JP2007055720A - 物品格納装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で物品の有無を確実に検出することで、物品の損傷を防止し、作業効率を向上させた装置を提供する。
【解決手段】物品載置部1と、物品載置部1との間で物品を水平方向に移載するとともに、物品載置部1の物品の有無を検出するセンサ30を搭載した移載装置7とを備えた物品格納装置において、センサ30は、ほぼ水平に投光されるように配置され、センサ30からの投光をほぼ水平に反射すると共に、物品載置部1に載置された物品がセンサ30との間に位置するように配置される反射板31と、反射板31からの反射光をセンサ30が受光しない場合に物品を移載しないように移載装置を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする物品格納装置。
【選択図】図3
【解決手段】物品載置部1と、物品載置部1との間で物品を水平方向に移載するとともに、物品載置部1の物品の有無を検出するセンサ30を搭載した移載装置7とを備えた物品格納装置において、センサ30は、ほぼ水平に投光されるように配置され、センサ30からの投光をほぼ水平に反射すると共に、物品載置部1に載置された物品がセンサ30との間に位置するように配置される反射板31と、反射板31からの反射光をセンサ30が受光しない場合に物品を移載しないように移載装置を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする物品格納装置。
【選択図】図3
Description
本発明は物品格納装置、詳しくは、物品載置部の物品の有無を検出するセンサを備えた物品格納装置の技術に関する。
物品格納装置として、例えばスタッカークレーンの走行路の両側にラックを設けた自動倉庫や、クリーンルームのストッカーシステム等がある。いずれのラックにも物品載置部としての棚が多数設けられ、スタッカークレーン等をラックに沿って走行・昇降させて物品を棚に移載するように構成されている。
ところで、棚は、データ上では空であるが、実際には物品が載置されている恐れがある。というのも、作業者がスタッカークレーンをメンテナンスするために、スタッカークレーンのフォーク上の物品を空棚に仮置きし、メンテナンス後に戻すのを忘れて放置されている等、データと実際とが必ずしも一致しているとは限らないからである。このように、データ上は空であるが実際には物品が載置されている棚に、入庫した物品を載置すると、物品同士が接触して、双方の物品が破損する恐れがある。
具体的には、特許文献1に開示されるように、クレーンの走行路の両側に棚を配設し、クレーンの移載装置であって棚に面する側面にセンサを設け、パレットからの反射光を受光して、物品の有無を直接検出するようにした物品格納装置が公知である(特許文献1参照)。
特開平11−193111号公報
しかし、上述した特許文献1に開示される物品格納装置のように、パレットからの反射光を受光して、物品の有無を検出する構成では、パレット自身の製作誤差によってフォークの差し込口の高さがずれる場合がある上、物品が多少ずれて載置されることで、フォークの差し込口に投光されて、棚に物品が載置されているにもかかわらず、物品が無いと誤検出する恐れがある。これを防ぐために、作業者は、棚毎にセンサの光軸を調整する煩雑な作業が必要であった。
そこで、本発明は、物品格納装置に関し、前記従来の課題を解決するもので、簡易な構成で物品の有無を確実に検出することで、物品の損傷を防止し、作業効率を向上させた装置を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、物品載置部と、前記物品載置部との間で物品を水平方向に移載するとともに、前記物品載置部の物品の有無を検出するセンサを搭載した移載装置とを備えた物品格納装置において、前記センサは、ほぼ水平に投光されるように配置され、センサからの投光をほぼ水平に反射すると共に、物品載置部に載置された物品がセンサとの間に位置するように配置される反射板と、前記反射板からの反射光をセンサが受光しない場合に物品を移載しないように移載装置を制御する制御手段とを設けたものである。
請求項2においては、前記センサは、偏光フィルタを備え、前記反射板は投光を所定の光にして反射するものである。
請求項3においては、前記反射板は、横長に形成されること特徴とする請求項1又は2記載の物品格納装置である。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、検出対象が、載置された物品やそれを載置するパレットではなく、固定の反射板であるため、反射角度が変わったりすることなく、確実に投光を反射させることができる。また、物品によって反射板を隠すことで投光を反射させないようにしているため、物品やパレットの載置位置や姿勢の影響を受けにくい。
また、投光、反射光がほぼ水平であるため、例えば、斜め上方に投光した場合に比し、物品前面の特定の場所で投光を遮るようにしている場合に、物品の載置位置が移載方向にずれても、光軸の高さ位置が変わらず、物品前面の特定の場所に確実に投光することができる。
また、センサの位置がずれて、反射板からの反射光が正確に受光できない場合、言い換えると、センサが正常に機能していない場合であっても、物品載置部に物品が載置されているのと同じ状況になり、移載は中止されるため、仮に物品載置部に物品が載置されていたとしても物品を破損させる恐れが無い。
また、投光、反射光がほぼ水平であるため、例えば、斜め上方に投光した場合に比し、物品前面の特定の場所で投光を遮るようにしている場合に、物品の載置位置が移載方向にずれても、光軸の高さ位置が変わらず、物品前面の特定の場所に確実に投光することができる。
また、センサの位置がずれて、反射板からの反射光が正確に受光できない場合、言い換えると、センサが正常に機能していない場合であっても、物品載置部に物品が載置されているのと同じ状況になり、移載は中止されるため、仮に物品載置部に物品が載置されていたとしても物品を破損させる恐れが無い。
請求項2においては、センサは、反射板により反射された反射光とそれ以外のものに反射された反射光等を区別して検出でき、物品載置部に物品がされている場合の検出が確実にできる。
請求項3においては、反射板を横長に形成することで、センサの水平方向の調整を容易にすることができる。
次に、発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の実施例に係る自動倉庫の全体的な構成を示した平面図、図2は同じく側面図、図3は本発明の実施例1のセンサ及び反射板の取り付け状態を表す斜視図である。図4(a)は棚に物品が載置されていない場合にスタッカークレーンから物品を移載する状態を表す概略図、(b)は棚に物品が載置された場合にスタッカークレーンから物品を移載する状態を表す概略図である。
図1は本発明の実施例に係る自動倉庫の全体的な構成を示した平面図、図2は同じく側面図、図3は本発明の実施例1のセンサ及び反射板の取り付け状態を表す斜視図である。図4(a)は棚に物品が載置されていない場合にスタッカークレーンから物品を移載する状態を表す概略図、(b)は棚に物品が載置された場合にスタッカークレーンから物品を移載する状態を表す概略図である。
図1及び図2に示すように、物品格納装置としての自動倉庫内では、複数の棚1が、左右及び上下方向に多数設けられたラック2に設けられ、ラック2は、通路3を挟んで立設されており、この通路3にはレール4が敷設されていて、このレール4上をスタッカークレーン5が走行自在に設けられている。
また、このスタッカークレーン5は昇降自在な移載装置としてのスライドフォーク7を備えており、図示しない制御装置にて指令を受けて、ラック2の所定の棚1まで昇降し、指定された棚1に物品70の荷降ろし・荷すくいを行うようにしている。また、ラック2の側方には、入出庫ステーション6が設けられており、スタッカークレーン5は、この入出庫ステーション6と所定の棚1との間で物品70の搬送を行う。
以下、自動倉庫においてスタッカークレーン5の走行方向をX方向とし、この走行方向(X方向)に対して直行する方向(スライドフォーク7のスライド方向)をY方向とする。
図2及び図3に示すように、スタッカークレーン5は、前述の自動倉庫内の通路3に施設されたレール4上を走行する走行台車12(図2参照)を備えている。この走行台車12より上下方向に立設された2本のマスト8・8に沿うように、昇降台10が昇降動可能されている。この昇降台10は、それぞれのマスト8内部に配置されたケーブル9に連結され、このケーブル9の牽引に連動して昇降動可能としている。
スライドフォーク7は、実際に物品70を移載する移載装置であり、昇降台10に設けられている。このスライドフォーク7は、物品70を上面に載置した物品支持部13が、図3中の一点破線矢印の方向(Y方向)に水平方向にスライドして、棚1に物品70を荷降ろしする。
なお、スタッカークレーン5及びスライドフォーク7は、図2及び図3で示した形式が代表的であるが、この形式に限定されないものとする。
そして、本実施例の自動倉庫には、スライドフォーク7に棚1に載置された物品70の有無を検出するセンサ30が設けられ、棚1にセンサ30からのセンサ光を略水平に反射する反射板31が設けられている。
図3に示すように、センサ30は、前述したスライドフォーク7に設けられており、具体的には、物品支持部13の棚1に対向する側の側面であって、前後方向(スライド方向と直交する方向の)略中央部に設けられている。このセンサ30としては、投光素子40と受光素子41が設けられ、投光素子40から可視光や赤外線光のセンサ光(レーザ光)を略水平に照射し、受光素子41にて反射光を受光するミラー反射型の光電スイッチ(光電センサ)が用いられる。センサ30の光軸は、反射板31の取り付け位置と相対的に調整される。なお、センサ30は、物品支持部13に設置された構成に限定されず、棚1に向けて略水平にセンサ光を投射できる位置であればよく、前後位置も限定されない。別実施例については後述する(図5参照)。
図3に示すように、反射板31は、一側面に反射面が形成された長板状に形成され、棚1において、物品支持部13に設けられたセンサ30の投光素子40から照射されたセンサ光を、約180°方向を変えて略水平方向に反射して、センサ30の受光素子41が反射光を受光できるように設けられている。具体的には、反射板31は、物品支持部13によってスライドされるセンサ30のスライド方向(Y方向)の延長線上に位置され、スライドフォーク7のスライド方向に対して最奥部の縁側に立設された背面部材11の側壁に、反射面をセンサ30に対向するようにして取り付けられている。棚1に物品70が載置された状態では、棚1においてセンサ30と反射板31との間に物品70が載置され、センサ30と物品70と反射板31とが略水平に並列された状態となる(図4参照)。
そして、本実施例では、棚1に物品70が載置されると、物品70によってセンサ30と反射板31との間の空間が遮蔽され、センサ30からのセンサ光の光軸が遮断されて、センサ光が反射板31まで到達しないように構成されている。より具体的には、物品70は、下方の全周囲に渡って角パイプからなる底フレーム71が設けられており、この底フレーム71がセンサ30の投光を遮る遮光部を形成している。また、反射板31は、底フレーム71より高さ方向及び幅方向が狭くなるように横長に形成されている。このような構成において、センサ30によって物品の有無を検出する工程の詳細は、後述する(図4参照)。
上述したように、昇降台10は、棚1の水平面より僅かに上方位置で停止され、センサ30によりセンサ光が棚1の水平面上の上方をスライド方向(Y方向)に沿って略水平方向に照射されるため、反射板31は、底フレーム71よりも低くなるように設けられている。具体的には、反射板31は、背面部材11に取り付けられた状態で、棚1に物品70が載置されているときに、底フレーム71から高さ方向に突出しないような横長の形状に形成されている。
なお、反射板31は、横長に形成しても、物品70の幅方向(X方向)全域に渡って形成されている底フレーム71よりも狭いため、水平方向に多少設置誤差があっても、高さ方向にさえ突出しなければ、底フレーム71により遮断することができる。反射板31を横長に形成することで、センサ30の水平方向の光軸の調整が容易になる。
なお、反射板31は、横長に形成しても、物品70の幅方向(X方向)全域に渡って形成されている底フレーム71よりも狭いため、水平方向に多少設置誤差があっても、高さ方向にさえ突出しなければ、底フレーム71により遮断することができる。反射板31を横長に形成することで、センサ30の水平方向の光軸の調整が容易になる。
このように、センサ30から水平方向にセンサ光が照射されるため、センサ光の高さが一定となり、物品70の載置位置がスライドフォーク7のスライド方向(Y方向)にずれたとしても、底フレーム71により反射板31を確実に隠すことができる。
また、底フレーム71が反射板31よりも幅方向(X方向)に広いため、物品70の載置位置が物品70の幅方向に(X方向)にずれたとしても、反射板31を隠すことができる。このため、物品70が、スライドフォーク7の移載誤差により水平方向のどの方向にずれたとしても、底フレーム71により反射板31を隠すことができる。
なお、反射板31は、背面部材11の前後方向(X方向)に沿って複数個連設されていても良い。また、物品70は、底フレーム71が全周に渡って設けられているが、パレットに載置された積載品などであっても良い。この場合は、パレットに形成されている一対のフォーク差し込口の水平方向の中間位置を照射するようにする。
また、底フレーム71が反射板31よりも幅方向(X方向)に広いため、物品70の載置位置が物品70の幅方向に(X方向)にずれたとしても、反射板31を隠すことができる。このため、物品70が、スライドフォーク7の移載誤差により水平方向のどの方向にずれたとしても、底フレーム71により反射板31を隠すことができる。
なお、反射板31は、背面部材11の前後方向(X方向)に沿って複数個連設されていても良い。また、物品70は、底フレーム71が全周に渡って設けられているが、パレットに載置された積載品などであっても良い。この場合は、パレットに形成されている一対のフォーク差し込口の水平方向の中間位置を照射するようにする。
また、センサ30及び反射板31を、スライドフォーク7のスライド方向(Y方向)に沿って幅方向(X方向)の略中央部に取り付けることで、棚1に載置された物品70が前後・左右に移動して位置がずれたり、載置される向きが変更されたりしても、センサ30からの光軸を確実に遮断できる。
上述したセンサ30としては、投光素子40及び受光素子41の全面に、光の波の成分のうち、ある一方の成分のみを透過する偏光フィルタを、それぞれ異なる成分を透過させるように設けたものが好ましく用いられる。より具体的には、例えば、投光素子40には、横波を透過させる偏光フィルタを設け、受光素子41には縦波を透過させる偏光フィルタを設ける。そして、投光素子40の投光を反射させて受光素子41に反射する反射板31を、入射光と直交した偏光成分を反射させ、横波を縦波に変えるポラライズドリフレクタ形とする。
このようにセンサ30と反射板31とを構成することで、投光素子40から偏光フィルタを通過して偏光された横波が、反射板31によって縦波として反射され、偏光フィルタを通過して受光素子41で受光される。
仮に、物品の表面に光沢があって投光が反射した場合、その反射光は横波のままで、偏光フィルタを通過することができずに受光素子41で受光されない。この結果、物品の有無を確実に検出することができる。
仮に、物品の表面に光沢があって投光が反射した場合、その反射光は横波のままで、偏光フィルタを通過することができずに受光素子41で受光されない。この結果、物品の有無を確実に検出することができる。
ここで、図4を参照しながら、スタッカークレーン5から棚1に物品70を荷降ろしする(移載する)際の工程について、以下に説明する。
スタッカークレーン5は、スライドフォーク7の物品支持部13に物品70を載置した状態で、指定された棚1まで昇降台10を昇降させて停止する。そして、物品支持部13から物品70を荷降ろしする際に、上述したセンサ30によって棚1の物品の有無、すなわち棚1に物品が載置されているか否かを検出する。
スタッカークレーン5は、スライドフォーク7の物品支持部13に物品70を載置した状態で、指定された棚1まで昇降台10を昇降させて停止する。そして、物品支持部13から物品70を荷降ろしする際に、上述したセンサ30によって棚1の物品の有無、すなわち棚1に物品が載置されているか否かを検出する。
図4(a)は、その指定された棚1に物品70が載置されていない場合の概略図である。スタッカークレーン5は、指定された棚1に物品70を荷降ろししようと、物品支持部13を棚1より少し上で停止し、センサ30よりセンサ光が反射板31に向けて照射される。ここで、センサ30より投光されたセンサ光は何もない棚1上を反射板31まで到達し、反射されてセンサ30にて受光される。センサ30の受光素子41がセンサ光を受光したことで、指定された棚1には物品70が載置されていない状態であると検出されて、スタッカークレーン5から物品70が荷降ろしされる。
一方、図4(b)は、その指定された棚1に物品70が載置されている場合の概略図である。スタッカークレーン5は、同じく、物品支持部13を棚1より少し上に位置させ、センサ30よりセンサ光が反射板31に向けて照射される。しかし、センサ30からのセンサ光の光軸が、棚1に既に載置されている物品70に遮断されて、センサ光が反射板31まで到達せず反射されない。センサ30は、受光素子41がセンサ光(反射光)を受光しないことで、指定された棚1には物品70が載置されている状態であると検出して、スタッカークレーン5からの荷降ろしが中止される。
つまり、棚1に物品70が載置されていない場合には、センサ光の光軸を遮断する物品70が不存在であるため、センサ30は、反射光を受光することで棚1に物品70が載置されていない状態であると検出する(図4(a)参照)。棚1に物品70が載置されている場合には、物品70によってセンサ光の光軸が遮られて、センサ30に反射板31からの反射光が受光されないため、センサ30は、棚1に物品70が載置された状態であると検出する(図4(b)参照)。
このように、本実施例では、センサ30からのセンサ光を反射板31によって反射させ、センサ30がこの反射光を受光することによって、物品70の有無を検知するように構成されているため、物品70を直接検出する場合に比べて、物品70による乱反射がないためセンサ30によって確実に検出できる。また、物品70が水平方向に照射されるセンサ光の光軸を遮断すればよいため、物品70の載置が水平方向にずれたとしても誤検出される場合を大幅に低減できる。
ところで、センサ30が、棚1に物品70が載置されている場合に載置されていない状態であると誤検出すると、既に物品70が載置された棚1にスタッカークレーン5から物品70が荷降ろしされることで、物品70同士が衝突して損傷する恐れがある。一方、棚1に物品70が載置されていない場合に棚1に物品70が載置された状態であると誤検出したとしても、スタッカークレーン5は無駄な動き(空振り)をするだけである。つまり、棚1に物品70が載置されている場合に載置されていない状態であると誤検出されると、物品70の損傷をもたらす恐れがあるためこれを十分に防止する必要があり、物品70が載置されていない場合に載置されていると誤検出されても、空振りするだけであり安全方向に作用する。
本実施例の構成では、センサ30が反射板31からの反射光を受光して初めて、棚1に物品70が載置されていない状態であると検出するため、棚1に物品70が載置された状態で、スライドフォーク7から物品70が荷降ろしされることはない。また、物品70によってセンサ光の光軸が遮断される場合に限らず、棚1に物品70が載置されない状態でセンサ光軸やスライドフォーク7の停止位置がずれたりしてセンサ光が反射板31によって反射されない場合にも、物品70が棚1に荷降ろしされることがないため、物品70同士が衝突したり、移載時に物品70が棚1の壁面と接触して損傷したりするのを確実に防止できる。
図5に示す実施例では、センサ32は、棚1に対向する側の側面であって、スライドフォーク7のスライド方向(Y方向)に対して物品支持部13の右側面に取り付けている。反射板33は、物品支持部13によってスライドされるセンサ30のスライド方向(Y方向)の延長線上に位置され、背面部材11の前後方向(X方向)の端部に設けられている。そして、この反射板33の前後位置は、実施例1同様に物品70によって確実に遮られる位置とする。この実施例では、既存のスライドフォーク7や棚1に、センサ32や反射板33を取り付ける作業が容易なので、物品検出装置取り付けの製造コスト及び製造工数が削減できる。
なお、上述した実施例では、スライドフォーク7より棚1へ荷降ろしする場合について詳細に紹介したが、逆に、棚1からスライドフォーク7へ物品70を荷すくいする場合についても、同様に検出できる。
1 棚
5 スタッカークレーン
7 スライドフォーク
30 センサ
31 反射板
40 投光素子
41 受光素子
70 物品
5 スタッカークレーン
7 スライドフォーク
30 センサ
31 反射板
40 投光素子
41 受光素子
70 物品
Claims (3)
- 物品載置部と、前記物品載置部との間で物品を水平方向に移載するとともに、前記物品載置部の物品の有無を検出するセンサを搭載した移載装置とを備えた物品格納装置において、
前記センサは、ほぼ水平に投光されるように配置され、センサからの投光をほぼ水平に反射すると共に、物品載置部に載置された物品がセンサとの間に位置するように配置される反射板と、前記反射板からの反射光をセンサが受光しない場合に物品を移載しないように移載装置を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする物品格納装置。 - 前記センサは、偏光フィルタを備え、前記反射板は投光を所定の光にして反射することを特徴とする請求項1記載の物品格納装置。
- 前記反射板は、横長に形成されること特徴とする請求項1又は2記載の物品格納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Legal Events
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Effective date: 20080617 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110125 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20110712 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |