JP2007060376A - 音声再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 イコライザ設定において、高音域のゲインの設定と低音域のゲインの設定をする際に、ユーザの煩雑さを解消する。
【解決手段】 情報端末は、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とを二次元座標系で表現したイコライザ設定画面を表示する、イコライザ設定画面手段と、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値を、それぞれ、プラス方向及びマイナス方向にシフトするための、ユーザ設定値シフト手段と、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値に対応する前記イコライザ設定画面における座標に、現在のユーザ設定値を示す1つの設定値表示を表示し、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とに基づいて、音声データをイコライズ処理して、音声データの再生を行う、再生手段と、を備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、音声再生装置に関し、特に、イコライズ機能を備えた音声再生装置に関する。
液晶表示装置などの表示画面も備えた小型の音声再生装置が広く普及してきている。このような小型の音声再生装置においても、ユーザの好みの音質で音楽などの音声が再生できるように、イコライズ機能が装備されている。
イコライズ機能は、低音域や高音域などの特定の周波数帯域のゲインを上昇させ、或いは低下させることにより、ユーザの好みの音質で音声を再生したり、ヘッドホンやスピーカなどの特性を補ったりするために、使用されている。
特に小型で持ち運びのできる音声再生装置においては、低音域の周波数帯域のゲインと、高音域の周波数帯域のゲインとの2つのゲインについて、ゲインの上下が可能になっていることが多い。このような音声再生装置においては、ユーザは、低音域が物足りなく感じる場合、低音域のゲインを上げ、高音域の音が耳につき過ぎる場合、高音域のゲインを下げるなどして、自分の好みの音で音声が再生できるようにする。
ここで、個人個人が感じる好みの音は一律ではなく、また、同じ人間でも、その時に聞く音楽のジャンルや、その日の体調、気分、環境などにより、変化してしまうものである。したがって、イコライズ設定は、こまめにストレス無く変更できるように、できるだけ簡単に設定できることが望ましい。
図1は、従来の音声再生装置におけるイコライザ設定画面W10を説明する図である。この図1(a)から図1(e)を用いて、ユーザが如何にして低音域のゲインと高音域のゲインとを設定しているかを説明する。
図1(a)に示すように、イコライザ設定画面W10には、低音域のゲイン設定用の目盛りと、高音域のゲイン設定用の目盛りとが、個別に表示される。この例では、低音域のゲインと高音域のゲインのそれぞれに、−5から+5までの計11段階の値を、ユーザが選択できるようになっている。図1(a)は、デフォルトの状態であり、低音域のゲインと高音域のゲインはともに0に設定されている。
また、ユーザは、このイコライザ設定画面W10において、低音域のゲインの設定値を変更する場合には、低音域のゲインの設定モードに入る必要があり、逆に、高音域のゲインの設定値を変更する場合には、高音域のゲインの設定モードに入る必要がある。すなわち、ユーザは、低音域のゲインと高音域のゲインとを同時に設定することはできず、お互いの設定モード間の移行は、一旦、現在の設定モードを抜けて、設定したい音域の設定モードに入り直す必要がある。
この図1(a)の状態で、ユーザが、高音域が耳につくので、高音域のゲインの設定モードに入り、高音域のゲインを2ステップ下げたとする。これにより、イコライザ設定画面W10は、図1(b)に示すようになる。
次にユーザは、図1(b)の状態で、低音が物足りないので、高音域のゲインの設定モードを抜けて、低音域のゲインの設定モードに入って、低音域のゲインを3ステップ上げたとする。これにより、イコライザ設定画面W10は、図1(c)に示すようになる。
次にユーザは、図1(c)の状態で、今度は高音をもう少し上げたくなったので、低音域のゲインの設定モードを抜けて、高音域のゲインの設定モードに入り、高音域のゲインを1ステップ上げたとする。これにより、イコライザ設定画面W10は、図1(d)に示すようになる。
次にユーザは、この図1(d)の状態で、今度は低音が出すぎていると感じたので、高音域のゲインの設定モードを抜けて、低音域のゲインの設定モードに入り、低音域のゲインを1ステップ下げたとする。これにより、イコライザ設定画面W10は、図1(e)に示すようになる。以上の一連の操作により、ユーザの好みの音質に設定できたものとする。
この一連の操作から分かるように、人間が音声を聞いて得られるイメージは、低音域と高音域とが独立しているわけではなく、両者が密接に関連して1つのイメージを形成している。このため、上述したように、高音域のゲインを設定するステップと低音域のゲインを設定するステップとを別々に行う場合、低音域のゲインを調整して最良の低音域のゲインの設定にしたと思っても、次に高音域のゲインを調整すると、先に設定した低音域の聞こえ方にも影響が及んでしまい、低音域のゲインの設定が最良とは思えなくなってしまうことがある。これは、逆に高音域のゲインから先に設定した場合でも同様である。
このため、ユーザは、例えば、低音域のゲインの設定を行い、次いで高音域のゲインの設定を行い、次いで低音域のゲインの設定を行い、次いで高音域のゲインの設定を行う、という一連の操作を繰り返さなければならず、ユーザがイコライザ設定を煩雑に感じてしまうおそれがある。
一方、特開平5−7116号公報(特許文献1)には、視覚的にイコライザ設定の状態を表示して、ユーザに周波数特性が目で見えるようにすることにより、誤ったイコライザ設定がなされてしまうのを回避する技術が開示されている。しかし、この特開平5−7116号公報のイコライザ設定においても、各周波数帯域を個別に設定しなければならず、その煩雑さは、上述した例と変わらない。
特開平5−7116号公報
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、イコライザ設定において、高音域のゲインの設定と低音域のゲインの設定をする際に、ユーザの煩雑さを解消することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る音声再生装置は、
縦軸と横軸の一方の軸に、高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとり、縦軸と横軸の他方の軸に、低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとることにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とを二次元座標系で表現したイコライザ設定画面を表示する、イコライザ設定画面手段と、
高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値を、それぞれ、プラス方向及びマイナス方向にシフトするための、ユーザ設定値シフト手段と、
高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値に対応する前記イコライザ設定画面における座標に、現在のユーザ設定値を示す1つの設定値表示を表示するとともに、前記ユーザ設定値シフト手段でユーザ設定値がシフトされた場合には、前記設定値表示もシフトさせる、設定値表示手段と、
高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とに基づいて、音声データをイコライズ処理して、音声データの再生を行う、再生手段と、
を備えることを特徴とする。
この場合、前記ユーザ設定値シフト手段は、
高音域のゲインについてのユーザ設定値をプラス方向にシフトする、第1シフト手段と、
高音域のゲインについてのユーザ設定値をマイナス方向にシフトする、第2シフト手段と、
低音域のゲインについてのユーザ設定値をプラス方向にシフトする、第3シフト手段と、
低音域のゲインについてのユーザ設定値をマイナス方向にシフトする、第4シフト手段と、
を備えるようにしてもよい。
この場合、前記第1シフト手段乃至前記第4シフト手段は、前記イコライザ設定画面が表示されている1つの設定モードの中で有効に機能するようにしてもよい。
この場合、前記第1シフト手段と前記第2シフト手段の一方と、前記第3シフト手段と前記第4シフト手段の一方は、同時に機能して、高音域のゲインについてのユーザ設定値をシフトするのと同時に、低音域のゲインについてのユーザ設定値もシフトすることが可能なように構成してもよい。
或いは、前記第1シフト手段乃至前記第4シフト手段は、同時には機能せずに、高音域のゲインについてのユーザ設定と低音域のゲインについてのユーザ設定値の一方のみを、プラス方向又はマイナス方向にシフトすることが可能なように構成してもよい。
また、前記イコライザ設定画面に、特定のジャンルの音楽について適正なユーザ設定値であると考えられる領域に、特定ジャンル適正領域表示を表示する、適正領域表示手段を、さらに備えるようにしてもよい。
本発明に係る音声再生装置の制御方法は、
縦軸と横軸の一方の軸に、高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとり、縦軸と横軸の他方の軸に、低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとることにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とを二次元座標系で表現したイコライザ設定画面を表示するステップと、
高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値に対応する前記イコライザ設定画面における座標に、現在のユーザ設定値を示す1つの設定値表示を表示するステップと、
ユーザからの指示に基づいて、高音域のゲインと低音域のゲインの少なくとも一方のユーザ設定値をプラス方向又はマイナス方向にシフトするステップと、
前記ユーザ設定値がシフトされた場合には、前記イコライザ設定画面における前記設定値表示をシフトさせるステップと、
高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とに基づいて、音声データをイコライズ処理して、音声データの再生を行うステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、
縦軸と横軸の一方の軸に、高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとり、縦軸と横軸の他方の軸に、低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとることにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とを二次元座標系で表現したイコライザ設定画面を表示するステップと、
高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値に対応する前記イコライザ設定画面における座標に、現在のユーザ設定値を示す1つの設定値表示を表示するステップと、
ユーザからの指示に基づいて、高音域のゲインと低音域のゲインの少なくとも一方のユーザ設定値をプラス方向又はマイナス方向にシフトするステップと、
前記ユーザ設定値がシフトされた場合には、前記イコライザ設定画面における前記設定値表示をシフトさせるステップと、
高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とに基づいて、音声データをイコライズ処理して、音声データの再生を行うステップと、
を音声再生装置に実行させることを特徴とする。
本発明に係る記録媒体は、
縦軸と横軸の一方の軸に、高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとり、縦軸と横軸の他方の軸に、低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとることにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とを二次元座標系で表現したイコライザ設定画面を表示するステップと、
高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値に対応する前記イコライザ設定画面における座標に、現在のユーザ設定値を示す1つの設定値表示を表示するステップと、
ユーザからの指示に基づいて、高音域のゲインと低音域のゲインの少なくとも一方のユーザ設定値をプラス方向又はマイナス方向にシフトするステップと、
前記ユーザ設定値がシフトされた場合には、前記イコライザ設定画面における前記設定値表示をシフトさせるステップと、
高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とに基づいて、音声データをイコライズ処理して、音声データの再生を行うステップと、
を音声再生装置に実行させるプログラムが記録されたことを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図2は、本実施形態に係る情報端末10の外観斜視図であり、図3は、図2の情報端末10の内部構成の一例を説明するブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る情報端末10は、その前面に表示画面20を備えている。この表示画面20は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成されている。
また、この情報端末10における表示画面20右側には、ユーザインターフェースとして、電源ボタンB10と、決定ボタンB11と、キャンセルボタンB12と、上側設定移動ボタンB13と、下側設定移動ボタンB14と、右側設定移動ボタンB15と、左側設定移動ボタンB16とが、設けられている。
電源ボタンB10は、この情報端末10の電源をオンにする場合や、オフにする場合に押下されるボタンである。決定ボタンB11は、ユーザがこの情報端末10について各種の操作をしている際に、その操作や設定を最終的に有効にする場合に、押下されるボタンである。キャンセルボタンB12は、ユーザがこの情報端末10について各種の操作をしている際に、その操作や設定を無効にする場合に、押下されるボタンである。
上側設定移動ボタンB13と、下側設定移動ボタンB14と、右側設定移動ボタンB15と、左側設定移動ボタンB16は、カーソルなどを、それぞれ、上側、下側、右側、左側に移動する場合に、押下されるボタンである。本実施形態においては、特に、後述するイコライザ設定の際に、高音域及び低音域のゲインのユーザ設定値を変更する場合に、これらの設定移動ボタンB13〜B16が押下される。
なお、この図2に示した情報端末10は、音声を再生する音声再生装置の一例であり、ここでは、音楽や静止画、動画などを再生できる小型の携帯型ストレージデバイスを想定している。
図3に示すように、情報端末10は、その内部に、CPU(Central Processing Unit)30と、ROM(Read Only Memory)32と、RAM(Random Access Memory)34と、ハードディスクドライブ36とを備えて構成されており、これらは互いに内部バスを介して接続されている。
また、この情報端末10は、ビデオデコーダ38を備えている。ビデオデコーダ38は、CPU30から、ハードディスクドライブ36に格納されている動画データや静止画データを受け取って、このデータを再生することにより、表示画面20に動画や静止画を表示する。
さらに、この情報端末10は、デジタル音声信号処理部40と、デジタルボリューム42と、デジタル/アナログコンバータ44と、音声増幅器46とを備えている。デジタル音声信号処理部40は、例えばDSP(Digital Signal Processor)により構成されており、CPU30を介して、ハードディスクドライブ36に格納されている音声データを取得する。ここで、音声データとは、音声を再生するために必要なデータであり、音声を再生するのに必要な信号をデジタル化したデータである。必要に応じて、この音声データは圧縮されて、そのデータサイズの縮小化が図られている。また、ここで、音声とは、音楽や人の声や物音などを含む広い概念を意味している。
デジタル音声信号処理部40は、音声データを取得すると、この音声データが圧縮されている場合はこれを伸張する。そして、音声データのデコードを行い、PCM(Pulse Code Modulation)化された状態のデジタルの音声データを生成する。また、ユーザが行ったイコライザ設定に基づいて、高音域のゲインと低音域のゲインとを調整する。このイコライズ処理を行ったデジタルの音声データは、デジタルボリューム42に出力される。
デジタルの音声データを取得したデジタルボリューム42では、ユーザがこの情報端末10に対して行っているボリューム設定に基づいて、音声データのボリュームを調整する。デジタルボリューム42は、ユーザが設定したボリューム値をCPU30から取得する。このボリューム調整されたデジタルの音声データは、デジタル/アナログコンバータ44に出力される。
デジタルの音声データを取得したデジタル/アナログコンバータ44では、このデジタルの音声データをアナログ信号に変換して、音声増幅器46に出力する。音声増幅器46では、このアナログ信号の音声を増幅して、スピーカ出力端子50と、ヘッドホン出力端子52と、ライン出力端子54とに出力する。このため、例えば、この情報端末10のスピーカ出力端子50にスピーカが接続されていれば、そのスピーカから再生された音声が出力される。また、この情報端末10のヘッドホン出力端子52にヘッドホンが接続されていれば、そのヘッドホンから再生された音声が出力される。
次に、図4に基づいて、本実施形態に係るイコライザ設定処理について説明する。この図4は、情報端末10が実行するイコライザ設定処理の内容を説明するフローチャートを示す図である。このイコライザ設定処理は、ROM32又はハードディスクドライブ36に格納されているイコライザ設定プログラムを、CPU30が読み込んで実行することにより実現される処理である。
また、このイコライザ設定処理は、図5に示した表示画面20に表示される設定メニュー画面W20において、ユーザが、上側設定移動ボタンB13と下側設定移動ボタンB14とを操作してカーソルCRを移動させ、カーソルCRが「イコライザ設定」に位置している際に、決定ボタンB11を押下した場合に、起動される処理である。
図4に示すように、このイコライザ設定処理が開始されると、情報端末10は、現在のゲインユーザ設定値を取得する(ステップS10)。図6は、本実施形態に係るRAM34又はハードディスクドライブ36に保持されているユーザ設定値テーブルTB10の構成の一例を示す図である。この図6に示すように、ユーザ設定値テーブルTB10には、高音域のゲインについてのユーザ設定値と、そのユーザ設定値に対応する実際のイコライザゲイン値が格納されており、また、低音域のゲインについてのユーザ設定値と、そのユーザ設定値に対応する実際のイコライザゲイン値が格納されている。ユーザ設定値は、ユーザが任意に設定できるものであるが、そのデフォルトは0になっている。このステップS10においては、情報端末10は、ユーザ設定値テーブルTB10から、現在のゲインユーザ設定値を読み出して取得する。
次に、図4に示すように、情報端末10は、イコライザ設定画面を表示画面20に表示する(ステップS12)。図7は、このとき、表示画面20に表示されるイコライザ設定画面W30の一例を示す図である。この図7に示すように、本実施形態に係るイコライザ設定画面W30においては、高音域と低音域のユーザ設定値が二次元の表形式に表示される。すなわち、横軸に高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りが割り当てられ、縦軸に低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りが割り当てられて、全体として二次元座標系を構成している。但し、縦軸と横軸の割り当てを入れ替えて、縦軸に高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りを割り当て、横軸に低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りを割り当てるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、高音域と低音域ともに、ユーザ設定値は、それぞれ、−5〜+5まで1刻みで設定できるようになっており、全部で11段階の値を有している。上述したように、高音域と低音域のユーザ設定値のデフォルトは0であるので、座標(0,0)である位置Aに、現在のユーザ設定値を表すドットが、1つ、設定値表示として表示される。
次に、図4に示すように、情報端末10は、設定移動ボタンB13〜B16が押下されたかどうかを判断する(ステップS14)。いずれかの設定移動ボタンB13〜B16が押下された場合(ステップS14:YES)には、押下された設定移動ボタンの方向に、ゲインユーザ設定値を移動する。例えば、上側設定移動ボタンB13が押下された場合には、低音域のゲインについてのユーザ設定値を現在の値から+1シフトする。下側設定移動ボタンB14が押下された場合には、低音域のゲインについてのユーザ設定値を現在の値から−1シフトする。右側設定移動ボタンB15が押下された場合には、高音域のゲインについてのユーザ設定値を現在の値から+1シフトする。左側設定移動ボタンB16が押下された場合には、高音域のゲインについてのユーザ設定値を現在の値から−1シフトする。
さらに、本実施形態においては、2つの設定移動ボタンを同時に押下することにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値の移動と、低音域のゲインについてのユーザ設定値の移動とを、同時に行うことも可能である。例えば、上側設定移動ボタンB13と右側設定移動ボタンB15とが同時に押下された場合には、高音域のゲインについてのユーザ設定値を現在の値から+1シフトするとともに、低音のゲインについてのユーザ設定値も現在の値から+1シフトする。同様に、例えば、下側設定移動ボタンB14と左側設定移動ボタンB16とが同時に押下された場合には、高音域のゲインについてのユーザ設定値を現在の値から−1シフトするとともに、低音のゲインについてのユーザ設定値も現在の値から−1シフトする。
同時に押下することが有効なのは、低音域のゲインについてのユーザ設定値をシフトする設定移動ボタンB13、B14の一方と、高音域のゲインについてのユーザ設定値をシフトする設定移動ボタンB15、B16の一方との組み合わせである。したがって、例えば、上側設定移動ボタンB13と下側設定移動ボタンB14とを同時に押下しても、何も起きない。
但し、2つの設定移動ボタンを同時に押下することにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値の移動と、低音域のゲインについてのユーザ設定値の移動とを、同時に行う機能は、必ずしも必要なものではなく、このような機能を省くことも可能である。
次に、情報端末10は、イコライザ設定画面W30における設定値表示を移動する(ステップS18)。すなわち、ステップS16でユーザ設定値を移動した結果を反映した座標に、設定値表示であるドットを移動する。
次に、情報端末10は、ユーザ設定値テーブルTB10を更新する(ステップS20)。すなわち、ステップS16でユーザ設定値を移動した結果を、ユーザ設定値テーブルTB10のユーザ設定値に反映させる。また、情報端末10は、図8に示すイコライザゲイン値対応テーブルTB20を参照して、ユーザ設定値に対応する実際のイコライザゲイン値を取得して、ユーザ設定値テーブルTB10に格納する。この図8に示すように、イコライザゲイン値対応テーブルTB20には、高音域及び低音域のゲインについてのユーザ設定値と、これに対応する実際のイコライザゲイン値の関係が保持されている。本実施形態においては、このイコライザゲイン値対応テーブルTB20は、ROM32又はハードディスクドライブ36に格納されている。
したがって、例えば、ユーザが、高音域のゲインについてのユーザ設定値を+2に設定した場合には、実際のイコライザゲイン値は+4dBになる。このように情報端末10はユーザ設定値テーブルTB10を更新した後、上述したステップS14の処理に戻る。
一方、このステップS14において、設定移動ボタンB13〜B16のいずれもが押下されていないと判断した場合(ステップS14:NO)には、情報端末10は、決定ボタンB11が押下されたかどうかを判断する(ステップS22)。
決定ボタンB11が押下された場合(ステップS22:YES)には、このイコライザ設定画面を終了する。これにより、表示画面20には、図5に示した設定メニュー画面W20が表示される。一方、決定ボタンB11が押下されていない場合(ステップS22:NO)には、上述したステップS14からの処理を繰り返す。
例えば、このイコライザ設定処理において、図7の位置Aに設定値表示のドットがある場合に、高音域が耳についたので、高音域のゲインについてのユーザ設定値をマイナス方向(左方向)に2つシフトするために、ユーザが左側設定移動ボタンB16を2回押下したとする。すると、設定値表示のドットは、座標(−2,0)の位置Bに移動する。
次に、ユーザは、低音域が物足りないと感じたので、低音域のゲインについてのユーザ設定値をプラス方向(上方向)に3つシフトするために、上側設定移動ボタンB13を3回押下したとする。すると、設定値表示のドットは、座標(−2,+3)の位置Cに移動する。
次に、ユーザは、今度は高音域をもう少し上げたいと感じたので、高音域のゲインについてのユーザ設定値をプラス方向(右方向)に1つシフトするために、右側設定移動ボタンB15を1回押下したとする。すると、設定値表示のドットは、座標(−1,+3)の位置Dに移動する。
次に、ユーザは、今度は低音域が出すぎていると感じたので、低音域のゲインについてのユーザ設定値をマイナス方向(下方向)に1つシフトするために、下側設定移動ボタンB14を1回押下したとする。すると、設定値表示のドットは、座標(−1,+2)の位置Eに移動する。ここでは、この位置Eのユーザ設定値で、ユーザが音質に満足できたとする。
このことから分かるように、これらの高音域及び低音域のゲインのユーザ設定値を変更する間に、ユーザは、高音域の設定モードと低音域の設定モードとの間の変更を必要としていない。すなわち、1つの設定モードの中で、イコライザ設定画面W30を用いて、高音域と低音域のゲインについてのユーザ設定値を変更し、設定することが可能である。
さらに、本実施形態においては、2つの設定移動ボタンを同時に押下することにより、イコライザ設定画面W30における斜め方向の移動も可能である。例えば、座標(−2,+3)の位置Cに設定値表示のドットが位置している場合に、ユーザが、右側設定移動ボタンB15と下側設定移動ボタンB14とを同時に押下した場合には、高音域のゲインのユーザ設定値がプラス方向に1つシフトされ、低音域のゲインのユーザ設定値がマイナス方向に1つシフトされて、座標(−1,+2)の位置Eに移動する。
図9は、この位置Eに設定値表示のドットが移動した場合における、ユーザ設定値テーブルTB10の状態を示す図である。この図9に示すように、高音域のゲインについてのユーザ設定値が−1になり、これに対応して、イコライザゲイン値は−2dBになる。また、低音域のゲインについてのユーザ設定値が+2になり、これに対応して、イコライザゲイン値は+4dBになる。
デジタル音声信号処理部40は、音声データをイコライズ処理する際には、このユーザ設定値テーブルTB10を随時参照し、このユーザ設定値テーブルTB10に格納されている高音域のゲインについてのイコライザゲイン値に基づいて、再生する音声データの高音域のゲインを調整し、ユーザ設定値テーブルTB10に格納されている低音域のゲインについてのイコライザゲイン値に基づいて、再生する音声データの低音域のゲインを調整する。このため、図4のイコライザ設定処理におけるステップS20において、ユーザ設定値テーブルTB10が更新されれば、直ちに、更新されたユーザ設定値に基づく音質で、音声が再生される。
さらに、本実施形態に係るイコライザ設定画面W30においては、特定のジャンルの音楽について、適正なユーザ設定値であると考えられる領域に、特定ジャンル適正表示をしている。例えば、図7の例では、ジャンルとしてロックに適正であると考えられる領域を点線で囲って「ロック適正領域」と表示し、クラシックに適正であると考えられる領域を点線で囲って「クラシック適正領域」と表示している。このため、ユーザは、例えば、自分がロックを聞こうとしている場合には、この「ロック適正領域」にあるいずれかの座標に、設定値表示のドットをひとまず移動し、自分の好みの音質であるかどうかを確かめることができる。この特定ジャンル適正領域の表示は、点線に限らず、様々な態様が考えられる。例えば、この特定ジャンル適正領域を他の領域と区別できるように別な色を付するようにしてもよい。但し、この特定ジャンル適正表示は、必ずしも表示するする必要はない。
以上のように、本実施形態に係る情報端末10によれば、高音域のゲインと低音域のゲインの双方を設定する際に、ユーザは、イコライザ設定画面W30を見ながら、且つ、そのユーザ設定値が反映された音質の音声を聞きながら、ユーザ設定値の変更を行えるので、従来煩雑であったイコライザ設定を簡単に行うことができる。すなわち、ユーザは、イコライザ設定画面W30を見ながら、高音域のゲインを設定するモードと低音域のゲインを設定するモードとを切り替えたり、抜けたりすることなく、1つのモードの中で、両方のゲインを設定することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず種々に変形可能である。例えば、上述した実施形態では、設定移動ボタンB13〜B16により、高音域のゲイン及び低音域のゲインのユーザ設定値をプラス方向及びマイナス方向にシフトすることとしたが、これとは異なるユーザインターフェースにより、これらをシフトするようにしてもよい。例えば、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイスにより、イコライザ設定画面W30の設定値表示のドットを移動して、高音域のゲイン及び低音域のゲインのユーザ設定値をシフトするようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、音声再生装置の一例として、小型の情報端末10をあげて本発明を説明したが、パーソナルコンピュータやノートパソコンなどの他の装置により、音声再生装置を構成してもよい。
さらに、上述の実施形態で説明したイコライザ設定処理については、このイコライザ設定処理を実行するためのプログラムをフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、ROM、メモリカード等の記録媒体に記録して、記録媒体の形で頒布することが可能である。この場合、この記録媒体に記録されたプログラムを音声再生装置に読み込ませ、実行させることにより、上述した実施形態を実現することができる。
また、音声再生装置は、オペレーティングシステムや別のアプリケーションプログラム等の他のプログラムを備える場合がある。この場合、音声再生装置の備える他のプログラムを活用するために、その音声再生装置が備えるプログラムの中から、上述した実施形態と同等の処理を実現するプログラムを呼び出すような命令を含むプログラムを、記録媒体に記録するようにしてもよい。
さらに、このようなプログラムは、記録媒体の形ではなく、ネットワークを通じて搬送波として頒布することも可能である。ネットワーク上を搬送波の形で伝送されたプログラムは、音声再生装置に取り込まれて、このプログラムを実行することにより上述した実施形態を実現することができる。
また、記録媒体にプログラムを記録する際や、ネットワーク上を搬送波として伝送される際に、プログラムの暗号化や圧縮化がなされている場合がある。この場合には、これら記録媒体や搬送波からプログラムを読み込んだ音声再生装置は、そのプログラムの復号や伸張を行った上で、実行する必要がある。
さらに、上述したイコライザ設定処理は、ソフトウェアではなく、ハードウェアにより構成することも可能である。図10は、上述したイコライザ設定処理をASIC(Application Specific IC)などのハードウェアにより構成した場合の情報端末10を説明するブロック図である。
この図10に示すように、図3の情報端末10の構成部品に加えて、イコライザ設定画面表示部100と、ユーザ設定値シフト部102と、設定値表示部104と、再生部106と、適正領域表示部108とをさらに備えて構成されている。
イコライザ設定画面表示部100は、イコライザ設定処理において、図7に示したイコライザ設定画面W30を表示画面20に表示する。すなわち、イコライザ設定画面表示部100は、縦軸と横軸の一方の軸に、高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとり、縦軸と横軸の他方の軸に、低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとることにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とを二次元座標系で表現したイコライザ設定画面W30を、表示画面20に表示する。
ユーザ設定値シフト部102は、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値を、それぞれ、プラス方向及びマイナス方向にシフトする。上述した実施形態では、このユーザ設定値シフト部102は、ユーザが設定移動ボタンB13〜B16を操作して、ユーザ設定値のシフトを指示した場合に、その指示に応じて、これらのユーザ設定値をシフトする。
具体的には、ユーザが右側設定移動ボタンB15を押下した場合には、高音域のゲインについてのユーザ設定値をプラス方向にシフトし、ユーザが左側設定移動ボタンB16を押下した場合には、高音域のゲインについてのユーザ設定値をマイナス方向にシフトする。また、ユーザが上側設定移動ボタンB13を押下した場合には、低音域のゲインについてのユーザ設定値をプラス方向にシフトし、ユーザが下側設定移動ボタンB14を押下した場合には、低音域のゲインについてのユーザ設定値をマイナス方向にシフトする。
設定値表示部104は、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値に対応するイコライザ設定画面W30における座標に、現在のユーザ設定値を示す1つの設定値表示を表示するとともに、ユーザ設定値シフト部102でユーザ設定値がシフトされた場合には、このイコライザ設定画面W30における設定値表示もシフトさせる。
再生部106は、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とに基づいて、音声データをイコライズ処理して、音声データの再生する。具体的には、この再生部106は、図3のデジタル音声信号処理部40とデジタルボリューム42とデジタル/アナログコンバータ44と音声増幅器46とにより、構成されている。
適正領域表示部108は、イコライザ設定画面W30に、特定のジャンルの音楽について適正なユーザ設定値であると考えられる領域に、特定ジャンル適正領域表示を表示する。具体的には、適正領域表示部108は、図7のイコライザ設定画面W30において、特定ジャンル適正領域表示として、「ロック適正領域」、「クラシック適正領域」と表示する。
これ以外の具体的な処理内容や操作方法は、上述したソフトウェアによるイコライザ設定処理と同様である。
従来のイコライザ設定画面を用いて、高音域のゲインと低音域のゲインを設定する手順を説明する図である。 本実施形態に係る情報端末の外観斜視図である。 本実施形態に係る情報端末の内部構成の一例を説明する図である。 本実施形態に係る情報端末が実行するイコライザ設定処理の内容を説明するフローチャートを示す図である。 本実施形態に係る情報端末の表示画面に表示される設定メニュー画面の一例を示す図。 本実施形態に係る情報端末が保持するユーザ設定値テーブルの構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報端末の表示画面に表示されるイコライザ設定画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報端末が保持するイコライザゲイン値対応テーブルの構成の一例を示す図である。 イコライザ設定処理を終えた後のユーザ設定値テーブルの状態の一例を示す図である。 ハードウェアによりイコライザ設定処理を実現する場合の情報端末の内部構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 情報端末
20 表示画面
30 CPU
32 ROM
34 RAM
36 ハードディスクドライブ
38 ビデオデコーダ
40 デジタル音声信号処理部
42 デジタルボリューム
44 デジタル/アナログコンバータ
46 音声増幅器
50 スピーカ出力端子
52 ヘッドホン出力端子
54 ライン出力端子
B10 電源ボタン
B11 決定ボタン
B12 キャンセルボタン
B13 上側設定移動ボタン
B14 下側設定移動ボタン
B15 右側設定移動ボタン
B16 左側設定移動ボタン

Claims (9)

  1. 縦軸と横軸の一方の軸に、高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとり、縦軸と横軸の他方の軸に、低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとることにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とを二次元座標系で表現したイコライザ設定画面を表示する、イコライザ設定画面手段と、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値を、それぞれ、プラス方向及びマイナス方向にシフトするための、ユーザ設定値シフト手段と、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値に対応する前記イコライザ設定画面における座標に、現在のユーザ設定値を示す1つの設定値表示を表示するとともに、前記ユーザ設定値シフト手段でユーザ設定値がシフトされた場合には、前記設定値表示もシフトさせる、設定値表示手段と、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とに基づいて、音声データをイコライズ処理して、音声データの再生を行う、再生手段と、
    を備えることを特徴とする音声再生装置。
  2. 前記ユーザ設定値シフト手段は、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値をプラス方向にシフトする、第1シフト手段と、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値をマイナス方向にシフトする、第2シフト手段と、
    低音域のゲインについてのユーザ設定値をプラス方向にシフトする、第3シフト手段と、
    低音域のゲインについてのユーザ設定値をマイナス方向にシフトする、第4シフト手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の音声再生装置。
  3. 前記第1シフト手段乃至前記第4シフト手段は、前記イコライザ設定画面が表示されている1つの設定モードの中で有効に機能する、ことを特徴とする請求項2に記載の音声再生装置。
  4. 前記第1シフト手段と前記第2シフト手段の一方と、前記第3シフト手段と前記第4シフト手段の一方は、同時に機能して、高音域のゲインについてのユーザ設定値をシフトするのと同時に、低音域のゲインについてのユーザ設定値もシフトすることが可能である、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の音声再生装置。
  5. 前記第1シフト手段乃至前記第4シフト手段は、同時には機能せずに、高音域のゲインについてのユーザ設定と低音域のゲインについてのユーザ設定値の一方のみを、プラス方向又はマイナス方向にシフトすることが可能である、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の音声再生装置。
  6. 前記イコライザ設定画面に、特定のジャンルの音楽について適正なユーザ設定値であると考えられる領域に、特定ジャンル適正領域表示を表示する、適正領域表示手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の音声再生装置。
  7. 縦軸と横軸の一方の軸に、高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとり、縦軸と横軸の他方の軸に、低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとることにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とを二次元座標系で表現したイコライザ設定画面を表示するステップと、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値に対応する前記イコライザ設定画面における座標に、現在のユーザ設定値を示す1つの設定値表示を表示するステップと、
    ユーザからの指示に基づいて、高音域のゲインと低音域のゲインの少なくとも一方のユーザ設定値をプラス方向又はマイナス方向にシフトするステップと、
    前記ユーザ設定値がシフトされた場合には、前記イコライザ設定画面における前記設定値表示をシフトさせるステップと、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とに基づいて、音声データをイコライズ処理して、音声データの再生を行うステップと、
    を備えることを特徴とする音声再生装置の制御方法。
  8. 縦軸と横軸の一方の軸に、高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとり、縦軸と横軸の他方の軸に、低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとることにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とを二次元座標系で表現したイコライザ設定画面を表示するステップと、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値に対応する前記イコライザ設定画面における座標に、現在のユーザ設定値を示す1つの設定値表示を表示するステップと、
    ユーザからの指示に基づいて、高音域のゲインと低音域のゲインの少なくとも一方のユーザ設定値をプラス方向又はマイナス方向にシフトするステップと、
    前記ユーザ設定値がシフトされた場合には、前記イコライザ設定画面における前記設定値表示をシフトさせるステップと、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とに基づいて、音声データをイコライズ処理して、音声データの再生を行うステップと、
    を音声再生装置に実行させるためのプログラム。
  9. 縦軸と横軸の一方の軸に、高音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとり、縦軸と横軸の他方の軸に、低音域のゲインについてのユーザ設定値の目盛りをとることにより、高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とを二次元座標系で表現したイコライザ設定画面を表示するステップと、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値に対応する前記イコライザ設定画面における座標に、現在のユーザ設定値を示す1つの設定値表示を表示するステップと、
    ユーザからの指示に基づいて、高音域のゲインと低音域のゲインの少なくとも一方のユーザ設定値をプラス方向又はマイナス方向にシフトするステップと、
    前記ユーザ設定値がシフトされた場合には、前記イコライザ設定画面における前記設定値表示をシフトさせるステップと、
    高音域のゲインについてのユーザ設定値と低音域のゲインについてのユーザ設定値とに基づいて、音声データをイコライズ処理して、音声データの再生を行うステップと、
    を音声再生装置に実行させるためのプログラムが記録された記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5608843B1 (ja) * 2013-06-25 2014-10-15 純一 角元 音楽再生機能の操作画面

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