JP2007054648A - 電子血圧計 - Google Patents

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Abstract

【課題】被測定者の身体的な特徴のばらつき、測定時の姿勢の影響を受けることなくカフと心臓との位置をより正確に判定することにより、正確に血圧測定を行う。
【解決手段】
前腕の角度検出手段に加えて上腕に角度検出手段を設け、前腕と上腕の検出角度に基づいてカフと心臓の高さを算出する。また、2軸の角度検出手段により前腕のピッチ方向及びロール方向の角度を検出し、これらの検出値に基づいてカフと心臓の高さを算出する。
【選択図】図2

Description

この発明は、被測定者の姿勢検出機能を有する電子血圧計に関する。
一般に血圧計は、カフを心臓の高さにして測定することにより、正確な血圧値が得られる。しかし、手首用の電子血圧計、指用の電子血圧計等は、カフ(主として本体と一体)は、手首、指と所定の部位に装着されて使用されるが、手首や指は自由に動き得る部位であるために、心臓の高さと同じ高さに設定できず、正確な血圧を測定できないことがある。
このような不具合を避けるために、従来はカフもしくはその近傍に1軸の角度検出装置を設け、その検出角度からカフと心臓の位置関係を判定し、その結果を報知している。
しかしながら、上記した従来技術のように1軸の角度情報だけで心臓とカフの位置関係を判定すると、種々の誤差要因が血圧測定の精度に影響を及ぼす。
このような誤差要因としては、まず、被測定者の上腕長や前腕長のばらつきがある。例えば図18に示すように、前腕長が相違するL1、L1aの場合に、前腕の傾斜角が同じでも、前腕長がL1の場合に、カフ100の高さが心臓101の高さと同じであるに対し、前腕長L1aの場合には、カフ100aの位置が実際には心臓101よりもΔHだけ低い位置にある。したがって、この検出した傾斜角で正しいと判断した場合には、前腕長の相違で正確な血圧を測定できないこともある。また、図19に示すように、前腕長L1が同じで、かつ傾斜角が同じでも、上腕長がL2、L2aと相違すると、上腕長L2の場合に、カフ100の位置が心臓101の高さと同じであるに対し、上腕長がL2aの場合には、カフ100aの位置が心臓101よりもΔHだけ高い位置にある。したがって、この傾斜角で正しいと判断した場合には、上腕長の相違で、やはり正確な血圧を測定できないことがある。
また、被測定者の上腕の角度、つまり肘の位置によっては、前腕の角度が同じでも、心臓とカフの中央との高さの差は相違したものとなり、誤差の原因となる場合がある。例えば、図20、図21に示すように、図20Aで上腕L2を垂直にしている状態で、カフ100と心臓Hの高さが同じで、差ΔHが0であるとし、これと同じ前腕の角度を検出しても、図20Bのように、上腕L2が身体の左右内方向に(ピッチ方向)に傾いている状態では、カフ100の中央の方が心臓HよりもΔHだけ高い位置となり、また同様に、図21のように、上腕L2が身体の前後方向(ロール方向)に傾いている状態でも、カフ100の中央の方が心臓HよりもΔHだけ高い位置となっている。そのため、前腕L1の傾き角が図20Aの時と同じであるから、図20B、図21のような場合に、同じ高さだと判断すると、誤った結果を得るという問題がある。
また、上腕の動きによる肘の浮きが発生する場合とともに体が傾いている場合においても、前腕のピッチ方向の角度が同じでも、心臓Hとカフ100の中央との高さの差は相違したものとなり、誤差の要因となる場合がある。例えば、図22に示すように、点線で示される体の傾きが0°の場合と実線で示される体の傾きが30°の場合に、同じ姿勢で体を傾けたとき、前腕の水平面に対する角度が小さくなるため、血圧計の位置を所定の範囲に合わせようとすると、心臓の位置からずれてしまう。また、図23に実線で示すように前腕が鉛直方向に対して傾斜すると図22に示す場合と同様に血圧計の位置が心臓の位置からずれてしまう。
本発明は、かかる従来技術の課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、カフと心臓の位置をより正確に判定することにより、正確に血圧を測定し得る電子血圧計を提供することにある。
この発明の電子血圧計は、所定の部位に装着し、血圧あるいは循環動態を測定する測定手段と、被測定者の姿勢を検出する姿勢検出手段と、検出した姿勢により、測定の適否を判定する適否判定手段と、適否判定手段によって判定された結果を報知する報知手段を備えるものにおいて、本体とは別に、上腕の角度を検出する上腕角度測定手段を備えている。
この電子血圧計では、本体とは別に上腕角度測定手段によって、上腕の角度を検出でき、前腕のみならず、腕の角度もカフと心臓の高さ位置関係を算出するのに反映される。そのため、上腕の傾きの影響を受けることなく、測定の適否を判定できる。
また、この発明の電子血圧計は、所定の部位に装着し、血圧あるいは循環動態を測定する測定手段と、被測定者の姿勢を検出する姿勢検出手段と、検出した姿勢に応じた補正値を前記測定手段で測定した血圧値に演算する血圧値補正手段と、この補正された血圧値を表示する表示手段を備えるものにおいて、本体とは別に、上腕の角度を検出する上腕角度検出手段を備えている。
この電子血圧計では、本体とは別に上腕角度検出手段によって、上腕の角度を検出でき、前腕のみならず、上腕の角度もカフと心臓の高さ位置関係を算出するのに反映される。そして、正確に血圧値を補正する。そのため上腕の傾きの影響を受けずに、正確な血圧を測定できる。
この電子血圧計は、所定部位に装着し、血圧あるいは循環動態を測定する測定手段を備えた電子血圧計であって、2軸の角度を検出する2軸角度検出手段と、前記2軸角度検出手段による検出角度を用いて被測定者の心臓と血圧計の所定の基準位置との鉛直方向高低差を算出する測定姿勢高低差算出手段と、前記測定姿勢高低差算出手段による算出結果を用いて所定の高低差範囲に入っているかを判定する測定姿勢適否判定手段と、前記測定姿勢適否判定手段による判定結果を被測定者に報知するための報知手段を備える。このように2軸の角度を検出することにより被測定者の心臓と血圧計の所定の基準位置との鉛直方向の高低差をより正確に算出し、測定姿勢をより的確に判断することができる。
また、この電子血圧計は、所定部位に装着し、血圧あるいは循環動態を測定する測定手段を備えた電子血圧計であって、2軸の角度を検出する2軸角度検出手段と、前記2軸角度検出手段による検出角度を用いて被測定者の心臓と血圧計の所定の基準位置との鉛直方向の高低差を算出する測定姿勢高低差算出手段と、前記測定姿勢高低差算出手段による算出結果を用いて血圧の補正値を算出する補正圧力算出手段と、前記補正圧力算出手段によって算出される補正値と前記測定手段によって測定される血圧値とを用いて補正後の血圧値を算出する補正後血圧算出手段と、補正後血圧算出手段による算出結果を被測定者に報知する測定結果報知手段を備える。このように2軸の角度を検出することにより被測定者の心臓と血圧計の所定の基準位置との鉛直方向の高低差を正確に算出し、この算出値に基づいて血圧値の補正を行うので、より正確な血圧測定が可能となる。
この発明によれば、血圧計本体とは別に、上腕角度検出器を備え、この上腕角度検出器による上腕角度も心臓とカフとの高さの差値算出に反映できるので、測定姿勢に関係なく
、血圧計のカフと心臓の高さの差値を正確に算出でき、自由度の高い測定姿勢で正確な血圧測定ができる。
この発明によれば、2軸の角度に基づいて心臓と血圧計の所定の基準位置との鉛直方向の高低差を算出し、的確に被測定者の測定姿勢を判定することができるので、他の位置決め部材等を使用することなく自由度の高い測定姿勢で簡便に正確な血圧測定ができる。
また、この発明によれば、2軸の角度に基づいて心臓と血圧計の所定の基準位置との鉛直方向の高低差を算出し、これに基づいて血圧値の補正を行うので、より正確な血圧測定ができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である電子血圧計の装着状態を示す図である。この実施形態に係る電子血圧計は、血圧計本体21と、上腕角度測定部22とから構成され、血圧計本体21と上腕角度測定部22は、それぞれ赤外線送受信器23、24を備え、赤外線25による無線通信でデータ授受を行うようになっている。
図2は、この実施形態に係る電子血圧計のハードウエア構成を示すブロック図である。この電子血圧計は、カフ1と、このカフ1を加圧する加圧ポンプ2と、カフ1を排気するための排気部3と、カフ1の空気圧を検出する圧力センサ4と、A/D変換器5と、内蔵するプログラムにより、血圧測定のための処理を実行するMPU6と、加圧キー、その他のキーを含む操作入力部7と、入力データ、演算データ、測定結果等を記憶する記憶部8と、報知ためのブザー9と、測定結果を表示する表示部10と、血圧計本体(カフ1も一体)の姿勢角を検出する前腕角度検出器11、本体とは別体に設けられる上腕角度検出器12とを備えている。
次に、この実施形態に係る電子血圧計の処理動作を、図3に示すフロー図を参照して説明する。電源がONされ、動作がスタートすると、先ずLCD(表示器)が全点灯され(ステップST31)、続いてLCDを全消灯し(ステップST32)、表示機能を確認できる状態にし、続いてゼロセッティング、つまり初期リセットを完了する(ステップST33)。次に、前腕角度検出器11が検出した角度が所定の範囲内に存在するか否かを判定する(ステップST34)、前腕の角度が所定の範囲に存在しない場合は、前腕の角度が所定範囲となるための誘導報知、例えば「血圧計本体を少し高くして下さい。」等の表示を行う(ステップST35)。前腕の角度が所定範囲に存在、あるいは入ると、次に上腕角度検出器12が検出した角度が所定の範囲に存在するか否かを判定する(ステップST36)。上腕の角度が所定範囲に存在しない場合は、上腕の角度が所定範囲となるための誘導報知、例えば「上腕をもう少し立てて下さい。」等の表示を行う(ステップST37)。上腕の角度が所定範囲に存在、あるいは入ると、加圧ポンプをONして、測定を開始し(ステップST36)、最高血圧、最低血圧及び脈拍数の測定が完了する(ステップST37)と、測定結果を表示し(ステップST38)、動作を終了する。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る電子血圧計の処理動作を示すフロー図である。なお、この実施形態に係る電子血圧計の回路部のハード構成は、図2に示したものと同様である。この実施形態に係る電子血圧計は、電源がONされ、動作がスタートすると、先ずLCD(表示器)が全点灯され(ステップST41)、続いてLCDを全消灯し(ステップST42)、ゼロセッティング、つまり初期リセットを完了する(ステップST43
)。次に前腕角度検出器11と上腕角度検出器12により、前腕と上腕の角度を検出する(ステップST44)。ここで検出する前腕の角度は図5Aに示すピッチ方向の角度φと、図5Bに示すロール方向の角度θ、あるいは図6Aに示すピッチ方向の角度φと、図6Bに示すもたれ方向の角度θである。若しくは、ピッチ方向の角度θと、図5Bに示すロール方向の角度θと、図6Bに示すもたれ方向の角度θの合成角である。この検出した前腕と上腕の角度から心臓とカフの高低差を予測する(ステップST45)。次に、予測した心臓とカフの差値から対応する圧力補正値を換算する。この補正値はメモリに記憶しておく(ステップST46)。加圧ポンプをONし、加圧を開始し、測定に入る(ステップST47)。測定は、カフ圧を加圧目標値まで加圧した後、加圧を停止し、その後の減圧過程でカフ圧中の圧脈波を検出し、一般的によく知られたアルゴリズム、例えば各脈波の振幅列データから振動法により、最高血圧値及び最低血圧値を決定する。血圧測定が終了すると(ステップST48)、次に測定(決定)結果を補正する(ステップST49)。血圧値補正は、メモリに記憶してある圧力補正データを基に決定した血圧値に演算補正することにより行う。測定結果として、補正後の血圧値を表示部10に表示する(ステップST50)。
この実施形態に係る電子血圧計では、ステップST44の前腕と上腕の角度を測定する前に、操作入力部7より被測定者の前腕長及び上腕長(生体情報)を入力し、ステップST46で補正値を換算する際に、これら前腕長、上腕長の個人差を考慮した補正を行ってもよい。この前腕長、上腕長の予めの入力による個人差の補正は、図3に示す実施形態にも適用できる。
ここで、上記実施形態に係る電子血圧計におけるカフと心臓の高さの差ΔHの算出方法について詳述する。図7、図8に示すように上腕の左右方向の角度φa、上腕の前後方向の角度θa、前腕の上下方向の角度φb、前腕の前後方向の角度θb、体のもたれ角θc、前腕長L1、前腕長L2、肩から心臓までの高さH、肩からカフまでの高さZとしたとき
数1
ΔH=Z−H=L1*sinφb*cos(θb+θc)+L2*cosφa*cos(θa+θc)−H …基本の式
で表される。
しかし、従来の技術に記載の方法では、
数2
ΔH=α*sinφb+β(α、βは定数である)
という推定式で表されていたため、L1、L2、φa、θa、θb、θcによる推定精度のバラツキが発生する。
そこで、この実施形態電子血圧計では、
血圧計本体で測定した上下方向の角度をφ1(φb=φ1)
血圧計本体で測定した前後方向の角度をθ1(θb+θc=θ1)
上腕の上腕に装着された角度センサの左右方向の角度をφ2(φa=φ2)
上腕の上腕に装着された角度センサの前後方向の角度をθ2(θa+θc=θ2)
手入力された前腕長をL1、上腕長をL2とすると、
数3
ΔH=L1*sinφb*cos(θb+θc)−L2*cosφa*cos(θa+θc)−H
=L1*sinφ1*cosθ1−L2*cosφ2*cosθ2−H
身長140〜200cmの被測定者を対象に推定式を算出したところ、
数4
ΔH=L1*sinφ1*cosθ1+0.957*L2*cosφ2*cosθ2−
1.1819
と表すことができる(ここで−0.957、1.1819は、Hのパラメータを統計により近似値として求めたことによる数値である。)。
よって、心臓と血圧計のカフの高さの差を推定する精度が向上した。
なお、図1に示した実施形態電子血圧計は、血圧計本体21と上腕角度測定部22は、赤外線による無線であるが、他の電波を用いても良いし、図9に示すようにケーブル26で接続し、有線でデータを授受して良い。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る電子血圧計は、第1及び第2の電子血圧計と同様な構成を有するが、上腕角度測定部を備えない点において異なる。
本実施形態では、手首に装着される電子血圧計の本体に設けられた2軸の角度検出手段を用いて、被測定者の測定姿勢、すなわち、心臓と血圧計の圧力基準位置との高低差を算出し、測定姿勢の判定又は血圧値の補正を行う。また、本実施形態に係る電子血圧計は、図10に示すように腋を閉め前腕を胸に添える姿勢で測定を行うことが推奨される(このとき血圧計を装着したほうの腕の肘が体から離れないように他方の手を添えることが好ましい。)。電子血圧計本体21も、手首に巻回されるベルト状のカフ1に対して親指側の側方に位置するように取付けられている。従って、図10に示す測定姿勢をとった場合に、表示部10が上方を向き、被測定者が容易に表示を確認することができる。
図11は、第3の実施形態に係る電子血圧計の構成を示すブロック図である。第1の実施形態と同様の構成については同様の符号を用いて説明を省略する。
図12は、本実施形態に係る電子血圧計の主要部の機能ブロック図である。以下、図12に従って、各部の機能について説明する。
被測定者の手首に装着される電子血圧計に設けられたピッチ方向の重力加速度センサ11a及びロール方向の重力加速度センサ11bから各測定方向の重力加速度に応じた電圧が出力される。
重力加速度センサ11a,11bから出力された電圧はA/D変換部13に入力される。A/D変換部13では、重力加速度センサ11a,11bから出力されたアナログ値をディジタル値に変換する。A/D変換部13においてディジタル値に変換されたデータは角度算出部14に入力される。
角度算出部14では、特定の重力加速度状態に対応するディジタル値を所定の記憶領域に記憶させておき、その値とA/D変換部13からの入力データとを比較することにより角度情報を算出する。例えば、ピッチ方向の重力加速度0Gのときのカウント値をNφ0、ピッチ方向の重力加速度が+1Gのときのカウント値をNφg、現在のピッチ方向の重力加速度のカウント値をNφとすると、
数5
cosφ=(Nφ0−Nφ)/(Nφ0−Nφg)
としてピッチ方向の角度情報を算出することができる。ロール方向の角度情報も同様に算出することができる。
ここで、重力加速度センサ11a,11bに基づいて角度情報として取り出される角度を図13を用いて説明する。ここでは、カフ1に取付けられた血圧計本体21の内部に点
r(以下、「参照点」と呼ぶ。)を設定し、この参照点rを通り略立方体形状の血圧計本体21の表示面に平行かつ血圧計本体21に固定された平面R(以下、「参照面」と呼ぶ。)を想定する。本実施形態では、参照点rを通り、この参照面Rに直交する法線N(図13A参照)を含み、血圧計本体21の長手方向(被測定者の前腕の長手方向に一致する。)に延びる平面への重力加速度ベクトルの射影成分G1と前記法線Nとのなす角度をΦと定義している(図13B参照)。また、参照点rを通り、参照面Rに直交する法線N(図13C参照)を含み、血圧計本体21の短手方向(被測定者の前腕の長手方向に直交する方向に一致する。)に延びる平面への重力加速度ベクトルの射影成分G2と前記法線とのなす角度をΘと定義している(図13D参照)。ここで説明したΦ及びΘは、血圧計本体における二つの重力加速度センサの配置に応じて定義されるものである。
算出された角度情報は高低差算出部15に入力される。高低差算出部15では、算出されたロール方向及びピッチ方向の角度から心臓と血圧計の圧力基準位置との高低差を算出する。例えば、鉛直方向における心臓と血圧計の圧力基準位置の差をΔH、前腕と鉛直線のなす角度をφ(図14A参照)、上腕と鉛直線とのなす角度をθ、上腕と胴の長手方向(例えば、肩の上腕骨頭を通る線を想定する。)とのなす角度をθ2、胴の長手方向と鉛直方向とのなす角度をθ1(図14B参照)とすると、
数6
ΔH=L1*cosφa*cos(θ2+θ1)−L2*cosφ*cos(θa+θ1+θ2)−H
となる。ここで、θa=0°とすると、
数7
ΔH=L1*cosφa*cosθ−L2*cosφ*cosθ−H
となる。ここで、L1、L2、φa、Hのばらつきを考慮すると、
数8
ΔH=A*cosφ+B*cosθ+C
と表すことができる。ここでφ及びθのそれぞれに重力加速度センサの測定結果に基づいて算出された角度情報Φ及びΘを代入することにより、2軸の角度検出手段によって検出される角度を用いて心臓と血圧計の圧力基準位置との差を算出することができる。但し、ここでは、θaがほぼ0となり、手首をねじらない状態で測定を行うことが前提となる。
本実施形態では、図10のような姿勢をとることにより、肘を置く台や枕等のような位置決めのための部材を使用することなく、手首に装着された血圧計本体に設けられた二つの角度検出手段による検出角度を用いて心臓と血圧計の圧力基準位置との差を精度良く算出することができる。すなわち、本実施形態に係る電子血圧計は、血圧計が装着される手首と心臓との高低差の算出誤差が、肘及び肩の自由度に依存するという人体の構造的特徴に着目し、精度向上を図るものである。また、角度検出手段を用いることにより、胴と腕の相対位置関係のみならず、凭れのような被測定者の姿勢に基づく誤差要因が存在する場合でも精度良く心臓と血圧計の圧力基準位置との差を算出することを可能としたものである。
高低差算出部15において算出されたΔHは高低差適否判定部16に入力される。高低差適否判定部16では、算出されたΔHが適正範囲内に入っているか否かを判定する。また、適正範囲外であっても以下に説明するように適正範囲からのずれの程度を被測定者が認識できるように報知する。
ここで、角度算出部14、高低差算出部15、高低差適否判定部16等の各機能は、図11のMPUのソフト処理によって実現される。
次に、図15は本実施形態の電子血圧計の処理動作を示すフロー図である。
電源がONされ、動作がスタートすると、まず表示部10の表示が全点灯され(ステップST51)、続いて表示部の表示が全消灯され(ステップST52)、表示機能を確認できる状態とし、続いてゼロセッティングを完了する(ステップST53)。次に、ピッチ方向の重力加速度センサ11a及びロール方向の重力加速度センサ11bを用いて検出された前腕の角度情報に基づいてMPU6が被測定者の手首の圧力基準位置と心臓の高低差ΔHを算出し、ΔHが所定範囲か否かを判定する(ステップST54)。ΔHが所定範囲外であれば、被測定者の手首の圧力基準位置と心臓が同じ高さとなるように誘導報知する(ステップST55)。
ここで、図16に基づいて本実施形態に係る電子血圧計における心臓と血圧計の圧力基準位置との高低差の適否の報知方法について説明する。図16A〜Eは心臓と血圧計の圧力基準位置との高低差の適否を報知するための表示部10の表示例であり、図16F〜Hはそれぞれ左隣に示される表示に対応する心臓Hと血圧計21の圧力基準位置の関係を示す。
表示部10には被測定者に対して左右方向の延長を有するバー33が表示され、バー33の中央部には適正範囲を示すブロック34が配置されている。心臓Hと血圧計21の圧力基準位置との差に応じて、バー33を上下から挟む二つの三角形のマーク35がバー33に沿って左右に移動する。図16Fに示すように血圧計21の圧力基準位置が心臓よりも低い位置にある場合には、図16Aに示すようにマーク35はバー33の左側に位置し、血圧計21の位置が適正範囲外にあることを被測定者に報知する。血圧計21を心臓Hに近づけることにより、マーク35はバー33に沿って右側へ移動し(図16B)、被測定者に血圧計21の位置が適正な位置へ近づいていることを報知する。図16Gに示すように血圧計21の圧力基準位置が心臓と同じ高さになるとマーク35はバー33の中央部でブロック34を挟む位置に移動し、適正範囲内にあることを被測定者に報知する。このときブザーを鳴らすことにより被測定者は容易に血圧計21が適正範囲内にあることを知ることができる。血圧計21の位置を高くすると、マークは中央部のブロック34を通過してバー33の右側に移動し(図16D)、被測定者に血圧計21の位置が適正な位置から遠ざかっていることを報知する。さらに、血圧計の位置を高くすると、マークはさらにバー33の右側へ移動し(図16E)、血圧計21の位置が適正範囲外であることを被測定者に報知する。
ステップST54において、被測定者の手首に装着された電子血圧計の圧力基準位置と心臓の高低差が所定範囲内にあるか又は所定範囲内に入るとMPU6が加圧ポンプ2をONして測定を開始するよう指示し(ステップST56)、最高血圧、最低血圧及び脈拍数の測定が完了すると(ステップST57)、測定結果を表示し(ステップST58)、動作を終了する。
上述のように表示部10の左右に移動するマーク35の位置によって血圧計21の位置が適正範囲か否かを報知しているので、被測定者が血圧計21の位置を調整しようとしてマークの動きに合わせて血圧計21を装着した腕を体から離してしまい測定姿勢の再度の調整がさらに必要になってしまうという事態を避けることができ、効率的な位置調整が可能となり、短時間で測定に移行することができる。
本実施形態では、重力加速度センサを用いて角度を算出しているが、角度を検出する手段はこれに限られない。
(第4の実施形態)
図17は、第4の実施形態に係る電子血圧計の主要部の機能ブロック図である。電子血圧計21の全体構成は図11に示す第3の実施形態と同様であり、同様の構成については同様の符号を用いて説明を省略する。
重力加速度センサ11a,11b、A/D変換部13、角度算出部14、高低差算出部15の構成は図12に示す第3の実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態では、高低差算出部15で算出されたΔHが補正圧力算出部17に入力される。補正圧力算出部17では、算出された心臓と血圧計21の圧力基準位置との高低差に基づいて補正圧力を算出する。例えば、補正圧力をΔPとすると、
数9
ΔP=ΔH*7.8/10
によって算出することができる。
補正圧力算出部17において算出された補正圧力は補正後血圧算出部18に入力される。補正後血圧算出部18では、血圧計の測定によって得られたSYS´(補正前最高血圧)及びDIA´(補正前最低血圧)にΔPを加算することにより補正後の血圧を算出する。すなわち、補正後の最高血圧及び最低血圧を各々SYS、DIAとすると、
数10
SYS=SYS´+ΔP
DIA=DIA´+ΔP
として補正後の血圧値が算出される。
このようにして算出されたSYS、DIAは測定結果として表示部10に表示される。
ここで、角度算出部14、高低差算出部15、補正圧力算出部17、補正後血圧算出部18等の各機能は、図11のMPU6のソフト処理によって実現される。
図1は、この発明の第1の実施形態に係る電子血圧計の装着状態を示す図である。 図2は、この発明の第1の実施形態に係る電子血圧計の構成を示すブロック図である。 図3は、上記実施形態に係る電子血圧計の測定処理動作を説明するためのフロー図である。 図4は、この発明の第2の実施形態に係る電子血圧計の測定処理動作を説明するためのフロー図である。 図5は、同実施形態に係る電子血圧計の角度検出器によるピッチ方向、ロール方向の傾き角を説明する図である。 図6は、同実施形態に係る電子血圧計の角度検出器によるピッチ方向、凭れ方向の傾き角を説明する図である。 図7は、同実施形態に係る電子血圧計において、カフと心臓の高さの差ΔHの算出方法を説明するための図である。 図8は、同実施形態に係る電子血圧計において、カフと心臓の高さの差ΔHの算出方法を説明するための図である。 図9は、この発明の第3の実施形態に係る電子血圧計の外観を示す斜視図である。 図10は電子血圧計を用いた測定姿勢を示す図である。 図11は第3の実施形態に係る電子血圧計の構成を示すブロック図である。 図12は第3の実施形態に係る電子血圧計の主要部の機能ブロック図である。 図13は測定される角度情報を説明する図である。 図14はΔHの算出に用いられる角度変数を説明する図である。 図15は第3の実施形態に係る電子血圧計の処理動作を示すフロー図である。 図16A〜Hは第3の実施形態に係る電子血圧計による測定姿勢の報知方法を説明する図である。 図17は第4の実施形態に係る電子血圧計の主要部の機能ブロック図である。 図18はピッチ角が同じで前腕の長さ相違による本体高さの相違を示す図である。 図19はピッチ角が同じで上腕の長さ相違による本体高さの相違を示す図である。 図20A,Bは被測定者の上腕がピッチ方向に傾いている場合の問題点を説明する図である。 図21は上腕がロール方向に傾いている場合の問題点を説明する図である。 図22は被測定者の体が傾いている場合の問題点を説明する図である。 図23は被測定者の前腕が傾斜する場合の問題点を説明する図である。
符号の説明
21 血圧計本体
22 上腕角度測定部
11 前腕角度検出器
12 上腕角度検出器
10 表示器
9 ブザー
6 MPU
11a 重力加速度センサ
11b 重力加速度センサ
14 角度算出部
15 高低差算出部
16 高低差適否判定部
17 補正圧力算出部
18 補正後血圧算出部

Claims (12)

  1. 所定の部位に装着し、血圧あるいは循環動態を測定する測定手段を備えた電子血圧計であって、
    被測定者の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記姿勢検出手段により検出した姿勢に基づいて測定の適否を判定する適否判定手段と、
    前記適否判定手段によって判定された結果を報知する報知手段と、
    本体とは別に設けられた、1つ以上の角度を検出する手段と、
    を備えた電子血圧計。
  2. 所定の部位に装着し、血圧あるいは循環動態を測定する測定手段を備えた電子血圧計であって、
    被測定者の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記姿勢検出手段により検出した姿勢に応じた補正値を前記測定手段で測定した血圧値に演算する血圧値補正手段と、
    前記血圧値補正手段により補正された血圧値を表示する表示手段と、
    本体とは別に設けられた、1つ以上の角度を検出する手段と、を備えた電子血圧計。
  3. 前記角度を検出する手段が上腕に設けられた請求項1記載の電子血圧計。
  4. 前記電子血圧計と前記角度を検出する手段は、通信手段により、データ授受可能に構成されている請求項1、2又は3記載の電子血圧計。
  5. 生体情報入力手段を備えた請求項1、2、3又は4記載の電子血圧計。
  6. 前記角度を検出する手段は、1軸もしくは2軸のセンサである請求項1、2、3、4又は5記載の電子血圧計。
  7. 前記角度を検出する手段の2軸は、被検者の身体左右の垂直面、及び被測定者の身体前後の垂直面である請求項6記載の電子血圧計。
  8. 前記角度を検出する手段の2軸は、被測定者の身体左右の垂直面、及び被測定者の身体前後の水平面である請求項6記載の電子血圧計。
  9. 所定部位に装着し、血圧あるいは循環動態を測定する測定手段を備えた電子血圧計であって、
    2軸の角度を検出する2軸角度検出手段と、
    前記2軸角度検出手段による検出角度を用いて被測定者の心臓と血圧計の所定の基準位置との鉛直方向高低差を算出する測定姿勢高低差算出手段と、
    前記測定姿勢高低差算出手段による算出結果を用いて所定の高低差範囲に入っているかを判定する測定姿勢適否判定手段と、
    前記測定姿勢適否判定手段による判定結果を被測定者に報知するための報知手段を備えた電子血圧計。
  10. 所定部位に装着し、血圧あるいは循環動態を測定する測定手段を備えた電子血圧計であって、
    2軸の角度を検出する2軸角度検出手段と、
    前記2軸角度検出手段による検出角度を用いて被測定者の心臓と血圧計の所定の基準位置との鉛直方向の高低差を算出する測定姿勢高低差算出手段と、
    前記測定姿勢高低差算出手段による算出結果を用いて血圧の補正値を算出する補正圧力算出手段と、
    前記補正圧力算出手段によって算出される補正値と前記測定手段によって測定される血圧値とを用いて補正後の血圧値を算出する補正後血圧算出手段と、
    補正後血圧算出手段による算出結果を被測定者に報知する測定結果報知手段を備えた電子血圧計。
  11. 前記2軸の角度が電子血圧計を前腕に装着した際のピッチ方向の角度とロール方向の角度である請求項9又は10記載の電子血圧計。
  12. 前記測定姿勢高低差算出手段は、前記ピッチ方向角度を前腕の水平面に対する角度とし、前記ロール方向角度を鉛直方向に対する体の傾き角度と胴の長手方向に対する上腕の角度の合成角度として、測定姿勢の高低差を算出する請求項10記載の電子血圧計。
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