JP2007067862A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置の撮像出力データ量に応じレンズの駆動を停止させ、消費電力の低減を図ることを目的とする。
【解決手段】 撮像された画像の特定の情報を選択的に信号処理をおこなう、あるいは圧縮する画像信号処理手段と、光学的変倍手段及び、光学的焦点調節手段を備えた撮像装置において、上記画像信号処理手段の特性に応じ上記光学的変倍手段、及び上記光学的焦点調節手段の駆動を制御する変倍光学系制御手段を備える撮像装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は撮像装置に関し、特に必要とする画像の情報量に基づき、撮像光学系の動作を停止、あるいは規制することにより、消費電力の削減や動作騒音の低減を実現する装置に関するものである。
従来よりビデオカメラなどの動画記録が可能な装置においては、焦点距離を可変するズームレンズや焦点を調節するフォーカスレンズを備えており、かつ、それらはカメラ制御の自動化により良好な撮影が容易に行えるようになっている。
たとえば、焦点距離を可変する事により、画像の変倍を行うズームレンズの操作については、その電動化が図られよりスムーズな焦点距離の変更が可能となっている。焦点調節についてさらに自動化が推し進められており、撮像画より得られる撮像情報に基づきフォーカスレンズを自動調整し常に合焦状態が保たれている。
図3に従来の撮像装置の構成の一例を示し、ズーム操作及びフォーカス制御の動作について説明する。
同図において、301は変倍光学系であるズームレンズ、303は焦点調節光学系であるフォーカスレンズ、321は前記光学系の撮像位置に配置された光電変換手段である。
さらに、322は光電変換された電気信号を標準ビデオ信号などに変換する信号処理回路、323はビデオ信号などを記録する記録手段であるテープレコーダである。
313は演算装置(マイコン)」であり、信号処理回路322より得られた撮像信号のうち所定の成分を焦点調整信号と取り込み焦点調整の自動制御を行うべくレンズの位置駆動情報を出力する。
同時に314に示す画角設定手段より得られた情報に基づき変倍レンズの位置駆動情報をも出力する。
314はたとえばスイッチやポジションメータなどの電気的入力装置であり、撮影者の操作を電気的な信号に変換する画角設定スイッチである。
311、312はそれぞれズームレンズ駆動手段、フォーカスレンズ駆動手段であるアクチュエータであり、直流モータやステッピング・モータなどで構成されている。
次にマイコン313の動作について4図のフローチャートを用いて説明する。
#101:本動作の始まりであり、たとえば動画像の垂直同期周期などの所定のタイミングにて繰り返し開始される。
#102:焦点信号をマイコンに取り込む。
ここで、焦点信号とは、たとえば映像信号に含まれる特定の周波数成分の信号レベルなどであり、信号処理回路322にて生成されるものである。
#103:現時点で取り込んだ焦点信号と、前回格納した焦点信号を比較する。
その比較結果に応じ、たとえば上記のような特定周波数成分の信号レベルである場合には、前回より低い(小さい)レベルの場合は合焦状態から遠ざかっているとし、#104へ。
前回と同等のレベル合焦状態を維持しているとして、#105へ、
前回より高い(大きい)レベルの場合は合焦状態に近づいているとして、#106へ
#104:合焦に近づけるためにフォーカスレンズ303をフォーカス駆動アクチュエータを介し、現在駆動している(あるいはしていた)移動方向より反対方向に移動させる。
#105:合焦状態が継続しているとし、フォーカスレンズ303を現在の位置に保持する。
#106:合焦に近づけるためにフォーカスレンズ303をフォーカス駆動アクチュエータを介し、現在駆動している(あるいはしていた)移動方向と同方向に移動と続けさせる。
#107:現在読み込んだ焦点信号を次回の演算のために記憶する。
#108:画角設定スイッチ314が操作されたか否かを確認する。
焦点距離が長くなる(テレ)方向に操作された場合には#109へ、
焦点距離が短く(ワイド)方向に操作された場合には#110へ
操作されていない場合には#111へ
#109焦点距離が大きくなる方向に、ズームスレンズ301をズーム駆動アクチュエータを介し移動する。
#110焦点距離が小さくなる方向に、ズームスレンズ301をズーム駆動アクチュエータを介し移動する。
#111:処理の終了
以上の動作によりフォーカスレンズ303、ズームレンズ301が移動する事により、合焦状態を得、また焦点距離の可変を実現し、撮影者の意図にあった撮像画を記録することができる。
又、従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開平06−88932号公報
しかしながら、近年では、撮像信号を記録、あるいは他の機器に伝送する条件が複数存在する撮像装置が提案されている。
たとえば、撮像信号を記録する記録メディアを例に取ると、従来より一般的であったテープレコーダに加え、半導体メモリを用いたメモリ記録も同時に採用されている。さらに、撮像画像の伝送を考えると、従来はTVモニタにて撮像画を鑑賞するのが一般的であったが、現在ではパーソナルコンピュータへの伝送、またはインターネットなどのネットワークを介した伝送が行われるようになっている。
これらの複数のメディアや異なった伝送方式に対しては、画像のデータ量をそれらに見合った量に減少、あるいは圧縮することにより対応をしており、データ量を減少させることにより記録、あるいは伝送される情報量自体も減少するため、撮像時と同一の撮像画質が再現できない場合が通常である。
したがって、撮像画のデータ量を減少、あるいは圧縮する撮像装置にあっては、特に従来通りの撮像画質は要求されることはなく、その減少量あるいは圧縮率に見合った撮像画質が得られれば良いといえ、ひいてはデータ量に見合った光学系の制御を行うことも重要な技術といえる。
本発明によれば、
撮像された画像の特定の情報を削除、または画像自体を圧縮する画像信号処理手段と、
光学的変倍手段と、
光学的焦点調節手段とを備え、
上記画像信号処理手段の削除、あるいは圧縮率の特性に応じ、
上記光学的変倍手段、あるいは上記画像信号処理手段の駆動を制御する光学系制御手段を備える。
以上説明したように、撮像された画像の特定の情報を選択的に信号処理をおこなう、あるいは圧縮する 画像信号処理手段と、光学的変倍手段及び、光学的焦点調節手段を備えた撮像装置において、上記画像信号処理手段の特性に応じ、上記光学的変倍手段、及び上記光学的焦点調節手段の駆動を制御する変倍光学系制御手段を備える撮像装置を提供することにより、撮像画のデータ量を減少、あるいは圧縮する撮像装置にあっては、その減少量あるいは圧縮率に見合った撮像画質としながらも操作性を犠牲にすることなく、かつ消費電力の低減が可能となる。
以下、本発明の実施形態を、実施例に沿って図面を参照しながら説明する。
(第一の実施例)
図1は本発明の第一の実施例における撮像装置の構成を示すブロック図である。同図において、撮像装置の構成を説明すると、301は変倍光学系であるズームレンズ、303は焦点調節光学系であるフォーカスレンズ、321は前記光学系の撮像位置に配置されたCCDなどの光電変換手段である。
331は電気的に撮像画像を拡大すべく入力された電気信号のそのタイミングを可変して出力する電気的画像拡大回路、322は光電変換された電気信号を標準ビデオ信号などに変換する信号処理回路、332は前記ビデオ信号を記録する記録メディアを選択する記録メディア選択スイッチ、323はビデオ信号などを記録するテープレコーダ、333はビデオ信号の一部を間引いたり、あるいはビデオ信号を圧縮する圧縮/間引き回路、334はメモリカードなどの半導体メモリである。
ここで、記録メディア選択スイッチ332をテープレコーダ側に切り替えている場合については、上述した従来例と同様に撮像された画像がテープレコーダ323に記録することができ、このテープレコーダ記録状態における電気的画像拡大回路331の拡大率は1倍であり、実質その入出力信号に差は無い。
ズームレンズ301、フォーカスレンズ303においても前記従来例と同様に4図に示したフローチャートに基づき動作するものである。
次に、記録メディア選択スイッチ332をメモリカード記録側に倒した場合について説明する。
記録メディア選択スイッチ332がメモリカード記録を選択すると、ビデオ信号は圧縮/間引き回路333に入力されビデオ信号の一部データの間引き、あるいはビデオ信号自体の圧縮が行われる。
圧縮/間引き回路333は 離散コサイン変換などに代表されるデータ量変換や、フィルタリングによる周波数帯域の制限、あるいはサンプリングによるデータの間引き などを行うことにより、入力されるデータ量を減らす動作をおこなう。
このデータ量は離散コサイン変換のパラメータを変えることによる圧縮率の設定や、フィルタのカットオフ周波数の設定値、サンプリングの周波数などにより、1倍より減少させる値に設定することが可能である。
メモリカード334は上記圧縮/間引き回路333によりデータ量を減らされた撮像画データを所定のフォーマットにより記録する。
さらに記録メディア選択スイッチ332の切り替え信号はマイコン313にも入力されズームレンズ301、及びフォーカスレンズ303の動作を切り替えるとともに、電気的画像拡大回路331の拡大率の変更動作を開始する。
これらマイコン313の動作について2図のフローチャートを用いて説明する。
#201:本動作の始まりであり、たとえば動画信号に含まれる垂直同期周期などの所定のタイミングにて繰り返し開始される。
#202:記録メディア選択スイッチ322がテープレコーダ323への記録を選択しているか、あるいはメモリカード334への記録選択状態であるのかを判断する。
メモリカード記録が選択されていれば#203へ
テープレコーダ記録が選択されていれば#207へ
まず、メモリカード記録モードとして、
#203:ズームレンズ301を焦点距離が最短になる方向にズーム駆動手段311を介して移動する。
#204:フォーカスレンズ303を所定の位置に移動する。所定位置とは例えばフォーカスレンズ303の移動ストロークの略中央、あるいは使用頻度の高い位置、無限遠の位置である。
#205:画角設定スイッチ314が操作されたか否かを確認する。
拡大(テレ)方向に操作された場合には#206へ、
縮小(ワイド)方向に操作された場合には#207へ
操作されていない場合には#208へ
#206:撮像画の拡大率を増やす方向に電気的画像拡大回路331を制御する。
画像の拡大については、入力された電気的映像信号のうち拡大出力したい領域(有効領域)をメモリなどに記憶し、その記憶データの時間軸を変換し出力することにより実現可能である。
拡大率を上げる場合には有効領域を小さく設定し、その分をデータ補完により信号を補うことにより実現できる。
#207:撮像画の拡大率を減らす方向に電気的画像拡大回路331を制御する。
拡大率を下げる場合には有効領域を大きく設定し、それに応じた補完を行えば良い。
#208:処理の終了
次に、テープレコーダ記録モードとして、
#207:電気的拡大回路331の拡大率を1倍に設定する。
#102:焦点信号をマイコンに取り込む。
ここで、焦点信号とは、たとえば映像信号に含まれる特定の周波数成分の信号レベルなどであり、信号処理回路322にて生成されるものである。
#103:現時点で取り込んだ焦点信号と、前回格納した焦点信号を比較する。
その比較結果に応じ、たとえば上記のような特定周波数成分の信号レベルである場合には、前回より低い(小さい)レベルの場合は合焦状態から遠ざかっているとし、#104へ。
前回と同等のレベル合焦状態を維持しているとして、#105へ、
前回より高い(大きい)レベルの場合は合焦状態に近づいているとして、#106へ
#104:合焦に近づけるためにフォーカスレンズ303をフォーカス駆動アクチュエータを介し、現在駆動している(あるいはしていた)移動方向より反対方向に移動させる。
#105:合焦状態が継続しているとし、フォーカスレンズ303を現在の位置に保持する。
#106:合焦に近づけるためにフォーカスレンズ303をフォーカス駆動アクチュエータを介し、現在駆動している(あるいはしていた)移動方向と同方向に移動と続けさせる。
#107:現在読み込んだ焦点信号を次回の演算のために記憶する。
#108:画角設定スイッチ314が操作されたか否かを確認する。
焦点距離が長くなる(テレ)方向に操作された場合には#109へ、
焦点距離が短く(ワイド)方向に操作された場合には#110へ
操作されていない場合には#111へ
#109焦点距離が大きくなる方向に、ズームスレンズ301をズーム駆動アクチュエータを介し移動する。
#110焦点距離が小さくなる方向に、ズームスレンズ301をズーム駆動アクチュエータを介し移動する。
#208:処理の終了
以上の処理によりテープ記録による動画像撮影は従来通りおこなえ、かつカード記録時には電力消費を低減しながらも動画像と変わらぬ操作性を得ることが可能である。
(第二の実施例)
本実施形態は、特に撮像信号の伝送データ量の大小の選択により、像倍率制御を異ならせたものである。
図5は本発明の第二の実施例における撮像装置の構成を示すブロック図である。
前記第一の実施例と同一のブロックについては同じ番号にて示す。
同図において301は変倍光学系であるズームレンズ、303は焦点調節光学系であるフォーカスレンズ、321は前記光学系の撮像位置に配置されたCCDなどの光電変換手段である。
331は電気的に撮像画像を拡大すべく入力された電気信号のそのタイミングを可変して出力する電気的画像拡大回路、322は光電変換された電気信号を標準ビデオ信号などに変換する信号処理回路、333はビデオ信号の一部を間引いたり、あるいはビデオ信号を圧縮する圧縮/間引き回路、345は撮像画データを伝送する伝送線路、342は圧縮/間引き回路333にて間引いたり、あるいは圧縮された撮像信号を復調し標準TV信号にする復調器、341前記伝送線路345にて送るデータ量を選択するデータ量切り替えスイッチである。
ここで、データ量切り替えスイッチ345を切り替えた場合について説明する。
データ量切り替えスイッチ345を「伝送量大」とした場合には、前記従来例におけるテープレコーダ記録時と同様に電気的画像拡大回路331の拡大率は1倍とし、ズームレンズ301、フォーカスレンズ303においても前記従来例と同様に4図に示したフローチャートに基づき動作することにより、品質の良い画像の転送ができる。
次に、データ量切り替えスイッチ345を「伝送量小」とした場合について説明する。
データ量切り替えスイッチ345を「伝送量小」を選択した場合には、前記第一の実施例におけるメモリカード記録時の処理と同一となり、ビデオ信号は圧縮/間引き回路333に入力されたビデオ信号の一部のデータを間引き、あるいはビデオ信号自体の圧縮が行われる。
圧縮/間引き回路333は 離散コサイン変換などに代表されるデータ量変換や、フィルタリングによる周波数帯域の制限、あるいはサンプリングによるデータの間引きなどを行うことにより、入力されるデータ量を減らす動作をおこなう。
このデータ量は離散コサイン変換のパラメータを変えることによる圧縮率の設定や、フィルタのカットオフ周波数の設定値、サンプリングの周波数などにより切り替えることが可能である。
データ量切り替えスイッチ345の切り替え信号はマイコン313にも入力されズームレンズ301、及びフォーカスレンズ303の動作を切り替えるとともに、電気的画像拡大回路331の拡大率の変更動作を開始する。
ズームレンズ301においては焦点距離が最小となる位置まで移動させた後その動作を停止し、フォーカスレンズ303については任意の位置でその動作を停止するものである。
したがって、最小固定焦点距離、パンフォーカスとし、変倍制御はすべて電気的拡大回路331の拡大率の変化にて行う。
さらにここで、データ量切り替えスイッチ345を「伝送量中」を選択した場合について説明する。
この時のビデオ信号は圧縮/間引き回路333による 間引き量、あるいはビデオ信号自体の圧縮量は「伝送量小」に比較し小さな設定範囲とすることによりデータ量は増加する反面、撮像画質を大きく劣化させないような値となる。
に入力されたビデオ信号の一部のデータを
データ量切り替えスイッチ345の切り替え信号はマイコン313にも入力されズームレンズ301、及びフォーカスレンズ303の動作を切り替えるとともに、電気的画像拡大回路331の拡大率の変更動作を開始する。
この動作については、所定の変倍率まではズームレンズ301とフォーカスレンズ303を「伝送量大」と同様に動作させ、その倍率範囲以外では電気的拡大回路331の拡大率による変倍制御とする。
このデータ量切り替えスイッチ345の設定による動作の違いを6図に示すフローチャートを用いて説明する。
#301:本動作の始まりであり、たとえば動画信号に含まれる垂直同期周期などの所定のタイミングにて繰り返し開始される。
#302:データ量切り替えスイッチ345による伝送量の設定を確認する。
「データ量小」を選択している場合には(1)へ
「データ量中」を選択している場合には#303へ
「データ量大」を選択している場合には(2)へ
まず「データ量小」の処理としては、
(1)〜(1')として、前記第一の実施例における図2の(1)〜(1')(#203〜#207)の動作を行う。
次に「データ量中」の処理としては、
#303:ズームレンズ301が所定の焦点距離位置、あるいは焦点距離の最小位置にあるか否かを判定する。
所定の焦点距離位置、あるいは光学ズーム端である場合には#304へ
それ以外の場合には“309へ
#304:ズームレンズ301の位置が所定の焦点距離位置であり、かつ前回の同フローの制御において、電気的な拡大率が1倍への変更がなされたかを判定する。
上記が成り立っていれば#305へ
成り立っていない場合には#309へ
#305:フォーカス位置を所定の位置、あるいは現在の位置にて固定する。
#306:画角設定スイッチ314が操作されたか否かを確認する。
拡大(テレ)方向に操作された場合には#307へ、
縮小(ワイド)方向に操作された場合には#308へ
操作されていない場合には#312処理の終了へ
#307:撮像画の拡大率を増やす方向に電気的画像拡大回路331を制御する。
画像の拡大については、入力された電気的映像信号のうち拡大出力したい領域(有効領域)をメモリなどに記憶し、その記憶データの時間軸を変換し出力することにより実現可能である。
拡大率を上げる場合には有効領域を小さく設定し、その分をデータ補完により信号を補うことにより実現できる。
#308:撮像画の拡大率を減らす方向に電気的画像拡大回路331を制御する。
拡大率を下げる場合には有効領域を大きく設定し、それに応じた補完を行えば良い。
#309:フォーカスレンズ303にてオートフォーカス動作を行う。
動作については図2に示す(2)〜(2')と同等の処理である。
#310:画角設定スイッチ314が操作されたか否かを確認する。
拡大(テレ)方向に操作された場合には#311へ、
縮小(ワイド)方向に操作された場合には#312へ
操作されていない場合には#312処理の終了へ
#311:ズームレンズ301を焦点距離が最大になる方向にズーム駆動手段311を介して移動し、#312処理の終了へ
#312:ズームレンズ301を焦点距離が最小になる方向にズーム駆動手段311を介して移動し、#312処理の終了へ
最後に「データ量大」の処理としては、
(3)〜(3')として、前記第一の実施例における図2の(3)〜(3')(#207〜#110)の動作を行う。
#312:処理の終了
以上の動作がなされる。
拡大率とズームレンズ301及び電気的拡大回路331の関係について図7にて説明する。
同図にいて、上段Aは「伝送データ量大」、中段Bは「伝送データ量中」、下段Cは「伝送データ量小」と、それぞれの設定時におけるズームレンズ301及び電気的拡大回路331による撮像画の拡大寄与率を示したものである。
401は拡大率を横軸に取り示している。
402、403はそれぞれズームレンズ301による拡大率の最小値402(W)及び最大値403(T)である。
また、Bの中央付近に示すポイント404はズームレンズ301及び電気的拡大回路331の制御切り替えポイントであり、先のフローの説明における所定の焦点位置に相当する。
同図Aにおいては、伝送データ量が大きいため、撮像画データの間引きや圧縮を行わないため、画質の良い状態を保ち伝送が可能であることから、全ての倍率範囲においてズームレンズ301による像倍変化をおこなう。したがって電気的拡大回路331の拡大率は全範囲において1倍に固定される。
同図Cにおいては伝送データ量が小さいため、撮像画データの間引きや圧縮を比較的大きく行うため、データ量は減る反面、劣化した画質の伝送が行われることから、全ての倍率範囲において電気的拡大回路331のみによる像倍変化をおこなう。したがってズームレンズ301は最小焦点距離位置である402に固定される。
同図Bにおいては伝送データ量が上記A及びCの中間値となるため、撮像画データの間引きや圧縮も中間的に行う、このときの画質についても中間的なクオリティを得られるため一部の倍率範囲においてはズームレンズ301による像倍変化を、残りの倍率変化においては電気的拡大手段331による拡大を実施する。
前記図6に示したフローにしたがうと最小焦点距離402より404に示す拡大率まではズームレンズ301による像倍変化を行い、404以上の拡大率については電気的拡大回路331による拡大をおこなう。
したがって、電気的拡大回路331による拡大率は同図Cに示す最大値よりも小さいことが明らかであり、画質の劣化もそれに較べて小さいことがいえる。
以上の処理により伝送データ量の選択により、選択条件によっては電力消費を低減しながらも選択モードに影響しない操作性を得ることが可能である。
(第三の実施例)
図8に他の実施例を説明するフローを示す。
本実施例は第一の実施例において特に拡大率を記憶する記憶回路をマイコン313に備えることにより、記録メディア選択スイッチ332を切り替えた場合においても、拡大率の変化を生じないという特徴がある。
これらマイコン313の動作について同図のフローチャートを用いて説明する。
#501:本動作の始まりであり、たとえば動画信号に含まれる垂直同期周期などの所定のタイミングにて繰り返し開始される。
#502:画角設定スイッチ314が操作されたか否かを確認する。
拡大(テレ)方向に操作された場合には#503へ、
縮小(ワイド)方向に操作された場合には#504へ
操作されていない場合には#505へ
#503:マイコン313内の拡大率カウンタをインクリメントする。
#504:マイコン313内の拡大率カウンタをデクリメントする。
たとえば、最小拡大率(焦点距離が最小)のカウンタ値を0とする。
#505:記録メディア選択スイッチ322がテープレコーダ323への記録を選択しているか、あるいはメモリカード334への記録選択状態であるのかを判断する。
メモリカード記録が選択されていれば#506へ
テープレコーダ記録が選択されていれば#509へ
まず、メモリカード記録モードとして、
#506:ズームレンズ301を焦点距離が最短になる方向にズーム駆動手段311を介して移動する。
#507:フォーカスレンズ303を所定の位置に移動する。所定位置とは例えばフォーカスレンズ303の移動ストロークの略中央、あるいは使用頻度の高い位置、無限遠の位置である。
#508:先の拡大率カウンタに応じ、電気的拡大手段331の拡大率に設定する。
画像の拡大については、先にも述べたように 入力された電気的映像信号のうち拡大出力したい領域(有効領域)をメモリなどに記憶し、その記憶データの時間軸を変換し出力することにより実現可能である。
拡大率を上げる場合には有効領域を小さく設定し、その分をデータ補完により信号を補うことにより実現可能である。
#517:処理の終了
次に、テープレコーダ記録モードとして、
#509:電気的拡大回路331の拡大率を1倍に設定する。
#510:自動焦点調整をすべく焦点信号をマイコンに取り込む。
焦点信号とは、先に述べたように映像信号に含まれる特定の周波数成分の信号レベルなどであり、信号処理回路322にて生成されるものである。
#511:現時点で取り込んだ焦点信号と、前回格納した焦点信号を比較する。
その比較結果に応じ、たとえば上記のような特定周波数成分の信号レベルである場合には、前回より低い(小さい)レベルの場合は合焦状態から遠ざかっているとし、#512へ。
前回と同等のレベル合焦状態を維持しているとして、#513へ、
前回より高い(大きい)レベルの場合は合焦状態に近づいているとして、#514へ
#512:合焦に近づけるためにフォーカスレンズ303をフォーカス駆動アクチュエータを介し、現在駆動している(あるいはしていた)移動方向より反対方向に移動させる。
#513:合焦状態が継続しているとし、フォーカスレンズ303を現在の位置に保持する。
#514:合焦に近づけるためにフォーカスレンズ303をフォーカス駆動アクチュエータを介し、現在駆動している(あるいはしていた)移動方向と同方向に移動と続けさせる。
#515:現在読み込んだ焦点信号を次回の演算のために記憶する。
#516:先の拡大率カウンタに応じ光学的な拡大率を得るべく、ズームレンズ301をズーム駆動アクチュエータを介し移動する。
この際、拡大率カウンタに応じた光学的拡大率と前記電気的拡大手段による拡大率は同等とする。
#517:処理の終了
以上の処理によりカード記録モードとテープ記録モードを切り替えても撮像画の画角は変化することなく、かつテープ記録による動画像撮影は従来通りおこなえ、かつ静止画像のカード記録時には電力消費を低減しながらも動画像と変わらぬ操作性を得ることが可能である。
本発明の第一の実施例における撮像装置の実施例を示すブロック図である。 本発明の第一の実施例を説明する流れ図を示す。 従来技術による撮像装置の実施例を示すブロック図である。 従来技術を説明する流れ図を示す。 本発明の第二の実施例における撮像装置の実施例を示すブロック図である。 本発明の第二の実施例を説明する流れ図を示す。 本発明の第二の実施例における撮像装置の実施例を説明する図である。 本発明の第三の実施例を説明する流れ図を示す。

Claims (9)

  1. 撮像された画像の特定の情報を選択的に信号処理をおこなう、あるいは圧縮する画像信号処理手段と、
    光学的変倍手段を備えた撮像装置において、
    上記画像信号処理手段の特性に応じ、上記光学的変倍手段の駆動を制御する変倍光学系制御手段を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 上記画像処理手段の特性に応じ、上記変倍光学系制御手段は上記光学的変倍手段を焦点距離が最小となる位置に移動することを特徴する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 撮像された画像の特定の情報を選択的に信号処理をおこなう、あるいは圧縮する画像信号処理手段と、
    光学的焦点調節手段を備えた撮像装置において、
    上記画像信号処理手段の特性に応じ、上記光学的焦点調節手段の駆動を制御する変倍光学系制御手段を備えることを特徴とする撮像装置。
  4. 上記画像処理手段の特性に応じ、上記光学的焦点調節制御手段は上記光学的焦点調節手段を所定の位置に移動することを特徴する請求項3に記載の撮像装置。
  5. 請求項4において、
    光学的焦点調節手段を移動させる位置は無限の被写体に合焦可能な位置、あるいは、より多くの被写体に合焦可能な固定位置とすることを特徴とする撮像装置。
  6. さらに、上記画像信号処理手段により画像情報を処理された撮像画を記録する記録手段、あるいは情報伝達手段を備え、上記画像信号処理手段の特性はその記録容量や記録時間、伝送量により変更することを特徴とする請求項1および請求項3に記載の撮像装置。
  7. 請求項1において、さらに撮像画の電気的拡大手段を設けたことを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項7において、拡大率を記憶する記憶手段を備え、上記光学的変倍手段を所定の位置に移動する際には記憶手段に基づき電気的変倍量を設定することを特徴とする撮像装置。
  9. 画像の電気的拡大手段は撮像画素の間引き間隔を変更することにより実施することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
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