JP2007072092A - バックライト装置及び画像表示装置 - Google Patents

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亮 畠山
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裕 井上
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Abstract

【課題】二種以上の光源を有するバックライト装置において、各光源の温度特性の差に起因して生じるバックライト光の色味の変化を補正することにより、ユーザに違和感を与えることなく画面表示を行う。
【解決手段】バックライト8は、発光色の異なるCFL81とLED82とで構成される光源部を有し、これら光源から発光した光を混色させることによって液晶パネル5の背面に供給する光を生成する。受光部11では、バックライト8の光源部からの光を受光し、偏差演算回路12は、受光部11で受光した光成分を演算解析する。マイコン7は偏差演算回路で演算された色偏差に応じて、LED82の発光量を制御するLED出力制御信号を生成し、LED駆動回路10に転送する。LED駆動回路10ではそのLED出力制御信号に応じてLED82の発光を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明はバックライト装置及び画像表示装置、より詳細には、液晶パネルを照明するために液晶パネル背面側に設けられるバックライト装置と、そのバックライト装置を備えた画像表示装置に関し、特にLEDとCFLを併用した所謂ハイブリッド方式のバックライト装置に関する。
例えばLEDのような点光源による発光素子と、従来のCFL(蛍光管)とを併用した所謂ハイブリッド型バックライトが提案されている。ハイブリッド型バックライトは、従来のCFLに加えてLEDを併用して配置することにより、CFLのみによるバックライトよりも色再現性を拡大して、品位の高い映像を表示できるようにするものである。
上記のようなハイブリッド型のバックライト装置に関し、例えば、特許文献1には、蛍光管とLEDによる2種類の光源を用いて、照明装置全体としての色純度を向上させて色再現性を最適化できるようにした構成が開示されている。特に赤色の色再現範囲を最適化するために、LED650nm付近の発光色をバックライト光の一部として構成している。
ここでは、蛍光管とLEDとの分光特性におけるそれぞれの極大値波長λr1、λr2が近づくように、好ましくは同一になるように設定する。これにより蛍光管によるスペクトラム成分とLEDによるスペクトラム成分とのそれぞれが混色を起こしても、照明装置全体として色純度の高い照明装置を設計することができる。
特開2004−139876号公報
上記特許文献1の構成では、LEDとCFLの発光強度の温度依存性が異なるので、例えば、バックライトの管電流やLED電流を一定値に維持していた状態で始動しても、各光源の温度上昇に伴う発光強度の変化が生じる。このため、分光特性の異なるLEDとCFLとがなすバックライト光の発光色の色味も、これらの温度上昇に応じて徐々に変化してしまう。
このような駆動時の温度上昇に伴うバックライト光の色味の変化は、その光を受光して選択的に透過させる液晶パネル面上での画質にも大きな影響を与える。つまり、画面のホワイトバランスが温度上昇に伴って変化してしまい、より具体的には赤味がかった色からシアン系の色味への変色が著しい。このような赤からシアン系への色味の変化によって、特に人間の肌色等が情報として表示された画面を視認する際に、その肌色の変化が違和感として顕著に感じられる。
図4は、MacAdamの弁別楕円を示す図である。ここでは弁別楕円は実際の弁別域の10倍の大きさで図示している。
上記のように、バックライトの温度依存性によって発色光の色味が変化するとき、特に肌色表示において違和感が強く感じられる。図4の色度図において、肌色を表す領域は破線21の内部の領域である。ここで比較的人間の目が色を弁別しやすい傾向にある方向は、色温度の変化する方向(矢印22)よりも、その方向に垂直な方向(矢印23)、すなわち黒体輻射曲線に対する偏差を表す方向(以下偏差方向)の方が大きいということが示されている。そしてこの偏差方向は、使用している赤色光源の波長の変化方向(矢印24)とほぼ平行なので、赤色光源の波長及び赤色の変化は上記偏差方向の変化に直接大きな影響を与える。
本発明は上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、二種以上の光源を有するバックライト装置において、各光源の温度特性の差に起因して生じるバックライト光の色味の変化を補正することにより、ユーザに違和感を与えることなく画面表示を行うことができるようにしたバックライト装置と、該バックライト装置を備えた画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、発光色の異なる第1光源と第2光源とで構成される光源部を有し、第1及び第2光源から発光した光を混色させることによって液晶パネルの背面に供給すべき光を生成するバックライト装置において、バックライト装置は、光源部からの光を受光する受光部と、受光部で受光した光源部からの光成分を演算解析するための光成分演算手段と、光成分演算手段で演算された所定の成分値に応じて第2光源の発光量を制御する第2光源発光量制御手段と、を有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、第1光源は、3原色のうち少なくとも2色の波長成分の光を発光し、第2光源は、第1光源が発光する2色の波長成分とは異なる他の色の波長成分の光を発光することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、第1光源が発光する2色の波長成分の光は、青と緑の波長成分を含む光であり、第2光源が発光する他の色の波長成分の光は、3原色のうちの赤の波長成分を含む光であることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1ないし第3のいずれか1の技術手段において、所定の成分値が、色偏差を表す成分値であることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、第2光源発光量制御手段は、上記演算された色偏差を表す成分値の所定の値に対する大小に応じて第2光源の発光量を制御することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第5の技術手段において、第2光源発光量制御手段が、第2光源を流れる電流値を制御することにより、第2光源の発光量を制御することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第6の技術手段において、バックライト装置が、第2光源を駆動するための第2光源駆動回路を有し、第2光源発光量制御手段は、第2光源駆動回路の電流値を制御するデューティ信号を発生することにより、第2光源の発光量を制御することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1ないし第7のいずれか1の技術手段におけるバックライト装置と、バックライト装置により照明される液晶パネルとを備え、液晶パネルによってバックライト装置による照明光を変調することにより画像表示を行うことを特徴とする画像表示装置である。
本発明によれば、二種以上の光源を有するバックライト装置において、各光源の温度特性の差に起因して生じるバックライト光の色味の変化を補正することによりバックライト装置全体の発光色を常に最適な状態で発光することが可能になる。
そしてこれにより、バックライト光によって得られる画面の品位を維持し、ユーザに違和感を与えることなく画面表示を行うことができるようにしたバックライト装置を提供することができる。特に画面上に表示された画像の肌色系統の色に対して、ユーザに違和感を与えることなく高品位の画像を表示することができるようになる。
図1は、本発明に適用可能な画像表示装置の構成例を説明するためのブロック図である。受信回路2は、映像情報が入力された放送信号(例えばNTSC信号)をアンテナ1を介して受信するチューナである。デコーダ回路3は、受信した放送信号をデコードし、映像情報の各絵素ごとの階調数を解読する。また映像処理回路4は、デコーダ回路3でデコードされた映像情報に対し、ユーザの操作状況等に応じた画面表示(例えば、レターボックス表示、字幕表示、マルチ画面表示、4:3または16:9のアスペクト比によるスケーリング表示処理、もしくはメニュー画面やEPG画面の重畳表示)を行うための処理を行う。
液晶パネル5は、映像処理回路4で各種表示処理された映像情報を、それと同時に生成されたゲートクロック信号及びソースクロック信号とによる順次走査処理に応じて繰返し表示処理を行なう。また操作手段6は、画像表示装置本体やリモコン等の遠隔操作部に設けられたボタン等の操作に応じて、上記各部品に対し制御指示する所定のフォーマットの制御信号を発信する。
またマイコン7は、操作手段6等から発信された各種制御信号に応じて、制御されるべき対象部品に対する制御処理を行なうための制御プログラムを実行する。
バックライト8は、液晶パネル5の画面上の映像情報が一定以上の明るさで表示されるように、赤、緑、青の3原色で構成される白色光源を生成する。バックライト8は本発明の光源部に該当し、第1光源と第2光源とにより構成される。ここではバックライト8で採用している光源は、CFL(蛍光管)81とLED82の二種類の光源であり、CFL(蛍光管)81が本発明の第1光源に該当し、LED82が本発明の第2光源に該当する。
そして第1光源のCFL81は、赤、緑、青の3原色のうち少なくとも2色の波長成分の光を発光し、第2光源のLED82は、第1光源のCFL81の波長成分とは異なる他の色の波長成分の光を発光する。この場合、CFL81は少なくとも青と緑の蛍光体を含む発光素子で、LED82は赤の(630〜670nm程度の)長波長帯域の発光を呈する発光素子である。
INV(インバータ)回路9は、CFL81に高圧交流電圧を供給するためにDC電力形式を高圧交流信号形式に変換するための電力変換素子である。またLED駆動回路10は、LED82に一定の電流値(1素子当り数mA)を供給するための電力供給素子である。LED駆動回路10には、マイコン7からデューティ比形式のLED出力制御信号が入力し、LED82の発光光量が制御される。
また受光部11は、バックライト8の光源(CFL81、LED82のいずれでもよい)の発光色を受光するために設けられた素子(フォトダイオードや光電子倍増管などが一般的)により構成される。
この受光部11には、赤、緑、青の各色を測定するために各色毎の受光素子が備えられており、ここで受光された各色の発光強度情報が色データ信号として偏差(Δuv)演算回路12に伝送される。
偏差(Δuv)演算回路12は、後述する演算式及び演算フローに基づいて、色温度演算と偏差演算を行なう。すなわち偏差演算回路12は、受光部11で受光したバックライト8からの光成分を演算解析するための本発明の光成分演算手段として機能する。
また記憶部13はROM等の記憶手段により構成され、映像情報の表示設定を行なうための各種設定値を保存する他、偏差演算回路12の処理に必要とする色度座標変換情報や黒体輻射曲線に関する情報を保存し、マイコン7からこれらの保存情報の読み出し処理を可能にする。
LED82の発光量を制御する方式として、本実施形態では発光が時分割されて行われるデューティ調光方式を採用しているが、この他電圧(電流)調光方式を採用してもよい。
デューティ調光方式を適用する場合、マイコン7は、LED駆動回路10を制御するデューティ比形式のLED出力制御信号を生成してLED駆動回路10に送る。LED駆動回路10では、そのLED出力制御信号に応じたデューティ比となるようにパルス幅を可変することで、LED82の明るさを調光(発光量を制御)する。本発明の第2光源発光量制御手段は、マイコン7及びLED駆動回路10によって実現される。
一方、上記の電圧(電流)調光方式を適用するとき、マイコン7は、電源回路からの入力電圧または入力電流をDC−DCコンバータ等で変化させて、その駆動電圧(電流)の大きさで直接LED駆動回路10の負荷として接続されたLED82の電流を変化させて調光(発光量を制御)する。
次に上記偏差演算回路12における色偏差の正負の演算方法について具体的に説明する。
(I)まず受光部11が受光した光の成分となる3刺激値(X,Y,Z)の値を、発光体の分光分布P(λ)と等式関数(x(λ),y(λ),z(λ))との積に基づいた以下の波長積分で算出する。
X=ΣP(λ)・x(λ)・Δλ ・・・(1)
Y=ΣP(λ)・y(λ)・Δλ ・・・(2)
Z=ΣP(λ)・z(λ)・Δλ ・・・(3)
(II)次に上記で算出した3刺激値(X,Y,Z)の値から、以下の式を用いて色度座標系(u,v)に座標変換する。
u=4X/(X+15Y+3Z) ・・・(4)
v=6Y/(X+15Y+3Z) ・・・(5)
(III)次に(u,v)座標系における黒体輻射曲線上の各点に対応した色温度を示すデータと各点ごとの等色温度線をその定義に従って算出する。ここで等色温度線は(u,v)座標系における黒体輻射曲線に対し各点で垂直な法線を描くように定義される。
(IV)次に上記(II)で算出された受光色の色度が、上記(III)で算出された等色温度線のうちどの線間に位置するのかを特定する。そして受光色の色度が位置する等色温度線内において、その等色温度線内に存在する黒体輻射曲線状の点について、黒体輻射曲線の接線を規定し、その接線を境界線とする。そして受光色の色度を示す点が、上記境界線の上側に位置しているか、または下側に位置しているかを判別する演算を行なう。
この演算の具体例を図2を参照しながら以下に説明する。
(演算1)
受光部11で受光されたバックライト光の色度を示す点を測定点Gとする。そしてまず、測定点Gがどの等色温度線の間にあるかを演算する。ここでは固定値として、黒体輻射曲線状の各点A(Ua,Va)及びB,Cが与えられており、上記各点に対する等色温度線の傾きもそれぞれLa,Lb,Lcと割当てられているものとする。
測定点G(Ug,Vg)が、点AとBの等色温度線上に存在する場合、例えば以下の式を満たすことを必要十分条件として点Gがどの等色温度線間に位置するのかを判定することが可能になる。なお下記の式の不等号の大小は、各等色温度線の傾きによって異なる。
Vg<La×(Ug−Ua)+Va ・・・(6)
Vg>Lb×(Ug−Ub)+Vb ・・・(7)
従って、上記条件式を満たす隣接点A、Bが見つかるまでプログラム上で繰返し演算させるようにする。
そして測定点Gに隣接する点A,Bが見つかった結果、測定点Gは図2の斜線領域S内にあるものと判断する。
(演算2)
次に上記斜線領域Sの中で更に、測定点Gが曲線AB(黒体輻射曲線の一部)の上側か下側のどちらに位置しているかを演算させることによって、偏差の正負を計算する。
つまり(u,v)座標系において、点Aと点Bの間の点Mを接点とする接線Lmを境界線とし、測定点Gが接線Lmの上側か下側かのどちらに属するかを計算すれば良い。
ここで接線Lmについては、中間点Mの値が固定値として存在しないので、例として以下のような近似式を用いても良い。つまり、黒体輻射曲線上の隣り合う点A,Bは十分近い点であることから、その間の点は線分AB上にあると仮定して、黒体輻射曲線上の点ABの中間点を線分ABの中点Mとみなし、上記中間点の接線Lmは以下の式で近似することができる。
Lm:u={(Va−Vb)/(Ua−Ub)}×〔v−{(Va+Vb)/2}〕+(Ua+Ub)/2 ・・・・(8)
この接線Lmと測定点G(Ug,Vg)との関係に対し、以下のような場合分けで判断することが可能になる。
(i)Ug<{(Va−Vb)/(Ua−Ub)}×〔Vg−{(Va+Vb)/2}〕+(Ua+Ub)/2 の場合
(ii)Ug>{(Va−Vb)/(Ua−Ub)}×〔Vg−{(Va+Vb)/2}〕+(Ua+Ub)/2 の場合
上記(i)の場合は測定点Gは負の領域にあるものと判断され、上記(ii)の場合は測定点Gは正の領域にあるものと判断できる。
例えば図2のケースでは、測定点Gが接線Lmの下側に位置しているので「負の領域」と判断することになる。
以上の演算の結果に従って、以下の制御フローによりLED82の発光量を制御する。LED82の発光量は、偏差演算回路12で演算された結果を入力したマイコン7によって制御される。ここではマイコン7は、偏差演算回路12による上記の演算結果に従って、デューティ比形式のLED出力制御信号をLED駆動回路10に伝達する。そしてLED駆動回路10では、そのLED出力制御信号に従ってLED82の駆動デューティ比を制御して発光制御を行う。
図3は、LEDの発光制御を行うときの処理例を説明するためのフローチャートである。まず、バックライト8のCFL81とLED82を共に点灯させておく(ステップS1)。そして、受光部11で所定期間のバックライト光を受光し、偏差演算回路12にてバックライト光の測色処理と偏差(Δuv)の演算処理を行う(ステップS2)。
マイコン12では、上記偏差の演算処理結果、偏差(Δuv)>0であるかどうかを判別する(ステップS3)。そしてΔuv>0であれば、さらにLED82を発光駆動させるためのLEDデューティ比が0%であるかどうかを判別する(ステップS4)。ここでLEDデューティ比=0%でなければ、LEDデューティ比を減少させる(ステップS5)。そして予め定めた一定時間が経過した後(ステップS6)、ステップS2に戻ってバックライトの側色処理及び偏差の演算処理を行う。
また上記ステップS4でLEDデューティ比=0%であれば、LEDの発光強度をこれ以上低下させることはできないのでステップS6に進み、一定時間が経過した後、ステップS2に戻ってバックライトの側色処理及び偏差の演算処理を行う。
また上記ステップS3で偏差(Δuv)>0ではない場合、さらに偏差(Δuv)<0であるかどうかを判別する(ステップS7)。そして偏差(Δuv)<0であれば、LEDデューティ比が100%であるかどうかを判別する(ステップS8)。LEDデューティ比が100%でなければ、LEDデューティ比を増加させる(ステップS9)。そして予め定めた一定時間が経過した後(ステップS6)、ステップS2に戻ってバックライトの測色処理及び偏差の演算処理を行う。
また上記ステップS8でLEDデューティ比=100%であれば、LEDの発光強度をこれ以上増大させることはできないのでステップS6に進み、一定時間が経過した後、ステップS2に戻ってバックライトの測色処理及び偏差の演算処理を行う。
本発明に適用可能な画像表示装置の構成例を説明するためのブロック図である。 測定点Gにおける色温度偏差の正負判定方法を説明するための図である。 LEDの発光制御を行うときの処理例を説明するためのフローチャートである。 MacAdamの弁別楕円を示す図である。
符号の説明
1…アンテナ、2…受信回路、3…デコーダ回路、4…映像処理回路、5…液晶パネル、6…操作手段、7…マイコン、8…バックライト、9…INV回路、10…LED駆動回路、11…受光部、12…偏差(Δuv)演算回路、13…記憶部、81…CFL(蛍光管)、82…LED。

Claims (8)

  1. 発光色の異なる第1光源と第2光源とで構成される光源部を有し、前記第1及び第2光源から発光した光を混色させることによって液晶パネルの背面に供給すべき光を生成するバックライト装置において、該バックライト装置は、前記光源部からの光を受光する受光部と、該受光部で受光した前記光源部からの光成分を演算解析するための光成分演算手段と、該光成分演算手段で演算された所定の成分値に応じて前記第2光源の発光量を制御する第2光源発光量制御手段と、を有することを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記第1光源は、3原色のうち少なくとも2色の波長成分の光を発光し、前記第2光源は、前記第1光源が発光する2色の波長成分とは異なる他の色の波長成分の光を発光することを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 前記第1光源が発光する2色の波長成分の光は、青と緑の波長成分を含む光であり、前記第2光源が発光する他の色の波長成分の光は、3原色のうちの赤の波長成分を含む光であることを特徴とする請求項2に記載のバックライト装置。
  4. 前記所定の成分値は、色偏差を表す成分値であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載のバックライト装置。
  5. 前記第2光源発光量制御手段は、上記演算された色偏差を表す成分値の所定の値に対する大小に応じて前記第2光源の発光量を制御することを特徴とする請求項4に記載のバックライト装置。
  6. 前記第2光源発光量制御手段は、前記第2光源を流れる電流値を制御することにより、該第2光源の発光量を制御することを特徴とする請求項5に記載のバックライト装置。
  7. 前記バックライト装置は、前記第2光源を駆動するための第2光源駆動回路を有し、前記第2光源発光量制御手段は、前記第2光源駆動回路の電流値を制御するデューティ信号を発生することにより、前記第2光源の発光量を制御することを特徴とする請求項6に記載のバックライト装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1に記載のバックライト装置と、該バックライト装置により照明される液晶パネルとを備え、該液晶パネルによって前記バックライト装置による照明光を変調することにより画像表示を行うことを特徴とする画像表示装置。
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