JP2007069543A - インク供給装置およびインクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インクジェットヘッドの充填性を高め、また少量のインク消費でインクジェットヘッドを充填することができるインク供給装置を提供する。
【解決手段】 インクが蓄えられたメインタンクと、
前記インクを吐出することにより被記録媒体に印刷を行なうインクジェットヘッドと、
前記メインタンクから前記インクジェットヘッドにインクを搬送するインク供給路と、
前記インク供給路中に設けられ、前記インク内の空気を取り除く脱気装置と、
前記脱気装置内にインクが満たされていない場合に、前記脱気装置からの気泡が出なくなるまで、前記脱気装置内を通過したインクを前記脱気装置下流の前記インク供給路から前記脱気装置上流の前記インク供給路に搬送するインク搬送手段と、からなるインク供給装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録媒体に液滴を吐出するインクジェットプリンタなどに好適に利用できるインク供給装置に関する。
従来より、複数のノズルからインクを吐出させるインクジェットヘッドを用いて被記録媒体に文字や画像を記録するインクジェット記録装置が知られている。かかるインクジェット記録装置は、インクジェットヘッドが搭載されたキャリッジを被記録媒体に対して主走査方向に移動させながらインクジェットヘッドのノズルからインクを吐出して所定領域にドットのパターンを印刷し、一回の主走査が終わると被記録媒体を副走査方向に所定量移動させ、これらの動作を繰り返すことによって所望の全ての領域の印刷を行うものである。
このようなインクジェット記録装置は家庭・オフィス向けに低価格・高画質のカラープリンタが製品化されており、その生産台数は年々増加している。
また従来より、インクの脱気を行う目的として外部から負圧の作用を受ける中空繊維束からなる脱気装置を備え、外部から脱気インクの補給を不要とするインクジェットプリンタが知られている(たとえば、特許文献1)。
特開平11−48491
しかし、特許文献1の方法によると、脱気装置にインクが満たされていない状態でインクジェットヘッドを充填する場合、充填中に脱気装置から細かい気泡が発生する。この気泡はインクジェットヘッドにインクが供給するまでにインクに再溶解し、脱気の効果が得られずインクジェットヘッドに対するインクの充填性が悪くなってしまっていた。また、このような脱気不十分なインクは、インクジェットヘッドからのインク吐出の安定性を妨げてしまうという問題があった。また、このような脱気効果が得られていないインクをすべて排出するためには大量のインクを排出する必要があり、インクコストがかかってしまうという問題があった。
そこで本発明の目的は、インクジェットヘッドの充填性を高め、また少量のインク消費でインクジェットヘッドを充填することができるインク供給装置を提供することである。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、インクが蓄えられたメインタンクと、
前記インクを吐出することにより被記録媒体に印刷を行なうインクジェットヘッドと、
前記メインタンクから前記インクジェットヘッドにインクを搬送するインク供給路と、
前記インク供給路中に設けられ、前記インク内の空気を取り除く脱気装置と、
前記脱気装置内にインクが満たされていない場合に、前記脱気装置からの気泡が出なくなるまで、前記脱気装置内を通過したインクを前記脱気装置下流の前記インク供給路から前記脱気装置上流の前記インク供給路に搬送するインク搬送手段と、からなるインク供給装置にある。
本発明の第2の態様は、前記インク搬送手段が、前記脱気装置の下流側インク供給路と前記メインタンクとをつなぐ第3インク供給路であることを特徴とする第1の態様に記載のインク供給装置にある。
本発明の第3の態様は、前記インク供給路中に、前記インクを一時的に保持するサブタンクを設け、前記インク搬送手段が、前記脱気装置の下流側インク供給路と前記サブタンクをつなぐ第4インク供給路であることを特徴とする第1の態様に記載のインク供給装置にある。
本発明の第4の態様は、前記脱気装置よりも下流側の前記インク供給路中に、前記インクを一時的に保持するサブタンクを設けたことを特徴とする第1の態様または第2の態様に記載のインク供給装置にある。
本発明の第5の態様は、前記脱気装置が中空繊維束からなる脱気装置であることを特徴とする第1の態様から第4の態様のいずれか1項記載のインク供給装置にある。
本発明の第6の態様は、第1の態様から第5の態様のいずれか1項記載のインク供給装置と、前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、からなるインクジェット記録装置にある。
上述のように本発明では、脱気装置から発生する気泡をメインタンクに戻す供給路を備えたため、(1)インクジェットヘッドの充填性が向上し、(2)少量のインク消費でインクジェットヘッドを充填することができる、(3)インクの吐出安定性を確保することが出来るという効果がある。
以下、本発明の実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明によるインク供給装置の実施例1を模式的に示した図である。
インク供給装置は、メインタンク10と、インク供給路80と、サブタンク20と、脱気装置30と、インクジェットヘッド40と、流路切替弁50と、ポンプ61〜64などとを備える。
メインタンク10は、インクが蓄えられている容器であり、材質はステンレスなどの金属や樹脂など特に制限されない。
インク供給路80は、メインタンク10からサブタンク20までインクを搬送する第1インク供給路81と、サブタンク20からインクジェットヘッド40までインクを搬送する第2インク供給路82と、脱気装置30下流側のインク供給路にあるインクをメインタンク10に戻すための第3インク供給路83などとを有している。そして、脱気装置30から見て、メインタンクに近い方が上流側、インクジェットヘッド40に近い側が下流側となる。
また第1インク供給路81には、第1インク供給路ポンプ61が設置されており、第2インク供給路82には、サブタンク20からインクジェットヘッド40の方向に、第2インク供給路ポンプ62、開閉弁55、脱気装置30、流路切替弁50が順に設置されており、ポンプ62は開閉弁55が閉じている場合に第2インク供給路ポンプ62側をインクが通るように分岐されており、第3インク供給路には、第3インク供給路ポンプ63が設置されている。
サブタンク20は、袋状の脱気が保持できるパックでできており、サブタンク20内のインクを一定量に保つように制御する機構を備えている。そして、サブタンク20内のインクが減少すると、第1インク供給路ポンプ61によりメインタンク10からインクを汲み上げる。
脱気装置30は、図2に示すように、中空繊維糸90と、ゴム製のOリング91と、排気口92と、真空ポンプ65で構成されており、図中の矢印で示すように、気体透過性を有する中空繊維糸90の中にインクを通し、排気口92から真空ポンプ65により真空引きし、インク中に溶存する気体を除去する。本実施例では、脱気装置の中空繊維糸90の下側から上側にインクを通すように構成したが、本発明の構成はこれに限定されるものではない。真空層93とインク層94はOリング91により仕切られている。通常、脱気装置30は、インクジェットヘッド40の吐出中、充填中にかかわらず真空ポンプ65により真空引きされている。
インクジェットヘッド40は、記録媒体にインクを吐出することのより印刷を行うインクジェットプリンタのヘッドである。ここでいうインクジェットプリンタは、パターニング分野や、大量印刷を行う産業用インクジェットプリンタ、カラーフィルタ、有機ELのパターニングなどに用いられるプリンタを含んでいる。インクジェットヘッド40の充填方法は後で詳細に説明する。
流路切替弁50は、第2インク供給路82と第3インク供給路83との交点に設けられており、それぞれのインクの流れる方向を変換する3方弁である。
第1インク供給路ポンプ61、第2インク供給路ポンプ62、第3インク供給路ポンプ63、吸引ポンプ64は、チューブをしごくことでインクを搬送するチューブポンプである。
次に、インクの流れについて説明する。
インクジェットヘッド40でインクを吐出する場合には、流路切替弁50をインクがサブタンク20からインクジェットヘッド40に流れるように切替え、第2インク供給路82の開閉弁55を開放させることでインクジェットヘッド40からインクが吐出する。このとき、インク吐出によりサブタンク20の容量が減少すると、インク量保持機構により第1インク供給路ポンプ61が作動しメインタンク10よりサブタンク20へインクが供給され、サブタンク20は常に一定インク量を保つ。
一方、インクジェットヘッド40を充填、又はクリーニングする場合、キャップ70を介して吸引ポンプ64で吸引する方法と、第2インク供給路82の開閉弁55を閉じ、第2インク供給路ポンプ62を作動させ加圧する方法がある。どちらの場合も、脱気装置30がすでにインクで満たされている場合には、流路切替弁50をインクがサブタンク20からインクジェットヘッド40に流れるように切替えて充填を行う。
しかし、脱気装置30にインクが満たされていない場合、たとえば、脱気装置30が一度もインクが通っていないバージンな状態である場合、上記の充填方法では、インクが脱気装置30内の各中空繊維糸90を通る流速が微妙に異なるため脱気装置30から細かい気泡が発生する。この気泡の一部は、脱気装置30からインクジェットヘッド40まで搬送される間にインク中に再溶解する。この脱気装置による脱気の効果が得られていないインクをインクジェットヘッド40に充填することで充填性が悪い結果となる。さらに、脱気効果のあるインクがインクジェットヘッドに到達するまで充填を行わなければならず、大量のインクを廃出しなければならない。
そこで、脱気装置30にインクが満たされていない場合には、流路切替弁50をインクがサブタンク20からメインタンク10に戻る第3インク供給路を通る方向へ切替え、第3インク供給ポンプを作動し脱気装置30から気泡が出なくなるまでインクを搬送する。その後、上記の吸引、又は加圧により充填を行う。この方法は、脱気装置30から発生する気泡をメインタンク10に戻すので、脱気効果の得られていないインクをインクジェットヘッド40に充填することがなくなるため、充填性が向上し、また、インクの排出量も少なくすることができた。
また、本実施の形態ではサブタンク20より下流に脱気装置30が設置してあるが、前記脱気装置30をメインタンク10とサブタンク20の間に設置してもよい。このような供給装置では、脱気装置30の圧力損失が、インクジェットヘッド40に影響しないため安定吐出が可能である利点がある。
図3は本発明によるインク供給装置の実施例2を模式的に示した図である。
なお、前述した実施例1と同様の機能を果たすものについては、同一の符号を付して、重複する説明は適宜省略する。
実施例2のインク供給装置における、実施例1との異なる点は、サブタンク20aが袋状の脱気が保持できるパックではなく、たとえばステンレスや樹脂などの硬質材料を使用しており、オープンタンク構造となっている点である。
このように実施例2では、脱気効果の得られていないインクをインク供給路84を介してサブタンク20aへも戻すことができ、装置構成に自由度が広がる利点がある。また、本実施の形態のように高質材料を使用したサブタンク20aを使用し、実施例1と同様に脱気装置30の下流とメインタンク10をインク供給路でつなぐことも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、勿論このような構成に限定されるものではない。
本発明に係るインク供給装置の実施例1の模式図 図1における脱気装置の詳細図 本発明に係るインク供給装置の実施例2の模式図
符号の説明
10 メインタンク
20 サブタンク
30 脱気装置
40 インクジェットヘッド
50 流路切替弁
55 開閉弁
61 第1インク供給路ポンプ
62 第2インク供給路ポンプ
63 第3インク供給路ポンプ
64 吸引ポンプ
65 真空ポンプ
70 キャップ
80 インク供給路
81 第1インク供給路
82 第2インク供給路
83 第3インク供給路(インク搬送手段)
84 第4インク供給路(インク搬送手段)
90 中空繊維糸
91 Oリング
92 排気口
93 真空層
94 インク層

Claims (6)

  1. インクが蓄えられたメインタンクと、
    前記インクを吐出することにより被記録媒体に印刷を行なうインクジェットヘッドと、
    前記メインタンクから前記インクジェットヘッドにインクを搬送するインク供給路と、
    前記インク供給路中に設けられ、前記インク内の空気を取り除く脱気装置と、
    前記脱気装置内にインクが満たされていない場合に、前記脱気装置からの気泡が出なくなるまで、前記脱気装置内を通過したインクを前記脱気装置下流の前記インク供給路から前記脱気装置上流の前記インク供給路に搬送するインク搬送手段と、からなるインク供給装置。
  2. 前記インク搬送手段が、前記脱気装置の下流側インク供給路と前記メインタンクとをつなぐ第3インク供給路であることを特徴とする請求項1記載のインク供給装置。
  3. 前記インク供給路中に、前記インクを一時的に保持するサブタンクを設け、前記インク搬送手段が、前記脱気装置の下流側インク供給路と前記サブタンクをつなぐ第4インク供給路であることを特徴とする請求項1記載のインク供給装置。
  4. 前記脱気装置よりも下流側の前記インク供給路中に、前記インクを一時的に保持するサブタンクを設けたことを特徴とする請求項1または2記載のインク供給装置。
  5. 前記脱気装置が中空繊維束からなる脱気装置であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のインク供給装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載のインク供給装置と、前記被記録媒体を搬送する搬
    送手段と、からなるインクジェット記録装置。
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JP2011079295A (ja) * 2009-09-11 2011-04-21 Seiko I Infotech Inc インクジェットプリンタ
WO2016072258A1 (ja) * 2014-11-07 2016-05-12 コニカミノルタ株式会社 インク供給装置、インクジェット記録装置及びインク供給方法

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