JP2007059979A - 固体撮像装置、および固体撮像方法 - Google Patents

固体撮像装置、および固体撮像方法 Download PDF

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JP2007059979A JP2005239583A JP2005239583A JP2007059979A JP 2007059979 A JP2007059979 A JP 2007059979A JP 2005239583 A JP2005239583 A JP 2005239583A JP 2005239583 A JP2005239583 A JP 2005239583A JP 2007059979 A JP2007059979 A JP 2007059979A
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Toru Okamura
徹 岡村
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Abstract

【課題】 通常の撮像装置と比較してより多くのRAWデータを内部記憶領域に保存す
ることが可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】
デジタルカメラ1のCCD71によって取得された電気信号は、電子情報であるRAW
データに変換される(S20)。CPU11aは、予めユーザーからRAWデータの圧縮
指示がなされているかどうかを確認し(S40)、指示されている場合は可逆圧縮方式を
用いてRAWデータの圧縮を行う。圧縮処理によって作成された圧縮RAWデータは、フ
ラッシュメモリ等の記憶部に記憶される(S50)。圧縮に使用されたRAWデータは、
メインメモリ11bより消去される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体撮像装置、および固体撮像方法に関するものであり、特に撮像処理によ
って得られた撮像情報の記憶方法に関する。
近年、情報のデジタル化に伴い、デジタル方式を用いた固体撮像装置(デジタルカメラ
)が、アナログカメラを越えるシェアを誇るようになっている。そして、このようなデジ
タルカメラによって取得された撮像情報(撮像データ)は、パソコンにインストールされ
た様々なアプリケーション等によって、各種分野で広く利用することが可能である。
アナログカメラに対してデジタルカメラの優れている点は、取得した撮像データの保存
、管理を容易に行えることにある。例えば、撮像データをパソコンに転送し、パソコン上
で撮像データに対する現像処理等の加工処理を行うことが可能である。
デジタルカメラによって取得された撮像データは、光学素子によって得られた電気信号
をそのまま電子データに置き換えたデータであるRAWデータ(現像前撮像データ)とし
て、デジタルカメラの内部に記憶される。RAWデータは、例えばCCD(Charge Coupl
ed Devices)センサ等の光学素子を用いて取得された電気信号を、未加工のまま電子デー
タに変換することにより得られる。従って、画像エンジン等を用いた現像処理等の加工処
理が行われていないため、そのままではユーザーによる閲覧等が不可能である。
RAWデータは、画像エンジン等により現像処理を行うことにより、画像データ(現像
後撮像データ)に変換される。画像データは、例えばビットマップ方式やJPEG方式等
によりデータ化され、保存される。RAWデータと画像データを比較した場合、RAWデ
ータは画像データより多くの色情報を保持しているため、画像の品質が高い。また、RA
WデータはCCDセンサにより得られたデータをそのまま記憶したデータであるため、現
像処理(例えばホワイトバランスやシャープネスの決定等)が行われる以前の状態である
。このため、ユーザーは後からこれらのパラメータに変更を加えることにより、何度でも
現像処理を行う(つまり何度でも画像データの作成ができる)という特徴を持つ。
しかし反面、RAWデータは画像データと比較してデータサイズが大きく、撮像装置内
部の記憶領域を大幅に占有するといった側面を持つ。このため、撮像装置内部において現
像処理が行われて画像データが得られた後、RAWデータは記憶部より削除されるのが一
般的である。これにより、撮像装置の記憶部の空き容量を増やし、記憶できる画像データ
の数を増やすことが可能となる。
しかし上記の方法を用いた撮像装置においては、現像処理後にRAWデータが削除され
てしまうため、撮像後に手動による現像処理(例えば色調の変更等を加えた現像処理)を
行うことができない。このため、記憶領域は有効に使用してより多くの画像データは保存
できるが、ユーザーにとっての利便性は低下するという問題があった。ユーザーにしてみ
れば、撮像枚数を優先するために現像済みRAWデータを削除するか、或いは後で現像処
理を行うことために、データサイズの大きい現像済みRAWデータを残しておくか、どち
らかを選択するしかなかった。
上記の問題に関連して特許文献1においては、RAWデータを外部出力する撮像装置で
あって、外部出力するデータには、RAWデータと、RAWデータを元に異なる複数の信
号処理を施して作成された複数のプレビュー画像の画像データと、が含まれていることを
特徴とする撮像装置が開示されている。
特許文献1の撮像装置によれば、撮像処理により取得したRAWデータをパソコン等の
情報端末に表示する場合に、ファイルにプレビュー画像の画像データが記録されている。
このため、RAWデータを受信した外部装置(例えばパソコン等)で現像処理を行う必要
がなく、現像後の画像データを外部装置上で簡易迅速に表示することができる。
通常、外部装置によるソフトウェア現像処理は、撮像装置によるハードウェア現像処理
と比較して20分の1以下の速度で行うことができる。このため、外部装置側でRAWデ
ータの中身を確認する際に、随時現像処理を行っていたのでは、膨大な時間を費やすこと
になる。これに対して特許文献1の撮像装置においては、あらかじめRAWデータにプレ
ビュー画像が付加されて送信されているため、画像内容確認等の際に、ユーザーの表示待
ち時間を大幅に短縮することが可能である。
しかしながら、上記の特許文献1に開示されている固体撮像装置によれば、ユーザーの
利便性を向上させることはできるものの、撮像装置から外部へ送信されるデータ量は通常
よりも多くなる(RAWデータサイズに、プレビュー画像のデータサイズが追加される)
という問題があった。
特開2004−129065号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、その目的は撮像素子に
よって得られる現像前撮像データ(RAWデータ)を、その品質を劣化させることなく、
かつ記憶領域を大幅に占有することなく保存することのできる撮像情報記憶方法を備えた
固体撮像装置を提供することにある。
また本発明は、前記撮像情報記憶方法により保存されたRAWデータを外部装置に対し
て転送する際に、外部装置の処理性能や入出力インタフェースの転送性能等に応じて最も
効率の良い転送を行うことが可能な固体撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の固体撮像装置は、
撮像素子を用いて固体の光学情報を電気信号として取得する撮像部と、
前記電気信号をもとに現像前撮像データを作成する制御部と、
前記現像前撮像データを記憶する記憶部と、
前記現像前撮像データに対して現像処理を行うことにより画像データを作成する加工処理
部と、
外部装置と接続してデータ通信を行うための入出力インタフェース部と、
を備えた固体撮像装置において、
前記制御部が、前記現像前撮像データを可逆圧縮方法を用いて圧縮することにより圧縮
現像前撮像データを作成し、作成した前記圧縮現像前撮像データを前記記憶部に記憶する
こと
を特徴としている。
この構成によると、
デジタルカメラ(固体撮像装置)のCCDセンサ(撮像部)によって取得された電気信
号は、電子情報であるRAWデータ(現像前撮像データ)に変換された後、可逆圧縮方式
(例えばZIP方式、LZH方式等)を用いて圧縮処理が行われれる。圧縮されたRAW
データ(圧縮現像前撮像データ)は、フラッシュメモリ等の記憶部に記憶される。
また、上記目的を達成するために本発明の固体撮像装置は、
前記圧縮処理において使用された圧縮元の前記現像前撮像データを消去すること
を特徴としている。
この構成によると、
圧縮に使用された圧縮元のRAWデータ(現像前撮像データ)は、デジタルカメラ内部
(例えばメインメモリ)から消去される。
また、上記目的を達成するために本発明の固体撮像装置は、
前記圧縮現像前撮像データを前記入出力インタフェース部を用いて外部装置に対して転
送する際に、前記制御部が前記圧縮現像前撮像データの解凍処理を行い、前記解凍処理に
よって得られた前記現像前撮像データを前記外部装置に対して転送すること
を特徴としている。
この構成によると、
デジタルカメラの記憶部に記憶された圧縮RAWデータを、入出力I/F(入出力イン
タフェース部)を用いて外部装置に転送する際に、制御部が圧縮RAWデータの解凍と転
送とを並行して行う。これにより、解凍されたRAWデータが外部装置に対して転送され
る。
本発明の第一の構成によると、撮像素子(CCDセンサ等)によって得られたRAWデ
ータを、画質を劣化させることなく圧縮してメモリに格納する。このため、画質を保った
ままデータサイズを削減し、固体撮像装置の記憶容量を有効に活用することができる。
また、本発明の第二の構成によると、圧縮に使用された圧縮元のデータ(RAWデータ
)は、固体撮像装置内部より消去される。これにより、記憶領域の空き容量を増やし、記
憶できる圧縮RAWデータの数を増加させることができる。
また、本発明の第三の構成によると、圧縮RAWデータを解凍してから外部装置に対し
て転送するため、外部装置側で解凍処理を行う必要がない。ユーザーにしてみると、圧縮
RAWデータの転送を行う場合に、圧縮されたRAWデータをそのまま送信するか、それ
とも固体撮像装置側で解凍してから送信するかを選択することができる。これにより、固
体撮像装置と外部装置との圧縮・解凍処理性能や入出力I/Fの性能に応じて、最も効率
の良いRAWデータの転送方法を選択的に使用することが可能である。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
[実施の形態1]
〈1−1.デジタルカメラの外部構成について〉
ここで、デジタルカメラ(撮像装置)1の外部構成を図3から図5を用いながら説明す
る。図3は本発明のデジタルカメラ1における正面図であり、図4は側面図、図5は背面
図を示している。
図3に示すように、本発明のデジタルカメラ1は、略直方体の形状を有するハウジング
60から構成されている。ハウジング60には、図3に示すように、少なくとも、撮影レ
ンズユニット61、ファインダー62、ストロボ装置63、グリップ64、シャッターボ
タン65が設けられるようになっている。
撮影レンズユニット61は、不図示である複数のレンズから構成されている。そして、
このレンズ間の間隔が調整されることで、被写体への焦点(ピント)が合わせられるよう
になっている。
ファインダー62は、ユーザーが撮影対象物を目視するための覗き口である。ストロボ
装置63は、撮影の際に被写体に対して照明を照射するための発光部である。
グリップ64は、ハウジング60(ひいてはデジタルカメラ1)を容易に把持するため
の持ち手である。シャッターボタン65は、デジタルカメラ1の撮影駆動を制御するため
の操作ボタンである。
また、図4に示すように、ハウジング60の側面には、外部装置に対してデータ転送を
行うための入出力I/F(インタフェース)66が設けられるようになっている。入出力
I/F66は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等を用いて、パソコン等
の外部の画像処理装置とを接続するために使用されるインタフェースである。これにより
、外部装置との間で撮像データ等のデータ通信が可能となる。
また、図5に示すように、ハウジング60の背面には、操作ボタン群67と液晶ディス
プレイ(LCD)68とが設けられている。
操作ボタン群67は、デジタルカメラ1の各種操作を行うためのものであり、例えば十
字キーボタン67aと、複数のプッシュボタン67bとから構成されている。そして、こ
れら十字キーボタン67aおよびプッシュボタン67bは、押圧操作されるようになって
いる。なお、この操作ボタン群67を用いて、例えば、撮影画像の閲覧、削除等が行える
ようになっている。
LCD68は、撮影モードや撮影条件等の設定をするためのメニュー画面を表示したり
、再生モードにおいてメモリカード90に記録された撮影画像を再生表示したりする表示
画面となっている。
〈1−2.デジタルカメラの内部構成について〉
ここで、デジタルカメラ1の内部構成について図3のブロック図を用いながら説明する
図6のブロック図に示すように、本発明のデジタルカメラ1は、図3から図5に示す構
成要素に加え、少なくとも、全体制御部11、ストロボ制御部12、フラッシュメモリ1
3、加工処理部14、CCD71、およびタイミングジェネレーター72を含むように構
成されている。
全体制御部11は、少なくとも、CPU(Central Processing Unit)11aとメイン
メモリ11bとを含むように構成されている。
CPU(制御部)11aは、各装置(例えばLCD67等)の制御やデータの計算・加
工を行なう中枢部分となっており、デジタルカメラ1の各部材の駆動を有機的に制御して
、撮影動作を統括制御するものである。
メインメモリ11bはRAM(Random Access Memory)であり、処理情報を一時的に記
憶しておくためのものである。CPU11aは各種処理の実行時にメインメモリ11bに
アクセスし、必要なデータの読み込み、及び書き込みを行うものである。
ストロボ制御部12は、電池(不図示)からストロボ装置63に対して行われる電力の
供給を制御するための電子回路である。ストロボ制御部12は、例えばPWM制御方式に
等により、ストロボ装置63のコンデンサ(不図示)に供給する電流の量を制御している
フラッシュメモリ(記憶部)13は不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ
13には、例えばデジタルカメラの各種設定情報や、撮影レンズユニット61を介して取
得した画像データなどが記憶されている。
加工処理部14は、フラッシュメモリ13に記憶されたRAWデータに対して現像処理
等の加工処理を行い、画像データ(JPEGデータ等)を作成する役割を持つ処理回路で
ある。なお、RAWデータをもとに作成された画像データは、フラッシュメモリ13等に
記憶される。
CCD71は、撮影レンズユニット61により結像された被写体の光像(光学情報)を
R(赤)・G(緑)・B(青)の色成分の画像データに光電変換して出力するものである
タイミングジェネレーター72は、CCD71の駆動を制御するための各種駆動制御信
号を生成するものである。例えば、撮影レンズユニット61における露出制御は、絞りと
CCD71の露光時間(シャッタースピードに相当するCCD71の電荷蓄積時間)とを
調節して行われるようになっている。つまり、タイミングジェネレーター72は、CCD
71の電荷蓄積時間等を制御するための信号を生成するようになっている。
〈1−3.RAWデータの圧縮工程について〉
ここで、本発明のデジタルカメラ1におけるRAWデータの圧縮工程を、図1のフロー
図と、図6のブロック図とを用いて説明する。
図1に示すように、制御部がユーザーより撮像処理命令を検知することにより、本処理
が開始される(S10)。なお、撮像処理命令は、例えばユーザーが操作ボタン群67を
用いて、シャッター(撮像)ボタンを押下すること等により発行される。
撮像処理命令検知の結果、撮像処理が行われ(S20)、RAWデータが取得される。
CPU11aは、取得されたRAWデータをメインメモリ11bに一時的に記憶すると共
に、RAWデータよりプレビュー用の低画素画像(例えばJPEG画像等)を作成し、フ
ラッシュメモリ13に記憶する(S30)。
CPU11aは、前記S30において記憶されたRAWデータに対する圧縮指示(例え
ば撮影設定のパラメータによる指定)がなされているかどうかを確認する(S40)。圧
縮指示がなされている場合、次のS50に移行する。圧縮指示がなされていない場合、後
述するS50aに移行する。
前記S40にて圧縮指示がなされていると判断された場合、CPU11aはRAWデー
タの可逆圧縮(例えばLZH方式による圧縮)を行い、フラッシュメモリ13に記憶する
。なおこの際、メインメモリ11bに記憶されているRAWデータは消去されることが望
ましい(S50)。記憶された圧縮RAWデータは、ユーザーから外部装置(例えばパソ
コン等)への転送の指示等を受けた際に、入出力I/F66を用いて外部に対して出力さ
れる(S60)。デジタルカメラ1より圧縮RAWデータを受信した外部装置は、圧縮R
AWデータを解凍した後(S70)、現像処理ソフト等を使用して現像処理を行い、画像
データ(例えばJPEGデータ等)の作成を行う(S80)。
前記S40にて圧縮指示がなされていない判断された場合、CPU11aはRAWデー
タに圧縮処理を加えず、未圧縮の状態でフラッシュメモリ13に記憶する(S50a)。
記憶された未圧縮RAWデータは、ユーザーから外部装置(例えばパソコン等)への転送
の指示等を受けた際に、入出力I/F66を用いて外部に対して出力される(S60a)
。デジタルカメラ1より未圧縮RAWデータを受信した外部装置は、現像処理ソフト等を
使用して現像処理を行い、画像データ(例えばJPEGデータ等)の作成を行う(S80
)。
〈1−4.本発明の種々ある特徴について〉
本実施形態によると、
デジタルカメラ1のCCD71によって取得された電気信号は、電子情報であるRAW
データに変換された後、可逆圧縮方式を用いて圧縮が行われる。圧縮によって作成された
圧縮RAWデータは、フラッシュメモリ等の記憶部に記憶される。圧縮に使用されたRA
Wデータは、メインメモリ11bより消去される。
このため、CCD71によって得られたRAWデータを、画質を劣化させることなくデ
ータサイズを削減して記憶することができる。従って、フラッシュメモリ13の記憶容量
を有効に活用することができる。また、個々のRAWデータのサイズが削減されることに
より、フラッシュメモリ13に記憶できるRAWデータのデータ数を増加させることがで
きる。
[実施の形態2]
〈2−1.デジタルカメラの外部構成について〉
実施の形態1と同内容であるため、ここでは説明を省略する。
〈2−2.デジタルカメラの内部構成について〉
実施の形態1と同内容であるため、ここでは説明を省略する。
〈2−3.RAWデータの圧縮工程について〉
ここで、本発明のデジタルカメラ1における電池電圧の制御工程を、図2のフロー図と
、図6のブロック図とを用いて説明する。なお、実施の形態1と同内容の処理については
、同じ処理番号を付加することにより説明を省略するものとする。
図2に示しように、S10からS50及びS50aからS60aの処理については、実
施の形態1と同内容であるため、説明を省略する。
前記S50においてフラッシュメモリ13に記憶された圧縮RAWデータは、ユーザー
から外部装置(例えばパソコン等)への転送の指示等を受けた際に、入出力I/F66を
用いて外部に対して出力される。この際、CPU11aは、圧縮RAWデータを外部装置
に対して出力するのではなく、転送前に圧縮RAWデータを解凍し、解凍処理により復元
されたRAWデータを外部装置に対して出力する(S65)。デジタルカメラ1よりRA
Wデータを受信した外部装置は、現像処理ソフト等を使用して現像処理を行い、画像デー
タ(例えばJPEGデータ等)の作成を行う(S80)。
〈2−4.本発明の種々ある特徴について〉
本実施形態によると、
圧縮RAWデータを、外部装置に対して出力する際に、デジタルカメラ1のCPU11
aが解凍処理を行い、解凍したRAWデータを外部装置に対して送信する。
このため、外部装置側で圧縮RAWデータを解凍する必要がない。これにより、例えば
外部装置が圧縮RAWデータの解凍機能を持っていない場合でも、本発明のRAWデータ
保存方式を固体撮像装置に対して実装することができる。また、外部装置が解凍機能を持
っていたとしても、その処理性能が著しく低い場合等も、デジタルカメラ1側で解凍処理
を行った方が解凍処理時間が短い。よって、全体の処理時間(RAWデータ転送から解凍
までを含めた一連の処理時間)を短縮することができる。
なお、通常はRAWデータを圧縮して転送を行った方が転送データサイズが少ないため
、通信I/Fにかかる負担が少なく、転送効率は上がる。よって、ユーザーが圧縮RAW
データの転送を行う場合に、圧縮RAWデータを圧縮したまま送信するか、それとも固体
撮像装置側で解凍してから送信するかを選択できることがより望ましい。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも
上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において
様々に変形して実施することができる。
例えば前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記憶媒体を、デジタルカメラ1に供給し、そのデジタルカメラ1内のコンピュータ(例え
ばCPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が、前述した実施形態の機能
を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成するこ
とになる。
なお、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能
拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後
、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明の電源制御方式が、デジタルカメラ以外のRAWデータを扱う撮像装置に
おいて用いられたとしても、同様の効果がえられることは言うまでもない。なお、RAW
データを扱う撮像装置としては、例えば、携帯電話、PHS、PDA、デジタルビデオカ
メラ、カムコーダ、ノートPC、ハンドヘルドPCなどが考えられる。
本発明の第一の実施形態によるRAWデータ圧縮方法のフロー図である。 本発明の第二の実施形態によるRAWデータ圧縮方法のフロー図である。 本発明のデジタルカメラの正面図である。 本発明のデジタルカメラの側面図である。 本発明のデジタルカメラの背面図である。 本発明のデジタルカメラの電気回路の腰部構成を示したブロック図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ(撮像装置)
11 全体制御部(制御部)
13 フラッシュメモリ(記憶部)
14 加工処理部
66 入出力I/F(入出力インタフェース部)
71 CCD(撮像部)

Claims (8)

  1. 撮像素子を用いて固体の光学情報を電気信号として取得する撮像部と、
    前記電気信号をもとに電子データである現像前撮像データを作成する制御部と、
    前記現像前撮像データを記憶する記憶部と、
    前記現像前撮像データに対して現像処理を行うことにより現像後撮像データを作成し、さ
    らに前記現像後撮像データに対して不可逆圧縮を行うことにより圧縮画像データを作成す
    る加工処理部と、
    外部装置と接続してデータ通信を行うための入出力インタフェース部と、
    を備えた固体撮像装置において、
    前記制御部が、前記現像前撮像データを可逆圧縮方法を用いて圧縮することにより圧縮
    現像前撮像データを作成し、作成した前記圧縮現像前撮像データを前記記憶部に記憶する
    ことと、
    前記圧縮処理において使用された圧縮元の前記現像前撮像データを消去することと、
    前記圧縮現像前撮像データを前記入出力インタフェース部を用いて外部装置に対して転
    送する際に、前記制御部が前記圧縮現像前撮像データの解凍処理を行い、前記解凍処理に
    よって得られた前記現像前撮像データを前記外部装置に対して転送することと、
    を特徴とする固体撮像装置。
  2. 撮像素子を用いて固体の光学情報を電気信号として取得する撮像部と、
    前記電気信号をもとに現像前撮像データを作成する制御部と、
    前記現像前撮像データを記憶する記憶部と、
    前記現像前撮像データに対して現像処理を行うことにより画像データを作成する加工処理
    部と、
    外部装置と接続してデータ通信を行うための入出力インタフェース部と、
    を備えた固体撮像装置において、
    前記制御部が、前記現像前撮像データを可逆圧縮方法を用いて圧縮することにより圧縮
    現像前撮像データを作成し、作成した前記圧縮現像前撮像データを前記記憶部に記憶する
    こと
    を特徴とする固体撮像装置。
  3. 前記圧縮処理において使用された圧縮元の前記現像前撮像データを消去すること
    を特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記圧縮現像前撮像データを前記入出力インタフェース部を用いて外部装置に対して転
    送する際に、前記制御部が前記圧縮現像前撮像データの解凍処理を行い、前記解凍処理に
    よって得られた前記現像前撮像データを前記外部装置に対して転送すること
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 撮像素子を用いて固体の光学情報を電気信号として取得する撮像工程と、
    前記電気信号をもとに電子データである現像前撮像データを作成する変換工程と、
    前記現像前撮像データを記憶する記憶工程と、
    前記現像前撮像データに対して現像処理を行うことにより現像後撮像データを作成し、さ
    らに前記現像後撮像データに対して不可逆圧縮を行うことにより圧縮画像データを作成す
    る加工処理工程と、
    外部装置と接続してデータ通信を行うためのデータ入出力工程と、
    を有する固体撮像方法において、
    制御部が、前記現像前撮像データを可逆圧縮方法を用いて圧縮することにより圧縮現像
    前撮像データを作成し、作成した前記圧縮現像前撮像データを前記記憶工程を用いて記憶
    する圧縮記憶工程と、
    前記圧縮記憶工程において使用された圧縮元の前記現像前撮像データを消去する消去工
    程と、
    前記圧縮現像前撮像データを前記データ入出力工程により外部装置に対して転送する際
    に、前記制御部が前記圧縮現像前撮像データの解凍処理を行い、前記解凍処理によって得
    られた前記現像前撮像データを前記外部装置に対して転送する解凍転送工程と、
    を有することを特徴とする固体撮像方法。
  6. 撮像素子を用いて固体の光学情報を電気信号として取得する撮像工程と、
    前記電気信号をもとに現像前撮像データを作成する変換工程と、
    前記現像前撮像データを記憶する記憶工程と、
    前記現像前撮像データに対して現像処理を行うことにより画像データを作成する加工処理
    工程と、
    外部装置と接続してデータ通信を行うためのデータ入出力工程と、
    を有する固体撮像方法において、
    制御部が、前記現像前撮像データを可逆圧縮方法を用いて圧縮することにより圧縮現像
    前撮像データを作成し、作成した前記圧縮現像前撮像データを前記記憶工程を用いて記憶
    する圧縮記憶工程
    を有することを特徴とする固体撮像装置。
  7. 前記圧縮記憶工程において使用された圧縮元の前記現像前撮像データを消去する消去工

    を有することを特徴とする請求項6に記載の固体撮像方法。
  8. 前記圧縮現像前撮像データを前記データ入出力工程により外部装置に対して転送する際
    に、前記制御部が前記圧縮現像前撮像データの解凍処理を行い、前記解凍処理によって得
    られた前記現像前撮像データを前記外部装置に対して転送する解凍転送工程
    を有することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の固体撮像方法。
JP2005239583A 2005-08-22 2005-08-22 固体撮像装置、および固体撮像方法 Pending JP2007059979A (ja)

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