JP2007069112A - 円盤型緩衝材ブロック、円盤型緩衝材ブロックの製造方法及び廃棄体一体型緩衝材の製造方法 - Google Patents

円盤型緩衝材ブロック、円盤型緩衝材ブロックの製造方法及び廃棄体一体型緩衝材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プレス等の製造装置を大型化することなく、かつ、搬送・定置作業時に損傷することなく作業効率の向上を図れる大型サイズの円盤型緩衝材ブロック及びその製造方法を提供する。
【解決手段】廃棄体46の周りに位置すべき緩衝材を軸心方向に数個に分割した程度の大型サイズの円盤型緩衝材ブロック1や中空部13を有する中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の組合せ構造とし、かつ、円盤型緩衝材ブロック1や中空部付き円盤型緩衝材ブロック11が金属製の円筒状型枠2を一体に有する構造としたので、プレス等の製造装置を大型化することなく高密度に製造することができる上に、金属製の円筒状型枠2の存在によって搬送・定置作業時に損傷することがなく作業効率の向上を図ることができ、廃棄体一体型緩衝材41も容易に製造できるようにした。
【選択図】 図14

Description

本発明は、高レベル放射性廃棄物の埋設処分に適した円盤型緩衝材ブロック、円盤型緩衝材ブロックの製造方法及び廃棄体一体型緩衝材の製造方法に関するものである。
一般に、放射性廃棄物や産業廃棄物を地中に埋設処分する場合、地下水に毒性物質を漏出させない遮水工に、ベントナイト或いはベントナイトと骨材を混練した高密度な粘土系難透水性材料からなる緩衝材が使われている。このような緩衝材に関しては、その配合の工夫等に関する各種提案例もある(例えば、特許文献1〜4等参照)。
緩衝材を用いる遮水工の一つに、現場締固め施工法がある。この現場締固め施工法は、緩衝材による人工バリアを構築する位置に、ベントナイト系材料を直接、巻きだし、ローラ等の大型重機で締固める方法である。例えば、特許文献5によれば、坑道床面に掘削した縦穴に高レベル放射性廃棄物を定置して緩衝材を設置する方法が提案されている。しかし、現場締固め施工法は、高密度な緩衝材を構築することができないという欠点がある。
そこで、緩衝材の設置方法の一つとして、図26−2に示すように、廃棄体101と緩衝材102とを一体成形した廃棄体一体型緩衝材103を工場などであらかじめ構築し、所定の埋設処分位置に定置してから、埋め戻す処分方法が考えられている。ここに、緩衝材102は、図26−1に示すように、廃棄体101を挿入設置する大きさの中空部102aを有する円筒状容器形状の緩衝材102bと、中空部102aを閉塞する蓋形状の緩衝材102cとからなる。具体的には、緩衝材を中空容器形状にCIP成形(冷間等方圧加圧法)してから、廃棄体を中空部に挿入し、その後、鋼鉄製容器で包むことで、廃棄体一体型緩衝材を製造する方法が非特許文献1により提案されている。このような廃棄体一体型緩衝材によれば、廃棄体の埋設処分においてバリア能力の高いものとなる。
しかしながら、この種の緩衝材は、例えば直径2〜3m、長さ3〜4mに及ぶものであり、このような大型の緩衝材をプレス成形するためには、膨大なプレス力が必要であるため、大型の製造装置を必要とする。
このようなことから、緩衝材の設置方法としては、ブロック定置施工法が一般的とされている。このブロック定置施工法は、緩衝材を事前に工場などにおいてブロック状に高密度にプレス成形してから現場に搬送して定置させる施工法である。このブロック定置施工法に関しては、例えば特許文献6によれば、円形坑道の外周部に粘土系バリアを構築する方法として、扇形形状のベントナイトブロックを所定の位置に定置するための操作方法が提案されている。また、非特許文献2によれば、粘土系土質材料をプレスすることで高密度な成形体ブロックを形成し、分割した寸法形状のブロックにあらかじめ成形することで、円筒型廃棄物の周囲に組合せて設置する例が報告されている。
特開平9−304597号公報 特開2003−149391号公報 特開2005−114571号公報 特開2003−290734号公報 特開昭61−201200号公報 特開2005−383171号公報 T.Awano,T.Kanno et al."Manufacturing and Handling Technique of the Monolithic Buffer Material for HLW Disposal",ICEM01 核燃料サイクル開発機構、「わが国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技術的信頼性総論レポート」平成11年11月26日発行、p.IV−52
緩衝材に使用するブロックを小型ブロックとすれば、小さいエネルギーでプレス成形できるため、その製造装置をコンパクトにすることができる。しかしながら、作製した小型ブロックを、埋設処分を行う施設に定置する作業では、小型ブロックの個数に比例した作業時間を要するため、大型ブロックを使用する方が効率的といえる。
ところが、ベントナイトは、低強度の材料であるため、ブロックの寸法が大きくなると、搬送・定置作業中にその隅部などが損傷しやすいという欠点がある。よって、小型ブロック化せざるを得ない現状にある。この結果、廃棄体一体型緩衝材の構築も不可能な現状にある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プレス等の製造装置を大型化することなく、かつ、搬送・定置作業時に損傷することなく作業効率の向上を図れる大型サイズの円盤型緩衝材ブロック、円盤型緩衝材ブロックの製造方法及び廃棄体一体型緩衝材の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に係る円盤型緩衝材ブロックは、金属製の円筒状型枠と、該円筒状型枠内に充填され圧縮処理により高密度化されて前記円筒状型枠と一体化された粘土系難透水性材料と、からなることを特徴とする。
請求項2に係る円盤型緩衝材ブロックは、金属製で同心円状に配置された同一高さの2つの円筒状型枠と、該2つの円筒状型枠間に充填され圧縮処理により高密度化されてこれらの円筒状型枠と一体化された粘土系難透水性材料と、からなり中空部を有することを特徴とする。
請求項3に係る円盤型緩衝材ブロックは、上記発明において、前記円筒状型枠は、その両端に、他の部材に対して中心軸方向に挿脱自在に係合可能な雌雄をなす凹凸形状を有することを特徴とする。
請求項4に係る円盤型緩衝材ブロックは、上記発明において、前記円筒状型枠は、その外周面上に、他の円盤型緩衝材ブロックとの締結用の複数のキャッチ構造部品を有することを特徴とする。
請求項5に係る円盤型緩衝材ブロックは、上記発明において、前記円筒状型枠は、その片側端部に金属製の蓋板を一体に有することを特徴とする。
請求項6に係る円盤型緩衝材ブロックは、上記発明において、前記円筒状型枠は、その内壁面に、複数の凹凸形状を有することを特徴とする。
請求項7に係る円盤型緩衝材ブロックは、上記発明において、前記粘土系難透水性材料は、粉体或いは粒状で水分を調整済みのベントナイト系材料であることを特徴とする。
請求項8に係る円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、金属製の円筒状型枠を設置面上に着脱自在に設置する工程と、該円筒状型枠内に粘土系難透水性材料を充填する工程と、前記円筒状型枠内に充填された粘土系難透水性材料をプレスして該粘土系難透水性材料を高密度化して前記円筒状型枠と一体化させる工程と、を備えることを特徴とする。
請求項9に係る円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、金属製で同一高さに形成された半径の異なる2つの円筒状型枠を同心円状にして設置面上に着脱自在に設置する工程と、前記2つの円筒状型枠の間に粘土系難透水性材料を充填する工程と、充填された粘土系難透水性材料をプレスして該粘土系難透水性材料を高密度化して前記円筒状型枠と一体化させる工程と、を備えることを特徴とする。
請求項10に係る円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、上記発明において、剛性を有する型枠支持部材で前記円筒状型枠の外側を支持した状態で前記粘土系難透水性材料をプレスするようにしたことを特徴とする。
請求項11に係る中空部を有する円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、金属製の円筒状型枠を設置面上に着脱自在に設置する工程と、該円筒状型枠内に粘土系難透水性材料を投入する工程と、前記円筒状型枠内に投入された粘土系難透水性材料を転圧装置により転圧する工程と、前記投入する工程と前記転圧する工程とを複数回繰返して該粘土系難透水性材料を高密度化して前記円筒状型枠と一体化させる工程と、を備えることを特徴とする。
請求項12に係る中空部を有する円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、金属製で同一高さに形成された半径の異なる2つの円筒状型枠を同心円状にして設置面上に着脱自在に設置する工程と、前記2つの円筒状型枠の間に粘土系難透水性材料を投入する工程と、投入された粘土系難透水性材料を転圧装置により転圧する工程と、前記投入する工程と前記転圧する工程とを複数回繰返して該粘土系難透水性材料を高密度化して前記円筒状型枠と一体化させる工程と、を備えることを特徴とする。
請求項13に係る円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、上記発明において、固定装置で前記円筒状型枠を支持した状態で前記粘土系難透水性材料を転圧するようにしたことを特徴とする。
請求項14に係る円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、上記発明において、前記転圧装置として、前記円筒状型枠の半径方向に延設されて中心軸回りに回転する回転機構を有するビーム材と、該ビーム材に金具により把持された複数の転圧機と、を備える転圧装置を用いて転圧面に均等に転圧エネルギーを付与するようにしたことを特徴とする。
請求項15に係る円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、上記発明において、前記転圧装置として、複数の前記転圧機をそれぞれ上下動自在に支持するスライド機構を有する転圧装置を用いるようにしたことを特徴とする。
請求項16に係る円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、上記発明において、前記設置する工程で、前記円筒状型枠の上端に投入型枠を着脱自在に設置するようにしたことを特徴とする。
請求項17に係る円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、上記発明において、前記円筒状型枠として、内壁面に複数の凹凸形状を有する型枠を用いるようにしたことを特徴とする。
請求項18に係る円盤型緩衝材ブロックの製造方法は、上記発明において、前記粘土系難透水性材料は、粉体或いは粒状で水分を調整済みのベントナイト系材料であることを特徴とする。
請求項19に係る廃棄体一体型緩衝材の製造方法は、同一外径に形成された請求項1記載の円盤型緩衝材ブロックと請求項2記載の中空部付き円盤型緩衝材ブロックとを用いる廃棄体一体型緩衝材の製造方法であって、前記円盤型緩衝材ブロックを一端に位置させて該円盤型緩衝材ブロックと複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックとを中心軸を一致させて台座上に横並びに並べて定置させる工程と、複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの連続する前記中空部内に対象となる廃棄体を設置する工程と、連続する複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの他端に前記円盤型緩衝材ブロックを横並びに並べて定置させ前記中空部を閉塞させる工程と、前記円盤型緩衝材ブロック及び前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの隣接する前記円筒状型枠同士を結合させて一体化する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項20に係る廃棄体一体型緩衝材の製造方法は、同一外径に形成された請求項1記載の円盤型緩衝材ブロックと請求項2記載の中空部付き円盤型緩衝材ブロックとを用いる廃棄体一体型緩衝材の製造方法であって、前記円盤型緩衝材ブロックを下端に位置させて該円盤型緩衝材ブロックと複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックとを中心軸を一致させて台座上に縦並びに重ねて定置させる工程と、複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの連続する前記中空部内に対象となる廃棄体を設置する工程と、連続する複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの上端に前記円盤型緩衝材ブロックを縦並びに重ねて定置させ前記中空部を閉塞させる工程と、前記円盤型緩衝材ブロック及び前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの隣接する前記円筒状型枠同士を結合させて一体化する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項21に係る廃棄体一体型緩衝材の製造方法は、上記発明において、前記一体化する工程は、隣接する前記円筒状型枠同士を溶接により結合させることを特徴とする。
請求項22に係る廃棄体一体型緩衝材の製造方法は、上記発明において、前記一体化する工程は、隣接する前記円筒状型枠同士を締結金具より結合させることを特徴とする。
請求項23に係る廃棄体一体型緩衝材の製造方法は、上記発明において、前記円盤型緩衝材ブロック及び前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの前記円筒状型枠として、その両端に、他の前記円筒状型枠に対して中心軸方向に挿脱自在に係合可能な雌雄形状を有する型枠を用いるようにしたことを特徴とする。
請求項24に係る廃棄体一体型緩衝材の製造方法は、上記発明において、前記円盤型緩衝材ブロック及び前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの前記円筒状型枠として、その外周面上に、他の前記円筒状型枠との締結用の複数のキャッチ構造部品を有する型枠を用いるようにしたことを特徴とする。
本発明に係る円盤型緩衝材ブロック及びその製造方法によれば、廃棄体の周りに位置すべき緩衝材を軸心方向に数個に分割した程度の大型サイズの円盤型ブロック形状或いは中空部を有する円盤型ブロック形状に作製し、かつ、金属製の円筒状型枠を一体に有する構造としているので、プレス等の製造装置を大型化することなく製造することができる上に、金属製の円筒状型枠の存在によって搬送・定置作業時に損傷することなく作業効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る廃棄体一体型緩衝材の製造方法によれば、廃棄体の周りに位置すべき緩衝材を軸心方向に数個に分割した程度の大型サイズのブロックとして形成してなり、金属製の円筒状型枠を一体に有する構造の円盤型緩衝材ブロックと中空部付き円盤型緩衝材ブロックとを組合せて用いることで、これらの円盤型緩衝材ブロックと中空部を有する円盤型緩衝材ブロックとを横並びや縦並びに整列させて定置させ、中空部に廃棄体を設置し、隣接する円筒状型枠同士を結合させて一体化させるだけで、容易にバリア能力の高い廃棄体一体型緩衝材を製造することができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る円盤型緩衝材ブロック、円盤型緩衝材ブロックの製造方法及び廃棄体一体型緩衝材の製造方法の実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1−1は、本発明の実施の形態1に係る円盤型緩衝材ブロックを示す平面図であり、図1−2は、その縦断端面図であり、図2は、その製造方法を端面図的に示す工程図である。
本実施の形態1に係る円盤型緩衝材ブロック1は、金属製の円筒状型枠2と、該円筒状型枠2内に充填され後述のプレス等の圧縮処理により高密度化されて円筒状型枠2と一体化された粘土系難透水性材料としてのベントナイト系材料3とから構成されている。ここで、円盤型緩衝材ブロック1は、後述するように、廃棄対象となる高レベル放射性廃棄物等の廃棄体の長手方向側を遮水するためのものであり、例えば直径約0.8m、長さ約1.7mの円筒状廃棄体を想定した場合、円盤型緩衝材ブロック1は、直径約2m、高さ(厚さ)約0.6m程度の比較的大型サイズのブロックとして形成されている。また、ベントナイト系材料3は、ベントナイト100%の材料或いはベントナイトと砂礫等の骨材との混合材料からなる粉体或いは粒状で水分を調整済みのものが用いられている。
図2を参照して、円盤型緩衝材ブロック1の製造方法を説明する。まず、設置面となる剛性の大きい底板4を用意し、この底板4上に金属製の円筒状型枠2を着脱自在に設置する(図2(a))。ここで、円筒状型枠2は、該円盤型緩衝材ブロック1の一部をなすものであり、ベントナイト系材料3を高密度に充填すべき所定高さ寸法に形成されているため、円筒状型枠2内に巻きだしたベントナイト系材料3が円筒状型枠2から外部にこぼれないようにするために、円筒状型枠2と同一径の投入型枠5を円筒状型枠2の上端に着脱自在に設置する(図2(b))。また、円筒状型枠2や投入型枠5の外周は、仮想線で示すように、剛性を有する型枠支持部材6で支持した状態とし、後述のプレス工程におけるプレス圧に耐え得るようにする。なお、円筒状型枠2の剛性が十分な場合には、型枠支持部材6は省略してもよい。
次いで、投入型枠5が設置された円筒状型枠2内にベントナイト系材料3を巻きだして(図2(c))、必要に応じて適宜敷き均す(図2(d))。そして、剛性の大きいピストン7を上方から圧入して(図2(e))、円筒状型枠2内に充填されたベントナイト系材料3をプレスすることにより所定密度に高密度化することで、ベントナイト系材料3を円筒状型枠2と一体化する(図2(f))。この際、投入型枠5を有するので、円筒状型枠2の上端ぎりぎりの位置まで所定の高密度のベントナイト系材料3をプレスすることができる。プレス処理後、ピストン7を退避させるとともに、投入型枠5を取り外し(図2(g))、最後に、円筒状型枠2を底板4から取り外すことにより、図1−1、図1−2に示したような円筒状型枠2付きの円盤型緩衝材ブロック1が完成する。
図3−1は、本発明の実施の形態1に係る中空部付き円盤型緩衝材ブロックを示す平面図であり、図3−2は、その縦断端面図であり、図4は、その製造方法を端面図的に示す工程図である。
本実施の形態1に係る中空部付き円盤型緩衝材ブロック11は、前述の円盤型緩衝材ブロック1と適宜組合せて廃棄対象となる高レベル放射性廃棄物等の廃棄体の遮水に用いられるものであり、金属製で同心円状に配置された同一高さで半径の異なる2つの内外の円筒状型枠12,2と、これらの内外の円筒状型枠12,2間に充填され後述のプレス等の圧縮処理により高密度化されて内外の円筒状型枠12,2と一体化された粘土系難透水性材料としてのベントナイト系材料3とから構成され、内周側の円筒状型枠12により形成されて廃棄体を挿入し得る大きさの中空部13を中心部に有する。
ここで、中空部付き円盤型緩衝材ブロック11は、後述するように、数個の重ね合わせにより廃棄体の円周方向の周りを遮水するためのものであり、例えば直径約0.8m、長さ約1.7mの円筒状廃棄体を想定した場合、円盤型緩衝材ブロック11は、直径約2m、中空部13の直径約0.8m、高さ(厚さ)約0.6m程度の比較的大型サイズのブロックとして形成されている。また、ベントナイト系材料3は、粉体或いは粒状で水分を調整済みのものが用いられている。すなわち、中空部付き円盤型緩衝材ブロック11は、円盤型緩衝材ブロック1と同一外径であって、中心部に円筒状型枠12を付加することにより中空部13を有するドーナツ状構造に形成されている。
図4を参照して、中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の製造方法を説明する。基本的には、図2で説明した円盤型緩衝材ブロック1の製造方法と同様である。まず、設置面となる剛性の大きい底板4を用意し、この底板4上に金属製の円筒状型枠12,2を同心円状にして着脱自在に設置する(図4(a))。ここで、内外の円筒状型枠12,2は、該円盤型緩衝材ブロック11の一部をなすものであり、ベントナイト系材料3を高密度に充填すべき所定高さ寸法に形成されているため、円筒状型枠12,2間に巻きだしたベントナイト系材料3が円筒状型枠12,2から外部にこぼれないようにするために、内外の円筒状型枠12,2とそれぞれ同一径の投入型枠15,5を円筒状型枠12,2の上端に着脱自在に設置する(図4(b))。また、円筒状型枠12,2や投入型枠15,5の外側は、仮想線で示すように、剛性を有する型枠支持部材16,6で支持した状態とし、後述のプレス工程におけるプレス圧に耐え得るようにする。なお、円筒状型枠12,2の剛性が十分な場合には、型枠支持部材16,6は省略してもよい。
次いで、投入型枠15,5が設置された円筒状型枠12,2間にベントナイト系材料3を巻きだして(図4(c))、必要に応じて適宜敷き均す(図4(d))。そして、剛性の大きいドーナツ状のピストン17を上方から圧入して(図4(e))、円筒状型枠12,2間に充填されたベントナイト系材料3をプレスすることにより所定密度に高密度化することで、ベントナイト系材料3を円筒状型枠12,2と一体化する(図4(f))。この際、投入型枠15,5を有するので、円筒状型枠12,2の上端ぎりぎりの位置まで所定の高密度のベントナイト系材料3をプレスすることができる。プレス処理後、ピストン17を退避させるとともに、投入型枠15,5を取り外し(図4(g))、最後に、円筒状型枠12,2を底板4から取り外すことにより、図3−1、図3−2に示したような円筒状型枠12,2付きの中空部付き円盤型緩衝材ブロック11が完成する。
このように、本実施の形態1によれば、廃棄体の周りに位置すべき緩衝材を軸心方向に数個に分割した程度の大型サイズ(直径2m、厚さ0.6m程度)の円盤型緩衝材ブロック1と中空部付き円盤型緩衝材ブロック11として作製し、かつ、金属製の円筒状型枠2又は内外の円筒状型枠12,2を一体に有する構造としているので、プレス等の製造装置を必要以上に大型化することなく製造することができる上に、金属製の円筒状型枠2又は内外の円筒状型枠12,2の存在によって、後述の搬送・定置作業時に損傷することなく作業効率の向上を図ることができる。
ここで、円筒状型枠12,2の端部形状について図5を参照して説明する。本実施の形態1の円筒状型枠12,2は、その両端に、他の部材に対して中心軸方向に挿脱自在に係合可能な雌雄形状をなす凹凸形状を有している。具体的には、図5に示すように、一端側が全周に亘って凸形状部12a,2aとされ、他端側が全周に亘って凸形状12a,2aとは逆の凹形状部12b,2bとして形成されている(なお、円筒状型枠12を用いない円盤型緩衝材ブロック1の場合にも適用し得るのは、もちろんである)。これに対応して、底板4上の円筒状型枠12,2を設置すべき半径位置には、凸形状部12a,2aが係合可能な凹形状部4a,4bが環状に形成されている。これにより、凸形状部12a,2aを凹形状部4a,4bを係合させて円筒状型枠12,2を底板4上に設置することにより、確実に所定位置に嵌めることができ、プレス時に衝撃で円筒状型枠12,2がずれることを防止できる。
また、投入型枠15,5も、円筒状型枠12,2と同様に、その両端に、凸形状部15a,5aと凹形状部15b,5bとを全周に亘って有する形状とされている。凸形状部15a,5aは円筒状型枠12,2の凹形状部12b,2bに係合可能とされている。これにより、凸形状部15a,5aが凹形状部12b,2bに係合するように円筒状型枠12,2上に投入型枠15,5を設置することにより、確実に嵌めて横ずれが生じないようにすることができるとともに、投入型枠15,5と円筒状型枠12,2との間に段差がないため、ピストン17によるプレス作業を円筒状型枠12,2の内壁面まで適正に行うことができる。なお、専用の投入型枠15,5を用いる場合であれば、凹形状部15b,5bは必須ではないが、凹形状部15b,5bを有する構造とすることにより、円筒状型枠12,2自体を投入型枠15,5として代用することもできる。
図6に円筒状型枠12,2の端部形状の変形例を示す。円筒状型枠12,2の両端の雌雄形状としては、凸形状部12a,2aと凹形状部12b,2bとの組合せに限らず、例えば、図6に示すように、外周側凸段差部12cと内周側凸段差12dとの組合せ、及び、内周側凸段差部2cと外周側凸段差2dとの組合せ(印籠形状の組合せ)として形成してもよい。これに対応して、底板4上の円筒状型枠12,2を設置すべき半径位置には、外周側凸段差部12c、内周側凸段差部2cが係合可能な深さに環状凹部4cが形成されている。これにより、外周側凸段差部12c、内周側凸段差部2cを環状凹部4cの壁面に係合させて円筒状型枠12,2を底板4上に設置することにより、確実に所定位置に嵌めることができ、プレス時に衝撃で円筒状型枠12,2がずれることを防止できる。
また、投入型枠15,5も、円筒状型枠12の外周側凸段差部12cと内周側凸段差12dとの組合せ、及び、円筒状型枠2の内周側凸段差部2cと外周側凸段差2dとの組合せと同様に、その両端に、外周側凸段差部15cと内周側凸段差15dとの組合せ、及び、内周側凸段差部5cと外周側凸段差5dとの組合せを全周に亘って有する形状とされており、図5の場合と同様の効果を奏する。
(実施の形態2)
前述の円盤型緩衝材ブロック1及び中空部付き円盤型緩衝材ブロック11は、ピストン7又は17を用いたプレス方式に限らず、小型ランマ転圧機を用いる方法によっても製造することができる。本実施の形態2は、小型ランマ転圧機を用いた円盤型緩衝材ブロックの製造方法に関するものである。
図7は、本発明の実施の形態2に係る円盤型緩衝材ブロック1を製造するための転圧装置の一例を示す概略平面図であり、図8−1は、その転圧前の様子を断面的に示す正面図であり、図8−2は、転圧後の様子を断面的に示す正面図である。本実施の形態2の製造方法に用いる転圧装置21は、空圧又は油圧駆動の小型の転圧機としての転圧ランマ22を円筒状型枠2内の中心部並びに略半径方向に整列させて複数台備えている。これらの転圧ランマ22は、例えば毎秒1〜5回程度のサイクルでピストンを下向きに繰り出すので、下端の転圧部は、ベントナイト系材料3を転圧するとともに、その反発力により転圧ランマ22自体が飛び上がる。転圧ランマ22全体の落下エネルギーは、次の転圧時に利用される。なお、同図では、転圧ランマ自体が上下動自在にスライドする機構を有しているが、転圧ランマをビーム材に上下動自在に取付けても良く、ランマの下部転圧面は上下に繰り出されることにより転圧が可能である。
また、円筒状型枠2の外周位置に位置させて底板4上に設置された環状のレール23上を一定速度で走行するローラ24や支柱部材25を直径位置に対で有する回転機構26を備え、一対の支柱部材25の頂部間で円筒状型枠2の半径方向に延設されて中心軸周りに水平面内で回転する略ひし形形状のビーム材27が設けられている。複数の転圧ランマ22は、このビーム材27に対して下層の金具28により把持されるとともに、これらのビーム材27及び金具28に対して貫通孔構造により個々に上下動自在に支持されている。それぞれの転圧ランマ22は、図8−1に示すように、個別のタイミングで上下動の動作をするので、ビーム材27や金具28には衝撃は殆ど作用しない。また、回転機構26により転圧装置21全体が水平回転運動を行うので、円筒状型枠2内に投入されたベントナイト系材料3は均質な密度に転圧される。投入された分の当該層のベントナイト系材料3の転圧が終了したら、次の転圧層に相当する分量のベントナイト系材料3を投入し、この転圧を再開する。以上の投入、転圧動作を繰り返すことにより、円盤型緩衝材ブロック1を製造できる。
図9は、本発明の実施の形態2に係る中空部付き円盤型緩衝材ブロック11を製造するための転圧装置の一例を示す概略平面図であり、図10−1は、その転圧前の様子を断面的に示す正面図であり、図10−2は、転圧後の様子を断面的に示す正面図である。本実施の形態2の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の製造方法に用いる転圧装置31は、基本的には、図7〜図8−2に示した転圧装置21の場合と同様であり、転圧ランマ22が円筒状型枠12,2間に対応する領域にのみ配列されている点で異なる。
ここで、転圧装置31を用いた中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の製造方法について図11を参照して説明する。図11は、中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の製造方法を端面図的に示す工程図である。まず、設置面となる剛性の大きい底板4を用意し、この底板4上に金属製の円筒状型枠12,2を同心円状にして着脱自在に設置する(図11(a))。ここで、内外の円筒状型枠12,2は、該円盤型緩衝材ブロック11の一部をなすものであり、ベントナイト系材料3を高密度に充填すべき所定高さ寸法に形成されているため、円筒状型枠12,2間に巻きだしたベントナイト系材料3が円筒状型枠12,2から外部にこぼれないようにするために、内外の円筒状型枠12,2とそれぞれ同一径の投入型枠15,5を円筒状型枠12,2の上端に着脱自在に設置する(図11(b))。
次いで、投入型枠15,5が設置された円筒状型枠12,2間に1層の転圧層に相当する分量のベントナイト系材料3を投入し(図11(c))、必要に応じて適宜敷き均す(図11(d))。そして、前述の転圧装置31を用いて円筒状型枠12,2間に投入されたベントナイト系材料3を転圧することにより所定密度に高密度化する(図11(e)(f))。当該層の転圧が終了したら、次の転圧層に相当する分量のベントナイト系材料3を円筒状型枠12,2間に投入し、再び、転圧装置31を用いてベントナイト系材料3を転圧することにより所定密度に高密度化する(図11(c)〜図11(f))。この処理を必要回数繰り返すことで、ベントナイト系材料3を円筒状型枠12,2と一体化する(図11(f))。
この際、投入型枠15,5を有するので、投入されるベントナイト系材料3が外にこぼれることがない。また、投入型枠15,5が円筒状型枠12,2に段差のない状態で係合設置されているので、転圧ランマ22が円筒状型枠12,2直近部を転圧する際にガイドレールとしても機能し、円筒状型枠12,2内壁ぎりぎりの位置まで所定の高密度にベントナイト系材料3を転圧することができ、円筒状型枠12,2の上端を損傷することもない。
転圧処理後、転圧装置31を退避させるとともに、投入型枠15,5を取り外し(図11(g))、最後に、円筒状型枠12,2を底板4から取り外すことにより、図3−1、図3−2に示したような円筒状型枠12,2付きの中空部付き円盤型緩衝材ブロック11が完成する。なお、転圧装置21を用いた場合も円筒状型枠12付きの円盤型緩衝材ブロック1の場合も同様の工程により製造し得ることは明らかである。
なお、転圧装置31(転圧装置21の場合も同様)による転圧時には、図12に示すように、例えば投入型枠15,5を介して円筒状型枠12,2を底板4に締結する固定装置としてのアンカー32を用い、転圧時の振動によって円筒状型枠12,2が位置ずれしないようにすることが好ましい。この際、前述したように、投入型枠15,5は、円筒状型枠12,2に対して凸形状部15a,5aが凹形状部12b,2bに係合するようにして設置されているので、アンカー32による締め付け固定力を円筒状型枠12,2に対して確実に伝えることができる。
また、これらの実施の形態1,2の円盤型緩衝材ブロック1や中空部付き円盤型緩衝材ブロック11に関して、円盤状型枠2の内壁面に、例えば図13に示すような凹凸形状33が少なくとも軸方向に複数個存在するように形成しておけば、円筒状型枠2とベントナイト系材料3との密着を強くすることができる。すなわち、製造工程終了後に、円盤型緩衝材ブロック1や中空部付き円盤型緩衝材ブロック11を搬送又は定置させる作業時に、ベントナイト系材料3が円筒状型枠2から外れることを確実に防止できる。中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の場合には、円筒状型枠12の内壁面(ベントナイト系樹脂充填側)側に凹凸形状を形成するようにしてもよい。
(実施の形態3)
本実施の形態3は、前述したように、同一外径に形成された円盤型緩衝材ブロック1と中空部付き円盤型緩衝材ブロック11とを用いる廃棄体一体型緩衝材41の製造方法に関する。図14は、本実施の形態3の製造工程を示す工程図であり、図15−1は、円筒型緩衝材ブロック1の搬送の様子を示す概略正面図であり、図15−2は、中空部付き円筒型緩衝材ブロック11の搬送の様子を示す概略正面図である。本実施の形態3では、例えば、2個の円盤型緩衝材ブロック1と3個の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11とを組合せて廃棄体一体型緩衝材41を製造する例で説明する。
本実施の形態3では、横方向に長く形成された横並び定置用台座42を用いる。この横並び定置用台座42は、例えば、図15−1,図15−2に示すように、円筒状型枠2の外形に対応する斜面42aを両側に有する断面凹状形状に形成されて、両側の斜面42aには円筒状型枠2の外周面を支持し得るガイドレール43が取り付けられているととともに、斜面42aを車輪44付きで上下動可能な台車45が走行自在とされている。
まず、図14(a)に示すように、1個の円盤型緩衝材ブロック1と3個の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11とを順次台車45上に載せて横並び定置用台座42上の所定位置に搬送させる。すなわち、円盤型緩衝材ブロック1を一端に位置させてこの円盤型緩衝材ブロック1と3個の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11とを中心軸を一致させて横並び定置用台座42上に横並びに並べて定置させる。これにより、3個の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の連続する中空部13によって円筒状の廃棄体46の収納スペースが形成される。そこで、図14(b)に示すように、この中空部13により形成された収納スペース内に対象となる廃棄体46を設置する。
引き続き、収納スペースの開口端側に位置する中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の開口端側に、1つの円盤型緩衝材ブロック1を蓋体として台車45により搬送させて横並びに並べて定置させることにより、図14(c)に示すように、中空部13(収納スペース)を閉塞させる。
図14において、47は円盤型緩衝材ブロック1の外面側端部において円筒状型枠2と一体化された金属製の蓋板である。この蓋板47は、円盤型緩衝材ブロック1を構成する円筒状型枠2の片側端部に後から溶接により一体化させたものであってもよく、或いは、あらかじめ蓋板47付きの桶状の円筒状型枠2として形成しておき、前述の製造工程では蓋板47付きの円筒状型枠2内にベントナイト系材料3を高密度に充填させることにより形成されたものであってもよい。
これらの円盤型緩衝材ブロック1、中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の横並び定置、廃棄体46の設置、中空部13の閉塞後に、図14(c)に示すように、円盤型緩衝材ブロック1及び中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の隣接する金属製の円筒状型枠2同士を溶接によって結合させて一体化することにより、廃棄体一体型緩衝材41が完成する。図14(c)において、48は溶接箇所を示している。この際、隣接する円盤型緩衝材ブロック1及び中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の円筒状型枠2同士、円筒状型枠12同士は、図16に示すように、互いに凸形状部2a,12aと凹形状部2b,12bとの嵌め合いによる係合関係で係合するため、係合が確実となり、芯がずれにくくなる。
最後に、このように製造された廃棄体一体型緩衝材41を、図14(d)に示すように、吊り上げ装置49により横並び定置用台座42から吊り上げて、所望の位置に搬送させる。
このように、本実施の形態3によれば、廃棄体46の周りに位置すべき緩衝材は軸心方向に数個、例えば5個に分割した程度の大型サイズのブロックに形成され、金属製の円筒状型枠2を一体に有する構造の円盤型緩衝材ブロック1と、金属製の円筒状型枠12,2を一体に有する中空部付き円盤型緩衝材ブロック11とを組合せて用いることで、これらの円盤型緩衝材ブロック1と中空部付き円盤型緩衝材ブロック11とを横並び整列させて定置させ、連続する中空部13内に廃棄体46を設置し、円盤型緩衝材ブロック1,11の隣接する円筒状型枠2同士を溶接により結合させて一体化させるだけで、容易にバリア能力の高い廃棄体一体型緩衝材41を製造することができる。ここで、円盤型緩衝材ブロック1や中空部付き円盤型緩衝材ブロック11は、大型サイズであるが、その外周面等が金属製の円筒状型枠2,12により覆われているので、廃棄体一体型緩衝材41の製造工程における搬送・定置時に損傷することはない。
次に、このように製造された廃棄体一体型緩衝材41の地下処分施設坑道における搬送定置方法について図17及び図18を参照して説明する。図17は、廃棄体一体型緩衝材41の地下処分施設坑道における搬送定置方法を示す工程図であり、図18は、トンネル覆工51の構築例を示す概略正面図である。廃棄体一体型緩衝材41よりも一回り大きく水平方向に形成されて坑道をなすトンネル覆工51は、その底面側に、廃棄体一体型緩衝材41を定置させるためのガイドレール52が水平方向に連続させて設けられているととともに、ガイドレール52に規制されて底面を車輪53付きで上下動可能な台車54が水平方向に走行自在とされている。
まず、図17(a)に示すように、対象となる廃棄体一体型緩衝材41を台車54上に載せてトンネル覆工51内の所定位置まで搬送し、定置すべき位置まで搬送させたら、図17(b)に示すように、台車54を下降させることにより、トンネル覆工51内のガイドレール52上に廃棄体一体型緩衝材41を定置させる。そして、図17(c)に示すように、台車54を退却させ、必要に応じて、次の廃棄体一体型緩衝材41の搬送・定着を繰り返す。これにより、廃棄体一体型緩衝材41の搬送・定置を効率よく容易に行うことができる。
なお、トンネル覆工51内に廃棄体一体型緩衝材41を定置した後において、トンネル覆工51の壁面との間に隙間を生ずるが、長期間経過に伴い金属製の円筒状型枠2が健全性を喪失した場合でもベントナイト系材料3が円筒形状を維持し、かつ、粘土密度が低下しないように、隙間を充填しておく必要がある。この場合の充填材料としては、例えば、モルタル、コンクリート、粘土の粉体や粒状体、粘土ブロック等を適宜用いることができる。充填材料の充填方法としては、セメント系材料の場合であれば配管による注入打設により行うことができ、粘土系材料の場合であれば、図19及び図20中に示すように吹き付けパイプ55を利用した充填材料56の吹き付け充填法、或いは、図19及び図20中に併せて示すようにブロック57を順次挿入していくブロック挿入法、或いは、両者の併用法によって容易に実施できる。
(実施の形態4)
本実施の形態4も、実施の形態3と同様に廃棄体一体型緩衝材41の製造方法に関する。図21は、本実施の形態4の製造工程を示す工程図である。本実施の形態3では、横並び定置させて廃棄体一体型緩衝材41を製造するようにしたが、本実施の形態4は、縦並びに重ねて定置させて廃棄体一体型緩衝材41を製造するようにしたものである。
本実施の形態4では、縦置き定置用台座61を用いる。まず、図21(a)に示すように、1個の円盤型緩衝材ブロック1を軸心方向が鉛直方向となるようにして吊り下げ装置62により吊り下げて縦置き定置用台座61上に搬送・定置させる。次いで、図21(b)に示すように、3個の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11を軸心方向が鉛直方向となるようにして順次吊り下げ装置62により吊り下げて円盤型緩衝材ブロック1上に縦並びに重なるように搬送・定置させる。すなわち、円盤型緩衝材ブロック1を下端に位置させてこの円盤型緩衝材ブロック1と3個の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11とを中心軸を一致させて縦置き定置用台座61上に縦並びに重ねて定置させる。
これにより、3個の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の連続する中空部13によって円筒状の廃棄体46の収納スペースが縦長に形成される。そこで、図21(c)に示すように、この中空部13により形成された収納スペース内に対象となる廃棄体46を吊り下げ装置62により吊り下げ搬送して設置する。引き続き、収納スペースの上部開口端側に位置する中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の開口端側に、1つの円盤型緩衝材ブロック1を蓋体として吊り下げ装置62により吊り下げ搬送させて縦並びに並べて定置させることにより、図21(d)に示すように、中空部13(収納スペース)を閉塞させる。
これらの円盤型緩衝材ブロック1、中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の縦並び定置、廃棄体46の設置、中空部13の閉塞後に、図21(e)に示すように、円盤型緩衝材ブロック1及び中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の隣接する円筒状型枠2同士を溶接によって結合させて一体化することにより、廃棄体一体型緩衝材41が完成する。図21(e)において、48は溶接箇所を示している。この際、上下に隣接する円盤型緩衝材ブロック1及び中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の円筒状型枠2同士、円筒状型枠12同士は、図16に示した場合と同様に、互いに凸形状部2a,12aと凹形状部2b,12bとの嵌め合いによる係合関係で係合するため、係合が確実となり、芯がずれにくくなる。
最後に、このように製造された廃棄体一体型緩衝材41を、図21(f)に示すように、吊り上げ装置63により縦並び定置用台座61から吊り上げて、所望の位置に搬送させる。本実施の形態4による場合も、実施の形態3の場合と同様な効果を奏する。
(変形例1)
図22〜図23−2を参照して、廃棄体一体型緩衝材41を製造する上で、隣接する円筒状型枠2同士の結合方式の変形例を説明する。図22は、円筒状型枠2同士の結合方式の変形例を示す構造図であり、図23−1は、キャッチ構造部品の結合前の様子を拡大して示す構造図であり、図23−2は、キャッチ構造部品の結合状態の様子を拡大して示す構造図である。
該変形例では、各円筒状型枠2の外周面の端部付近に位置させて、あらかじめ締結金具としてのキャッチ構造部品71を円周方向の数箇所に設けておくようにしたものである。このキャッチ構造部品71は、円筒状型枠2の端部よりも突出させた先端にフック形状部72aを有して支軸73により半径方向に回動自在に支持された金属製のアーム72と、このアーム72の後端側を介してフック形状部72aを係止方向に付勢する圧縮ばね74とよりなる。各円筒状型枠2の外周面の他端側の端部付近には、フック形状部72aが係止可能なV字状凹部75が形成されている。このV字状凹部75はフック形状部72aに対応する位置のみに形成してもよいが、円筒状型枠2の外周面全体に亘って環状に形成されていてもよい。
このような構成において、定置済みの円盤型緩衝材ブロック1又は中空部付き円盤型緩衝材ブロック11に対して、次の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11又は円盤型緩衝材ブロック1を搬送させ、図23−1に示すように、近づけた後、端部同士を接合させると、図23−2に示すように、圧縮ばね74による付勢力によってアーム72のフック形状部72aがV字状凹部75内に入り込んで、係止状態となる。該変形例によれば、溶接することなく、円筒状型枠2同士を簡単に結合させることができる。
この場合も、隣接する円盤型緩衝材ブロック1及び中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の円筒状型枠2同士、円筒状型枠12同士は、互いに凸形状部2a,12aと凹形状部2b,12bとの嵌め合いによる係合関係で係合するため、芯がずれにくく、フック形状部72aとV字状凹部75とによる係合が確実となる。
(変形例2)
前述の説明では、廃棄体一体型緩衝材41単位でトンネル覆工51内に搬送・定置させるようにしたが、個々の円盤型緩衝材ブロック1や中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の単位でトンネル覆工51内に搬送・定置させるようにしてもよい。図24は、ブロック単位搬送・定置方式を示す構造図であり、図25−1は、円盤型緩衝材ブロック1の搬送時の様子を示す正面図であり、図25−2は、中空部付き円盤型緩衝材ブロック11の搬送時の様子を示す正面図である。この場合、ブロック単位であるので、台車54よりも小型の台車58を用いればよい。
すなわち、端部に位置する円盤型緩衝材ブロック1を定置位置まで搬送・定置させた後、3個の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11を順次接合するように横並びに搬送・定置させ、開口状態で連続する中空部13内に廃棄体46を設置した後、中空部13の開口側を閉塞するように数個、例えば3個の円盤型緩衝材ブロック1を順次接合するように横並びに搬送・定置させ、さらに、3個の中空部付き円盤型緩衝材ブロック11を順次接合するように横並びに搬送・定置させ、開口状態で連続する中空部13内に廃棄体46を設置した後、中空部13の開口側を閉塞するようにしてもよい。この場合、隣接する円筒状型枠2同士の結合には、前述したキャッチ構造部品71を利用すればよい。
この場合も、廃棄体46の周りに位置すべき緩衝材を軸心方向に数個に分割した程度の大型サイズに形成し、金属製の円筒状型枠2を一体に有する構造の円盤型緩衝材ブロック1と、金属製の円筒状型枠12,2を一体に有する中空部付き円盤型緩衝材ブロック11とを組合せて用いることで、これらの円盤型緩衝材ブロック1と中空部付き円盤型緩衝材ブロック11とをトンネル覆工51内で順次横並びに整列させて定置させ、隣接する円筒状型枠2同士を結合させればよく、作業効率のよいものとなる。この際、円盤型緩衝材ブロック1や中空部付き円盤型緩衝材ブロック11は、大型サイズであるが、その外周面等が金属製の円筒状型枠2,12により覆われているので、トンネル覆工51内における搬送・定置時に損傷することはない。
本発明の実施の形態1に係る円盤型緩衝材ブロックを示す平面図である。 図1−2の縦断端面図である。 円盤型緩衝材ブロックの製造方法を端面図的に示す工程図である。 本発明の実施の形態1に係る中空部付き円盤型緩衝材ブロックを示す平面図である。 図3−2の縦断端面図である。 中空部付き円盤型緩衝材ブロックの製造方法を端面図的に示す工程図である。 円筒状型枠等の端部形状を示す端面図である。 円筒状型枠等の端部形状の変形例を示す端面図である。 本発明の実施の形態2に係る円盤型緩衝材ブロックを製造するための転圧装置の一例を示す概略平面図である。 転圧装置の転圧前の様子を断面的に示す正面図である。 転圧装置の転圧後の様子を断面的に示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る中空部付き円盤型緩衝材ブロックを製造するための転圧装置の一例を示す概略平面図である。 転圧装置の転圧前の様子を断面的に示す正面図である。 転圧装置の転圧後の様子を断面的に示す正面図である。 中空部付き円盤型緩衝材ブロックの製造方法を端面図的に示す工程図である。 アンカーを備えた転圧装置の構成例を断面的に示す正面図である。 円盤状型枠の内壁面の凹凸形状の一例の拡大図を併せて示す端面図である。 本発明の実施の形態3の廃棄体一体型緩衝材の製造工程を示す工程図である。 円筒型緩衝材ブロックの搬送の様子を示す概略正面図である。 中空部付き円筒型緩衝材ブロックの搬送の様子を示す概略正面図である。 円筒状型枠同士の係合部の形状を示す端面図である。 廃棄体一体型緩衝材の地下処分施設坑道における搬送定置方法を示す工程図である。 トンネル覆工の構築例を示す概略正面図である。 定置後の隙間の2つの充填方式を併せて示す端面図である。 定置後の隙間の2つの充填方式を併せて示す正面図である。 本発明の実施の形態4の廃棄体一体型緩衝材の製造工程を示す工程図である。 円筒状型枠同士の結合方式の変形例を示す構造図である。 キャッチ構造部品の結合前の様子を拡大して示す構造図である。 キャッチ構造部品の結合状態の様子を拡大して示す構造図である。 ブロック単位搬送・定置方式を示す構造図である。 円盤型緩衝材ブロックの搬送時の様子を示す正面図である。 中空部付き円盤型緩衝材ブロックの搬送時の様子を示す正面図である。 従来の廃棄体一体型緩衝材の構成例を示す分解斜視図である。 従来の廃棄体一体型緩衝材の構成例を示す斜視図である。
符号の説明
1 円盤型緩衝材ブロック
2 円筒状型枠
3 ベントナイト系材料
4 底板
5 投入型枠
6 型枠支持部材
7 ピストン
11 中空部付き円盤型緩衝材ブロック
12 円筒状型枠
13 中空部
15 投入型枠
16 型枠支持部材
17 ピストン
21 転圧装置
22 転圧ランマ
26 回転機構
27 ビーム材
28 金具
31 転圧装置
32 アンカー
33 凹凸形状
41 廃棄体一体型緩衝材
42 横並び定置用台座
46 廃棄体
47 蓋板
61 縦置き定置用台座
71 キャッチ構造部品

Claims (24)

  1. 金属製の円筒状型枠と、該円筒状型枠内に充填され圧縮処理により高密度化されて前記円筒状型枠と一体化された粘土系難透水性材料と、からなることを特徴とする円盤型緩衝材ブロック。
  2. 金属製で同心円状に配置された同一高さの2つの円筒状型枠と、該2つの円筒状型枠間に充填され圧縮処理により高密度化されてこれらの円筒状型枠と一体化された粘土系難透水性材料と、からなり中空部を有することを特徴とする円盤型緩衝材ブロック。
  3. 前記円筒状型枠は、その両端に、他の部材に対して中心軸方向に挿脱自在に係合可能な雌雄をなす凹凸形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の円盤型緩衝材ブロック。
  4. 前記円筒状型枠は、その外周面上に、他の円盤型緩衝材ブロックとの締結用の複数のキャッチ構造部品を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の円盤型緩衝材ブロック。
  5. 前記円筒状型枠は、その片側端部に金属製の蓋板を一体に有することを特徴とする請求項1に記載の円盤型緩衝材ブロック。
  6. 前記円筒状型枠は、その内壁面に、複数の凹凸形状を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の円盤型緩衝材ブロック。
  7. 前記粘土系難透水性材料は、粉体或いは粒状で水分を調整済みのベントナイト系材料であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の円盤型緩衝材ブロック。
  8. 金属製の円筒状型枠を設置面上に着脱自在に設置する工程と、
    該円筒状型枠内に粘土系難透水性材料を充填する工程と、
    前記円筒状型枠内に充填された粘土系難透水性材料をプレスして該粘土系難透水性材料を高密度化して前記円筒状型枠と一体化させる工程と、
    を備えることを特徴とする円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  9. 金属製で同一高さに形成された半径の異なる2つの円筒状型枠を同心円状にして設置面上に着脱自在に設置する工程と、
    前記2つの円筒状型枠の間に粘土系難透水性材料を充填する工程と、
    充填された粘土系難透水性材料をプレスして該粘土系難透水性材料を高密度化して前記円筒状型枠と一体化させる工程と、
    を備えることを特徴とする中空部を有する円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  10. 剛性を有する型枠支持部材で前記円筒状型枠の外側を支持した状態で前記粘土系難透水性材料をプレスするようにしたことを特徴とする請求項8又は9に記載の円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  11. 金属製の円筒状型枠を設置面上に着脱自在に設置する工程と、
    該円筒状型枠内に粘土系難透水性材料を投入する工程と、
    前記円筒状型枠内に投入された粘土系難透水性材料を転圧装置により転圧する工程と、
    前記投入する工程と前記転圧する工程とを複数回繰返して該粘土系難透水性材料を高密度化して前記円筒状型枠と一体化させる工程と、
    を備えることを特徴とする円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  12. 金属製で同一高さに形成された半径の異なる2つの円筒状型枠を同心円状にして設置面上に着脱自在に設置する工程と、
    前記2つの円筒状型枠の間に粘土系難透水性材料を投入する工程と、
    投入された粘土系難透水性材料を転圧装置により転圧する工程と、
    前記投入する工程と前記転圧する工程とを複数回繰返して該粘土系難透水性材料を高密度化して前記円筒状型枠と一体化させる工程と、
    を備えることを特徴とする中空部を有する円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  13. 固定装置で前記円筒状型枠を支持した状態で前記粘土系難透水性材料を転圧するようにしたことを特徴とする請求項11又は12に記載の円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  14. 前記転圧装置として、前記円筒状型枠の半径方向に延設されて中心軸回りに回転する回転機構を有するビーム材と、該ビーム材に金具により把持された複数の転圧機と、を備える転圧装置を用いて転圧面に均等に転圧エネルギーを付与するようにしたことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一つに記載の円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  15. 前記転圧装置として、複数の前記転圧機をそれぞれ上下動自在に支持するスライド機構を有する転圧装置を用いるようにしたことを特徴とする請求項14に記載の円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  16. 前記設置する工程で、前記円筒状型枠の上端に投入型枠を着脱自在に設置するようにしたことを特徴とする請求項8〜15のいずれか一つに記載の円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  17. 前記円筒状型枠として、内壁面に複数の凹凸形状を有する型枠を用いるようにしたことを特徴とする請求項8〜16のいずれか一つに記載の円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  18. 前記粘土系難透水性材料は、粉体或いは粒状で水分を調整済みのベントナイト系材料であることを特徴とする請求項8〜17のいずれか一つに記載の円盤型緩衝材ブロックの製造方法。
  19. 同一外径に形成された請求項1記載の円盤型緩衝材ブロックと請求項2記載の中空部付き円盤型緩衝材ブロックとを用いる廃棄体一体型緩衝材の製造方法であって、
    前記円盤型緩衝材ブロックを一端に位置させて該円盤型緩衝材ブロックと複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックとを中心軸を一致させて台座上に横並びに並べて定置させる工程と、
    複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの連続する前記中空部内に対象となる廃棄体を設置する工程と、
    連続する複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの他端に前記円盤型緩衝材ブロックを横並びに並べて定置させ前記中空部を閉塞させる工程と、
    前記円盤型緩衝材ブロック及び前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの隣接する前記円筒状型枠同士を結合させて一体化する工程と、
    を備えることを特徴とする廃棄体一体型緩衝材の製造方法。
  20. 同一外径に形成された請求項1記載の円盤型緩衝材ブロックと請求項2記載の中空部付き円盤型緩衝材ブロックとを用いる廃棄体一体型緩衝材の製造方法であって、
    前記円盤型緩衝材ブロックを下端に位置させて該円盤型緩衝材ブロックと複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックとを中心軸を一致させて台座上に縦並びに重ねて定置させる工程と、
    複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの連続する前記中空部内に対象となる廃棄体を設置する工程と、
    連続する複数の前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの上端に前記円盤型緩衝材ブロックを縦並びに重ねて定置させ前記中空部を閉塞させる工程と、
    前記円盤型緩衝材ブロック及び前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの隣接する前記円筒状型枠同士を結合させて一体化する工程と、
    を備えることを特徴とする廃棄体一体型緩衝材の製造方法。
  21. 前記一体化する工程は、隣接する前記円筒状型枠同士を溶接により結合させることを特徴とする請求項19又は20に記載の廃棄体一体型緩衝材の製造方法。
  22. 前記一体化する工程は、隣接する前記円筒状型枠同士を締結金具より結合させることを特徴とする請求項19又は20に記載の廃棄体一体型緩衝材の製造方法。
  23. 前記円盤型緩衝材ブロック及び前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの前記円筒状型枠として、その両端に、他の前記円筒状型枠に対して中心軸方向に挿脱自在に係合可能な雌雄形状を有する型枠を用いるようにしたことを特徴とする請求項21又は22に記載の廃棄体一体型緩衝材の製造方法。
  24. 前記円盤型緩衝材ブロック及び前記中空部付き円盤型緩衝材ブロックの前記円筒状型枠として、その外周面上に、他の前記円筒状型枠との締結用の複数のキャッチ構造部品を有する型枠を用いるようにしたことを特徴とする請求項22又は23に記載の廃棄体一体型緩衝材の製造方法。
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