JP2007071434A - 積層型熱交換器 - Google Patents

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光則 弘中
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Abstract

【課題】各段の高温流体通路層を通過する高温流体の流量及び流速を十分に均一化するとともに、製造コストの大幅な増加を抑制することができる積層型熱交換器を提供する。
【解決手段】積層型熱交換器10は、高温流体導入流路11及び高温流体導出流路12の各流路内に略円筒状の整流体100a,100bが設けられていて、整流体は、導入口側に向けて凸となり、かつ導入口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オイルクーラやEGRクーラ等の積層型熱交換器に関し、特に、オイルやEGRガス等の高温流体を整流化するための積層型熱交換器に関する。
図3は、従来の積層型熱交換器20の構成を示す図であり、例えば、積層型オイルクーラやEGRクーラ等を示す。図3に示すように、積層型熱交換器20には、熱交換媒体である高温流体が通過する複数の高温流体通路層21(例えば、プレートアッシ等)と、被熱交換媒体である低温流体が通過する複数の低温流体通路層22と、が交互に積層配置されている。さらに、この積層型熱交換器20は、高温流体通路層21に高温流体を導入するための高温流体導入流路211と、高温流体通路層21から高温流体を導出するための高温流体導出流路212と、低温流体通路層22に低温流体を導入するための低温流体導入流路(図示せず)と、低温流体通路層から低温流体を導出するための低温流体導出流路(図示せず)と、を備えている。
そして、高温流体導入流路211又は高温流体導出流路212のうち少なくとも1方は、高温流体通路層21の長手方向一端側に設けられ、長手方向と直交する方向に延びて各段の高温流体通路層21に連通するように構成されている。また、各段の高温流体通路層21には、通常フィン23が設けられている。
ところが、かかる構成の積層型熱交換器20にあっては、各段の高温流体通路層21を通過する高温流体の流量及び流速は不均一であり、下段側ほど流量が多くなるとともに、流速が速くなる傾向にある。すなわち、上段側の高温流体通路層21を通過する高温流体は、下段側の高温流体通路層21を通過する高温流体と比べ、流量が少なく流速が遅い。そのため、下段側の高温流体通路層21には多量の高温流体が流れて負担が大きくなる一方で、上段側の高温流体通路層21には高温流体の流量が少なくなり、熱交換機能を十分に発揮しているとはいえない。
そこで、従来、各段の高温流体通路層21を通過する高温流体の流量及び流速を均一化するために、例えば、各段の高温流体通路層21に設けられるフィン23の構造を変え、下段側ほどフィン構造を緻密化したものがある。また、これに関連する技術としては、下記特許文献1に示す技術もある。
特開2002−122393号公報
しかしながら、従来の技術であっても、各段の高温流体通路層21を通過する高温流体の流量及び流速が十分に均一化されているとはいえず、また各段毎にフィン23の構造を変える必要もあるなど、積層型熱交換器20の製造コストが大幅に増加してしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各段の高温流体通路層を通過する高温流体の流量及び流速を十分に均一化するとともに、製造コストの大幅な増加を抑制することができる積層型熱交換器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、前記高温流体導入流路は、前記高温流体通路層の長手方向一端側に設けられ、且つ長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通しており、前記高温流体導入流路内には、導入口側に向けて凸となり、且つ導入口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるように構成された整流体が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、前記高温流体導入流路は、前記高温流体通路層の長手方向一端側に設けられ、長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通するとともに、導入口の反対側がエンドプレートで閉塞されていて、前記エンドプレートのうち、前記導入口の反対側を閉塞する領域には、欠切孔が設けられ、該欠切孔には、導入口側に向けて凸となり、且つ導入口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるとともにその先端部が湾曲成形された整流板が挿入され、該整流板が前記欠切孔を塞いで前記エンドプレートと一体接合していることを特徴とする。
また、本発明は、高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、前記高温流体導出流路は、前記高温流体通路層の長手方向一端側に設けられ、且つ長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通しており、前記高温流体導出流路内には、導出口側に向けて凸となり、且つ導出口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるように構成された整流体が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、前記高温流体導出流路は、前記高温流体通路層の長手方向一端側に設けられ、長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通するとともに、導出口の反対側がエンドプレートで閉塞されていて、前記エンドプレートのうち、前記導出口の反対側を閉塞する領域には、欠切孔が設けられ、該欠切孔には、導出口側に向けて凸となり、且つ導出口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるとともにその先端部が湾曲成形された整流板が挿入され、該整流板が前記欠切孔を塞いで前記エンドプレートと一体接合していることを特徴とする。
また、本発明は、高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、前記高温流体導入流路及び前記高温流体導出流路は、それぞれ前記高温流体通路層の長手方向両端側に設けられ、いずれも長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通しており、前記高温流体導入流路内には、導入口側に向けて凸となり、且つ導入口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるように構成された整流体が設けられる一方、前記高温流体導出流路内には、導出口側に向けて凸となり、且つ導出口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるように構成された整流体が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、前記高温流体導入流路及び前記高温流体導出流路は、それぞれ前記高温流体通路層の長手方向一端側に設けられ、長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通するとともに、導入口及び導出口の反対側がエンドプレートで閉塞されていて、前記エンドプレートのうち、前記導入口及び導出口の反対側を閉塞する領域には、いずれも欠切孔が設けられ、該欠切孔には、それぞれ導入口側及び導出口側に向けて凸となり、且つ導入口側及び導出口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるとともにその先端部が湾曲成形された整流板が挿入され、該整流板が前記欠切孔を塞いで前記エンドプレートと一体接合していることを特徴とする。
本発明によれば、各段の高温流体通路層を通過する高温流体の流量及び流速を十分に均一化するとともに、製造コストの大幅な増加を抑制することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態における積層型熱交換器の全体を示す概略断面図、図2は他の実施形態における積層型熱交換器の上流側を示す概略断面図である。但し、同一若しくは類似の箇所には同一符号を付している。
図1に示すように、積層型熱交換器10は、フィン3が内蔵されオイルや油等の高温流体が通過する複数の高温流体通路層1と、冷却水等の低温流体が通過する複数の低温流体通路層2と、が交互に積層配置されている。さらに、この積層型熱交換器10は、高温流体通路層1に高温流体を導入するための高温流体導入流路11と、高温流体通路層1から高温流体を導出するための高温流体導出流路12と、低温流体通路層2に低温流体を導入するための低温流体導入流路(図示せず)と、低温流体通路層から低温流体を導出するための低温流体導出流路(図示せず)と、を備えており、その最上段側及び最下段側は、エンドプレートである上段プレート4及び下段プレート5で構成されている。なお、最上段側とは、高温流体導入流路11の導入口110が設けられた導入口側及び高温流体導出流路12の導出口120が設けられた導出口側を意味し、他方、最下段側とは、導入口側及び導出口側の反対側を意味するものとする。
高温流体導入流路11及び高温流体導出流路12は、高温流体通路層1の長手方向両端側にそれぞれ設けられ、いずれも長手方向と直交する方向、すなわち鉛直方向に延びて各段の高温流体通路層1に連通している。但し、高温流体導入流路11又は高温流体導出流路12のうち、いずれか一方が長手方向と直交する方向に延びていればよく、例えば、高温流体導入流路11が長手方向と直交する方向に延びており、高温流体導出流路12が長手方向に延びた形態であってもよい。一方、低温流体導入流路及び低温流体導出流路は、図示していないが、各段の低温流体通路層2に連通し、同図に示す低温流体の流れを形成している。
上段プレート4と高温流体通路層の最上段層1aとの間には、低温流体通路層の最上段層2aが形成されており、高温流体導入流路11及び高温流体導出流路12の上段側端部には、フランジ6a,6bが設けられている。また、下段プレート5と高温流体通路層の最下段層1bとの間には、低温流体通路層の最下段層2bが形成され、且つ高温流体導入流路11及び高温流体導出流路12の下段側端部11a及び12a、すなわち導入口110の反対側及び導出口120の反対側は、いずれも下段プレート5で閉塞されている。
高温流体導入流路11及び高温流体導出流路12の各流路内には、下段側から上段側に向けて凸となり、且つ下段側から上段側に向けて断面寸法が漸次小さくなるように構成された略円筒状の整流体100a,100bが設けられている。より具体的には、整流体100aの先端部101aは、導入口110側に向けて凸となり、且つ導入口110側に向けて径寸法が漸次小さくなるように構成されており、他方、整流体100bの先端部101bは、導出口120側に向けて凸となり、且つ導出口120側に向けて径寸法が漸次小さくなるように構成されている。なお、略円筒状には、円柱形状のみならず、同図に示すような円錐台形状を含むものとし、さらに先端部101a,101bが平面状に成形されたものに限らず(図1参照)、湾曲状に変形したもの(図2参照)や、或いは側面部が曲面状に変形したもの(図示せず)をも含むものとする。
また、整流体100a,100bは、高温流体導入流路11及び高温流体導出流路12の中心軸上にそれぞれ1個ずつ設けられ、その形状は中心軸に対して対照的である。しかし、整流体の設置箇所、設置数及び形状等は、前述した範囲内であれば特に限定されるものではなく適宜設計し得る。かかる整流体は、高温流体導入流路11又は高温流体導出流路12のうち、少なくとも長手方向と直交する方向に延びた流路内のいずれか一方に設けられていればよい。具体的には、高温流体導入流路11のみが長手方向と直交する方向に延びている場合には、その流路内のみに設けられていればよく、他方、高温流体導入流路11及び高温流体導出流路12がともに長手方向と直交する方向に延びている場合には、その流路内のうちいずれか一方に設けられていればよい。さらに、高温流体導入流路11及び高温流体導出流路12には、異なる形状の整流体を設けることとしてもよい。
上記の構成によれば、整流体100a,100bが高温流体の抵抗体として作用するため、上段側(導入口110及び導出口120側)の高温流体通路層1にも高温流体が導入されやすくなるとともに、各段の高温流体通路層1に導入される高温流体の流量及び流速がほぼ同じ状態となるように整流化される。そのため、高温流体通路層1を通過する高温流体の流量及び流速は、各段で均一化されるようになり、全段の高温流体通路層1が熱交換機能を十分に発揮することとなる。
従って、積層型熱交換器10の熱交換効率を維持しつつ、さらに高温流体通路層1の段数を減少させることも可能であり、例えば、プレート段数を削減してコストダウンを図ることもできる。また、本発明では、上記流路内に整流体100a,100bを設けるだけで足り、各段毎にフィン3の構造等を変える必要もない。そのため、本発明は既存の積層型熱交換器10に広く適用することが可能であり、製造コストの低減にも寄与する。
さらに、同図に示すように、整流体100a,100bを下段プレート5a,5bに接合した場合には、その整流体100a,100bがアウターリンフォースの機能をも兼ね備えるようになり、十分な補強効果も期待できる。
ところで、本発明に係る整流体は、図1に示した構成に限定されるものではなく、例えば、図2に示すような整流板200aを用いた構成としてもよい。すなわち、図2に示すように、下段プレート5には、高温流体導入流路11の下段側端部11aを閉塞する領域5aに欠切孔50が設けられ、その欠切孔50には略円筒状に成形された整流板200aが挿入されており、その整流板200aが欠切孔50を塞いで下段プレート5と一体接合している。要するに、整流板200aは、断面略L字状に折り曲げられて接合部250aが成形されており、この接合部250aが下段プレート5の欠切孔周縁部5aとろう付けされて一体接合している。
整流板200aは、下流側から上流側に向けて凸となるように成形されており、且つ下流側から上流側に向けて径寸法(断面寸法)が漸次小さくなるとともに、その先端部201aが円弧状となるように湾曲成形されている。より具体的には、a:整流板200aの底部外径寸法、b:先端部201aの幅寸法、c:高温流体導入流路の開口寸法(導入口110の開口寸法)、R:先端部201aの径寸法、h:整流板200aの高さ寸法、α:整流板200aの側部傾斜角度、H:高温流体導入流路11の高さ寸法(≒積層型熱交換器10の高さ寸法)、とした場合において、高温流体の流量及び流速を均一化して熱交換効率が最大となるようにするには、c−a(≧0)、a−b(≧0)を最小化し、R、h、αを最大化すればよい。その場合には、例えば、c≧a≧c×0.8、b≒c×0.5、H≧h≧H×0.5、などの関係式が導かれる。そして、目標とする熱交換効率を想定し、さらに高温流体の抵抗を考慮して、a、b、c、R、h、α、等の具体的な値を決定する。
本発明の一実施形態における積層型熱交換器の全体を示す概略断面図である。 他の実施形態における積層型熱交換器の上流側を示す概略断面図である。 従来技術における積層型熱交換器を示す概略断面図である。
符号の説明
1、21 高温流体通路層
2、22 低温流体通路層
3、23 フィン
4、24 上段プレート
5、25 下段プレート
6a,6b、26a,26b フランジ
10、20 積層型熱交換器
11、211 高温流体導入流路
12、212 高温流体導出流路
50 欠切孔
100a,100b 整流体
101a,101b,201a 先端部
110 導入口
120 導出口
200a 整流板

Claims (6)

  1. 高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、
    前記高温流体導入流路は、前記高温流体通路層の長手方向一端側に設けられ、且つ長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通しており、
    前記高温流体導入流路内には、導入口側に向けて凸となり、且つ導入口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるように構成された整流体が設けられていることを特徴とする積層型熱交換器。
  2. 高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、
    前記高温流体導入流路は、前記高温流体通路層の長手方向一端側に設けられ、長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通するとともに、導入口の反対側がエンドプレートで閉塞されていて、
    前記エンドプレートのうち、前記導入口の反対側を閉塞する領域には、欠切孔が設けられ、該欠切孔には、導入口側に向けて凸となり、且つ導入口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるとともにその先端部が湾曲成形された整流板が挿入され、該整流板が前記欠切孔を塞いで前記エンドプレートと一体接合していることを特徴とする積層型熱交換器。
  3. 高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、
    前記高温流体導出流路は、前記高温流体通路層の長手方向一端側に設けられ、且つ長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通しており、
    前記高温流体導出流路内には、導出口側に向けて凸となり、且つ導出口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるように構成された整流体が設けられていることを特徴とする積層型熱交換器。
  4. 高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、
    前記高温流体導出流路は、前記高温流体通路層の長手方向一端側に設けられ、長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通するとともに、導出口の反対側がエンドプレートで閉塞されていて、
    前記エンドプレートのうち、前記導出口の反対側を閉塞する領域には、欠切孔が設けられ、該欠切孔には、導出口側に向けて凸となり、且つ導出口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるとともにその先端部が湾曲成形された整流板が挿入され、該整流板が前記欠切孔を塞いで前記エンドプレートと一体接合していることを特徴とする積層型熱交換器。
  5. 高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、
    前記高温流体導入流路及び前記高温流体導出流路は、それぞれ前記高温流体通路層の長手方向両端側に設けられ、いずれも長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通しており、
    前記高温流体導入流路内には、導入口側に向けて凸となり、且つ導入口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるように構成された整流体が設けられる一方、前記高温流体導出流路内には、導出口側に向けて凸となり、且つ導出口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるように構成された整流体が設けられていることを特徴とする積層型熱交換器。
  6. 高温流体が通過する複数の高温流体通路層と、低温流体が通過する複数の低温流体通路層とが交互に積層配置されており、前記高温流体通路層に前記高温流体を導入するための高温流体導入流路と、前記高温流体通路層から前記高温流体を導出するための高温流体導出流路と、前記低温流体通路層に前記低温流体を導入するための低温流体導入流路と、前記低温流体通路層から前記低温流体を導出するための低温流体導出流路と、を備えた積層型熱交換器であって、
    前記高温流体導入流路及び前記高温流体導出流路は、それぞれ前記高温流体通路層の長手方向一端側に設けられ、長手方向と直交する方向に延びて各段の前記高温流体通路層に連通するとともに、導入口及び導出口の反対側がエンドプレートで閉塞されていて、
    前記エンドプレートのうち、前記導入口及び導出口の反対側を閉塞する領域には、いずれも欠切孔が設けられ、該欠切孔には、それぞれ導入口側及び導出口側に向けて凸となり、且つ導入口側及び導出口側に向けて断面寸法が漸次小さくなるとともにその先端部が湾曲成形された整流板が挿入され、該整流板が前記欠切孔を塞いで前記エンドプレートと一体接合していることを特徴とする積層型熱交換器。

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