内容を装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に用いられているマイクロプロセッサ,FPGA,CPLDのメモリに記憶するのは、コンピュータ50のウィンドウシステムのウィンドウ画面上からしか行えないことによって、次のような問題点が生じる。
すなわち、顧客(ユーザ)からの個別仕様、客先でのトラブルに対応した装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41の変更制御内容を、メーカの開発拠点・サービスセンタで作成し、その作成した変更制御内容を可搬の記録媒体に記録してから、サービスマンが客先に持参する必要があり、多大な時間と労力とを要した。
また、作成した変更制御内容の内容確認は、可搬の記録媒体に記録して客先に持参する前にも行われるが、作成した変更制御内容の実際の確認は、それを客先の走査電子顕微鏡101の装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に記憶させて走査電子顕微鏡101自体を作動させて見なければ、顧客からの個別仕様やトラブル対策が顧客にとって満足できるものであるか否かを確認できない。そのため、持参した変更制御内容が顧客にとって満足できるものでない場合は、サービスマンは再び開発拠点・サービスセンタで変更制御内容を作成し直し、持参しなければならない。
また、客先で走査電子顕微鏡101が設置される箇所は、客先の特殊環境下の研究開発場所である場合が多いので、サービスマンが作業することによってその機密性や環境条件の維持も問題になる。
本発明は上述した上述した問題点を鑑みなされたものであって、メーカの開発拠点・サービスセンタから離れた客先に設置されている走査電子顕微鏡の装置本体制御系30の各部31〜35や制御信号変換手段40に用いられているマイクロプロセッサ,FPGA,CPLDのメモリに記述されている制御内容を、メーカの開発拠点・サービスセンタに居ながらにして変更することが可能な走査電子顕微鏡を提供することを目的とする。
上述した課題を達成するために、本発明の走査電子顕微鏡は、表示手段に表示されたSEM操作画面を入力操作手段で操作することによって、これら表示手段及び入力操作手段が接続されたコンピュータが走査電子顕微鏡装置本体の制御信号変換手段に制御コマンドを与え、この制御コマンドにしたがって制御信号変換手段が装置本体制御系の各部へ対応する制御指示を与えることによって、この装置本体制御系が走査電子顕微鏡装置本体の電子光学系を作動制御する走査電子顕微鏡にあって、走査電子顕微鏡装置本体の装置本体制御系の各部や制御信号変換手段の制御内容を、メーカの開発拠点・サービスセンタ等に設置されている専用のプログラミング手段としてのメンテナンスコンピュータからモデム等の通信インタフェースを通して、走査電子顕微鏡を実行動作モードから書き込み可能モードに設定する手段を提供する。
そのために、本発明の走査電子顕微鏡は、表示手段に表示された操作画面を入力操作手段で操作することによって、表示手段及び入力操作手段が接続されたコンピュータが走査電子顕微鏡装置本体の制御信号変換手段に操作画面上に表示されている設定項目や入力項目に対応した制御コマンドを与え、当該制御コマンドにしたがって制御信号変換手段が装置本体制御系の各部へ対応する制御指示を与えることによって、当該制御指示を受けた装置本体制御系が走査電子顕微鏡装置本体の電子光学系を作動制御する走査電子顕微鏡であって、コンピュータを、入力操作手段の操作に基づく制御コマンドを走査電子顕微鏡装置本体へ供給する観察モードから、走査電子顕微鏡装置本体の装置本体制御系の各部並びに制御信号変換手段の変更制御内容の供給を許容するメンテナンスモードに設定変更するモード変更手段と、走査電子顕微鏡装置本体の装置本体制御系の各部や制御信号変換手段の変更制御内容を、メーカの開発拠点・サービスセンタ等に設置されている専用のプログラミング手段としてのメンテナンスコンピュータからデータ通信を介して受信する通信インタフェースと、モード変更手段がメンテナンスモードに設定されている状態で、通信インタフェースを介して受信した走査電子顕微鏡装置本体の装置本体制御系の各部や制御信号変換手段の変更制御内容を、当該装置本体制御系の各部や制御信号変換手段に記憶させる制御コマンドを当該制御信号変換手段に供給するメンテナンス手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、専用のプログラミング手段が設けられているメーカの開発拠点・サービスセンタから離れた客先に設置されている走査電子顕微鏡の各要素の制御を、顧客要求に基づいて迅速にかつ容易に変更することができる。これにより、走査電子顕微鏡を使用する顧客とメーカの開発拠点・サービスセンタにいる専門知識を有した要員との間で、お互いが客先と開発拠点・サービスセンタとをそれぞれ離れることなく対話を行いながら、走査電子顕微鏡の各要素についての制御内容の変更が可能となり、ユーザすなわち顧客のより細かな要求に対応することが可能となる。
また、本発明によれば、メンテナンスモードの設定によって、制御信号変換手段が自身や走査電子顕微鏡装置本体の装置本体制御系の各部の制御内容を変更するので、サービスマンが実際に走査電子顕微鏡の設置場所(すなわち現地)に居る必要はなく、さらにメンテナンスモードの設定もメーカの開発拠点・サービスセンタに設置されている専用のプログラミング手段等で設定することも可能であるので、客先における機密性や環境条件の維持も良好にはかれる。
以下、図面とともに、本発明の一実施形態による走査電子顕微鏡について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による走査電子顕微鏡の構成図である。
なお、本実施の形態による走査電子顕微鏡1の構成の説明に当たって、図3に示した従来の走査電子顕微鏡101と同一又は同様の構成部分については、同一符号を図中に付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態の走査電子顕微鏡1は、ウィンドウシステムを用いて前述の走査電子顕微鏡101の観察作業に関わる各種操作のための操作ウィンドウ(SEM操作画面)をディスプレイ装置52aに表示し、この操作ウィンドウ上での入力操作手段51の操作に基づいた走査電子顕微鏡装置本体10に対する制御コマンドの生成を行って、生成した制御コマンドを走査電子顕微鏡装置本体10のSEM制御手段41に送出する観察作業に関わる操作機能、並びに、観察時、SEM制御手段41の画像メモリ35から転送される画像データを合成して観察画像(SEM像)の画面表示データを生成し、これをビデオ信号に変換してディスプレイ装置52aに表示出力する観察作業に関わる出力機能を備えているコンピュータ50には、モデム等の通信インタフェース54が備えられている。
そして、コンピュータ50は、この通信インタフェース54によって、無線又は有線の公衆又は専用のデータ通信回線80を介して、メーカの開発拠点・サービスセンタに設置されている専用のプログラミング手段としてのメンテナンスコンピュータ60とデータ通信可能に接続されている。61は、メーカの開発拠点・サービスセンタに設置されたメンテナンスコンピュータ60に設けられているモデム等の通信インタフェースである。
その上で、コンピュータ50は、そのアプリケーションプログラムとして、上述したSEM制御手段41との間で実行する観察作業に関わる操作機能や観察作業に関わる出力機能を有するSEM制御プログラム55に加えて、メーカの開発拠点・サービスセンタに設置されているメンテナンスコンピュータ60との間、及びSEM制御手段41との間で、このSEM制御プログラム自体、又は走査電子顕微鏡装置本体10のSEM制御手段41や装置本体制御系30の各部31〜35についてのSEM制御プログラム55の実行時に関わる制御内容を変更するために、メンテナンス制御手段としてのメンテナンス制御プログラム56を備えている。
さらに、このメンテナンス制御プログラム56は、走査電子顕微鏡装置本体10の上述した装置本体制御系30の各部31〜35、及びSEM制御手段41それぞれの制御状態を自己診断する自己診断手段としての自己診断機能を併せ持ち、自己診断結果を通信インタフェース54からデータ通信回線80を介して、離れたメーカの開発拠点・サービスセンタのメンテナンスコンピュータ60にデータ伝送できるようにもなっている。
これは、顧客との対話によるSEM制御手段41や装置本体制御系30の各部31〜35の制御内容の変更時に、メンテナンスコンピュータ60が備えられている開発拠点・サービスセンタが遠隔地にあり、走査電子顕微鏡1の設置箇所の客先に走査電子顕微鏡1用のデバッグ環境がない場合でも、変更した制御内容についての走査電子顕微鏡1を用いた実際の観察作業での検証を、メンテナンスコンピュータ60側で可能にするためである。
本実施の形態による走査電子顕微鏡1の場合、コンピュータ50のアプリケーションプログラムとしてのメンテナンス制御プログラム(メンテナンス制御手段)56は、予め入力操作手段51の所定操作によって設定されたウィンドウシステム上の起動許可環境で、メーカの開発拠点・サービスセンタに設置されているメンテナンスコンピュータ60からのメンテナンス作業開始要求を受信することによって起動し、メンテナンスコンピュータ60からのメンテナンス作業終了要求を受信することによってその起動を停止する構成になっている。また、メンテナンス制御プログラム(メンテナンス制御手段)56は、その起動中は上述したSEM制御プログラム55による観察作業の実行は禁止する構成にもなっている。
また、本実施の形態の走査電子顕微鏡1では、走査電子顕微鏡装置本体10の装置本体制御系30を構成するレンズ制御回路31、偏向制御回路32、A/D変換器33、アドレス制御回路34、画像メモリ35は、それぞれがFPGA,CPLDを含んだ構成になっており、その制御内容(制御論理,制御データ等を含む)が変更可能な構成になっている。また、走査電子顕微鏡装置本体10の制御信号変換手段40としてのSEM制御手段41は、本実施の形態の場合は、図2に示すような構成になっている。
図2は、本実施の形態による走査電子顕微鏡におけるSEM制御手段の一実施例の構成図である。
図2に示すように、本実施例のSEM制御手段41は、マイクロプロセッサ42と、動作モード切り替え回路43とを備えて構成されている。
マイクロプロセッサ42は、その内部に図示せぬ書き換え可能なメモリとしてのフラッシュROMを搭載し、制御コマンドを含むコンピュータ50との間でデータ通信を行うための通信用ポート42a,動作モード切り替え回路43からの切り替え信号(メンテナンスモード設定指令)の供給を受ける動作モード切り替え用ポート42b,後述のメンテナンスモードの制御内容をマイクロプロセッサ42に実行させるための動作モード切り替え回路43からのリセット信号が入力されるリセットポート42c,及び制御指示信号や変更制御内容のデータを含む装置本体制御系30の各部31〜35との間でのデータ通信を行うアドレス・データバス用ポート42dを有して構成されている。
マイクロプロセッサ42の書き換え可能なメモリとしてのフラッシュROMには、マイクロプロセッサ42の切り替えモード状態が観察作業モード(実行動作可能モード)であるかメンテナンスモード(書き換え可能モード)であるかを記憶する動作モード記憶エリアと、SEM制御手段41が観察作業モードの設定時にコンピュータ50から供給される制御コマンドにより実行する制御内容と、SEM制御手段41がメンテナンスモードの設定時にコンピュータ50から供給される制御コマンドにより実行する制御内容が、それぞれ記憶されている。
ここで、コンピュータ50からメンテナンスモードの設定時にコンピュータ50から供給される制御コマンドによりマイクロプロセッサ42が実行する制御内容としては、観察作業モードの設定時におけるSEM制御手段41自身の制御内容を変更する自己制御内容の変更処理と、観察作業モードの設定時における走査電子顕微鏡装置本体10の装置本体制御系30を構成するレンズ制御回路31,偏向制御回路32,A/D変換器33,アドレス制御回路34,及び画像メモリ35の中のコンピュータ50からのコマンド内容に基づく対応部について、その構成要素であるFPGA,CPLDのメモリに記憶されている制御内容を変更する装置本体制御系30の変更処理とがある。
また、動作モード切り替え回路43は、SEM制御手段41の観察作業モード又はメンテナンスモードの動作モード切り替え機能を備え、そのモード切り替えを行うためにコンピュータ50からモード切り替え時に供給される規定の切り替えコマンド(前述した切り替え信号(メンテナンスモード設定指令)に対応)を記憶している構成になっている。
次に、上述のように構成された走査電子顕微鏡1についてのメンテナンス処理について説明する。
ユーザは、走査電子顕微鏡1に、例えば実際の使用によって当初仕様の制御内容に対して変更が生じたり、トラブル等が発生したりした場合は、メーカの開発拠点・サービスセンタのサービスマンと例えば電話,電子メール等の通信手段を用いて連絡をとって打合せを行い、走査電子顕微鏡1の走査電子顕微鏡装置本体10における装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に用いられるマイクロプロセッサ,FPGA,CPLDのメモリに記述された制御内容の変更が必要であるか否かを検討する。
検討の結果、走査電子顕微鏡1の走査電子顕微鏡装置本体10における装置本体制御系30の各部31〜35又はSEM制御手段41に用いられるマイクロプロセッサ,FPGA,CPLDのメモリに記述された制御内容の変更が必要である場合は、ユーザは、入力操作手段51の所定操作によって設定されたウィンドウシステム上の起動許可環境で、走査電子顕微鏡1のコンピュータ50に備えられたメンテナンス制御プログラム(メンテナンス制御手段)56をメーカの開発拠点・サービスセンタのメンテナンスコンピュータ60側から起動許可できるように設定する。これにより、走査電子顕微鏡1のコンピュータ50は、メーカの開発拠点・サービスセンタのメンテナンスコンピュータ60からのメンテナンス作業開始要求を受信待ち状態になる。
一方、メーカの開発拠点・サービスセンタのサービスマンは、ユーザとの打合せに基づいて、装置本体制御系30の各部31〜35やSEM制御手段41に用いられるマイクロプロセッサ,FPGA,CPLDのメモリに記述された制御内容の変更を行い、変更する制御内容を作成したならば、メンテナンス作業開始要求を含む制御コマンドを、通信インタフェース61からデータ通信回線80を介して、ユーザの走査電子顕微鏡1のコンピュータ50宛に送信する。
ユーザの走査電子顕微鏡1のコンピュータ50は、通信インタフェース54によりメンテナンスコンピュータ60からのメンテナンス作業開始要求を受信すると、メンテナンス制御プログラム(メンテナンス制御手段)56を起動して、要求発信元の認証を行い、メンテナンスモードへの動作モード切り替え制御コマンドを生成し、走査電子顕微鏡装置本体10のSEM制御手段41に送出する。
SEM制御手段41では、コンピュータ50から送出された動作モード切り替え制御コマンドを、動作モード切り替え回路43で受信する。
動作モード切り替え回路43は、この動作モード切り替え制御コマンドの供給を検出すると、マイクロプロセッサ42の動作モード切り替え用ポート42bに切り替え信号(メンテナンスモード設定指令)を出力する。
ここでは、動作モード切り替え用ポート42bへの動作モード切り替え回路43からの切り替え信号の供給によって、マイクロプロセッサ42は、そのフラッシュROMの動作モード記憶エリアに、観察作業モード(実行動作可能モード)に代えてメンテナンスモード(書き換え可能モード)を記憶し、観察作業モードに代えてメンテナンスモードが設定した場合を例に説明する。
次に、動作モード切り替え回路43は、マイクロプロセッサ42のリセット用ポート42bにリセット信号を出力し、切り替え信号の供給によってマイクロプロセッサ42のフラッシュROMの動作モード記憶エリアに設定されている動作モード、すなわちメンテナンスモードを有効とする。マイクロプロセッサ42は、リセット用ポート42bに動作モード切り替え回路43からのリセット信号の供給を受け、この場合はそのフラッシュROMの動作モード記憶エリアに記憶されているメンテナンスモードに基づいて、同じくフラッシュROMに記憶されているメンテナンスモード設定時の制御内容の実行を開始する。
この一連の動作により、SEM制御手段41のマイクロプロセッサ42は、フラッシュROMに記憶されている観察作業モードの設定時における自身の制御内容、観察作業モードの設定時における走査電子顕微鏡装置本体10の装置本体制御系30を構成するレンズ制御回路31,偏向制御回路32,A/D変換器33,アドレス制御回路34,及び画像メモリ35それぞれの制御内容が、コンピュータ50から通信用ポート42aに供給される制御コマンドに基づいて書き換え可能なモードとしてのメンテナンスモードになる。
また、動作モード切り替え回路43は、SEM制御手段41のマイクロプロセッサ42のメンテナンスモードへの動作モード切り替え後、メンテナンス制御手段56としているコンピュータ50にメンテナンスモードへの動作モードの切り替えが完了したことを伝えるコマンドを伝送する。
そして、コンピュータ50は、SEM制御手段41の動作モード切り替え回路43からのメンテナンスモードへの動作モードの切り替え完了を示すコマンドを受信すると、通信インタフェース54からデータ通信回線80を介して、メンテナンスコンピュータ60にメンテナンスモードへの移行完了を示すコマンドを送信し、メーカの開発拠点・サービスセンタのサービスマンは、走査電子顕微鏡1がその各要素の制御内容が変更可能になったことを理解することができる。
この後、サービスマンによって、メーカの開発拠点・サービスセンタのメンテナンスコンピュータ60から、モデム等の通信インタフェース61,54で接続されたデータ通信回線80を介して伝送され、コンピュータ50内に記録されたプログラム等の変更制御内容が、コンピュータ50とSEM制御手段41との間の制御コマンドによる通信を介して、SEM制御手段41内のマイクロプロセッサ42のRAMやフラッシュROMに書き込まれる。
さらに、その際、記憶された走査電子顕微鏡装置本体10の装置本体制御系30を構成するレンズ制御回路31,偏向制御回路32,A/D変換器33,アドレス制御回路34,及び画像メモリ35それぞれの変更制御内容は、マイクロプロセッサ42のアドレス・データバス用ポート42dから対応する各部31〜35に供給され、各部を構成するFPGA,CPLDのメモリに記述される。
そして、メンテナンスコンピュータ60により作成された変更制御内容の書き込み後は、メンテナンスコンピュータ60からメンテナンス作業終了要求を含む制御コマンドをコンピュータ50に送信し、コンピュータ50は、SEM制御手段41との間で、メンテナンス作業開始の場合と同様に一連のメンテナンスモード解除処理(すなわち、観察作業モード設定処理)を行うことにより、SEM制御手段41を観察作業モードとした上で、コンピュータ50自身も、メンテナンス制御プログラム(メンテナンス制御手段)56に代えてSEM制御プログラム55の実行モードになる。これにより、コンピュータ50は、通常のSEM制御手段41との間で実行する観察作業に関わる操作機能や観察作業に関わる出力機能を実行するようになり、ユーザが使用できる状態となる。
本実施の形態による走査電子顕微鏡1は、次に述べるような効果を奏する。
(1)開発拠点・サービスセンタから離間した客先にある走査電子顕微鏡1の各要素の制御内容の変更を、サービスマンがその場にいることなく、迅速に行うことが可能となり、トラブルや顧客からの個別の要求に対しても迅速に対応が可能となる。
(2)走査電子顕微鏡1が設置されている環境はクリーンルームであることが多いが、本実施の形態の走査電子顕微鏡1によれば、サービスマンがクリーンルームに立ち入ることなく制御内容の変更が可能となるため、クリーン度の維持の上で有益である。
(3)走査電子顕微鏡1は理化学機器という側面を持っており、研究・開発に用いられる事が多い。このため、特殊な使用方法を要求されることも多く、実験的に制御内容の変更を行いたいという顧客も存在する。このような要求に対しても、本発明は非常に有効であるといえる。特に専門知識を要した要員と直接対話を行い、結果を見ながら制御を変更することは、このような要求に対して絶大な効果をもたらす。
(4)検査用の走査電子顕微鏡1は高度に自動化されたシステムにより自動運転を行うことが一般的であるが、この自動化のプロセスは顧客により異なることがほとんどであり、変更も頻繁にある。このような問題に対しても、本実施の形態の走査電子顕微鏡1は、専門知識を要した要員と直接対話することにより、顧客と要求に動的に満たすことができるアプリケーションを提供できる。
本発明の一実施形態による走査電子顕微鏡の構成図である。 本実施の形態による走査電子顕微鏡におけるSEM制御手段の一実施例の構成図である。 従来のウィンドウシステムを適用した走査電子顕微鏡の構成図である。
符号の説明
1,101 走査電子顕微鏡
2 試料
3 電子線
4 二次粒子
10 走査電子顕微鏡装置本体
20 電子光学系
21 電子銃
22 電子レンズ
23 偏向器
24 二次粒子検出器
30 装置本体制御系
31 レンズ制御回路
32 偏向制御回路
33 A/D変換器
34 アドレス制御回路
35 画像メモリ
40 制御信号変換手段
41 SEM制御手段
42 マイクロプロセッサ
42a 通信用ポート
42b 動作モード切り替え用ポート
42c リセットポート
42d アドレス・データバス用ポート
43 動作モード切り替え回路
50 コンピュータ
51 入力操作手段
51a キーボード
51b マウス
52 表示手段
52a ディスプレイ装置
53 画像合成手段
54 通信インタフェース
55 SEM制御プログラム
56 メンテナンス制御プログラム(メンテナンス制御手段)
60 メンテナンスコンピュータ
61 通信インタフェース
80 データ通信回線

Claims (3)

  1. 表示手段に表示された操作画面を入力操作手段で操作することによって、該表示手段及び入力操作手段が接続されたコンピュータが走査電子顕微鏡装置本体の制御信号変換手段に前記操作画面上に表示されている設定項目や入力項目に対応した制御コマンドを与え、当該制御コマンドにしたがって該制御信号変換手段が装置本体制御系の各部へ対応する制御指示を与えることによって、当該制御指示を受けた該装置本体制御系が前記走査電子顕微鏡装置本体の電子光学系を作動制御する走査電子顕微鏡であって、
    前記コンピュータを、前記入力操作手段の操作に基づく制御コマンドを前記走査電子顕微鏡装置本体へ供給する観察モードから、前記走査電子顕微鏡装置本体の装置本体制御系の各部並びに制御信号変換手段の変更制御内容の供給を許容するメンテナンスモードに設定変更するモード変更手段と、
    前記走査電子顕微鏡装置本体の装置本体制御系の各部や制御信号変換手段の変更制御内容を、メーカの開発拠点等に設置されている専用のプログラミング手段としてのメンテナンスコンピュータからデータ通信を介して受信する通信インタフェースと、
    前記モード変更手段がメンテナンスモードに設定されている状態で、該通信インタフェースを介して受信した前記走査電子顕微鏡装置本体の装置本体制御系の各部や制御信号変換手段の変更制御内容を、当該装置本体制御系の各部や制御信号変換手段に記憶させる制御コマンドを当該制御信号変換手段に供給するメンテナンス手段と
    を備えていることを特徴とする走査電子顕微鏡。
  2. 前記モード変更手段は、前記入力操作手段又は前記表示手段に表示された操作画面上に設定部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の走査電子顕微鏡。
  3. 前記モード変更手段は、前記通信インタフェースに設定部が設けられ、該設定部は前記メンテナンスコンピュータからのメンテナンスモードコマンドを受信することを特徴とする請求項1記載の走査電子顕微鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106643627A (zh) * 2016-12-29 2017-05-10 南京理工大学 基于fpga的三维测量方法

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