JP2007066478A - 記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダビングモードなどの動作モードに応じて、必要な回路にのみ電力を供給し、使用していない回路への電力供給を停止あるいは制限する記録再生装置を提供する。
【解決手段】記録再生装置10は、システムコントロール部20を備え、システムコントロール部20は、記録再生装置10の動作モードを設定し、設定した動作モードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御する。システムコントロール部20は、前記動作モードとして、HDD17に記録されたコンテンツをDVD18にダビングするダビングモード(例えば、レート変換ダビング)を設定した場合、レート変換ダビングモードに係る回路(エンコーダ13、デコーダ14、HDD DVD I/F16、入力切替部26,27)に電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録再生装置、より詳細には、ダビングモードなどの動作モードに応じて各回路への電力供給を制御する機能を備えた記録再生装置に関する。
地上波デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送などのデジタル放送においては、デジタル標準放送(SD放送)、あるいは、高画質・高音質なデジタルハイビジョン放送(HD放送)などの放送方式で番組が提供されている。デジタル放送における動画の符号化/復号化の方式として、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式が一般に用いられている。このMPEG方式によれば、広範囲なアプリケーションに対応できるように、1つのストリームの中に1つのプログラムを格納して構成されたプログラムストリーム(PS)、1つのストリームの中に複数のプログラムを格納して構成されたトランスポートストリーム(TS)が規定されている。
最近では、上記PSあるいはTSを記録するために、ハードディスクドライブ(HDD)とDVDドライブの両方を内蔵した記録再生装置が一般的になっている。このような記録再生装置は、HDD(またはDVD)に記録されているコンテンツを、DVD(またはHDD)にダビングする機能を備えている。
ここで、最近の液晶テレビジョン装置等の電子機器には、地球環境に配慮して、消費電力を抑えるための様々な工夫がなされている。このことは、上述した記録再生装置においても例外ではなく、例えば、特許文献1や特許文献2に示すような、省電力化のための技術が提案されている。特許文献1に記載の発明は、HD系統とDVD系統の動作状況を把握して、一方又は両方の系統の電源供給を停止あるいは省電力化して装置の消費電力を抑えるようにしたものである。例えば、HDからの再生出力をモニタする場合、MPUがHDの再生を検知して電源管理部に対して、現時点で不使用のDVDの信号系統への電源供給を停止させる。また、メディア検出部の検出結果によりDVDが装着されていない場合、DVDの信号系統への電源供給を停止させる。また、録画予約時に所定時刻まで装置を動作させない場合、HDの信号系統への電源供給を停止させる。
また、特許文献2に記載の発明は、複数の受信器が搭載されている記録再生装置などの機器において、受信器の使用、不使用の状態に応じて使用しない受信器への電源供給を停止して省電力化を図るようにしたものである。これは、複数の受信器により選局され受信される信号のうちのいずれの信号を再生するか、しないかを識別し、その識別結果をもとに、再生しない信号を選局し受信する受信器への電力供給を停止するように構成されている。
特開2004−159225号公報 特開平10−108115号公報
従来、記録再生装置には、例えば、HDに記録したコンテンツをDVDへダビングする場合、ビットレートを変換してダビングを行うレート変換ダビングと、ビットレートの変換を行わずにコピーする高速ダビングの2つのダビングモードが選択可能に設定されている。記録再生装置が備えるエンコーダ、デコーダには電力が常時供給されているため、高速ダビング時においてエンコーダ、デコーダを動作させる必要がない場合でも、これらの使用していない回路に対して電力が供給され、無駄に電力を消費してしまっている。
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2に記載されている従来の記録再生装置は、使用されていない記録媒体(HD、DVD)の系統や、チューナ系統の省電力化を目的としており、ダビング時における消費電力の低減化については考慮されていなかった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、ダビングモードなどの動作モードに応じて、必要な回路にのみ電力を供給し、使用していない回路への電力供給を停止あるいは制限する記録再生装置を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、コンテンツの記録再生を行う記録再生装置において、該記録再生装置の動作モードを設定する動作モード設定手段と、該設定された動作モードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御する電力供給制御手段と、を備えていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記動作モード設定手段は、前記動作モードとして、記録媒体に記録されたコンテンツを他の記録媒体にダビングするダビングモードを設定し、前記電力供給制御手段は、前記動作モード設定手段により設定されたダビングモードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記動作モード設定手段は、再符号化せずにダビングを行う第1のダビングモードと、再符号化してダビングを行う第2のダビングモードと、ダビング予約してダビングを行う第3のダビングモードとのいずれかのダビングモードを設定可能としたことを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記記録媒体に記録されたコンテンツを復号する復号手段と、該復号したコンテンツを再符号化する符号化手段と、再符号化された前記記録媒体のコンテンツあるいは再符号化されていない前記記録媒体のコンテンツを前記他の記録媒体にダビングするためのインタフェース手段と、を備え、前記第1のダビングモードが設定されたときに、前記インタフェース手段に係る回路に電力供給し且つ前記復号手段及び前記符号化手段に係る回路への電力供給を停止あるいは制限し、前記記録媒体に記録されたコンテンツを前記他の記録媒体にそのままダビングすることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第3の技術手段において、前記記録媒体に記録されたコンテンツを復号する復号手段と、該復号したコンテンツを再符号化する符号化手段と、再符号化された前記記録媒体のコンテンツあるいは再符号化されていない前記記録媒体のコンテンツを前記他の記録媒体にダビングするためのインタフェース手段と、を備え、前記第2のダビングモードが設定されたときに、前記復号手段と前記符号化手段と前記インタフェース手段に係る回路に電力供給し、前記記録媒体に記録されたコンテンツを再符号化して前記他の記録媒体にダビングすることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第3の技術手段において、前記記録媒体に記録されたコンテンツを復号する復号手段と、該復号したコンテンツを再符号化する符号化手段と、再符号化された前記記録媒体のコンテンツあるいは再符号化されていない前記記録媒体のコンテンツを前記他の記録媒体にダビングするためのインタフェース手段と、ダビング予約されたダビング開始時刻を計時する計時手段と、を備え、前記第3のダビングモードが設定されたときに、前記計時手段に係る回路にのみ電力供給し、前記ダビング開始時刻になったときに、前記第1のダビングモードあるいは前記第2のダビングモードのいずれかのダビングモードに係る回路に電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第2乃至第6のいずれか1の技術手段において、外部の表示装置と接続する手段と、各種情報を表示するための表示手段と、を備え、前記動作モード設定手段は、ダビングモードを設定させるためのダビングモード設定画面を前記表示装置に表示させ、その設定状態を前記表示手段に表示することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1の技術手段において、前記動作モード設定手段は、前記動作モードとして、記録媒体にコンテンツを記録する記録モードを設定し、前記電力供給制御手段は、前記動作モード設定手段により設定された記録モードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1の技術手段において、前記動作モード設定手段は、前記動作モードとして、記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生モードを設定し、前記電力供給制御手段は、前記動作モード設定手段により設定された再生モードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1の技術手段において、前記動作モード設定手段は、前記動作モードとして、記録媒体に記録されたコンテンツを他の記録媒体に移動する移動モードを設定し、前記電力供給制御手段は、前記動作モード設定手段により設定された移動モードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御することを特徴としたものである。
本発明によれば、ダビングモードなどの動作モードに応じて、必要な回路にのみ電力を供給し、使用していない回路への電力供給を停止あるいは制限させることができるため、ダビング時などにおいて省電力化を図り、記録再生装置の消費電力を低減することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る記録再生装置の構成例を示すブロック図で、図中、10は記録再生装置で、該記録再生装置10は、アナログ放送信号を受信するためのアナログ放送受信部11と、デジタル放送信号を受信するためのデジタル放送受信部12と、放送信号をMPEG形式等で符号化するエンコーダ13と、符号化された放送信号を復号するデコーダ14と、放送信号の表示を制御する表示制御部15と、HDD DVD インタフェース(HDD DVD I/F)16と、ハードディスクドライブ(以下、HDDという)17と、DVDドライブ(以下、DVDという)18と、映像信号に重畳させる文字情報を生成するOSD(On Screen Display)生成部19と、各部を制御するためのマイクロコンピュータ(マイコン)からなるシステムコントロール部20と、図示しないリモコンからの信号を受光するためのユーザ操作インタフェース(リモコンI/F)21と、各種予約処理(ダビング予約など)を行う際に開始時刻(及び終了時刻)を計時するタイマ(計時手段)22と、不揮発性メモリ等の記憶部23と、LCD等で構成された本体表示部24と、を備えている。
なお、DVDドライブ18は、DVD以外の外部記録媒体(例えば、CDやメモリカードなど)を読み書きする手段であってもよい。また、アナログ放送受信部11及びデジタル放送受信部12は、複数の異なるチューナを備える構成としてもよく、例えば、地上波チューナ、BSチューナ、CSチューナなどで構成するようにしてもよい。
図1において、アナログ放送の視聴の場合、アンテナから入力された高周波信号(アナログ変調信号)がアナログ放送受信部11で復調され、表示制御部15に入力される。表示制御部15は、OSD生成部19からの入力を合成して表示制御出力信号を生成し、その表示制御出力信号を外部の表示装置の画面に出力する。これにより、ユーザは表示制御出力信号に対応したアナログ放送番組を視聴することができる。
また、デジタル放送の視聴の場合、アンテナから入力された高周波信号(デジタル変調信号)がデジタル放送受信部12で復調され、さらに、デコーダ14において、映像信号、音声信号に復号された後、表示制御部15に入力される。表示制御部15は、OSD生成部19からの入力を合成して表示制御出力信号を生成し、その表示制御出力信号を外部の表示装置の画面に出力する。これにより、ユーザは表示制御出力信号に対応したデジタル放送番組を視聴することができる。なお、本実施形態では、アナログ放送受信部11とデジタル放送受信部12の両方を備える構成としているが、いずれか一方の受信部を備える構成としてもよい。
アナログ放送番組を記録する場合、アンテナから入力された高周波信号(アナログ変調信号)がアナログ放送受信部11で復調され、さらに、エンコーダ13において符号化される。符号化されたデータは、HDD DVD I/F16において記録に適した形式(ストリーム)に変換されてHDD17又はDVD18にコンテンツ(映像データ及び音声データ含む)として記録される。
また、デジタル放送番組を記録する場合、アンテナから入力された高周波信号(デジタル変調信号)がデジタル放送受信部12で復調され、HDD DVD I/F16を経由して、HDD17又はDVD18にコンテンツ(映像データ及び音声データ含む)として記録される。
再生動作を行う場合、HDD17又はDVD18に記録されたコンテンツは、HDD DVD I/F16を経由して、デコーダ14に入力され、デコーダ14において出力可能な形式に復号されて表示制御部15から出力される。
高速ダビングを行う場合、HDD17又はDVD18に記録されたコンテンツは、他のDVD又はHDDにコピー(又はムーブ)される。この高速ダビングモードでは、データのフォーマットを変換せずに単にコピー(又はムーブ)を行う。従って、転送レートを上げてダビングすることができるために高速である。しかし、コンテンツによっては高速ダビングができるものと、できないものが存在するため、その可否を判定する必要がある。この処理はシステムコントロール部20が行う。例えば、DVD18は、放送番組を録画する際に、DVDに直接書き込めるフォーマット(PS)で記録した場合、システムコントロール部20は高速ダビングが行えると判断する。これに対して、デジタル放送番組のフォーマット(TS)をそのままHDD17に記録した場合、システムコントロール部20は高速ダビングが行えないと判断する。
フォーマット変換を伴うダビングの場合(その1)、HDD17又はDVD18に記録されたコンテンツを、HDD DVD I/F16でフォーマット変換した後に、他のHDD又はDVDにコピー(又は移動)を行う。このダビングモードは、特にDVDへのダビングに適したフォーマットに変換する。例えば、デジタル放送番組のフォーマット(TS)をそのままHDD17に記録した場合、TSからPSへのフォーマット変換を行い、DVDへのダビングを行う。この場合、コンテンツをエンコーダ13で再符号化する必要がなく、フォーマット変換のみでDVDへのダビングに適したフォーマット(PS)が得られるため、比較的高速なダビング処理が行える。
フォーマット変換を伴うダビングの場合(その2)、HDD17又はDVD18に記録されたコンテンツを、HDD DVD I/F16、デコーダ14に入力し、HDD DVD I/F16、デコーダ14を経由して、一旦復号されたコンテンツをエンコーダ13に入力し、再符号化を行い、さらに、HDD DVD I/F16を経由して、他のHDD又はDVDに記録する。例えば、DVD18を用いて、放送番組を録画する際のフォーマット(PS)であっても、録画モード(ビットレートや解像度など)を変更してダビングしたい場合、上記のように再符号化を伴うダビングを行う。
また、本実施形態の記録再生装置10は、HDD17又はDVD18に記録されたコンテンツをダビング予約して他の記録媒体(HDD又はDVDなど)にダビングするダビング予約機能を備えるようにしてもよい。
以下、記録再生装置10が備えるダビング予約機能の概要について説明する。HDD17又はDVD18に記録されたコンテンツからダビング対象のコンテンツを選択させるための選択画面を表示させ、その選択画面から選択されたコンテンツに対してダビング予約を行うための予約画面を表示させる。これらの選択画面や予約画面は、OSD生成部19、システムコントロール部20により生成され、表示制御部15に入力される。表示制御部15は、OSD生成部19からの選択画面や予約画面を表示制御する。また、選択画面や予約画面に対する指示入力は、図示しないリモコンなどの入力装置及びユーザ操作I/F21を用いて行うことができる。ユーザはリモコンなどの入力装置を操作して。その操作情報をユーザ操作I/F21を介して入力する。
システムコントロール部20は、上記予約画面からユーザによりダビング開始時刻が指定されると、指定されたダビング開始時刻でダビング予約を行う。このダビング開始時刻は、ユーザが入力指定するものであるが、例えば、○時×分のように直接開始時刻を指定させる。計時手段22は、ユーザから入力指定されたダビング開始時刻を計時する。さらに、システムコントロール部20は、ダビング開始時刻になったときに、上記選択画面で選択されたコンテンツを指定された記録媒体にダビングするように指示する。
本発明の記録再生装置10は、記録再生装置10の動作モード、例えば、ダビングモード、ムーブ(移動)モード、記録モード、再生モードなどを設定する動作モード設定手段と、設定された動作モードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御する電力供給制御手段と、を備えている。動作モード設定手段は、システムコントロール部20、OSD生成部19、及び表示制御部15により実現される。また、電力供給制御手段は、システムコントロール部20により実現され、動作モードに応じて、記録再生装置10を構成する各部の回路への電力供給を制御する。
以下、記録再生装置10の動作モードとして、ダビングモードが設定された場合を例に説明する。この場合、動作モード設定手段は、再符号化せずにダビングを行う高速ダビングモード、再符号化してダビングを行うレート変換ダビングモード、ダビング予約してダビングを行うダビング予約モードのいずれかのダビングモードを設定可能とする。この際、システムコントロール部20からの制御に従って、OSD生成部19は、上記ダビングモードを設定するための設定画面情報を生成し、表示制御部15は、設定画面情報を外部表示装置に表示させるように制御する。なお、コンテンツをムーブするムーブモードが設定された場合も、ダビングモードと同様に動作するが、ムーブ元の記録媒体からコンテンツが消去される点がダビングモードと異なる。
図2は、図1に示した記録再生装置10の主要部における電力供給の状態の一例を示すブロック図で、記録再生装置10は、エンコーダ13、デコーダ14、HDD DVD I/F16、HDD17、DVD18、システムコントロール部20、さらに、入力された放送信号のうち映像信号を3次元YC分離処理する3次元YC分離部25と、入力を切り替えるための入力切替部26,27と、入力された放送信号のうち音声信号をアナログ/デジタル変換するADC28と、デコーダ14で復号された音声信号をデジタル/アナログ変換するDAC29と、を備えている。本実施形態は、レート変換ダビングモードが設定されたときの電力供給の状態を示す。システムコントロール部20は、図中ハッチングで示すエンコーダ13、デコーダ14、HDD DVD I/F16、入力切替部26、入力切替部27に電力が供給されるように制御し、その他の回路、すなわち、3次元YC分離部25、ADC28、DAC29への電力供給を停止あるいは制限するように制御する。
図2において、レート変換ダビングモードが設定されると、システムコントロール部20から入力切替部26,27へダビング選択信号が入力され、入力切替部26を“L“側へ、入力切替部27を”H“側へ切り替える。HDD17又はDVD18に記録されたコンテンツは、HDD DVD I/F16を介してデコーダ14に入力され、デコーダ14で映像信号,音声信号それぞれに一旦復号される。復号された映像信号は、入力切替部26に入力され、一方、復号された音声信号は、入力切替部27に入力される。入力切替部26からの映像信号及び入力切替部27からの音声信号はエンコーダ13に入力され、エンコーダ13で再符号化される。そして、再符号化された映像信号及び音声信号は、HDD DVD I/F16を介して他の記録媒体にダビングされる。
図3は、図1に示した記録再生装置10の主要部における電力供給の状態の他の例を示すブロック図である。本実施形態は、高速ダビングモードが設定されたときの電力供給の状態を示す。システムコントロール部20は、図中ハッチングで示すHDD DVD I/F16に電力が供給されるように制御し、その他の回路、すなわち、エンコーダ13、デコーダ14、入力切替部26,27、3次元YC分離部25、ADC28、DAC29への電力供給を停止あるいは制限するように制御する。
高速ダビングモードの場合、HDD DVD I/F16が、例えば、HDD17からDVD18へコンテンツをコピーする処理を行うだけでよく、他の回路は使用されていない状態となる。そこで、上述したエンコーダ13、デコーダ14、入力切替部26,27、3次元YC分離部25、ADC28、DAC29への電力供給を停止あるいは制限するように制御することで省電力化を図り、記録再生装置10の消費電力を低減することができる。
また、ダビング予約モードが設定された場合、システムコントロール部20は、図1に示した計時手段22にのみ電力が供給されるように制御する。そして、ダビング開始時刻になったときに、上述したレート変換ダビングモードあるいは高速ダビングモードのいずれかのダビングモードに係る回路に電力が供給されるように制御し、当該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御する。
図4は、図1に示した記録再生装置10の主要部における電力供給の状態の他の例を示すブロック図である。本実施形態は、タイマ録画モードにおける電力供給の状態を示す。システムコントロール部20は、図中ハッチングで示す3次元YC分離部25、入力切替部26,27、エンコーダ13、HDD DVD I/F16、ADC28に電力が供給されるように制御し、その他の回路、すなわち、再生側のデコーダ14、DAC29への電力供給を停止あるいは制限するように制御する。
タイマ録画などの録画モードの場合、録画側の回路のみが動作すればよく、再生側の回路は使用されていない状態となる。また、逆に、再生モードの場合、再生側の回路のみが動作すればよく、録画側の回路は使用されていない状態となる。そこで、本実施形態の記録再生装置10は、いずれかのモード(録画モード、再生モード)に応じて、各回路への電力供給を制御するようにしてもよい。なお、録画モード、再生モードの設定は、例えば、図示しないリモコンに設けられている録画ボタン、再生ボタンが押下されたことをトリガとして設定するようにしてもよい。
例えば、録画モードの場合、システムコントロール部20から入力切替部26,27へ選択信号が入力されると、入力切替部26を“H“側へ、入力切替部27を”L“側へ切り替える。入力された放送信号がアナログ放送信号の場合、映像信号は3次元YC分離部25に入力され、3次元YC分離処理部25で3次元YC分離処理が施される。その後、映像信号は入力切替部26を介してエンコーダ13に入力される。一方、音声信号はADC28に入力され、ADC28でアナログ/デジタル変換処理が施される。その後、音声信号は入力切替部27を介してエンコーダ13に入力される。そして、映像信号と音声信号は、エンコーダ13で符号化された後、HDD DVD I/F16を介してHDD17又はDVD18に記録される。
また、入力された放送信号がデジタル放送信号の場合、映像信号は3次元YC分離部25に入力され、3次元YC分離処理部25で3次元YC分離処理が施される。その後、映像信号は入力切替部26を介してHDD DVD I/F16に入力される。一方、音声信号は入力切替部27を介してHDD DVD I/F16に入力される。そして、映像信号と音声信号は、HDD DVD I/F16を介してHDD17又はDVD18に記録される。
デコーダ14とDAC29は、録画モードでは必要ないため、システムコントロール部20が、これらの回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御することで、録画モードにおいて省電力化を図ることができる。
また、再生時には、HDD17又はDVD18に記録されたコンテンツは、デコーダ14で復号して出力されるため、録画処理に係る回路は使用されていない状態となる。従って、再生モードの場合、システムコントロール部20は、再生側のデコーダ14、HDD DVD I/F16、DAC29に電力が供給されるように制御し、その他の回路、すなわち、3次元YC分離部25、入力切替部26,27、エンコーダ13、ADC28への電力供給を停止あるいは制限するように制御する。
図5は、記録再生装置10の本体表示部24の一例を示す外観図である。記録再生装置10は、各種情報を表示するための本体表示部24を備え、図示しない外部の表示装置と接続されている。表示制御部15及びOSD生成部19は、システムコントロール部20からの制御に基づいて、ダビングモード(すなわち、高速ダビングモード、レート変換ダビングモード、ダビング予約モードなど)を設定させるためのダビングモード設定画面を外部の表示装置に表示させ、その設定状態を本体表示部24に表示する。本体表示部24には、ダビング予約時やダビング動作時において、設定されているダビングモードが表示される。記録再生装置10は、設定されたダビングモードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御する。
以上に説明したように、本発明によれば、ダビングモードなどの動作モードに応じて、必要な回路にのみ電力を供給し、使用していない回路への電力供給を停止あるいは制限させることができるため、ダビング時などにおいて省電力化を図り、記録再生装置の消費電力を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る記録再生装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示した記録再生装置の主要部における電力供給の状態の一例を示すブロック図である。 図1に示した記録再生装置の主要部における電力供給の状態の他の例を示すブロック図である。 図1に示した記録再生装置の主要部における電力供給の状態の他の例を示すブロック図である。 記録再生装置の本体表示部の一例を示す外観図である。
符号の説明
10…記録再生装置、11…アナログ放送受信部、12…デジタル放送受信部、13…エンコーダ、14…デコーダ、15…表示制御部、16…HDD DVD I/F、17…HDD、18…DVDドライブ(DVD)、19…OSD生成部、20…システムコントロール部、21…ユーザ操作インタフェース(リモコンI/F)、22…タイマ(計時手段)、23…記憶部、24…本体表示部、25…3次元YC分離部、26,27…入力切替部、28…ADC、29…DAC。

Claims (10)

  1. コンテンツの記録再生を行う記録再生装置において、該記録再生装置の動作モードを設定する動作モード設定手段と、該設定された動作モードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御する電力供給制御手段と、を備えていることを特徴とする記録再生装置。
  2. 請求項1に記載の記録再生装置において、前記動作モード設定手段は、前記動作モードとして、記録媒体に記録されたコンテンツを他の記録媒体にダビングするダビングモードを設定し、前記電力供給制御手段は、前記動作モード設定手段により設定されたダビングモードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御することを特徴とする記録再生装置。
  3. 請求項2に記載の記録再生装置において、前記動作モード設定手段は、再符号化せずにダビングを行う第1のダビングモードと、再符号化してダビングを行う第2のダビングモードと、ダビング予約してダビングを行う第3のダビングモードとのいずれかのダビングモードを設定可能としたことを特徴とする記録再生装置。
  4. 請求項3に記載の記録再生装置において、前記記録媒体に記録されたコンテンツを復号する復号手段と、該復号したコンテンツを再符号化する符号化手段と、再符号化された前記記録媒体のコンテンツあるいは再符号化されていない前記記録媒体のコンテンツを前記他の記録媒体にダビングするためのインタフェース手段と、を備え、前記第1のダビングモードが設定されたときに、前記インタフェース手段に係る回路に電力供給し且つ前記復号手段及び前記符号化手段に係る回路への電力供給を停止あるいは制限し、前記記録媒体に記録されたコンテンツを前記他の記録媒体にそのままダビングすることを特徴とする記録再生装置。
  5. 請求項3に記載の記録再生装置において、前記記録媒体に記録されたコンテンツを復号する復号手段と、該復号したコンテンツを再符号化する符号化手段と、再符号化された前記記録媒体のコンテンツあるいは再符号化されていない前記記録媒体のコンテンツを前記他の記録媒体にダビングするためのインタフェース手段と、を備え、前記第2のダビングモードが設定されたときに、前記復号手段と前記符号化手段と前記インタフェース手段に係る回路に電力供給し、前記記録媒体に記録されたコンテンツを再符号化して前記他の記録媒体にダビングすることを特徴とする記録再生装置。
  6. 請求項3に記載の記録再生装置において、前記記録媒体に記録されたコンテンツを復号する復号手段と、該復号したコンテンツを再符号化する符号化手段と、再符号化された前記記録媒体のコンテンツあるいは再符号化されていない前記記録媒体のコンテンツを前記他の記録媒体にダビングするためのインタフェース手段と、ダビング予約されたダビング開始時刻を計時する計時手段と、を備え、前記第3のダビングモードが設定されたときに、前記計時手段に係る回路にのみ電力供給し、前記ダビング開始時刻になったときに、前記第1のダビングモードあるいは前記第2のダビングモードのいずれかのダビングモードに係る回路に電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限することを特徴とする記録再生装置
  7. 請求項2乃至6のいずれか1に記載の記録再生装置において、外部の表示装置と接続する手段と、各種情報を表示するための表示手段と、を備え、前記動作モード設定手段は、ダビングモードを設定させるためのダビングモード設定画面を前記表示装置に表示させ、その設定状態を前記表示手段に表示することを特徴とする記録再生装置。
  8. 請求項1に記載の記録再生装置において、前記動作モード設定手段は、前記動作モードとして、記録媒体にコンテンツを記録する記録モードを設定し、前記電力供給制御手段は、前記動作モード設定手段により設定された記録モードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御することを特徴とする記録再生装置。
  9. 請求項1に記載の記録再生装置において、前記動作モード設定手段は、前記動作モードとして、記録媒体に記録されたコンテンツを再生する再生モードを設定し、前記電力供給制御手段は、前記動作モード設定手段により設定された再生モードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御することを特徴とする記録再生装置。
  10. 請求項1に記載の記録再生装置において、前記動作モード設定手段は、前記動作モードとして、記録媒体に記録されたコンテンツを他の記録媒体に移動する移動モードを設定し、前記電力供給制御手段は、前記動作モード設定手段により設定された移動モードに係る回路にのみ電力供給し且つ該回路以外の他の回路への電力供給を停止あるいは制限するように制御することを特徴とする記録再生装置。
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