JP2007059755A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007059755A
JP2007059755A JP2005245468A JP2005245468A JP2007059755A JP 2007059755 A JP2007059755 A JP 2007059755A JP 2005245468 A JP2005245468 A JP 2005245468A JP 2005245468 A JP2005245468 A JP 2005245468A JP 2007059755 A JP2007059755 A JP 2007059755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor chip
imaging device
solid
state imaging
semiconductor substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2005245468A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Iwabuchi
信 岩淵
Tsuyoshi Yanagida
剛志 柳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005245468A priority Critical patent/JP2007059755A/ja
Publication of JP2007059755A publication Critical patent/JP2007059755A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Abstract

【課題】 半導体基板の内部応力及び歪を小さくできるとともに、薄膜化された半導体基板表面へのプロセス加工を高精度になし得る固体撮像装置を提供する。
【解決手段】 ウエハから個別の撮像素子サイズに加工された半導体チップ13を形成し、この半導体チップ13の光電変換素子15への光入射側である他方の面131bを除いたデバイス形成側の一方の面131aと半導体チップ13の周囲側面に相当するシリコン層131の周囲側面131c及び配線層132の周囲側面132cを半導体チップ13ごとに機械的強度維持用の支持層19で覆う構造にした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体撮像装置及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在する光電変換素子が形成された半導体基板において、前記半導体基板の薄膜化及び薄膜化後の半導体基板表面へのパターニングや成膜などのプロセス加工を容易になし得るようにした固体撮像装置及びその製造方法に関する。
高強度の薄型半導体装置、例えば、裏面照射型の固体撮像装置には、一方の面に信号電荷を電気信号に変換して出力するMOSトランジスタなどのデバイスを形成し、一方の面と反対の他方の面から一方の面に達するようにフォトダイオードを形成したシリコン基板が用いられ、そして、可視光がシリコン基板の他方の面からフォトダイオードに入射されるように構成されている。したがって、可視光を電気信号に変換する時にフォトダイオードに対するカラーの分光バランスを最適にするためと、画素を一方の面側から他方の面まで所望のデバイス構造に形成するために、シリコン基板の厚さを所望の厚さに薄膜化する必要がある。例えば、裏面照射型の固体撮像装置に使用されるシリコン基板においては、その厚さを10μm以下に薄膜化することが好ましい(特許文献1参照)。
上述のフォトダイオードやMOSトランジスタなどのデバイスを3次元に形成するための半導体基板には、一般的に、支持ベースとなるシリコン基板上にSiO膜を介してフォトダイオード及びデバイス形成用のシリコン層を貼り合せたSOI(Silicon On Insulator)構造の半導体基板が用いられる(特許文献2参照)。
次に、図10〜図12によりSOI構造の半導体基板を利用して固体撮像装置を構成する場合の従来例について説明する。
従来の固体撮像装置に使用されるSOI構造の半導体基板1は、図10に示すように、ベース用シリコン基板2と、このベース用シリコン基板2上に酸化膜(SiO)3を介して積層されたシリコン層4とから構成される。
このような半導体基板1のシリコン層4には、その表面側に信号電荷を電気信号に変換して出力するMOSトランジスタなどのデバイス5が形成されるとともに、その表面と反対の他方の面(酸化膜3側)から表面に達するようにフォトダイオード6が形成されている。また、シリコン層4の表面にはデバイス5に対して配線を行う配線層7が形成されている。
このような半導体基板1において、ベース用シリコン基板2と酸化膜3を取り除いて半導体基板1を薄膜化する場合は、まず、図11(A)に示すように、配線層7の表面に接着層8Aを介して支持用半導体基板8を貼り合わせ、これにより、半導体基板1の機械的強度を保持する。その後、図11(B)に示すように、ベース用シリコン基板2と酸化膜3をウェットエッチングにより除去して薄膜化し、シリコン層4を残す。これにより、シリコン層4を10μm以下の厚さにする。
しかる後、可視光の入射側であるシリコン層4の表面には、フォトダイオード6と正対する部位を除いた領域に形成した反射防止膜9Aと、フォトダイオード6と対向する反射防止膜9Aの表面上にカラーフィルタ9Bを介して積層したマイクロレンズ9Cがそれぞれ設けられる。そして、支持用半導体基板8を含むシリコン層4を図11(B)に示す破線の位置でダイシングすることにより、図12に示すような裏面照射型の固体撮像装置9を構成する。
特開2003−31785号公報 特開平10−256261号公報
このような裏面照射型固体撮像装置の製造においては、配線層5の形成側と反対の面から可視光を入射させる関係上、半導体基板1の薄膜化が必要であるが、半導体基板1を薄膜化した場合、その基板強度の低下が問題になる。そこで、従来においては、半導体基板の強度を向上するために、半導体基板1に別の支持用半導体基板8を貼り合わせるか、または入射光を得るために必要な箇所のみをウエハプロセス加工により薄膜化することによって基板強度の低下を解決していた。
しかしながら、半導体基板1に支持用半導体基板8を接着剤により貼り合わせる場合には、低温で行う必要であるが、低温での貼り合わせは、半導体基板1と支持用半導体基板8との密着強度が得られにくいほか、接着層に熱膨張係数の大きい材料や硬化収縮の大きい材料を使用すると、フォトダイオードを形成したシリコン層4が内部応力によって歪んでしまい、また、その歪量もシリコン層4の中央部分と周辺部分で差があるため、ダイシング後の製品の特性にばらつきが生じるという問題がある。また、熱膨張係数がシリコンに近い材料を選んでも硬化時に発生したアウトガスがシリコン層4にブリスターを発生させる問題があり、さらに、貼り合わせ温度を低温にした場合に薄膜化後のシリコン裏面へのCVD膜成膜時の熱が貼り合わせ温度より高いと、上記シリコン層4にブリスターが発生するという問題がある。
また、SOI構造の半導体基板のように半導体基板1と支持用半導体基板8を貼り合わせる接着層には半導体基板との熱膨張係数差による半導体基板の歪みの抑制や強い密着性及び耐熱性や耐薬品性を同時に満たす材料がない。このため、薄膜化した半導体基板の表面に精度良くパターニングを形成することや半導体基板の表面側に膜質のよい絶縁膜などを形成することが困難であった。しかも、半導体基板が2枚必要であることからコスト高にもなっていた。
また、入射光を得るために必要な箇所のみを薄膜化する方式では、シリコン層4の裏面に生じる段差や凹凸が大きく、その結果、光が入射する側での裏面の加工工程やカラーフィルタおよびオンチップレンズの形成に必要なレジスト塗布に際し、上記段差や凹凸による塗布ムラが発生してしまい、カラーフィルタやオンチップレンズの形成に支障を来たす問題がある。すなわち、シリコン層4の裏面に精度良くパターニングを形成できなくなるとともにシリコン層4の裏面に膜質のよい絶縁膜を形成することが困難になり、固体撮像素子の感度が低下し、製品の歩留まりが低下するという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、半導体基板の内部応力及び歪を小さくできるとともに、薄膜化された半導体基板表面への色フィルタやマイクロレンズなどのプロセス加工を高精度になし得るようにした固体撮像装置及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の固体撮像装置は、一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在するように光電変換素子が形成されている半導体基板を個別の撮像素子サイズに加工してなる半導体チップを有し、前記一方の面及び前記他方の面を除いた前記半導体チップの周囲側面と前記一方の面が前記半導体チップの機械的強度を維持できる厚さの支持層で覆われていることを特徴とする。
また、本発明の固体撮像装置は、一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在するように光電変換素子が形成されている半導体基板を有し、前記半導体基板の一方の面に前記デバイスの配線を行う配線層が設けられ、前記配線層の表面に前記半導体基板の機械的強度を維持する支持層が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在するように光電変換素子が形成されている半導体基板を個別の撮像素子サイズに加工してなる半導体チップと、前記半導体チップの前記一方の面に設けられ前記デバイスの配線を行う配線層とを有する固体撮像装置の製造方法であって、平坦な上面を有する台座を有し、前記半導体チップを該半導体チップの他方の面が前記台座の上面と対向されるようにして前記台座上に所望間隔離して複数個マトリクス状に配列し接着する工程と、前記各半導体チップ間に形成される隙間を支持層形成用材料で埋め込むとともに前記半導体チップの一方の面及び前記台座の上面上に臨む前記半導体チップの周囲側面を支持層形成用材料で所望の厚さに覆って一体化する工程と、前記台座を研削して取り除いた後に前記半導体チップの他方の面側を前記支持層形成用材料ごと前記光電変換素子が前記他方の面に露出する位置まで研削して前記半導体チップを薄膜化する工程と、前記研削された他方の面に前記光電変換素子に対応して色フィルタ及びマイクロレンズを形成する工程と、前記一体化された半導体チップを1チップごとにダイシングして分離する工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在するように光電変換素子が形成されている半導体基板を個別の撮像素子サイズに加工してなる半導体チップと、前記半導体チップの前記一方の面に設けられ前記デバイスの配線を行う配線層とを有する固体撮像装置の製造方法であって、前記半導体チップを埋没状態に収容する収容部を所望間隔離して複数個マトリクス状に形成してなる支持部材を有し、前記半導体チップを該半導体チップの一方の面が前記収容部の底面と対向されるようにして前記支持部材の各収容部内に挿着する工程と、前記各収容部内に挿着された半導体チップの周囲側面と該周囲側面と対向する前記収容部の内周面との間に形成される空間を充填材で埋め込むとともに前記収容部の開口に臨む前記半導体チップの他方の面を充填材で覆って前記支持部材と一体化する工程と、前記半導体チップの他方の面側を前記支持部材および前記充填材ごと前記光電変換素子が前記他方の面に露出する位置まで研削して前記半導体チップを薄膜化する工程と、前記研削された他方の面に前記光電変換素子に対応して色フィルタ及びマイクロレンズを形成する工程と、前記一体化された半導体チップを1チップごとにダイシングして分離する工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在するように光電変換素子が形成されている半導体基板を用いた固体撮像装置の製造方法であって、前記半導体基板の一方の面に前記デバイスの配線を行う配線層を形成する工程と、前記配線層の表面に前記半導体基板の機械的強度を維持する支持層を形成する工程と、前記他方の面側を前記光電変換素子が前記他方の面に露出する位置まで研削して前記半導体基板を薄膜化する工程と、前記研削された他方の面に前記光電変換素子に対応して色フィルタ及びマイクロレンズを形成する工程とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる固体撮像装置及びその製造方法によれば、ウエハから個別の撮像素子サイズに加工された半導体チップを形成し、この半導体チップの光電変換素子への光入射側である他方の面を除いたデバイス形成側の一方の面と半導体チップの周囲側面とを半導体チップごとに機械的強度維持用の支持層で覆う構造にしたので、半導体チップの支持層への接着面積がチップサイズで済み、これに伴い熱膨張係数差に左右されることなく半導体基板の内部応力及び歪を小さくできるとともに、薄膜化された後の半導体基板表面への色フィルタやマイクロレンズなどのプロセス加工を高精度に行うことができる。
また、本発明にかかる固体撮像装置及びその製造方法によれば、半導体基板にデバイス及び光電変換素子を形成し、この半導体基板の光電変換素子側表面を研削して半導体基板を薄膜化する前に、半導体基板の一方の面に形成した配線層の表面に機械的強度維持用の支持層を低温成膜または樹脂系材料の塗布により形成したので、従来のように半導体基板への支持層の形成に接着層が不要になり、これに伴い熱膨張係数差に左右されることなく半導体基板の内部応力及び歪を小さくできるとともに、薄膜化された後の半導体基板表面への色フィルタやマイクロレンズなどのプロセス加工を高精度に行うことができる。
(実施の形態1)
以下、本発明にかかる固体撮像装置及びその製造方法について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態1における固体撮像装置の断面図、図2は本発明の実施の形態1における固体撮像装置の製造過程を示す断面図、図3は本発明の実施の形態1における固体撮像装置の製造過程を示す断面図である。
図1において、裏面照射型の固体撮像装置10は、光電変換素子(フォトダイオード)及び光電変換素子で光電変換された信号電荷を電気信号に変換して出力する能動素子(デバイス)を含む単位画素が行列状に配列されてなる撮像素子をマトリクス状に形成した半導体基板(シリコンウエハ)を撮像素子ごとにダイシングすることで分割された半導体チップ13を有する。
前記半導体チップ13は、光電変換素子及び能動素子(デバイス)が形成されるシリコン層131と、このシリコン層131の一方の面131aに形成され前記能動素子(デバイス)の配線を行う配線層132とを有している。そして、図示省略の前記能動素子(デバイス)はシリコン層131の一方の面131a側に形成され、さらに、前記光電変換素子15はシリコン層131の一方の面131aから該一方の面131aと反対の他方の面131bに向けて延在するように形成されている。また、シリコン層131には、その一方の面131aに形成された能動素子(デバイス)を含む回路パターンとの位置合せを行うためのアライメントマーク17が形成されている。
前記シリコン層131の他方の面131bを除く半導体チップ13の底面に相当する配線層132の下面132aと、半導体チップ13の周囲側面、すなわちシリコン層131の周囲側面131c及び配線層132の周囲側面132cは半導体チップ13の機械的強度を維持できる厚さの支持層19によって覆われ、半導体チップ13が支持層19内に埋設された一体構造に構成されている。この支持層19には樹脂系材料が用いられる。また、シリコン層131の他方の面131bには反射防止膜21が形成され、さらに、この反射防止膜21上には光電変換素子15に対応して色フィルタ23及びマイクロレンズ25が設けられている。
次に、本実施の形態1における固体撮像装置の製造方法について図2、図3を参照して説明する。
まず、単位画素が行列状に配列されてなる撮像素子をマトリクス状に形成した半導体基板(シリコンウエハ)を撮像素子ごとにダイシングして分割し、個別の半導体チップ13を用意しておく。
次に、所望の表面積を有する樹脂系材料からなる平板状の台座27を図示省略の製造装置にセットし、しかる後、図2(A)に示すように、台座27上に半導体チップ13をそのシリコン層131の他方の面131bが台座27の上面と対向されるようにして台座27上に所望間隔離して複数個マトリクス状に配列し、かつ接着層29により台座27上に接着する(工程11)。
次に、図2(B)に示すように、互いに隣接する各半導体チップ13間に形成される隙間Dを樹脂系材料からなる支持層形成用材料191で埋め込むとともに、半導体チップ13の底面に相当する配線層132の下面132aと、台座27の上面上に臨む半導体チップ13の周囲側面、すなわちシリコン層131の周囲側面131c及び配線層132の周囲側面132cを樹脂系材料からなる支持層形成用材料192,193で所望の厚さに覆い固化することで、半導体チップ13が支持層形成用材料内に埋設された一体構造にする(工程12)。
次に、図2(C)に示すように、台座27を研削などにより除去した後、半導体チップ13の光入射側であるシリコン層131の他方の面131b側を支持層形成用材料191,192ごと光電変換素子15が前記他方の面131bに露出されるレベルである破線に示す位置までウェットエッチングなどの手段により研削して、半導体チップ13のシリコン層131を薄膜化する(工程13)。さらに、そのエッチング表面はCMP(化学機械研磨)により平坦化される。この時の光電変換素子15の厚さ、すなわちシリコン層131の厚さは10μm以下であり、これは可視光を電気信号に変換する時にカラーの分光バランスを最適にするためである。
次に、図3に示すように、研削により薄膜化されたシリコン層131の他方の面131bに反射防止膜21を形成し、さらに、この反射防止膜21上に光電変換素子15に対応して色フィルタ23及びマイクロレンズ25を形成する。しかる後、支持層形成用材料で一体化された半導体チップ13を1チップごとに図3に示す破線でダイシングすることにより分離する(工程14)。これにより、図1に示すように支持層19により覆われた裏面照射型の固体撮像装置10を得ることができる。
このような本実施の形態1における固体撮像装置10及びその製造方法によれば、ウエハから個別の撮像素子サイズに加工された半導体チップ13を形成し、この半導体チップ13の光電変換素子15への光入射側である他方の面131bを除いた半導体チップ13の周囲側面に相当するシリコン層131の周囲側面131c及び配線層132の周囲側面132cならびに配線層132の下面132aを半導体チップ13ごとに機械的強度維持用の支持層19で覆う構造にしたので、半導体チップ13の支持層19への接着面積がチップサイズで済み、その接着面積を小さくできる。これに伴い、熱膨張係数がシリコンより大きい材質の接着を用いても、シリコン基板との熱膨張係数差に左右されることなく半導体基板の内部応力及び歪を小さくできるとともに、接着材料に耐熱性や耐薬品性の高い材料を選ぶことができ、しかも、薄膜化された後のシリコン層131の光入射側表面への反射防止膜、色フィルタ及びマイクロレンズなどのプロセス加工を通常のウエハプロセス条件で高精度に行うことができる。これにより、裏面照射型固体撮像装置の感度低下を抑制し、所望の特性を歩留まりよく得ることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における固体撮像装置及びその製造方法について図4〜図6を参照して説明する。
図4は本発明の実施の形態2における固体撮像装置の断面図、図5は本発明の実施の形態2における固体撮像装置の製造過程を示す断面図、図6は本発明の実施の形態2における固体撮像装置の製造過程を示す断面図である。
図4において、裏面照射型の固体撮像装置40は、光電変換素子(フォトダイオード)及び光電変換素子で光電変換された信号電荷を電気信号に変換して出力する能動素子(デバイス)を含む単位画素が行列状に配列されてなる撮像素子をマトリクス状に形成した半導体基板(シリコンウエハ)を撮像素子ごとにダイシングすることで分割された半導体チップ43を有する。
前記半導体チップ43は、光電変換素子及び能動素子(デバイス)が形成されるシリコン層431と、このシリコン層431の一方の面431aに形成され前記能動素子(デバイス)の配線を行う配線層432とを有している。そして、図示省略の前記能動素子(デバイス)はシリコン層431の一方の面431a側に形成され、さらに、前記光電変換素子45はシリコン層431の一方の面431aから該一方の面431aと反対の他方の面431bに向けて延在するように形成されている。また、シリコン層431には、その一方の面431aに形成された能動素子(デバイス)を含む回路パターンとの位置合せを行うためのアライメントマーク47が形成されている。
前記シリコン層431の他方の面431bを除く半導体チップ43の底面に相当する配線層132の下面432aと、半導体チップ43の周囲側面、すなわちシリコン層431の周囲側面431c及び配線層432の周囲側面432cは半導体チップ43の機械的強度を維持できる厚さの支持層41によって覆い固化することで、半導体チップ43が支持層41内に埋設された一体構造にする。この支持層41には樹脂系材料が用いられる。また、シリコン層431の他方の面431bには反射防止膜51が形成され、さらに、この反射防止膜51上には光電変換素子45に対応して色フィルタ53及びマイクロレンズ55が設けられている。なお、配線層432の下面432aは接着層59を介して支持層41の内面に接着されている。
次に、本実施の形態2における固体撮像装置の製造方法について図5、図6を参照して説明する。
まず、単位画素が行列状に配列されてなる撮像素子をマトリクス状に形成した半導体基板(シリコンウエハ)を撮像素子ごとにダイシングして分割された半導体チップ43を用意しておく。
前記半導体チップ43の支持層41は、半導体チップ43の体積より大きく、かつ半導体チップ43を埋没状態に収容する収容部411を所望間隔離して複数個マトリクス状に形成してなる支持部材412を含んで構成される。この支持部材412を予め用意しておく。
次に、前記支持部材412を図示省略の製造装置にセットし、しかる後、図5(A)に示すように、支持部材412の収容部411内に半導体チップ43を、その配線層432の下面432aが収容部411の底面と対向されるように挿入し、かつ接着層59により収容部411の底面に接着する(工程21)。
次に、図5(B)に示すように、半導体チップ43の周囲側面、すなわちシリコン層431の周囲側面431c及び配線層432の周囲側面432cとこれら周囲側面と対向する収容部411の内周面との間に形成される空間411aを樹脂系材料からなる充填材57で埋め込み、さらに収容部411の開口に臨むシリコン層431の他方の面431bを充填材57で覆って、半導体チップ43を支持部材412内に埋設した一体構造にする(工程22)。なお、支持部材412と充填材57が半導体チップ43の支持層41を構成する。
次に、図5(C)に示すように、半導体チップ43の光入射側であるシリコン層431の他方の面431b側を充填材57および支持部材412ごと光電変換素子45が前記他方の面431bに露出されるレベルである破線に示す位置まで研削して、半導体チップ43のシリコン層431を薄膜化する(工程23)。さらに、そのエッチング表面はCMP(化学機械研磨)により平坦化される。この時の光電変換素子45の厚さ、すなわちシリコン層431の厚さは10μm以下であり、これは可視光を電気信号に変換する時にカラーの分光バランスを最適にするためである。
次に、図6に示すように、研削により薄膜化されたシリコン層431の他方の面431bに反射防止膜51を形成し、さらに、この反射防止膜51上に光電変換素子45に対応して色フィルタ53及びマイクロレンズ55を形成する。しかる後、支持部材412と一体化された半導体チップ43を1チップごとに図6に示す破線でダイシングすることにより分離する(工程24)。これにより、図4に示すように支持層41により覆われた裏面照射型の固体撮像装置40を得ることができる。
このような本実施の形態2における固体撮像装置40及びその製造方法によれば、ウエハから個別の撮像素子サイズに加工された半導体チップ43を形成し、この半導体チップ43の光電変換素子45への光入射側である他方の面431bを除いたデバイス形成側の一方の面431aと半導体チップ43の周囲側面に相当するシリコン層431の周囲側面431c及び配線層432の周囲側面432cならびに配線層432の下面432aを半導体チップ43ごとに機械的強度維持用の支持層41で覆う構造にしたので、半導体チップ43の支持層41への接着面積がチップサイズで済み、その接着面積を小さくできる。これに伴い、熱膨張係数がシリコンより大きい材質の接着材を用いても、シリコン基板との熱膨張係数差に左右されることなく半導体基板の内部応力及び歪を小さくできるとともに、接着材料に耐熱性や耐薬品性の高い材料を選ぶことができ、しかも、薄膜化された後のシリコン層431の光入射側表面への反射防止膜、色フィルタ及びマイクロレンズなどのプロセス加工を通常のウエハプロセス条件で高精度に行うことができる。これにより、裏面照射型固体撮像装置の感度低下を抑制し、所望の特性を歩留まりよく得ることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における固体撮像装置及びその製造方法について図7〜図9を参照して説明する。
図7は本発明の実施の形態3における固体撮像装置の断面図、図8は本発明の実施の形態3における固体撮像装置の製造過程を示す断面図、図9は本発明の実施の形態3における固体撮像装置の製造過程を示す断面図である。
図7において、裏面照射型の固体撮像装置60は、光電変換素子(フォトダイオード)61及び光電変換素子61で光電変換された信号電荷を電気信号に変換して出力する図示省略の能動素子(デバイス)を含む単位画素が行列状に配列されてなる撮像素子をマトリクス状に形成したシリコンウエハからなる半導体基板601と、この半導体基板601の一方の面601aに形成され前記能動素子(デバイス)の配線を行う配線層603とを有している。そして、前記図示省略の能動素子(デバイス)は半導体基板601の一方の面601a側に形成され、さらに、前記光電変換素子61は半導体基板601の一方の面601aから該一方の面601aと反対の他方の面601bに向けて延在するように形成されている。また、前記配線層603の表面には、半導体基板601の機械的強度を維持する所望厚さの支持層605が絶縁膜69を介して設けられている。
また、半導体基板601の他方の面601bには反射防止膜63が形成され、さらに、この反射防止膜63上には光電変換素子61に対応して色フィルタ65及びマイクロレンズ67が設けられている。
次に、本実施の形態3における固体撮像装置の製造方法について図8、図9を参照して説明する。
まず、図8(A)に示すように、ウエハレベルのn型シリコンからなる半導体基板601の一方の面601aに素子分離やゲート電極を形成するとともに、イオン打ち込みにより論理素子や能動素子等のデバイス及びに光電変換素子(フォトダイオード)61を通常のイメージセンサと同一の工程で形成する。さらに、半導体基板601の一方の面601aには、層間膜を介して金属配線を多層にした配線層603を形成し、この配線層603の上面にSiOからなる絶縁膜69を形成する。また、半導体基板601の他方の面601bにSiOからなるエッチングストップ層71を介してシリコン、有機膜などからなる基板支持材73を数百μmの厚さに形成する(工程31)。
次に、図8(B)に示すように、配線層603の絶縁膜69の表面上に半導体基板601の機械的強度を維持する支持層605を形成する(工程32)。この支持層605は、アモルファスシリコン、多結晶シリコン、シリコン、酸化膜(SiO)を数十〜数百μmの厚さにCVDやプラズマCVDなどの低温成膜(例えば、成膜温度100〜400℃程度)によって形成する。または、樹脂系材料を数十〜数百μmの厚さに塗布した後、低温で焼き固めることによって形成する(工程32)。
次いで、図8(C)に示すように、支持層605の表面に耐ウェットエッチング(例えば、フッ硝酸)の特性を持つ保護膜(例えば、パッシベーション膜:P−SiN)75を形成する(工程33)。
次に、図8(C)に示す構造体を図9(A)に示すように反転した状態で、数百μmの厚さを有する基板支持材73を数十μm程度残して研磨により削除し薄膜化する(工程34)。その後、図9(B)に示すように、フッ硝酸を用いたウェットエッチングによりエッチングストップ層71上に残留する基板支持材73を除去する(工程35)。次いで、図9(C)に示すように、エッチングストップ層71を剥離して除去する(工程36)。次に、図7に示すように、エッチングストップ層71を剥離した半導体基板601の他方の面601bに反射防止膜63を形成し、さらに、この反射防止膜63上に光電変換素子61に対応して色フィルタ65及びマイクロレンズ67を形成する。しかる後、半導体基板601を1チップごとに図9(C)に示す破線でダイシングすることにより分離すれば、図7に示すように支持層605で覆われた裏面照射型の固体撮像装置60を得ることができる。
このような本実施の形態3における固体撮像装置60及びその製造方法によれば、半導体基板601にデバイス及び光電変換素子を形成し、この半導体基板601の光電変換素子側表面を研削して半導体基板601を薄膜化する前に、半導体基板601の一方の面601aに形成した配線層603の表面に機械的強度維持用の支持層605を低温成膜または樹脂系材料の塗布により形成して焼き固めるようにしたので、薄膜化後の半導体基板を十分に強度を有する構造にでき、しかも、従来のように半導体基板601への支持層605の形成に接着層が不要になる。これにより、半導体基板熱膨張係数差に左右されることなく半導体基板601の内部応力及び歪を小さくできるとともに、薄膜化された後の半導体基板601の光入射側表面への色フィルタやマイクロレンズなどのプロセス加工を高精度に行うことができ、また、大きな段差ができないため、半導体基板601の光入射側面の加工工程における塗布ムラなども発生することがない。
また、従来のようにデバイス及び光電変換素子が形成される半導体基板の他に支持用の半導体基板が不要になるため、低コスト化できる効果がある。
なお、本実施の形態3に使用される半導体基板は、図8(A)に示す構造のものに限らず、SOI構造の半導体基板であってもよい。
また、半導体基板にSOI基板を用いた場合、薄膜化のためBOX層(SiO)を除去する工程が必要であるため、耐フッ酸性を持つ保護膜を有する構造を持つことが望ましい。
本発明の実施の形態1における固体撮像装置の断面図である。 本発明の実施の形態1における固体撮像装置の製造過程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における固体撮像装置の製造過程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における固体撮像装置の断面図である。 本発明の実施の形態2における固体撮像装置の製造過程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における固体撮像装置の製造過程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における固体撮像装置の断面図である。 本発明の実施の形態3における固体撮像装置の製造過程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における固体撮像装置の製造過程を示す断面図である。 従来における半導体基板の断面図である。 従来における半導体基板を用いた固体撮像装置の製造過程を示す断面図である。 従来における裏面照射型固体撮像装置の断面図である。
符号の説明
10,40,60……固体撮像装置、13,43,63……半導体チップ、17……アライメントマーク、19……支持層、27……台座、131,431,631……シリコン層、132,432,632……配線層、15,45,61……光電変換素子、21,51,63……反射防止膜、23,53,65……色フィルタ、25,55,67……マイクロレンズ、41……支持層、411……収容部、412……支持部材、7……充填材、601……半導体基板、605……支持層。

Claims (18)

  1. 一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在するように光電変換素子が形成されている半導体基板を個別の撮像素子サイズに加工してなる半導体チップを有し、
    前記一方の面及び前記他方の面を除いた前記半導体チップの周囲側面と前記一方の面が前記半導体チップの機械的強度を維持できる厚さの支持層で覆われている、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記他方の面を研削して前記半導体チップを薄膜化したことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記他方の面を研削して前記半導体チップを薄膜化し、前記研削された他方の面に前記光電変換素子に対応して色フィルタ及びマイクロレンズが設けられていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記半導体チップの前記一方の面に前記デバイスの配線を行う配線層が設けられていることを特徴とする請求項3記載の固体撮像装置。
  5. 前記半導体チップの前記他方の面から前記一方の面に向けて延在するアライメントマークが形成されていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  6. 一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在するように光電変換素子が形成されている半導体基板を有し、
    前記半導体基板の一方の面に前記デバイスの配線を行う配線層が設けられ、
    前記配線層の表面に前記半導体基板の機械的強度を維持する支持層が設けられている、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  7. 前記半導体チップの前記他方の面を研削して前記半導体チップを薄膜化し、前記研削された他方の面に前記光電変換素子に対応して色フィルタ及びマイクロレンズが設けられていることを特徴とする請求項6記載の固体撮像装置。
  8. 前記支持層は、アモルファスシリコン、多結晶シリコンその他の低温成膜層もしくは樹脂材料の塗布層であることを特徴とする請求項1または6記載の固体撮像装置。
  9. 一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在するように光電変換素子が形成されている半導体基板を個別の撮像素子サイズに加工してなる半導体チップと、前記半導体チップの前記一方の面に設けられ前記デバイスの配線を行う配線層とを有する固体撮像装置の製造方法であって、
    平坦な上面を有する台座を有し、
    前記半導体チップを該半導体チップの他方の面が前記台座の上面と対向されるようにして前記台座上に所望間隔離して複数個マトリクス状に配列し接着する工程と、
    前記各半導体チップ間に形成される隙間を支持層形成用材料で埋め込むとともに前記半導体チップの一方の面及び前記台座の上面上に臨む前記半導体チップの周囲側面を支持層形成用材料で所望の厚さに覆って一体化する工程と、
    前記台座を研削して取り除いた後に前記半導体チップの他方の面側を前記支持層形成用材料ごと前記光電変換素子が前記他方の面に露出する位置まで研削して前記半導体チップを薄膜化する工程と、
    前記研削された他方の面に前記光電変換素子に対応して色フィルタ及びマイクロレンズを形成する工程と、
    前記一体化された半導体チップを1チップごとにダイシングして分離する工程と、
    を備えることを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  10. 前記支持層形成用材料が樹脂材であることを特徴とする請求項9記載の固体撮像装置の製造方法。
  11. 前記台座上に配列された半導体チップは接着層を介して前記台座上に固着されることを特徴とする請求項9記載の固体撮像装置の製造方法。
  12. 一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在するように光電変換素子が形成されている半導体基板を個別の撮像素子サイズに加工してなる半導体チップと、前記半導体チップの前記一方の面に設けられ前記デバイスの配線を行う配線層とを有する固体撮像装置の製造方法であって、
    前記半導体チップを埋没状態に収容する収容部を所望間隔離して複数個マトリクス状に形成してなる支持部材を有し、
    前記半導体チップを該半導体チップの一方の面が前記収容部の底面と対向されるようにして前記支持部材の各収容部内に挿着する工程と、
    前記各収容部内に挿着された半導体チップの周囲側面と該周囲側面と対向する前記収容部の内周面との間に形成される空間を充填材で埋め込むとともに前記収容部の開口に臨む前記半導体チップの他方の面を充填材で覆って前記支持部材と一体化する工程と、
    前記半導体チップの他方の面側を前記支持部材および前記充填材ごと前記光電変換素子が前記他方の面に露出する位置まで研削して前記半導体チップを薄膜化する工程と、
    前記研削された他方の面に前記光電変換素子に対応して色フィルタ及びマイクロレンズを形成する工程と、
    前記一体化された半導体チップを1チップごとにダイシングして分離する工程と、
    を備えることを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  13. 前記収容部内に挿着される半導体チップは接着層を介して前記収容部の底面に固着されることを特徴とする請求項12記載の固体撮像装置の製造方法。
  14. 前記充填材は樹脂系材料であることを特徴とする請求項12記載の固体撮像装置の製造方法。
  15. 一方の面にデバイスが形成され、前記一方の面から該一方の面と反対の他方の面に向けて延在するように光電変換素子が形成されている半導体基板を用いた固体撮像装置の製造方法であって、
    前記半導体基板の一方の面に前記デバイスの配線を行う配線層を形成する工程と、
    前記配線層の表面に前記半導体基板の機械的強度を維持する支持層を形成する工程と、
    前記他方の面側を前記光電変換素子が前記他方の面に露出する位置まで研削して前記半導体基板を薄膜化する工程と、
    前記研削された他方の面に前記光電変換素子に対応して色フィルタ及びマイクロレンズを形成する工程と、
    を備えることを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  16. 前記半導体基板を薄膜化する工程がウェットエッチングである場合、前記支持層の表面が保護膜で覆われていることを特徴とする請求項15記載の固体撮像装置の製造方法。
  17. 前記半導体基板がシリコン基板またはSOI基板であることを特徴とする請求項15記載の固体撮像装置の製造方法。
  18. 前記支持層は、アモルファスシリコン、多結晶シリコンその他の低温成膜層もしくは樹脂材料の塗布層であることを特徴とする請求項15記載の固体撮像装置の製造方法。
JP2005245468A 2005-08-26 2005-08-26 固体撮像装置及びその製造方法 Ceased JP2007059755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005245468A JP2007059755A (ja) 2005-08-26 2005-08-26 固体撮像装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005245468A JP2007059755A (ja) 2005-08-26 2005-08-26 固体撮像装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007059755A true JP2007059755A (ja) 2007-03-08

Family

ID=37922957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005245468A Ceased JP2007059755A (ja) 2005-08-26 2005-08-26 固体撮像装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007059755A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008258474A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Sony Corp 固体撮像装置および撮像装置
JP2009168742A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Sony Corp 分光センサ、固体撮像素子及び撮像装置
EP2105954A1 (en) 2008-03-25 2009-09-30 Sumco Corporation Wafer for backside illumination type solid imaging device, production method thereof and backside illumination solid imaging device
EP2124251A1 (en) 2008-05-20 2009-11-25 SUMCO Corporation Wafer for backside illumination type solid imaging device, production method thereof and backside illumination solid imaging device
US7960249B2 (en) 2008-09-05 2011-06-14 Sumco Corporation Method for producing wafer for backside illumination type solid imaging device

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5566471U (ja) * 1978-10-31 1980-05-08
JP2001118967A (ja) * 1999-10-19 2001-04-27 Sanyo Electric Co Ltd 固体撮像素子のパッケージ構造
JP2004022928A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置とその製造方法
JP2005501422A (ja) * 2001-08-31 2005-01-13 アトメル グルノーブル ソシエテ アノニム 薄化前に接触孔が開けられるカラー画像センサの製造方法
JP2005051080A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Hamamatsu Photonics Kk 裏面入射型光検出素子及びその製造方法
JP2005191492A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Sony Corp 固体撮像素子及びその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5566471U (ja) * 1978-10-31 1980-05-08
JP2001118967A (ja) * 1999-10-19 2001-04-27 Sanyo Electric Co Ltd 固体撮像素子のパッケージ構造
JP2005501422A (ja) * 2001-08-31 2005-01-13 アトメル グルノーブル ソシエテ アノニム 薄化前に接触孔が開けられるカラー画像センサの製造方法
JP2004022928A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置とその製造方法
JP2005051080A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Hamamatsu Photonics Kk 裏面入射型光検出素子及びその製造方法
JP2005191492A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Sony Corp 固体撮像素子及びその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008258474A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Sony Corp 固体撮像装置および撮像装置
JP2009168742A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Sony Corp 分光センサ、固体撮像素子及び撮像装置
EP2105954A1 (en) 2008-03-25 2009-09-30 Sumco Corporation Wafer for backside illumination type solid imaging device, production method thereof and backside illumination solid imaging device
EP2124251A1 (en) 2008-05-20 2009-11-25 SUMCO Corporation Wafer for backside illumination type solid imaging device, production method thereof and backside illumination solid imaging device
US7960249B2 (en) 2008-09-05 2011-06-14 Sumco Corporation Method for producing wafer for backside illumination type solid imaging device
TWI387102B (zh) * 2008-09-05 2013-02-21 Sumco Corp 背側照明式固態成像裝置用之晶圓的製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI452681B (zh) 固態成像裝置,固態成像裝置其製造方法,固態成像元件製造方法,及半導體裝置
US10249672B2 (en) Image pickup apparatus, semiconductor apparatus, and image pickup unit
EP2304797B1 (en) Cfa alignment mark formation in image sensors
TWI538132B (zh) 具兩段構成的貫通孔的半導體裝置及其製造方法
US7919348B2 (en) Methods for protecting imaging elements of photoimagers during back side processing
US20090174018A1 (en) Construction methods for backside illuminated image sensors
KR100882991B1 (ko) 후면 수광 이미지센서의 제조방법
TW201322434A (zh) 裝置及半導體影像感測元件與其形成方法
KR20110089065A (ko) 고체 촬상 장치, 및, 그 제조 방법, 전자 기기, 반도체 장치
US9893116B2 (en) Manufacturing method of electronic device and manufacturing method of semiconductor device
US8829635B2 (en) Solid-state imaging device, manufacturing method thereof, electronic apparatus, and semiconductor device
JP2012204403A (ja) 固体撮像装置及びその製造方法
JP2007234725A (ja) 固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法
JP5542543B2 (ja) 半導体装置の製造方法
WO2017173637A1 (zh) 采用背面深沟槽隔离的背照式图像传感器的制作方法
JP2007059755A (ja) 固体撮像装置及びその製造方法
US8900910B2 (en) Rear-face illuminated solid state image sensors
US9312292B2 (en) Back side illumination image sensor and manufacturing method thereof
US7985613B2 (en) Method for manufacturing back side illumination image sensor
US11222917B2 (en) Backside illuminated image sensor and method of manufacturing same
JP5047077B2 (ja) 固体撮像装置の製造方法
US20220415960A1 (en) Semiconductor device and method of manufacturing semiconductor device
JP2023004854A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US8372682B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing same
JP2017208403A (ja) 固体撮像装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080818

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090817

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121107

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121114

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20130423