JP2007057431A - 樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置 - Google Patents

樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007057431A
JP2007057431A JP2005244640A JP2005244640A JP2007057431A JP 2007057431 A JP2007057431 A JP 2007057431A JP 2005244640 A JP2005244640 A JP 2005244640A JP 2005244640 A JP2005244640 A JP 2005244640A JP 2007057431 A JP2007057431 A JP 2007057431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neck ring
ring portion
image processing
bottle
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005244640A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikuni Funatani
佳邦 船谷
Tadashi Takahata
忠 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takashima Giken Co Ltd
Original Assignee
Takashima Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takashima Giken Co Ltd filed Critical Takashima Giken Co Ltd
Priority to JP2005244640A priority Critical patent/JP2007057431A/ja
Publication of JP2007057431A publication Critical patent/JP2007057431A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】コンベヤ等の搬送手段により搬送されているペットボトルのネックリング部を少ない台数の撮像装置により撮像し得るようにした疵検査方法及び疵検査装置を提供する。
【解決手段】搬送装置1により搬送されているペットボトル2のネックリング部3aを平面視で略120度間隔で配置した3台の撮像装置4a,4b,4cにより撮像し、画像処理装置により画像処理して疵を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置に関するものである。
ペットボトルにおけるネックリング部の疵は、これまではあまり問題にはされていなかった。しかるに近年、飲料製造工場内でプリフォームからペットボトルを製造するインプラント化が進んだことによるペットボトル製造時や、内容液を充填したペットボトルにキャップをキャッパー(蓋閉め機)により閉めるとき等、さまざまな要因でネックリング部に疵が付き、疵があると引っ掛りがあるため、消費者がキャップを開ける際に指に怪我をする事例が発生し、早急な対策が望まれている。
而して、この対策のためには何等かの手段によりネックリング部に生じた疵を検出する必要があり、疵の検出には撮像手段と画像処理装置とを備えた疵検査装置を用いることが考えられる。
被検体に疵があるか否かを検出するために撮像手段と画像処理装置とを備えた疵検査装置としては特許文献1、特許文献2等種々のものがある。
特開2005−10008号公報 特開2005−83828号公報
疵の有無を検出するためにはペットボトルのネックリング部を全周に亘り撮像する必要がある。この場合、撮像装置を多数設ければネックリング部全周の撮像は可能であるが、設備費、運転維持費が高価となる。
又、特許文献1、2は平面上にある疵を検出することはできるが、ペットボトルのネックリング部の検査に適用することはできない。
本発明は、上述の実情に鑑み、コンベヤ等の搬送手段により搬送されているペットボトルのような樹脂製瓶体のネックリング部を少ない台数の撮像装置により撮像し得るようにした樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置を提供することを目的としてなしたものである。
本発明の請求項1の樹脂製瓶体の疵検査方法は、搬送装置により搬送されている樹脂製瓶体のネックリング部を、平面視で樹脂製瓶体の周方向へ配置された3台の撮像装置により撮像し、得られた画像信号を画像処理装置により画像処理して疵を検出するものである。
本発明の請求項2の樹脂製瓶体の疵検査方法においては、ネックリング部に疵が検出された場合は画像処理装置からNG信号を出力するようにしている。
本発明の請求項3の樹脂製瓶体の疵検査装置は、搬送装置により搬送されている樹脂製瓶体のネックリング部を撮像するために平面視で樹脂製瓶体の周方向へ配置した3台の撮像装置と、各撮像装置に対向配置されて前記樹脂製瓶体のネックリング部を照射する光源と、前記撮像装置からの画像信号を処理して疵を検出するための画像処理装置とを備えたものである。
本発明の請求項4の樹脂製瓶体の疵検査装置は、ネックリング部に疵が検出された場合は画像処理装置からNG信号を出力し得るよう構成されている。
本発明の請求項1〜4に記載の樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置によれば、3台という少ない台数の撮像装置を設けることで、樹脂製瓶体のネックリング部を全周に亘り検査することができるため、設備費、運転維持費が安価となり、又、ネックリング部の疵を確実に検出することが可能となり、更に、画像処理装置からNG信号が出力されたら、例えば、ラインを停止して樹脂製瓶体におけるネックリング部の疵を目視することにより、疵がライン内のどの機器で生じたかが経験的に分かるため、所定の機器の点検、調整を行なうことにより疵の発生を確実に防止することができ、或は、樹脂製瓶体を全数検査して疵のあるものを除去することができるため、製品の信頼性が向上する、等種々の優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明を実施する形態の一例である。図1中、1はコンベヤ等の搬送装置、2は搬送装置1により矢印D方向へ搬送されつつネックリング部3aに疵があるか否かを検査されるペットボトル、4a,4b,4cはCCDカメラ等の撮像装置である。撮像装置4a,4b,4cは平面視で、検査位置においてペットボトル2の周方向へ略120度間隔に配置されており、側面視で、撮像装置4a,4b,4cの軸線L1a,L1b,L1cはネックリング部3aへ向けて斜め上方へ向いている。3はキャップである。
5a,5b,5cは光源であり、光源5a,5b,5cは、平面視では検査位置においてペットボトル2を挟んで撮像装置4a,4b,4cに対し対向配置されている。又、光源5a,5b,5cの軸線L2a,L2b,L2cは、側面視でネックリング部3aへ向けて斜め上方へ向いている。
6は画像処理装置、7はディスプレイ、8a,8b,8cは画像信号、9はNG信号である。
次に、上記した実施の形態の作動を説明する。
搬送装置1により矢印D方向へ搬送されてきたペットボトル2が検査位置へ来ると、各光源5a,5b,5cから照射された光は、ペットボトル2のネックリング部3a及びその近傍を照らすため、ネックリング部3aが撮像装置4a,4b,4cにより撮像される。
而して、各撮像装置4a,4b,4cにより検査可能なネックリング部3aの円周方向領域は、平面視で撮像装置4a,4b,4cの軸線L1a,L1b,L1cに対し直交する方向におけるネックリング部3aの外周部であり、撮像装置4aでは領域X1、X2の範囲が、又、撮像装置4bでは領域Y1、Y2の範囲が、更に、撮像装置4cでは領域Z1、Z2の範囲が検査されることになる。
領域X1、Z2、Y1、X2、Z1、Y2、X1のネックリング部3a円周方向へ隣合う部分は図4に示すように角度θだけラップしているため、3台の撮像装置4a,4b,4cにより、ネックリング部3aの全周は確実に撮像される。
撮像された画像信号8a,8b,8cは画像処理装置6で所定の処理が行われる。画像処理の仕方は、例えば、予め定めた疵のないネックリング部3aの画像における閾値で仕切られた部分の総画素数と、撮像された画像信号のネックリング部3aの画素数とを比較して、閾値以上の画素数がある場合は、ネックリング部3aに疵があるものと判断する。ネックリング部3aに疵があると判断された場合は、NG信号9を出力する。又、撮像された画像はディスプレイ7に表示される。
本図示例によれば、3台の撮像装置4a,4b,4cによりペットボトル2におけるネックリング部3aの全周360度の範囲を確実に検査することができるため、ネックリング部3aに疵のあるペットボトル2を確実に検出することができ、従って、消費者がキャップ3開けるときに指を切ったりする虞がない。
又、3台という少ない台数の撮像装置4a,4b,4cによりネックリング部3aの全周について検査が可能となるため、多数の撮像装置を用いる場合よりも、設備費、運転維持費が安価である。
更に、画像処理装置6からNG信号9が出力されたら、例えば、ラインを停止してペットボトル2におけるネックリング部3aの疵を目視することにより、疵がライン内のどの機器で生じたかが経験的に分かるため、所定の機器の点検、調整を行なうことにより疵の発生を確実に防止することができ、或は、ペットボトル2を全数検査して疵のあるものを除去することができるため、製品の信頼性が向上する。
図5は本発明を実施する形態の他の例であり、図中、図1に示すものと同一のものには同一の符号が付してある。而して、本図示例の特徴とするところは、撮像装置4a,4b,4c及び光源5a,5b,5cのうち、撮像装置4a及び光源5aを、図1の例に対し搬送装置1を基準として左右反対に配置し、撮像装置4a,4b,4cを搬送装置1の幅方向中心を基準として一側側に60度間隔で配置し、対向配置される光源5a,5b,5cを搬送装置1の幅方向中心を基準として他側側に60度間隔で配置した例である。図中、X1’、X2’は、本図示例のように配置した撮像装置4aにより撮像可能な領域である。
斯かる構成としても、前記実施例と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、図1の場合は、撮像装置4aで検査する範囲は図6に示すように、領域X1、X2の範囲であり、本図示例の場合は、撮像装置4aで検査する範囲は図5、図7に示すように、領域X1’2’の範囲である。又、ネックリング部3a下のボトルの径と撮像装置4aの位置から決まる角度αの領域は検査範囲外の部分である。
従って、ネックリング部3a下のボトルの径と、ネックリング部3aの径と、撮像装置4aの位置により決まる視野角(α+β+β)が十分に小さいと、領域X1と領域X1’が略オーバーラップするため、撮像装置4a,4b,4cを図5のような配置にしてもネックリング部3aの検査を前述の図示例と同様に行なうことができる。換言すれば、撮像装置4a,4b,4cの配置は図1においては、120度均等割りの配置となっているが、図5の図示例の場合も、撮像装置4a,4b,4cの配置は、図1に示す120度均等割りの配置と実質的に同一である。
なお、本発明の樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置を説明するための実施の形態の一例を示す装置平面図である。 図1のペットボトルと撮像装置及び光源の部分の正面図である。 本発明の樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置に用いる画像処理装置の部分のブロック図である。 各撮像装置で撮像することができる領域を説明するための平面図である。 本発明の樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置を説明するための実施の形態の他の例の装置平面図である。 図1の撮像装置の一つにより検査できる領域を説明するための平面図である。 撮像装置と光源を図6とは反対に配置した場合に検査できる領域を説明するための平面図である。
符号の説明
1 搬送装置
2 ペットボトル(樹脂製瓶体)
3a ネックリング部
4a,4b,4c 撮像装置
5a,5b,5c 光源
6 画像処理装置
8a,8b,8c 画像信号
9 NG信号

Claims (4)

  1. 搬送装置により搬送されている樹脂製瓶体のネックリング部を、平面視で樹脂製瓶体の周方向へ配置された3台の撮像装置により撮像し、得られた画像信号を画像処理装置により画像処理して疵を検出することを特徴とする樹脂製瓶体の疵検査方法。
  2. ネックリング部に疵が検出された場合は画像処理装置からNG信号を出力する請求項1に記載の樹脂製瓶体の疵検査方法。
  3. 搬送装置により搬送されている樹脂製瓶体のネックリング部を撮像するために平面視で樹脂製瓶体の周方向へ配置した3台の撮像装置と、各撮像装置に対向配置されて前記樹脂製瓶体のネックリング部を照射する光源と、前記撮像装置からの画像信号を処理して疵を検出するための画像処理装置とを備えたことを特徴とする樹脂製瓶体の疵検査装置。
  4. ネックリング部に疵が検出された場合は画像処理装置からNG信号を出力し得るよう構成した請求項3に記載の樹脂製瓶体の疵検査装置。
JP2005244640A 2005-08-25 2005-08-25 樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置 Pending JP2007057431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005244640A JP2007057431A (ja) 2005-08-25 2005-08-25 樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005244640A JP2007057431A (ja) 2005-08-25 2005-08-25 樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007057431A true JP2007057431A (ja) 2007-03-08

Family

ID=37921052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005244640A Pending JP2007057431A (ja) 2005-08-25 2005-08-25 樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007057431A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102539443A (zh) * 2011-12-29 2012-07-04 天津普达软件技术有限公司 基于机器视觉的瓶身缺陷自动检测装置及方法
JP2014137327A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Shinsei Kagaku Kogyo Co Ltd バリ検査装置及びバリ検査方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09169392A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 画像式打栓状態検査装置
JP2001091472A (ja) * 1999-09-22 2001-04-06 Ishizuka Glass Co Ltd Petプリフォームの検査装置
JP2001116700A (ja) * 1999-08-11 2001-04-27 Enutekku:Kk 異なる波長の光を用いた物品の検査方法及び装置
JP2001147199A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Hitachi Eng Co Ltd ペットボトルキャップ締付け検査方法とその装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09169392A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 画像式打栓状態検査装置
JP2001116700A (ja) * 1999-08-11 2001-04-27 Enutekku:Kk 異なる波長の光を用いた物品の検査方法及び装置
JP2001091472A (ja) * 1999-09-22 2001-04-06 Ishizuka Glass Co Ltd Petプリフォームの検査装置
JP2001147199A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Hitachi Eng Co Ltd ペットボトルキャップ締付け検査方法とその装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102539443A (zh) * 2011-12-29 2012-07-04 天津普达软件技术有限公司 基于机器视觉的瓶身缺陷自动检测装置及方法
JP2014137327A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Shinsei Kagaku Kogyo Co Ltd バリ検査装置及びバリ検査方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120243003A1 (en) Asperity detection device for can
JP5052403B2 (ja) ガラス容器の検査機
US9665933B2 (en) Method and apparatus for inspecting containers, such as bottles or similar containers
US20140286563A1 (en) Accurate detection of low-contrast defects in transparent material
US10882701B2 (en) Method and apparatus for detecting faults during object transport
JP6613353B2 (ja) 外観検査装置及びブリスター包装機
Sanver et al. An image processing application to detect faulty bottle packaging
EP2940423B1 (en) Cap inspection device
JPWO2015136598A1 (ja) 異物検査装置、異物検査方法、異物検査プログラム
JP5298327B2 (ja) 異物検査装置及び異物検査システム
JP2017219504A (ja) 壜検査装置
JP2007057431A (ja) 樹脂製瓶体の疵検査方法及び疵検査装置
JP2010151473A (ja) ねじ口壜の検査装置
JP2005017003A (ja) バイアルの検査システム
JP2014190797A (ja) シリコンウェハの欠陥検査装置
EP2623928A1 (en) Glass bottle inspection device
JP2005121592A (ja) ボトル液内異物検査システム
JP2010008236A (ja) キャップ巻締状態検査方法
JP4324022B2 (ja) 容器検査装置
JP5082029B2 (ja) 検査装置
JP5822126B2 (ja) 容器の液面高さ検査方法とその装置
JP2017072411A (ja) 包装体の検査装置及び包装体の検査方法
JP2002267612A (ja) 透明容器等の充填液体中の異物検査装置及びシステム
JP2009121888A (ja) Petプリフォーム検査装置
JP6207008B2 (ja) 検査装置および検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080731

A521 Written amendment

Effective date: 20080731

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110202

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20110315

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A521 Written amendment

Effective date: 20110315

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110809

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02