JP2007072733A - 遠隔指示システム及び遠隔指示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業者がその全体を一瞥することが容易でない作業対象に対して、遠隔地から作業指示を伝達することができる遠隔指示システムを提供する。
【解決手段】 遠隔指示システムは、作業対象を撮像するビデオカメラ20と、作業対象に対して所定の画像を投影するプロジェクタ40と、ビデオカメラ20により撮像された撮像画像の情報を遠隔端末100に送信すると共に、遠隔端末100でなされた撮像画像に基づく指示に応じたアノテーション画像をプロジェクタ40により作業対象に投影させるサーバ50とを有する。また、サーバ50は、ビデオカメラ20で撮像した撮像画像の情報を作業者が所有する携帯端末80に送信する。これにより大型装置や生産設備などに対する作業を遠隔地から的確に支援することが可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遠隔指示システム及び遠隔指示方法に関する。
従来、画像技術及び広域通信技術の発展に伴い、作業を行う作業者に対して作業上の指示を与える手法として種々のものが開発されている。画像を用いて遠隔地から作業者へ指示を与えるシステムとして、通常のテレビジョン会議をそのまま利用したものが提案されている。このシステムでは、作業の場である作業空間の様子を遠隔地にて容易に観察できる。しかし、作業対象の物体と同一の物体が指示側の遠隔地に存在しない場合、物体を利用して指示内容を直接説明できないため、指示内容は音声、身振り・手振り、図面などに頼らざるを得なくなり、的確な指示を出せないという問題がある。
このため、作業者が作業対象とする実物体の上に投射する方法で作業指示を伝達する方法が提案されている(特許文献1参照)。これは、物体の3次元形状をカメラ及びプロジェクタにて計測し、その計測結果に基づき、指示者が存する遠隔地のパーソナルコンピュータに物体のCG画像を表示する。指示者が入力ツールを用いて物体の作業に関する指示を行った場合、その指示データは送信され、指示データに応じた指示画像がプロジェクタよって物体に投影されるため、作業者における指示の認識及び指示者における指示動作が正確かつ容易であり、作業者への負担がなくなる。
特開2003−270719号公報
しかしながら、大型装置や生産設備などに対する作業を行う現場において、遠隔地から作業者に作業指示を行いたい場合がある。特許文献1に記載の技術は、作業対象が作業者の視界に一度に収まる場合を前提としているため、遠隔地からの指示が作業者の視界の外に及ぶ場合には対応できないという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、作業者がその全体を一瞥することが容易でない作業対象に対して、遠隔地から作業指示を伝達することができる遠隔指示システム及び遠隔指示方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の遠隔指示システムは、作業空間内の利用者に対して遠隔端末から指示を行なう遠隔指示システムであって、前記作業空間を撮像する撮像部と、前記利用者に対して作業指示を行なう指示部と、前記撮像部で撮像された撮像画像の情報を遠隔端末に送信すると共に、該遠隔端末でなされた前記撮像画像に基づく指示に基づいて前記指示部から前記利用者に対して作業指示を行なう制御部とを有する。本発明によれば、例えば工場現場のような広い空間内で作業する作業者に対して、遠隔地から位置を指示できる。これにより作業者がその全体を一瞥することが容易でない作業対象に対して、遠隔地から作業指示を伝達することができる。
前記指示部は、例えば前記遠隔端末でなされた前記撮像画像に基づく指示に応じたアノテーション画像を前記作業空間内に投影する投影手段である。本発明によれば、例えば工場現場のような広い空間内で作業する作業者に対して、プロジェクタなどの投影手段によって遠隔地から位置を指示できる。
前記指示部は、例えば前記遠隔端末でなされた前記撮像画像に基づく指示に応じて前記作業空間内を照明により照射する照明手段である。本発明によれば、例えば工場現場のような広い空間内で作業する作業者に対して、照明手段によって遠隔地から位置を指示できる。前記指示部は、例えば前記遠隔端末でなされた前記撮像画像に基づく指示に応じた音声を出力する音声出力手段である。本発明によれば、例えば工場現場のような広い空間内で作業する作業者に対して、音声によって遠隔地から指示を行うことができる。
前記制御部は、前記撮像部で撮像された撮像画像を表示し前記利用者が保持する表示装置に送信するとよい。本発明によれば、例えば工場現場のような広い空間内で作業する作業者は、撮像部で撮像した空間内の画像を携帯している表示装置を使って見ることができ、これによって作業対象を把握できる。前記表示装置は、例えばヘッドマウントディスプレイにより構成されている。
本発明の遠隔指示システムは、前記作業空間内の一部を撮像し前記利用者が保持する利用者撮像部をさらに有し、前記制御部は、前記利用者撮像部で撮像された撮像画像を前記遠隔端末に送信する。本発明によれば、作業者が携帯する作業者撮像部で撮像された撮像画像を遠隔端末に送信することにより、遠隔地で作業者の位置や作業対象を詳細に知ることができる。本発明の遠隔指示システムは、前記撮像部が撮像した画像データを記憶する記憶部をさらに有する。前記作業空間は、工場、駐車場、倉庫、店舗および手術室内のうちの少なくとも1つの空間である。
本発明は、作業空間内の利用者に対して遠隔端末から指示を行なう遠隔指示方法であって、前記作業空間を撮像手段により撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップで撮像された撮像画像の情報を遠隔端末に送信する送信ステップと、前記遠隔端末でなされた前記撮像画像に基づく指示に基づいて、指示部より前記利用者に対して作業指示を行なう指示ステップとを有する。本発明によれば、例えば工場現場のような広い空間内で作業する作業者に対して、遠隔地から位置を指示できる。これにより作業者がその全体を一瞥することが容易でない作業対象に対して、遠隔地から作業指示を伝達することができる。
本発明によれば、作業者がその全体を一瞥することが容易でない作業対象に対して、遠隔地から作業指示を伝達することができる遠隔指示システム及び遠隔指示方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の遠隔指示システムの一実施形態を示す構成図である。図1に示すように、この遠隔指示システムは、作業空間内の利用者に対して遠隔端末から指示を行なうものである。遠隔端末から作業現場の作業対象を指示するものである。この遠隔指示システムは、被写体側装置10及び遠隔端末100等を備えている。被写体側装置10と遠隔端末100とはネットワーク300により相互に通信可能に接続されている。尚、図1においては、遠隔端末100を一台のみ示しているが、複数の遠隔端末100をネットワーク300を通じて被写体側装置10の後述するサーバ50へ接続可能である。
被写体側装置10は、ビデオカメラ(撮像部)20、照明装置(指示部:照明手段)30、プロジェクタ(指示部:投影手段)40、サーバ(制御部)50及び移動部70及び携帯端末80等から構成されている。ビデオカメラ20は、作業空間を撮像し遠隔制御が可能なもので、例えばCCDカメラで構成されている。ビデオカメラ20で、広い作業現場内を撮像した撮像画像の情報はサーバ50に取り込まれる。照明装置30は、利用者に対して作業指示を行うものであり、作業現場内の位置を指示することができる。この照明装置30は、例えば首を振ることが可能なスポットライトで構成されている。この照明装置30は、遠隔端末100でなされた撮像画像に基づく指示に応じて作業空間内を照明により照射する。これにより作業者は広い作業現場内の作業位置を容易に把握できる。
プロジェクタ40は、利用者に対して作業指示を行なうものである。詳細には、プロジェクタ40は、サーバ50から送信された、遠隔端末100でなされた投影画像に基づく指示に応じたアノテーション画像を作業空間内に投影する。このプロジェクタ40は、例えば液晶プロジェクタ等で構成されている。尚、アノテーション画像には、線、文字、図形等のあらゆる形態の画像が含まれる。
移動部70は、サーバ50により制御され、ビデオカメラ20、照明装置30及びプロジェクタ40を作業場内で三次元に移動させるものである。これにより、広い作業現場の中で、ビデオカメラ20、照明装置30及びプロジェクタ40を作業対象に近づけることができる。なお、移動部70は、ビデオカメラ20、照明装置30、プロジェクタ40のそれぞれに対して独立に設けるようにしてもよい。また、サーバ50は、無線によりビデオカメラ20、照明装置30及びプロジェクタ40とデータの送受信を行うようにしてもよい。
サーバ50は、ビデオカメラ20、照明装置30、プロジェクタ40および移動部70の動作を制御すると共に、ネットワーク300を介して遠隔端末100との間で各種情報を授受する。このサーバ50は、ビデオカメラ20が撮像した画像データを記憶する記憶部を有する。また、サーバ50はビデオカメラ20で撮像された撮像画像の情報を遠隔端末100へ送信する。また、サーバ50は遠隔端末100でなされた撮像画像に基づく指示に基づいて照明装置30やプロジェクタ40から作業空間内内の利用者に対して作業指示を行なう。より詳細には、サーバ50は遠隔端末100でなされた投影画像に基づく指示に応じたアノテーション画像を作業空間内に投影するようプロジェクタ40を制御する。サーバ50は作業現場内で位置を照明するよう照明装置30を制御する。さらに、サーバ50はビデオカメラ20で撮像された撮像画像を作業者が携帯する携帯端末(表示装置)80に送信する。
携帯端末80は、作業空間内で作業する利用者が保持するものであり、ビデオカメラ20で撮像された撮像画像を表示する表示部81、データの送受信部82及び作業空間内の一部を撮像する撮影部(利用者撮影部)83等を備える。携帯端末80は、例えば頭にかぶるタイプのディスプレイであるHMD(Head Mounted Display)、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)などにより構成され、ビデオカメラ20で撮像した撮像画像の情報をサーバ50から送受信部82を介して受信すると、受信した撮像画像を表示部81から表示する。また携帯端末80は撮像部83で撮像した撮像画像の情報をサーバ50に送信し、サーバ50はこの撮像画像の情報を遠隔端末100に送信する。これにより遠隔端末100側では作業者と同じ目線で作業対象を把握できる。なお、携帯端末80は、音声出力手段としてのスピーカを備え、このスピーカから遠隔端末100でなされた撮像画像に基づく指示に応じた音声を出力してもよい。
遠隔端末100は、液晶表示装置、CRT等からなる表示装置110、ネットワーク300に接続されたコンピュータ120、コンピュータ120に接続されたポインティングデバイス(マウス)130等から構成されている。表示装置110は、その表示画面に被写体側装置10から送信される画像を表示する。ポインティングデバイス(マウス)130は、撮像画像が表示された表示画面においてポインタで各種ボタン等を操作することにより、照明装置30の照明位置、プロジェクタ40の投影位置、作業対象へ投影するアノテーション画像に関する指示を形成すると共に、移動部70の移動を指示するのに用いられる。
図2は、コンピュータ120に接続された表示装置110の表示例である。表示装置110には、ビデオカメラ20で撮像された作業現場の撮像画像が表示されている。図3は、プロジェクタ40からアノテーション画像を作業現場内の作業対象に投影したときの表示装置110の表示例である。図3において、参照符号112はプロジェクタ40から投影されたアノテーション画像である。サーバ50は、プロジェクタ40でアノテーション画像112を作業現場内の作業対象に投影する。サーバ50は同時に、誘導情報を含む遠景画像を作業者の携帯端末80に送信し位置を指示する。これにより現場の作業者が作業対象の位置を理解できない場合、作業者を作業対象に誘導できる。
図4は照明装置30から作業対象に照射したときの表示装置110の表示例である。図4において、参照符号113は照明装置30から作業現場内の作業対象に対して照射されている照明光を示す。サーバ50は首振りスポットライト(照明装置30)で照明することにより作業者を作業対象に誘導する。サーバ50は同時に、誘導情報を含む遠景画像を作業者の携帯端末80に送信し位置を指示する。これにより現場の作業者が作業対象の位置を理解できない場合、作業者を作業対象に誘導できる。さらに、遠隔地の作業者は、携帯端末80を介して作業者と交信し、作業指示を伝達する。
図5は、プロジェクタ40からアノテーション画像を投影しているときの表示装置110の表示例である。図5において、参照符号114は作業対象を指し示す画像(矢印)、115は作業対象への作業内容を表す文字画像をそれぞれ示す。
次に、上記構成の遠隔指示システムの動作について説明する。図6は、被写体側装置のサーバにおける処理の一例を示すフローチャートである。被写体側装置10側のサーバ50では、ビデオカメラ20の撮像画像の取り込みを開始し(ステップST1)、遠隔端末100のコンピュータ120から接続要求があるかを判断する(ステップST2)。サーバ50は、コンピュータ120からの接続要求がある場合には、ビデオカメラ20の撮像画像をネットワーク300を通じて遠隔端末のコンピュータ120へ伝送する(ステップST3)。
次いで、サーバ50は、コンピュータ120から制御信号の送信があるか否かを判断する(ステップST4)。この制御信号は、アノテーション画像の描画に関する情報である描画信号、照明装置30を制御するための信号、移動部70を移動させるための位置制御信号などである。サーバ50は、上記の制御信号を受信した場合には、その制御信号の内容に応じた制御信号処理を行う(ステップST5)。具体的には、サーバ50は、制御信号に基づいて、移動部70を作業対象の近傍に移動させる。またサーバ50はビデオカメラ20を制御してビデオ画像を取得する。またサーバ50は、作業現場内の位置を指示するために、アノテーション画像をプロジェクタ40から作業対象に投影する。またサーバ50は、作業現場内の位置を指示するために、照明装置30を制御して作業対象に対して照明を行う。さらにサーバ50はビデオカメラ20の撮影画像を携帯端末80に送る。
一方、サーバ50は、上記の制御信号を受信しない場合には、コンピュータ120から切断要求があるかを判断し(ステップST6)、切断要求が無い場合には、ステップST3に戻って新たな撮像画像をネットワーク300を通じて遠隔端末100のコンピュータ120へ伝送し、切断要求があった場合には、ビデオカメラ20の撮像画像の伝送を停止する(ステップST7)。そして、サーバ50は、処理の終了要求があるかを判断し(ステップST8)、終了要求がない場合には、ステップST2に戻って上記の処理を繰り返し、終了要求があった場合には処理を終了する。
次に、遠隔端末100の動作について説明する。図7は遠隔端末のコンピュータにおける処理の一例を示すフローチャートである。遠隔端末100のコンピュータ120は、サーバ50に対して接続要求を行う(ステップST11)。次いで、コンピュータ120は、接続が完了した後、例えば図2に示すように、被写体側のサーバ50から伝送される撮像画像を表示装置110の表示画面111に表示する(ステップST12)。これによりビデオカメラ20によって撮像された対象物の全体を表示装置110によって確認できる。
次いで、コンピュータ120は、表示装置110の表示画面111に表示した撮像画像に対する操作者からの注目領域の指示があるかを判断し(ステップST13)、注目領域の指示がある場合には、指示に応じた処理を行う(ステップST16)。具体的には、遠隔端末100の操作者は、図2に示すような表示装置110の表示画面111の画像を見ながら、表示されている画像にプロジェクタ40からアノテーション画像を投影したい領域や照明装置30により照明したい領域がある場合には、ポインティングデバイス130を操作して表示画面111上のポインタPtを移動させながら注目領域を指示する。注目領域は、プロジェクタ40からアノテーション画像を投影する投影位置を規定する領域、又は照明装置30から光を照射する領域である。
またこのとき、同時に、注目領域に投影するアノテーション画像に関する情報や照明に関する情報を指示する。例えば、ポインティングデバイス130を用いて表示画面111上に形成された各種ボタンBT等を操作することにより、描画された矩形や円などの図形情報、あらかじめ用意されたビットマップ画像、キーボードなどから入力したテキスト情報をアノテーション画像に関する情報として指示し、照明パターンを照明に関する情報として指示する。そして、コンピュータ120は、特定された各種情報をサーバ50へ伝送する(ステップST17)。これにより、図3に示すように、プロジェクタ40からアノテーション画像が作業現場内の作業対象に投影される。また図4に示すように、照明装置30から作業現場内の作業対象に照明光が照射される。
次いで、コンピュータ120は、遠隔端末100でなされたビデオカメラ20の撮像画像に基づく操作者による指示が完了したかを判断し(ステップST18)、終了した場合には、サーバ50に対して切断要求を行い(ステップST19)、処理を終了する。遠隔端末100の操作者による指示操作が終了していない場合には、ステップST12に戻って上記の処理を繰り返す。ここで、遠隔端末100の操作者が移動部70を移動させたい場合には、操作者は、例えば、図2に示すような表示画面111の画像を見ながら、移動部70を移動させるための移動用ボタンR1、R2を操作して、移動部70の移動方向及び移動量を指示する。これにより作業対象に対してアノテーション画像を投影したり、照明光を照射することができる。またこのとき遠隔地の作業者は、携帯端末80等を介して作業者と交信し、作業指示を伝達することもできる。また誘導情報を含む遠景画像を作業者の携帯端末80に送信する。
そして、コンピュータ120は、注目領域の指示がない(アノテーション画像に関する指示又は照明に関する指示がない)場合には、遠隔端末100の操作者により、移動部70の移動の指示がされると判断して移動部70の移動に関する処理をする(ステップST14)。次いで、コンピュータ120は、移動部70の移動に関する処理により得られた移動量情報等を被写体側のサーバ50へ伝送する(ステップST15)。これにより、移動部70が作業対象の近傍に移動されて、遠隔端末100の表示装置110には新たな撮像画像が表示される。
本実施形態によれば、大型の作業対象を遠景から確認し、コンピュータ120より作業者の誘導情報を与える。そして、被写体側装置10は、プロジェクタ40により誘導情報を投射によって表示し、作業者を作業対象に適切に誘導できる。また、コンピュータ120を操作する操作者は、無線端末80あるいはカメラ画像等を利用して現場の状況及び作業指示を伝達する。これにより、大型装置や生産設備などに対する作業を遠隔地から的確に支援することが可能になる。なお、本発明による遠隔指示方法は、遠隔指示システムによって実現される。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。上記実施形態では、指示部の例として照明装置30とプロジェクタ40を挙げたが、指示部は空間内を指示することができるものであればこれに限定されるものではない。また、本実施形態では照明装置30とプロジェクタを両方備えている例を説明したが、いずれか一方のみを備える構成によっても本発明を実現することができる。また本実施形態では作業現場を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されることはない。上記作業空間は、例えば工場、駐車場、倉庫、店舗および手術室内などが含まれる。
本発明の遠隔指示システムの一実施形態を示す構成図である。 コンピュータに接続された表示装置の表示例である。 プロジェクタからアノテーション画像を作業対象に投影したときの表示装置の表示例である。 照明装置から作業対象に照射したときの表示装置の表示例である。 プロジェクタからアノテーション画像を投影しているときの表示装置の表示例である。 被写体側装置のサーバにおける処理の一例を示すフローチャートである。 遠隔端末のコンピュータにおける処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 遠隔指示システム
10 被写体側装置
20 ビデオカメラ
30 照明装置
40 プロジェクタ
50 サーバ
70 移動部
80 携帯端末
100 遠隔端末
110 表示装置
120 コンピュータ
130 ポインティングデバイス
300 ネットワーク

Claims (10)

  1. 作業空間内の利用者に対して遠隔端末から指示を行なう遠隔指示システムであって、
    前記作業空間を撮像する撮像部と、
    前記利用者に対して作業指示を行なう指示部と、
    前記撮像部で撮像された撮像画像の情報を遠隔端末に送信すると共に、該遠隔端末でなされた前記撮像画像に基づく指示に基づいて前記指示部から前記利用者に対して作業指示を行なう制御部と
    を有することを特徴とする遠隔指示システム。
  2. 前記指示部は、前記遠隔端末でなされた前記撮像画像に基づく指示に応じたアノテーション画像を前記作業空間内に投影する投影手段であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示システム。
  3. 前記指示部は、前記遠隔端末でなされた前記撮像画像に基づく指示に応じて前記作業空間内を照明により照射する照明手段であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示システム。
  4. 前記指示部は、前記遠隔端末でなされた前記撮像画像に基づく指示に応じた音声を出力する音声出力手段であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示システム。
  5. 前記制御部は、前記撮像部で撮像された撮像画像を表示し前記利用者が保持する表示装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示システム。
  6. 前記表示装置は、ヘッドマウントディスプレイであることを特徴とする請求項5に記載の遠隔指示システム。
  7. 前記作業空間内の一部を撮像し前記利用者が保持する利用者撮像部をさらに有し、
    前記制御部は、前記利用者撮像部で撮像された撮像画像を前記遠隔端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示システム。
  8. 前記撮像部が撮像した画像データを記憶する記憶部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示システム。
  9. 前記作業空間は、工場、駐車場、倉庫、店舗および手術室内のうちの少なくとも1つの空間であることを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示システム。
  10. 作業空間内の利用者に対して遠隔端末から指示を行なう遠隔指示方法であって、
    前記作業空間を撮像手段により撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップで撮像された撮像画像の情報を遠隔端末に送信する送信ステップと、
    前記遠隔端末でなされた前記撮像画像に基づく指示に基づいて、指示部より前記利用者に対して作業指示を行なう指示ステップとを有することを特徴とする遠隔指示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11010018B2 (en) 2017-12-28 2021-05-18 Toshiba Client Solutions CO., LTD. System including wearable device and electronic device

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