JP2007068180A - 無線通信システムにおけるcqiを送受信するための方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるcqiを送受信するための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007068180A
JP2007068180A JP2006232849A JP2006232849A JP2007068180A JP 2007068180 A JP2007068180 A JP 2007068180A JP 2006232849 A JP2006232849 A JP 2006232849A JP 2006232849 A JP2006232849 A JP 2006232849A JP 2007068180 A JP2007068180 A JP 2007068180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cqi
terminal
speed state
base station
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006232849A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyeong-In Jeong
景仁 鄭
Hwan-Joon Kwon
桓準 權
Sung-Ho Choi
崔 成豪
O-Sok Song
晤碩 宋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2007068180A publication Critical patent/JP2007068180A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/542Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using measured or perceived quality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0023Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the signalling
    • H04L1/0026Transmission of channel quality indication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0023Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the signalling
    • H04L1/0027Scheduling of signalling, e.g. occurrence thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/023Multiplexing of multicarrier modulation signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0002Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
    • H04L1/0003Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/51Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、無線通信システムにおいて、チャンネルの効率性を高めながら、CQIを送受信するようにする方法及び装置を提供する。
【解決手段】本発明は、全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、それぞれのサブ帯域を用いて通信する無線通信システムにおける端末のCQIを受信するための方法であって、端末の速度状態を判断するステップと、判断された速度状態に従い、端末のためのCQIを受信するか否か、及びCQIの種類を決定するステップと、CQIを受信すると決定された場合、CQIの種類を示すCQI転送モードを端末に通報するステップと、CQI転送モードに従い、端末から前記CQIを受信するステップと、受信されたCQIを考慮して、端末に無線資源を割り当てるステップとを含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、無線通信システムにおけるチャンネル品質情報(Channel Quality Information、以下、「CQI」と称する。)を提供するための方法及び装置に関する。
現代の通信システムは、大別すれば、有線通信システムと無線通信システムとに分けられる。無線通信システムは、多重化方法に従って多様な方式、例えば、時分割多重化(Time Division Multiplexing、以下、「TDM」と称する。)方式、コード分割多重化(Code Division Multiplexing、以下、「CDM」と称する。)方式及び直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、「OFDM」と称する。)方式などに分けられる。技術の急速な発展に伴い、最も広く使用されているものはCDM方式である。さらに、CDM方式は、同期方式及び非同期方式などに分けられるが、現在、高速なデータ通信を提供できる多様な方式に発展した。
ところが、CDM方式は、基本的に直交コードを用いてチャンネルを区分しているため、限定された直交コード資源による資源不足が発生する。よって、CDM方式の代案としてOFDM方式が台頭している。そこで、OFDM方式について説明する。OFDM方式は、マルチキャリア(Multi Carrier)を用いてデータを転送する方式であって、直列に入力されるシンボル(Symbol)列を並列変換して、これらの各々を互いに直交性を持つ多数のサブキャリア(sub-carrier)、すなわち、多数のサブキャリアチャンネル(sub-carrier channel)に変調して転送するマルチキャリア変調(Multi Carrier Modulation、以下、「MCM」と称する。)方式の一種である。
MCM方式を適用するシステムは、1950年代後半HF(High Frequency)ラジオ(radio)に最初適用され、多数の直交するサブキャリアを重畳させるOFDM方式は、1970年代から発展し始めたが、マルチキャリア間の直交変調の具現が難しいため、実際のシステム適用に限界があった。しかしながら、1971年、Weinsteinなどが、OFDM方式を用いた変復調は、DFT(Discrete Fourier Transform)を用いて効率良く処理できることを発表しながら、OFDM方式に対する技術開発が急速に発展して来た。また、公知の保護区間(guard interval)を用いる方法やサイクリック・プレフィックス(cyclic prefix、以下、「CP」と称する。)挿入方式により、マルチパス及び遅延拡散(delay spread)に対するOFDMシステムの否定的な影響を一層減少させるようになった。これにより、OFDM技術は、デジタルオーディオ放送(DAB:Digital Audio Broadcasting)、デジタルテレビ、無線近距離通信ネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)及び無線非同期転送モード(WATM:Wireless Asynchronous Transfer Mode)などのデジタル転送技術に広く適用されている。
DFT方式を用いる場合にも、OFDM方式はハードウェア的な複雑度(Complexity)によりあまり使用されていなかったが、最近、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform、以下、「FFT」と称する。)及び逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、以下、「IFFT」と称する。)を含む各種デジタル信号処理技術の発展に伴い、OFDM方式が実現可能になった。
OFDM方式は、従来のFDM(Frequency Division Multiplexing)方式と類似しているが、特に、多数のサブキャリア間の直交性を保持して転送することで、高速データの転送に最適の転送効率が得られる。よって、OFDM方式は、周波数スペクトラムを重畳して使用するため、周波数の使用効率が良く、周波数選択的フェージング(frequency selective fading)に強く、マルチパスフェージング(multi-path fading)に強く、保護区間を用いてシンボル間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)の影響を低減でき、ハードウェア的に等化器構造を簡単に設計でき、インパルス(impulse)性ノイズに強いという長所を持つことで、通信システム構造に積極的に活用されつつある。
一方、無線通信における高速及び高品質のデータサービスを妨害する要因は、殆どチャンネル環境による。無線通信におけるチャンネル環境は、AWGN (Additive White Gaussian Noise)の以外にも、フェージングにより発生する受信信号の電力変化、シャドーイング(Shadowing)、端末の移動及び頻繁な速度変化に従うドップラー(doppler)効果、他のユーザー及びマルチパス信号による干渉などにより頻繁に変化することになる。よって、無線通信における高速及び高品質のデータサービスを支援するには、前述した妨害要因を效果的に克服する必要がある。無線通信システムにおけるフェージングを克服するために用いられる主要な方法の一つが、AMC(Adaptive Modulation and Coding)方式である。以下では、AMC方式について説明する。
AMC方式は、無線リンクのチャンネル変化により、変調方式とコーディング方式とを適応的に調整するものである。無線リンクのCQIは、殆ど受信信号のSNR(Signal to Noise Ratio)の測定によって検出できる。一例として、下りリンクの場合、端末は下りリンクのCQIを測定して上りリンクを介して基地局にフィードバックする。基地局は、端末からフィードバックされる下りリンクのCQIにより下りリンクのチャンネル状態を推定し、推定されたチャンネル状態に応じて変調方式及びコーディング方式を調整する。AMC技術を使用する場合、一般的にチャンネルの状態が比較的良好であれば高次変調方式及び高符号率を適用し、チャンネルの状態が比較的劣化すれば低次変調方式及び低符号率を適用する。このように、AMC方式は、高速電力制御に依存した既存方式に比べ、チャンネルの経時変化に対する適応能力を高めることにより、システムの平均性能を向上させる。
一般的に、広帯域システムでは、AMCチャンネルを一つだけ使用するものでなく、複数のAMCチャンネルを同時に運用する。すなわち、システムの全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、それぞれのサブ帯域に対して個別的なCQIを端末からフィードバックして、それぞれのサブ帯域に対して独立的にAMC技術を適用する方式を利用する。これは、広帯域システムが、狭帯域システムに比べ、周波数の選択性(Frequency Selectivity)が大きいためである。以下では、AMC技術がOFDMシステムに適用される場合について説明する。
図1は、AMC技術を用いる通常の広帯域OFDMシステムの一例を示す図であって、多数の直交周波数を縦軸とし、時間を横軸として示した。
図1において、符号101は一つのサブキャリアを示し、符号102は一つのOFDMシンボルを示す。図1に示すように、OFDMシステムでは、全体の周波数帯域をN個のサブキャリア群、すなわち、サブ帯域に分割して各サブキャリア群別にAMC動作を行う。以下では、一つのサブキャリア群を“一つのAMCサブ帯域(AMC sub-band)”と称する。すなわち、サブキャリア群1(subcarrier group 1)103はAMCサブ帯域1と称し、サブキャリア群N(104)はAMCサブ帯域Nと称する。一般のOFDMシステムにおいて、資源の割当てすなわちスケジューリングは、符号105に示すように、複数個のOFDMシンボルを含む再割当て周期単位からなる。
前述したように、OFDMシステムにおけるAMC動作は、複数のAMCスケジューリング別に独立的に適応及びコーディング(AMC動作)を行う。よって、各端末はスケジューリング別にCQIをフィードバックし、基地局は端末から各スケジューリングに対するCQIを受けて各サブ帯域に対するスケジューリングを行い、各サブ帯域別にユーザーデータを転送する。スケジューリングの一例として、基地局は、各サブ帯域別に最上のチャンネル品質を持つ端末を選択してデータを転送する場合、システムの容量は最大化になり得る。
前述したAMC動作の特徴によれば、一つの端末に対するデータを転送するために必要な複数のサブキャリアは互いに隣接しているのが好ましい。これは、マルチパス無線チャンネルにより、周波数領域において周波数選択性が発生する場合、互いに隣接しているサブキャリア間はチャンネル応答の特性が類似しているが、遠く離れているサブキャリア間はチャンネル応答の特性が非常に異なることができるためである。また、前述したAMC動作を行う目的は、チャンネル応答が良いサブキャリアを介してデータを転送することで、システム容量を極大化することにあるため、チャンネル応答が良い隣接した複数のサブキャリアを介してデータ転送を行う構造を持つのが好ましい。
よって、前述したAMC技術は、特定ユーザーに転送されるデータ送信に適している。これは、複数のユーザーに転送されるチャンネル、例えば、放送や共通制御チャンネルはあるユーザーのチャンネル状態に適応するのが好ましくないためである。また、前述したAMC技術は、遅延(Delay)に少なく敏感なトラフィックの転送に適している。なぜなら、AMC技術は、基本的にチャンネルが良い状態にある端末にデータを転送するようにする方式なので、遅延に敏感なトラフィック、例えば、VoIP(VoiceoverIP)や画像ミーティングのようなリアルタイムトラフィックは当該ユーザーのチャンネルが良くなるまでひたすら待機させることができないためである。すなわち、リアルタイムトラフィックをサービスしているユーザーに対しては、遅延の限界を保証するために、チャンネルがよくない状況でもデータを転送しなければならないという問題点がある。
よって、前記問題点を解決するために、本発明の目的は、広帯域のOFDMに基づいたシステムにおいて、AMC技術を適用する場合、各AMCサブ帯域のCQIを適応的に転送及び受信できる方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、端末が、チャンネル状況に従ってCQIを転送したり転送しないことで、CQIの転送に従うオーバーヘッドを減少できる方法及び装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、CQI転送モードを決定するための一つの要素として、端末の速度状態を複数のレベルの一つに定義し、各レベルによって端末のCQIを測定及び報告する方法及び装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、端末のCQI転送モードに対する情報を、端末のハンドオーバー時に目的セルを制御するノードに転送することで、CQIの適応的な転送を連続的に支援する方法及び装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、広帯域のOFDMに基づいたシステムにおいてAMC技術を適用する場合、正確且つ効率良くCQIを提供する方法及び装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、広帯域のOFDMに基づいたシステムにおいてAMC技術を適用する場合、各AMCサブ帯域のCQIを正確且つ効率良く提供することにより、システム容量を増大させる方法及び装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、前記それぞれのサブ帯域を用いて通信する無線通信システムにおける端末のCQIを受信するための方法であって、端末の速度状態を判断するステップと、前記判断された速度状態に従い、前記端末のためのCQIを受信するか否か、及び前記CQIの種類を決定するステップと、前記CQIを受信すると決定された場合、前記CQIの種類を示すCQI転送モードを前記端末に通報するステップと、前記CQI転送モードに従い、前記端末から前記CQIを受信するステップと、前記受信されたCQIを考慮して、前記端末に無線資源を割り当てるステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明は、全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、前記それぞれのサブ帯域を用いて通信する無線通信システムにおける端末のCQIを転送するための方法であって、端末の速度状態を決定するステップと、前記決定された速度状態が、以前の速度状態と異なる場合、前記決定された速度状態を前記基地局に通報するステップと、前記基地局から前記決定された速度状態に従うCQI転送モードを指示する情報を受信するステップと、前記CQI転送モードに従い、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値及び前記各サブ帯域に対するCQIの少なくとも一つを前記基地局に転送するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、前記それぞれのサブ帯域を用いて通信する無線通信システムにおける端末のCQIを送受信するための装置であって、自身の速度状態を決定し、前記決定された速度状態が以前の速度状態と異なる場合、前記決定された速度状態を示す指示情報を転送する端末と、前記指示情報により、前記端末のCQIを受信するか否か、及び前記CQIの種類を決定し、前記CQIを受信すると決定された場合、前記CQIの種類を示すCQI転送モードを指示する情報を前記端末に通報し、前記CQI転送モードによって前記端末から前記CQIを受信する基地局とを含み、前記受信されたCQIは、前記端末に無線資源を割り当てるために使用されることを特徴とする。
本発明によれば、CQI転送モードを3レベルに区分された端末の速度状態によって選択したり、或いは、CQIの転送を遂行しないことで、上りリンク及び下りリンクの負荷の最小化、且つ、システム容量の最大化を図ることができる。また、端末の移動時、CQI転送モードを決定するのに必要な情報を目的セルを制御する基地局に転送することで、上りリンク及び下りリンクの負荷の最小化、且つ、システム容量の最大化を持続させることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にするために、公知の機能や構成についての具体的な説明は適宜省略する。また、後述される用語は、本発明の機能を考慮して定義されたもので、これは、ユーザーや運用者の意図又は慣例などによって変化し得るため、本明細書の全般に渡った内容に基づいて定義されるべきである。
まず、本発明の実施形態によるOFDMシステムにおいて考慮すべき事項について説明する。複数のサブ帯域を使用して動作するOFDMシステムを設計・運用の際に考慮すべき事項は、次の通りである。
第一に、全体のシステム帯域を何個のサブ帯域に分割するか、すなわち、サブ帯域の個数Nを何個とするかに対する問題を解決すべきである。第二に、各端末が、N個のサブ帯域の全部に対してCQIをフィードバックするようにするか、一部に対してフィードバックするようにするか、全体又は一部に対する平均値だけをフィードバックするようにするかに対する問題を解決すべきである。
OFDMシステムにおいて、前述した事項らが重要である理由は、次の通りである。
第一に、全体のシステム帯域を何個のサブ帯域に分割するかに対する問題は、チャンネルの周波数選択性を最大限活用するためである。より詳しくは、特定周波数帯域でチャンネル品質が良いサブキャリアだけを使用してデータを転送することが効果的なためである。このためには、N値を非常に大きく、極端的には全体サブキャリアの個数だけ設定することが最善である。しかしながら、N値を過度に大きく設定する場合、端末がフィードバックすべきCQIの個数が多くなるので、上りリンクの負荷が大きすぎる恐れがある。
例えば、端末が一つのサブ帯域に対するCQIを転送するのに必要なビット数を4とすれば、10個のサブ帯域に対するCQIをフィードバックするには40ビットを必要とし、CQIの転送周期は高速フェージングにより非常に短くなることを勘案する場合、オーバーヘッドの量が非常に多くなり得る。
反対に、全体のシステム帯域を非常に小さな数字(すなわち、N個)に分割する場合、それだけチャンネルの周波数選択性を適切に活用出来ないため、AMC動作から得られる利得が減少する。前述したように、全体のシステム帯域を何個に分割するかに対する問題は、下りリンク性能と上りリンク負荷との間にトレードオフ(trade off)関係が成立する。よって、下りリンク性能の向上及び上りリンク負荷の減少という2種類のコンフリクトする目標間に偏ることがなく、適切なN値に設定しなければならない。
第二に、各端末が、N個のサブ帯域の全部に対してCQIをフィードバックするようにすることか、一部を選んでフィードバックするようにするか、全体又はN個の一部に対する平均値だけをフィードバックするようにすることかを解決すべきである。これは、全体のシステム帯域がN個のサブ帯域に分割される場合、端末がどのようにCQIをフィードバックするようにするかという問題である。例えば、全体のシステム帯域が4個のサブ帯域に分割される場合、端末がCQIをフィードバックできる場合は、下記のようにあり得る。
第一の方法は、端末が常に4個のサブ帯域に対してそれぞれのCQIをフィードバックするものである。第二の方法は、端末が4個のサブ帯域に対して瞬間的に最も良い一つだけを選択し、選択されたサブ帯域の識別子と共に選択されたサブ帯域のCQIをフィードバックするものである。第三の方法は、端末が4個のサブ帯域に対して瞬間的に最も良いK個だけを選択し(Kは最大4になる)、選択されたK個のサブ帯域に対してそれぞれの識別子と共に選択されたK個のサブ帯域のCQIをフィードバックするものである。第四の方法は、端末が4個のサブ帯域に対する平均CQIをフィードバックするものである。第五の方法は、端末が4個のサブ帯域の中にK個を選択し(Kは最大4になる)、選択されたK個のサブ帯域に対する平均CQIをフィードバックするものである。
これ以外にも、4個のサブ帯域に対するCQIをフィードバックする多様な方法が更に在り得る。以下ではそれぞれの方法を“CQI転送モード”と称する。更に“CQI転送モード”はCQIを転送しない場合も含むことができる。多様なCQI転送モードも、下りリンク性能の向上と下りリンク負荷の増加という互いにコンフリクトする面を持つ。
前述した例から、端末が常に4個のサブ帯域に対してそれぞれのCQIをフィードバックする場合、基地局は全ての端末に対して各サブ帯域のCQIを全部分かるが、逆方向の負荷が大きくなる。反対に、端末が何れか一つの帯域を選択してフィードバックする場合、逆方向の負荷は相対的に低減するが、基地局の立場では端末のCQIの何れか一つのサブ帯域に対するCQIだけを持つようになり、残りのサブ帯域に対するCQIは分からない。このため、OFDMシステムにおいてCQIをより効率良く転送する必要がある。
本発明の実施形態では、下記表1のように多様なモードを備え、その中で最適なモードを選択して使用するようにする。
Figure 2007068180
上記表1は、多様な環境により好ましいCQI転送モードが変化することを示す。上記表1の“k out of N”は、全体帯域がN個のサブ帯域に分割される場合、端末はN個のサブ帯域のうちで、チャンネル状態が相対的に良いK個を選択し、選択されたK個に対するCQIをフィードバックすることを示す。ここで、Kは、1と同一又は大きくて、Nと同一又は小さな整数である。また、上記表1の“平均値”は、各サブ帯域に対するCQIを別にフィードバックするものではなく、全体帯域に対するCQIの平均値又は一部のサブ帯域に対するCQIの平均値を転送することを示す。
上記表1を参照して、多様な環境による好ましいCQI転送モードを説明する。
下りリンクの負荷が低い場合、システム内にサービスすべきユーザー数が少なくて一つのユーザーに複数個のサブ帯域を割り当てる確率が高いので、各端末に全ての帯域に対するCQIを要求するのが好ましい。反対に、下りリンクの負荷が高い場合、システム内にサービスすべきユーザー数が多くて一つのユーザーに複数個のサブ帯域を割り当てる確率が低いので、各端末に全てのサブ帯域に対するCQIをフィードバックする転送モードを選択する。すなわち、端末は、全体N個のサブ帯域のうちで、状態が良い一部だけを選択し、それに相応するCQIだけをフィードバックすることで、上りリンクの負荷を低減する。
また、上りリンクの負荷が低い場合、端末がフィードバックするCQIの量が多くなっても大きく無理はないため、基地局に多くの情報を転送できるように、出来る限り多くのサブ帯域に対するCQIを転送する転送モードを選択する。反面、上りリンクの負荷が高い場合、端末がフィードバックするCQIが多くなれば、上りリンクの負荷を一層増加させるため、出来る限り少ない負荷を発生させる転送モードを選択する。
一方、端末の速度が高い場合はAMC動作が正しく行われない。なぜなら、端末の速度が高ければ端末のチャンネル状態が速く変化するためである。すなわち、端末がCQIを測定してフィードバックしたフィードバック情報に基づいて決定されたAMCデータが、実際に転送される時点ではチャンネル状況が相当に変化して、チャンネルに対する適応度が低くなるためである。よって、端末の速度が高い場合、巡視的なCQIはあまり必要なく、速いチャンネル変化に従うCQIの平均値だけを報知する場合と、CQIの毎巡視値を報知する場合とのAMC性能に差異がないため、上りリンクの負荷を小さく発生させるモードを選択するのが好ましい。
反面、端末の速度が低い場合は、AMCの使用に適切な環境なので、他の要件を考慮して転送モードを決定するのが好ましい。例えば、高いクラスの端末、すなわち多くの課金をするユーザー或いは他のシステム運用政策上優先権を付与したい端末には、逆方向の負荷をより多く発生させても、多くのCQIを基地局にフィードバックするようにする転送モードを選択することで、サービスを受ける観点で最適な条件を揃えることができる。反面、低いクラスの端末には、相対的に少ない上りリンクの負荷を発生させる転送モードを選択するのが好ましい。
また、CQI転送モードは、サービス種類によって変化することができる。例えば、遅延に敏感なリアルタイムトラフィックをサービスする場合、VoIPの場合のように、データ量自体は大きくないと、端末にN個のサブ帯域の中の最上の品質を持つサブ帯域の一つを選択してフィードバックするようにすることが、要求されたサービス品質(Quality of Service;以下、「QoS」と称する。)を満たしながらサービスをよく支援できる。このようなトラフィックに対し、敢えて多くのサブ帯域に対するCQIをフィードバックするようにして上りリンクの負荷を増大させる必要はない。
反面、リアルタイムトラフィックの場合にも、画像会議のためのトラフィックのように、相対的に多くの帯域を要求するトラフィックに対しては、CQIをフィードバックするサブ帯域の個数をより増大させることが好ましい。サービス遅延時間に対する敏感度が比較的鈍感なトラフィックに対しては、リアルタイムトラフィックのように、平均要求転送率を考慮するが、他の要件を考慮してより自由に決定できる。
前述した過程によって動作するための基地局及び端末の構成について簡略に説明し、以後、本発明の実施形態によってAMCを適用するためのCQI転送モードの設定及び変更について説明する。
図2は、本発明の実施形態によるAMC動作によってCQI転送モードを決定するための基地局のブロック構成図である。以下、図2を参照して本発明による基地局の動作について説明する。
上位ノードと連結する上位階層インターフェース213は、上位ノード例えばコアネットワークノードと送受信されるデータの連動のためにデータを処理する動作を行う、すなわち、上位ノードから各種シグナルリング信号及びデータ信号を受信し、受信された信号のうち、端末に転送するデータ信号はデータ処理部214に提供し、シグナルリング信号は制御部(連結を図示せず)211に提供する。また、上位階層インターフェース213は、データ処理部214から受信されたデータの形式を変換して上位ノードに伝達する。データ処理部214は、制御部211の制御により、上位階層インターフェース213から受信されたデータを多重化器215に出力する。ここでは、データ処理部214に対して下方にデータを送信する場合のみに対して説明する。
制御部211は、スケジューリング及び基地局の各種制御を担当し、本発明の実施形態によってCQI転送モードを決定し、これに対するメッセージを生成して多重化器215に出力する。また、制御部211は、チャンネルの状態に対するCQIを受信するために、無線部(RF(Radio Frequency) Unit)216及び/又はデータ処理部214から上りリンク及び下りリンクの負荷情報が得られる。このように、上りリンク及び下りリンクの負荷情報を得る方法は多様に利用されるが、各システムごとに情報を得る方法が異なるため、その詳細な説明は省略する。このように、制御部211は、CQI転送モードを決定するのに必要な情報をデータベース212から提供される。データベース212は、各端末のクラス情報や各端末でサービスされるデータ情報のQoS情報など、CQI転送モードを決定するのに必要な情報を格納し、制御部211に提供する。また、データベース212は、現在サービスされるユーザーの情報のみを格納し、全ての情報に対しては上位ネットワークの特定ノードで管理するように構成することができる。
多重化器215は、データ処理部214及び制御部211から受信されたデータを多重化して無線部216に出力する。その後、無線部216は、各システムに従う転送形式にデータを加工し、無線帯域の信号に上昇変換を行う。OFDMシステムを例として説明すれば、多重化器215は、入力されたデータを変調してからIFFTを行い、更にCPを付加した後、送信帯域に変換して転送する動作を行う。このような基地局の実際の動作は、後述するフローチャートを参照して、詳細に説明する。
図3は、本発明の実施形態によるCQIを転送する端末のブロック構成図である。図3を参照して、本発明の実施形態による端末の動作を、簡単に説明する。
無線部312は、無線帯域の信号を下り変換し、下り変換した受信信号を基底帯域処理部313に提供する。その後、基底帯域処理部313は、システムの提供方式によって受信信号をデータシンボルに変換する。例えば、OFDMシステムの場合、基底帯域処理部313は、受信信号からCPを除去し、FFTを行った後、復調する動作を行う。基底帯域処理部313から送信する場合は、図2の送信処理と同様な過程の動作を行う。このように、基底帯域処理部313で処理された受信データは、制御部311に入力される。
一方、無線部312は、受信信号の一部をチャンネル品質測定部314に提供する。無線チャンネル品質測定部314は、受信信号を用いてCQIを測定し、制御部311に提供する。これにより、制御部311は、測定された全てのCQIのうちで選択された情報、すなわち、基地局と協議されたり基地局から通知されたCQIだけを逆方向に転送する。このとき、制御部311は、選択されたCQIを転送するためのメッセージを生成し、基底帯域処理部313に出力することにより、CQIの逆方向転送を行う。
一般に、端末は、ユーザーデータ及び制御データなどを格納するメモリ315と、ユーザーとのインターフェースのためにユーザーが入力するキー信号を発生して、制御部311に提供するキー入力部317と、文字又は絵などを介してユーザーに端末の状態などを報知するための表示部316とを備える。
また、端末は、後述する本発明の実施形態によって端末の移動性を測定する移動性測定部318をさらに備える。移動性測定部318は、基地局から指示されたり自体設定されたタイマーを管理しながら、各タイマーが駆動される間経由するセルの個数、下りリンクパイロットチャンネルや全体周波数帯域に対する信号強度の標準偏差、数値的な平均速度などに示す端末の移動性値を測定して格納する。制御部311は、移動性測定部318により測定された移動性値に基づいて端末の速度状態を決定し、速度状態を基地局に報告し、速度状態に従って基地局から指示されたCQI転送モードによってCQIを報告する。端末の速度状態を決定する具体的な動作は、後述する。
前述した多様な環境によって好ましいCQI転送モードが変化することを確認した。一つのシステムにおいて状況に従って適応的に転送モードを変更するための制御過程及び信号流れの過程について説明する。まず、図4を参照して、本発明の実施形態によるCQI転送モードの決定について説明する。
図4は、本発明の実施形態による無線通信システムにおいてCQI転送モードを決定するためのフローチャートである。前述したように、システムには多様なCQI転送モードが存在する。
基地局は、端末と通信を行うとき、段階S400において多様なモードの一つのCQI転送モードを決定する。すなわち、前述した表1の内容に基づいて一つの転送モードを選択する。このような転送モードの選択は、端末と基地局間交渉により決定できる。端末は、段階S400において決定された転送モードに従ってCQIの転送動作を行う。続いて、基地局は、段階S410において決定されたCQI転送モードに従って端末からCQIを受信する。その後、基地局は、CQIを受信して最も良いチャンネル(すなわち、少なくとも一つのサブ帯域)を選択し、選択されたチャンネルを用いて端末にデータを送信する。
一方、端末又は基地局からチャンネルの品質を判断する途中に、CQI転送モードの変更を必要とする場合があり得る。例えば、段階S420において、端末が呼連結中にチャンネル環境など自身の状態変化によって必要であると判断される場合、使用中であったCQI転送モードを他のモードに変更することを要請できる。同様に、基地局で上りリンク又は下りリンクのチャンネル環境が変更されたと判断される場合、CQI転送モードを他のモードに変更することを端末に要請する。段階S430において基地局と端末との間に再協議を介してCQI転送モードが変更される。仮に、基地局で必要であると判断される場合には使用中であったCQI転送モードを他のモードに変更することを端末に命令して再協議なしに変更するように命令できる。命令過程は、次のような方法により行われる。
(1)基地局は、一つの特定端末にCQI転送モードを変更することを命令したり、或いは、再協議過程により変更する。
(2)基地局は、一部の端末にCQI転送モードを変更することを命令する。
(3)基地局は、システム内の全ての端末にCQI転送モードを変更することを命令する。
上記命令は、共通制御情報(Common control information)の転送によりなされる。このような過程は、一つのシステムで全部使用されることができ、一部が省略されることもできる。例えば、呼連結中には転送モードの変更が制限される。
本発明の実施形態で提案するCQI転送方法の一つは、多様なCQI転送モードを備えるが、各基地局ごとに自身の状況に従って何れか一つを選択して、全ての端末が同じ転送モードを使用するようにするものである。
このとき、一つのシステムに多様なCQI転送モードを備えるが、基地局は一つの転送周期の間一つのCQI転送モードを使用する。すなわち、一つの転送周期の間多様な転送モードを使用せず、基地局がサービスする全ての端末が同じ転送モードを使用する。このために、基地局は、多様なCQI転送モードのどれが使用されるかをサービス中である端末に報知する。基地局で転送モードを変更したい場合、基地局はブロードキャスト(Broadcast)メッセージを介して変更された転送モードをサービス中である全ての端末に報知する。すなわち、変更された転送モードについての情報を全ての端末が共有できるように、基地局はブロードキャストメッセージを使用する。
図5は、本発明の実施形態による端末要請に従う転送モードの変化を示すメッセージのフローチャートである。
図5によれば、上記表1を参照して、CQI転送モードの変更が必要であると判断される場合、例えば、端末のチャンネル環境が高速チャンネルに変更された場合、端末は、段階S500において“CQI転送モード変更要請”メッセージを基地局に転送する。メッセージは、端末が所望する転送モードを示す“選好モード(preferred mode)”情報を含むことが好ましい。基地局は、選好モード情報を含むCQI転送モード変更要請メッセージを受信すれば、上記表1のような多くの要因を考慮して、要請に対する承認又は拒絶を決定し、段階S502において決定の結果を示す承認又は拒絶メッセージを生成して端末に転送する。
要請が承認される場合、承認メッセージは、決定されたモード情報と共にモード変更時点情報を含む。基地局からモード変更承認又は拒絶のメッセージを受信した端末は、段階S504において基地局にメッセージを成功的に受信したことを報知するために、“ACK(Acknowledgement)メッセージ”を転送する。その後、端末は、段階S506において承認メッセージが指示するモード変更時点になれば、基地局が命令した転送モードに設定してCQIを転送する。
図6は、本発明の実施形態による基地局の命令に従う転送モードの変化を示すメッセージのフローチャートである。図6は、基地局によってCQI転送モードを変更することを命令したり、或いは、基地局がCQI転送モードに対する変更情報をブロードキャストして通報する場合のフローチャートである。
基地局は、前述した表1を参照して、端末の転送モードを決定し、段階S600において“CQI転送モード変更命令”メッセージを端末に転送する。メッセージは、新しい転送モードを示す転送モード情報及び変更時点情報を含む。端末は、基地局からCQI転送モード変更命令メッセージを受信すれば、段階S602において基地局にメッセージを成功的に受信したことを報知するために、“ACKメッセージ”を転送する。その後、端末は、CQI転送モード変更命令メッセージが指示するモード変更時点になれば、段階S604において基地局が命令した新しい転送モードに変更する。
以下では、CQI転送モードを決定する要素のうち、端末の速度についての実施形態を説明する。前述したように、CQI転送モードを決定する要素には、“下りリンク/上りリンクの負荷”、“サービス種類/QoS”、“端末の速度”、“端末のクラス”などがある。このうち、可変性を持つ代表的な情報が“端末の速度”である。よって、“端末の速度”情報に基づいてCQI転送モードを決定する実施形態と、ハンドオーバーのような端末の移動性を考慮してCQI転送モードを支援する実施形態とについて説明する。同様に、以下では、全体の周波数帯域がAMCのためのN個のサブ帯域(すなわち、AMCサブ帯域)に分割されることを説明する。ここで、それぞれのサブ帯域は、一つ或いはそれ以上の連続的又は不連続的なサブキャリアを含む。
図7は、本発明の実施形態により、端末の速度に従ってCQI転送モードを決定するとき、端末の速度状態に従って可能なCQI転送モードを示す。ここでは、代表例として3レベルの速度状態を定義し、各レベルの速度状態に従って互いに異なるCQI転送モードを使用する場合を説明する。
図7によれば、参照符号701は、端末がLSS(Low Speed Status)であることを示す。LSS(701)は、端末のチャンネル環境が急激に変化することなく、安定的な確率が高いことを意味し、このときにはN個のサブ帯域の全体に対するチャンネル品質の平均値をCQIにフィードバックするだけでなく、K(=N−M)個(ここで、MはNより小さい負でない整数、Kは1と同一又は大きく、Nと同一又は小さい整数)のサブ帯域の各々に対するCQIもフィードバックする。他の場合、LSS(701)においてK個のサブ帯域の各々に対するCQIだけがフィードバックされる。
CQI転送モードが“端末の速度”の以外の他の要因により制限されない場合、K個のサブ帯域に対するCQIをLSS(701)でフィードバックするのが可能である。例えば、端末がLSS(701)でも“下りリンクの負荷”又は端末が要請したサービスの“QoS”によりサブ帯域が割り当てられない場合、端末はK個のサブ帯域に対するCQIをフィードバックせず、N個のサブ帯域に対する平均値だけをフィードバックすることができる。
すなわち、LSS(701)は、端末の低速移動を示し、このときには、CQIとしてN個のサブ帯域に対する平均値及び/又はK個のサブ帯域の各々に対するCQIがフィードバックされる。ここで、CQI転送モードを決定するとき、“端末の速度”の以外に他の要因を考慮できる。すなわち、LSS(701)では、他の要因によりCQIの転送が制限されない場合、CQIが転送されることができる。
N個のサブ帯域に対するチャンネル品質の平均値は、基地局が何れか一つのサブ帯域を含まず、全体の帯域幅に分散されているチャンネル(Distributed Resource Channel、以下、「DRCH」と称する。)を端末に割り当てる場合、チャンネルの符号率などを決定するために使用されることができ、また、端末との通信において電力制御などを行う場合に使用されることができる。K個のサブ帯域の各々に対するCQIは端末に各サブ帯域を割り当てるときに使用され、報告するサブ帯域の個数(K)は端末がサービスを開始する時、或いは、サービス中に基地局と端末との交渉により決定されることができる。交渉は、端末クラス、端末が要請したサービス及びQoS情報、下りリンク/上りリンクの負荷などを考慮して行われる。
参照符号703は、端末がHSS(High Speed Status)であることを示す。HSS(703)では、端末のチャンネル環境が急激に変化し得るため、CQIは各サブ帯域又はDRCHの割当て、或いは、電力制御に使用されることができない。これは、HSS(703)の急激に変化するチャンネル環境におけるCQIは、信頼性がなく、非安定的であるためである。よって、HSS(703)では、N個のサブ帯域に対する平均値だけでなく、K個の各サブ帯域に対するCQIをフィードバックする必要がない。HSS(703)においては、端末がCQIを未転送することで、CQIの未転送により節約されるラジオ資源が、他のシグナルリングやデータ転送に使用されることができる。
参照符号702は、端末が、HSS(703)でもLSS(701)でもないUSS(Unknown Speed Status)であることを示す。USS(702)は、端末の実際速度が高速でも低速でもない中間速度であったり、或いは、瞬間的には高速又は低速であるが、HSS(703)やLSS(701)を決定するための速度維持時間などの条件を満足させない状態である。すなわち、USS(702)は、端末が、連続的な中間速度にあったり、或いは、HSSやLSSに決定されない不連続的な低速又は高速にあることを示す。端末は、USS(702)からN個のサブ帯域に対するチャンネル品質の平均値だけをCQIとしてフィードバックする。なぜなら、端末の速度が不正確な状態におけるK個のサブ帯域の各々についてのCQIは、CQIに基づいてサブ帯域を割り当てるのに使用される程度に信頼性及び安全性を備えていないためである。
前述した3レベルの速度状態701〜703は、CQI転送モードを決定するためのもので、CQI転送モードを決定するために必須なレベルであり、3レベルの速度状態701〜703により、端末が基地局にフィードバックするCQIのオーバーヘッドを低減できる。ところが、1個又は2個の速度状態レベルを使用する場合、CQI転送モードを決定するのに必要な情報が不足になり、CQI転送モードを効率良く決定することが出来ない。一方、多く細分化したレベルを使用する場合、端末の速度計算が複雑になり、これにより基地局にフィードバックする情報のオーバーヘッドが増加する。よって、図7に示すように、CQI転送モードを効率良く割り当てて、端末の複雑性を減少させ、基地局にフィードバックする情報のオーバーヘッドを減少させる、3レベルの端末の速度状態を設定する。しかしながら、フィードバックオーバーヘッドの減少或いはスケジュールリングの効率化のために、3レベル未満又は3レベル以上の速度状態レベルを使用できることは勿論である。
参照番号711は、LSS(701)とUSS(702)とを区分するLSS−USS境界条件を示し、条件パラメーターとしてTHRESHOLD_USS_LSSを使用する。参照番号712は、USS(702)とHSS(703)とを区分するHSS−USS境界条件を示し、条件パラメーターとしてTHRESHOLD_HSS_USSを使用する。端末の速度状態は、端末の測定された移動性が、LSS−USS境界条件711を満足させるとLSS(701)と決定され、HSS−USS境界条件712を満足させるとHSS(703)と決定され、LSS−USS境界条件711及びHSS−USS境界条件712の何れも満足させないと、USS(702)と決定される。端末の移動性を測定する方法として、下記の3つの方法を開示する。
第一の方法は、一定時間の間端末が経由したセルの個数を用いるものである(以下、アルゴリズム0と称する。)。このときにはTHRESHOLD_USS_LSS及びTHRESHOLD_HSS_USSとして、各々タイマー及び変更セルの個数が含まれる。例えば、下記のようなTHRESHOLD_USS_LSS及びTHRESHOLD_HSS_USSを持つことができる。
- THRESHOLD_USS_LSS:タイマーT1、変更セルの個数N1
- THRESHOLD_HSS_USS:タイマーT2、変更セルの個数N2
端末は、T1の間端末が経由したセルの個数がN1よりも小さければLSSと判断し、T2の間端末が経由したセルの個数がN2よりも多ければHSSと判断する。両方の条件を全部満足させない場合、端末はUSSと判断する。ここで、T1とT2とは互いに同一又は異なる値を有し、一般的にはN2がN1よりも大きい。
第二の方法は、一定時間の間測定した、下りリンクパイロットチャンネルやN個のサブ帯域に対する信号強度の平均値の変動(上り降り)を利用するものである(以下、アルゴリズム2と称する)。このときには、THRESHOLD_USS_LSS及びTHRESHOLD_HSS_USSとして、各々タイマー及び信号強度の標準偏差が含まれる。例えば、下記のようなTHRESHOLD_USS_LSS及びTHRESHOLD_HSS_USSを持つことができる。
- THRESHOLD_USS_LSS:タイマーT3、信号強度の標準偏差V1
- THRESHOLD_HSS_USS:タイマーT4、信号強度の標準偏差V2
端末は、T3の間端末が測定した、下りリンクパイロットチャンネルやN個のサブ帯域に対する信号強度の標準偏差がV1よりも小さければLSSと決定し、T4の間端末が測定した、下りリンクパイロットチャンネルやN個のサブ帯域に対する信号強度の標準偏差がV2よりも大きければHSSと決定する。両方の条件を全部満足させない場合、端末はUSSと判断する。下りリンクパイロットチャンネルやN個のサブ帯域に対して測定した信号強度の標準偏差が大きいということは、チャンネル状況が急激に変化しているため、信号強度の平均値に比べて各信号強度測定値の変動(上り降り)が大きいことを示す。反面、標準偏差が小さいということは、チャンネル状況が比較的安定的であるため、信号強度の平均値に比べて各信号強度測定値の変動(下り降り)が大きくないことを示す。ここで、T3とT4とは互いに同一又は異なる値を有し、一般的にV2がV1よりも大きい。
第三の方法は、GPS(Global Positioning System)受信が可能な端末、或いは、別途の速度測定モジュールを備えた端末において、一定時間の間実際に測定した平均速度を利用するものである(アルゴリズム2と称する)。このときには、THRESHOLD_USS_LSS及びTHRESHOLD_HSS_USSとして、各々タイマー及び数値的な平均速度が含まれる。例えば、下記のようなTHRESHOLD_USS_LSS及びTHRESHOLD_HSS_USSを持つことができる。
- THRESHOLD_USS_LSS:タイマーT5、数値的な平均速度S
- THRESHOLD_HSS_USS:タイマーT6、数値的な平均速度S2
端末は、T5の間測定した数値的な平均速度(例えば、15Km/h)がS1よりも小さければLSSと決定し、T6の間測定した数値的な平均速度(例えば、68Km/h)がS2よりも大きければHSSと決定する。両方の条件を全部満足させない場合、端末はUSSと決定する。ここで、T5とT6とは互いに同一又は異なる値を有し、一般的にはS2がS1よりも大きい。
端末は、THRESHOLD_HSS_USS及びTHRESHOLD_ USS_ LSSによって速度状態が変更される場合、変更された速度状態を基地局に通報し、基地局は、通報された速度状態に従って可能なCQI転送モードを決定して端末に通報する。
図8は、本発明の第1の実施形態による端末の速度状態に対してCQIを転送する動作を示すメッセージのフローチャートである。参照符号801は端末(UE)を示し(ここで、端末801の速度状態はUSSからHSSに変更されている)、参照符号802は端末801のためのサービング基地局(Serving Node B)を示し、参照符号803は端末801がサービング基地局802の制御するサービングセルから目的セルへのハンドオーバーの際、目的セルを制御する目的基地局(Target Node B)を示す。
段階S811において、サービング基地局802は、セル内ブロードキャストされるシステム情報を介して、端末801の速度状態を決定するのに使用するためのパラメーターを端末801に転送する。パラメーターにはTHRESHOLD_USS_LSS及びTHRESHOLD_HSS_USSなどが含まれる。THRESHOLD_USS_ LSS及びTHRESHOLD_HSS_USSは、端末の速度状態決定アルゴリズムによって互いに異なる値を含む。以下に前述した3つの速度状態決定アルゴリズムについて、システム情報に含まれる情報の一例を示す。
アルゴリズム0(変更セルの個数を利用)
- THRESHOLD_USS_LSS
> Timer T1
> N1(変更セルの個数)
- THRESHOLD_HSS_USS
> Timer T2
> N2
アルゴリズム1(信号強度の変動を利用)
- THRESHOLD_USS_LSS
> Timer T3
> V1(信号強度に対する標準偏差)
- THRESHOLD_HSS_USS
> Timer T4
> V2
アルゴリズム2(実際平均速度を利用)
- THRESHOLD_USS_LSS
> Timer T5
> S1[Km/h](平均速度)
- THRESHOLD_HSS_USS
> Timer T6
> S2[Km/h]
前述したように、3つの速度状態決定アルゴリズムに対する値が多重にシステム情報に含まれることができ、端末は端末の能力によって決定アルゴリズムの一つを選択する。例えば、GPSが可能な端末はアルゴリズム2を選択し、そうでない端末はアルゴリズム0又はアルゴリズム1を選択する。他の実施形態として、サービング基地局802は端末の能力によって一つ又はその以上の速度状態決定アルゴリズムを含む情報を特定端末に転送する。
段階S820において、端末801は、サービスを開始するためにサービング基地局802にサービスを要請する。仮に、端末801がサービスを要請するとき、端末801の速度状態に対する指示情報を転送せず、サービング基地局802が端末801の速度状態を知っていない場合、段階S821においてサービング基地局802は端末801の速度状態をUSSと見なす。これはLSSと仮定すれば、HSSやLSSの場合よりも端末の速度状態を誤認した時のインパクト(Impact)が最小化されるためである。HSSと誤認した場合には、DRCH割当て時にDRCHで使用するモジュレーション方法やコーディングレートなどを設定できず、初期電力制御が不可能であるという問題が発生する。反面、LSSと誤認した場合には、端末がK個のサブ帯域の各々に対するCQIを不要に転送するようにするという問題が発生する。
図8には示さなかったが、段階S820においてサービスを要請するとき、端末801が要請したサービスでない他のサービスを既に受信しながら、速度状態を決定するための動作が遂行中であったり、或いは、端末801が他のサービスを受信していなくても、速度状態を決定するための動作が既に遂行中である場合、端末801は、段階S820において自身の速度状態をサービング基地局802に通報できる。このとき、段階S821において、サービング基地局802は、端末801の速度状態を端末の通報した速度状態に正確に設定する。
端末の速度状態をUSSに設定した後、段階S822において、サービング基地局802は要請されたサービスのための資源/チャンネルを割り当てる。段階S822においては端末801の速度状態を知らず、各サブ帯域に対するCQIをサービング基地局802が受信しない状態なので、サービング基地局802は端末801にサブ帯域を割り当てず、DRCHを割り当てる。また、段階S822において、サービング基地局802は、端末801からCQIを伝送されるためのCQIチャンネルの資源を予約して端末801に報知する。段階S821において端末801の速度状態をUSSと見なしたため、サービング基地局802は、N個のサブ帯域の全体に対する平均値をフィードバックできる程度のCQIチャンネル資源を割り当てる。ここで、割り当てられたDRCH及びCQIチャンネルの資源についての情報は、結果的に端末801に対して許されたCQI転送モードを指示することになる。すなわち、端末801は、段階S822において割り当てられたCQIチャンネルの資源量に従い、許されたCQI転送モードを認知する。
段階S831及び段階S833において、端末801は、割り当てられたCQIチャンネルの資源を用いて、N個のサブ帯域に対するチャンネル品質の平均値を含むCQI報告メッセージ、すなわち、CQI REPORT[AVERAGE]をサービング基地局802に報告する。CQI REPORT[AVERAGE]は、既定のCQI REPORT[AVERAGE]周期832に従って周期的に転送される。CQI REPORT[AVERAGE]周期832は、段階S822において資源/チャンネル情報と共に端末801に提供されたり、固定値に設定されたりできる。
一方、段階S841において、端末801は、段階S811において得られたパラメーターを用いて端末801の移動性を持続的に測定し、端末801がHSSになったことを認知する。続いて、段階S842において、端末801は、サービング基地局802にHSSであることを通報する指示情報やメッセージ、すなわち、HSS_INDを転送する。HSS_INDは固有のメッセージ又はCQI REPORT[AVERAGE]に含まれて転送される。CQI REPORT[AVERAGE]に含まれて転送される場合、CQI REPORT[AVERAGE]には、HSS_INDを示すためのビットが予め定義される。段階S843において、サービング基地局802はHSS_INDに応答して、レイヤ2又はレイヤ3のACKメッセージを端末801に転送する。
段階S843のACKメッセージを受信した後、段階S851において、端末801はCQI REPORTを遂行しない。ここで、CQI REPORTを遂行しないということは、N個のサブ帯域に対する平均値だけでなく、K個のサブ帯域の各々に対するCQIもフィードバックしないことを意味する。段階S843のACKメッセージを転送した後、段階S852において、サービング基地局802は、端末801のために段階S822において割り当てられたCQIチャンネルの資源を他の用途に使用し得る。例えば、資源は端末801のデータ転送チャンネルに割り当てられたり、或いは、他の端末のために割り当てられる。これは、端末801がHSSであり、端末801がいかなるCQIも転送しないため、端末801の周期的なCQI転送のためにCQIチャンネルの資源を予約することは非効率的なためである。
段階S861においては、端末801がサービング基地局802により制御されるサービングセルから目的セルへ移動することで、ハンドオーバープロシジャが開始される。ハンドオーバープロシジャは、端末基盤又はネットワーク基盤にトリガリングできるが、その具体的な手順は、本発明の主要な要旨と関連ないため、詳細な説明を省略する。ハンドオーバープロシジャが開始される場合、段階S862において、サービング基地局802が目的セルを制御する目的基地局803に端末801の現在の速度状態を通報する。このとき、端末801の速度状態だけでなく、端末801のクラスなどCQI転送モードを決定するのに使用される情報が更に通報できる。具体的に、段階S862において、端末801の現在の速度状態がHSSであることを示すHSS_INDが転送される。
段階S863において、目的基地局803は、HSSである端末801のためにCQIの転送のための資源を予約せず、段階S864において、ハンドオーバープロシジャが完了して、端末801が目的基地局803の制御下にある目的セルへ完全に移動する。同様に、端末801はHSSにあるので、目的基地局803へのCQIの転送を遂行しない。
端末801が目的基地局803と連結している途中、段階S871において、端末801はHSSからUSSに変更されたことを認知する。速度状態の決定アルゴリズムは前述した3つのアルゴリズムの中から選択される。段階S872において、端末801は、目的基地局803に変更された速度状態であるUSSを通報する指示情報やメッセージ、すなわちUSS_INDを転送する。USS_INDは固有のメッセージ又はCQI REPORT[AVERAGE]のような他のメッセージに含まれて転送される。段階S873において、目的基地局803は、USS_INDに応答して、レイヤ2又はレイヤ3のACKメッセージを端末801に転送する。ACKメッセージは、端末801にCQIの転送のために割り当てられたCQIチャンネルの資源についての情報、すなわちCQI_CHを含む。CQI_CHは、端末801がUSSなので、CQI REPORT[AVERAGE]のための資源を示し、K個のサブ帯域の各々に対するCQIのための資源は予約されなくても良い。よって、CQI_CHは、結果的に端末801に対して許されたCQI転送モードを指示することになる。
段階S881及び段階S882において、端末801は、CQI_CHに従う資源を介してN個のサブ帯域に対するチャンネル品質の平均値を示すCQI REPORT[AVERAGE]を、既定のCQI REPORT[AVERAGE]周期に従って目的基地局803に報告する。CQI REPORT[AVERAGE]周期は、CQI_CHにより指示されたり、固定されたりする値である。
図9a及び図9bは、本発明の第2の実施形態によるCQIの転送動作を示すメッセージのフローチャートであって、参照符号901は端末を示し(ここで、端末901の速度状態はUSSからLSSに変更されている)、参照符号902は端末901のためのサービング基地局を示し、参照符号903はハンドオーバー時に目的セルを制御する目的基地局を示す。
段階S911において、サービング基地局902は、セル内ブロードキャストされるシステム情報を介して、端末901の速度状態を決定するのに使用するためのパラメーターを端末901に転送する。パラメーターには前述したようなTHRESHOLD_USS_LSS及びTHRESHOLD_HSS_USSなどが含まれる。段階S920において、端末901は、サービスを開始するためにサービング基地局902にサービスを要請する。仮に、端末901がサービスを要請するとき、端末901の速度状態に対する指示情報を転送せず、サービング基地局902が端末901の速度状態を知っていない場合、段階S921においてサービング基地局902は端末901の初期速度状態をUSSと見なす。
図9a及び図9bには示さなかったが、段階S920においてサービスを要請するとき、端末901が要請したサービスでない他のサービスを既に受信しながら、速度状態を決定するための動作が遂行中であったり、或いは、端末901が他のサービスを受信していなくても、速度状態を決定するための動作が既に遂行中である場合、段階S920において、端末901は自身の速度状態をサービング基地局902に通報できる。このとき、段階S921において、サービング基地局902は、端末901の速度状態を端末の通報した速度状態に正確に設定する。
端末の速度状態をUSSに設定した後、段階S922において、サービング基地局902は要請されたサービスのための資源/チャンネルを割り当てる。段階S922においては端末901の速度状態を知らず、各サブ帯域についてのCQIをサービング基地局902が受信しない状態なので、サービング基地局902は端末901にサブ帯域を割当てず、DRCHを割り当てる。また、段階S922において、サービング基地局902は、端末901からCQIを伝送されるためのCQIチャンネルの資源を予約して端末901に報知する。段階S921において端末901の速度状態をUSSと見なしたため、サービング基地局902は、N個のサブ帯域の全体に対する平均値をフィードバックできる程度のCQIチャンネル資源を割り当てる。ここで、CQIチャンネルの資源についての情報は、結果的に端末901に対して許されたCQI転送モードを指示することになる。
段階S931及び段階S933において、端末901は、割り当てられたCQIチャンネルの資源を用いて、N個のサブ帯域に対するチャンネル品質の平均値を含むCQI報告メッセージ、すなわち、CQI REPORT[AVERAGE]を、既定のCQI REPORT[AVERAGE]周期932に従って周期的にサービング基地局902に転送する。
一方、段階S941において、端末901は、段階S911において得られたパラメーターを用いて端末901の移動性を持続的に測定し、端末901がLSSになったことを認知する。続いて、段階S942において、端末901は、サービング基地局902にLSSであることを通報する指示情報やメッセージ、すなわち、LSS_INDを転送する。LSS_INDは固有のメッセージ又はCQI REPORT[AVERAGE]に含まれて転送される。CQI REPORT[AVERAGE]に含まれて転送される場合、CQI REPORT[AVERAGE]にはLSS_INDを示すためのビットが予め定義される。段階S943において、サービング基地局902はLSS_INDに応答して、レイヤ2又はレイヤ3のACKメッセージを端末901に転送する。
ACKメッセージは、端末801にCQIの転送のために割り当てられたCQIチャンネルの資源についての情報、すなわちCQI_CHを含む。基地局がCQI転送モードを決定する端末の速度の以外に、他の要因、例えば、端末クラス、端末が要請したサービス種類、要求されたQoS、下りリンク/上りリンクの負荷などにより、K個のサブ帯域の各々に対するCQIの転送が制限されない場合、USSにおいてN個のサブ帯域に対するチャンネル品質の平均値だけでなく、K個のサブ帯域の各々に対するCQIのフィードバックが可能である。前述したように、端末901のためにN個のサブ帯域に対する平均値だけでなく、K個のサブ帯域に対するCQIのフィードバックをサービング基地局902が決定すれば、CQI_CHは複数個のCQIの転送のために要求されるCQIチャンネルの資源に対する情報を含む。よって、CQI_CHは、結果的に端末801に対して許されたCQI転送モードを指示することになる。
図9a及び図9bでは、各サブ帯域別CQIをCQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]として表現する。また、CQI_CHはCQI EPORT [AMC_BAND_SPECIFIC]の転送のための周期情報を含む。仮に、段階S943のCQI_CHが CQI REPORT[AVERAGE]のためのCQIチャンネルの資源及び周期を示す情報も含む場合、以後、CQI REPORT[AVERAGE]の転送周期は、ACKメッセージが指示する周期情報に従って変更される。
段階S951及び段階S957において、端末901は、CQI_CHが示す資源を介して、N個のサブ帯域に対するチャンネル品質の平均値、すなわちCQI REPORT[AVERAGE]を、CQI REPORT[AVERAGE]周期961に従ってサービング基地局902に周期的に転送する。また、CQI_CHを介して各サブ帯域に対するCQIの転送のための資源が割当てられる場合、段階S952、段階S955及び段階S956において、端末901は、各サブ帯域に対するCQI、すなわちCQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]を、CQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]周期962に従ってサービング基地局902に転送する。 図9a及び図9bでは、CQI REPORT[AVERAGE]とCQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]とが、各々異なる周期961、962に従って転送されることを示したが、一つの周期に従ってN個のAMCサブ帯域に対するチャンネル品質の平均値と各サブ帯域に対するCQIとを共に含む一つのメッセージを転送することも可能である。
段階S953において、サービング基地局902は、段階S952のCQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]により、端末901が要請したサービスのQoSや端末のクラスなどを参照して、サブ帯域を割り当てるか否かを決定する。少なくとも一つのサブ帯域を割り当てると決定した場合、段階S954において、サービング基地局902は、割り当てられた少なくとも一つのサブ帯域を資源再割当て(Resource re-allocation)メッセージを用いて端末901に通知する。
段階S971においては、端末901がサービング基地局902により制御されるサービングセルから目的セルへ移動することで、ハンドオーバープロシジャが開始される。ハンドオーバープロシジャが開始される場合、段階S972において、サービング基地局902が目的セルを制御する目的基地局903に端末901の現在の速度状態を通報する。このとき、端末901の速度状態だけでなく、端末901のクラスなどCQI転送モードを決定するのに使用される情報が更に通報できる。具体的に、段階S972において、端末901の現在の速度状態がLSSであることを示すLSS_INDが転送される。
段階S973において、目的基地局903は、CQI転送モードを決定する他の要因により、K個のサブ帯域の各々に対するCQI転送が制限されない場合、端末901のために CQI REPORT[AVERAGE]と CQI REPORT [AMC_BAND_SPECIFIC]との転送のためのCQIチャンネルの資源を予約する。段階S974において、ハンドオーバープロシジャが完了して、端末901が目的基地局903の制御下にある目的セルへ完全に移動する。以後、端末901のCQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]が目的基地局903に通報される場合、段階S973において、目的基地局903は、CQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]を参照して、端末901のための少なくとも一つのサブ帯域を割り当てる。
図示しなかったが、目的基地局903は、LSSである端末901のCQI転送のために、サービング基地局902と同じCQIチャンネルの資源を割り当てて、割り当てられた資源を介して端末901からCQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]及びCQI REPORT[AVERAGE]を受信する。仮に、目的基地局903がサービング基地局902と同じCQIチャンネルの資源が割当てられない場合、すなわち、サービング基地局902で割り当てられたCQIチャンネルの資源が目的基地局903で既に使用中である場合、目的基地局903は、LSSである端末901からCQIを受信するための新しいCQIチャンネルの資源を割り当てて、割り当てられた新しい資源を端末901に通報する。その後、端末901は、新しい資源を用いて、N個のサブ帯域に対するチャンネル品質の平均値及びK個のサブ帯域の各々に対するCQIを目的基地局903に転送する。
端末901が目的基地局903と連結している途中、段階S981において、端末901はLSSからUSSに変更されたことを認知する。速度状態の決定アルゴリズムは前述した3つのアルゴリズムの中から選択される。段階S982において、端末901は、目的基地局903に変更された速度状態であるUSSを通報する指示情報やメッセージ、すなわちUSS_INDを転送する。USS_INDは固有のメッセージ又はCQI REPORT[AVERAGE]のような他のメッセージに含まれて転送される。段階S983において、目的基地局803は、USS_INDに応答して、レイヤ2又はレイヤ3のACKメッセージを端末901に転送する。ACKメッセージは、端末901にCQIの転送のために割り当てられた資源/チャンネルについての情報、すなわちCQI_CHを含む。CQI_CHは、端末901がUSSなので、CQI REPORT[AVERAGE]のための資源及び周期を示し、このとき、CQI REPORT[AVERAGE]のための資源及び周期などは、以前に使用したCQI REPORT[AVERAGE]のための資源及び周期と異なることができる。このとき、K個のサブ帯域の各々に対するCQIのための資源は予約されなくても良い。
段階S984及び986において、端末901は、CQI_CHに従う資源を介してN個のサブ帯域に対するチャンネル品質の平均値を示すCQI REPORT[AVERAGE]を、CQI_CHが指示するCQI REPORT[AVERAGE]周期985に従って目的基地局903に報告する。CQI REPORT[AVERAGE]周期985は、CQI_CHにより指示されたものである。
図10は、本発明の実施形態によるCQI転送モードを決定する基地局の動作を示すフローチャートである。
図10によれば、基地局は、段階S1001において端末から上りリンクメッセージ又は情報を受信し、段階S1002において受信された情報又はメッセージに端末の速度状態に対する指示情報が含まれているか否かをチェックする。速度状態に対する指示情報が含まれていない場合、段階S1003において受信された情報又はメッセージが、サービス或いは資源/チャンネルを要請するか否かを判断する。受信された情報又はメッセージが、サービス或いは資源/チャンネルを要請する場合、基地局は端末の初期速度状態をUSSと見なし、端末のためのCQIとしてCQI REPORT[AVERAGE]だけが可能であると判断して、段階S1022に進行する。
基地局は、段階S1022において端末がCQI REPORT[AVERAGE]を転送するUSS転送モードを使用すると決定し、段階S1031に進行する。基地局は、段階S1031において端末に対して決定されたCQI転送モードに従ってCQIが転送されるか否かを判断する。一方、基地局は、段階S1022においてCQI転送モードを決定するための他の要因、例えば、端末クラス、端末が要請したサービス種類、要求されたQoS、下りリンク/上りリンクの負荷などに基づいて最終的なCQI転送モードを決定できる。仮に、段階S1031においてCQIが転送される場合、基地局は段階S1041においてCQI REPORT[AVERAGE]の転送のためのCQIチャンネルの資源を予約し、予約された資源を端末に割り当てる。反面、段階S1031においてCQIが転送されない場合、基地局は、段階S1042において端末のCQIチャンネルのための資源を予約も割当ても行わない。一方、段階S1003において受信した情報又はメッセージが、サービス或いは資源/チャンネルを要請しない場合、基地局は、段階S1004において受信した情報又はメッセージを適切に処理する。
段階S1002において受信した情報又はメッセージに端末の速度状態を示す指示情報が含まれた場合、基地局は、段階S1011において指示情報がLSSか否かをチェックする。指示情報がLSSである場合、基地局は、段階S1021においてCQI REPORT[AVERAGE]とCQI REPORT[AMC_BAND_ SPECIFIC]ともを転送するLSS転送モードを端末のために使用するかを決定し、段階S1031に進行する。段階S1021における決定は、CQI転送モードを決定する他の要因に基づいて行われる。段階S1021において、CQI REPORT[AVERAGE]とCQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]ともを転送すると決定したり、2情報の一つを転送すると決定したり、2情報ともを転送しないと決定したりできる。
同様に、基地局は、段階S1031において端末に対してCQIが転送されると決定されたか否かを判断する。段階S1031においてCQIが転送されると決定された場合、段階S1041において、基地局は、段階S1021において決定されたCQI転送モードに従い、CQI REPORT[AVERAGE]及びCQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]の少なくとも一つのためのCQIチャンネルの資源を予約し、端末に割り当てる。反面、段階S1031においてCQI REPORT[AVERAGE]及び CQI REPORT[AMC_BAND_SPECIFIC]を全部使用しないと決定された場合、基地局は、段階S1042において端末のCQIチャンネルのための資源を予約も割当てもしない。
段階S1011において指示情報がLSSでない場合、基地局は、段階S1012において指示情報がUSSか否かをチェックする。指示情報がUSSである場合、基地局は、端末のためのCQIとしてCQI REPORT[AVERAGE]だけが転送可能であると判断し、段階S1022に進行する。段階S1022については、先に説明した。
段階S1012において指示情報がUSSでない場合、基地局は、段階S1013において指示情報がHSSか否かをチェックする。速度状態情報がHSSである場合、基地局は、端末のためのCQIが不要であると判断し、段階S1042において端末のCQI転送のためのCQIチャンネルの資源を予約も割当てもしない。段階S1013において速度状態情報がHSSでない場合、段階S1014においてエラーとして処理する。
図11a及び図11bは、本発明の第1の実施形態による速度状態を決定する端末の動作を示すフローチャートである。
図11aによれば、端末は、段階S1101においてサービスの要請、或いは、サービスのための資源/チャンネルの要請を決定する。端末は、段階S1102において現在の有効な速度状態情報を持っているか否かをチェックする。例えば、端末が要請したいサービスでない他のサービスを既に受信して、速度状態を決定するための動作を既に遂行中であったり、或いは、サービスの要請前に速度状態を決定するための動作を継続遂行していたりできる。端末が現在の有効な速度状態情報を持っている場合、端末は、段階S1111において速度状態情報をサービス(或いは、資源/チャンネル)要請情報又はメッセージに載せて基地局に転送した後、段階S1121に進行する。一方、段階S1102において端末が現在の有効な速度状態情報を持っていない場合、段階S1112において端末はいかなる速度状態情報も含まないサービス(或いは、資源/チャンネル)要請情報又はメッセージを基地局に転送した後、段階S1113において初期速度状態をUSSに設定する。
図11aでは示さなかったが、段階S1112及び段階S1113の変形として、まず、初期速度状態をUSSに設定した後、USSに設定されたサービス(或いは、資源/チャンネル)要請情報又はメッセージを基地局に転送できる。このように、端末は、サービスの要請、或いは、サービスのための資源/チャンネルの要請時、現在の有効な速度状態情報がない場合、端末の初期速度状態をUSSに設定する。
以後、端末は、段階S1114においてシステム情報として提供されたタイマーT1、T2をスタートする。タイマーT1、T2及び後述する変更セルの個数N1、N2は、前述した通りである。段階S1121においてタイマーT1が終了した場合、末端は、段階S1131においてタイマーT1の間経由したセルの個数がN1よりも小さいか否かをチェックする。経由したセルの個数がN1よりも小さい場合、端末は、段階S1141において速度状態をLSSに設定する。続いて、段階S1151において以前の速度状態がLSSか否かをチェックする。以前の速度状態がLSSでない場合、端末は、段階S1161において速度状態がLSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1171に進行する。以前の速度状態がLSSである場合、段階S1161を遂行することなく、段階S1171に進行する。端末は、段階S1171においてタイマーT1の間経由したセルの個数を初期化し、タイマーT1をリスタートした後、段階S1121に戻る。
一方、段階S1131において経由したセルの個数がN1よりも小さくない場合、端末は、段階S1132において現在の速度状態がHSSか否かをチェックする。現在の速度状態がHSSでない場合、端末は、段階S1142において速度状態をUSSに設定し、段階S1152において以前の速度状態がUSSか否かをチェックする。以前の速度状態がUSSでない場合、端末は、段階S1162において速度状態がUSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1171に進行する。段階S1152において以前の速度状態がUSSである場合、段階S1162を遂行することなく、段階S1171に進行する。
一方、段階S1121においてタイマーT1が終了しない場合、端末は、図11bの段階S1122においてタイマーT2が終了したか否かを判断する。タイマーT2が終了した場合、端末は、段階S1133においてタイマーT2の間経由したセルの個数がN2よりも大きいか否かをチェックする。経由したセルの個数がN2よりも大きい場合、端末は、段階S1143において速度状態をHSSに設定する。続いて、段階S1153において以前の速度状態がHSSか否かをチェックする。以前の速度状態がHSSでない場合、端末は、段階S1163において速度状態がHSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1172に進行する。以前の速度状態がHSSである場合、段階S1163を遂行することなく、段階S1172に進行する。端末は、段階S1172においてタイマーT2の間経由したセルの個数を初期化し、タイマーT2をリスタートした後、段階S1121に戻る。
一方、段階S1133においてタイマーT2の間経由したセルの個数がN2よりも大きくない場合、端末は、段階S1134において現在の速度状態がLSSか否かをチェックする。現在の速度状態がLSSでない場合、端末は、段階S1144において速度状態をUSSに設定し、段階S1154において以前の速度状態がUSSか否かをチェックする。以前の速度状態がUSSでない場合、端末は、段階S1164において速度状態がUSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1172に進行する。段階S1154において以前の速度状態がUSSである場合、段階S1164を遂行することなく、段階S1172に進行する。
図12a及び図12bは、本発明の第2の実施形態による速度状態を決定する端末の動作を示すフローチャートである。
図12aによれば、端末は、段階S1201においてサービスの要請、或いは、サービスのための資源/チャンネルの要請を決定する。端末は、段階S1202において現在の有効な速度状態情報を持っているか否かをチェックする。例えば、端末が要請したいサービスでない他のサービスを既に受信して、速度状態を決定するための動作を既に遂行中であったり、或いは、サービスの要請前に速度状態を決定するための動作を継続遂行していたりできる。端末が現在の有効な速度状態情報を持っている場合、端末は、段階S1211において速度状態情報をサービス(或いは、資源/チャンネル)要請情報又はメッセージに載せて基地局に転送した後、段階S1221に進行する。一方、段階S1202において端末が現在の有効な速度状態情報を持っていない場合、端末は、段階S1212においていかなる速度状態情報も含まないサービス(或いは、資源/チャンネル)要請情報又はメッセージを基地局に転送した後、段階S1213において初期速度状態をUSSに設定する。
図12aでは示さなかったが、段階S1212及び段階S1213の変形として、まず、初期速度状態をUSSに設定した後、USSに設定されたサービス(或いは、資源/チャンネル)要請情報又はメッセージを基地局に転送できる。このように、端末は、サービスの要請、或いは、サービスのための資源/チャンネルの要請時、現在の有効な速度状態情報がない場合、端末の初期速度状態をUSSに設定する。
以後、端末は、段階S1214においてシステム情報として提供されたタイマーT3、T4をスタートする。タイマーT3、T4及び後述する信号強度の 標準偏差V1、V2は、前述した通りである。段階S1221においてタイマーT3が終了した場合、末端は、段階S1231において周期的に測定された、パイロットチャンネルやN個のサブ帯域に対する信号強度測定値の標準偏差がV1よりも小さいか否かをチェックする。標準偏差がV1よりも小さい場合、端末は、段階S1241において速度状態をLSSに設定する。続いて、段階S1251において以前の速度状態がLSSか否かをチェックする。以前の速度状態がLSSでない場合、端末は、段階S1261において速度状態がLSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1271に進行する。以前の速度状態がLSSである場合、段階S1261を遂行することなく、段階S1271に進行する。端末は、段階S1271においてタイマーT3の間測定された標準偏差を初期化し、タイマーT3をリスタートした後、段階S1221に戻る。
一方、段階S1231において標準偏差がV1よりも小さくない場合、端末は、段階S1232において現在の速度状態がHSSか否かをチェックする。現在の速度状態がHSSでない場合、端末は、段階S1242において速度状態をUSSに設定し、段階S1252において以前の速度状態がUSSか否かをチェックする。以前の速度状態がUSSでない場合、端末は、段階S1262において速度状態がUSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1271に進行する。段階S1252において以前の速度状態がUSSである場合、段階S1262を遂行することなく、段階S1271に進行する。
一方、段階S1221においてタイマーT3が終了しない場合、端末は、図12bの段階S1222においてタイマーT4が終了したか否かを判断する。タイマーT4が終了した場合、端末は、段階S1233においてタイマーT4の間周期的に測定された、パイロットチャンネルやN個のAMCサブ帯域に対する信号強度測定値の標準偏差がV2よりも大きいか否かをチェックする。標準偏差がV2よりも大きい場合、端末は、段階S1243において速度状態をHSSに設定する。続いて、段階S1253において以前の速度状態がHSSか否かをチェックする。以前の速度状態がHSSでない場合、端末は、段階S1263において速度状態がHSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1272に進行する。以前の速度状態がHSSである場合、段階S1263を遂行することなく、段階S1272に進行する。端末は、段階S1272においてタイマーT4の間測定された標準偏差を初期化し、タイマーT4をリスタートした後、段階S1221に戻る。
一方、段階S1233においてタイマーT4の間測定された標準偏差V2よりも大きくない場合、端末は、段階S1234において現在の速度状態がLSSか否かをチェックする。現在の速度状態がLSSでない場合、端末は、段階S1244において速度状態をUSSに設定し、段階S1254において以前の速度状態がUSSか否かをチェックする。以前の速度状態がUSSでない場合、端末は、段階S1264において速度状態がUSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1272に進行する。段階S1254において以前の速度状態がUSSである場合、段階S1264を遂行することなく、段階S1272に進行する。
図13a及び図13bは、本発明の第3の実施形態による速度状態を決定する端末の動作を示すフローチャートである。
図13aによれば、端末は、段階S1301においてサービスの要請、或いは、サービスのための資源/チャンネルの要請を決定する。端末は、段階S1302において現在の有効な速度状態情報を持っているか否かをチェックする。例えば、端末が要請したいサービスでない他のサービスを既に受信して、速度状態を決定するための動作を既に遂行中であったり、或いは、サービスの要請前に速度状態を決定するための動作を継続遂行していたりできる。端末が現在の有効な速度状態情報を持っている場合、端末は、段階S1311において速度状態情報をサービス(或いは、資源/チャンネル)要請情報又はメッセージに載せて基地局に転送した後、段階S1321に進行する。一方、段階S1302において端末が現在の有効な速度状態情報を持っていない場合、端末は、段階S1312においていかなる速度状態情報も含まないサービス(或いは、資源/チャンネル)要請情報又はメッセージを基地局に転送した後、段階S1313において初期速度状態をUSSに設定する。
図13aでは示さなかったが、段階S1312及び段階S1313の変形として、まず、初期速度状態をUSSに設定した後、USSに設定されたサービス(或いは、資源/チャンネル)要請情報又はメッセージを基地局に転送できる。このように、端末は、サービスの要請、或いは、サービスのための資源/チャンネルの要請時、現在の有効な速度状態情報がない場合、端末の初期速度状態をUSSに設定する。
以後、端末は、段階S1314においてシステム情報として提供されたタイマーT5、T6をスタートする。タイマーT5、T6及び後述する数値的な平均速度S1、S2は、前述した通りである。段階S1321においてタイマーT5が終了した場合、末端は、段階S1331においてタイマーT5の間測定された数値的な平均速度がS1よりも小さいか否かをチェックする。数値的な平均速度がS1よりも小さい場合、端末は、段階S1341において速度状態をLSSに設定する。続いて、段階S1351において以前の速度状態がLSSか否かをチェックする。以前の速度状態がLSSでない場合、端末は、段階S1361において速度状態がLSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1371に進行する。以前の速度状態がLSSである場合、段階S1361を遂行することなく、段階S1371に進行する。端末は、段階S1371においてタイマーT5の間測定された数値的な平均速度を初期化し、タイマーT5をリスタートした後、段階S1321に戻る。
一方、段階S1331において数値的な平均速度がS1よりも小さくない場合、端末は、段階S1332において現在の速度状態がHSSか否かをチェックする。現在の速度状態がHSSでない場合、端末は、段階S1342において速度状態をUSSに設定し、段階S1352において以前の速度状態がUSSか否かをチェックする。以前の速度状態がUSSでない場合、端末は、段階S1362において速度状態がUSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1371に進行する。段階S1352において以前の速度状態がUSSである場合、段階S1362を遂行することなく、段階S1371に進行する。
一方、段階S1321においてタイマーT5が終了しない場合、端末は、図13bの段階S1322においてタイマーT6が終了したか否かを判断する。タイマーT6が終了した場合、端末は、段階S1333においてタイマーT6の間周期的に測定された数値的な平均速度がS2よりも大きいか否かをチェックする。数値的な平均速度がS2よりも大きい場合、端末は、段階S1343において速度状態をHSSに設定する。続いて、段階S1353において以前の速度状態がHSSか否かをチェックする。以前の速度状態がHSSでない場合、端末は、段階S1363において速度状態がHSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1372に進行する。以前の速度状態がHSSである場合、段階S1363を遂行することなく、段階S1372に進行する。端末は、段階S1372においてタイマーT6の間測定された数値的な平均速度を初期化し、タイマーT6をリスタートした後、段階S1321に戻る。
一方、段階S1333においてタイマーT6の間測定された数値的な平均速度S2よりも大きくない場合、端末は、段階S1334において現在の速度状態がLSSか否かをチェックする。現在の速度状態がLSSでない場合、端末は、段階S1344において速度状態をUSSに設定し、段階S1354において以前の速度状態がUSSか否かをチェックする。以前の速度状態がUSSでない場合、端末は、段階S1364において速度状態がUSSに変更されたことを基地局に通報し、段階S1372に進行する。段階S1354において以前の速度状態がUSSである場合、段階S1364を遂行することなく、段階S1372に進行する。
前述した本発明で提案する方法は、その説明を容易にするために、直交周波数分割多重接続方式のシステムを例として説明した。しかしながら、本発明は、直交周波数分割多重接続方式のシステムの以外にも、DS(Direct Spread)−CDMA(Code Division Multiple Access)方式のシステムにおいて複数個の中心キャリア周波数(Center carrier frequency)を使用する場合、すなわち、多重キャリア(Multi-carrier)DS−CDMA方式でも、同様な方法を適用することが可能である。
なお、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態について説明したが、本発明の要旨から逸脱しない範囲内で多様に変形できる。よって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
通常のAMC技術を用いる広帯域のOFDMシステムの一例を示す図である。 本発明の実施形態によるAMC動作によってCQI転送モードを決定するための基地局のブロック構成図である。 本発明の実施形態によるCQIを転送する端末のブロック構成図である。 本発明の実施形態による無線通信システムにおけるCQI転送モードを決定するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による端末要請による転送モードの変化を示すメッセージのフローチャートである。 本発明の実施形態による基地局の命令に従う転送モードの変化を示すメッセージのフローチャートである。 本発明の実施形態による端末の速度状態に対して可能なCQI転送モードを示す図である。 本発明の第1の実施形態によるCQIの転送動作を示すメッセージのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるCQIの転送動作を示すメッセージのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるCQIの転送動作を示すメッセージのフローチャートである。 本発明の実施形態によるCQI転送モードを決定する基地局の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による速度状態を決定する端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による速度状態を決定する端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による速度状態を決定する端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による速度状態を決定する端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による速度状態を決定する端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による速度状態を決定する端末の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
211 制御部
212 データベース
213 上位階層インターフェース
214 データ処理部
215 多重化器
216 無線部
311 制御部
312 無線部
313 基底帯域処理部
314 チャンネル品質測定部
315 メモリ
316 表示部
317 キー入力部
318 移動性測定部


Claims (30)

  1. 全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、前記それぞれのサブ帯域を用いて通信する無線通信システムにおける端末のCQIを受信するための方法であって、
    端末の速度状態を判断するステップと、
    前記判断された速度状態に従い、前記端末のためのCQIを受信するか否か、及び前記CQIの種類を決定するステップと、
    前記CQIを受信すると決定された場合、前記CQIの種類を示すCQI転送モードを前記端末に通報するステップと、
    前記CQI転送モードに従い、前記端末から前記CQIを受信するステップと、
    前記受信されたCQIを考慮して、前記端末に無線資源を割り当てるステップと、を含むことを特徴とするCQIの受信方法。
  2. 前記決定するステップは、
    前記端末の速度状態がLSSである場合、前記端末のためのCQIとして、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値及び前記各サブ帯域に対するCQIの少なくとも一つを使用するように決定するステップと、
    前記端末の速度状態がHSSである場合、前記端末のためのCQIを報告しないように決定するステップと、
    前記端末の速度状態が、USSである場合、前記端末のためのCQIとして、前記全体サブ帯域に対する平均値を使用するように決定するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のCQIの受信方法。
  3. 前記判断するステップは、前記端末から前記速度状態を示す指示情報が受信されたか否かを確認し、前記指示情報が受信されない場合、前記速度状態が前記USSであると判断することを特徴とする、請求項2に記載のCQIの受信方法。
  4. 前記通報するステップは、前記端末の速度状態が前記USSである場合、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値を転送するのに必要な資源を前記端末に割り当てて、前記割り当てられた資源を前記端末に通報することを特徴とする、請求項2に記載のCQIの受信方法。
  5. 前記通報するステップは、前記端末の速度状態が前記LSSである場合、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値及び前記各サブ帯域に対するCQIの少なくとも一つを転送するのに必要な資源を前記端末に割り当てて、前記割り当てられた資源を前記端末に通報することを特徴とする、請求項2に記載のCQIの受信方法。
  6. 前記端末の速度状態が前記HSSである場合、前記CQIを受信しないと決定するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載のCQIの受信方法。
  7. 前記端末の速度状態を決定するのに必要なパラメーターをシステム情報に載せて前記端末に提供するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のCQIの受信方法。
  8. 前記パラメーターは、第1のタイマー値と、前記第1のタイマー値に応じて前記LSSを決定する境界値になる第1の変更セルの個数と、第2のタイマー値と、前記第2のタイマー値に応じて前記HSSを決定する境界値になる第2の変更セルの個数とを含み、前記第2の変更セルの個数は前記第1の変更セルの個数よりも大きく設定されることを特徴とする、請求項7に記載のCQIの受信方法。
  9. 前記パラメーターは、第1のタイマー値と、前記第1のタイマー値に応じて前記LSSを決定する境界値になる、下りリンクパイロットチャンネルや前記サブ帯域に対する信号強度測定値の第1の標準偏差と、第2のタイマー値と、前記第2のタイマー値に応じて前記HSSを決定する境界値になる、下りリンクパイロットチャンネルや前記全体サブ帯域に対する信号強度測定値の第2の標準偏差とを含み、前記第2の標準偏差は前記第1の標準偏差よりも大きく設定されることを特徴とする、請求項7に記載のCQIの受信方法。
  10. 前記パラメーターは、第1のタイマー値と、前記第1のタイマー値に応じて前記LSSを決定する境界値になる数値的な第1の平均速度と、第2のタイマー値と、前記第2のタイマー値に応じて前記HSSを決定する境界値になる数値的な第2の平均速度とを含み、前記第2の平均速度は前記第1の平均速度よりも大きく設定されることを特徴とする、請求項7に記載のCQIの受信方法。
  11. 前記端末が目的基地局によって制御される目的セルにハンドオフすれば、前記端末の速度状態を前記目的基地局に通知するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のCQIの受信方法。
  12. 全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、前記それぞれのサブ帯域を用いて通信する無線通信システムにおける端末のCQIを転送するための方法であって、
    端末の速度状態を決定するステップと、
    前記決定された速度状態が、以前の速度状態と異なる場合、前記決定された速度状態を前記基地局に通報するステップと、
    前記基地局から前記決定された速度状態に従うCQI転送モードを指示する情報を受信するステップと、
    前記CQI転送モードに従い、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値及び前記各サブ帯域に対するCQIの少なくとも一つを前記基地局に転送するステップと、を含むことを特徴とするCQIの転送方法。
  13. 前記CQI転送モードを指示する情報は、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値を転送するのに必要な資源を示す割当て情報、或いは、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値及び前記各サブ帯域に対するCQIを転送するのに必要な資源を示す割当て情報であることを特徴とする、請求項12に記載のCQIの転送方法。
  14. 前記転送するステップは、
    前記端末の速度状態がLSSである場合、前記端末のためのCQIとして、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値及び前記各サブ帯域に対するCQIを転送するステップと、
    前記端末の速度状態がHSSである場合、前記端末のためのCQIを報告しないように決定するステップと、
    前記端末の速度状態が、前記LSSでも前記USSでもないUSSである場合、前記端末のためのCQIとして、前記全体サブ帯域に対する平均値を転送するステップと、を含むことを特徴とする請求項12に記載のCQIの転送方法。
  15. 前記端末の速度状態を決定するのに必要なパラメーターをシステム情報を介して前記基地局から受信するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項12に記載のCQIの転送方法。
  16. 前記決定するステップは、前記基地局により指示された第1のタイマーの間経由したセルの個数が前記基地局により指示された第1の変更セルの個数よりも小さい場合、前記速度状態をLSSと決定し、前記基地局により指示された第2のタイマーの間経由したセルの個数が前記第1の変更セルの個数より大きい第2の変更セルの個数よりも大きい場合、前記速度状態をHSSと決定し、その以外には前記速度状態をUSSと決定することを特徴とする、請求項12に記載のCQIの転送方法。
  17. 前記決定するステップは、前記基地局により指示された第1のタイマーの間測定された、下りリンクパイロットチャンネルや前記サブ帯域に対する信号強度測定値の標準偏差が前記基地局により指示された第1の標準偏差よりも小さい場合、前記速度状態をLSSと決定し、前記基地局により指示された第2のタイマー値の間測定された信号強度測定値の標準偏差が前記第1の標準偏差より大きい第2の標準偏差よりも大きい場合、前記速度状態をHSSと決定し、その以外には前記速度状態をUSSと決定することを特徴とする、請求項12に記載のCQIの転送方法。
  18. 前記決定するステップは、前記基地局により指示された第1のタイマーの間測定された数値的な平均速度が前記基地局により指示された第1の平均速度よりも小さい場合、前記速度状態をLSSと決定し、前記基地局により指示された第2のタイマーの間測定された数値的な平均速度が前記第1の平均速度より大きい第2の平均速度よりも大きい場合、前記速度状態をHSSと決定し、その以外には前記速度状態をUSSと決定することを特徴とする、請求項12に記載のCQIの転送方法。
  19. 全体の周波数帯域を複数のサブ帯域に分割し、前記それぞれのサブ帯域を用いて通信する無線通信システムにおける端末のCQIを送受信するための装置であって、
    自身の速度状態を決定し、前記決定された速度状態が以前の速度状態と異なる場合、前記決定された速度状態を示す指示情報を転送する端末と、
    前記指示情報により、前記端末のCQIを受信するか否か、及び前記CQIの種類を決定し、前記CQIを受信すると決定された場合、前記CQIの種類を示すCQI転送モードを指示する情報を前記端末に通報し、前記CQI転送モードによって前記端末から前記CQIを受信する基地局とを含み、
    前記受信されたCQIは、前記端末に無線資源を割り当てるために使用されることを特徴とするCQIの送受信装置。
  20. 前記基地局は、
    前記端末の速度状態がLSSである場合、前記端末のためのCQIとして、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値及び前記各サブ帯域に対するCQIの少なくとも一つを使用するように決定し、
    前記端末の速度状態がHSSである場合、前記端末のためのCQIを報告しないように決定し、
    前記端末の速度状態がUSSである場合、前記端末のためのCQIとして、前記全体サブ帯域に対する平均値を使用するように決定することを特徴とする、請求項19に記載のCQIの送受信装置。
  21. 前記基地局は、前記端末から前記指示情報が受信されたか否かを確認し、前記指示情報が受信されない場合、前記端末の速度状態が前記USSであると判断することを特徴とする、請求項20に記載のCQIの送受信装置。
  22. 前記基地局は、前記端末の速度状態を決定するのに必要なパラメーターをシステム情報に載せて前記端末に提供することを特徴とする、請求項19に記載のCQIの送受信装置。
  23. 前記パラメーターは、第1のタイマー値と、前記第1のタイマー値に応じて前記LSSを決定する境界値になる第1の変更セルの個数と、第2のタイマー値と、前記第2のタイマー値に応じて前記HSSを決定する境界値になる第2の変更セルの個数とを含み、前記第2の変更セルの個数は前記第1の変更セルの個数よりも大きく設定されることを特徴とする。請求項22に記載のCQIの送受信装置。
  24. 前記パラメーターは、第1のタイマー値と、前記第1のタイマー値に応じて前記LSSを決定する境界値になる、下りリンクパイロットチャンネルや前記サブ帯域に対する信号強度測定値の第1の標準偏差と、第2のタイマー値と、前記第2のタイマー値に応じて前記HSSを決定する境界値になる、下りリンクパイロットチャンネルや前記全体サブ帯域に対する信号強度測定値の第2の標準偏差とを含み、前記第2の標準偏差は前記第1の標準偏差よりも大きく設定されることを特徴とする、請求項22に記載のCQIの送受信装置。
  25. 前記パラメーターは、第1のタイマー値と、前記第1のタイマー値に応じて前記LSSを決定する境界値になる数値的な第1の平均速度と、第2のタイマー値と、前記第2のタイマー値に応じて前記HSSを決定する境界値になる数値的な第2の平均速度とを含み、前記第2の平均速度は前記第1の平均速度よりも大きく設定されることを特徴とする、請求項22に記載のCQIの送受信装置。
  26. 前記CQI転送モードを指示する情報は、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値を転送するのに必要な資源を示す割当て情報、或いは、前記サブ帯域に対するチャンネル品質の平均値及び前記各サブ帯域に対するCQIを転送するのに必要な資源を示す割当て情報であることを特徴とする、請求項19に記載のCQIの送受信装置。
  27. 前記端末は、前記基地局により指示された第1のタイマーの間経由したセルの個数が前記基地局により指示された第1の変更セルの個数よりも小さい場合、前記速度状態をLSSと決定し、前記基地局により指示された第2のタイマーの間経由したセルの個数が前記第1の変更セルの個数より大きい第2の変更セルの個数よりも大きい場合、前記速度状態をHSSと決定し、その以外には前記速度状態をUSSと決定することを特徴とする、請求項19に記載のCQIの送受信装置。
  28. 前記端末は、前記基地局により指示された第1のタイマーの間測定された、下りリンクパイロットチャンネルや前記サブ帯域に対する信号強度測定値の標準偏差が前記基地局により指示された第1の標準偏差よりも小さい場合、前記速度状態をLSSと決定し、前記基地局により指示された第2のタイマーの間測定された信号強度測定値の標準偏差が前記第1の標準偏差より大きい第2の標準偏差よりも大きい場合、前記速度状態をHSSと決定し、その以外には前記速度状態をUSSと決定することを特徴とする、請求項19に記載のCQIの送受信装置。
  29. 前記端末は、前記基地局により指示された第1のタイマーの間測定された数値的な平均速度が前記基地局により指示された第1の平均速度よりも小さい場合、前記速度状態をLSSと決定し、前記基地局により指示された第2のタイマーの間測定された数値的な平均速度が前記第1の平均速度より大きい第2の平均速度よりも大きい場合、前記速度状態をHSSと決定し、その以外には前記速度状態をUSSと決定することを特徴とする、請求項19に記載のCQIの送受信装置。
  30. 前記基地局は、前記端末が目的基地局により制御される目的セルにハンドオフすれば、前記端末の速度状態を前記目的基地局に通知することを特徴とする、請求項19に記載のCQIの送受信装置。
JP2006232849A 2005-08-29 2006-08-29 無線通信システムにおけるcqiを送受信するための方法及び装置 Pending JP2007068180A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020050079687A KR20070027844A (ko) 2005-08-29 2005-08-29 무선통신 시스템에서 채널품질 정보를 전송하기 위한 방법및 장치

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007068180A true JP2007068180A (ja) 2007-03-15

Family

ID=37551342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006232849A Pending JP2007068180A (ja) 2005-08-29 2006-08-29 無線通信システムにおけるcqiを送受信するための方法及び装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20070115796A1 (ja)
EP (1) EP1761097A3 (ja)
JP (1) JP2007068180A (ja)
KR (1) KR20070027844A (ja)
CN (1) CN1972515A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008001727A1 (en) * 2006-06-26 2008-01-03 Panasonic Corporation Radio communication device and cqi generation method
WO2009054337A1 (ja) * 2007-10-24 2009-04-30 Sharp Kabushiki Kaisha 移動通信システムおよび基地局装置
WO2009131225A1 (ja) * 2008-04-24 2009-10-29 シャープ株式会社 情報のフィードバックに用いられる判定方法、基地局、ユーザ機器、および通信システム
JP2010536227A (ja) 2007-08-14 2010-11-25 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ダウンリンク状況による適応的チャネル品質インジケータ生成方法及びそのための移動端末
JP2010283633A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Hitachi Ltd 無線通信システム、基地局及び端末
JP2011501589A (ja) * 2007-10-23 2011-01-06 イセラ・インコーポレーテッド チャネル品質情報の報告
KR20110038677A (ko) * 2008-06-25 2011-04-14 노오텔 네트웍스 리미티드 무선 채널의 개별 서브밴드에 관한 피드백 정보를 포함시키는 방법
JP2011223121A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Ntt Docomo Inc 移動通信方法及び無線基地局
JP2012501567A (ja) * 2008-08-29 2012-01-19 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 広帯域無線通信システムにおける高速フィードバック情報送受信装置及び方法
JP2012501572A (ja) * 2008-09-02 2012-01-19 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 周波数選択性sinr再生成
CN102686144A (zh) * 2009-10-23 2012-09-19 奥林巴斯株式会社 便携无线终端、无线终端、无线通信系统和无线通信方法
JP2013507075A (ja) * 2009-10-01 2013-02-28 クゥアルコム・インコーポレイテッド ワイヤレス通信のためのスケーラブルなチャネルフィードバック
JP5371768B2 (ja) * 2007-10-30 2013-12-18 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ユーザ装置及び信号電力測定方法
US8781005B2 (en) 2009-10-01 2014-07-15 Qualcomm Incorporated Scalable quantization of channel state information for MIMO transmission
US9191165B2 (en) 2008-08-11 2015-11-17 Sharp Kabushiki Kaisha Base station, user device, communication system, method for controlling base station, method for controlling user device, method for controlling communication system, program, and storage medium

Families Citing this family (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1964290B1 (en) * 2005-12-23 2014-10-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for channel quality indicator report
US8295250B2 (en) * 2006-07-24 2012-10-23 Qualcomm Incorporated Code interleaving for a structured code
JP4519817B2 (ja) * 2006-08-22 2010-08-04 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局および移動局
US20080084853A1 (en) 2006-10-04 2008-04-10 Motorola, Inc. Radio resource assignment in control channel in wireless communication systems
EP2092764B1 (en) * 2006-10-24 2015-08-26 Qualcomm Incorporated Enabling resource partitioning for wireless communication systems
KR100885445B1 (ko) * 2006-10-26 2009-02-24 엘지전자 주식회사 무선 네트워크에서의 채널 평가 방법
KR101199390B1 (ko) 2006-10-26 2012-11-12 엘지전자 주식회사 무선 네트워크에서의 채널 탐색 방법
WO2008054775A2 (en) * 2006-10-31 2008-05-08 Interdigital Technology Corporation Providing feedback information to target node b during a serving cell change
CN106102179B (zh) * 2006-11-03 2019-08-13 谷歌技术控股有限责任公司 在无线通信系统中调度远程单元
US20100322073A1 (en) * 2006-12-08 2010-12-23 Sharp Kabushiki Kaisha Communication control apparatus, communication terminal apparatus, wireless communication system, and communication method
US8462758B2 (en) * 2006-12-20 2013-06-11 Intel Corporation Channel quality information feedback techniques for a wireless system
KR20080073196A (ko) * 2007-02-05 2008-08-08 엘지전자 주식회사 Mimo 시스템에서 효율적인 채널 품질 정보 전송 방법
US8020075B2 (en) 2007-03-16 2011-09-13 Apple Inc. Channel quality index feedback reduction for broadband systems
KR101321191B1 (ko) * 2007-03-29 2013-10-22 엘지전자 주식회사 채널품질정보 전송방법
US7649831B2 (en) * 2007-05-30 2010-01-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Multi-user MIMO feedback and transmission in a wireless communication system
US20080298382A1 (en) * 2007-05-31 2008-12-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method, apparatus and system for progressive refinementof channel estimation to increase network data throughput and reliability
WO2008153302A2 (en) * 2007-06-15 2008-12-18 Lg Electronics Inc. Network signaling for point-to-multipoint service over single frequency network mode
US8059632B2 (en) * 2007-09-14 2011-11-15 Sharp Laboratories Of America, Inc. Method and system for transmission of channel quality indicators (CQIs) by mobile devices in a wireless communications network
US8265065B2 (en) * 2007-09-14 2012-09-11 Sharp Laboratories Of America, Inc. Method and system for voice-over-internet-protocol (VoIP) transmission in a wireless communications network
JP4615062B2 (ja) * 2007-10-01 2011-01-19 パナソニック株式会社 受信装置及びデータ通信方法
US8031693B2 (en) * 2007-11-20 2011-10-04 Research In Motion Limited System and method for timing synchronization
KR100956312B1 (ko) 2007-12-04 2010-05-10 한국전자통신연구원 이동통신 시스템에서의 전력제어 장치 및 그 방법
KR101494841B1 (ko) * 2008-02-04 2015-02-23 삼성전자주식회사 무선통신 시스템에서 상향링크 피드백의 오버헤드를 줄이기위한 자원할당 방법 및 장치
US8442069B2 (en) * 2008-04-14 2013-05-14 Qualcomm Incorporated System and method to enable uplink control for restricted association networks
KR101402801B1 (ko) * 2008-06-27 2014-06-02 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 서빙 셀 전환 지연시간 감소 방법 및장치
CN102067521B (zh) * 2008-07-15 2013-01-23 上海贝尔股份有限公司 无线网络中移动终端报告通信质量的方法和装置
JP5386493B2 (ja) * 2008-09-04 2014-01-15 シャープ株式会社 無線通信装置及び無線通信システム
JP5703227B2 (ja) 2008-10-22 2015-04-15 ゼットティーイー(ユーエスエー)インコーポレーテッド 逆方向リンク肯定応答シグナリング
WO2010061248A1 (en) * 2008-11-28 2010-06-03 Freescale Semiconductor, Inc. Allocation of communication channels
CN102301812B (zh) * 2009-01-30 2014-10-08 株式会社日立制作所 基站及无线通信系统
CN101873647B (zh) * 2009-04-22 2012-07-18 中兴通讯股份有限公司 一种非周期信道质量信息发送方法
WO2010129963A2 (en) * 2009-05-08 2010-11-11 Zte (Usa) Inc. Reverse link signaling techniques for wireless communication systems
KR101695811B1 (ko) * 2009-06-02 2017-01-23 엘지전자 주식회사 다중 하향링크 반송파에 대한 측정 방법 및 이를 위한 장치
WO2010145673A1 (en) * 2009-06-15 2010-12-23 Nokia Siemens Networks Oy Overhead reduction for multi-carrier transmission systems
CN101932034B (zh) * 2009-06-26 2013-10-02 华为技术有限公司 提高服务质量的方法及系统和应用网网元
EP2890022B1 (en) * 2009-07-09 2023-08-16 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Radio communication method and radio base station
JP4889775B2 (ja) * 2009-09-28 2012-03-07 シャープ株式会社 無線通信システム、移動局装置、基地局装置、通信制御方法および制御プログラム
US8804563B2 (en) * 2009-12-04 2014-08-12 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Apparatus and method for channel estimation in a wireless communications system
WO2011112018A2 (ko) * 2010-03-10 2011-09-15 엘지전자 주식회사 캐리어 병합 시스템에서 제어 정보를 시그널링 하는 방법 및 이를 위한 장치
US8630280B2 (en) * 2010-03-14 2014-01-14 Lg Electronics Inc. Method and user equipment for transmitting feedback information
WO2011138494A1 (en) * 2010-05-06 2011-11-10 Nokia Corporation Apparatus and method to control the collection of measurement data in a communication system
US9414336B2 (en) 2010-05-12 2016-08-09 Blackberry Limited System and method for defining a burst period
JP5565121B2 (ja) * 2010-06-09 2014-08-06 ソニー株式会社 通信処理装置、通信処理システム、通信処理方法及びプログラム
US8804671B2 (en) * 2010-07-15 2014-08-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for determining UE mobility status
KR101801578B1 (ko) * 2010-07-22 2017-11-27 엘지전자 주식회사 다중 무선접속기술을 지원하는 무선 접속 시스템에서 데이터를 송수신하기 위한 방법 및 장치
US20130142161A1 (en) * 2010-08-17 2013-06-06 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting control information in a wireless communication system
US9078272B2 (en) * 2010-09-28 2015-07-07 Kyocera Corporation Base station and control method of base station
CN106028393B (zh) * 2011-01-10 2020-01-17 寰发股份有限公司 通讯装置
US10098024B2 (en) * 2011-06-22 2018-10-09 Nokia Solutions And Networks Oy Method of achieving information, access node and communication device
US9072099B2 (en) 2011-08-10 2015-06-30 Blackberry Limited Method and apparatus to control HSDPA activation/de-activation
EP2557869B1 (en) * 2011-08-10 2016-11-30 BlackBerry Limited Method and apparatus to control HSDPA activation/de-activation
US10237045B2 (en) * 2011-10-14 2019-03-19 Nokia Solutions And Networks Oy Method for allocating a transmission mode to a user equipment and apparatus thereof
KR101844787B1 (ko) * 2011-12-19 2018-05-21 한국전자통신연구원 콘텐츠와 냄새인식장치 간의 상호협력 장치 및 방법
US9408221B2 (en) 2012-04-13 2016-08-02 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for determining how to perform operations after communication suspend based on information before the suspend
US8879475B2 (en) 2012-05-15 2014-11-04 Apple Inc. Adaptive channel state feedback in discontinuous reception scenarios based on connection characteristics
US8989743B2 (en) 2012-08-28 2015-03-24 Apple Inc. Battery conservation in stationary conditions for a wireless device
CN103686778B (zh) * 2012-09-04 2018-02-23 中国移动通信集团公司 新型载波测量方法、系统和装置
US9986457B2 (en) * 2013-06-27 2018-05-29 Sony Corporation Mobile terminal device, wireless communication method for mobile terminal device, carrier server device, and communication speed control method in carrier server device
US20160092034A1 (en) * 2014-09-26 2016-03-31 Amazon Technologies, Inc. Kiosk Providing High Speed Data Transfer
US10237329B1 (en) 2014-09-26 2019-03-19 Amazon Technologies, Inc. Wirelessly preparing device for high speed data transfer
DE102014221881A1 (de) * 2014-10-28 2016-04-28 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen eines geheimen Schlüssels
EP3295739B1 (en) 2015-06-05 2020-08-26 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for configuring sounding reference symbol (srs)
CN107113863B (zh) * 2015-09-29 2020-05-19 华为技术有限公司 确定数据传输方案的方法和设备
US10659128B2 (en) 2016-05-19 2020-05-19 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Radio network node, wireless device and methods performed therein
US10128938B2 (en) 2016-12-29 2018-11-13 Hughes Network Systems, Llc Hierarchical link quality metrics for a beam in a satellite network
US10638475B2 (en) * 2018-09-12 2020-04-28 Verizon Patent And Licensing Inc. Systems and methods for dynamically adjusting subframes
US11996958B2 (en) * 2021-03-01 2024-05-28 At&T Intellectual Property I, L.P. Method and system for determining multiple- input-multiple-output (MIMO) modes

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7126996B2 (en) * 2001-12-28 2006-10-24 Motorola, Inc. Adaptive transmission method
ATE352913T1 (de) 2002-06-27 2007-02-15 Koninkl Philips Electronics Nv Messung von kanaleigenschaften in einem kommunikationssystem
JP2004180154A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基地局装置および適応変調方法
US7640373B2 (en) 2003-04-25 2009-12-29 Motorola, Inc. Method and apparatus for channel quality feedback within a communication system
KR100606129B1 (ko) * 2003-04-30 2006-07-28 삼성전자주식회사 광대역 무선 접속 통신 시스템에서 채널 품질 측정 및보고 방법
KR100606062B1 (ko) * 2004-02-26 2006-07-26 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 시변채널의 특성에 따라 채널품질정보의 전송을 제어하는 방법
ATE363189T1 (de) * 2004-09-13 2007-06-15 Alcatel Lucent Abschätzung der übertragungsqualität in einem funknetz
EP1699197A1 (en) * 2005-01-27 2006-09-06 Alcatel Method for sending channel quality information in a multi-carrier radio communication system, corresponding mobile terminal and base station

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008001727A1 (en) * 2006-06-26 2008-01-03 Panasonic Corporation Radio communication device and cqi generation method
US7864698B2 (en) 2006-06-26 2011-01-04 Panasonic Corporation Radio communication device and CQI generation method
JP2013062878A (ja) * 2007-08-14 2013-04-04 Lg Electronics Inc ダウンリンク状況による適応的チャネル品質インジケータ生成方法及びそのための移動端末
US9985769B2 (en) 2007-08-14 2018-05-29 Lg Electronics Inc. Method of generating channel quality indicator adaptively in downlink status and user equipment for the same
JP2010536227A (ja) 2007-08-14 2010-11-25 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ダウンリンク状況による適応的チャネル品質インジケータ生成方法及びそのための移動端末
US10897339B2 (en) 2007-08-14 2021-01-19 Lg Electronics Inc. Method of generating channel quality indicator adaptively in downlink status and user equipment for the same
US9548847B2 (en) 2007-08-14 2017-01-17 Lg Electronics Inc. Method of generating channel quality indicator adaptively in downlink status and user equipment for the same
JP2011501589A (ja) * 2007-10-23 2011-01-06 イセラ・インコーポレーテッド チャネル品質情報の報告
WO2009054337A1 (ja) * 2007-10-24 2009-04-30 Sharp Kabushiki Kaisha 移動通信システムおよび基地局装置
US8706151B2 (en) 2007-10-30 2014-04-22 Ntt Docomo, Inc. User equipment terminal and signal power measurement method
JP5371768B2 (ja) * 2007-10-30 2013-12-18 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ユーザ装置及び信号電力測定方法
WO2009131225A1 (ja) * 2008-04-24 2009-10-29 シャープ株式会社 情報のフィードバックに用いられる判定方法、基地局、ユーザ機器、および通信システム
US8442568B2 (en) 2008-04-24 2013-05-14 Sharp Kabushiki Kaisha Determining method for use in information feedback, base station, user equipment, and communications system
KR20110038677A (ko) * 2008-06-25 2011-04-14 노오텔 네트웍스 리미티드 무선 채널의 개별 서브밴드에 관한 피드백 정보를 포함시키는 방법
US9520928B2 (en) 2008-06-25 2016-12-13 Apple Inc. Including feedback information regarding an individual subband of a wireless channel
KR101780616B1 (ko) * 2008-06-25 2017-09-21 애플 인크. 무선 채널의 개별 서브밴드에 관한 피드백 정보를 포함시키는 방법
US10097247B2 (en) 2008-06-25 2018-10-09 Apple Inc. Including feedback information regarding an individual subband of a wireless channel
JP2014064334A (ja) * 2008-06-25 2014-04-10 Apple Inc 無線チャネルの個々のサブバンドに関するフィードバック情報の包含
JP2014064333A (ja) * 2008-06-25 2014-04-10 Apple Inc 無線チャネルの個々のサブバンドに関するフィードバック情報の包含
JP2011526462A (ja) * 2008-06-25 2011-10-06 ノーテル・ネットワークス・リミテッド 無線チャネルの個々のサブバンドに関するフィードバック情報の包含
KR101733379B1 (ko) 2008-06-25 2017-05-08 애플 인크. 무선 채널의 개별 서브밴드에 관한 피드백 정보를 포함시키는 방법
US9520927B2 (en) 2008-06-25 2016-12-13 Apple Inc. Including feedback information regarding an individual subband of a wireless channel
JP2015128314A (ja) * 2008-06-25 2015-07-09 アップル インコーポレイテッド 無線チャネルの個々のサブバンドに関するフィードバック情報の包含
US9178594B2 (en) 2008-06-25 2015-11-03 Apple Inc. Including feedback information regarding an individual subband of a wireless channel
US9515713B2 (en) 2008-06-25 2016-12-06 Apple Inc. Including feedback information regarding an individual subband of a wireless channel
KR101590664B1 (ko) 2008-06-25 2016-02-01 애플 인크. 무선 채널의 개별 서브밴드에 관한 피드백 정보를 포함시키는 방법
JP2016149815A (ja) * 2008-06-25 2016-08-18 アップル インコーポレイテッド 無線チャネルの個々のサブバンドに関するフィードバック情報の包含
US9191165B2 (en) 2008-08-11 2015-11-17 Sharp Kabushiki Kaisha Base station, user device, communication system, method for controlling base station, method for controlling user device, method for controlling communication system, program, and storage medium
US9516635B2 (en) 2008-08-29 2016-12-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for transmitting and receiving fast feedback information in broadband wireless communication system
US8750277B2 (en) 2008-08-29 2014-06-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for transmitting and receiving fast feedback information in broadband wireless communication system
JP2012501567A (ja) * 2008-08-29 2012-01-19 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 広帯域無線通信システムにおける高速フィードバック情報送受信装置及び方法
JP2012501572A (ja) * 2008-09-02 2012-01-19 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 周波数選択性sinr再生成
JP2010283633A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Hitachi Ltd 無線通信システム、基地局及び端末
US8781005B2 (en) 2009-10-01 2014-07-15 Qualcomm Incorporated Scalable quantization of channel state information for MIMO transmission
JP2013507075A (ja) * 2009-10-01 2013-02-28 クゥアルコム・インコーポレイテッド ワイヤレス通信のためのスケーラブルなチャネルフィードバック
US9961579B2 (en) 2009-10-01 2018-05-01 Qualcomm Incorporated Scalable channel feedback for wireless communication
CN102686144A (zh) * 2009-10-23 2012-09-19 奥林巴斯株式会社 便携无线终端、无线终端、无线通信系统和无线通信方法
JP2011223121A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Ntt Docomo Inc 移動通信方法及び無線基地局

Also Published As

Publication number Publication date
CN1972515A (zh) 2007-05-30
US20070115796A1 (en) 2007-05-24
KR20070027844A (ko) 2007-03-12
EP1761097A3 (en) 2008-09-03
EP1761097A2 (en) 2007-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007068180A (ja) 無線通信システムにおけるcqiを送受信するための方法及び装置
EP1575326B1 (en) System and method for managing a band AMC subchannel in an orthogonal frequency division multiple access communication system
US9831998B2 (en) Apparatus and method for feeding back channel quality information and scheduling apparatus and method using the same in a wireless communication system
CA2562513C (en) Handling communication interferences in wireless systems
US8380215B2 (en) Method and apparatus of scheduling in multi-cell cooperative wireless communication system
US8310994B2 (en) Method for configuring and managing channels in a wireless communication system using AMC channels and diversity channels, transmission/reception apparatus thereof, and system thereof
US20070086406A1 (en) Methods for Assigning Resources in a Communication System
EP1575319A2 (en) System and method for managing safety channel in an orthogonal frequency division multiple access communication system
WO2009096387A1 (ja) 無線通信システム、移動局、基地局および無線通信方法
JP4712867B2 (ja) 通信装置および端末
EP1811730A1 (en) Apparatus and Method for Transmitting / Receiving Signal in a Communication System
JP2006237897A (ja) 送信局、移動通信システムおよび送信電力制御方法
US8374211B2 (en) Method for data transmission and communication system
JP5046704B2 (ja) 基地局装置および端末装置
JP5046706B2 (ja) 基地局装置
KR101036435B1 (ko) 혼잡 상황 동안 직교 주파수-분할 멀티플렉싱의 다이내믹 조정을 위한 방법 및 장치
KR102178532B1 (ko) 간섭 정렬 기반 주파수 할당 방법 및 이를 위한 송신 장치
US20090109911A1 (en) Obtaining channel feedback from users in a wireless communication system
KR101085648B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 채널 품질 정보를 전송하기 위한방법
JP5046705B2 (ja) 基地局装置
KR101191048B1 (ko) 기지국과 패킷 스케줄링 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090825