JP2007071108A - ストローク特性可変エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】 ストローク特性可変エンジンにおいて、コントロールシャフトの位相を高精度に制御するとともに振動や騒音の発生を防止する。
【解決手段】 コントロールシャフト25の軸線方向の略中央部に軸線方向に分割して設けた一対の従動ギヤ42a,42bに、アクチュエータにより回転する一対の駆動ギヤ41a,41bを噛合させてコントロールシャフト25を回転させるので、コントロールシャフト25の捩じれ変形を最小限に抑えるとともに、エンジンEのコントロールシャフト25の軸線方向の寸法を小型化することができる。また一対の従動ギヤ42a,42bの位相を相互にずらしたので、コントロールシャフト25が何れの方向に回転する場合にも駆動ギヤ41a,41bおよび従動ギヤ42a,42b間のバックラッシュをなくし、コントロールシャフト25の位相の制御精度を高めるとともにバックラッシュに伴う騒音や振動を低減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アクチュエータでコントロールシャフトを回転させることでピストンの上死点あるいは下死点の位置を変化させるストローク特性可変エンジンに関する。
クランクシャフトのピンジャーナルに揺動自在に支持したロアリンクを、アッパーリンクを介してピストンに連結するとともにコントロールリンクを介してコントロールシャフトに連結し、アクチュエータ(油圧保持シリンダ)でコントロールシャフトを回転させてロアリンクの運動拘束条件を変化させることで、ピストンの上死点および下死点の位置を含むストローク特性を変化させるストローク特性可変エンジンが、下記特許文献1により公知である。
ところで、クランクシャフトと平行に配置されたコントロールシャフトは各シリンダ毎に設けられた複数のコントロールリンクを駆動するため、その全長はエンジンブロックの全長に略等しくなる。またエンジンの各シリンダの爆発荷重はコントロールシャフトに伝達され、コントロールシャフトに作用するトルクはアクチュエータによって支持される。従って、アクチュエータをコントロールシャフトの軸端に設けると、前記爆発荷重によるコントロールシャフトの捩じれ変形量が大きくなって各ピストンのストローク特性にばらつきが発生する可能性がある。
そこで上記特許文献1に記載されたものは、油圧保持シリンダをコントロールシャフトの軸端ではなく軸線方向中央部に設けるとともに、コントロールシャフトに設けたレバーにスリットを形成し、油圧保持シリンダの保持ロッドの先端に設けた摺動ピンを前記スリットに係合させることにより、油圧保持シリンダの伸縮でコントロールシャフトを往復回動させるようになっている。
特開2003−322036号公報
しかしながら上記従来のものは、油圧保持シリンダの保持ロッドの先端に設けた摺動ピンをコントロールシャフトのレバーのスリットに係合させているので、摺動ピンおよびスリット間の隙間によってコントロールシャフトにガタが発生し、コントロールシャフトの位相が精密に定まらなかったり、振動や騒音が発生したりする可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ストローク特性可変エンジンにおいて、コントロールシャフトの位相を高精度に制御するとともに振動や騒音の発生を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンブロックにメインジャーナルを回転自在に支持されたクランクシャフトと、エンジンブロックにメインジャーナルを回転自在に支持されたコントロールシャフトと、クランクシャフトのピンジャーナルに揺動自在に支持されたロアリンクと、ロアリンクをピストンに連結するアッパーリンクと、ロアリンクまたはアッパーリンクをコントロールシャフトのピンジャーナルに連結するコントロールリンクと、コントロールシャフトを駆動力伝達機構を介して回転駆動するアクチュエータとを備えたストローク特性可変エンジンにおいて、前記駆動力伝達機構を、コントロールシャフトの軸線方向の略中央部に軸線方向に分割して設けた複数の従動ギヤと、これら複数の従動ギヤにそれぞれ噛合してアクチュエータにより回転する複数の駆動ギヤとで構成し、かつ噛合部のバックラッシュを減少させるべく、前記複数の従動ギヤの相互の位相および前記複数の駆動ギヤの相互に位相の少なくとも一方をずらしたことを特徴とするストローク特性可変エンジンが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、コントロールシャフトをエンジンブロックに支持する前記メインジャーナルを前記複数の従動ギヤ間に設けたことを特徴とするストローク特性可変エンジンが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、相互に噛合する複数対の従動ギヤおよび駆動ギヤの厚さを各々の対毎に異ならせ、厚い従動ギヤおよび駆動ギヤの対には薄い従動ギヤおよび駆動ギヤの対よりも大きな負荷が加わるように、前記複数対の従動ギヤおよび駆動ギヤの位相を設定したことを特徴とするストローク特性可変エンジンが提案される。
請求項1の構成によれば、クランクシャフトのピンジャーナルにロアリンクを揺動自在に支持し、ロアリンクをアッパーリンクを介してピストンに連結するとともに、ロアリンクまたはアッパーリンクをコントロールリンクを介してコントロールシャフトのピンジャーナルに連結したので、アクチュエータでコントロールシャフトをメインジャーナルまわりに回転させてコントロールリンクを上下動させることで、ロアリンクの運動拘束条件を変化させてピストンのストローク特性を変化させることができる。
またコントロールシャフトの軸線方向の略中央部に軸線方向に分割して設けた複数の従動ギヤに、アクチュエータにより回転する複数の駆動ギヤを噛合させてコントロールシャフトを回転させるので、コントロールシャフトの軸端にアクチュエータからのトルクを入力する場合に比べて、コントロールシャフトの捩じれ変形を最小限に抑えるとともに、エンジンのコントロールシャフトの軸線方向の寸法を小型化することができる。
しかも複数の従動ギヤの相互の位相および複数の駆動ギヤの相互に位相の少なくとも一方をずらしたので、コントロールシャフトが何れの方向に回転する場合にも駆動ギヤおよび従動ギヤ間のバックラッシュをなくし、コントロールシャフトの位相の制御精度を高めるとともにバックラッシュに伴う騒音や振動を低減することができる。
請求項2の構成によれば、コントロールシャフトをエンジンブロックに支持するメインジャーナルを複数の従動ギヤ間に設けたので、コントロールシャフトの中央部の撓みを効果的に抑制することができる。
請求項3の構成によれば、複数対の従動ギヤおよび駆動ギヤの厚さを各々の対毎に異ならせ、厚い従動ギヤおよび駆動ギヤの対ほど大きな負荷が加わるように該従動ギヤおよび駆動ギヤの位相を設定したので、ギヤの厚さを最小限に抑えながら必要な強度および耐久性を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すもので、図1は可変圧縮比エンジンの縦断面図(高圧縮比状態)、図2は図1の2−2線矢視図、図3は図1の3−3線矢視図、図4は図1の4方向矢視図、図5は図1の5部拡大図、図6はコントロールシャフトの斜視図、図7は可変圧縮比エンジンの縦断面図(低圧縮比状態)である。
図1〜図6に示すように、ピストンの上死点あるいは下死点の位置を変更可能なストローク特性可変エンジンの一例である直列4気筒の可変圧縮比エンジンEは、シリンダブロック11、クランクケース12およびシリンダヘッド13を結合したエンジンブロック14を備えており、シリンダヘッド13の上部にヘッドカバー15が結合され、クランクケース12の下部にオイルパン16が結合される。シリンダブロック11およびクランクケース12の割り面にクランクシャフト17の5個のメインジャーナル17a…が回転自在に支持されており、メインジャーナル17a…から偏心する4個のピンジャーナル17b…に概略三角形のロアリンク18…の中間部が揺動自在に枢支される。
シリンダブロック11に設けたシリンダスリーブ20…にピストン21…が摺動自在に嵌合しており、アッパーリンク22…(コネクティングロッド)の上端がピストンピン23…を介してピストン21…に枢支されるとともに、アッパーリンク22…の下端が第1ピン24…を介してロアリンク18…の一端部に枢支される。クランクシャフト17の位置から横方向に偏心したクランクケース12の下面に、クランク形状のコントロールシャフト25の5個のメインジャーナル25a…が、ボルト26…でクランクケース12の締結されたキャップ27…によって揺動自在に枢支される。コントロールリンク28…は本体部28a…と、その下端にボルト29…で締結されたキャップ部28b…とを備えており、本体部28a…の上端が第2ピン30…を介してロアリンク18…の他端部に枢支されるとともに、本体部28a…の下端およびキャップ部28b…間にコントロールシャフト25の4個のピンジャーナル25b…が枢支される。
シリンダヘッド13の下面に形成された燃焼室13a…に吸気ポート32…および排気ポート33…が開口しており、吸気ポート32…を開閉する吸気バルブ34…と排気ポート33…を開閉する排気バルブ35…とがシリンダヘッド13に設けられる。吸気バルブ34…は吸気カムシャフト36により吸気ロッカーアーム37…を介して開閉駆動され、排気バルブ35…は排気カムシャフト38により排気ロッカーアーム39…を介して開閉駆動される。
コントロールシャフト25に隣接するようにクランクケース12に支持され駆動シャフト40が、その一端に接続され油圧制御のアクチュエータ31で所定角度範囲で往復回転駆動される。駆動シャフト40の軸線方向中央部に一対の駆動ギヤ41a,41bが所定間隔を存して一体に形成されており,これらの駆動ギヤ41a,41bに歯合する一対の従動ギヤ42a,42bがコントロールシャフト25の軸線方向中央部に所定間隔を存して一体に形成される。一対の従動ギヤ42a,42bは、コントロールシャフト25の中央のメインジャーナル25aの外側であって、中央寄りの2個のピンジャーナル25b,25bの内側に位置している。尚、一対の従動ギヤ42a,42bの対向面のメインジャーナル25aに近い位置には、軽量化のための肉抜き42c,42cが形成される。
本発明の駆動力伝達機構43を構成する駆動ギヤ41a,41bおよび従動ギヤ42a,42bは共にセクタギヤで構成される。一対の駆動ギヤ41a,41bの位相は同一であるが、一対の従動ギヤ42a,42bの位相は僅かにずれており、所謂せらしギヤで構成されている。従って、アクチュエータ31で駆動ギヤ41a,41bおよび従動ギヤ42a,42bが図5の矢印A方向に回転するとき、一方の駆動ギヤ41aと一方の従動ギヤ42aとがP1点で噛合し、またアクチュエータ31で駆動ギヤ41a,41bおよび従動ギヤ42a,42bが図5の矢印B方向に回転するとき、他方の駆動ギヤ41bと他方の従動ギヤ42abがP2点で噛合し、これにより駆動ギヤ41a,41bおよび従動ギヤ42a,42b間のバックラッシュが減少する。
次に、上記構成を備えた本発明の第1実施例の作用を説明する。
エンジンEの運転状態に応じてアクチュエータ31が駆動され、アクチュエータ31に接続された駆動シャフト40が回転すると、駆動ギヤ41a,41bおよび従動ギヤ42a,42bを介してコントロールシャフト25が図1に示す位置と図7に示す位置との間の任意の位置に回転する。図1に示す位置では、コントロールシャフト25のメインジャーナル25a…に対してピンジャーナル25b…が下方に位置するため、コントロールリンク28…が引き下げられてロアリンク18…がクランクシャフト17のピンジャーナル17b…を中心に時計方向に揺動し、アッパーリンク22…が押し上げられてピストン21…の位置が高くなることで、エンジンEが高圧縮比状態になる。
逆に、図7に示す位置では、コントロールシャフト25のメインジャーナル25a…に対してピンジャーナル25b…が上方に位置するため、コントロールリンク28…が押し上げられてロアリンク18…がクランクシャフト17のピンジャーナル17b…を中心に反時計方向に揺動し、アッパーリンク22…が引き下げられてピストン21…の位置が低くなることで、エンジンEが低圧縮比状態になる。
このように、コントロールシャフト25の揺動によってコントロールリンク28…が上下動し、ロアリンク18…の運動拘束条件が変化してピストン21…の上死点位置を含むストローク特性が変化することで、エンジンEの圧縮比が任意に制御される。
ところで、各気筒の爆発荷重はピストン21…、アッパーリンク22…、ロアリンク18…およびコントロールリンク28…を介して伝達され、アクチュエータ31によって回転を阻止されたコントロールシャフト25によって支持される。その結果、コントロールシャフト25には捩じり荷重が加わるが、従動ギヤ42a,42bをコントロールシャフト25の軸線方向中央部に設けたので、前記捩じり変形量を最小限に抑えることができる。なぜならば、コントロールシャフト25のねじり変形量は、荷重が入力するコントロールリンク28…と,荷重を受け止める従動ギヤ42a,42bとの軸線方向の距離に比例するからである。そしてコントロールシャフト25の捩れ変形量が小さくなることで、コントロールシャフト25の4個のピンジャーナル25b…の位相のずれを減少させて各気筒の圧縮比のばらつきを減少させることができる。
更に、一対の従動ギヤ42a,42bをコントロールシャフト25の軸線方向中央部に設けたことにより、それらをコントロールシャフト25の端部に設ける場合に比べて、エンジンEの軸方向寸法を小型化することができる。
また一対の従動ギヤ42a,42bの位相をずらして駆動ギヤ41a,41bとの間のバックラッシュを消滅させたので、コントロールシャフト25の回動に伴うガタの発生や騒音の発生を抑制することができる。しかも一対の従動ギヤ42a,42bの間あるメインジャーナル25bをエンジンブロック14に支持したので、駆動ギヤ41a,41bおよび従動ギヤ42a,42bの歯合反力によるコントロールシャフト25の撓みを効果的に抑制することができる。
次に、図8に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
第1実施例では一対の駆動ギヤ41a,41bの軸線方向の厚さが同一に設定され、かつ一対の従動ギヤ42a,42bの軸線方向の厚さが同一に設定されるが、第2実施例では一対の駆動ギヤ41a,41bの軸線方向の厚さおよび一対の従動ギヤ42a,42bの軸線方向の厚さが共に異なるように設定される。
例えば、図7において燃焼室13a…で混合気が爆発した圧力がピストン21…を押し下げると、アッパーリンク22…が押し下げられてロアリンク…が反時計方向に回転しようとし、コントロールリンク28…が上方に引き上げられようとする。その結果、コントロールシャフト25が時計方向(図5のB方向)に回転しようとし、一方の従動ギヤ42aと一方の駆動ギヤ41aとがP1点で強く噛合する。排気行程および圧縮行程でもアッパーリンク22…に圧縮荷重が加わるため、一方の従動ギヤ42aと一方の駆動ギヤ41aとがP1点で噛合するが、その噛合面圧は上記爆発行程での噛合面圧に比べて遥かに小さくなる。また吸入行程では逆にアッパーリンク22…に引張荷重が加わるため、今度は他方の従動ギヤ42bと他方の駆動ギヤ41bとがP2点で噛合するが、その噛合面圧は上記爆発行程での噛合面圧に比べて遥かに小さくなる。
つまり、膨張行程、排気行程、吸入行程および圧縮行程のうち、膨張行程において圧倒的に大きな荷重が一方の従動ギヤ42aと一方の駆動ギヤ41aとの噛合部P1点に作用することになる。そこで第2実施例では一方の駆動ギヤ41aおよび従動ギヤ42aの厚さを、他方の駆動ギヤ41bおよび従動ギヤ42bの厚さを厚くすることで、駆動ギヤ41a,41bおよび従動ギヤ42a,42bの必要強度を確保しながら、それらの厚さを最小限に抑えて重量の軽減を図ることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例では可変圧縮比エンジンについて説明したが、同様の構造で各部の寸法を変更することで、エンジンの圧縮比および排気量の一方あるいは両方を変更可能である。本発明はこれらのストローク特性可変エンジンに対して適用することができる。
また実施例では一対の従動ギヤ42a,42bの相互の位相をずらしているが、一対の駆動ギヤ41a,41bの相互に位相をずらしても良く、また両方の位相をずらしても良い。
また実施例では駆動ギヤ41a,41bの数および従動ギヤ42a,42bの数をそれぞれ2枚としているが、それぞれ3枚以上とすることもできる。
また油圧式のアクチュエータ31に代えて電気式のアクチュエータを用いることもできる。
またコントロールシャフト25は揺動軸に限定されず、回転角が360°を超える回転軸であっても良い。
また実施例ではコントロールリンク28をロアリンク18に接続しているが、本発明はコントロールリンク28をアッパーリンク22に接続した形式のストローク特性可変エンジンに対しても適用することができる。
可変圧縮比エンジンの縦断面図(高圧縮比状態) 図1の2−2線矢視図 図1の3−3線矢視図 図1の4方向矢視図 図1の5部拡大図 コントロールシャフトの斜視図 可変圧縮比エンジンの縦断面図(低圧縮比状態) 本発明の第2実施例に係るコントロールシャフトの斜視図
符号の説明
14 エンジンブロック
17 クランクシャフト
17a メインジャーナル
17b ピンジャーナル
18 ロアリンク
21 ピストン
22 アッパーリンク
25 コントロールシャフト
25a メインジャーナル
25b ピンジャーナル
28 コントロールリンク
31 アクチュエータ
41a,41b 駆動ギヤ
42a,42b 従動ギヤ
43 駆動力伝達機構

Claims (3)

  1. エンジンブロック(14)にメインジャーナル(17a)を回転自在に支持されたクランクシャフト(17)と、
    エンジンブロック(14)にメインジャーナル(25a)を回転自在に支持されたコントロールシャフト(25)と、
    クランクシャフト(17)のピンジャーナル(17b)に揺動自在に支持されたロアリンク(18)と、
    ロアリンク(18)をピストン(21)に連結するアッパーリンク(22)と、
    ロアリンク(18)またはアッパーリンク(22)をコントロールシャフト(25)のピンジャーナル(25b)に連結するコントロールリンク(28)と、
    コントロールシャフト(25)を駆動力伝達機構(43)を介して回転駆動するアクチュエータ(31)と、
    を備えたストローク特性可変エンジンにおいて、
    前記駆動力伝達機構(43)を、コントロールシャフト(25)の軸線方向の略中央部に軸線方向に分割して設けた複数の従動ギヤ(42a,42b)と、これら複数の従動ギヤ(42a,42b)にそれぞれ噛合してアクチュエータ(31)により回転する複数の駆動ギヤ(41a,41b)とで構成し、かつ噛合部のバックラッシュを減少させるべく、前記複数の従動ギヤ(42a,42b)の相互の位相および前記複数の駆動ギヤ(41a,41b)の相互に位相の少なくとも一方をずらしたことを特徴とするストローク特性可変エンジン。
  2. コントロールシャフト(25)をエンジンブロック(14)に支持する前記メインジャーナル(25a)を前記複数の従動ギヤ(42a,42b)間に設けたことを特徴とする、請求項1に記載のストローク特性可変エンジン。
  3. 相互に噛合する複数対の従動ギヤ(42a,42b)および駆動ギヤ(41a,41b)の厚さを各々の対毎に異ならせ、厚い従動ギヤ(42a)および駆動ギヤ(41a)の対には薄い従動ギヤ(42b)および駆動ギヤ(41b)の対よりも大きな負荷が加わるように、前記複数対の従動ギヤ(42a,42b)および駆動ギヤ(41a,41b)の位相を設定したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のストローク特性可変エンジン。
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