JP2007057808A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体に形成される画像の部分的な画像形成ずれを補正することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成に係る各部の駆動条件を指示する画像形成条件情報に基づいて、印刷用データに相当する画像を記録媒体上に形成する画像形成手段(画像形成装置本体101)と、前記記録媒体上に形成された画像を読み取り、当該画像に相当する読取画像データを出力する画像読取手段(画像読取装置102)と、前記読取画像データ内における部分的な画像形成ずれを検出する検出手段(全体制御部151)と、前記検出された画像形成ずれ部分のずれ量に基づいて、当該ずれ量を補正する補正量を算出する算出手段(補正量演算部152)と、前記算出された補正量に基づいて、前記画像形成ずれ部分に対応する画像形成条件を変更する変更手段(全体制御部151)と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来より、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置では、周辺機器等により入力される画像データに基づいて、当該画像データに相当する画像を印刷用紙等の記録媒体上に画像形成(印刷)が行われている。このような画像形成装置では、画像形成装置が置かれた環境や、画像形成装置自身が有する出力特性等の種々の条件により、記録媒体上に形成された画像に位置ずれや、倍率ずれ等の画像形成ずれが生じることがある。そのため、従来、画像形成ずれを補正するための補正量に基づいて、画像形成時における主走査方向、副走査方向の位置ずれや、縦倍率、横倍率のずれを補正することが可能な画像形成装置が提案されており、例えば、画像形成装置自身が形成した画像を読み取り、その読み取り結果に基づいて画像形成に使用される部材(画像形成部材)の使用条件を調整する画像形成装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−271746号公報
上記した画像形成装置では、記録媒体搬送時の搬送条件や画像書込ユニットの取り付け誤差等の条件により、記録媒体内において部分的な画像形成ずれが発生する場合があり、形成される画像の画質低下の一要因となっている。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、記録媒体に形成される画像データ全体を同一条件で調整を行うため、画像全面に一律に影響することになり、記録媒体内における部分的な画像形成ずれに対応することができず、上記課題を解決することはできない。
本発明の課題は、記録媒体に形成される画像の部分的な画像形成ずれを補正することが可能な画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
画像形成に係る各部の駆動条件を指示する画像形成条件情報に基づいて、印刷用データに相当する画像を記録媒体上に形成する画像形成手段と、
前記記録媒体上に形成された画像を読み取り、当該画像に相当する読取画像データを出力する画像読取手段と、
前記読取画像データ内における部分的な画像形成ずれを検出する検出手段と、
前記検出された画像形成ずれ部分のずれ量に基づいて、当該ずれ量を補正する補正量を算出する算出手段と、
前記算出された補正量に基づいて、前記画像形成ずれ部分に対応する画像形成条件情報を変更する変更手段と、
を備えたことを特徴としている。
更に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記検出された画像形成ずれ部分のずれ量が所定値を上回ったか否かを判定する判定手段を備え、
前記算出手段は、前記判定手段により前記ずれ量が所定値を上回った場合に、前記補正値を算出することを特徴としている。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記検出手段は、前記読取画像データ内における部分的な主走査補方向の位置ずれ、副走査方向の位置ずれ、縦倍率ずれ、横倍率ずれ、スキューずれ、平行度ずれ及び直角度ずれの何れか又は全てを画像形成ずれとして検出することを特徴としている。
更に、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記画像形成条件情報を記憶する記憶手段を備えたことを特徴としている。
更に、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記画像形成条件情報は、前記記録媒体の紙種毎に記憶されていることを特徴としている。
更に、請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、
前記画像形成条件情報は、前記記録媒体の用紙サイズ毎に記憶されていることを特徴としている。
更に、請求項7に記載の発明は、請求項4〜6の何れか一項に記載の発明において、
前記画像形成条件情報は、前記記録媒体が使用される環境条件毎に記憶されていることを特徴としている。
更に、請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の発明において、
前記補正量を表示する表示手段を備えたことを特徴としている。
更に、請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載の発明において、
前記補正量の値を変更することが可能な操作手段を備えたことを特徴としている。
更に、請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記印刷用データを記憶する印刷用データ記憶手段を備えたことを特徴としている。
更に、請求項11に記載の発明は、請求項1又は10に記載の発明において、
前記印刷用データが、テストパターン画像を含むことを特徴としている。
更に、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、
前記印刷用データ内の部分に応じて、当該印刷用データに含まれるテストパターン画像が異なることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、画像形成装置自身が形成した画像の画像形成ずれ部分を検出し、このずれ量を補正する補正量に基づいて画像形成条件情報を変更するため、記録媒体に形成される画像の部分的な画像形成ずれを補正することができる。
請求項2に記載の発明によれば、検出された画像形成ずれ部分のずれ量が所定値を上回った場合に、記録媒体に形成される画像の部分的な画像形成ずれを補正することができる。
請求項3に記載の発明によれば、読取画像データ内における部分的な主走査補方向の位置ずれ、副走査方向の位置ずれ、縦倍率ずれ、横倍率ずれ、スキューずれ、平行度ずれ及び直角度ずれの何れか又は全てを画像形成ずれとして検出することができる。
請求項4に記載の発明によれば、記録媒体に形成された画像形成条件情報に基づいて、記録媒体に形成される画像の部分的な画像形成ずれを補正することができる。
請求項5に記載の発明によれば、記録媒体の紙種に応じて記憶された画像形成条件情報に基づいて、記録媒体に形成される画像の部分的な画像形成ずれを補正することができる。
請求項6に記載の発明によれば、記録媒体の用紙サイズに応じて記憶された画像形成条件情報に基づいて、記録媒体に形成される画像の部分的な画像形成ずれを補正することができる。
請求項7に記載の発明によれば、記録媒体が使用される環境条件に応じて記憶された画像形成条件情報に基づいて、記録媒体に形成される画像の部分的な画像形成ずれを補正することができる。
請求項8に記載の発明によれば、表示手段を介して補正量を確認することができる。
請求項9に記載の発明によれば、操作手段を介して補正量の値を変更することができる。
請求項10に記載の発明によれば、印刷用データを画像データ記憶手段に記憶することができる。
請求項11に記載の発明によれば、印刷用データとしてテストパターン画像を用いることができる。
請求項12に記載の発明によれば、印刷用データが読取画像データとして読み取られた際の、画像形成ずれ部分検出精度を部分に応じて調整することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されないものとする。
<第1の実施形態>
まず、図1を参照して本実施形態における画像形成装置100の構成を説明する。
図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成装置本体101と、画像形成装置本体101の上部に画像読取装置102とを備える。画像読取装置102は、自動原稿給紙装置201と原稿画像走査露光装置202とを備える。
自動原稿給紙装置201の原稿台に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光されて、原稿画像を反映する入射光がラインイメージセンサCCD203に読み取られる。
上記ラインイメージセンサCCD203により光電変換されたアナログ画像信号は、制御手段15(図3参照)において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正及び画像圧縮処理等がなされ、デジタルの画像データとなる。このデジタルの画像データは、画像メモリ19(図3参照)に記憶される。この記憶された画像データは、制御手段15の制御により画像書込ユニット3Y、3M、3C、3Kへと出力される。
自動原稿給紙装置201は自動両面原稿搬送手段(図示略)を備える。自動原稿給紙装置201は、原稿載置台から搬送される多数枚の原稿d(両面を含む)を原稿搬送機構により1枚ずつ原稿画像走査露光装置202に搬送する。
画像形成装置本体101は、複数の感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kが縦列に配置されたタンデム型のカラー画像形成装置であり、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kの各々は各色(イエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色、黒(BK)色)毎に画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kに設けられている。更に、画像形成装置本体101は、中間転写体6と、再給紙機構(ADU機構)を含む給紙搬送手段(図示略)と、トナー像を定着させるための定着ローラ9とを備える。
Y色の画像を形成する画像形成ユニット10Yは、Y色のトナー像を形成する感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配置されたY色用の帯電手段2Y、画像書込ユニット3Y、現像装置4Y及び感光体ドラム用クリーニング手段8Yとを有する。
M色の画像を形成する画像形成ユニット10Mは、M色のトナー像を形成する感光体ドラム1Mと、感光体ドラム1Mの周囲に配置されたM色用の帯電手段2M、画像書込ユニット3M、現像装置4M及び感光体ドラム用クリーニング手段8Mとを有する。
C色の画像を形成する画像形成ユニット10Cは、C色のトナー像を形成する感光体ドラム1Cと、感光体ドラム1Cの周囲に配置されたC色用の帯電手段2C、画像書込ユニット3C、現像装置4C及び感光体ドラム用クリーニング手段8Cとを有する。
BK色の画像を形成する画像形成ユニット10Kは、BK色のトナー像を形成する感光体ドラム1K、感光体ドラム1Kの周囲に配置されたBK色用の帯電手段2K、画像書込ユニット3K、現像装置4K及び感光体ドラム用クリーニング手段8Kとを有する。
帯電手段2Y及び画像書込ユニット3Yと、帯電手段2M及び画像書込ユニット3Mと、帯電手段2C及び画像書込ユニット3Cと、帯電手段2K及び画像書込ユニット3Kとは、それぞれ、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに色毎の潜像を形成する。
画像書込ユニット3Y、3M、3C、3Kの各々は、制御手段15から出力されるY色用の書込みデータ、M色用の書込みデータ、C色用の書込みデータ、BK色用の書込みデータの各々に基づいてY色、M色、C色、BK色のトナー画像を中間転写体6に形成する。
現像装置4Y、4M、4C、4Kによる現像は、使用するトナー極性と同極性の直流電圧に交流電圧を重畳した現像バイアスを用いた反転現像に基づくものである。
中間転写体6は、ベルトモータ183によりベルトを回転動作可能に保持する。感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kの各々に形成されたY色、M色、C色、K色の各トナー像は中間転写体6のベルト表面に転写される。
ここで、上記した画像形成装置100による画像形成プロセスの概要について説明する。
画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kにより形成された各色の画像は、使用するトナーと反対極性の1次転写バイアスが印加される1次転写ローラ7Y、7M、7C、7Kにより、回転動作する中間転写体6のベルト表面に逐次転写されて(1次転写)、合成されたカラー画像(色画像:カラートナー像)が形成される。カラー画像は中間転写体6から記録媒体としての印刷用紙Pへ転写される。
給紙カセット20A、20B、20C内に収容された印刷用紙Pは、給紙カセット20A、20B、20Cにそれぞれ設けられている送り出しローラ21及び給紙ローラ22Aにより給紙され、搬送ローラ22B、22C、22D、レジストローラ23等を経て、2次転写ローラ7Aに搬送され、印刷用紙Pの一方の面(表面又は裏面)にカラー画像が転写される(2次転写)。
カラー画像が転写された印刷用紙Pは、定着ローラ9により定着処理され、排紙ローラ24により挟持されて機外の排紙トレイ25に載置される。転写後の感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kの周面上に残る転写残トナーは、感光体ドラム用クリーニング手段8Y、8M、8C、8Kによりクリーニングされ次の画像形成サイクルに移行する。
両面画像形成時には、印刷用紙Pの一方の面(表面)に画像形成され、定着ローラ9から排出された印刷用紙Pは、分岐手段26によりシート排紙路から分岐され、下方の循環通紙路27Aを経て、再給紙機構(ADU機構)である反転搬送路27Bにより表裏が反転され、再給紙搬送部27Cを通貨して、搬送ローラ22Dにおいて合流する。
反転搬送された印刷用紙Pは、レジストローラ23を経て再度2次転写ローラ7Aに搬送され、印刷用紙Pの他方の面(裏面)にカラー画像(カラートナー像)が転写される。カラー画像が転写された印刷用紙Pは、定着ローラ9により定着処理され、排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25に載置される。一方、2次転写ローラ7Aにより印刷用紙Pにカラー画像が転写された後、印刷用紙Pが分離された中間転写体6は、中間転写体用クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
次に、図2を参照して、画像書込ユニット3Yの構成について説明する。なお、ここでの説明は、Y色以外の他の色(M色、C色、BK色)用の画像書込ユニット3M、3C、3K等に対しても全く同様である。
図2に示すように、画像書込ユニット3Yは、半導体レーザ光源31、コリメータレンズ32、補助レンズ33、ポリゴンミラー34、ポリゴンモータ35、f(θ)レンズ36、ミラー面結像用CY1レンズ37、ドラム面結像用CY2レンズ38、反射板39、出力タイミング制御部1550、画素クロック周期制御部1553等を備える。
出力タイミング制御部1550は、主走査タイミング制御部1551及び副走査タイミング制御部1552(図3参照)から構成され、書込制御部155(図3参照)から出力された書込みデータをPWM(Pulse Width Modulation)変調し、PWM変調後の所定パルス幅のレーザ駆動信号を半導体レーザ光源31に出力する。
半導体レーザ光源31は、レーザ駆動信号に基づき、Y色用のレーザ光をコリメータレンズ32に向けて出力する。半導体レーザ光源31から出力されるY色用のレーザ光は、コリメータレンズ32、補助レンズ33、ミラー面結像用CY1レンズ37により所定のビーム光に整形される。
ポリゴンミラー34は、コリメータレンズ32等により整形された後のレーザ光を主走査方向に偏向する。画素クロック周期制御部1553は、制御手段15の書込制御部155から出力されるYポリゴンCLKに基づいてポリゴンミラー34を回転駆動するための駆動信号をポリゴンモータ35に出力し、ポリゴンモータ35は、画素クロック周期制御部1553から入力される当該駆動信号に基づいてポリゴンミラー34を回転駆動する。
f(θ)レンズ36及びドラム面結像用CY2レンズ38は、ポリゴンミラー34によって偏向されるビーム光を感光体ドラム1Y表面に結像させる。これにより、感光体ドラム1Y表面に静電潜像が形成される。
書込ユニット駆動部1554は、調整ギヤユニット41と、調整ギヤユニット41を駆動する調整用モータ42とを備え、調整ギヤユニット41にはドラム面結像用CY2レンズ38が連結されている。調整用モータ42は、書込制御部155から入力される制御信号に応じて調整ギヤユニット41を駆動し、調整ギヤユニット41に連結されたドラム面結像用CY2レンズ38の垂直方向の傾きを調整する。これにより、スキュー調整が行われる。
また、ポリゴンミラー34から反射されたビーム光の一部が、反射板39に反射されてレーザインデックスセンサ43に入射した場合、レーザインデックスセンサ43はINDEX信号を制御手段15に出力する。
図3は、画像形成装置100の機能ブロックの一例を示す図である。
図3に示すように、画像形成装置100は、不揮発メモリ14、制御手段15、操作手段16、表示手段17、画像メモリ19等を備える。
不揮発メモリ14は、制御手段15により実行される各種プログラムや当該プログラムに係る各種データを記憶する。
また、不揮発メモリ14は、画像形成に係る複数の駆動パラメータを含んだ画像形成条件情報を、紙種、用紙サイズ及び環境情報毎に対応付けて登録する画像形成条件テーブル141を記憶する。
ここで、駆動パラメータとは、1画像分の画像データを画像形成する際の、画像形成装置本体101各部の駆動条件を指示する情報であって、例えば、1ライン毎の主走査方向及び副走査方向の出力開始タイミングを指示する情報や、ポリゴンCLKの周波数を指示する情報、第2給紙モータ181、定着モータ182、ベルトローラ5等のモータ周波数を指示する情報等が挙げられる。
また、紙種とは、例えば、普通紙、塗工紙、厚紙、上質紙、ラフ紙、OHPシート等の情報であって、本実施形態では、後述する操作手段16を介して紙種を指示する入力信号が、紙種を示す紙種情報として入力されるようになっている。
また、用紙サイズとは、例えば、A4サイズ、B5サイズ等の定型用紙サイズ情報であって、本実施形態では、自動原稿給紙装置201の搬送経路上に設けられた不図示の用紙サイズ検出部により、用紙サイズが検出され、この検出信号が用紙サイズを示す用紙サイズ情報として制御手段15に出力されるようになっている。
また、環境条件とは、例えば、画像形成装置100周辺の温度や湿度等の条件であって、本実施形態では、画像形成装置100に設けられた不図示の温度計や湿度計等の計測器により測定された情報が、環境情報として制御手段15に出力されるようになっている。
制御手段15は、全体制御部151、補正量演算部152、表示制御部153、読取制御部154、書込制御部155、エンジン制御部156、通信制御部157等から構成される。
全体制御部151は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random access Memory)等から構成されており、ROM及び/又は不揮発メモリ14に記憶に記憶されたシステムプログラムとの協働により、画像形成装置100を統括的に制御する。
全体制御部151は、画像形成時において、当該画像形成時における印刷用紙Pの紙種、用紙サイズ、環境条件に応じた画像形成条件情報を画像形成条件テーブル141から読み出し、この画像形成条件情報に含まれた各種駆動パラメータに基づいて画像形成装置本体101の各部を制御する。なお、画像形成時の各種条件に合致する画像形成条件情報が存在しない場合には、不揮発メモリ14等に予め記憶されたデフォルトの画像形成条件情報に基づいて画像形成装置本体101の各部が制御されるものとする。ここで、デフォルトの画像形成情報とは、画像形成装置100の工場出荷時に設定された画像形成情報を意味する。
また、全体制御部151は、操作手段16を介して設定された画像形成ずれ補正モードにおいて、画像メモリ19に記憶された基準画像データに相当する画像を印刷用紙Pに形成する(以下、基準画像データが記録された印刷用紙Pをテスト用印刷用紙TPという)。さらに、画像メモリ19に記憶された基準画像データに基づいて、画像読取装置102により読み取られたテスト用印刷用紙TPの画像データ(以下、読取画像データという)内における部分的な画像形成ずれを検出し、この検出された画像形成ずれ部分のずれ量を補正量演算部152に出力する。
具体的に、全体制御部151は、画像形成ずれ補正モードにおいて、読取画像データ内における部分的な主走査補方向の位置ずれ、副走査方向の位置ずれ、縦倍率ずれ、横倍率ずれ、スキューずれ、平行度ずれ及び直角度ずれの何れか又は全てを画像形成ずれとして検出する。
ここで、主走査方向の位置ずれは、読取画像データの主走査方向における画像形成開始位置のずれの度合いを示す尺度であり、副走査方向の位置ずれは、読取画像データの副走査方向における画像形成開始位置のずれの度合い示す尺度である。
縦倍率ずれは、テスト用画像データの副走査方向における画像の伸縮度合いを示す尺度であり、横倍率ずれは、テスト用画像データの主走査方向における画像の伸縮度合いを示す尺度である。
スキューずれは、テスト用印刷用紙TPの主走査方向に対する、当該テスト用印刷用紙TPに形成されたテスト用画像データの傾斜角を示す尺度である。
平行度ずれは、テスト用印刷用紙TPの主走査方向と平行にテスト用画像データが形成されているかどうかを示す尺度であって、直角度ずれは、テスト用印刷用紙TPの副走査方向と直角にテスト用画像データが形成されているかどうかを示す尺度である。
また、全体制御部151は、画像形成ずれ補正モードにおいて、検出された画像形成ずれ部分のずれ量が所定の値を上回ったか否かを判定し、このずれ量が所定値を上回った場合に当該ずれ量を補正量演算部152に出力する。
また、全体制御部151は、画像形成ずれ補正モードにおいて、テスト用印刷用紙TP読み取り時の紙種、用紙サイズ、環境条件に応じた画像形成条件情報を画像形成条件テーブル141から読み出し、テスト用画像データ内において検出した画像形成ずれ部分に対応する画像形成条件情報を、補正量演算部152により算出された補正量に変更する。なお、テスト用印刷用紙TP読み取り時の各種条件に合致する画像形成条件情報が存在しない場合には、デフォルトの画像形成情報を含んだ画像形成条件情報を生成し当該条件と対応付けて画像形成条件テーブル141に記憶させる。ここで、デフォルトの画像形成情報とは、画像形成装置100の工場出荷時に設定された画像形成情報を意味する。
補正量演算部152は、主走査補正量算出部1521、副走査補正量算出部1522、縦倍補正量算出部1523、横倍補正量算出部1524、スキュー補正量算出部1525、平行度補正量算出部1526、直角度補正量算出部1527、を備える。この補正量演算部152は、全体制御部151とROM又は不揮発メモリ14に記憶されたプログラムとの協働により実現され、全体制御部151による制御の下、当該全体制御部151から入力される画像形成ずれ部分のずれ量に基づいて、この画像形成ずれを補正するための各種補正量を算出する。
主走査補正量算出部1521は、全体制御部151により検出された読取画像データ内における部分的な主走査方向のずれ量に基づいて、主走査方向の画像形成開始位置を補正するための主走査補正量を算出し、当該算出結果を全体制御部151に出力する。本実施形態における主走査方向のずれ補正は、画像形成ずれ部分における各色の主走査方向の出力開始タイミングを主走査補正量に基づいて調整することで行われる。即ち、主走査補正量は、主走査方向の出力開始タイミングの生成を制御する駆動パラメータとなっている。
副走査補正量算出部1522は、全体制御部151により検出された読取画像データ内における部分的な副走査方向のずれ量に基づいて、副走査方向の画像形成開始位置を補正するための副走査補正量を算出し、当該算出結果を全体制御部151に出力する。本実施形態における副走査方向のずれ補正は、画像形成ずれ部分における各色の副走査方向の出力開始タイミングを副走査補正量に基づいて調整することで行われる。即ち、副走査補正量は、副走査方向の出力開始タイミングの生成を制御する駆動パラメータとなっている。
縦倍補正量算出部1523は、全体制御部151により検出された読取画像データ内における部分的な横倍率のずれ量に基づいて、このずれ量を補正するための縦倍補正量を算出し、当該算出結果を全体制御部151に出力する。本実施形態における縦倍率ずれの補正は、ベルトローラ5を回転動作させる不図示のベルトモータのモータ周波数をモータ周波数補正量に基づいて調整することで行われる。即ち、縦倍補正量は、ベルトモータのモータ周波数を制御する駆動パラメータとなっている。
横倍補正量算出部1524は、全体制御部151により検出された読取画像データ内における部分的な横倍率のずれ量に基づいて、このずれ量を補正するための横倍補正量を算出し、当該算出結果を全体制御部151に出力する。本実施形態における縦倍率ずれの補正は、画像形成ずれ部分における各色のポリゴンCLKの周波数を横倍補正量に基づいて調整することで行われる。即ち、横倍補正量は、各色のポリゴンCLKの周波数を制御する駆動パラメータとなっている。
スキュー補正量算出部1525は、全体制御部151により検出された読取画像データ内における部分的なスキューのずれ量に基づいて、このずれ量を補正するためのスキュー補正量を算出し、当該算出結果を全体制御部151に出力する。本実施形態におけるスキューずれの補正は、画像形成ずれ部分におけるドラム面結像用CY2レンズ38の垂直方向の傾きをスキュー補正量に基づいて調整することで行われる。即ち、スキュー補正量は、ドラム面結像用CY2レンズ38の垂直方向の傾きを制御する駆動パラメータとなっている。
平行度補正量算出部1526は、全体制御部151により検出された読取画像データ内における部分的な平行度ずれのずれ量に基づいて、このずれ量を補正するための平行度補正量を算出し、当該算出結果を全体制御部151に出力する。本実施形態における平行度ずれの補正は、画像形成ずれ部分におけるベルトローラ5を回転動作させる不図示のベルトモータ、レジストローラ23を回転動作させる不図示の第2給紙モータ、定着ローラ9を回転動作させる不図示の定着モータの何れか又は全てのモータ周波数を、平行度補正量に基づいて調整することで行われる。即ち、平行度補正量は、ベルトモータ、第2給紙モータ、定着ローラ9のモータ周波数を制御する駆動パラメータとなっている。
直角度補正量算出部1527は、全体制御部151により検出された読取画像データ内における部分的な直角度ずれのずれ量に基づいて、このずれ量を補正するための直角度補正量を算出し、当該算出結果を全体制御部151に出力する。本実施形態における直角度ずれの補正は、画像形成ずれ部分におけるベルトローラ5を回転動作させる不図示のベルトモータ、レジストローラ23を回転動作させる不図示の第2給紙モータ、定着ローラ9を回転動作させる不図示の定着モータの何れか又は全てのモータ周波数を、直角度補正量に基づいて調整することで行われる。即ち、直角度補正量は、ベルトモータ、第2給紙モータ、定着ローラ9のモータ周波数を制御する駆動パラメータとなっている。
表示制御部153は、全体制御部151の制御の下、表示手段17を制御する各種表示データを表示手段17に出力し、当該表示手段17に表示させる。
読取制御部154は、全体制御部151の制御の下、画像読取装置102による原稿dの読み取りに関する動作を統括的に制御する。
具体的に、読取制御部154は、自動原稿給紙装置201の搬送手段、自動両面原稿搬送手段を駆動する読取原稿搬送駆動部1541を制御することで、自動原稿給紙装置201の搬送手段、自動両面原稿搬送手段を駆動させる。
また、読取制御部154は、原稿画像走査露光装置202に含まれるラインイメージセンサCCD203等を制御する露光制御部1542を制御することで、原稿画像走査露光装置202を駆動させる。
書込制御部155は、全体制御部151の制御の下、画像形成装置本体101における画像形成に関する動作を統括的に制御する。
具体的に、書込制御部155は、画像メモリ19に記憶された画像データに基づき、所定の画像処理を施した各色用の書込みデータを生成し、この書込みデータを画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kに出力させる。
また、書込制御部155は、画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kを制御して、当該書込制御部155から出力される各色用の書込みデータに基づき、Y色、M色、C色、BK色のトナー画像を中間転写体6に形成させる。
また、書込制御部155は、レーザインデックスセンサ43から入力される各色毎のINDEX信号と、画像形成条件情報に基づいた全体制御部151からの指示信号とに基づいて、主走査方向における書込みデータの出力開始タイミングを制御する主走査タイミング制御部1551を制御することで、各色の主走査方向の出力開始タイミングを1ライン毎に調整する。ここで、出力開始タイミングとは、半導体レーザ光源31が各色レーザ光を出力する際のタイミングである。
また、書込制御部155は、レーザインデックスセンサ43から入力される各色毎のINDEX信号と、画像形成条件情報に基づいた全体制御部151からの指示信号とに基づいて、副走査方向における書込みデータの出力開始タイミングを調整する副走査タイミング制御部1552を制御することで、各色の副走査方向の出力開始タイミングを1ライン毎に調整する。
また、書込制御部155は、画像形成条件情報に基づいた全体制御部151からの指示信号に基づいて、各色のポリゴンCLK信号を生成する画素クロック周期制御部1553を制御することで、各色のポリゴンモータ35に出力されるポリゴンCLKの周波数を調整する。
また、書込制御部155は、画像形成条件情報に基づいた全体制御部151からの指示信号に基づいて、ドラム面結像用CY2レンズ38の垂直方向の傾きを制御する書込ユニット駆動部1554を制御することで、スキューの調整を行う。
エンジン制御部156は、印刷用紙Pの搬送に関する動作を統括的に制御する。
具体的に、エンジン制御部156は、画像形成条件情報に基づいた全体制御部151からの指示信号に基づいて、第2給紙モータ181のモータ周波数を生成する第2給紙モータ制御部1561、定着モータ182のモータ周波数を生成する定着モータ制御部1562及びベルトモータ183のモータ周波数を生成するベルトモータ制御部1563を制御することで、各モータの回転動作を調整する。
通信制御部157は、RS232C等のインターフェイスやLAN等の通信網に接続可能なインターフェイス(何れも不図示)を有し、このインターフェイスを介して接続される外部の機器との間で授受される画像データ等の各種情報の送受信を制御する。
操作手段16は、キーボードや、マウス、タッチパネル等のポインティングデバイスを備え、各種入力信号を制御手段15に出力する。
表示手段17は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置を備え、制御手段15から入力される各種表示データを表示する。
画像メモリ19は、画像読取装置102で読み取られた画像データ、通信制御部157を介して入力された画像データを記憶する。
また、画像メモリ19は、画像形成ズレ検出の際の指標となる基準画像データ191を印刷用データとして記憶する。ここで、基準画像データは、各色(Y色、M色、C色、BK色)の画像形成ずれを検出することが可能なテストパターン画像を含み、このテストパターン画像は、例えば、各色の格子状パターン等から構成される。
図4は、基準画像データ191に含まれたテストパターン画像の一例を示す図である。図4に示すように、テストパターン画像は、各色の線分が所定間隔毎に格子状に複数配置されて構成されている。なお、同図においては、基準画像データ191の四隅に配置された5つのテストパターン画像TG1〜TG5(以下、テストパターン画像TG1〜TG5を総じてテストパターン画像TGという)が基準画像データ191に含まれる場合を例示したが、これに限らず、テストパターン画像TGの大きさ、数量、配置位置は特に問わないものとする。
また、テストパターン画像TGを構成する各色の格子間隔は任意に設定可能であるものとする。例えば、基準画像データ191中央部に位置するテストパターン画像TG3のように、基準画像データ191内の部分に応じて各色の格子間隔や、テストパターン画像自体を変更したテストパターン画像TGを配置することとしてもよい。これにより、基準画像データ191が読取画像データとして読み取られた際の、画像形成ずれ部分検出精度を部分に応じて調整することができる。
図3に戻り、全体制御部151は、基準画像データ191に含まれたテストパターン画像TGを構成する格子の主走査方向成分の大きさ(図中a)、副走査方向成分の大きさ(図中b)及び斜め方向成分の大きさ(図中c)を各色の格子毎に抽出し、この抽出された各成分量を不図示のRAMに一時記憶する。
また、全体制御部151は、テスト用印刷用紙TPの読取画像データに含まれたテストパターン画像に対しても、上記処理と同様の処理を施し、走査方向成分の大きさ、副走査方向成分の大きさ及び斜め方向成分の大きさを各色の格子毎に抽出し、この抽出された各成分量を不図示のRAMに一時記憶する。
そして、全体制御部151は、両画像データの同位置にあたる格子毎に各成分量を比較することで、テスト用印刷用紙TP内における部分的な主走査補方向の位置ずれ、副走査方向の位置ずれ、縦倍率ずれ、横倍率ずれ、スキューずれ、平行度ずれ及び直角度ずれの検出を行う。
次に、図5を参照して、画像形成ずれ補正処理について説明する。なお、本処理は、全体制御部151と、不揮発メモリ14に記憶されたプログラムとの協働により実行される処理を示している。
本処理の前提として、操作手段16を介して画像形成ずれ補正モードが設定されているものとする。また、画像メモリ19に記憶された基準画像データ191に相当する画像が印刷用紙Pに形成された後、このテスト用印刷用紙TPが自動原稿給紙装置201の原稿台に載置されているものとする。さらに、操作手段16を介してテスト用印刷用紙TPの紙種を指示する入力信号が予め入力されているものとし、この紙種を示す紙種情報が不図示のRAMに一時記憶されているものとする。
まず、自動原稿給紙装置201の原稿台に載置されたテスト用印刷用紙TPが、搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系によりテスト用印刷用紙TPの画像が読み取られると(ステップS11)、この読み取られた読取画像データが画像メモリ19に記憶される(ステップS12)。この際に、テスト用印刷用紙TPの用紙サイズが検出されるとともに環境条件が測定され、この用紙サイズ情報及び環境情報が不図示のRAMに一時記憶される(ステップS13)。
次いで、画像メモリ19に記憶された基準画像データ191に基づいて、先に読み取られたテスト用印刷用紙TPの読取画像データ内における部分的な画像形成ずれが検出され(ステップS14)、この画像形成ずれ部分のずれ量が所定の値を上回ったか否かが判定される(ステップS15)。ここで、ずれ量が所定の値以下であったと判定された場合(ステップS15;No)、本処理は直ちに終了する。
一方、ステップS15において、画像形成ずれ部分のずれ量が所定の値を上回ったと判定された場合には(ステップS15;Yes)、このずれ量が補正量演算部152に出力され(ステップS16)、当該補正量演算部152により算出された各補正量が、表示手段17に表示される(ステップS17)。
ここで、表示された各補正量を変更する指示が、操作手段16を介して入力されたか否かが判定されて、表示された各補正量を変更する指示が、操作手段16を介して入力されたと判定された場合には(ステップS18;Yes)、指示された値に補正量が変更されて(ステップS19)、ステップS16に再び戻り、変更された補正量が、表示手段17に表示される。
また、ステップS18において、表示手段17に表示された各補正量を認可する旨の指示が、操作手段16を介して入力されたと判定された場合(例えば、「確定」ボタンの押下等)には(ステップS18;No)、RAMに一時記憶された紙種、用紙サイズ及び環境情報の各条件に対応する画像形成条件情報が画像形成条件テーブル141に登録されているか否かが判定される(ステップS20)。
ここで、RAMに一時記憶された紙種、用紙サイズ及び環境情報の条件に対応する画像形成条件情報が登録されていないと判定された場合には(ステップS20;No)、当該条件に対応付けられた画像形成条件情報が画像形成条件テーブル141に生成された後、この画像形成条件情報が読み出されて(ステップS21)、ステップS23へと移行する。
一方、ステップS20において、RAMに一時記憶された紙種、用紙サイズ及び環境情報の各条件に対応する画像形成条件情報が画像形成条件テーブル141に登録されていると判定された場合には(ステップS20;Yes)、この画像形成条件情報が読み出されて(ステップS22)、ステップS23へと移行する。
ステップS23では、ステップS21又はステップS22で読み出された画像形成条件情報に含まれる各駆動パラメータのうち、画像形成ずれ部分に対応する画像形成条件情報(駆動パラメータ)が、ステップS18で認可された補正量に基づいて変更され(ステップS23)、本処理は終了する。
次に、図6を参照して、不揮発メモリ14の画像形成条件テーブル141に登録された画像形成条件情報に基づいて、画像形成が行われる際の画像形成処理について説明する。なお、本処理は、全体制御部151と、不揮発メモリ14に記憶されたシステムプログラムとの協働により実行される処理を示している。
本処理の前提として、画像読取装置102により読み取られた原稿dの画像が、印刷用紙Pに形成されるものとする。また、操作手段16を介して印刷用紙Pの紙種を指示する入力信号が予め入力されているものとし、この紙種を示す紙種情報が不図示のRAMに一時記憶されるものとする。
まず、自動原稿給紙装置201の原稿台に載置された原稿dが搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿dの画像が読み取られると(ステップS31)、この読み取られた読取画像データが印刷用データとして画像メモリ19に記憶される(ステップS32)。この際に、原稿dの用紙サイズが検出されるとともに、環境条件が測定され、この用紙サイズ情報及び環境情報が不図示のRAMに一時記憶される(ステップS33)。
次いで、原稿dの用紙サイズに基づいて印刷用紙Pの用紙サイズが特定されて(ステップS34)、当該特定された用紙サイズの印刷用紙Pが給紙カセット20A、20B、20Cの何れかから搬送される(ステップS35)。
続いて、RAMに記憶された紙種情報、用紙サイズ情報及び環境情報の条件に対応する画像形成条件情報が画像形成条件テーブル141に登録されているか否かが判定されて、登録されていないと判定された場合には(ステップS36;No)、デフォルトの画像形成条件情報が読み出されて(ステップS37)、ステップS39に移行する。
一方、ステップS36において、RAMに記憶された紙種情報、用紙サイズ情報及び環境情報の各条件に対応する画像形成条件情報が画像形成条件テーブル141に登録されていると判定された場合には(ステップS36;Yes)、この画像形成条件情報が読み出されて、ステップS39に移行する。
ステップS39では、読み出された画像形成条件情報に基づいて、1画面分の画像形成に係る画像読取装置102の各部が制御されることで、読取画像データ(印刷用データ)に相当する画像が印刷用紙Pに形成されて(ステップS39)、本処理は終了する。
以上のように、本実施形態によれば、画像形成装置100自身が形成した画像の画像形成ずれ部分を検出し、このずれ量を補正する補正量に基づいて画像形成条件情報を変更するため、記録媒体(印刷用紙P)に形成される画像の部分的な画像形成ずれを補正することができ、形成される画像の画質を向上することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明における画像形成装置の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、単色(モノクロ)画像を形成する画像形成装置300に本発明の画像形成装置を適用した場合を説明する。なお、説明の簡略化のため、上述した第1の実施形態と同一要素については同符号を付し、その詳細な説明は適宜省略する。
まず、第2の実施形態のおける画像形成装置300の構成を模式的に示す。
図7に示すとおり、画像形成装置300は、画像形成装置本体301と、画像形成装置本体301の上部に画像読取装置302とを備える。画像読取装置302は、自動原稿給紙装置410と原稿画像走査露光装置420とを備える。
自動原稿給紙装置410は、原稿給紙台411、自動両面原稿搬送手段(図示略)等を備える。自動原稿給紙装置410は、原稿給紙台411から搬送される多数枚の原稿d(両面を含む)を原稿搬送機構により1枚ずつ原稿画像走査露光装置420に搬送する。
原稿画像走査露光装置420は、透明なコンタクトガラス421の下部にラインイメージセンサCCD422や光源423を備え、読取制御部154(図8参照)によりラインイメージセンサCCD422等が駆動制御されて、コンタクトガラス421に載置された原稿dの画像が読み取られる。具体的には原稿dを光源423からの照明により走査し、その反射光をラインイメージセンサCCD422により結像して光電変換することで読取画像データを生成し、全体制御部151(図8参照)へ出力する。
画像形成装置本体301は、プリンタ部310、供給部320、搬送手段330を備える。
プリンタ部310は、ドラムモータ343(図8参照)により回転動作される感光体ドラム311の周囲に、レジストローラ312、帯電部313、画像書込ユニット314、現像部315、転写部316、定着ローラ317、クリーニング部318等を備えている。
レジストローラ312は、第2給紙モータ341(図8参照)により回転動作され、搬送手段330により搬送される印刷用紙Pを感光体ドラム311に搬送するとともに、副走査方向のすべりや紙曲がりを補正する。
帯電部313は、感光体ドラム311表面に対してコロナ放電を行い、感光体ドラム311表面を一様に帯電させる。また、帯電部313より感光体ドラム311の回転方向下流側には、該感光体ドラム311の主走査方向にLD(Laser Diode)光源を備えた画像書込ユニット314が設けられている。この画像書込ユニット314は、感光体ドラム311の表面に対して、画像データに相当する像露光を行うことにより、露光した部分の感光体ドラム311の表面の電荷を減衰、消滅させて静電潜像を形成させる。なお、画像書込ユニット314は、書込ユニット駆動部1554(図8参照)を有しており、この書込ユニット駆動部1554が書込制御部155(図8参照)により駆動制御されることで点灯/消灯を行う。
現像部315は、画像書込ユニット314より感光体ドラム311の回転方向下流側に設けられており、この現像部315により、感光体ドラム311と同極に帯電したトナーが感光体ドラム311表面の静電潜像に付着される。
転写部316は、現像部315より感光体ドラム311の回転方向下流側に設けられており、この転写部316と感光体ドラム311との間には、印刷用紙Pが搬送される搬送経路330cが設けられている。転写部316は、印刷用紙Pを感光体ドラム311に対して圧接させた状態で帯電させることによりトナーを印刷用紙Pに吸着させてトナー像を転写するとともに、帯電した印刷用紙Pを除電させることにより印刷用紙Pを感光体ドラム311から分離させるようになっている。
定着ローラ317は、転写部316の印刷用紙Pの搬送経路下流側に設けられており、定着モータ342(図8参照)により回転動作された定着ローラ317により、トナーが印刷用紙Pに固定されることで、当該印刷用紙Pにトナー像を定着するようになっている。
クリーニング部318は、転写部316より感光体ドラム311の回転方向下流側に設けられており、感光体ドラム311の表面に圧接されて残留トナーを除去、清掃する。
供給部320は、印刷用紙Pが収容又は載置される複数の給紙トレイ321と手差しトレイ322とを備えている。給紙トレイ321、手差しトレイ322に収容又は載置された印刷用紙Pはそれぞれ搬送経路330aを介してプリンタ部310に供給される。なお、図1には、2つの給紙トレイ321をプリンタ部310の下方に上下に並べて配置したものを示したが、給紙トレイ321の数や配置はこれに限定されるものではない。また、手差しトレイ322は、画像形成装置300の他側部に設けられており、同じく他側部に大容量の給紙トレイを設けることもできる。
搬送手段330は搬送経路330a、330b、330c、330d及び搬送ローラ(図示略)等を備えている。印刷用紙Pは、供給部320から搬送経路330a、330b、330cに沿ってプリンタ部310内の各部に搬送され、プリンタ部310から搬送経路330dに沿って画像が形成された印刷用紙Pが排紙トレイ333に排出される。また、両面プリントの場合には、片面プリントされた印刷用紙Pが、分離器331により反転経路330eに送り出され、反転部332により表裏が反転させられて感光体ドラム311に再搬送されて、反転後の表面に画像が形成される。
上記した画像形成装置300において、画像書込ユニット314の構成は、図2で説明した画像書込ユニット3Yの構成と同様であるため、説明は省略する。なお、画像書込ユニット314においては、感光体ドラム311上に静電潜像が形成されるものとする。
次に、図8を参照して、画像形成装置300の機能ブロックの一例について説明する。
図8に示すように、画像形成装置300は、不揮発メモリ14、制御手段15、操作手段16、表示手段17、画像メモリ19等を備える。なお、本実施形態における機能ブロックは、第1の実施形態における機能ブロック(図3参照)と同様であるため、本実施形態において特徴的な部分のみを説明する。
不揮発メモリ14は、制御手段15により実行される各種プログラムや当該プログラムに係る各種データを記憶する。
また、不揮発メモリ14は、画像形成に係る複数の駆動パラメータを含んだ画像形成条件情報を、紙種、用紙サイズ及び環境情報毎に対応付けて登録する画像形成条件テーブル141を記憶する。
ここで、駆動パラメータとは、1画像分の画像データを画像形成する際の、画像形成装置本体301各部の駆動条件を指示する情報であって、例えば、1ライン毎の主走査方向及び副走査方向の出力開始タイミングを指示する情報や、ポリゴンCLKの周波数を指示する情報、第2給紙モータ341、定着モータ342、ドラムモータ343等のモータ周波数を指示する情報等が挙げられる。
全体制御部151は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random access Memory)等から構成されており、ROM及び/又は不揮発メモリ14に記憶に記憶されたシステムプログラムとの協働により、画像形成装置300を統括的に制御する。
縦倍補正量算出部1523は、全体制御部151により検出された読取画像データ内における部分的な横倍率のずれ量に基づいて、このずれ量を補正するための縦倍補正量を算出し、当該算出結果を全体制御部151に出力する。本実施形態における縦倍率ずれの補正は、感光体ドラム311を回転動作させるドラムモータ343のモータ周波数をモータ周波数補正量に基づいて調整することで行われる。即ち、縦倍補正量は、ベルトモータのモータ周波数を制御する駆動パラメータとなっている。
平行度補正量算出部1526は、全体制御部151により検出された読取画像データ内における部分的な平行度ずれのずれ量に基づいて、このずれ量を補正するための平行度補正量を算出し、当該算出結果を全体制御部151に出力する。本実施形態における平行度ずれの補正は、画像形成ずれ部分におけるドラムモータ343、第2給紙モータ341、定着モータ342の何れか又は全てのモータ周波数を、平行度補正量に基づいて調整することで行われる。即ち、平行度補正量は、ドラムモータ343、第2給紙モータ341、定着モータ342のモータ周波数を制御する駆動パラメータとなっている。
直角度補正量算出部1527は、全体制御部151により検出された読取画像データ内における部分的な直角度ずれのずれ量に基づいて、このずれ量を補正するための直角度補正量を算出し、当該算出結果を全体制御部151に出力する。本実施形態における直角度ずれの補正は、画像形成ずれ部分におけるドラムモータ343、第2給紙モータ341、定着モータ342の何れか又は全てのモータ周波数を、平行度補正量に基づいて調整することで行われる。即ち、直角度補正量は、ドラムモータ343、第2給紙モータ341、定着モータ342のモータ周波数を制御する駆動パラメータとなっている。
読取制御部154は、全体制御部151の制御の下、画像読取装置302による原稿dの読み取りに関する動作を統括的に制御する。
書込制御部155は、全体制御部151の制御の下、画像形成装置本体301における画像形成に関する動作を統括的に制御する。
具体的に、書込制御部155は、画像メモリ19に記憶された画像データに基づき、所定の画像処理を施した各色用の書込みデータを生成させ、この書込みデータを感光体ドラム311に出力させる。
また、書込制御部155は、現像部315を制御して、当該書込制御部155から出力される単色のトナー画像を感光体ドラム311に形成させる。
エンジン制御部156は、印刷用紙Pの搬送に関する動作を統括的に制御する。
具体的に、エンジン制御部156は、画像形成条件情報に基づいた全体制御部151からの指示信号に基づいて、第2給紙モータ341のモータ周波数を生成する第2給紙モータ制御部1561、定着モータ342のモータ周波数を生成する定着モータ制御部1562及びドラムモータ343のモータ周波数を生成するドラムモータ制御部1564を制御することで、各モータの回転動作を調整する。
画像メモリ19は、画像読取装置102で読み取られた画像データ、通信制御部157を介して入力された画像データを記憶する。
また、画像メモリ19は、画像形成ズレ検出の際の指標となる基準画像データ191を記憶する。ここで、基準画像データ191は、画像形成ずれを検出することが可能なテストパターン画像を含み、このテストパターン画像は、例えば、単色の格子状パターン等から構成される。
本実施形態の制御手段15は、画像形成ずれ補正処理(図5参照)及び画像形成処理(図6参照)を、第1の実施形態と同様に実行する。
以上のように、本実施形態によれば、画像形成装置300自身が形成した画像の画像形成ずれ部分を検出し、このずれ量を補正する補正量に基づいて画像形成条件情報を変更するため、記録媒体(印刷用紙P)に形成される画像の部分的な画像形成ずれを補正することができ、形成される画像の画質を向上することができる。
上記実施の形態における画像形成装置の細部構成および詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態における画像形成処理では、画像読取装置102(302)を介して読み取られた読取画像データを画像形成する際の処理を示したが、通信制御部157を介して入力される画像データに対しても同様の処理を施すこととしてもよく、この場合、用紙サイズ情報は、画像データに付加されて入力される態様としてもよいし、別途入力される態様としてもよい。
また、上記実施形態では、画像形成条件情報を紙種、用紙サイズ及び環境条件と対応付けて記憶することとしたが、これに限らず、紙種、用紙サイズ、環境条件の何れかと対応付けて記憶する態様としてもよいし、何れの条件とも対応付けず記憶する態様としてもよい。
また、上記実施形態では、読取画像データ内における部分的な主走査補方向の位置ずれ、副走査方向の位置ずれ、縦倍率ずれ、横倍率ずれ、スキューずれ、平行度ずれ及び直角度ずれを検出することとしたが、これに限らず、何れかの画像形成ずれを検出する態様としてもよい。
また、上記実施形態では、基準画像データがテストパターン画像を含むこととしたが、これに限らず、写真やイラスト等の画像データや、テキストデータ等としてもよい。
さらに、上記実施形態では、読取画像データ内における部分的な主走査補方向の位置ずれ、副走査方向の位置ずれ、縦倍率ずれ、横倍率ずれ、スキューずれ、平行度ずれ及び直角度ずれの補正方法として、出力開始タイミングの調整やモータ周波数の調整等行うことを挙げたが、その補正方法は本実施形態に限らないものとし、画像形成装置内における機能部に対して他の調整を施すことで画像形成ずれを補正することが可能な場合には、当該他の調整に寄与する駆動パラメータを補正量として算出を行う態様としてもよい。
第1の実施形態における画像形成装置の内部構成を示す図である。 第1の実施形態における画像形成装置の書込ユニットの構成を示す図である。 画像形成装置の制御手段の構成を示す図である。 基準画像データの一例を示す図である。 画像形成ずれ補正処理の流れを示すフローチャートである。 画像形成処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態における画像形成装置の内部構成を示す図である。 第2の実施形態における画像形成装置の書込ユニットの構成を示す図である。
符号の説明
100 画像形成装置
101 画像形成装置本体
102 画像読取装置
201 自動原稿給紙装置
202 原稿画像走査露光装置
203 ラインイメージセンサCCD
1Y、1M、1C、1K 感光体ドラム
2Y、2M、2C、2K 帯電手段
3Y、3M、3C、3K 画像書込ユニット
4Y、4M、4C、4K 現像装置
5 ベルトローラ
6 中間転写体
7A 2次転写ローラ
8A 中間転写体用クリーニング手段
8Y、8M、8C、8K 感光体ドラム用クリーニング手段
9 定着ローラ
10Y、10M、10C、10K 画像形成ユニット
14 不揮発メモリ
141 画像形成条件テーブル
15 制御手段
151 全体制御部
152 補正量演算部
1521 主走査補正量算出部
1522 副走査補正量算出部
1523 縦倍補正量算出部
1524 横倍補正量算出部
1525 スキュー補正量算出部
1526 平行度補正量算出部
1527 直角度補正量算出部
153 表示制御部
154 読取制御部
1541 読取原稿搬送駆動部
1542 露光制御部
155 書込制御部
1551 主走査タイミング制御部
1552 副走査タイミング制御部
1553 画素クロック周期制御部
1554 書込ユニット駆動部
156 エンジン制御部
1561 第2給紙モータ制御部
1562 定着モータ制御部
1563 ベルトモータ制御部
1564 ドラムモータ制御部
157 通信制御部
16 操作手段
17 表示手段
181 第2給紙モータ
182 定着モータ
183 ベルトモータ
19 画像メモリ
191 基準画像データ
20A、20B、20C 給紙カセット
21 送り出しローラ
22A、22B、22C、22D 給紙ローラ
23 レジストローラ
24 排紙ローラ
25 排紙トレイ
26 分岐手段
27A 循環通紙路
27B 反転搬送路
27C 再給紙搬送部
31 半導体レーザ光源
32 コリメータレンズ
33 補助レンズ
34 ポリゴンミラー
35 ポリゴンモータ
36 f(θ)レンズ
37 ミラー面結像用CY1レンズ
38 ドラム面結像用CY2レンズ
39 反射板
41 調整ギヤユニット
42 調整用モータ
43 レーザインデックスセンサ
300 画像形成装置
301 画像形成装置本体
302 画像読取装置
410 自動原稿給紙装置
420 原稿画像走査露光装置
310 プリンタ部
311 感光体ドラム
312 レジストローラ
313 帯電部
314 画像書込ユニット
315 現像部
316 転写部
317 定着ローラ
318 クリーニング部
320 供給部
321 給紙トレイ
322 手差しトレイ
330 搬送手段
331 分離器
332 反転部
333 排紙トレイ
341 第2給紙モータ
342 定着モータ
343 ドラムモータ
411 原稿給紙台
421 コンタクトガラス
422 ラインイメージセンサCCD
423 光源

Claims (12)

  1. 画像形成に係る各部の駆動条件を指示する画像形成条件情報に基づいて、印刷用データに相当する画像を記録媒体上に形成する画像形成手段と、
    前記記録媒体上に形成された画像を読み取り、当該画像に相当する読取画像データを出力する画像読取手段と、
    前記読取画像データ内における部分的な画像形成ずれを検出する検出手段と、
    前記検出された画像形成ずれ部分のずれ量に基づいて、当該ずれ量を補正する補正量を算出する算出手段と、
    前記算出された補正量に基づいて、前記画像形成ずれ部分に対応する画像形成条件情報を変更する変更手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出された画像形成ずれ部分のずれ量が所定値を上回ったか否かを判定する判定手段を備え、
    前記算出手段は、前記判定手段により前記ずれ量が所定値を上回った場合に、前記補正値を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段は、前記読取画像データ内における部分的な主走査補方向の位置ずれ、副走査方向の位置ずれ、縦倍率ずれ、横倍率ずれ、スキューずれ、平行度ずれ及び直角度ずれの何れか又は全てを画像形成ずれとして検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成条件情報を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成条件情報は、前記記録媒体の紙種毎に記憶されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成条件情報は、前記記録媒体の用紙サイズ毎に記憶されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成条件情報は、前記記録媒体が使用される環境条件毎に記憶されていることを特徴とする請求項4〜6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記補正量を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記補正量の値を変更することが可能な操作手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記印刷用データを記憶する印刷用データ記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 前記印刷用データが、テストパターン画像を含むことを特徴とする請求項1又は10に記載の画像形成装置。
  12. 前記印刷用データ内の部分に応じて、当該印刷用データに含まれるテストパターン画像が異なることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010098672A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Sharp Corp 画像形成装置
JP2013117671A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2015184467A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及びプログラム

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