JP2007057969A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 転写ベルトからシートをスムーズに剥がすことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 感光体10K,10C,10M,10Y上に現像した像を転写ベルト20に転写し、転写ベルト20に転写した像を転写部によってシートに転写する画像形成装置において、前記転写部は、転写ベルト20を加熱する加熱ローラ30と、加熱された転写ベルトを冷却する冷却ローラ34と、冷却ローラ34へ転写ベルト20を押付ける第2押圧ローラ36と、冷却ローラ34又は第2押圧ローラ36にバイアス電圧を印加するバイアス電圧出力部38とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、像担持体上に現像した像を転写ベルトに転写し、転写ベルトに転写した像を転写部によってシートに転写する画像形成装置に関する。
感光体(像担持体)上に現像した像を転写ベルトに転写し、転写ベルトに転写した像を転写部によってシートに転写する画像形成装置においては、前記像のシートへの転写及び定着を同時に行うのが一般的である。しかし、転写及び定着を同時に行う場合、定着のために約200℃弱の温度上昇が必要となるので、転写ベルトの冷却に時間がかかり、画像形成の高速化が困難になるという問題がある。
また、転写及び定着を同時に行わない場合であっても、転写を行う際に転写ベルトが加熱される。そのため、転写部を通過した転写ベルトを冷却する冷却ローラを設けることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、冷却ローラを備える画像形成装置53の例を示す模式図である。画像形成装置53は、ループ状の転写ベルト20と、転写ベルト20の外面に沿って配置された感光体10K,10C,10M,10Yと、転写ベルト20の内面と接触する加熱ローラ30と、加熱ローラ30へ転写ベルト20を押付ける第1押圧ローラ32と、加熱ローラ30部分を通過した転写ベルト20の内面と接触する冷却ローラ34とを備え、加熱ローラ30及び第1押圧ローラ32は転写ベルト20に転写された画像をシートに転写する転写部として動作する。
感光体10K,10C,10M,10Y表面で現像された画像は転写ベルト20に転写され、転写ベルト20に転写された画像は転写部(加熱ローラ30及び第1押圧ローラ32)によってシートに転写され、転写部を通過した転写ベルト20は冷却ローラ34によって冷却される。
特開平5−257394号公報
冷却ローラ34を用いることにより、転写部を通過した転写ベルトを冷却できる。しかし、転写部において高温状態でシートを転写ベルト20から剥がした場合、転写ベルト20上にトナーが付着し、転写ベルト20が汚れるなどの問題が生じる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、転写部が転写ベルトを加熱する加熱ローラと、加熱された転写ベルトを冷却する冷却ローラとを備えることにより、転写ベルトからシートをスムーズに剥がすことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、冷却ローラへ転写ベルトを押付ける押圧ローラを転写部が備えることにより、効率的に転写ベルトを冷却することができる画像形成装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、冷却ローラ又は押圧ローラにバイアス電圧を印加する電圧印加手段を備えることにより、転写ベルト上のトナーのシートへの転写性を向上させることができる画像形成装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、冷却ローラの少なくとも1/4回転に対応する外周長部分が転写ベルトと接触していることにより、効率的に転写ベルトを冷却することができる画像形成装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、冷却ローラに送風を行う送風手段を備えることにより、冷却ローラの冷却性能を高めることができる画像形成装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、冷却ローラの温度又は転写ベルトの加熱された部分の温度を検出する温度検出手段と、検出した温度に基づいて送風手段の送風量を制御する送風制御手段とを備えることにより、送風機のオン/オフ又は送風量を最適に調整することができる画像形成装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、画像を形成したシートの枚数を所定時間単位で計数する計数手段と、計数した枚数に基づいて送風手段の送風量を制御する送風制御手段とを備えることにより、送風機のオン/オフ又は送風量を最適に調整することができる画像形成装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、像担持体上の像はトナー及びキャリアを含む現像剤によって現像されており、像担持体と転写部との間に、転写ベルト上のキャリアを除去する除去手段を備えることにより、シートに形成する画像の画質を向上させることができる画像形成装置を提供することを他の目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、像担持体上に現像した像を転写ベルトに転写し、転写ベルトに転写した像を転写部によってシートに転写する画像形成装置において、前記転写部は、前記転写ベルトを加熱する加熱ローラと、加熱された転写ベルトを冷却する冷却ローラとを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記転写部は、前記冷却ローラへ前記転写ベルトを押付ける押圧ローラを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記冷却ローラ又は前記押圧ローラにバイアス電圧を印加する電圧印加手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記冷却ローラは、少なくとも1/4回転に対応する外周長部分が前記転写ベルトと接触していることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記冷却ローラに送風を行う送風手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記冷却ローラの温度、又は、前記転写ベルトの加熱された部分の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段が検出した温度に基づいて前記送風手段の送風量を制御する送風制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、画像を形成したシートの枚数を所定時間単位で計数する計数手段と、該計数手段が計数した枚数に基づいて前記送風手段の送風量を制御する送風制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記像担持体上の像は、トナー及びキャリアを含む現像剤によって現像されており、前記像担持体と前記転写部との間に、転写ベルト上のキャリアを除去する除去手段を備えることを特徴とする。
本発明においては、転写部が転写ベルトを加熱する加熱ローラと、加熱された転写ベルトを冷却する冷却ローラとを備えているため、加熱ローラを通過して転写ベルトに密着したシートを転写ベルトから剥がす際、冷却ローラによって転写ベルトを冷却することができ、スムーズにシートを剥がすことができる。例えば転写ベルトが冷却ローラによって冷却されているため、シートを転写ベルトから剥がす場合に、転写ベルト表面にトナーが付着して汚れるなどの問題が生じることを防止できる。また、転写部内で転写ベルトを冷却でき、スムーズにシートを剥がせるため、シートへの画像の形成を高速に行うことができる。
本発明においては、冷却ローラへ転写ベルトを押付ける押圧ローラを転写部が備えているため、冷却ローラと転写ベルトとの密着性が向上し、転写ベルトの熱が冷却ローラに伝わり易くなり、効率的に転写ベルトを冷却することができる。なお、押圧ローラを固定配置し、冷却ローラが転写ベルトを押圧ローラへ押付けるようにすることも可能である。
本発明においては、冷却ローラ又は押圧ローラに電圧印加手段がバイアス電圧を印加するため、前記バイアス電圧によって転写ベルトからシート方向への電界を発生させて、転写ベルト上のトナーのシートへの転写性を向上させることができる。
本発明においては、冷却ローラの少なくとも1/4回転に対応する外周長部分が転写ベルトと接触しているため、転写ベルトの熱が効率的に冷却ローラに伝わり、効率的に転写ベルトを冷却することができる。
本発明においては、送風手段が冷却ローラに送風を行うため、冷却ローラを送風によって冷却でき、冷却ローラの冷却性能を高めることができる。
本発明においては、冷却ローラの温度又は転写ベルトの加熱された部分の温度を温度検出手段で検出し、検出した温度に基づいて送風制御手段が送風手段の送風量を制御するため、送風機のオン/オフ又は送風量を最適に調整することができる。例えば転写ベルト又は冷却ローラの温度が所定値以上になった場合、送風機をオンにしたり、送風量を増加させる。また、送風機を作動させると騒音が生じ、冷却ローラが転写ベルトを冷却し過ぎると定着に必要な熱エネルギーが増加するため、転写ベルト又は冷却ローラの温度が所定値未満の場合は、送風機をオフにしたり、送風量を減少させることも可能である。
本発明においては、画像を形成したシートの枚数を計数手段で所定時間単位で計数し、計数した枚数に基づいて送風手段の送風量を送風制御手段で制御するため、送風機のオン/オフ又は送風量を最適に調整することができる。例えば単位時間に大量のシートに画像を形成した場合は、転写ベルトの温度も高くなり、冷却ローラの温度も高くなるため、送風機をオンにしたり、送風量を増加させる。また、送風機を作動させると騒音が生じ、冷却ローラが転写ベルトを冷却し過ぎると定着に必要な熱エネルギーが増加するため、単位時間に大量のシートに画像を形成しない場合は、送風機をオフにしたり、送風量を減少させることも可能である。
本発明においては、像担持体上の像はトナー及びキャリアを含む現像剤によって現像されており、像担持体と転写部との間に設けた除去手段で転写ベルト上のキャリアを除去するため、シートに形成する画像の画質を向上させることができる。
本発明によれば、転写ベルトからシートをスムーズに剥がすことができる。シートへの画像形成を高速化できる。
本発明によれば、効率的に転写ベルトを冷却することができる。
本発明によれば、転写ベルト上のトナーのシートへの転写性を向上させることができる。
本発明によれば、冷却ローラの冷却性能を高めることができる。
本発明によれば、送風機のオン/オフ又は送風量を最適に調整することができる。
本発明によれば、シートに形成する画像の画質を向上させることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置を備える複写機の例を示す模式図である。複写機は、CCD(Charge Coupled Device)などで原稿の画像を読取る画像読取装置52と、画像読取装置52が読取った画像をシートに形成する画像形成装置54とを備える。画像形成装置54は、ループ状の転写ベルト20の外面に沿ってブラック用の感光体(像担時体)10K,シアン用の感光体10C,マゼンタ用の感光体10M,イエロー用の感光体10Yが配置されている。
感光体10K(10C,10M,10Y)の周囲には、回転方向(時計回り)に沿って、感光体10K(10C,10M,10Y)を帯電させる帯電ユニット16K(16C,16M,16Y)と、感光体10K(10C,10M,10Y)に光(レーザ光)を照射するLSU(Laser Scanning Unit)ユニット14K(14C,14M,14Y)と、感光体10K(10C,10M,10Y)に形成された静電潜像を現像する現像ユニット12K(12C,12M,12Y)と、転写後の感光体10K(10C,10M,10Y)に残留したトナーを回収するクリーナ18K(18C,18M,18Y)とが配置されている。
転写ベルト20の内面には、ベルト駆動ローラ24と、従動ローラ22と、加熱ローラ30と、冷却ローラ34とが内接している。ベルト駆動ローラ24は図示しないモータによって駆動され、反時計回りに回転する。また、転写ベルト20の外面には、加熱ローラ30へ転写ベルト20を押付ける第1押圧ローラ32と、冷却ローラ34へ転写ベルト20を押付ける第2押圧ローラ(押圧ローラ)36とが配置されている。加熱ローラ30、第1押圧ローラ32、冷却ローラ34、及び第2押圧ローラ36は、転写ベルト20に転写された画像をシートに転写する転写部として動作する。また、冷却ローラ34には、バイアス電圧出力部(電圧印加手段)38からバイアス電圧が印加されている。冷却ローラ34は、例えば円筒状であり、円筒の内面及び中心軸を、該回転中心軸と垂直な複数の平板でつないだ中空状の構造となっており、前記平板が放熱フィンのように機能する。
転写ベルト20の材質としては、例えばポリカーボネート(PC)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン重合体(PTFE)、エチレンテトラフルオロエチレン重合体(ETFE)、ポリイミド、ポリアミドなどを用いることが可能である。また、転写ベルト20の厚さは、80μm〜150μmが好ましく、体積抵抗率は109 Ω・cm〜1013Ω・cmが好ましい。
図2は、画像形成装置54の制御に関する構成例を示すブロック図である。LSUユニット14K,14C,14M,14Y、現像ユニット12K,12C,12M,12Y、帯電ユニット16K,16C,16M,16Y、及びバイアス電圧出力部38はCPU(Central Processing Unit)などの制御部70によって制御される。また、加熱ローラ30に備えられたヒータの温度は制御部70によって制御される。また、ベルト駆動ローラ24及び感光体10K,10C,10M,10Yを回転させるモータなどの駆動部72は制御部70によって制御される。
シートは図1に示すシート収容部42に格納されており、図示しないピックアップローラ及び搬送ローラなどにより、1枚ずつシート搬送路44を通過する。より詳しくは、シートは、シート収容部42から転写部(加熱ローラ30、第1押圧ローラ32、冷却ローラ34、第2押圧ローラ36)に搬送され、転写ベルト20からシートに画像が転写され、その後、定着部40に搬送され、転写された画像がシートに定着され、その後、排出トレイ46に排出される。
複写を行う場合は、画像読取装置52が原稿の画像を読取り、帯電ユニット16K(16C,16M,16Y)が感光体10K(10C,10M,10Y)を帯電し、読取った画像に応じた静電潜像をLSUユニット14K(14C,14M,14Y)が感光体10K(10C,10M,10Y)に形成し、感光体10K(10C,10M,10Y)に形成された静電潜像を現像ユニット12K(12C,12M,12Y)がトナー及びキャリアを含む現像剤で現像し、現像されたトナー像が転写ベルト20に転写される。
転写ベルト20に転写されたトナー像は、転写部(加熱ローラ30、第1押圧ローラ32、冷却ローラ34、第2押圧ローラ36)で、シート収容部42から搬送されたシートに転写される。より詳しくは、転写ベルト20の外面とシートとが接触した状態で、加熱ローラ30が転写ベルト20を加熱してトナーを溶融させてシートに貼着させる。その後、シートが転写ベルト20と接触した状態で冷却ローラ34及び第2押圧ローラ36部分まで搬送し、冷却ローラ34で転写ベルト20を冷却しながらシートを転写ベルト20から剥がす。また、冷却ローラ34にはバイアス電圧出力部38からバイアス電圧が印加されており、静電転写が行われる。転写部によってシートに転写された画像は定着部40で定着され、排出トレイ46に排出される。
シートは、加熱ローラ30部分で転写ベルト20と密着され、冷却ローラ34部分で転写ベルト20から剥がされる。そのため、シートと転写ベルト20とが密着している時間は従来よりも長く、転写ベルト20からシートへの転写性が向上する。また、シートを転写ベルト20から剥がす際に冷却ローラ34によって転写ベルト20が冷却されており、スムーズにシートを剥がすことができる。例えば転写ベルト20が冷却ローラ34によって冷却されているため、シートを剥がした場合に転写ベルト20表面にトナーが付着して汚れるなどの従来の問題が生じることを防止できる。また、転写ベルト20が転写部内の冷却ローラ34で冷却でき、スムーズにシートを剥がせるため、シートへの画像の形成を高速に行うことができる。
上述した実施の形態において、冷却ローラ34の近辺に、冷却ローラ34へ送風を行うファン(送風手段)を設けることも可能である。図3は、画像形成装置の制御に関する他の構成を示すブロック図である。図3の例では、図2の構成に、ファン74及び温度センサ(温度検出手段)76が追加されている。ファン74は、冷却ローラ34へ送風を行って冷却できるように、冷却ローラ34の近辺に配置されており、その回転速度(送風量)は制御部(送風制御手段)70によって制御される。温度センサ76は、冷却ローラ34の表面近傍、又は、冷却ローラ34と接触する直前部分の転写ベルト20の表面近傍に配置されており、検出温度を制御部に送る。
制御部70は、温度センサ76の検出温度に基づいてファン74の送風量を制御する。例えば検出温度が所定値未満の場合はファン74を停止させ、検出温度が所定値以上の場合はファン74を作動させたり、検出温度に比例してファンの回転速度を連続的又は段階的に増加させることが可能である。
また、例えば画像を形成したシート枚数を所定時間単位で制御部(計数手段)70で計数し、計数結果に応じて制御部(送風制御手段)70でファン74の回転速度(送風量)を制御することも可能である。例えば所定時間内の計数枚数が所定値未満の場合はファン74を停止させ、所定時間内の計数枚数が所定値以上の場合はファン74を作動させたり、所定時間内の計数枚数に比例してファンの回転速度を連続的又は段階的に増加させることが可能である。
また、冷却ローラ34は、転写ベルト20と冷却ローラ34との接触距離が長くなるように配置することが好ましい。図4は、本発明に係る画像形成装置を備える複写機の他の例を示す模式図である。冷却ローラ34は、ループ状の転写ベルト20において、冷却ローラ34と接触する部分が鋭角状に突出するように配置されている。
図5(a)、(b)、(c)は冷却ローラ34と転写ベルト20との接触距離の例を示す模式図である。図5(b)の例では冷却ローラ34の全外周長のうち、1/4(θ=90度)に相当する外周長部分と転写ベルト20とが接触している。図5(a)の例では、冷却ローラ34の全外周長のうち、1/4以下(θ<90度)に相当する外周長部分と転写ベルト20とが接触している。図5(c)の例では冷却ローラ34の全外周長のうち、1/4以上(θ>90度)に相当する外周長部分と転写ベルト20とが接触している。転写ベルト20と冷却ローラ34との接触面積が大きいほど、転写ベルト20の冷却を効率的に行うことができるため、冷却ローラ34の全外周長のうち、1/4以上(θ>90度)に相当する外周長部分と転写ベルト20とを接触させることが好ましい。
上述した実施の形態においては、色毎に感光体10K,10C,10M,10Yを設けているが、共通の感光体を用いることも可能である。図6は、本発明に係る画像形成装置を備える複写機の更に他の例を示す模式図である。感光体10の周辺には回転方向に、帯電ユニット16、イエロー用現像ユニット12Y、マゼンタ用現像ユニット12M、シアン用現像ユニット12C、ブラック用現像ユニット12K、転写ローラ60、クリーナ18が配置されている。転写ローラ60と感光体10との間を転写ベルト20が通過しており、トナーが転写ベルト20に静電的に吸収される向きに電界が発生するように転写ローラ60から転写ベルト20に電荷を与え、感光体10上のトナー像を転写ベルト20に転写させる。
転写ベルト20を駆動するベルト駆動ローラ24、転写ベルト20に接する従動ローラ22、加熱ローラ30、第1押圧ローラ32、冷却ローラ34、及び第2押圧ローラ36は上述した各実施の形態(図1、4)と同様である。ただし、転写ローラ60と加熱ローラ30との間には、現像剤に含まれるキャリアを除去するように、転写ベルト20の外面側にキャリア除去ローラ(除去手段)62が配置され、キャリア除去ローラ62と対向するように転写ベルト20の内面側に導電ローラ(除去手段)64が配置されている。キャリア除去ローラ62には、例えば+3K[V]などのバイアス電圧が印加されている。キャリア除去ローラ62及び導電ローラ64は、図1及び図4の画像形成装置の感光体10Kと加熱ローラ30との間の転写ベルト20を挟むように設けることが可能である。
上述した各実施の形態においては、複写機を例にして説明したが、本発明の画像形成装置は、複写機に限定はされず、プリンタ又は複合機などの画像をシートに形成する任意の装置に用いることが可能である。
本発明に係る画像形成装置を備える複写機の例を示す模式図である。 画像形成装置の制御に関する構成例を示すブロック図である。 画像形成装置の制御に関する他の構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置を備える複写機の他の例を示す模式図である。 冷却ローラと転写ベルトとの接触距離の例を示す模式図である。 本発明に係る画像形成装置を備える複写機の更に他の例を示す模式図である。 冷却ローラを備える従来の画像形成装置の例を示す模式図である。
符号の説明
10K,10C,10M,10Y 感光体
20 転写ベルト
30 加熱ローラ
32 第1押圧ローラ
34 冷却ローラ
36 第2押圧ローラ
38 バイアス電圧出力部
62 キャリア除去ローラ
64 導電ローラ

Claims (8)

  1. 像担持体上に現像した像を転写ベルトに転写し、転写ベルトに転写した像を転写部によってシートに転写する画像形成装置において、
    前記転写部は、
    前記転写ベルトを加熱する加熱ローラと、
    加熱された転写ベルトを冷却する冷却ローラと
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記転写部は、
    前記冷却ローラへ前記転写ベルトを押付ける押圧ローラを備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記冷却ローラ又は前記押圧ローラにバイアス電圧を印加する電圧印加手段を備えることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記冷却ローラは、少なくとも1/4回転に対応する外周長部分が前記転写ベルトと接触していることを特徴とする請求項1乃至3の何れかひとつに記載の画像形成装置。
  5. 前記冷却ローラに送風を行う送風手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかひとつに記載の画像形成装置。
  6. 前記冷却ローラの温度、又は、前記転写ベルトの加熱された部分の温度を検出する温度検出手段と、
    該温度検出手段が検出した温度に基づいて前記送風手段の送風量を制御する送風制御手段と
    を備えることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 画像を形成したシートの枚数を所定時間単位で計数する計数手段と、
    該計数手段が計数した枚数に基づいて前記送風手段の送風量を制御する送風制御手段と
    を備えることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 前記像担持体上の像は、トナー及びキャリアを含む現像剤によって現像されており、
    前記像担持体と前記転写部との間に、転写ベルト上のキャリアを除去する除去手段を備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れかひとつに記載の画像形成装置。
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