JP2007058270A - 図書館管理システムに用いられる認証装置、図書館管理システムに用いられる認証方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】図書館管理システムにおいて、認証番号を変更することなく紛失カードを不正に利用されることを防止できる認証装置を提供する。
【解決手段】図書の貸し出しを受ける利用者の認証情報を入力し、認証番号と発行回数とを取り出す規則を予め記憶するパラメータに基づいて、前記認証情報から認証番号と発行回数とを取り出し、利用者データベースに予め登録された利用者の認証番号および発行回数と、前記取り出された認証情報および発行回数とを照合して、前記利用者本人を確認する。
【選択図】図2
【解決手段】図書の貸し出しを受ける利用者の認証情報を入力し、認証番号と発行回数とを取り出す規則を予め記憶するパラメータに基づいて、前記認証情報から認証番号と発行回数とを取り出し、利用者データベースに予め登録された利用者の認証番号および発行回数と、前記取り出された認証情報および発行回数とを照合して、前記利用者本人を確認する。
【選択図】図2
Description
本発明は、図書館管理システムに用いられる認証装置、図書館管理システムに用いられる認証方法、プログラムおよび記録媒体に関し、具体的に、図書館における利用者の本人確認を行うときの認証機能に関する。
図書館カウンタ端末において、利用者の本人確認を行う手段として利用者カード(接触型ICカード、非接触型ICカード、磁気カード)が一般的に用いられている。
また、図書館は地域住民への一般開放を行っているところも多く、学生はICカード、地域住民は磁気カードによって本人確認を行ようにしていることも多い。
また、図書館は地域住民への一般開放を行っているところも多く、学生はICカード、地域住民は磁気カードによって本人確認を行ようにしていることも多い。
従来、利用者が利用者カードを紛失した場合には、次の2通りの対応が取られていた。
(1)利用者番号等の認証番号を変更せずに再発行する。
(2)利用者番号等の認証番号を変更して再発行(末尾に再発行回数をつける等)する。
(1)利用者番号等の認証番号を変更せずに再発行する。
(2)利用者番号等の認証番号を変更して再発行(末尾に再発行回数をつける等)する。
しかし、上記の対応方法ではそれぞれ以下の問題点がある。
(1)の場合には、認証番号の変更を行っていないため、紛失したカードを取得した他人によって認証されてしまう。
また、(2)の場合には、認証番号を変更してしまうため、認証番号を学籍番号等の変更の難しい番号と共通して利用することはできない。さらに、利用者カードがいろいろな種類のカード(磁気カード、接触/非接触型ICカード等)で作成されており、そのデータの書き込み仕様が違うため、認証番号が変わったときに変更作業に時間がかかる。
(1)の場合には、認証番号の変更を行っていないため、紛失したカードを取得した他人によって認証されてしまう。
また、(2)の場合には、認証番号を変更してしまうため、認証番号を学籍番号等の変更の難しい番号と共通して利用することはできない。さらに、利用者カードがいろいろな種類のカード(磁気カード、接触/非接触型ICカード等)で作成されており、そのデータの書き込み仕様が違うため、認証番号が変わったときに変更作業に時間がかかる。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、認証番号を変更することなく紛失カードを不正に利用されることを防止できる図書館管理システムに用いられる認証装置、図書館管理システムに用いられる認証方法、コンピュータに図書館管理システムに用いられる認証装置の機能を実現させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置の発明は、図書の貸し出しを受ける利用者の認証情報を入力する入力手段と、認証番号と発行回数とを取り出す規則を予め記憶するパラメータに基づいて、前記認証情報から認証番号と発行回数とを取り出す解析手段と、前記利用者に関する情報とともに、この利用者の認証番号および発行回数を予め登録する利用者データベースと、前記利用者データベースに予め登録された認証番号および発行回数と、前記解析手段で取り出された利用者の認証情報および発行回数とを照合して前記利用者本人と確認する照合手段と、を備え、前記照合結果に応じて図書の貸出し管理を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置において、前記照合手段により照合した結果を表示手段に表示して、前記利用者や図書館員へ照合結果を通知する通知手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置において、前記パラメータには、前記入力手段で入力した認証情報のうち認証番号が存在する領域の位置情報と、発行回数が存在する領域の位置情報とを少なくとも記憶することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置において、前記位置情報は、前記認証番号や発行回数を構成する文字列の桁位置の序数で表し、前記解析手段で桁位置の序数の順番に並べて認証番号や発行回数を取り出すことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置において、前記パラメータには、前記入力手段で入力した認証情報のうち認証番号が存在する領域の位置情報と、発行回数が存在する領域の位置情報とを少なくとも記憶することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置において、前記位置情報は、前記認証番号や発行回数を構成する文字列の桁位置の序数で表し、前記解析手段で桁位置の序数の順番に並べて認証番号や発行回数を取り出すことを特徴とする。
請求項5に記載の図書館管理システムに用いられる認証方法の発明は、図書の貸し出しを受ける利用者の認証情報を入力し、認証番号と発行回数とを取り出す規則を予め記憶するパラメータに基づいて、前記認証情報から認証番号と発行回数とを取り出し、利用者データベースに予め登録された利用者の認証番号および発行回数と、前記取り出された認証情報および発行回数とを照合して、利用者本人と確認して、図書の貸出し管理を行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、コンピュータに、請求項1乃至4に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置の機能を実現させるためのプログラムである。
請求項7に記載の発明は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項6に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体である。
請求項7に記載の発明は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項6に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体である。
本発明によれば、次のような効果を奏する。
・認証番号を変更することなく紛失カードを不正に利用されることを防止できる。
・利用者カードの形態(接触/非接触型ICカード、磁気カード)にとらわれずに発行回数の比較が可能であるため、地域住民や学生を問わずに適用することが可能となる。
・各ベンダーにおいて自動貸出装置のプロトコルが異なる場合にも、認証装置を変更することなく対応可能となる。
・紛失回数に応じて利用者への制限や、注意を喚起することが可能となる。
・認証番号を変更することなく紛失カードを不正に利用されることを防止できる。
・利用者カードの形態(接触/非接触型ICカード、磁気カード)にとらわれずに発行回数の比較が可能であるため、地域住民や学生を問わずに適用することが可能となる。
・各ベンダーにおいて自動貸出装置のプロトコルが異なる場合にも、認証装置を変更することなく対応可能となる。
・紛失回数に応じて利用者への制限や、注意を喚起することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の図書館管理システムに用いられる認証装置に係る好適な実施形態について説明する。
図1は、図書館管理システムの概略ブロック図である。同図において、図書館管理システムは、自動貸出装置10、カウンタ端末20、図書館管理サーバ30とからなり、これらはネットワーク40によって接続されている。
図1は、図書館管理システムの概略ブロック図である。同図において、図書館管理システムは、自動貸出装置10、カウンタ端末20、図書館管理サーバ30とからなり、これらはネットワーク40によって接続されている。
自動貸出装置10は、利用者が図書を借り出すときに、借出図書に関する情報の読み取りと貸し出し許可情報の書き込み、および、利用者本人の確認のための情報を利用者カードから読み取る端末装置である。
読み取った情報は、ネットワーク40を介して図書館管理サーバ30に送られる。このうち、認証によって本人確認が行えなかった場合には、自動貸出装置10に備えられた表示装置に、「カードの紛失のため貸出停止になっている」旨のメッセージが表示されるとともに、図書が貸し出し状態とならないので、例えば、警報装置が作動して、その図書を持って出館することができなくなる。
また、本人確認が行われたときには、図書が貸し出し状態となり、利用者は図書を借り出すことができる。
読み取った情報は、ネットワーク40を介して図書館管理サーバ30に送られる。このうち、認証によって本人確認が行えなかった場合には、自動貸出装置10に備えられた表示装置に、「カードの紛失のため貸出停止になっている」旨のメッセージが表示されるとともに、図書が貸し出し状態とならないので、例えば、警報装置が作動して、その図書を持って出館することができなくなる。
また、本人確認が行われたときには、図書が貸し出し状態となり、利用者は図書を借り出すことができる。
また、利用者カードから読み取られたデータ(認証番号、発行回数等の情報を含む)は、一つながりの文字列データとして生成されて、この文字列データが図書館管理サーバ30へ送られる。
このため、接触/非接触型ICカード、磁気カード、あるいは今後出現する別形態のカードといったカードの種類に左右されることなく、図書館管理サーバ30で処理することができる。
このような形態でデータを取得可能とすることにより、自動貸出装置10がベンダーごとにプロトコルが異なった場合にも、図書館管理サーバ30側の処理を変更することがない。
このため、接触/非接触型ICカード、磁気カード、あるいは今後出現する別形態のカードといったカードの種類に左右されることなく、図書館管理サーバ30で処理することができる。
このような形態でデータを取得可能とすることにより、自動貸出装置10がベンダーごとにプロトコルが異なった場合にも、図書館管理サーバ30側の処理を変更することがない。
カウンタ端末20は、図書館員が操作する貸出端末であり、自動貸出装置10とは動作の対象者が利用者か図書館員であるかの違いである。
利用者の本人確認が行われない場合には、カウンタ端末20に備えられた表示装置に、「カードの紛失がなされていること」、あるいは、「カードが紛失されているため貸し出し停止になっている」旨のメッセージが表示される。このため、図書館員が適切な対応を行うことができる。
また、利用者の本人確認が行われた場合でも、カウンタ端末20に備えられた表示装置に紛失回数が表示されるので、紛失回数に応じた貸出期間の制限を行うことができる。
利用者の本人確認が行われない場合には、カウンタ端末20に備えられた表示装置に、「カードの紛失がなされていること」、あるいは、「カードが紛失されているため貸し出し停止になっている」旨のメッセージが表示される。このため、図書館員が適切な対応を行うことができる。
また、利用者の本人確認が行われた場合でも、カウンタ端末20に備えられた表示装置に紛失回数が表示されるので、紛失回数に応じた貸出期間の制限を行うことができる。
図書館管理サーバ30は、自動貸出装置10やカウンタ端末20から送られたデータに基づいて本人確認を行う認証装置と図書の貸出処理機能を備えている。
以下、図書館管理サーバ30における認証装置について説明する。
以下、図書館管理サーバ30における認証装置について説明する。
図2は、本実施形態に係る認証装置の機能構成を示すブロック図である。同図において、受信部31、解析部32、照合部33、通知部34、設定データファイル35、利用者データベース(DB)36を含んで構成されている。
図書館で図書の貸出しを受ける人は、予め住所や氏名、電話番号などの個人情報を登録することによって、利用者を識別するための認証番号を取得し、認証番号(再発行したときには発行回数)を記録した利用者カードを発行する。これらの情報は、利用者データベース(DB)36に登録される。
利用者DB36には、例えば図3に示したように、利用者名、認証番号、発行回数が少なくとも記録される。ここで、発行回数は、利用者が利用者カードを紛失して再発行されるたびにカウントアップされる。
図書館で図書の貸出しを受ける人は、予め住所や氏名、電話番号などの個人情報を登録することによって、利用者を識別するための認証番号を取得し、認証番号(再発行したときには発行回数)を記録した利用者カードを発行する。これらの情報は、利用者データベース(DB)36に登録される。
利用者DB36には、例えば図3に示したように、利用者名、認証番号、発行回数が少なくとも記録される。ここで、発行回数は、利用者が利用者カードを紛失して再発行されるたびにカウントアップされる。
設定データファイル35は、自動貸出装置10やカウンタ端末20から送られてくる、利用者カードに記録されている本人確認のためのデータ(認証番号と発行回数)がいずれに記録されているかを示すパラメータが記録されている。
このパラメータは、図3に例示したように次の3種類がある。
このパラメータは、図3に例示したように次の3種類がある。
パラメータ1は、利用者カードより取得するデータの全体桁数を設定する。
例えば、200桁の時には、200個の「?」を並べた文字列、10桁の時には10個の「?」を並べる(「??????????」)。
パラメータ2は、取得したデータ内の認証番号と認識する部分を指定する。例えば、図4(A)に例示したように、認証番号でないところは「X」を並べ、認証番号のところは「D」を並べる。
例えば、先頭から11桁目から18桁までが認証番号である場合は、
「XXXXXXXXXXDDDDDDDDXXXXX・・・・・X」
のような文字列でパラメータ2を指定する。
例えば、200桁の時には、200個の「?」を並べた文字列、10桁の時には10個の「?」を並べる(「??????????」)。
パラメータ2は、取得したデータ内の認証番号と認識する部分を指定する。例えば、図4(A)に例示したように、認証番号でないところは「X」を並べ、認証番号のところは「D」を並べる。
例えば、先頭から11桁目から18桁までが認証番号である場合は、
「XXXXXXXXXXDDDDDDDDXXXXX・・・・・X」
のような文字列でパラメータ2を指定する。
パラメータ3は、取得したデータ内の発行回数と認識する部分を指定する。例えば、図4(A)に例示したように、発行回数でないところは「X」を並べ、発行回数のところは「D」を並べる。
例えば、先頭から19桁目から20桁までが認証番号である場合は、
「XXXXXXXXXXXXXXXXXXDDXXXXX・・・・・X」
のような文字列でパラメータ3を指定する。
例えば、先頭から19桁目から20桁までが認証番号である場合は、
「XXXXXXXXXXXXXXXXXXDDXXXXX・・・・・X」
のような文字列でパラメータ3を指定する。
受信部31は、自動貸出装置10あるいはカウンタ端末20から送信された、図書に関する情報と本人確認のための情報を受信し、本人確認のための情報は解析部32へ渡される。また、図書に関する情報は一時記憶手段に記憶させておき、本人確認がなされたときに、認証番号とともに貸出処理機能へ引き渡される。
解析部32は、本人確認のための情報を設定データファイル35に記憶された3つのパラメータをもとに解析して、認証番号と発行回数を取り出す。
まず、本人確認のための情報に対して、パラメータ1を適用して、認証番号と発行回数が存在するデータ領域を取り出す。
この取り出したデータに対して、パラメータ2を適用して、「D」の文字位置の文字を取り出して順番に並べて認証番号とする。
また、同様に、取り出したデータに対して、パラメータ3を適用して、「D」の文字位置の文字を取り出して順番に並べて発行回数とする。
まず、本人確認のための情報に対して、パラメータ1を適用して、認証番号と発行回数が存在するデータ領域を取り出す。
この取り出したデータに対して、パラメータ2を適用して、「D」の文字位置の文字を取り出して順番に並べて認証番号とする。
また、同様に、取り出したデータに対して、パラメータ3を適用して、「D」の文字位置の文字を取り出して順番に並べて発行回数とする。
また、上記のように取り出し位置に「D」を配して、それに対応する文字を本人確認のための情報から取り出すだけでなく、以下に説明するようなパラメータを設定するようにしてもかまわない。このときにも上記と同様にして、認証番号と発行回数を取り出すことができる。
(1)「D」の代わりに、認証番号や発行回数の存在する位置に数字や英文字等の序数を指定することにより、この序数の順番に取り出して順番に並べるようにする。
例えば、図4(B)、(C)のように、認証番号が8桁の場合には、数字の1から8を「D」の代わりに設定しておき、この順番で取り出した文字を並べる。
例えば、図4(B)、(C)のように、認証番号が8桁の場合には、数字の1から8を「D」の代わりに設定しておき、この順番で取り出した文字を並べる。
(2)(1)のように認証番号と発行回数を別の連続した領域に持つのではなく、不連続な重ならない位置に配置するようにしてもよい。
例えば、図4(D)のように、パラメータ2で示した認証番号の領域に発行回数の領域が重なっている。
例えば、図4(D)のように、パラメータ2で示した認証番号の領域に発行回数の領域が重なっている。
(3)認証番号と発行回数を示す序数を別の種類として定義しておき、種類ごとに序数の順番で取り出して並べるようにしてもよい。例えば、図4(E)のように認証番号を数字で示し、発行回数を英字で示すようにすれば、パラメータ2とパラメータ3とを統一することができる。
(4)さらに、認証番号と発行回数とをパラメータ1で示したデータの中で不連続に配置してもよい。
(4)さらに、認証番号と発行回数とをパラメータ1で示したデータの中で不連続に配置してもよい。
照合部33は、解析部32で取り出した認証番号が利用者DB36に登録されているかを検索する。ここで、一致する認証番号が利用者DB36に登録されていなければ、認証不可および認証番号を認証結果として出力するとともに、通知部34へ通知する。
また、一致する認証番号があれば、利用者DB36からこの認証番号に対応する利用者の発行回数を取得する。
また、一致する認証番号があれば、利用者DB36からこの認証番号に対応する利用者の発行回数を取得する。
取得した発行番号と解析部32で取り出した発行回数とを比較し、一致すれば、認証可、認証番号、発行回数とを認証結果として出力するとともに、通知部34へ通知する。
また、一致しなければ、認証不可、認証番号、発行回数とを認証結果として出力するとともに、通知部34へ通知する。
また、一致しなければ、認証不可、認証番号、発行回数とを認証結果として出力するとともに、通知部34へ通知する。
通知部34は、照合結果が認証不可であれば、自動貸出装置10からの認証依頼の場合、「カードの紛失のため貸出停止になっている」旨のメッセージを送信する。
また、カウンタ端末20からの認証依頼の場合、「カードの紛失がなされていること」、あるいは、「カードが紛失されているため貸出停止になっている」旨のメッセージを送信する。
また、カウンタ端末20からの認証依頼の場合、「カードの紛失がなされていること」、あるいは、「カードが紛失されているため貸出停止になっている」旨のメッセージを送信する。
次に、図5のフローチャートを用いて、本実施形態に係る認証装置の動作について説明する。
自動貸出装置10あるいはカウンタ端末20から送信された、図書に関する情報と本人確認のための情報を受信する(ステップS1)。また、図書に関する情報は一時記憶手段に記憶させておき、本人確認がなされたときに、認証番号とともに貸出処理機能へ引き渡される。
自動貸出装置10あるいはカウンタ端末20から送信された、図書に関する情報と本人確認のための情報を受信する(ステップS1)。また、図書に関する情報は一時記憶手段に記憶させておき、本人確認がなされたときに、認証番号とともに貸出処理機能へ引き渡される。
次に、本人確認のための情報を設定データファイル35に記憶された3つのパラメータをもとに解析して、認証番号と発行回数を取り出す(ステップS2,S3)。
まず、本人確認のための情報に対して、パラメータ1を適用して、認証番号と発行回数が存在するデータ領域を取り出す。
この取り出したデータに対して、パラメータ2を適用して、「D」の文字位置の文字を取り出して順番に並べて認証番号とする。
また、同様に、取り出したデータに対して、パラメータ3を適用して、「D」の文字位置の文字を取り出して順番に並べて発行回数とする。
まず、本人確認のための情報に対して、パラメータ1を適用して、認証番号と発行回数が存在するデータ領域を取り出す。
この取り出したデータに対して、パラメータ2を適用して、「D」の文字位置の文字を取り出して順番に並べて認証番号とする。
また、同様に、取り出したデータに対して、パラメータ3を適用して、「D」の文字位置の文字を取り出して順番に並べて発行回数とする。
ステップS2で取り出した認証番号が利用者DB36に登録されているかを検索する(ステップS4)。
一致する認証番号が利用者DB36に登録されていなければ(ステップS5/NO)、認証不可および認証番号を認証結果として出力するとともに、認証依頼先(自動貸出装置10あるいはカウンタ端末20)へ「利用者として登録されていません」旨のメッセージを送信する(ステップS6)。
一致する認証番号が利用者DB36に登録されていなければ(ステップS5/NO)、認証不可および認証番号を認証結果として出力するとともに、認証依頼先(自動貸出装置10あるいはカウンタ端末20)へ「利用者として登録されていません」旨のメッセージを送信する(ステップS6)。
一致する認証番号があれば(ステップS5/YES)、利用者DB36からこの認証番号に対応する利用者の発行回数を取得する(ステップS7)。
取得した発行番号と認証対象の発行回数とを比較し(ステップS8)、一致すれば(ステップS9/YES)、認証可、認証番号、発行回数とを認証結果として出力するとともに、認証依頼元へ通知する(ステップS10)。
また、一致しなければ(ステップS9/NO)、認証不可、認証番号、発行回数とを認証結果として出力するとともに、自動貸出装置10からの認証依頼の場合、「カードの紛失のため貸出停止になっている」旨のメッセージを、また、カウンタ端末20からの認証依頼の場合、「カードの紛失がなされていること」、あるいは、「カードが紛失されているため貸出停止になっている」旨のメッセージを認証依頼元へ通知する(ステップS11)。
取得した発行番号と認証対象の発行回数とを比較し(ステップS8)、一致すれば(ステップS9/YES)、認証可、認証番号、発行回数とを認証結果として出力するとともに、認証依頼元へ通知する(ステップS10)。
また、一致しなければ(ステップS9/NO)、認証不可、認証番号、発行回数とを認証結果として出力するとともに、自動貸出装置10からの認証依頼の場合、「カードの紛失のため貸出停止になっている」旨のメッセージを、また、カウンタ端末20からの認証依頼の場合、「カードの紛失がなされていること」、あるいは、「カードが紛失されているため貸出停止になっている」旨のメッセージを認証依頼元へ通知する(ステップS11)。
本実施例を以上の構成にすることにより、つぎのような効果がある。
・認証番号を変更せずに、認証番号と発行回数とをまとめて認証を行うようにしたので、認証番号を変更することなく紛失カードを不正に利用されることを防止できる。
・利用者カードの形態(接触/非接触型ICカード、磁気カード)にとらわれずに発行回数の比較が可能であるため、地域住民や学生を問わずに適用することが可能となる。
・各ベンダーにおいて自動貸出装置のプロトコルが異なる場合にも、認証装置を変更することなく対応可能となる。
・紛失回数に応じて利用者への制限や、注意を喚起することが可能となる。
・認証番号を変更せずに、認証番号と発行回数とをまとめて認証を行うようにしたので、認証番号を変更することなく紛失カードを不正に利用されることを防止できる。
・利用者カードの形態(接触/非接触型ICカード、磁気カード)にとらわれずに発行回数の比較が可能であるため、地域住民や学生を問わずに適用することが可能となる。
・各ベンダーにおいて自動貸出装置のプロトコルが異なる場合にも、認証装置を変更することなく対応可能となる。
・紛失回数に応じて利用者への制限や、注意を喚起することが可能となる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態の図書館管理システムに用いられる認証装置を構成する各機能をそれぞれプログラム化して、予め記録媒体に書き込んでおき、この記録媒体に記録されたこれらのプログラムをコンピュータに備えられたメモリあるいは記憶装置に格納し、そのプログラムを実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
また、上記プログラムは、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、上記プログラムは、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
なお、上述した実施形態の機能を実現するプログラムは、ディスク系(例えば、磁気ディスク、光ディスク等)、カード系(例えば、メモリカード、光カード等)、半導体メモリ系(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、テープ系(例えば、磁気テープ、カセットテープ等)等のいずれの形態の記録媒体で提供されてもよい。あるいは、ネットワークを介して記憶装置に格納された上記プログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよい。この場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、上述した実施形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
このように、上述した実施形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
10…自動貸出装置、20…カウンタ端末、30…図書館管理サーバ、31…受信部、32…解析部、33…照合部、34…通知部、35…設定データファイル、36…利用者DB、40…ネットワーク。
Claims (7)
- 図書の貸し出しを受ける利用者の認証情報を入力する入力手段と、認証番号と発行回数とを取り出す規則を予め記憶するパラメータに基づいて、前記認証情報から認証番号と発行回数とを取り出す解析手段と、前記利用者に関する情報とともに、この利用者の認証番号および発行回数を予め登録する利用者データベースと、前記利用者データベースに予め登録された認証番号および発行回数と、前記解析手段で取り出された利用者の認証情報および発行回数とを照合して前記利用者本人と確認する照合手段と、を備え、前記照合結果に応じて図書の貸出し管理を行うことを特徴とする図書館管理システムに用いられる認証装置。
- 請求項1に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置において、前記照合手段により照合した結果を表示手段に表示して、前記利用者や図書館員へ照合結果を通知する通知手段を備えることを特徴とする図書館管理システムに用いられる認証装置。
- 請求項1に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置において、前記パラメータには、前記入力手段で入力した認証情報のうち認証番号が存在する領域の位置情報と、発行回数が存在する領域の位置情報とを少なくとも記憶することを特徴とする図書館管理システムに用いられる認証装置。
- 請求項3に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置において、前記位置情報は、前記認証番号や発行回数を構成する文字列の桁位置の序数で表し、前記解析手段で桁位置の序数の順番に並べて認証番号や発行回数を取り出すことを特徴とする図書館管理システムに用いられる認証装置。
- 図書の貸し出しを受ける利用者の認証情報を入力し、認証番号と発行回数とを取り出す規則を予め記憶するパラメータに基づいて、前記認証情報から認証番号と発行回数とを取り出し、利用者データベースに予め登録された利用者の認証番号および発行回数と、前記取り出された認証情報および発行回数とを照合して、利用者本人と確認して、図書の貸出し管理を行うことを特徴とする図書館管理システムに用いられる認証方法。
- コンピュータに、請求項1乃至4に記載の図書館管理システムに用いられる認証装置の機能を実現させるためのプログラム。
- コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項6に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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US7546276B2 (en) * | 2006-01-23 | 2009-06-09 | Randle William M | Common authentication service for network connected applications, devices, users, and web services |
JP2011155495A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Ricoh Co Ltd | 周辺機器、ネットワークシステム、通信処理方法、及び通信処理制御プログラム |
JP2015170036A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 株式会社東芝 | Icカード、icカードの制御方法、及び処理装置 |
JP2016001395A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
-
2005
- 2005-08-22 JP JP2005239474A patent/JP2007058270A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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