JP2007055184A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 線膨張の差によって、素子基板に損傷が生じたり破損したりすることを確実に防止するとともに素子基板に生じる反りを低減することを可能として、液滴の吐出動作の信頼性を向上することができるインクジェット記録ヘッドの提供。
【解決手段】 複数の吐出口が配列されてなる吐出口列と、電気信号に応じて前記吐出口からインクを吐出するためのエネルギー発生手段と、前記エネルギー発生手段にインクを供給するためのインク供給口とを複数有する記録素子基板と、前記記録素子基板の前記インク供給口に連通される開口部を有し、前記記録素子基板を支持するための支持部材を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、前記インク供給口のうち、少なくとも最外部2つは補強部を有し、前記最外部に設けられた前記インク供給口と、前記最外部以外に設けられた前記インク供給口とで前記補強部の数が異なることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インク等の記録液を吐出して記録動作を行う記録装置、この記録装置に適用されるインクジェット記録ヘッドに関するものである。
インクジェット記録装置は、いわゆるノンインパクト記録方式の記録装置であり、高速な記録や、様々な記録メディアに対する記録が可能であるとともに、記録時における騒音がほとんど生じないという特徴を有するため、プリンタ、ワードプロセッサ、ファクシミリ、複写機等の記録機構を担う装置として広く採用されている。
図23は、一般的なインクジェット記録装置に搭載される記録ヘッド部の斜視図である。(a)は、インク吐出面の斜視図であり、(b)は、(a)の反対面の斜視図である。
また、図24は、図23に示すインクジェット記録ヘッドの分解斜視図である。
図23(a)に示すように、一般的なインクジェット記録ヘッド部1001は、発熱抵抗体を有する電気熱変換素子によってインクを加熱し、膜沸騰の作用によりインク滴を吐出させる記録素子基板1100と、前記記録素子基板1100に装置本体からの駆動信号等を印加する電気配線基板1300と、インクタンク部(不図示)から記録素子基板1100にインクを供給するためのインク流路を形成する支持部材1500等から構成されている。
インクタンクに接続される支持部材1500は、図23(b)に示すように、接続部にフィルター1504およびシールゴム1505を備え、インクタンクからのインクを記録素子基板1100へと導く流路を形成している。
また、図24の分解斜視図に示すように、流路の出口となる開口部1506に対応して、記録素子基板1100のインク供給口(不図示)が、接着剤1501によって接続される。
また、記録素子基板1100は、該記録素子基板の主面を組み込むための開口部1303を有した電気配線基板1300に電気的に接続される。具体的には、支持部材1500に接着固定された記録素子基板1100の電極部1103に対して、電気配線基板1300のインナーリード1302が接続できる位置に該電気配線基板と該支持部材を接着剤1502で固定する。また、電気配線基板1300に対して装置本体からの駆動信号等を入力する外部信号入力端子1301は、支持部材1500の側面に接着剤1503によって接着固定される。
図25は、記録ヘッド1100の組み立て過程を示す図であり、図26は図25のC部の拡大図である。
図25、33に示すように、記録素子基板1100の主面には、吐出口1101を備えるノズルプレート1102と電極部1103が備わっており、電気配線基板の開口部1303は、それらを、組み込める形状となっている。インナーリード1302も開口部1303に備わっている。また、前記電極部には、金バンプ1104が形成され、インナーリード1302と電極部1103がTAB実装技術によって電気的に接続される。このような技術は、例えば、特許文献1に述べられている。
そして、例えば、特許文献2に述べられている手法によって、図25(a)に示すように、記録素子基板1100の側面周囲を、第一の封止剤1201によって封止し、さらに、電気接続部を第二の封止剤1202によって封止し、電気接続部をインクによる腐食や外力から保護している。
特開平10−000776号公報 特開2001−130001号公報
しかしながら、インクジェット記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドともいう)は、製造工程における加熱により素子基板および支持部材がそれぞれ熱膨張する。このため、素子基板の線膨張率と支持部材の線膨張率との差ができるだけ小さいことが好ましい。しかし、一般に、素子基板は、線膨張率が極めて低い材料であるSiによって形成されているのに対して、支持部材は、製造コストや部品形状による制約によって、Siと同等の線膨張率の材料で形成することが困難である。
このため、記録ヘッドとして、線膨張が比較的小さい素子基板1100と、線膨張が比較的大きい支持部材1500が加熱を伴い接合した場合、この記録ヘッドの温度が下がった場合、線膨張率の差による素子基板と支持部材との伸長率の差に伴い、素子基板1100に応力がかかる。このため、素子基板1100上のノズル部分等に損傷が生じることにより記録不良を発生したり、素子基板に亀裂等が生じて破損してしまったり、素子基板に損傷や亀裂が生じなくても記録素子基板に大きな反りが生じ、この反りによって記録媒体に対して吐出されたインク滴の着弾精度に悪影響が及ぼされて、記録品質が低下したりする問題があった。
そこで、本発明は、線膨張の差によって、素子基板に損傷が生じたり破損したりすることを確実に防止するとともに素子基板に生じる反りを低減することを可能として、液滴の吐出動作の信頼性を向上することができるインクジェット記録ヘッドおよびヘッドカートリッジを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のインクジェット記録ヘッドは、複数の吐出口が配列されてなる複数の吐出口列を有し、電気信号に応じて吐出口からインクを吐出するエネルギー発生手段と前記エネルギー発生手段にインクを供給するためのインク供給口を複数有する記録素子基板と、前記記録素子基板の前記インク供給口に連通される開口部を有し、
前記記録素子基板を支持する支持部材を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記記録素子基板の複数のインク供給口に補強用の補強部材を有し、
前記補強部材の数は、前記複数のインク供給口のうち、中央部側のものより外側のものほど多いことを特徴とする。
線膨張の異なる記録素子基板と支持部材を加熱を伴う製造工程により接着された場合、線膨張の差によって、素子基板に損傷が生じたり破損したりすることを確実に防止するとともに素子基板に生じる反りを低減することを可能として、液滴の吐出動作の信頼性を向上することができるインクジェット記録ヘッドおよびヘッドカートリッジを提供することを目的とする。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
まず、本発明の特徴を具体的に説明する前に、本発明を好適に実施できるインクジェット記録ヘッド及びこの記録ヘッドを搭載するのに好適なインクジェット記録装置の構成について説明する。
図22は本実施例におけるヘッドカートリッジが搭載されるプリンタの機構部分の外観図である。
本実施例におけるインクジェットプリンタのシャシー1010は、所定の剛性を有する複数の板状金属部材により構成され、このインクジェットプリンタの骨格をなす。シャシー1010には、図示しないシート状のプリント媒体をインクジェットプリンタの内部へと自動的に給送する媒体給送部1011と、この媒体給送部1011から1枚ずつ給送されるプリント媒体を所望のプリント位置へ導くと共にこのプリント位置から媒体排出部1012へとプリント媒体を導く媒体搬送部1013と、プリント位置に搬送されたプリント媒体に所定のプリント動作を行うプリント部と、このプリント部の機能回復処理を行うヘッド回復部1014とが組み付けられている。
プリント部は、キャリッジ軸1015に沿って走査移動可能に支持されたキャリッジ1016と、このキャリッジ1016にヘッドセットレバー1017を介して着脱可能に搭載されるヘッドカートリッジ1000(図8参照)とからなる。
ヘッドカートリッジ1000が搭載されるキャリッジ1016には、このヘッドカートリッジ1000の一部を構成する記録ヘッド部1001をキャリッジ1016上の所定の装着位置に位置決めするためのキャリッジカバー1020と、ヘッドカートリッジ1000の一部を構成する本発明の液体貯溜部としてのインクタンク部1002と係合して記録ヘッド部1001を所定の装着位置に位置決めするように押圧する前述のヘッドセットレバー1017とが設けられている。
ヘッドセットレバー1017は、キャリッジ1016の上部に図示しないヘッドセットレバー軸に対して回動可能に設けられ、またプリントヘッドカートリッジ1000との係合部には、ばね付勢される図示しないヘッドセットプレートが設けられ、このヘッドセットプレートのばね力によってプリントヘッドカートリッジ1000を押圧しながらキャリッジ1016に装着するようになっている。
プリントヘッドカートリッジ1000に対するキャリッジ1016の別の係合部には、コンタクトフレキシブルプリントケーブル(以下、コンタクトFPCと称す)1022の一端部が連結され、このコンタクトFPC1022の一端部に形成された図示しないコンタクト部と、記録ヘッド部1001に設けられた外部信号入力端子であるコンタクト部1301とが電気的に接触し、プリントのための各種情報の授受や記録ヘッド部1001への電力の供給などを行い得るようになっている。
コンタクトFPC1022のコンタクト部とキャリッジ1016との間には、図示しないゴムなどの弾性部材が設けられ、この弾性部材の弾性力とヘッドセットプレートによる押圧力とによって、コンタクトFPC1022のコンタクト部とプリントヘッド部1019のコンタクト部1023との確実な接触を可能とするようになっている。コンタクトFPC1022の他端部は、キャリッジ1016の背面に搭載された図示しないキャリッジ基板に接続されている。
以下、図面を参照して本発明のインクジェット記録ヘッドカートリッジに係る実施形態の基本構成および作用を説明する。
本実施例の記録ヘッド部は、電気信号に応じて膜沸騰をインクに対して生じせしめるための熱エネルギーを生成する電気熱変換体を用いて記録を行うバブルジェット(登録商標)方式のサイドシューター型とされる記録ヘッド部である。
図3は本発明の実施例の記録ヘッドの斜視図であり、(a)はインク吐出口面の斜視図で、(b)は反対面の斜視図である。
図4は図3に示すインクジェット記録ヘッド部の分解斜視図である。
図1(a)は本実施例における記録素子基板の斜視図であり、図1(b)は、(a)のA−A断面の拡大図である。
図2はインク供給口、補強部の製造工程を説明するための図1(a)のB−B断面図である。
図3(a)に示すように、記録ヘッド部1001は、記録素子基板1100、電気配線基板1300、支持部材1500等で構成されている。
図1に示すように、記録素子基板1100は、ヒーターボード1107とノズルプレート1102から成り、ヒーターボード1107はシリコン製の基板でできている。ヒーターボード1107には、シリコンの結晶方位を利用した異方性エッチングによって、インク供給口1105が長穴形状に開いており、残った部位により補強部材100が形成されている。
図2を用いて具体的に説明する。
まず、酸化膜202上にSiからなる基板201を積層して形成し、この基板201の上面に発熱抵抗体(図1(b)1109)を形成するとともに、インク供給口1105(図2(d)参照)が形成される部分にエッチング停止層200を積層する。そして、この基板201の上面に溶解可能な樹脂にて、同一高さのインク流路のパターンの溶解可能な樹脂層204を形成する(図2(a))。
次に溶解可能な樹脂層204上に、インクジェット記録ヘッドのノズル材となる被膜樹脂層205を形成する。さらに、この被膜樹脂層205に複数のインク吐出口(図1(b)1101)を形成する(図2(b))。
次に、異方性エッチング保護材208を形成し(図2(c))、その後、KOH、NaOH、TMAHなどの強アルカリ溶液による異方性エッチングによりインク供給口を形成する。このとき、図2(d)に示すように、残った部位により補強部100が形成される。
その後、異方性エッチング保護材208を除去するとともに、ドライエッチングによりエッチング層200を除去する(図2(e))。
このヒーターボードには複数の発熱抵抗体1109がほぼ等間隔でインク供給口1108の両側に並んでいる。ヒーターボードの主面1107Aには発熱抵抗体1109に電力を供給するための配線が引き回されていて、該主面の両端に配置されている電極部1103(不図示)と結線されている。そして、このようなヒーターボード上に複数の吐出口1101(吐出口列)を有するノズルプレート1102が形成されている。
図4に示すように電気配線基板1300は、各吐出口列1101に対してそれぞれ吐出口列1101を外部に対して露出する開口部1303を有している。電気配線基板1300は装置本体からの駆動信号を記録配線基板1100に伝えるものであり、例えば、TABテープ、フレキシブルケーブル等が用いられる。
支持部材1500は、樹脂で形成されておりインクタンク部1002から記録素子基板1100にインクを供給するためのインク流路を形成している。図に示すようにインクタンク部との接続部には、フィルター1504(図3(b))を備え、反対側には、記録素子基板1100を組み込むための凹部1507を備えており、開口部1506に対応して、記録素子基板1100のインク供給口1105が、接着剤1501によって接着固定される。
図4に示すように電気配線基板1300は、支持部材1500に接着固定された記録素子基板1100の吐出口1101が電気配線基板の開口部1303より外部に露出され、記録素子基板の電極部1103にインナーリードが接続できる位置に接着剤1502で固定される。
また、本体からの駆動信号等を入力する外部信号入力端子1301を有する部分が、支持部材1500の側面に接着剤1503によって接着固定される。
そして、図5は記録ヘッド部の組み立て過程を説明する図で、図6は図5のB部の拡大図である。
図5に示すZ部より記録素子基板1100の側面周囲に第1の封止剤1201が充填される。該第1の封止剤1201は、直接塗布することのできない、電気接続部の裏側まで充填させる必要があるため、粘度が低く流動性の良いものが好ましい。ノズルプレート表面は撥水処理されているので、封止剤1201がノズルプレート表面に広がるのを防止している。そして、第1の封止剤1201を、例えば、100℃で1時間から4時間程度加熱することにより、記録素子基板1100の側面周囲に充填し仮硬化している。
その後、第2の封止剤1202を電気接続部上部に充填し、電気接続部を封止する。ここで、第2の封止剤1202は、吐出口を備えるノズルプレート面上に広がらないように、高い粘度と外力に対する剛性を持つものが好ましい。
そして、第2の封止剤1202を電気接続部上部に充填した後、例えば、150℃で3時間程度加熱することにより、第1の封止剤1201および第2の封止剤1202を完全に硬化することにより、記録ヘッド部1001を完成させることができる。
このように製造された記録ヘッド部1001は図1に示したように、外側のインク供給口に補強部材100が設けられている。そのため、線膨張の異なる記録素子基板と支持部材が加熱されて接着された場合であっても、冷却時にかかる応力に対して、記録素子基板に損傷が生じたり、破損したり、反りが生じたりすることがない。
また、図7は本発明におけるヘッドの吐出口にインクがリフィルされる様子を示したものである。
補強部材を有していない部分の吐出口には、2001のインクの流れAで示すように、インク供給口1105から直接リフィルされる。それに対し、補強部材を有している吐出口にインクがリフィルされる場合は、2002のインクの流れBで示すように、補強部材を有していない部分から、補強部材の上にインクが流れこみ、そのインクにより吐出口がリフィルされる。
以上のように、外側のインク供給口に補強部材100を設けることにより、線膨張の異なる記録素子基板と支持部材が加熱されて接着された場合であっても、冷却時にかかる応力によって、記録素子基板に損傷が生じたり、破損したり、反りが生じたりすることがない。
図9は本発明の第2の実施例における記録素子基板の斜視図である。
図9に示すように、本実施例では、外側に設けられた前記インク供給口が、中央部側に設けられた前記インク供給口よりも補強部材の数が多いことを特徴とする。
また、本実施例では、インク供給口A 1105Aがシアン、インク供給口B 1105Bがマゼンタ、インク供給口C 1105Cがイエローインクに対応したインク供給口であるとするがこれに限定されたものではない。
本実施例においては、記録素子基板のさらなる補強のため、中央部側のインク供給口にも、補強部材を設けるが、線膨張の異なる樹脂からできた支持部材1500に加熱接着された記録素子基板1100は冷却時に特に両側に応力を受ける。そのため、中央部側インク供給口に設けられた補強部材100よりも、より外側に設けられた補強部材100の方が多いことを特徴とする。
このような構成をとることによって、特に応力が生じる両側の吐出口列の反りを確実に軽減することができる。
また、本実施例の補強部材100は、インクジェット記録ヘッドが記録媒体への記録を行いながら移動する主走査方向に対して、前記補強部材の位置が異なることを特徴とする。このような構成を取ることの利点について、図10〜18を用いて説明を行う。
図10、図11は、本実施例の記録素子基板の図であり、図12は仮に補強部材100が主走査方向2010に対して、同じ位置に設けられた場合の問題を説明する図である。
図12において、2300で示す領域Bにおいてシアンインクを吐出するための吐出口A(1101A)と吐出口E(1101E)に対応するインク供給口に補強部材100が設けられている。
実施形態1の図7で説明したように、補強部材を有している吐出口に対しては補強部材を有していない部分から、補強部材の上に流れこんだインクによってリフィルが行なわれるため、補強部材を要していない部分よりも時間を要する。そのため領域Bにおいては高い周波数でシアンを吐出させることができない。そのため紙送りを行い、別のノズルを使って印字を行う等の対応が必要となり、印字に時間を要してしまう。また、その領域だけ周囲の領域と比べ印字される時間がずれる結果、スジとなってしまうことがある。
それに対して、本実施例では、図10、17に示すように、各インク供給口に設けられた補強部材100が主走査方向に対して異なる位置に設けられている。
そのため、図11に示す領域a 2500aに高い周波数でシアンインクを吐出する場合には、補強部材が設けられていない吐出口A(1101A)を用いればよく、逆に領域b 2500bに高い周波数でシアンインクを吐出する場合には、吐出口E(1101E)を用いればよいのである。
以上のように、インク供給口を複数横並びに有しているインクジェット記録ヘッドにおいて、補強部材が中央部側のインク供給口よりも外側のインク供給口に多く設けられている構成にすることによって、支持部材との線膨張の違いにより記録素子基板の特に両端にかかる応力に対応することができる。
また、インクジェット記録ヘッドが記録媒体への記録を行いながら移動する主走査方向に対して、補強部材の位置を異ならせることにより、高周波数での印字を可能とする。
本実施例においては、インク供給口を複数横並びに有しているインクジェット記録ヘッドにおいて、1パス記録時には吐出しない吐出口列を少なくとも2列含み、1パス記録時には吐出しない吐出口列が、複数の吐出口列のうち外側に設けられていることを特徴とする。
図13、20は本発明の第3の実施例を説明する記録素子基板の斜視図、正面図である。
本実施例においては、高画質化の目的のため、少なくとも2色について同色系の相対的に濃度の高い濃インクと相対的に濃度の低い淡インクを有している。
以下、濃シアン、濃マゼンタ、イエロー、ブラック、淡シアン、淡マゼンタの6色のインクが用いられる場合を説明する。
図17はタンクホルダにインクタンクが装着される様子を示した図であり、図18はインクタンクがホルダに装着された状態を示した図である。
図15に示すインク供給口a(1105a)は淡シアン、インク供給口b(1105b)は、濃シアン、インク供給口c(1105c)はイエロー、インク供給口d(1105d)はブラック、インク供給口e(1105e)は濃マゼンタ、インク供給口f(1105f)は淡マゼンタに対応している。
また、本実施例における記録ヘッドは、記録媒体の同一領域に対して、1回走査させて画像を得る1パス印字と、複数回走査させて画像を完成させるマルチパスの制御手段を備えているインクジェット記録装置に装着される。
マルチパス記録方式は、記録ヘッド内の多数のノズルを複数のノズル群に分割し、同一の記録領域に対しN回のスキャンを異なるノズル群を用いて行うことにより画像を記録する方式であり、この方式によれば、記録ヘッドのノズル毎の吐出量のばらつきや着弾ずれ、および紙送り誤差等により生じるスジやムラを低減することができる。
図19に示すような8つ並んでいる1200dpi×1200dpiマス(以下これをマスAと呼ぶ)を埋める場合を例にとり、本実施例におけるインクジェット記録ヘッドにおいて、1パス時と、4パス時における1スキャン当たりの各ノズルの吐出ドット数について説明する。
図20は図19のマスAに1パス印字時に、1スキャンで打たれるドット数を示し、図21は図19のマスAに4パス印字時に、1スキャンで打たれるドット数を表したものである。画質より速度を重視する1パス印字では、少ないドット数でより濃い濃度を印字するために、濃インクのみが用いられ、淡インクは用いられない。1パス印字では濃インクのみが用いられ、例えばキャリッジスピードが20inch/secで印字される場合、吐出周波数を24kHzで駆動し、図20に示すように1ノズルで1スキャンあたり8ドット吐出しなければならない。
それに対し4パス印字では、高画質化のために、濃インクだけでなく淡インクも用いられる。4パス印字で図19のマスAを4スキャンで埋めるためには、図21に示すように、1ノズルで1スキャン当たり2ドットを打てばよいため、キャリッジスピードが1パス時同様に20inch/secの場合、吐出周波数は6kHzでよい。
このため、吐出口列の両側に設けられた淡インクは、インク供給口に多数の補強部が設けられていても、十分にリフィルを行うことができるのである。
さらに本実施例のインクジェット記録ヘッドは、記録媒体上の同一領域に対してN回走査して画像を完成させるマルチパス記録を行い、前記インク供給口の長さLに対して、前記補強部の長さの合計がL/Nの倍数であり、前記補強部に対応する前記吐出口列によって、均等に印字されることを特徴とする。
図14、21、22を用いて説明する。
図15は、図14に示す淡シアンインクに対応するインク供給口a(1105a)の拡大図であり、図16は4パス印字時において、1パスごとにインク供給口aに対応する吐出口の使用される位置を説明するための図である。
図15に示すように、インク供給口1105aを領域E(2400)、領域F(2500)、領域G(2600)、領域H(2700)に4分割し(以下、これを中領域と呼ぶ)、さらに各領域を4分割し、例えば中領域Eを領域Ea(2400a)、領域Eb(2400b)、領域Ec(2400c)、領域Ed(2400d)(以下これらを小領域と呼ぶ)のように分割し、中領域Fを小領域Fa(2500a)、小領域Fb(2500b)、小領域Fc(2500c)、小領域d(2500d)のように分割する。中領域G、Hも同様である。
図に示すように、補強部100の位置は中領域Eにおいては小領域Ea(2400a)、中領域Fにおいては小領域Eb(2500b)、中領域Gにおいては小領域Gc(2600c)、中領域Hにおいては小領域Hd(2700d)のように、各中領域においてそれぞれ異なる小領域に設けられている。
また、補強部の大きさはインク供給口a(1105a)全体の長さをLとすると、各中領域E〜Hの長さが1/4Lなので、各補強部の長さは1/16Lとなり、補強部の長さの合計は1/4Lとなる。
次にこのように補強部が設けられたヘッドにおける4パス時にどのインク供給口に対応する吐出口が使用されるかについて、図16を用いて説明する。
4パス印字が行なわれる場合、インク供給口全体の長さをLとすると、1パス印字ごとに1/4Lずつ紙送りが行なわれる。そのため、図16に示すように印字領域Z(4000)において、1スキャン目はインク供給口中領域H(2700)に対応する吐出口が印字に使用され、2スキャン目はインク供給口中領域G(2600)に対応する吐出口が使用される。同様に3スキャン目はインク供給口中領域F(2500)、4スキャン目はインク供給口中領域E(2400)に対応する吐出口が印字に使用される。
上述のように、各中領域E〜Hにおいて、異なった小領域に補強部を持つ。そのため、インク供給口1105に補強部を持つ領域に対応する吐出口がそれぞれ1スキャン分だけ印字に使用されるため、補強部100を持つ領域に対応する吐出口から吐出されるインクと、補強部100を持たない領域に対応する吐出口1101から吐出されるインクに、わずかな差があった場合でも、ムラが生じてしまうことはない。
このように、1パスで吐出する必要がなく、かつマルチパス時に低周波で吐出される淡インクの吐出口列を外側に設け、そのインク供給口に補強部材を設ける構成にすることによって、ノズル割れ、反り等を低減し、かつインクのリフィルを確実におこなうことができる。さらに、記録媒体上の同一領域に対してN回走査して画像を完成させるマルチパス記録を行い、前記インク供給口の長さLに対して、前記補強部の長さの合計がL/Nの倍数であり、
前記補強部に対応する前記吐出口列によって、均等に印字されるため補強部を持つ領域に対応する吐出口と、補強部を持たない領域に対応する吐出口から吐出されるインクに、わずかな差があった場合でも、ムラが生じてしまうことはない。
(a)本発明における実施例を説明するための記録素子基板の斜視図、(b)はA−A断面の拡大図である。 本発明におけるインク供給口、補強部の製造工程を説明するための図であり、図1(a)のB−B断面図である。 本発明におけるインク供給口、補強部の製造工程を説明するための図であり、図1(a)のB−B断面図である。 本発明におけるインク供給口、補強部の製造工程を説明するための図であり、図1(a)のB−B断面図である。 本発明におけるインク供給口、補強部の製造工程を説明するための図であり、図1(a)のB−B断面図である。 本発明におけるインク供給口、補強部の製造工程を説明するための図であり、図1(a)のB−B断面図である。 本発明の実施例のインクジェット記録ヘッド部の斜視図で、(a)はインク吐出面の斜視図、(b)は反対面の斜視図である。 図3に示すインクジェット記録ヘッド部の分解斜視図である。 図3に示すインクジェット記録ヘッド部の組み立て過程を説明する斜視図である。 図5に示すC部の拡大図である。 本発明におけるリフィルの様子を説明する図である。 本発明のヘッドカートリッジの斜視図である。 本発明の第2の実施例を説明する記録素子基板の斜視図である。 本発明の第2の実施例を説明する記録素子基板の図である。 本発明の第2の実施例を説明する記録素子基板の図である。 補強部材が主走査方向に対して、同じ位置に設けられた場合の問題を説明する図である。 本発明の第3の実施例を説明する記録素子基板の斜視図である。 本発明の第3の実施例を説明する記録素子基板の図である。 本発明の第3の実施例における補強部材の設けられている位置を説明する図である。 本発明の第3の実施例における4パス印字時の印字を説明する図である。 タンクホルダにインクタンクが装着される様子を示した図である。 インクタンクがタンクホルダに装着された状態を示した図である。 1200dpi×1200dpiのマス目をあらわす図である。 図19のマスに、1パス印字時に1スキャンで打たれるドットを示す図である。 図19のマスに、4パス印字時に1スキャンで打たれるドットを示す図である。 本発明のインクジェット記録ヘッドが搭載されるインクジェット記録装置の斜視図である。 従来のインクジェット記録ヘッド部の斜視図で、(a)はインク吐出面の斜視図、(b)は反対面の斜視図である。 図23に示すインクジェット記録ヘッド部の分解斜視図である。 図23に示すインクジェット記録ヘッド部の組み立て過程を説明する斜視図である。 図25に示すC部の拡大図である。
符号の説明
100 補強部
200 エッチング停止層
201 Si基板
202 酸化膜
204 樹脂層
205 非膜樹脂層
208 保護材
1000 ヘッドカートリッジ
1001 記録ヘッド部
1002 インクタンク部
1010 シャシー
1011 媒体給送部
1012 媒体排出部
1013 媒体搬送部
1014 ヘッド回復部
1015 キャリッジ軸
1016 キャリッジ
1017 ヘッドセットレバー
1020 キャリッジカバー
1022 コンタクトFPC
1100 記録素子基板
1101 吐出口
1102 ノズルプレート
1103 電極
1104 バンプ
1105 インク供給口
1107 ヒーターボード
1201 第1の封止剤
1202 第2の封止剤
1300 電気配線基板
1301 外部信号入力端子
1302 インナーリード
1303 開口部
1500 支持部材
1501 第1の接着剤
1502 第2の接着剤
1503 第3の接着剤
1504 フィルター
1505 シールゴム
1506 開口部
1507 凹部
1700 インクタンク
1701 タンクホルダ

Claims (9)

  1. 複数の吐出口が配列されてなる吐出口列と、
    電気信号に応じて前記吐出口からインクを吐出するためのエネルギー発生手段と、
    前記エネルギー発生手段にインクを供給するためのインク供給口とを複数有する記録素子基板と、前記記録素子基板の前記インク供給口に連通される開口部を有し、
    前記記録素子基板を支持するための支持部材を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記インク供給口のうち、少なくとも最外部2つは補強部を有し、
    前記最外部に設けられた前記インク供給口と、前記最外部以外に設けられた前記インク供給口とで前記補強部の数が異なることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 前記最外部に設けられた前記インク供給口の前記補強部材の数がもっとも多いことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 前記インク供給口のうち、同色のインクに対応する前記インク供給口が対称に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 前記インクジェット記録ヘッドが記録媒体への記録を行いながら移動する主走査方向に対して、前記対称に設けられた前記インク供給口の前記補強部材の位置が異なることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記吐出口列のうち、少なくとも最外部2つは1パス記録時には吐出しないことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 前記複数の吐出口列に対応したインクのうち、少なくとも2色について同色系の相対的に濃度の高い濃インクと相対的に濃度の低い淡インクを有しており、前記1パス記録時には吐出しない前記吐出口列に対応するインクが前記淡インクであることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録ヘッド。
  7. 記録媒体上の同一領域に対してN回走査して画像を完成させるマルチパス記録を行い、
    前記インク供給口の長さLに対して、前記補強部の長さの合計がL/Nの倍数であり、
    前記補強部に対応する前記吐出口列によって、均等に印字されることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録ヘッド。
  8. 前記補強部は、前記インク供給口形成時に形成される前記記録素子基板の基材よりなることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
  9. 前記支持部材が、樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
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