JP2007060390A - コンテンツ再生端末 - Google Patents

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敏昭 森
Kenji Nishimura
健二 西村
Atsushi Iizaka
篤 飯阪
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Abstract

【課題】 AVコンテンツの視聴者に確実に最新の広告を閲覧させることができ、しかもインターネットに接続できない状況においてもこのAVコンテンツの視聴が可能なコンテンツ再生端末を提供すること。
【解決手段】 制御部は、通信部を通じた広告の取得に失敗したときに、この広告に対応する未受信フラグを1にセットするとともに、この広告に対応するAVコンテンツをAVコンテンツ再生部に再生させる。その後、利用者からいずれかのAVコンテンツの再生要求を受けたときに、制御部は、自動的にその広告を通信部を通じて取得して広告再生部にこの広告を再生させる。
【選択図】 図1

Description

本発明はコンテンツ再生端末に関し、より特定的には広告付きのAVコンテンツを再生するためのコンテンツ再生端末に関する。
従来、AVコンテンツに広告を付加してユーザに配信し、そのAVコンテンツの再生時にユーザに広告を見せることが考えられている。
例えば、特許文献1には、冒頭に広告を含んだ映像や音楽を配信するシステムが記載されている。
また、特許文献2には、WebサイトのURL(Uniform Resource Locator)を埋め込んだ上で暗号化した音楽/映像コンテンツを配信し、ユーザ端末でこの音楽/映像コンテンツの再生が指示されるとユーザ端末がそのWebサイトに自動的にアクセスし、利用者がそのWebサイトで広告を閲覧し終えると復号化キーがユーザ端末に送信されてこの音楽/映像コンテンツの視聴が可能になるシステムが開示されている。
特開2001−319077号公報 特開2002−74163号公報
しかしながら、上記の従来技術には以下のような問題点がある。
特許文献1のシステムでは、映像や音楽に埋め込まれた広告は、その映像や音楽が配信された後では更新することが不可能であり、配信されてから時間が経過すると利用者に時代遅れの広告を提供してしまうという問題点がある。
特許文献2のシステムでは、ユーザ端末がインターネットに接続されていることを前提としているため、ユーザ端末がインターネットに接続されていない場合には利用者に広告を閲覧させることができず、利用者も音楽/映像コンテンツを視聴できないという問題点がある。特に携帯端末で音楽や映像を視聴する場合には、たとえその携帯端末が無線LAN機能を備えていたとしても、場所によってはインターネットに接続できず、結果として音楽/映像コンテンツを視聴できるエリアが制限されてしまうことになり、利用者にとって不便である。
それゆえに本発明の目的は、AVコンテンツの視聴者に確実に最新の広告を閲覧させることができ、しかもインターネットに接続できない状況においてもこのAVコンテンツの視聴が可能なコンテンツ再生端末を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は以下のように構成される。
本発明のコンテンツ再生端末は、少なくともAVコンテンツデータ部とアドレスデータ部から構成されるアドレス付きAVコンテンツを再生するためのものであって、前記AVコンテンツデータ部を記憶するためのAVコンテンツ記憶部と、前記アドレスデータ部を記憶するためのアドレス記憶部と、前記AVコンテンツ記憶部に記憶されているAVコンテンツデータ部に基づいて音声または映像を再生するAVコンテンツ再生部と、前記アドレス記憶部に記憶されているアドレスデータ部に対応する広告を広告配信サーバから取得するための通信部と、前記通信部を通じて取得された広告を再生する広告再生部と、利用者からの前記アドレス付きAVコンテンツの再生要求に応じて、当該アドレス付きAVコンテンツに対応するアドレスデータ部が示す広告を前記通信部を通じて取得して前記広告再生部に当該広告を再生させる制御部とを備えている。そして、前記制御部は、前記通信部を通じた広告の取得に失敗したときに、当該広告の取得に失敗した旨を示す未受信広告情報を任意の記憶部に保存するとともに当該広告に対応するAVコンテンツデータ部に基づいて前記AVコンテンツ再生部に音声または映像を再生させ、その後、予め定められた未受信広告取得条件が満たされたときに、自動的に当該広告を前記通信部を通じて取得して前記広告再生部に当該広告を再生させることを特徴とする。
なお、AVコンテンツ記憶部およびアドレス記憶部は、共通の記憶装置によって実現されてもよいし、個別の記憶装置によってそれぞれ実現されてもよい。AVコンテンツ再生部および広告再生部についても、共通の再生装置によって実現されてもよいし、個別の再生装置によってそれぞれ実現されてもよい。また、未受信広告情報は、例として、フラグを用いて保持してもよいしリストの形態で保持してもよい。
なお、AVコンテンツの例として、音楽コンテンツ、映像コンテンツ、プレイリストが挙げられる。
本発明によれば、AVコンテンツの視聴者に確実に最新の広告を閲覧させることができ、しかもインターネットに接続できない状況においてもこのAVコンテンツの視聴が可能となる。
以下、本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生端末について説明する。
図1は、本実施形態に係るコンテンツ再生端末を用いたコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。このコンテンツ配信システムは、コンテンツ再生端末10、送受信局20、URL付きコンテンツ配信サーバ30および広告配信サーバ40とで構成される。
コンテンツ再生端末10は、AVコンテンツ(音楽コンテンツ、映像コンテンツまたはプレイリスト)の再生機能と、送受信局20との間の無線通信機能を備えており、送受信局20を通じて「URL付きAVコンテンツ」をURL付きコンテンツ配信サーバ30からダウンロードして再生することができる。ここで、「URL付きAVコンテンツ」とは、広告用のURL情報が埋め込まれたAVコンテンツを指す。URL付きAVコンテンツのデータフォーマットの一例を図2に示す。図2において、URL付きAVコンテンツは、URLデータ部とAVコンテンツデータ部とで構成される。コンテンツ再生端末10は、典型的には、車載機器や携帯端末やノートパソコンである。
送受信局20は、コンテンツ再生端末10との間の無線通信機能を備えており、コンテンツ再生端末10はこの送受信局20を通じてインターネット上のコンピュータにアクセスすることができる。送受信局20は、典型的には、携帯電話・PHSの基地局や、無線LANのアクセスポイントである。
URL付きコンテンツ配信サーバ30は、URL付きAVコンテンツを複数保持しているサーバコンピュータであり、コンテンツ再生端末10からの要求に応じて、要求されたURL付きAVコンテンツをコンテンツ再生端末10に配信する機能を備えている。
広告配信サーバ40は、AVコンテンツに付加されたURLが示す広告コンテンツを保持しているサーバコンピュータであり、コンテンツ再生端末10において利用者がAVコンテンツの再生を指示したときに、このAVコンテンツに付加されたURLが指し示す広告コンテンツをこのコンテンツ再生端末10に配信する。なお、コンテンツ配信システムには広告配信サーバ40が複数設けられていてもよい。
送受信局20、URL付きコンテンツ配信サーバ30および広告配信サーバ40については周知の技術により容易に実現し得るため、これらについての詳細な説明は省略し、以下ではコンテンツ再生端末10の構成および動作について詳細に説明する。
まず、コンテンツ再生端末10の構成について説明する。
コンテンツ再生端末10は、図1に示すように、通信部11、制御部12、AVコンテンツ記憶部13、AVコンテンツ再生部14、URL記憶部15および広告再生部16を備えている。
通信部11は、送受信局20との間の無線通信機能を提供するものであり、コンテンツ再生端末10は、この通信部11を通じてURL付きコンテンツ配信サーバ30および広告配信サーバ40にアクセス可能である。
制御部12は、コンテンツ再生端末10の動作を全体的に制御するものである。制御部12は、典型的にはコンピュータプログラムに従って動作するプロセッサである。
AVコンテンツ記憶部13は、URL付きコンテンツ配信サーバ30からダウンロードされたURL付きAVコンテンツのうち、図2のAVコンテンツデータ部を保存するための記憶領域を提供する。AVコンテンツ記憶部13は、典型的には、フラッシュメモリやハードディスクである。
URL記憶部15は、URL付きコンテンツ配信サーバ30からダウンロードされたURL付きAVコンテンツのうち、図2のURLデータ部を保存するための記憶領域を提供する。URL記憶部15には、AVコンテンツ記憶部13に保存されている各AVコンテンツに対応するURLデータがURLデータリストとして保存される。URL記憶部15は、典型的には、フラッシュメモリやハードディスクである。
AVコンテンツ再生部14は、AVコンテンツを再生するものであって、典型的には、スピーカ、液晶パネルおよびこれらの駆動回路から構成される。もちろん、AVコンテンツの種類として例えば音声コンテンツしか想定していない場合には、AVコンテンツ再生部14としては液晶パネルのような表示装置は不要である。
広告再生部16は、広告配信サーバ40より配信される広告を再生するものであって、典型的には、スピーカ、液晶パネルおよびこれらの駆動回路から構成される。もちろん、広告の種類として例えば音声データしか想定していない場合には、広告再生部16としては液晶パネルのような表示装置は不要である。同様に、広告の種類として例えば静止画像しか想定していない場合には、広告再生部16としてはスピーカは不要である。
なお、ここではAVコンテンツ再生部14と広告再生部16を個別の構成としているが、当然ながらこれらを共通の再生部によって実現してもよい。
次に、図3を参照して、URL記憶部15に保存されるURLデータリストのデータ構造を説明する。
URL付きコンテンツ配信サーバ30からダウンロードされたURL付きAVコンテンツに含まれているURLデータは、コンテンツ識別子および広告未受信フラグとともにURLデータリストに登録される。コンテンツ識別子は、そのURLデータがAVコンテンツ記憶部13に記憶されているいずれのAVコンテンツに対応するものかを一意に示す情報である。広告未受信フラグは、そのURLデータに対応するAVコンテンツが再生されたときに、そのURLデータに対応する広告が正常に取得されたか否かを示す情報である。ここでは、広告未受信フラグの値には、広告が正常に取得されなかった場合には「1」がセットされ、広告が正常に取得された場合には「0」がセットされるものとする。また、広告未受信フラグの初期値は「0」とする。
次に、図4〜図6のフローチャートを参照して、コンテンツ再生端末10の制御部12の動作を説明する。
まず図4のフローチャートを参照して、AVコンテンツ取得処理の流れを説明する。AVコンテンツ取得処理は、利用者からの要求に応じて所望のURL付きAVコンテンツをURL付きコンテンツ配信サーバ30からダウンロードするための処理である。
制御部12は、利用者からURL付きAVコンテンツの取得要求を受けると、ステップS11で、そのURL付きAVコンテンツの配信要求を通信部11を用いてURL付きコンテンツ配信サーバ30に送信する。
ステップS12では、配信要求したURL付きAVコンテンツを、通信部11を用いてURL付きコンテンツ配信サーバ30より受信する。
ステップS13では、受信したURL付きAVコンテンツのAVコンテンツデータ部をAVコンテンツ記憶部13に格納する。
ステップS14では、受信したURL付きAVコンテンツのURLデータをURL記憶部15のURLデータリストに登録する。このとき、このURLデータに対応するAVコンテンツを識別するためのコンテンツ識別子も一緒に登録しておく。
ステップS15では、ステップS14でURLデータリストに登録したURLデータに対応する広告未受信フラグに初期値「0」をセットし、こうして制御部12によるAVコンテンツ取得処理が終了する。
次に図5のフローチャートを参照して、AVコンテンツ再生処理の流れを説明する。AVコンテンツ再生処理は、利用者からの要求に応じて所望のAVコンテンツを再生するための処理である。
制御部12は、利用者からAVコンテンツ記憶部13に保存されているいずれかのAVコンテンツの再生要求を受けると、このAVコンテンツに関する処理(広告取得処理やコンテンツ再生処理)を行う前に、ステップS21で、未受信広告取得・再生処理を実行する。この未受信広告取得・再生処理の詳細については後述する。
ステップS22では、制御部12は、URL記憶部15に保持されているURLデータリストから、利用者から再生要求を受けたAVコンテンツに対応するURLデータを探し出し、このURLデータに基づいて、このAVコンテンツに対応する広告の配信を広告配信サーバ40に要求する。
ステップS23では、ステップS22で要求した広告を広告配信サーバ40から正常に受信したかどうかを判断し、要求した広告を正常に受信した場合にはステップS24に処理が進み、要求した広告を正常に受信できなかった場合にはステップS26に処理が進む。
ステップS24では、URL記憶部15が保持しているURLデータリストにおいて、受信した広告に対応する広告未受信フラグを0にセットする。
ステップS25では、受信した広告、すなわち利用者から再生要求を受けたAVコンテンツに関連付けられた広告を広告再生部16を用いて再生する。そして広告の再生が終了するとステップS27に処理が進む。
一方、ステップS26では、URL記憶部15が保持しているURLデータリストにおいて、受信に失敗した広告に対応する広告未受信フラグを1にセットする。そして広告の再生が行われることなくステップS27に処理が進む。
ステップS27では、利用者から再生要求を受けたAVコンテンツをAVコンテンツ再生部14を用いて再生し、こうして制御部12によるAVコンテンツ再生処理が終了する。
以上のように、利用者があるURL付きAVコンテンツを再生しようとしたときに、広告配信サーバ40との通信に成功した場合にはそのURL付きAVコンテンツに対応する広告が再生されてからAVコンテンツが再生され、広告配信サーバ40との通信に失敗した場合にはそのURL付きAVコンテンツに対応する広告が再生されることなしにAVコンテンツが再生される。したがって、利用者は、広告配信サーバ40と通信可能な状況か否かに関わらず、好きなときに好きな場所でAVコンテンツを視聴することができる。
なお、対応する広告が再生されることなしにAVコンテンツが再生された場合には、図5のステップS26においてそのAVコンテンツに対応する広告未受信フラグが1にセットされる。図5のステップS21の未受信広告取得・再生処理は、以前に対応するAVコンテンツが再生されたにも関わらずそのときに受信に失敗したような広告が存在するかどうかを広告未受信フラグに基づいて判定し、そのような広告を広告配信サーバ40から取得して再生するための処理である。以下、図6のフローチャートを参照して、この未受信広告取得・再生処理の流れを説明する。
ステップS31では、制御部12は、URL記憶部15が保持しているURLデータリストから一つのURLデータを順次選択する。このステップS31で制御部12が選択するURLデータの順番は任意であり、例えばURLデータリストに登録された時刻が古いものから順番にURLデータが選択される。
ステップS32では、ステップS31で選択されたURLデータに対応する広告未受信フラグが1かどうかを判断する。そして、その広告未受信フラグが1である場合にはステップS33に処理が進み、0である場合にはステップS37に処理が進む。
ステップS33では、ステップS31で選択されたURLデータに基づいて、このURLデータが指し示す広告を広告配信サーバ40に要求する。
ステップS34では、ステップS33で要求した広告を広告配信サーバ40から正常に受信したかどうかを判断し、要求した広告を正常に受信した場合にはステップS35に処理が進み、要求した広告を正常に受信できなかった場合にはステップS37に処理が進む。
ステップS35では、URL記憶部15が保持しているURLデータリストにおいて、受信した広告に対応する広告未受信フラグを0にセットする。
ステップS36では、受信した広告、すなわち以前に対応するAVコンテンツが再生されたにも関わらずそのときに受信に失敗した広告を広告再生部16を用いて再生する。そして広告の再生が終了するとステップS37に処理が進む。
ステップS37では、URL記憶部15が保持しているURLデータリストにおいて、まだステップS31で選択されていないURLデータが存在するかどうかを判断する。そして、そのようなURLデータがURLデータリストにまだ存在する場合にはステップS31に処理が戻り、そのようなURLデータがURLデータリストにもう存在しない場合には制御部12による未受信広告取得・再生処理が終了し、図5のステップS22に処理が進む。
以上のように、本実施の形態では、利用者からいずれかのAVコンテンツの再生要求を受けたときに、制御部12は、対応する広告未受信フラグが1となっているURLデータが指し示す広告(すなわち、以前に、対応するAVコンテンツが再生されたにも関わらずそのときに受信に失敗したような広告)が存在する場合に、利用者が再生要求したAVコンテンツの再生を行う前に、そのような広告を広告配信サーバ40から取得して再生する。したがって、コンテンツ再生端末10と送受信局20とが通信不可能な状況においてURL付きAVコンテンツが再生された場合にも、そのURL付きAVコンテンツに対応する広告を、その後、利用者によっていずれかのAVコンテンツの再生を要求されたときに利用者に提示することができ、利用者に対して確実に広告を提示することが可能となる。
なお、本実施の形態では、広告未受信フラグが1となっているURLデータが指し示す広告の取得および再生を、利用者がいずれかのAVコンテンツの再生を指示した時点で行う例を説明したが、本発明はこれに限らない。以下では、広告未受信フラグが1となっているURLデータが指し示す広告の取得および再生を行うための条件(以下、単に未受信広告取得条件と称す)のバリエーションについて説明する。
未受信広告取得条件の第1のバリエーションは、上記で説明したように、利用者がいずれかのAVコンテンツ(URL付きAVコンテンツに限らず、任意のAVコンテンツであってもよい)の再生を指示したときである。この未受信広告取得条件によれば、利用者がAVコンテンツを視聴しようとしているとき(すなわち利用者が音声や映像に注意を払うことができる状況のとき)に未再生の広告を提示することができるので、利用者に広告を効果的に提示することができる。
未受信広告取得条件の第2のバリエーションは、一定の時間が経過する毎(例えば数分おき)である。この未受信広告取得条件によれば、AVコンテンツ再生端末10が広告配信サーバ40にアクセス可能となった時点で未再生の広告を利用者に提示することができるので、利用者に未再生の広告をできるだけ早く提示することできる。
未受信広告取得条件の第3のバリエーションは、コンテンツ再生端末10の電源が投入されたときや、コンテンツ再生端末10に対して利用者から何らかの指示が入力されたときである。この未受信広告取得条件によれば、利用者がコンテンツ再生端末10の側にいることが保証されるので、利用者に広告を効果的に提示することができる。例えば、未受信広告取得条件を、利用者からURL付きAVコンテンツの取得要求(すなわちURL付きコンテンツ配信サーバ30から所望のURL付きコンテンツをダウンロードする指示)を受けたとき、としてもよい。
未受信広告取得条件の第4のバリエーションは、コンテンツ再生端末10がカーナビゲーション装置として実現される場合において、目的地までの経路案内を行うためのモードから、その他のモード(例えばTVを視聴するモード)へと動作モードが切り替わった時点である。この未受信広告取得条件によれば、経路案内モードの途中で未再生の広告が利用者に提示されてしまうことがないので、カーナビゲーション装置としての利便性を損なうことなく利用者に広告を提示することができる。
なお、本実施形態では、以前に対応するAVコンテンツが再生されたにも関わらずそのときに受信に失敗したような広告を、広告未受信フラグによって判別する例について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、コンテンツ再生端末に設けられた任意の記憶部に未受信広告リストを保存しておき、AVコンテンツが再生されたにも関わらずそのときに受信に失敗したような広告のURLデータを未受信広告リストに順次登録するようにしてもよい。この場合、制御部は、未受信広告取得・再生処理において、この未受信広告リストに登録されているURLデータを順次選択して広告の取得・再生を行う。未受信広告リストの一例を図7に示す。
なお、本発明の他の実施形態として、広告未受信フラグが1となっているようなURLデータに対応するAVコンテンツの再生要求を利用者から受けた場合に、制御部12がAVコンテンツ再生部14によるこのAVコンテンツの再生を禁止し、必要に応じて利用者に、そのAVコンテンツを再生するためには広告配信サーバへの接続が必要である旨のメッセージを通知するようにしてもよい。これにより、利用者が広告配信サーバへ接続することなく(つまり広告を閲覧することなく)URL付きAVコンテンツを何度も繰り返し閲覧することを防止することができる。ただし、もちろんこの場合においても、広告配信サーバとの通信が不可能な状況でも利用者は最初の1回だけはAVコンテンツを視聴することができるので、利用者にとっての利便性も確保される。
また、さらなる変形例として、広告未受信フラグの代わりに、各URLデータ毎に、そのURLデータに対応するAVコンテンツが再生されたにも関わらず、対応する広告が連続して正常に受信できなかった回数を広告未受信回数として保持するようにしてもよい。この場合のURLデータリストの一例を図8に示す。広告が連続して正常に受信できなかった回数をカウントするために、制御部12は、図5のステップS26において、受信できなかった広告に対応する広告未受信フラグを1にセットする代わりに、その広告に対応する広告未受信回数をインクリメントする。また、図5のステップS24においては、受信した広告に対応する広告未受信フラグを0にセットする代わりに、その広告に対応する広告未受信回数を0にリセットする。制御部12は、この広告未受信回数を利用して、一定回数(例えば3回)以上AVコンテンツが再生されたにも関わらず、その間に一度も対応する広告の取得に失敗したAVコンテンツについてはAVコンテンツ再生部14によるこのAVコンテンツの再生を禁止するようにしてもよい。これにより、広告を受信しなくても利用者は3回まではAVコンテンツを視聴することができるので、利用者にとっての利便性も確保される。
なお、前述した実施形態では、URL付きAVコンテンツをURL付きコンテンツ配信サーバ30からダウンロードする例について説明したが、本発明はこれに限らず、CD−ROM等の記憶媒体を用いてコンテンツ再生端末10にURL付きAVコンテンツが供給されてもよい。
また、本発明は、広告配信サーバ40とコンテンツ再生端末10とがインターネットを介して接続される場合に限定されず、広告配信サーバ40とコンテンツ再生端末10とが任意のネットワーク(例えばコンテンツ再生端末専用のネットワークなど)を介して接続されてもよい。
また、AVコンテンツに付加される、広告の場所を示すアドレス情報としてはURLに限らず、任意のアドレス情報を用いることができる。
また、本発明は、ノートパソコンのような汎用コンピュータにも適用することが可能である。この場合、汎用コンピュータのCPUに図4〜図6のフローチャートが示す処理を実行させるためのコンテンツ再生プログラムを通信回線やコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこの汎用コンピュータに供給すればよい。
本発明は、例えばURL付きAVコンテンツを携帯端末を用いて視聴する用途に好適である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図 URL付きAVコンテンツのデータフォーマットの一例 URLデータリストの一例 AVコンテンツ取得処理の流れを示すフローチャート AVコンテンツ再生処理の流れを示すフローチャート 未受信広告取得・再生処理の流れを示すフローチャート 未受信広告リストの一例 URLデータリストの他の例
符号の説明
10 コンテンツ再生端末
11 通信部
12 制御部
13 AVコンテンツ記憶部
14 AVコンテンツ再生部
15 URL記憶部
16 広告再生部
20 送受信局
30 URL付きコンテンツ配信サーバ
40 広告配信サーバ

Claims (8)

  1. 少なくともAVコンテンツデータ部とアドレスデータ部から構成されるアドレス付きAVコンテンツを再生するためのコンテンツ再生端末であって、
    前記AVコンテンツデータ部を記憶するためのAVコンテンツ記憶部と、
    前記アドレスデータ部を記憶するためのアドレス記憶部と、
    前記AVコンテンツ記憶部に記憶されているAVコンテンツデータ部に基づいて音声または映像を再生するAVコンテンツ再生部と、
    前記アドレス記憶部に記憶されているアドレスデータ部に対応する広告を広告配信サーバから取得するための通信部と、
    前記通信部を通じて取得された広告を再生する広告再生部と、
    利用者からの前記アドレス付きAVコンテンツの再生要求に応じて、当該アドレス付きAVコンテンツに対応するアドレスデータ部が示す広告を前記通信部を通じて取得して前記広告再生部に当該広告を再生させる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記通信部を通じた広告の取得に失敗したときに、当該広告の取得に失敗した旨を示す未受信広告情報を任意の記憶部に保存するとともに当該広告に対応するAVコンテンツデータ部に基づいて前記AVコンテンツ再生部に音声または映像を再生させ、その後、予め定められた未受信広告取得条件が満たされたときに、自動的に当該広告を前記通信部を通じて取得して前記広告再生部に当該広告を再生させることを特徴とする、コンテンツ再生端末。
  2. 前記未受信広告取得条件が、利用者からいずれかのAVコンテンツの再生要求を受けることであることを特徴とする、請求項1に記載のコンテンツ再生端末。
  3. 前記未受信広告取得条件が、一定の時間が経過する毎であることを特徴とする、請求項1に記載のコンテンツ再生端末。
  4. 前記未受信広告取得条件が、当該コンテンツ再生端末の電源が投入されたとき、もしくは利用者から何らかの指示が入力されたときであることを特徴とする、請求項1に記載のコンテンツ再生端末。
  5. 当該コンテンツ再生端末が、任意の目的地までの経路案内を行う経路案内モードと、少なくとも前記アドレス付きAVコンテンツを視聴するためのコンテンツ視聴モードを含むその他のモードとでその動作モードを切り換え可能であり、
    前記未受信広告取得条件が、当該コンテンツ再生端末の動作モードが前記経路案内モードからその他のモードへと切り替わることであることを特徴とする、請求項1に記載のコンテンツ再生端末。
  6. 前記制御部は、前記未受信広告情報に基づいて、前記AVコンテンツ再生部における音声または映像の再生を制限することを特徴とする、請求項1に記載のコンテンツ再生端末。
  7. 前記未受信広告情報には、広告毎に、取得に連続して失敗した回数を示す未受信回数情報が含まれ、
    前記制御部は、前記未受信回数情報に基づいて、一定回数以上連続して取得に失敗した広告に対応するAVコンテンツデータ部に基づく前記AVコンテンツ再生部における音声または映像の再生を禁止することを特徴とする、請求項6に記載のコンテンツ再生端末。
  8. 少なくともAVコンテンツデータ部とアドレスデータ部から構成されるアドレス付きAVコンテンツを再生するためのコンテンツ再生プログラムであって、前記AVコンテンツデータ部を記憶するためのAVコンテンツ記憶部と、前記アドレスデータ部を記憶するためのアドレス記憶部と、前記AVコンテンツ記憶部に記憶されているAVコンテンツデータ部に基づいて音声または映像を再生するAVコンテンツ再生部と、前記アドレス記憶部に記憶されているアドレスデータ部に対応する広告を広告配信サーバから取得するための通信部と、前記通信部を通じて取得された広告を再生する広告再生部とを備えた端末装置のコンピュータを、
    利用者からの前記アドレス付きAVコンテンツの再生要求に応じて、当該アドレス付きAVコンテンツに対応するアドレスデータ部が示す広告を前記通信部を通じて取得して前記広告再生部に当該広告を再生させる手段、および
    前記通信部を通じた広告の取得に失敗したときに、当該広告の取得に失敗した旨を示す未受信広告情報を任意の記憶部に保存するとともに当該広告に対応するAVコンテンツデータ部に基づいて前記AVコンテンツ再生部に音声または映像を再生させ、その後、予め定められた未受信広告取得条件が満たされたときに、自動的に当該広告を前記通信部を通じて取得して前記広告再生部に当該広告を再生させる手段として機能させるためのコンテンツ再生プログラム。
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