JP2007071656A - 放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法及び搬送定置装置の運転装置 - Google Patents

放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法及び搬送定置装置の運転装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安全にして搬送定置装置の有人運転を可能とし、効率よく確実な搬送定置作業を行えるようにする。
【解決手段】前方を視認可能な視認部41を有するとともに坑道内壁1aとの間に進退移動可能な隙間42を有して該坑道1内を略閉塞する大きさに形成されて搬送定置装置30の後部側に連結された対放射線用の遮蔽壁43を備えるので、オペレータ44は放射線に曝されることなく安全にして遮蔽壁43の後部側に設けられた搭乗部45に搭乗することができ、視認部41を通じて前方の様子を至近距離で見ながら操作部46を操作することで搬送定置装置30を有人運転することができ、効率よく確実な搬送定置作業を行わせることができるようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法及び搬送定置装置の運転装置に関するものである。
一般に、放射性廃棄物を地中に埋設処分する場合、地下水に毒性物質を漏出させない遮水工に、ベントナイト或いはベントナイトと骨材を混練した高密度な粘土系難透水性材料からなる緩衝材が使われている。
このような緩衝材の設置方法としては、ブロック定置施工法が一般的とされている。このブロック定置施工法は、緩衝材を事前に工場などにおいてブロック状に高密度にプレス成形しておき、処分施設に構築された坑道内の所定位置に搬送し定置させるとともに、中空部には、廃棄対象となる放射性廃棄物の廃棄体を搬送し定置させ、さらにその手前側に対して他の緩衝材ブロックを搬送させ定置させる施工法である。このようなブロック定置施工法に関しては、例えば非特許文献1によれば、粘土系土質材料をプレスすることで高密度な成形体ブロックを形成し、分割した寸法形状のブロックにあらかじめ成形することで、円筒型廃棄物の周囲に組合せて設置する例が報告されている。
核燃料サイクル開発機構、「わが国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技術的信頼性総論レポート」平成11年11月26日発行、p.IV−52
緩衝材に使用するブロックを小型ブロックとした場合、作製した小型ブロックを坑道内において搬送し積み上げて定置する作業では、小型ブロックの個数に比例した作業時間を要するため、例えば円周方向には分割されていない円盤型緩衝材ブロックや廃棄体を設置するための中空部を有する円盤型緩衝材ブロックのような比較的大型ブロックを組合せて使用する方が搬送させて定置させるだけで済み効率的といえる。
ここで、このような円盤状緩衝材ブロックや放射性廃棄物の廃棄体は、かなりの重量物であり、それぞれ専用の搬送定置装置を用いて坑道内の所定位置に搬送し定置させることとなる。この際、廃棄体の搬送定置作業は、放射線量が高い坑道内環境での作業となるため、搬送定置装置は遠隔操作による無人運転となり、現場の状況の確認に手間がかかり、短時間での効率のよい搬送定置作業は困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、安全にして搬送定置装置の有人運転を可能とし、効率よく確実な搬送定置作業を行わせることができる放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法及び搬送定置装置の運転装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法は、放射性廃棄物処分施設に構築された坑道内を進退移動して放射性廃棄物や緩衝材を所定位置に搬送し定置させる搬送定置装置の後部側に、前方を視認可能な視認部を有するとともに前記坑道内壁との間に進退移動可能な隙間を有して該坑道内を略閉塞する大きさに形成された対放射線用の遮蔽壁を連結し、前記搬送定置装置と一体に前記遮蔽壁を進退移動させるようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法は、上記発明において、前記遮蔽壁に隣接する位置で前記坑道内壁に接しつつ該坑道内壁に沿って移動可能な補助遮蔽壁を配設して前記遮蔽壁と前記坑道内壁との隙間を閉塞するようにしたことを特徴とする。
請求項3に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法は、上記発明において、前記補助遮蔽壁を前記坑道内壁の内周面に沿って複数ブロックに分割し、個々のブロックが該坑道内壁に接するように付勢することを特徴とする。
請求項4に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法は、上記発明において、前記補助遮蔽壁と前記坑道内壁との接触部に、低摩擦処理を施したことを特徴とする法。
請求項5に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法は、上記発明において、前記低摩擦処理は、摩擦の小さい薄板を挟圧させる処理であることを特徴とする。
請求項6に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法は、上記発明において、前記低摩擦処理は、該接触部にローラベアリングを付加する処理であることを特徴とする。
請求項7に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法は、上記発明において、端部全周において前記搬送定置装置の進退移動方向に張り出して前記坑道内壁に対向する張り出し遮蔽壁を一体に有する遮蔽壁を用いるようにしたことを特徴とする。
請求項8に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法は、上記発明において、前記坑道内壁に対向する端部全周において放射線を乱反射させる凹凸形状を有する遮蔽壁を用いるようにしたことを特徴とする。
請求項9に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置は、放射性廃棄物処分施設に構築された坑道内を進退移動して放射性廃棄物や緩衝材を所定位置に搬送し定置させる搬送定置装置を有人運転するための運転装置であって、前方を視認可能な視認部を有するとともに前記坑道内壁との間に進退移動可能な隙間を有して該坑道内を略閉塞する大きさに形成されて前記搬送定置装置の後部側に連結された対放射線用の遮蔽壁と、該遮蔽壁の後部側に設けられてオペレータが搭乗する搭乗部と、該オペレータが前記搬送定置装置を運転するための操作部と、を備えることを特徴とする。
請求項10に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置は、上記発明において、前記搭乗部を含み遮蔽部材により密閉構造とされて前記遮蔽壁の後部側に連設されたオペレータ室を備えることを特徴とする。
請求項11に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置は、上記発明において、前記遮蔽壁に隣接する位置で前記坑道内壁に接しつつ該坑道内壁に沿って移動可能に配設されて前記遮蔽壁と前記坑道内壁との隙間を閉塞する補助遮蔽壁を備えることを特徴とする。
請求項12に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置は、上記発明において、前記補助遮蔽壁は、前記坑道内壁の内周面に沿って複数ブロックに分割され、個々のブロックが該坑道内壁に接するように付勢されていることを特徴とする。
請求項13に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置は、上記発明において、前記補助遮蔽壁と前記坑道内壁との接触部は、低摩擦処理が施されていることを特徴とする。
請求項14に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置は、上記発明において、前記低摩擦処理は、摩擦の小さい薄板を挟圧させる処理であることを特徴とする。
請求項15に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置は、上記発明において、前記低摩擦処理は、該接触部にローラベアリングを付加する処理であることを特徴とする。
請求項16に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置は、上記発明において、前記遮蔽壁は、端部全周において前記搬送定置装置の進退移動方向に張り出して前記坑道内壁に対向する張り出し遮蔽壁を一体に有することを特徴とする。
請求項17に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置は、上記発明において、前記遮蔽壁は、前記坑道内壁に対向する端部全周において放射線を乱反射させる凹凸形状を有することを特徴とする。
本発明に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法によれば、前方を視認可能な視認部を有するとともに坑道内壁との間に進退移動可能な隙間を有して該坑道内を略閉塞する大きさに形成された対放射線用の遮蔽壁を搬送定置装置の後部側に連結し、搬送定置装置と一体に遮蔽壁を進退移動させるようにしたので、オペレータは放射線に曝されることなく安全にして遮蔽壁の後部側に居ることができ、視認部を通じて前方の様子を見ながら搬送定置装置を有人運転することができ、効率よく確実な搬送定置作業を行わせることができるという効果を奏する。
本発明に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置によれば、前方を視認可能な視認部を有するとともに坑道内壁との間に進退移動可能な隙間を有して該坑道内を略閉塞する大きさに形成されて搬送定置装置の後部側に連結された対放射線用の遮蔽壁を備えるので、オペレータは放射線に曝されることなく安全にして遮蔽壁の後部側に設けられた搭乗部に搭乗することができ、視認部を通じて前方の様子を見ながら操作部を操作することで搬送定置装置を有人運転することができ、効率よく確実な搬送定置作業を行わせることができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法及び搬送定置装置の運転装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
まず、図1〜図3−2を参照して、本発明の搬送定置装置の遮蔽方法及び搬送定置装置の運転装置が適用される放射性廃棄物処分施設における放射性廃棄物の埋設処分方式の一例の概略を説明する。図1は、緩衝材ブロック搬送定置による緩衝材構築方式を示す構造図であり、図2−1は、そのうちの円盤型緩衝材ブロックを示す平面図であり、図2−2は、その縦断端面図であり、図3−1は、そのうちの中空部付き円盤型緩衝材ブロックを示す平面図であり、図3−2は、その縦断端面図である。
図1において、1は放射性廃棄物処分施設において例えば地下300m程度の位置で水平方向に形成されて坑道をなすトンネル覆工である。このトンネル覆工1は、例えばコンクリート構造の円形状のもので、例えば岩盤中に構築されている。このようなトンネル覆工1中の所定位置に、廃棄対象となる放射性廃棄物2を、その周囲を包囲する緩衝材3とともに搬送させて定置させ、さらに該トンネル覆工1を埋め戻すことにより埋設処分するものである。緩衝材3は、放射性廃棄物2を地中に埋設処分する場合、地下水に毒性物質を漏出させない遮水工のためのものであり、ベントナイト或いはベントナイトと骨材を混練した高密度な粘土系難透水性材料からなる。ここで、本実施の形態では、緩衝材3を長手方向に数個に分割した円盤状緩衝材ブロック4と中空部付き円盤状緩衝材ブロック5とを埋設現場で組合せることにより構築し、数個の中空部付き円盤状緩衝材ブロック5の中空部6により形成される収納空間7内に放射性廃棄物2を搬送し定置させるものである。
ここで、円盤型緩衝材ブロック4は、図1−1、図1−2に示すように、金属製の円筒状型枠11と、該円筒状型枠11内に充填されプレス、転圧等の圧縮処理により高密度化されて円筒状型枠11と一体化されたベントナイト系材料12とから構成されている。ここで、円盤型緩衝材ブロック4は、図1に示すように、放射性廃棄物2の長手方向側を遮水するためのものであり、例えば直径約0.8m、長さ約1.7mの円筒状の放射性廃棄物2を想定した場合、円盤型緩衝材ブロック4は、直径約2m、高さ(厚さ)約0.6m程度の比較的大型サイズのブロックとして形成されている。また、ベントナイト系材料12は、粉体或いは粒状で水分を調整済みのものが用いられている。
また、中空部付き円盤型緩衝材ブロック5は、図1に示すように、円盤型緩衝材ブロック4と適宜組合せて放射性廃棄物2の遮水に用いられるものであり、金属製で同心円状に配置された同一高さで半径の異なる2つの内外の円筒状型枠13,11と、これらの内外の円筒状型枠13,11間に充填されプレス、転圧等の圧縮処理により高密度化されて内外の円筒状型枠13,11と一体化されたベントナイト系材料12とから構成され、内周側の円筒状型枠13により形成されて放射性廃棄物2を挿入し得る大きさの中空部6を中心部に有する。
ここで、中空部付き円盤型緩衝材ブロック5は、数個、例えば3個の重ね合わせにより放射性廃棄物2の円周方向の周りを遮水するためのものであり、例えば直径約0.8m、長さ約1.7mの円筒状の放射性廃棄物2を想定した場合、円盤型緩衝材ブロック5は、直径約2m、中空部6の直径約0.8m、高さ(厚さ)約0.6m程度の比較的大型サイズのブロックとして形成されている。また、ベントナイト系材料12は、粉体或いは粒状で水分を調整済みのものが用いられている。すなわち、中空部付き円盤型緩衝材ブロック5は、円盤型緩衝材ブロック4と同一外径であって、中心部に円筒状型枠13を付加することにより中空部6を有するドーナツ状構造に形成されている。
なお、円筒状型枠11,13の両端には、隣接する円筒状型枠11同士、円筒状型枠13同士の係合を確実にするため、中心軸方向に挿脱自在に係合可能な雌雄をなす凹部11a,13aと凸部11b,13bとによる凹凸形状を有している。
ベントナイト系材料12は、低強度の材料であるため、ブロックの寸法が大きくなると、搬送定置作業中にその隅部などが損傷しやすいという欠点があるが、金属製の円筒状型枠11を一体に有するので、搬送定置作業時に損傷することはない。また、重量物である放射性廃棄物2を収納空間7内に定置させる場合においても、中空部6が金属製の円筒状型枠13により形成されているので、損傷することはない。
次に、放射性廃棄物2のトンネル覆工1内での搬送定置方法について図4及び図5を参照して説明する。図4は、放射性廃棄物2のトンネル覆工1内での搬送定置時の様子を端面図的に示す側面図であり、図5は、正面図である。円盤型緩衝材ブロック4,5よりも一回り大きく形成されたトンネル覆工1内には、その底部側に位置させて、2本のガイドレール21が敷設されている。これらのガイドレール21に沿ってトンネル覆工1内を進退移動して放射性廃棄物2を所定位置に搬送し定置させるための搬送定置装置30が設けられている。この搬送定置装置30は、重量物の放射性廃棄物2を搭載するため枠組み等を含めて頑強に形成された搬送装置本体31と、この搬送装置本体31の下部側に設けられて操作部からの指示操作によりガイドレール21上を走行する車輪32を含む自走式移動機構33と、搬送装置本体31上に搭載された放射性廃棄物2を操作部からの指示操作により所定位置で収納空間7内に押し出して定置させるピストン方式の押し出し定置機構34とを備えている。なお、放射性廃棄物2の搭載部には、押し出し時の放射性廃棄物2の移動を円滑にするための左右一対のローラコンベア35が設けられている。
本実施の形態では、このような搬送定置装置30を有人運転するための運転装置40が連結されている。この運転装置40は、強化ガラス等により形成されて前方を視認可能な視認部41を有するとともに、トンネル覆工1の坑道内壁1aとの間に進退移動可能な隙間42を有してトンネル覆工1内を略閉塞する大きさ、ここでは円盤型緩衝材ブロック4,5とほぼ同じ大きさに形成された対放射線用の円盤状の遮蔽壁43を主体に構成されている。この遮蔽壁43は、対放射線用の遮蔽機能を持つ鉛等の所定材料により所定厚さに形成されて搬送定置装置30の後部に連結されることで、搬送定置装置30の進退移動時には一体となってトンネル覆工1内を進退移動する。遮蔽壁43の後部側には、オペレータ44が搭乗するための搭乗部45が固定されているとともに、搬送定置装置30を運転、すなわち、自走式移動機構33や押し出し定置機構34を動作させるための操作部46が設けられている。
ここで、搭乗部45は、遮蔽部材により遮蔽壁43背面との間で密閉構造とされたオペレータ室47の一部として形成され、操作部46もこのオペレータ室47内に配設されている。
さらに、遮蔽壁43の後部側(前部側であってもよい)に隣接する端部位置付近には、対放射線用の補助遮蔽壁48が設けられている。この補助遮蔽壁48は、坑道内壁1aに接しつつ坑道内壁1aに沿って移動可能に設けられ、遮蔽壁43と坑道内壁1aとの間の隙間42を閉塞するもので、本実施の形態では、図6に示すように、坑道内壁1aの内周面に沿って数個の複数ブロック48aに分割され、半径方向に変位可能な個々のブロック48aが坑道内壁1aに接するように付勢されている。このため、遮蔽壁43の端部付近に取付けられた断面略L字状の保持部43aには、図7に拡大して示すように、ブロック48a毎に該ブロック48aを半径方向外側に向けて付勢する圧縮ばね49等の付勢部材が介在されている。ここで、補助遮蔽壁48の各ブロック48aにおける坑道内壁1aとの接触部48bには、テフロン(登録商標)のような摩擦の小さい薄板(図示せず)を挟圧させる低摩擦処理が施されている。なお、この低摩擦処理は、ローラベアリングの付加であってもよい。
このような構成において、放射性廃棄物2の搬送定置作業は、放射線量が高いトンネル覆工1内環境での作業となるが、基本的に、例えばコンクリート構造のトンネル覆工1の外側には岩盤が無限の厚さで存在するため、トンネル覆工1の周囲方向の対放射線用の遮蔽は不要である。そして、放射性廃棄物2の搬送定置用の搬送定置装置30の後部側には、運転装置40を構成する遮蔽壁43が連結されており、搬送定置装置30と一体で進退移動可能とされているので、オペレータ44は搬送定置装置30に搭載した放射性廃棄物2の放射線に曝されることなく安全にして遮蔽壁43の後部側に居ること、すなわち、搭乗部45上に搭乗することができる。そこで、オペレータ44は視認部41を通して遮蔽壁43の前方における搬送定置装置30や放射性廃棄物2や既に搬送定置済みの円盤型緩衝材ブロック11,13の様子を至近距離で見ながら、操作部46を操作することで搬送定置装置30を有人運転することで、放射性廃棄物2をトンネル覆工1内の所定位置まで搬送させたり、所定位置にて押し出し定置機構34を駆動させて放射性廃棄物2を収納空間7内に定置させたりすることができる。このような有人運転によるため、効率よく確実な放射性廃棄物2の搬送定置作業が可能となる。なお、搭乗部45やオペレータ室47を省き、オペレータ44が歩きで搬送定置装置30を運転するようにしてもよい。また、操作部46は、オペレータ44が携帯可能なコントロールボックスとしてもよい。
ここで、遮蔽壁43のみでは、坑道内壁1aとの間の隙間42をストリーミングしてくる放射線は遮蔽できないが、坑道内壁1aに接してこの隙間42を閉塞する補助遮蔽壁48を有するので、図7に示すように、該隙間42をストリーミングしようとする放射線を補助遮蔽壁48によって確実に遮蔽することができる。この際、補助遮蔽壁48の端部は接触部48bとして坑道内壁1aに接しながら進退移動することとなるが、この接触部48bには摩擦の小さい薄板が挟圧されて低摩擦処理が施されているので、搬送定置装置30の移動時に補助遮蔽壁48も支障なく進退移動することができる。
このような遮蔽構造を有するので、遮蔽壁43の前方に存在する放射線源からの放射線の大部分は遮断することができるが、遮蔽部材により密閉構造とされたオペレータ室47を備えるので、オペレータ44が受け得る放射線強度を大幅に減ずることができる。既に、遮蔽壁43、補助遮蔽壁48によってオペレータ44側に到達する放射線強度は大幅に減じているので、オペレータ室47を構成する遮蔽部材の厚さは非常に薄くすることができる。
次に、緩衝材3を構築するための円盤型緩衝材ブロック4,5の搬送定置方法について図8〜図11を参照して説明する。図8は、円盤型緩衝材ブロック4のトンネル覆工1内での搬送時の様子を端面図的に示す側面図であり、図9は、その正面図であり、図10は、円盤型緩衝材ブロック4のトンネル覆工1内での定置後の様子を端面図的に示す側面図であり、図11は、その正面図である。
円盤型緩衝材ブロック4,5の搬送定置には、台車構造の搬送定置装置50が用いられる。この搬送定置装置50は、円盤型緩衝材ブロック4(又は、中空部付き円盤型緩衝材ブロック5)を例えば3個単位で搬送定置させるもので、円盤型緩衝材ブロック4又は5を搭載するための上下動可能な台車51と、ガイドレール21にガイドされつつトンネル覆工1の底面部を走行する車輪52を含む自走式移動機構53とからなる。
このような搬送定置装置50の後部側にも、運転装置40Aが連結されている。この運転装置40Aは、前述の運転装置40と同一構造のものである。ここで、これらの運転装置40,40Aとして同一装置を兼用使用する場合には、搬送定置装置30,50に対して着脱自在に連結すればよいが、搬送定置装置30,50に対して運転装置40,40Aを一体化させて連結することでそれぞれ専用装置として構成するようにしてもよい。
このような構成において、円盤型緩衝材ブロック4,5の搬送定置作業は、放射線量が高いトンネル覆工1内環境での作業となるが、円盤型緩衝材ブロック4,5の搬送定置用の搬送定置装置50の後部側には、運転装置40Aを構成する遮蔽壁43が連結されており、搬送定置装置50と一体で進退移動可能とされているので、オペレータ44はトンネル覆工1内で前方に存在する放射性廃棄物2の放射線に曝されることなく安全にして遮蔽壁43の後部側に居ること、すなわち、搭乗部45上に搭乗することができる。そこで、オペレータ44は視認部41を通して遮蔽壁43の前方の様子を至近距離で見ながら、操作部46を操作することで搬送定置装置50を有人運転することで、図8に示すように円盤型緩衝材ブロック4,5をトンネル覆工1内の所定位置まで搬送させたり、所定位置にて台車51を下降させて図11に示すように円盤型緩衝材ブロック4,5をガイドレール21上に載置させることで定置させたりすることができる。このような有人運転によるため、効率よく確実な円盤型緩衝材ブロック4,5の搬送定置作業が可能となる。
(変形例1)
図12は、本発明の変形例1の構成例を示す縦断側面図であり、図13は、その一部を拡大して示す縦断側面図である。変形例1は、遮蔽壁43がその端部全周において搬送定置装置30,50の進退移動方向に張り出して坑道内壁1aに対向する張り出し遮蔽壁60を一体に有する構造としたものである。図示例では、張り出し遮蔽壁60は、前部側に張り出すようにしたが、後部側に張り出すようにしてもよく、さらには、両側に張り出して断面T字状となるようにしてもよい。
張り出し遮蔽壁60の存在により、遮蔽壁43の端部と坑道内壁1aとの間の隙間42の長さが長くなり、図13に示すように、隙間42内にストリーミングしてきた放射線を許容値以下に減ずることが可能となる。これにより、坑道内壁1aに接する補助遮蔽壁48を必要としない構造とすることができる。
(変形例2)
図14は、本発明の変形例2の構成例を示す縦断側面図であり、図15は、その一部を拡大して示す縦断側面図である。変形例2は、遮蔽壁43が坑道内壁1aに対向する端部全周において放射線を乱反射させる凹凸部61を有する凹凸形状に形成したものである。ここでは、張り出し遮蔽壁60を有する構成例への適用例を示し、張り出し遮蔽壁60の外周面上にも凹凸部61が形成されている。
凹凸部61の存在により、図15に示すように、隙間42内にストリーミングしてきた放射線を乱反射させることで放射線の手前側への到達量をさらに減ずることが可能となる。これにより、坑道内壁1aに接する補助遮蔽壁48を必要としない構造とすることができる。
緩衝材ブロック搬送定置による緩衝材構築方式を示す構造図である。 図1中の円盤型緩衝材ブロックを示す平面図である。 円盤型緩衝材ブロックの縦断端面図である。 図1中の中空部付き円盤型緩衝材ブロックを示す平面図である。 中空部付き円盤型緩衝材ブロックの縦断端面図である。 放射性廃棄物のトンネル覆工内での搬送定置時の様子を端面図的に示す側面図である。 図4の正面図である。 補助遮蔽壁と遮蔽壁との関係を示す正面図である。 補助遮蔽壁による遮蔽作用を示す要部を拡大した縦断側面図である。 円盤型緩衝材ブロックのトンネル覆工内での搬送時の様子を端面図的に示す側面図である。 図8の正面図である。 円盤型緩衝材ブロックのトンネル覆工内での定置後の様子を端面図的に示す側面図である。 図10の正面図である。 本発明の変形例1の構成例を示す縦断側面図である。 図12の一部を拡大して示す縦断側面図である。 本発明の変形例2の構成例を示す縦断側面図である。 図14の一部を拡大して示す縦断側面図である。
符号の説明
1 トンネル覆工
2 放射性廃棄物
3 緩衝材
30 搬送定置装置
40,40A 運転装置
41 視認部
42 隙間
43 遮蔽壁
44 オペレータ
45 搭乗部
46 操作部
47 オペレータ室
48 補助遮蔽壁
48a ブロック
48b 接触部
49 圧縮ばね
50 搬送定置装置
60 張り出し遮蔽壁
61 凹凸部

Claims (17)

  1. 放射性廃棄物処分施設に構築された坑道内を進退移動して放射性廃棄物や緩衝材を所定位置に搬送し定置させる搬送定置装置の後部側に、前方を視認可能な視認部を有するとともに前記坑道内壁との間に進退移動可能な隙間を有して該坑道内を略閉塞する大きさに形成された対放射線用の遮蔽壁を連結し、前記搬送定置装置と一体に前記遮蔽壁を進退移動させるようにしたことを特徴とする放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法。
  2. 前記遮蔽壁に隣接する位置で前記坑道内壁に接しつつ該坑道内壁に沿って移動可能な補助遮蔽壁を配設して前記遮蔽壁と前記坑道内壁との隙間を閉塞するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法。
  3. 前記補助遮蔽壁を前記坑道内壁の内周面に沿って複数ブロックに分割し、個々のブロックが該坑道内壁に接するように付勢することを特徴とする請求項2に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法。
  4. 前記補助遮蔽壁と前記坑道内壁との接触部に、低摩擦処理を施したことを特徴とする請求項2又は3に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法。
  5. 前記低摩擦処理は、摩擦の小さい薄板を挟圧させる処理であることを特徴とする請求項4に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法。
  6. 前記低摩擦処理は、該接触部にローラベアリングを付加する処理であることを特徴とする請求項4に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法。
  7. 端部全周において前記搬送定置装置の進退移動方向に張り出して前記坑道内壁に対向する張り出し遮蔽壁を一体に有する遮蔽壁を用いるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法。
  8. 前記坑道内壁に対向する端部全周において放射線を乱反射させる凹凸形状を有する遮蔽壁を用いるようにしたことを特徴とする請求項1又は7に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の遮蔽方法。
  9. 放射性廃棄物処分施設に構築された坑道内を進退移動して放射性廃棄物や緩衝材を所定位置に搬送し定置させる搬送定置装置を有人運転するための運転装置であって、
    前方を視認可能な視認部を有するとともに前記坑道内壁との間に進退移動可能な隙間を有して該坑道内を略閉塞する大きさに形成されて前記搬送定置装置の後部側に連結された対放射線用の遮蔽壁と、
    該遮蔽壁の後部側に設けられてオペレータが搭乗する搭乗部と、
    該オペレータが前記搬送定置装置を運転するための操作部と、
    を備えることを特徴とする放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置。
  10. 前記搭乗部を含み遮蔽部材により密閉構造とされて前記遮蔽壁の後部側に連設されたオペレータ室を備えることを特徴とする請求項9に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置。
  11. 前記遮蔽壁に隣接する位置で前記坑道内壁に接しつつ該坑道内壁に沿って移動可能に配設されて前記遮蔽壁と前記坑道内壁との隙間を閉塞する補助遮蔽壁を備えることを特徴とする請求項9又は10に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置。
  12. 前記補助遮蔽壁は、前記坑道内壁の内周面に沿って複数ブロックに分割され、個々のブロックが該坑道内壁に接するように付勢されていることを特徴とする請求項11に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置。
  13. 前記補助遮蔽壁と前記坑道内壁との接触部は、低摩擦処理が施されていることを特徴とする請求項11又は12に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置。
  14. 前記低摩擦処理は、摩擦の小さい薄板を挟圧させる処理であることを特徴とする請求項13に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置。
  15. 前記低摩擦処理は、該接触部にローラベアリングを付加する処理であることを特徴とする請求項13に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置。
  16. 前記遮蔽壁は、端部全周において前記搬送定置装置の進退移動方向に張り出して前記坑道内壁に対向する張り出し遮蔽壁を一体に有することを特徴とする請求項9又は10に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置。
  17. 前記遮蔽壁は、前記坑道内壁に対向する端部全周において放射線を乱反射させる凹凸形状を有することを特徴とする請求項9,10又は16に記載の放射性廃棄物処分施設における搬送定置装置の運転装置。
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