JP2007067710A - 画像表示装置および画像表示装置の制御方法 - Google Patents

画像表示装置および画像表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】使い勝手に優れ、適正かつ有効な画像表示を行い得るようにする。
【解決手段】画像を表示する画像表示器26と、画像を外部表示装置に出力する出力部28とを有する画像表示装置において、画像を回転させる画像回転手段と、画像回転手段によって画像表示器26に表示する画像を回転させるか、出力部28から外部表示装置に出力される画像を回転させるかを切替える切替え手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像表示装置および画像表示装置の制御方法に関するものである。
現在のカメラは、露出決定やピント合わせ等の撮影にとって重要な作業は全て自動化され、カメラ操作に未熟な人でも撮影失敗を起こす可能性は非常に少なくなっている。また、デジタルカメラでは撮影した画像を背面液晶等で確認したり、テレビにつないで撮影した画像をテレビで確認したりすることが可能となっている。上記のような露出やピントに関して、撮影した画像を撮影直後に確認できるために、たとえ撮影に失敗したとしても即座に再撮影することができ、より失敗の確率ははるかに低くなった。
特に最近では写真館等でもデジタルカメラを使って撮影することで、その場で構図やピント等を確認することができる。これにより結婚式や七五三の着物姿の写真のように、撮影に失敗して後から再撮影することがほとんど不可能な状況の撮影でも、その場でどのように撮影できたかが分かることは、カメラマンにとって多大な安心材料を与えることとなった。特にこのような状況の中で失敗をよりなくすために、確認作業がやり易く且つ被写体である人にも撮影された写真がどのようなものであるか分かるように大型のテレビに撮影と同時に画像を映し出すシステムも使われるようになってきた。
たとえば、特許文献1に記載のものでは、撮影した画像を再生のとき、撮影時の縦横検知機能を利用して画像をきちんと正位置となるように表示器で再生するようにしたものである。
特開平11−341324号公報
しかしながら、従来のデジタルカメラは、撮影した画像をカメラの表示器で表示する機能とテレビで映し出すためのビデオ出力端子を有しているが、以下のような問題点があった。
1.カメラの背面液晶においてカメラを縦位置で撮影した直後に、カメラを構えた状態で正位置(縦位置)に画像が表示される。このためカメラを縦位置で構えたままであれば、被写体はきちんと正位置で表示されるが、縦位置撮影した直後にテレビにその画像を映し出すと、テレビは常に正位置の状態で設置されているのでカメラを90度回転して立てた状態で撮影すると、撮影した画像は図8のように横になって映し出される。
特許文献1の場合、撮影した後で再生画像をカメラの表示器で再生し、再生するときにカメラの姿勢検知手段の情報を利用して、縦位置で撮影した画像を90度元に戻して再生するように構成したものである。これは撮影した画像を後で確認する時のことであり、撮影直後に確認する場合にはテレビで表示される画像は横になったままである。特に撮影した画像が90度回転して表示されると、撮影画角から被写体がはみ出していないかどうかは即座に判断できるが、顔の表情や衣服の乱れ、目をつぶっているかどうかを即座に判断することは困難である。
2.カメラに姿勢検知機能が内蔵され、自動で画像を回転して正常にテレビに見せようとしても、テレビが通常とは異なり90度回転しておいてあると、正常に見せることは不可能である。
3.カメラにテレビ出力用のジャックを差し込むとカメラでの表示画像が消えてしまう。このためカメラマンと被写体との両方で、撮影された画像を同時に確認することが難しい。
本発明はかかる実情に鑑み、使い勝手に優れ適正かつ有効な画像表示を行い得る画像表示装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、画像を表示する画像表示器と、画像を外部表示装置に出力する出力部とを有する画像表示装置において、画像を回転させる画像回転手段と、前記画像回転手段によって前記画像表示器に表示する画像を回転させるか、前記出力部から前記外部表示装置に出力される画像を回転させるかを切替える切替え手段とを有することを特徴としている。
また、本発明は、画像を回転させる画像回転手段と、画像を表示する画像表示器と、画像を外部表示装置に出力する出力部とを有する画像表示装置の制御方法において、前記画像回転手段によって前記画像表示器に表示する画像を回転させるか、前記出力部から前記外部表示装置に出力される画像を回転させるかを切替える切替えステップと、前記切替えステップによって、前記画像表示器に表示する画像を回転させるように切替えられる場合には、前記画像表示器に回転した画像を表示し、前記出力部から回転させていない画像を出力するように制御して、前記切替えステップによって、前記出力部から前記外部表示装置に出力する画像を回転させるように切替えられる場合には、前記出力部から回転した画像を出力し、前記画像表示器に回転させていない画像を表示するように制御する制御ステップとを有することを特徴としている。
本発明によれば、画像表示器に表示する画像を回転させるか、外部表示装置に出力される画像を回転させるかを切替えることによって、使いやすい画像表示装置を提供することができる。
以下、図面に基づき、本発明によるデジタルカメラ及びその画像表示方法の好適な実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図9は、第1の実施形態を示している。図1において、レンズ11から入射した光線はシャッター12を通り、絞り13により光量制限された後に撮像手段15に結像する。撮像手段15はMOSやCCDなどの半導体撮像素子からなり、駆動手段16で駆動される。レンズ11はピント調整のために、AF駆動モータ14により光軸10上を移動して焦点調節を行う。AF駆動モータ14は焦点駆動手段19により駆動させられ、絞り13は絞り駆動手段17によりその絞り径が定められ、シャッター12はシャッター駆動手段18により開閉させられて、撮像手段15に入射する光線を制御している。そして各々焦点駆動手段19、絞り駆動手段17、シャッター駆動手段18は撮影制御手段21により制御されている。
撮影制御手段21は、後述する信号処理手段22に取り込まれた画像により測光を行うことで、絞り13の径とシャッター12の開き時間を定めており、また焦点駆動手段19との連携でジャストピントの点を求めている。撮像手段15から出力される映像信号は、A/D変換手段20によりデジタル信号に変換されて、信号処理手段22に入力される。
信号処理手段22においては、輝度信号や色信号を形成するなどの信号処理を行ってカラー映像信号が形成される。そして、形成された映像信号は記録手段23に記録される。また映像信号はカメラ液晶用画像生成手段25、テレビ用画像生成手段27で表示用画像が生成され、カメラ液晶用画像は表示手段26でカメラの背面表示器(液晶等)で表示され、テレビ用画像はカメラの出力手段28でビデオ出力端子(不図示)から出力される。この出力端子にビデオケーブルを介してテレビをつなげることで、テレビにカメラで撮影した画像が即座に映る。29は操作手段であり、レリーズや露出等の設定の操作を行う。
図2は本発明の第1の実施の形態を示すデジタルカメラの上面図、図3は図2のデジタルカメラの背面図である。図2及び図3において、101は一眼レフレックスカメラ本体、151はカメラ本体101に対して、不図示の本体マウントを介して交換可能な撮影レンズユニットである。111は撮影操作をするためのレリーズボタンである。103はファインダーであり、レンズを通った光線はミラー、ダハプリズムで反射され、一眼レフカメラのファインダー103に導かれるようになっている。
112は撮影モード選択ボタン、113はシャッタースピード選択ボタン、114は絞り選択ボタン、115,116は数値送り・戻しボタンであり、撮影モード選択ボタン112、シャッタースピードボタン113、絞り選択ボタン114のどれかを押しながら、この数値送り・戻しボタン115,116を押すことで、絞りやシャッタースピードが変更可能となるように構成されている。104は撮影条件等を表示する外部表示機能を備えた液晶表示装置よりなる外部表示装置であり、変更された絞りやシャッタースピード、撮影枚数等の表示がなされる。
105は撮影された画像を表示する表示手段としての液晶モニター(液晶表示器)である。本実施の形態による液晶モニター105は透過型であるため、液晶モニター105の駆動だけでは、画像を視認することはできず、必ずその裏面には不図示のバックライト照明装置が必要である。液晶モニター105と不図示のバックライト照明装置により表示手段を構成している。102は本デジタルカメラのメインスイッチであり、回動させてオン・オフするように構成されている。
117は液晶モニター105に表示された画像131を90度左方向に回転させる回転ボタンである。回転ボタン118は回転ボタン117とは逆に右側に90度回転させるためのボタンである。119はモード選択ボタンであり、これを押して前述の数値送り・戻しボタン115,116を押すことで色々なモードを選択可能としている。モードの内容はサムネール表示、一枚表示、再生表示等である。
106はモニター切り替えスイッチであり、このスイッチで回転ボタン117,118の変更すべき対象をカメラの背面表示器とテレビ出力のどちらの表示を回転するかを切り替える。つまり、このモニター切り替えスイッチ106を表示器側にしておくと、回転ボタン117を押すとカメラで表示されている画像が90度回転する。また、このモニター切り替えスイッチ106をテレビ側にしておくと、回転ボタン117を押した時にカメラの表示は何も変わらずに、テレビに表示されている画像が90度回転する。
121はテレビに接続されるビデオケーブルである。ビデオケーブルをカメラの不図示のコネクタ端子に差し込んである。このビデオケーブル121の逆側をテレビの映像入力に差し込むことで、カメラが出力する画像がテレビに映し出される。
図4はカメラを縦位置(グリップ側を上)にして撮影した時の状態である。液晶モニター105には図の画像132のように、被写体はカメラを縦位置に構えた状態で正位置で表示される。カメラを横向き(正位置)で構えた時には図3の画像131ように、被写体は正位置の状態で表示される。要するにカメラをどう構えて撮影しても、構えた状態でファインダー103を覗いたのと同じ状態で、すなわち被写体は頭が上で足が下の正位置で表示される。
しかし、テレビでの表示はこれとは異なる。図3に相当する状態は、図7の表示画面171の画像175のように通常に表示されるが、図4のように撮影した場合になにも考慮せずにビデオ出力をテレビ173で再生すると、図8の画像177のようになる。これはテレビが常に正位置状態で置かれているからである。ここで画像を回転するために切り替えスイッチ106をテレビに切り替え、左回転ボタン117を押すことで、カメラ101内の画像はテレビ用画像再生手段27の中で画像を90度左回転して、出力手段28でビデオ出力から出力される。それをテレビで映すと、図9の画像176のように正位置で再生される。
ただし、元々カメラを縦位置で撮影しているために、画像のアスペクト比(撮影された部分は白のところ)は縦長になっている。図7では横長のアスペクト比の画面の中に被写体が写ってるので、図7及び図9のような画像の違い(白の部分の大きさ)となる。図7と図9の違いは、撮影画角をテレビですべて映すには、図9ではカメラで撮影した画像の長手方向がテレビの縦方向になるので、被写体画像は図7と比較してかなり小さくなると言うことである。
この撮影と画像回転にかかる部分のフローチャートの説明を以下に行う。図5は、カメラのレリーズのフローチャートである。まず、図5において、カメラ101のメインスイッチ102による操作が行われると、まず、ステップS1001で図示しない電源スイッチがオン(ON)となり、次のステップS1002でレリーズボタン111の第1ストロークスイッチ(SW1)がオン(ON)されたか(レリーズボタン111の第1段階操作が行われたか)否かを判断する。そして、レリーズボタン111の第1ストロークスイッチ(SW1)がオン(ON)されないと判断された場合には、ステップS1003ヘ移行して、撮影制御手段21内の図示しないRAM(ランダムアクセスメモリ)に設定されている制御用のフラグ変数を全てクリアし、初期化した後、ステップS1002へ戻る。
ステップS1002及びステップS1003は、レリーズボタン111の第1ストロークスイッチ(SW1)がオン(ON)となるか、或いは電源スイッチがオフとなるまで繰り返し実行される。
一方、ステップS1002においてレリーズボタン111の第1ストロークスイッチ(SW1)がオン(ON)されたと判断された場合には、ステップS1004へ移行して、露出制御のための“測光”サブルーチンを実行する。ここで撮影制御手段21は、図示しない露出用センサの出力に基づいて、最適なシャッタ制御値及び絞り制御値を演算する。そして、レリーズ動作時には、これら演算値に基づいてシャッタ及び絞りの制御を行う。
次に、ステップS1005で“測距”サブルーチンを実行する。そして、撮影制御手段21は、図示しない焦点検出用センサからの画像信号に基づいてステップS1006でレンズユニット11を駆動し、最適な信号が出力されるように演算した後、レンズユニット11の駆動を停止する。その後、ステップS1002へ戻る。そして、第1ストロークスイッチ(SW1)がオフか、レリーズボタン111の第2ストロークスイッチ(SW2)がオンするまで、ステップS1004〜ステップS1006が繰り返して実行され、動いている被写体に対しても好ましい焦点調節が行われる。
さて、レリーズボタン111が更に押し込まれて、その第2ストロークスイッチ(SW2)がオンすると、割り込み機能によって、いずれのステップにあっても直ちにステップS1007へ移行してレリーズ動作を開始する。次に、ステップS1008でレンズユニット11が駆動中であるか否かを判断する。そして、レンズユニット11が駆動中であると判断された場合はステップS1009へ移行する。そして、レンズユニット11の駆動停止命令を送出し、レンズユニット11の駆動を停止させた後、ステップS1010へ移行する。また、ステップS1008において、レンズユニット11が駆動中でないと判断された場合には、直ちにステップS1010へ移行する。
ステップS1010ではシャッター12を開き所定の秒時で撮像する。この後、ステップS1011で画像を液晶表示器105に表示後、一連の撮影動作を終了する。この後、レリーズボタン111から指を離し、再度レリーズすることで撮影が行われる。
図6では撮影後に画像を回転するフローを説明する。
ステップS2001でスタートし、ステップS2002でカメラ101で撮影を行う。ステップS2003では撮影された画像を、カメラ液晶用画像生成手段25でカメラ液晶用表示画像を生成する。ステップS2004ではテレビ用画像生成手段27でテレビ表示用画像を生成する。ステップS2005では切り替えスイッチ106がどちらのモードとなっているかを判断する。切り替えスイッチ106がカメラ側の場合にはステップS2006に進む。
ステップS2006では回転ボタン117がオンされたかどうかを確認する。オンされた場合にはステップS2007で液晶で表示する画像を左に90度回転し、液晶表示器105に表示する。オンしない場合にはステップS2008に進み回転ボタン118がオンしたかどうかを見る。ここで、オンされた場合にはステップS2009に進む。ステップS2009では表示用の画像を右側に90度回転し、液晶表示器105に表示する。ステップS2008で回転ボタン118がオンしない場合には、液晶表示器に画像をそのまま表示する。
ステップS2005で切り替えスイッチがテレビ用の場合には、ステップS2011に進む。ステップS2011では回転ボタン117がオンしているかどうかを確認する。オンしている場合にはステップS2012で画像を90度左に回転し、ステップS2016に進む。ステップS2016では生成された画像をビデオ出力端子から出力する。ステップS2011でオンしない場合にはステップS2013に進む。ステップS2013では回転ボタン118の状態を判断する。オンの場合にはステップS2014に進む。ステップS2014では画像を右側に90度回転し、その後ステップS2016に進み、画像をビデオ出力端子から出力する。ステップS2013でオフの場合にはステップS2015に進み、画像を何も回転しないでそのままステップS2016でビデオ出力端子から出力する。
上述のように撮影した後にカメラの背面液晶等の表示器で表示するための画像とテレビで表示するための画像を別々に作る。典型的にはこれらの画像を回転変換して、縦横変換画像を作ることでカメラでの表示とテレビでの表示画像の回転変換結果を異ならせることを可能としている。実使用においてカメラマンは極めて使い勝手の良い撮影を行えるようになり、カメラおよびテレビどちらの画像も簡単に見易くなるように変更可能になる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図10〜図14は、第2の実施形態を示す図である。図10は、図1の回路図に姿勢検出手段24を追加したものである。これはカメラ201が撮影の時にグリップを上側にしたり、下側にした時にその状態を検出して画像情報にその傾き情報を入れ込んだ画像情報を作ることで、撮影した画像を液晶表示器やテレビで表示する時にその情報を利用して最適な状態で画像を回転するようにしたものである。検出方法は、例えば金属球を利用してスイッチが入るように構成した技術を利用している。姿勢検出手段24の情報は、画像データが入ってくる信号処理手段で画像データに書き込まれる。このデータを加味して、カメラ液晶用画像生成手段やテレビ用画像生成手段で表示画像のためのデータが作られる。操作手段29aは、第1の実施形態とは多少異なる。操作ボタンの詳細については、図11及び図12の説明で述べる。
図11は本発明の第2の実施形態を示すデジタルカメラの上面図、図12は図11のデジタルカメラの背面図である。図11及び図12において、201は一眼レフレックスカメラ本体、151はカメラ本体201に対して、不図示の本体マウントを介して交換可能な撮影レンズである。211は撮影操作をするためのレリーズボタンである。203はファインダーである。
212,213,214は第1の実施形態のカメラの撮影モード選択ボタン112、シャッタースピード選択ボタン113及び絞り選択ボタン114と同じ構成のボタンである。
205は撮影された画像を表示する表示手段としての液晶モニター(液晶表示器)である。液晶モニター205の構成等は第1の実施形態と同じである。
202は本デジタルカメラのメインスイッチであり、回動させてオン、オフするように構成されている。219はモード選択ボタンであり、これを押して送り戻しボタン215,216を押すことで、いろいろなモードを選択可能としている。モードの内容はサムネール表示、一枚表示、再生表示等である。
121はビデオケーブルであり、カメラの不図示のビデオ出力端子に差し込んである。このケーブルの逆側をテレビの映像入力に差し込むことで、テレビにカメラが出力する画像が映し出される。
図13はカメラを縦位置(グリップ側を上)にして撮影した時の状態である。液晶モニター205には図の画像232のように、被写体はカメラを縦位置に構えた状態で正位置に表示される。この状態はカメラを縦位置で撮影しているために、姿勢検出手段24はカメラが縦位置で撮影した状態と判断している。よって、撮影した画像を正位置に戻して表示すると図14の画像233のようになるが、カメラは縦位置で構えているために、カメラマンは横に90度回転した画像を見ることになる。これは非常に見ずらいので、カメラは縦位置であっても、画像は構えた状態で正位置で表示する方が望ましい。
また、カメラを横向き(正位置)で構えた時には図12の画像231のように、この状態で被写体は正位置の状態で表示される。要するにカメラをどう構えて撮影しても、構えた状態でファインダーを覗いたのと同じ状態で、被写体は頭が上で足が下の正位置で表示される。しかし、テレビでの表示はこれとは異なり、図12に相当する状態は図7のように通常に表示されるが、図13のように撮影した場合に何も考慮せずにビデオ出力をテレビで再生すると図8のようになる。これはテレビが常に正位置状態で置かれているからである。
これに対して、姿勢検知手段24がカメラの向きを検出し、テレビは常に正位置に置かれる物であると判断する。テレビ用画像生成手段27はカメラの傾きとテレビの置き方を判断して、縦位置で撮影された画像をカメラの表示とは異なり90度回転して出力し、図9のように表示することで正常な表示となる。
図15では撮影後に画像を回転するフローを説明する。
ステップS3001でスタートし、ステップS3002ではカメラ201で撮影を行う。ステップS3003では撮影された画像を、カメラ液晶用画像生成手段25でカメラ液晶用表示画像を生成する。ステップS3004ではテレビ用画像生成手段27でテレビ表示用画像を生成する。ステップS3005では姿勢検出手段24がカメラの姿勢でグリップ側が上かどうかを判断する。グリップが上側の場合にはステップS3006に進む。
ステップS3006ではテレビで表示する画像を左に90度回転する。その後、ステップS3009に進み、ビデオ出力端子からテレビ用画像を出力する。
ステップS3005でNOの時にはステップS3007に進む。ステップS3007ではグリップ側が下で撮影されたどうかを姿勢検出手段で判断する。YESの場合にはステップS3008に進む。ステップS3008ではテレビ用の画像を右に90度回転させ、ステップS3009に進み、テレビ用の画像をビデオ出力端子から出力する。
ステップS3007でNOの場合にはステップS3009に進み、撮影画像をそのまま回転しないで出力する。
上述のようにカメラ姿勢検知機能を利用し、これにより撮影と同時に画像にカメラの縦横情報を書き込むことができる。表示画像を作る時にはCPUはこのデータを見れば画像がどのようなスタイルで撮影されたかが判断できるため、表示するハードの状況により画像をどの状態に回転すればよいかが分かる。カメラに内蔵されたカメラ姿勢検知手段によって、テレビに映る画像を自動的に正位置に映すことが可能であり、使い勝手がよくなる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
図16〜図22は、第3の実施形態を示す図である。図16は図1の回路図に姿勢検出手段24を追加したものである。これはカメラ201が撮影の時にグリップを上側にしたり、下側にした時にその状態を検出して画像情報にその傾き情報を入れ込んだ画像情報を作ることで、撮影した画像を液晶表示器やテレビで表示する時にその情報を利用して最適な状態で画像を回転するようにした物である。検出方法は、例えば金属球を利用してスイッチが入るように構成した技術を利用している。姿勢検出手段24の情報は画像データが入ってくる信号処理手段で画像データに書き込まれる。このデータを加味して、カメラ液晶用画像生成手段やテレビ用画像生成手段で表示画像のためのデータが作られる。操作手段29bは第2の実施形態である姿勢検知手段24の情報で回転した画像に対して再度回転するための操作ボタン手段317,318が追加されている。
図17は本発明の第3の実施形態を示すデジタルカメラの上面図、図18は図17のデジタルカメラの背面図である。図17及び図18において、301は一眼レフレックスカメラ本体、151はカメラ本体301に対して、不図示の本体マウントを介して交換可能な撮影レンズである。311は撮影操作をするためのレリーズボタンである。303はファインダーである。
312,313,314は第1の実施形態のカメラの撮影モード選択ボタン112、シャッタースピード選択ボタン113及び絞り選択ボタン114と同じ構成のボタンである。
305は撮影された画像を表示する表示手段としての液晶モニター(液晶表示器)である。液晶モニター305の構成等は第1の実施形態と同じである。
302は本デジタルカメラの全ての動作を禁止するメインスイッチであり、回動させてオン、オフするように構成されている。319はモード選択ボタンでこれを押して前述の送り戻しボタン315,316を押すことで、いろいろなモードを選択可能としている。モードの内容はサムネール表示、一枚表示、再生表示等である。317は画像を左回転するボタン、318は画像を右回転するボタンである。
121はビデオケーブルであり、カメラの不図示のビデオ出力端子に差し込んである。このケーブルの逆側をテレビの映像入力に差し込むことでテレビにカメラが出力する画像が映し出される。
図19はカメラを縦位置(グリップ側を上)にして撮影した時の状態である。液晶モニター305には図の画像332のように、被写体はカメラを縦位置に構えた状態で正位置に表示される。この状態はカメラを縦位置で撮影しているために、姿勢検出手段24はカメラが縦位置で撮影した状態と判断している。よって、撮影した画像を正位置に戻して表示すると図14のようになるが、カメラは縦位置で構えているために、カメラマンは横に90度回転した画像を見ることになる。これは非常に見ずらいのでカメラは縦位置であっても、画像は構えた状態で正位置で表示するほうが望ましい。
これは図13及び図14の説明と同じであり、要するにカメラをどう構えて撮影しても、構えた状態でファインダーをのぞいたのと同じ状態で被写体は頭が上で足が下の正位置で表示される。しかし、テレビでの表示はこれとは異なり、図18に相当する状態は図7のように通常に表示されるが、図19のように撮影した場合に何も考慮せずにビデオ出力をテレビで再生すると図8のようになる。これはテレビが正位置状態で置かれているからである。
これに対して、姿勢検知手段24がカメラの向きを判断しテレビは常に正位置に置かれる物であると判断しテレビ用画像生成手段27はカメラの傾きとテレビの置き方を判断して縦位置で撮影された画像をカメラの表示とは異なり90度回転して出力し図9のように表示することで正常な表示となる。この点については第2の実施形態で説明したが、特に写真館等ではほとんどが縦位置の撮影であり、かつテレビを通常の状態で設置してあると図9のように表示されるために被写体の大きさが小さくなってしまう。
そこで、テレビ自体を図21のように立てて置くことにより撮影した被写体を大きく表示することが可能となる。しかし姿勢検知手段とテレビの常識的な設置方法に対するアルゴリズムのため通常はビデオ出力から出力される画像データは、図7や図9のような表示形態に対応してある。そこで第3の実施形態ではカメラに姿勢検知手段を有しながら、かつ画像の左及び右回転を行うボタン317,318を配している。
図20でこの撮影のフローの説明を行う。
ステップS4001でスタートし、ステップS4002でカメラ301で撮影を行う。ステップS4003では撮影された画像を、カメラ液晶用画像生成手段25でカメラ液晶用表示画像を生成する。ステップS4004ではテレビ用画像生成手段27でテレビ表示用画像を生成する。ステップS4005では姿勢検出手段24がカメラの姿勢でグリップ側が上かどうかを判断する。グリップが上側の場合にはステップS4006に進む。
ステップS4006ではテレビで表示する画像を左に90度回転する。次にステップS4009に進み、ステップS4005でNOの場合にはステップS4007へ進み、グリップ側が下で撮影されたどうかを姿勢検出手段24で判断する。YESの場合にはステップS4008に進む。ステップS4008ではテレビ用の画像を右に90度回転させ、ステップS4009に進む。NOの場合には何もしないでステップS4009に進む。
ステップS4009では回転ボタン317がオンしているかどうかを見る。オンしている場合にはステップS4010に進み、画像を90度回転する。ステップS4006を通ってきた場合には再度90度回転することになる。その後、ステップS4013に進みビデオ出力端子から画像を出力する。
ステップS4009でオフの場合には、ステップS4011に進み、左回転ボタンを判断する。オンの時にはステップS4012に進み、画像を右に90度回転する。その後、ステップS4013に進み、画像を出力する。
ステップS4011でオフの時には何もしないで、ステップS4013で画像をビデオ出力端子から出力する。要するに、カメラのグリップ側で撮影された時には姿勢検知手段24が働いて、ステップS4006で画像を90度左回転させて元に戻すが、これをステップS4012で右回転することにより、図21のようにテレビが立てて置かれている場合には正位置状態で表示されることになる。カメラを正位置撮影、つまりステップS4005、ステップS4007の両方ともオフの状態で撮影された物は、ステップS4009、ステップS4011でテレビの置き方によってどちらかを選択することで、図22のように表示されることになる。
上述のようにカメラでテレビ用に回転変換した画像を出力する場合、写真館等ではほとんどの撮影が縦位置撮影のために、それをテレビで表示しようとすると画像が小さくなってしまう。このためテレビを立てておいてある場合もある。このような場合、テレビ用に回転変換した画像を、テレビの設置条件に従って再度その画像を回転変換するモードを有することで、どのようなテレビの設置条件にも対応可能になり、より使い勝手がよくなる。
なお、本発明においてカメラの背面液晶等での表示とテレビに画像を表示する出力を同時に可能とし、カメラの表示器とテレビの表示確認を同時に見ることを可能とする。カメラの表示はカメラマンが見て確認し、テレビに画像を被写体が自ら確認するといった使い方が可能となる。
本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のカメラの上面図である。 本発明の第1の実施形態のカメラの後面図である。 本発明の第1の実施形態のカメラの後面図である。 本発明の第1の実施形態における作動のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における作動のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるテレビの画像表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるテレビの画像表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるテレビの画像表示例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態のカメラの上面図である。 本発明の第2の実施形態のカメラの後面図である。 本発明の第2の実施形態のカメラの後面図である。 本発明の第2の実施形態のカメラの後面図である。 本発明の第2の実施形態における作動のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態のカメラの上面図である。 本発明の第2の実施形態のカメラの後面図である。 本発明の第3の実施形態のカメラの後面図である。 本発明の第3の実施形態における作動のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるテレビの画像表示例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるテレビの画像表示例を示す図である。
符号の説明
15 撮像手段
22 信号処理手段
24 姿勢検知手段
25 カメラ用画像生成手段
26 表示手段
27 テレビ用画像生成手段
28 出力手段
29 操作手段
101 カメラ本体
104 外部表示装置
105 液晶モニター
106 切り替えスイッチ
117 回転ボタン
118 回転ボタン
119 モード選択ボタン
121 ビデオケーブル

Claims (6)

  1. 画像を表示する画像表示器と、画像を外部表示装置に出力する出力部とを有する画像表示装置において、
    画像を回転させる画像回転手段と、
    前記画像回転手段によって前記画像表示器に表示する画像を回転させるか、前記出力部から前記外部表示装置に出力される画像を回転させるかを切替える切替え手段とを有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 画像を表示する画像表示器と、画像を外部表示装置に出力する出力部とを有する画像表示装置において、
    装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、
    前記姿勢検知手段によって検知した姿勢に応じて、画像を回転させる画像回転手段と、
    前記出力部から前記画像回転手段によって回転させた画像を出力し、前記画像表示器には回転させていない画像を表示するように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像表示装置。
  3. 前記画像回転手段は、前記姿勢検知手段によって検知した姿勢に応じて、回転させた画像をさらに回転させることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記切替え手段によって、前記画像表示器に表示する画像を回転させるように切替えられる場合には、前記画像表示器に回転した画像を表示し、前記出力部から回転させていない画像を出力するように制御して、前記切替え手段によって、前記出力部から前記外部表示装置に出力する画像を回転させるように切替えられる場合には、前記出力部から回転した画像を出力し、前記画像表示器に回転させていない画像を表示するように制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 画像を回転させる画像回転手段と、画像を表示する画像表示器と、画像を外部表示装置に出力する出力部とを有する画像表示装置の制御方法において、
    前記画像回転手段によって前記画像表示器に表示する画像を回転させるか、前記出力部から前記外部表示装置に出力される画像を回転させるかを切替える切替えステップと、
    前記切替えステップによって、前記画像表示器に表示する画像を回転させるように切替えられる場合には、前記画像表示器に回転した画像を表示し、前記出力部から回転させていない画像を出力するように制御して、前記切替えステップによって、前記出力部から前記外部表示装置に出力する画像を回転させるように切替えられる場合には、前記出力部から回転した画像を出力し、前記画像表示器に回転させていない画像を表示するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  6. 画像を回転させる画像回転手段と、装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、画像を表示する画像表示器と、画像を外部表示装置に出力する出力部とを有する画像表示装置において、
    前記姿勢検知手段によって装置の姿勢を検知する姿勢検知ステップと、
    前記姿勢検知ステップによって検知した姿勢に応じて、画像を回転させる画像回転ステップと、
    前記出力部から前記画像回転ステップにて回転させた画像を出力し、前記画像表示器には回転させていない画像を表示するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013219570A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Seiko Epson Corp 撮影装置
US11868580B2 (en) 2012-07-06 2024-01-09 Lg Electronics Inc. Mobile terminal, image display device and user interface provision method using the same

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