JP2007061860A - レーザはんだ付け方法及びレーザはんだ付け装置 - Google Patents

レーザはんだ付け方法及びレーザはんだ付け装置 Download PDF

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Abstract

【課題】耐熱性の低い部品に照射するレーザ光を遮光するレーザはんだ付け方法及びレーザはんだ付け装置を提供する。
【解決手段】 シンクロ接片35は、合成樹脂製の補助部材37と金属片35a、35bが一体に形成される。金属片35aに形成される金属端子38aをストロボ基板34に形成される穴38cに挿入する。ストロボ基板34上の穴38cの近傍には、金属製のランド39aが形成される。レーザ光43の照射角度を、金属端子38aが補助部材37に照射するレーザ光43を遮る照射角度θ1に設定する。この照射角度θ1で照射するレーザ光43は金属端子38a及びランド39aのみを加熱する。マスク手段である金属端子38aと照射角度θ1の調節によって、金属端子38a及びランド39aの近傍にある耐熱性の低い部品の加熱を回避することができる。マスク手段が金属端子38aであるため、レーザ光43の熱エネルギを有効に利用できる。
【選択図】 図7

Description

レーザ光を使用したはんだ付け方法及びはんだ付け装置に関する。
予め未露光の写真フイルムが装填され、購入したその場ですぐに写真撮影が可能な1回使用型のレンズ付きフイルムユニット(以下、フイルムユニットという)が広く普及している。フイルムユニットには、一般にストロボ装置が内蔵され、夜間や屋内でも撮影が行える。このストロボ装置は、ストロボ基板、このストロボ基板上に設けられる電子回路及び電子部品から構成される。これら電子部品は、はんだ付けによってストロボ基板上の電子回路の各ランドと電気的に接合されている。
弾性を有する一対の金属片、及びこの金属片を保持するためのプラスチック製の補助部材から構成されるシンクロ接片は、シンクロ接片の金属端子とストロボ基板上のランドにはんだ付け処理を施すことにより、ストロボ基板上に実装され、ストロボ基板上の電子回路と電気的に接合される。
このストロボ基板に実装され、特殊な形状をしているシンクロ接片や自動実装工程の温度に耐えられない耐熱温度の低い電子部品等は、自動実装工程では実装できないため、局部はんだ付け工法による後工程で実装される。局部はんだ付け工法の一つとして、レーザ光を用いるレーザ加熱工法があり、レーザ光の照射のみで加熱する場合と、ホットエア等を併用して加熱する場合とがある。使用されるレーザとしては大きなエネルギ密度が得られて制御しやすいYAGレーザや半導体レーザが用いられる。また、はんだ付けの雰囲気を不活性ガス雰囲気や還元性ガスを含んだ不活性ガス雰囲気にすることによってフラックスを不要とするレーザ加熱工法があり、特許文献1及び2に詳しく開示されている。
しかしながら、レーザ光によるはんだ付け方法をこのシンクロ接片に適用する際、ストロボ基板上のランド、金属端子と共に補助部材も加熱される。プラスチックから形成される補助部材に加熱を続けると、補助部材の軟化による変形或いは発火の原因となるだけでなく、はんだ付け面のはんだぬれ性を低下させる皮膜を形成するガスや、人体に有毒なガスが発生する場合がある。こうしたことから、はんだ付け対象物以外の補助部材が加熱されることは、はんだ付けの作業面、安全面または、最終形態である製品の品質面から好ましくない。
特許文献3では、レーザ光を吸収しにくい白色の補助部材を使用することにより、レーザ光による補助部材の加熱を防ぐことが可能であると報じている。
特開昭62−144871号公報 特開平6−77638号公報 特開平5−282777号公報
シンクロ接片を構成する補助部材は、製造上及び製品の性能上の要求から耐熱性を有するプラスチックでなければならない。しかしながら、この耐熱性を有するプラスチックは、黒色或いは褐色であることが多く、特許文献3で開示する方法が常に適用できるとは限らない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、金属などに比べて耐熱性の低い補助部材の加熱の回避を容易にするレーザはんだ付け方法を提供することを目的とする。
本発明のレーザはんだ付け方法は、はんだ付け面を有する第1及び第2対象物にレーザ光を照射し、加熱された前記第1及び第2対象物上ではんだを溶融させ、前記第1及び第2対象物上にぬれ広がった前記はんだにより前記第1及び第2対象物を電気的に接続するレーザはんだ付け方法において、マスク手段を用いて、前記第2対象物近傍に設けられる耐熱性の低い補助部材に照射する前記レーザ光を遮ることを特徴とする。
前記第1または第2対象物のうち少なくとも1つの一部分が前記マスク手段であることが好ましく、前記第1または第2対象物のうち少なくとも1つの一部分がマスク手段となるように、前記レーザ光の照射角度が調整されていることが好ましい。
前記第1または第2対象物のうち少なくとも1つに前記マスク手段が一体形成されることが好ましい。また、前記補助部材へ照射する前記レーザ光を遮る遮光位置に前記マスク手段を挿脱することが好ましい。
前記レーザ光の加熱により、前記第1或いは第2対象物の前記はんだ付け面に前記はんだのぬれ性を低下させる皮膜を生成する前記補助部材であって、この補助部材が、前記加熱により前記第1或いは第2対象物の前記はんだ付け面に前記皮膜を生成させる皮膜生成領域を有し、前記マスク部が、前記皮膜生成領域に照射する前記レーザ光を遮ることが好ましい。また、前記補助部材がプラスチックから形成されることが好ましい。
前記第2対象物及び前記補助部材からなるシンクロ接片が、前記第1対象物を有するプリント基板に実装されることが好ましく、前記プリント基板が、レンズ付きフイルムユニットのストロボ基板であることが好ましい。
また、本発明のレーザはんだ付け装置は、はんだ付け面を有する第1及び第2対象物にレーザ光の照射を行うレーザ出力手段と、前記第1及び第2対象物にはんだを送り出すはんだ送り手段とを備えたレーザはんだ付け装置において、耐熱性の低い補助部材に照射する前記レーザ光を遮るマスク手段と、前記マスク手段を移動自在にする制御手段とを備え、前記制御手段によって、前記マスク手段が、第2対象物の近傍に設けられる耐熱性の低い補助部材に照射する前記レーザ光を遮ることを特徴とする。
本発明のレーザはんだ付け方法によれば、マスク手段を用いて、前記第2対象物近傍に設けられる耐熱性の低い補助部材に照射する前記レーザ光を遮るため、加熱に起因する補助部材の変形、人体に好ましくないガスの発生及び発火を防ぐことができる。
前記第1または第2対象物のうち少なくとも1つの一部分が前記マスク手段である、或いは、前記第1または第2対象物のうち少なくとも1つと前記マスク手段とが一体形成されるため、遮光部材を追加せずに、容易に補助部材を遮光することができる。
前記第1または第2対象物のうち少なくとも1つの一部分がマスク手段となるように、前記レーザ光の照射角度が調整されているため、マスク手段の位置及び形状に応じ、補助部材の遮光を可能にする照射角度を選択することができる。すなわち、このレーザはんだ付け方法は、容易に補助部材に照射するレーザ光を遮光することができる。
前記補助部材へ照射する前記レーザ光を遮る遮光位置に前記マスク手段を挿脱するため、遮光する補助部材の実装位置及び形状に応じて成形されたマスク手段を用いて、容易に補助部材を遮光することができる。
前記レーザ光の加熱により、前記第1或いは第2対象物の前記はんだ付け面に前記はんだのぬれ性を低下させる皮膜を生成する前記補助部材であって、この補助部材が、前記加熱により前記第1或いは第2対象物の前記はんだ付け面に前記皮膜を生成させる皮膜生成領域を有し、前記マスク部が、前記皮膜生成領域に照射する前記レーザ光を遮るため、第1或いは第2対象物の前記はんだ付け面のぬれ性を維持しながらレーザはんだ付けを行うことができる。
前記第2対象物及び前記補助部材からなるシンクロ接片が、前記第1対象物を有するプリント基板に実装され、前記プリント基板が、レンズ付きフイルムユニットのストロボ基板であるため、補助部材への遮光を行いながら、シンクロ接片のレーザはんだ付けを行うことができる。
また、本発明のレーザはんだ付け装置によれば、レーザはんだ付け装置本体が、耐熱性の低い補助部材に照射する前記レーザ光を遮るマスク手段と、前記マスク手段を移動自在にする制御手段とを備え、前記制御手段によって、前記マスク手段が、第2対象物の近傍に設けられる耐熱性の低い補助部材に照射する前記レーザ光を遮るため、加熱に起因する補助部材の変形、人体に好ましくないガスの発生及び発火を防ぐことができる。
次に、本発明のレーザはんだ付け装置について説明する。図1において、レンズ付きフイルムユニット2は、プラスチック製のカメラボディ3の上面に、レリーズボタン4や撮影枚数を表示するカウンタ窓5が設けられている。カメラボディ3には、外装ラベル6が巻き付けられ、その前面には撮影レンズ7が露呈されている。ストロボ測光窓8の背面にはストロボ反射光を検出する測光素子が設けられている。撮影レンズ7の上方にはファインダ窓9が形成され、ファインダレンズが露呈されている。また、滑り止め用の突起が形成されたグリップ部10、ストロボ光を発するストロボ発光部11が設けられている。
ストロボ充電ツマミ12は、上下にスライド移動が可能で、これを上方にスライド操作したときにストロボ充電が開始される。ストロボ充電が完了すると、内部で発光ダイオードが点灯し、これを充電完了表示窓13から確認することができる。ストロボ充電が完了していれば、レリーズボタン4を押してシャッタを作動させると、これと同時にストロボ発光部11が発光してストロボ撮影が行われる。
図2に示すように、レンズ付きフイルムユニット2は、前カバー14と後カバー15により、撮影機構が設けられた本体基部20を前後から覆った形態となっている。本体基部20には、その中央に撮影レンズ7が保持されている。また、本体基部20には、詳しく図示しないが、撮影レンズ7の背面に設けられたシャッタ羽根を蹴飛ばして露光をおこなうシャッタ装置と、巻上げノブ22の回動操作に伴ってシャッタ羽根を蹴飛ばすための蹴飛ばし力を発生させるシャッタチャージ機構、シャッタ作動後にフイルム1コマ分の巻上げがなされると同時に、巻上げノブ22をロックするフイルム巻止め機構が設けられている。
本体基部20は、プラスチックの成形品で構成され、フイルムカートリッジ23が収められるカートリッジ室24と、フイルムカートリッジ23から予め引き出された写真フイルムをロール状にしたフイルムロール25が収められるフイルム室26が一体に成形されている。巻上げノブ22は、その軸上で、フイルムカートリッジ23に設けられた巻上げスプール27に係合する。
巻上げノブ22は、後カバー15よりその一部が露呈され、撮影を行うたびに回動操作されると、露光されたフイルムコマをフイルムカートリッジ23に向かって移動させる。また、この回動操作に伴ってシャッタチャージがなされ、次の撮影準備が行われる。
本体基部20の上部には、天板ユニット28が取り付けられる。天板ユニット28は、レリーズボタン4が形成された不透明な樹脂製の天板と、カウンタ窓5が形成された無色透明な樹脂製の天板が組み合わされて構成されている。
ストロボ装置30は、各種のストロボ用回路部品が基板上に実装されてユニット化されており、本体基部20に設けられた取り付け突起を介して、前カバー14と本体基部20の間に組み込まれる。
図3及び図4に示すように、ストロボ装置30には、ストロボ発光部11や電池32を保持する一対の電池接片33a,33bを固着させたストロボ基板34上に、シャッタ羽根の開放に伴ってオンするシンクロ接片35や、ストロボ充電ツマミ12の操作によってオンするストロボ充電接片36、高圧充電されるメインコンデンサなど、各種のストロボ用回路部品が実装される。特殊な形状をしている電池接片33a、33b、シンクロ接片35及びストロボ充電接片36や、組み立ての順番の制約から自動実装工程では実装できないメインコンデンサなどは、自動実装工程の後工程にてストロボ基板34上に実装される。
シンクロ接片35は、一対の金属片35a、35b及び金属片35a、35bを支持するプラスチック製の補助部材37を備えている。レリーズボタン4が押圧されると、これらの金属片35a、35bはシャッタ羽根に蹴られて圧力が加わった際に弾性変形し、この金属片35a、35bの接触端35cが互いに接触してオンし撮影開始信号を出力する。接触端35cと反対側にある金属片35a、35bの保持端35dと一体に成形される補助部材37は、これら金属片35a、35bの間隔を一定に保ち、保持端35d同士の電気的絶縁を維持する。
図7のように、ストロボ基板34は、基板34a上に、所定の形状を有し、銅やアルミなどを主成分とした金属から生成されるパターン層、及びプラスチック製のレジスト層34bが順に積層されるように形成される。また、パターン層と金属端子38aを電気的に接続するためのランド39aは、穴38cの近傍の基板表面34cに露出するように形成される。また、金属端子38aのはんだ付け面38d及びランド39aには、必要に応じて、はんだのぬれ性を向上するためのはんだコーティングが施される。金属片35a、35bの保持端35d側に設けられる金属端子38a、38bを穴38c、38dに挿入し、シンクロ接片35をストロボ基板34上の所定の位置に実装する。
これら所定のパターンと導通するランド39aと金属端子38aとが、後述するレーザはんだ付け装置によるはんだ付け処理を施される。こうして、ストロボ基板34に形成された所定のパターンと金属端子38aとが電気的に接合される。なお、金属端子38aと同様に、金属端子38bも、後述するレーザはんだ付け装置によって、ランド39bと電気的に接合される。
図5に示すレーザはんだ付け装置40は、ストロボ基板34を搬送方向へ搬送する搬送部41、ストロボ基板34上の照射領域42にレーザ光43を照射するレーザ照射部44、及びはんだ45を照射領域42に送り出すはんだ送り部46から構成される。照射領域42は、レーザ光43がはんだ付け対象物47に照射されるように設定される。はんだ付け対象物47は、シンクロ接片35の金属端子38a及び、ランド39aから構成される。このはんだ送り部46によって照射領域42に送り出されたはんだ45は、レーザ43に照射されること及び、レーザ照射部44によって加熱されたはんだ付け対象物47と接触することにより、溶融する。溶融した溶融はんだは、はんだ付け対象物47上をぬれ広がる。レーザ照射部44の照射停止後、この溶融はんだは冷却され、はんだ付け対象物47上で凝固する。この凝固はんだが、金属端子38a及び、ランド39aを電気的に接合する。
搬送部41は、搬送ベルト41a、レール41b、41c及び桟41dから構成される。搬送ベルト41a、レール41b、41c及び桟41dにより、搬送ベルト41a上に設置されたストロボ基板34は一定の位置を保ちながら搬送方向へ搬送される。この桟41dは、搬送ベルト41a上に無数に設けられるため、搬送ベルト41aは、複数のストロボ基板を搬送ベルト41a上で固定しながら搬送することができる。
また、はんだ送り部とレーザ照射部が対になって構成される複数のはんだ付けユニットがこの搬送部41に沿って設置される。この1対のはんだ付けユニットが、ストロボ基板上の1つのはんだ付け対象物に対してはんだ付けを行う。ストロボ基板上の各はんだ付け対象物へはんだの供給及びレーザ照射が可能になるよう、各はんだ付けユニットの設置位置の調整が施されている。
レーザ照射部44は、レーザ発振器44a、光ファイバ44b及びレンズユニット44cから構成される。レーザ発振器44aは、出力0〜30Wで近赤外線のレーザビームを出力可能である。レーザ発振器44aから出力されたレーザビームは、光ファイバ44bを経由して、レンズユニット44cにより集束され、レーザ光43となって照射領域42に向けて照射される。レンズユニット44cは、所定の照射領域42に所定の照射角度でレーザ光43を照射するように調整される。
はんだ送り部46は、はんだ45が巻きつけられたはんだロール55と、はんだロール55を回動させる駆動部56から構成される。駆動部56には、表面に送り歯を有するローラ58a、58bが接続する。駆動部56に内蔵されるモータ(不図示)からの駆動力が、はんだロール55から送り出されたはんだ45をはさむローラ58a、58bに伝わると、はんだ45は、ガイド筒57を経由して、所定の速度で照射領域42へ送り出される。
システムコントローラ60は、搬送ベルト41a、レーザ発振器44a及び駆動部56に接続される。システムコントローラ60の制御の下、レーザ発振器44aは、レーザ光43の出力開始或いは出力停止を行ない、搬送ベルト41aは、搬送方向へ所定の距離だけスライド移動し、駆動部56は、所定の速度ではんだ45の送り出し及び巻き戻しを行う。
次に、本発明のレーザはんだ付け方法の第1の実施形態について説明する。図5及び図7に示すように、シンクロ接片35の金属端子38a、及びランド39aからなるはんだ付け対象物47を有するストロボ基板34をベース板41a上に載置する。このストロボ基板34が載置されたベース板41eを、搬送ベルト41a上の桟41dの間に載置する。次に、システムコントローラ60の制御の下、搬送ベルト41aが搬送方向に所定の距離だけスライド移動する。第3に、搬送完了後、ベース板41eの位置決め装置(不図示)にて位置決めをする。レーザ照射部44及びはんだ送り部46は、搬送部41に沿って所定の位置に搬送される。レーザ光43を照射するレンズユニット44cは、ストロボ基板34上の照射領域42に、所定の照射角度θ1(図7)で照射可能となるように調整されている。同様に、はんだ送り部46及びガイド筒57の設置位置も、はんだ45を照射領域42への送り出しを可能となるように調整されている。
システムコントローラ60の制御の下、レーザ照射部44はレーザビームを出力する。このレーザビームは、レンズユニット44cからレーザ光43となって照射領域42を照射角度θ1で照射する(ステップS110)。このレーザ光43の照射により、金属端子38a及びランド39aが加熱される。また、システムコントローラ60の制御の下、はんだ送り部46は、はんだ45を送り方向に所定の速度で送り出す(ステップS120)。
レーザ光43の照射及び加熱した金属端子38a及びランド39aとの接触により、はんだ45は加熱され、溶融はんだとなって、金属端子38aのはんだ付け面38d及びランド39a上をぬれ広がる(ステップS130)。はんだ付け面38d及びランド39aに適量の溶融はんだを供給後、システムコントローラ60の制御の下、はんだ送り部46ははんだ45の送り出しを停止し、戻り方向に一定の速度で巻き戻す(ステップS140)。適量の溶融はんだが、金属端子38aのはんだ付け面38d及びランド39a上に十分にぬれ広がった後、システムコントローラ60の制御の下、レーザ照射部44はレーザビーム出力を停止する(ステップS150)。レーザ照射部44のレーザビームの出力が停止してから所定の冷却時間の経過後、はんだ付け面38d及びランド39a上にぬれ広がった溶融はんだは、凝固はんだとなって、金属端子38a及びランド39aを電気的に接合する(ステップS160)。
ステップS110では、図7のように、レーザ光43が照射角度θ1で照射領域42を照射するため、プラスチックから形成される補助部材37に照射するレーザ光43は、金属端子38aによって遮られる。このような照射角度θ1は、金属端子38a、補助部材37の寸法及び実装位置などから求めることが可能であり、予めレンズユニット44cの調整によって設定することができる。このような照射角度θ1でレーザ光43を照射するレーザはんだ付け方法は、プラスチックから形成される補助部材37の加熱を回避することができる。また、はんだ45、金属端子38a及びランド39aのみがレーザ光43によって加熱されるため、はんだ付け処理におけるレーザ光43の熱エネルギを有効に利用することができる。
次に、本発明のはんだ付けレーザ方法の第2の実施形態について説明する。図9のように、金属端子61a及び金属端子61aを支持するプラスチック製の補助部材37からなるシンクロ接片35は、金属端子61aがストロボ基板34に設けられる穴38cに挿入するように、ストロボ基板34上の所定の実装位置に仮止めされている。金属端子61aとストロボ基板34のパターンとを電気的に接続するためのランド39aは、穴38cの近傍、金属端子61aのはんだ付け面61d側に設けられる。はんだ付け対象物47を構成するはんだ付け面61dとランド39aには、必要に応じて、はんだのぬれ性向上のためのはんだコーティングが施される。この金属端子61aのはんだ付け面61dとランド39aをはんだ付けすることにより、ストロボ基板34内の所定のパターンと金属端子61aを電気的に接続することができる。
ストロボ基板34の穴38cから露出するシンクロ接片35の補助部材37は、金属端子61aを境界にして、領域65a、65bに分けられる。領域65aは、穴38cから露出する補助部材37のうち、金属端子61aのはんだ付け面61d側の領域であり、領域65bは、金属端子61aのはんだ付け面61dと反対側の領域である。
また、金属端子61aの先端に設けられる庇部66は、領域65a側を覆うように形成される。なお、金属端子61aと同様に、図示しないもう一方の金属端子も、遮光用の庇部を有し、ストロボ基板34に設けられる穴38dに挿入するように、ストロボ基板34上に仮止めされる。
図5のように、金属端子61aを有するシンクロ接片35が実装されるストロボ基板34を、搬送ベルト41a上の桟41dの間に設置する。次に、システムコントローラ60の制御の下、搬送ベルト41aが搬送方向に所定の距離だけスライド移動する。第3に、搬送完了後、ベース板41eの位置決め装置(不図示)にて位置決めをする。レーザ照射部44及びはんだ送り部46は、搬送部41に沿って所定の位置に設置される。レーザ光43を照射するレンズユニット44cは、所定の位置に配置されるストロボ基板34上の照射領域42に、所定の照射角度θ2で照射可能となるように調整されている。同様に、はんだ送り部46及びガイド筒57の設置位置も、はんだ45を照射領域42への送り出しを可能となるように調整されている。
システムコントローラ60の制御の下、レーザ照射部44はレーザビームを出力する。このレーザビームは、レンズユニット44cからレーザ光43となって照射領域42を照射角度θ2で照射する(ステップS210)。このレーザ光43の照射により、金属端子61a及びランド39aが加熱される。また、システムコントローラ60の制御の下、はんだ送り部46は、はんだ45を送り方向に所定の速度で送り出す(ステップS220)。
レーザ光43の照射及び加熱した金属端子61a及びランド39aとの接触により、はんだ45は加熱され、溶融はんだとなって、金属端子61aのはんだ付け面61d及びランド39a上をぬれ広がる(ステップS230)。はんだ付け面61d及びランド39aに適量の溶融はんだを供給後、システムコントローラ60の制御の下、はんだ送り部46は、はんだ45の送り出しを停止し、戻り方向に一定の速度で巻き戻す(ステップS240)。適量の溶融はんだが、金属端子61aのはんだ付け面61d及びランド39a上に十分にぬれ広がった後、システムコントローラ60の制御の下、レーザ照射部44はレーザビーム出力を停止する(ステップS250)。レーザ照射部44のレーザビームの出力が停止してから所定の冷却時間の経過後、溶融はんだは、はんだ付け面61d及びランド39a上で凝固はんだとなって、金属端子61a及びランド39aを電気的に接合する(ステップS260)。
ステップS220では、図9のように、レーザ光43が照射角度θ2で照射領域42を照射するため、庇部66、金属端子61a及びランド39aは加熱される。また、領域65a及び65bを照射しようとするレーザ光43は、庇部66によって遮られるため、領域65a及び65bは加熱されない。すなわち、このレーザはんだ付け方法は、はんだ付けにおけるプラスチック製の補助部材37の加熱を回避し、周囲のはんだ付け面61d及びランド39aのはんだのぬれ性を維持することができる。
このように金属端子61の形状に応じて、照射角度θ2を調整することにより、所望の照射領域42にレーザ光43を照射すると同時に、プラスチック製の補助部材37の領域65bは、レーザ光43によって直接照射されることはない。
上記実施形態では、領域65aに照射するレーザ光43を遮る庇部66を金属端子61aに設ける、と記載したが、領域65aだけでなく領域65bの遮光可能な庇部を金属端子に設けてもよい。このような庇部を用いることにより、補助部材37の領域65bへ照射するレーザ光43をより確実に遮ることができる。
次に、本発明のレーザはんだ付け方法の第3の実施形態について説明する。図11のように、金属端子71a及び金属端子71aを支持するプラスチック製の補助部材37からなるシンクロ接片35は、金属端子71aがストロボ基板34に設けられる穴38cに挿入するように、ストロボ基板34上の所定の実装位置に仮止めされている。金属端子71aとストロボ基板34のパターンとを電気的に接続するためのランド39aは、穴38cの近傍、金属端子71aのはんだ付け面71d側に設けられる。はんだ付け対象物47を構成するはんだ付け面71dとランド39aには、必要に応じて、はんだのぬれ性向上のためのはんだコーティングが施されるこの金属端子71aのはんだ付け面71dとランド39aをはんだ付けすることにより、ストロボ基板34内の所定のパターンと金属端子71aを電気的に接続することができる。なお、金属端子71aと同様に、図示しないもう一方の金属端子も、ストロボ基板34に設けられる穴38dに挿入するように、ストロボ基板34上に仮止めされる。
遮光部材から形成される板状の遮光板75は、システムコントローラ60に接続される。システムコントローラ60の制御の下、遮光板75は、所定の遮光位置に移動自在となっている。
図5のように、金属端子71aを有するシンクロ接片35が実装されるストロボ基板34を、搬送ベルト41a上の桟41dの間に設置する。次に、システムコントローラ60の制御の下、搬送ベルト41aが搬送方向に所定の距離だけスライド移動する。第3に、搬送完了後、ベース板41eの位置決め装置(不図示)にて位置決めをする。レーザ照射部44及びはんだ送り部46は、搬送部41に沿って所定の位置に設置される。レーザ光43を照射するレンズユニット44cは、所定の位置に配置されるストロボ基板34上の照射領域42に、所定の照射角度θ3で照射可能となるように調整されている。同様に、はんだ送り部46及びガイド筒57の設置位置も、はんだ45を照射領域42への送り出しを可能となるように調整されている。
システムコントローラ60は、照射角度θ3に応じ、補助部材37に照射するレーザ光43を遮る遮光位置に遮光板75を配置する(ステップS310)。
システムコントローラ60の制御の下、レーザ照射部44はレーザビームを出力する。このレーザビームは、レンズユニット44cからレーザ光43となって照射領域42を照射角度θ3で照射する(ステップS320)。このレーザ光43の照射により、金属端子71a及びランド39aが加熱される。また、システムコントローラ60の制御の下、はんだ送り部46は、はんだ45を送り方向に所定の速度で送り出す(ステップS330)。
レーザ光43の照射及び加熱した金属端子71a及びランド39aとの接触により、はんだ45は加熱され、溶融はんだとなって、金属端子71aのはんだ付け面71d及びランド39a上にぬれ広がる(ステップS340)。はんだ付け面71d及びランド39aに適量の溶融はんだを供給後、システムコントローラ60の制御の下、はんだ送り部46ははんだ45の送り出しを停止し、戻り方向に一定の速度で巻き戻す(ステップS350)。適量の溶融はんだが、金属端子71aのはんだ付け面71d及びランド39a上に十分にぬれ広がった後、システムコントローラ60の制御の下、レーザ照射部44はレーザビーム出力を停止する(ステップS360)。レーザ照射部44のレーザビームの出力が停止してから所定の冷却時間の経過後、溶融はんだは、はんだ付け面71d及びランド39a上で凝固はんだとなって、金属端子71a及びランド39aを電気的に接合する(ステップS370)。
ステップS330では、図11のように、レーザ光43が照射角度θ3で照射領域42を照射するため、遮光板75、金属端子71a及びランド39aが加熱される。一方、遮光板75は補助部材37に照射するレーザ光43を遮るため、補助部材37はレーザ光43によって加熱されない。すなわち、このレーザはんだ付け方法は、はんだ付けにおけるプラスチック製の補助部材37の加熱を回避し、はんだ付け面71d及びランド39aのはんだのぬれ性を維持することができる。
金属端子71a及び補助部材37の形状に応じて、遮光板75の寸法、形状、並びに遮光位置及び照射角度θ3を選択することが可能である。すなわち、あらゆる金属端子71a及び補助部材37のはんだ付けにおける補助部材37の加熱を回避することができる。
また、システムコントローラ60が、熱伝導性の高い材料から形成される遮光板を補助部材37の遮光位置に配置させると同時に、遮光板75を金属端子71aに接触させることによって、レーザ光43の照射によって遮光板75が得た熱エネルギを金属端子71aに与えることができる。このようなレーザはんだ付け方法は、レーザ光43の熱エネルギをより有効に利用することができる。
上記実施形態では、レンズユニット44cを調整し所定の照射角度θ1〜θ3に設定すると記載したが、これに限らず、レンズユニット44cから出力されるレーザ光43の照射角度を変更自在にするために、レンズユニット44cにシステムコントローラ60に接続させてもよい。
上記実施形態では、金属片35a、35b及び金属片35a、35bと一体に形成される補助部材37から構成されるシンクロ接片としたが、これに限らず、ストロボ発光部11やその他のコネクタなどに適用しても、同等の効果を得ることができる。
はんだコートが施され、一辺が2.5mm、他辺が1.5mmの長方形に形成されるランド39aを有するストロボ基板34に、金属端子38a及びプラスチック製の補助部材37を有するシンクロ接片35を仮止めした。このシンクロ接片35は、板厚0.1mmのりん青銅から形成され、幅1.5mm高さ1.5mmのはんだ付け面を有する金属端子38aを有する。金属端子38aは、ランド39a近傍の穴38cに挿入されている。最高出力30W、ビーム波長808nm、最小ビーム径1.6mmの半導体レーザを有するレーザ照射部44、搬送部41、外径0.8mmの線条体に形成された融点227℃のSn−Cu系のはんだ45がセットされたはんだ送り部46からなるレーザはんだ付け装置40の照射領域42は、ストロボ基板34上の金属端子38a及びランド39aを包含するように調整されている。はんだ送り部46が、金属端子38a及びランド39aに向かってはんだ45を送り出し、レーザ照射部44がレーザ光43を照射領域42に照射角度はθ1で照射した。レーザ光43によって加熱されるはんだ45は、金属端子38a及びランド39a上で溶融した。このとき、補助部材37に照射されるレーザ光43は金属端子38aによって遮られたため、補助部材37は加熱されなかった。所定の冷却時間の経過後、溶融したはんだ45は金属端子38a及びランド39a上で凝固した。導通試験により、金属端子38a及びランド39aが導通していることを確認した。また、このはんだ付け処理においてレーザ照射部44がレーザ光43の出力開始から出力停止までに要した時間は1.8秒以内であった。なお、はんだ付け処理の前後において、補助部材37の形状の変化は見られなかった。
レンズ付きフイルムユニットを示す斜視図である。 レンズ付きフイルムユニットの分解斜視図である。 ストロボ装置の前面側斜視図である。 ストロボ装置の背面側斜視図である。 本発明のレーザはんだ付け装置を示す斜視図である。 本発明のレーザはんだ付け方法の第1の実施形態のフローチャートである。 本発明のレーザはんだ付け方法の第1の実施形態において、補助部材が金属端子によって遮光される様子を示す図5のVII−VII線の断面図である。 本発明のレーザはんだ付け方法の第2の実施形態のフローチャートである。 本発明のレーザはんだ付け方法の第2の実施形態において、はんだ付け面近傍の側の補助部材が庇部によって遮光される様子を示す図5のVII−VII線の断面図である。 本発明のレーザはんだ付け方法の第3の実施形態のフローチャートである。 本発明のレーザはんだ付け方法の第3の実施形態において、補助部材が遮光板によって遮光される様子を示す図5のVII−VII線の断面図である。
符号の説明
2 レンズ付きフイルムユニット
30 ストロボ装置
34 ストロボ基板
34b レジスト層
35 シンクロ接片
37 補助部材
38a、61a、71a 金属端子
38d、61d、71d はんだ付け面
39a ランド
40 レーザはんだ付け装置
42 照射領域
43 レーザ
44 レーザ照射部
45 はんだ
46 はんだ送り部
47 はんだ付け対象物
44a レーザ発振器
44c レンズユニット
60 システムコントローラ
65a、65b 領域
66 庇部
75 遮光板

Claims (10)

  1. はんだ付け面を有する第1及び第2対象物にレーザ光を照射し、
    加熱された前記第1及び第2対象物上ではんだを溶融させ、
    前記第1及び第2対象物上にぬれ広がった前記はんだにより前記第1及び第2対象物を電気的に接続するレーザはんだ付け方法において、
    マスク手段を用いて、前記第2対象物近傍に設けられる耐熱性の低い補助部材に照射する前記レーザ光を遮ることを特徴とするレーザはんだ付け方法。
  2. 前記第1または第2対象物のうち少なくとも1つの一部分が前記マスク手段であることを特徴とする請求項1記載のレーザはんだ付け方法。
  3. 前記第1または第2対象物のうち少なくとも1つの一部分がマスク手段となるように、前記レーザ光の照射角度が調整されていることを特徴とする請求項2記載のレーザはんだ付け方法。
  4. 前記第1または第2対象物のうち少なくとも1つと前記マスク手段とが一体形成されることを特徴とする請求項1記載のレーザはんだ付け方法。
  5. 前記補助部材へ照射する前記レーザ光を遮る遮光位置に前記マスク手段を挿脱することを特徴とする請求項1記載のレーザはんだ付け方法。
  6. 前記レーザ光の加熱により、前記第1或いは第2対象物の前記はんだ付け面に前記はんだのぬれ性を低下させる皮膜を生成する前記補助部材であって、
    この補助部材が、前記加熱により前記第1或いは第2対象物の前記はんだ付け面に前記皮膜を生成させる皮膜生成領域を有し、
    前記マスク部が、前記皮膜生成領域に照射する前記レーザ光を遮ることを特徴とする請求項1ないし5いずれか1項記載のレーザはんだ付け方法。
  7. 前記補助部材が、プラスチックから形成されることを特徴とする請求項6のレーザはんだ付け方法。
  8. 前記第2対象物及び前記補助部材からなるシンクロ接片が、前記第1対象物を有するプリント基板に実装されることを特徴とする請求項1ないし7いずれか1項記載のレーザはんだ付け方法。
  9. 前記プリント基板が、レンズ付きフイルムユニットのストロボ基板であることを特徴とする請求項1ないし8いずれか1項記載のレーザはんだ付け方法。
  10. はんだ付け面を有する第1及び第2対象物にレーザ光の照射を行うレーザ出力手段と、
    前記第1及び第2対象物にはんだを送り出すはんだ送り手段とを備えたレーザはんだ付け装置において、
    耐熱性の低い補助部材に照射する前記レーザ光を遮るマスク手段と、
    前記マスク手段を移動自在にする制御手段とを備え、
    前記制御手段によって、前記マスク手段が、第2対象物の近傍に設けられる耐熱性の低い補助部材に照射する前記レーザ光を遮ることを特徴とするレーザはんだ付け装置。
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