JP2007053699A - メール受信システム及びインターネットファクシミリ - Google Patents

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Abstract

【課題】メール中継装置の記憶容量が小さい場合でも、ウイルス被害の拡大を防止できるメール受信システムを提供すること。
【解決手段】メール中継装置2とウイルスチェック装置3とを含み、メール中継装置2は、メールデータを外部から受信する第1受信手段と、第1受信手段において受信したメールデータを、受信装置に転送する前にウイルスチェック装置3へ送信する送信手段と、ウイルスチェック装置3からデータを受信する第2受信手段と、を有し、ウイルスチェック装置3は、外部から受信したメールデータを、メール中継装置2から受信する第3受信手段と、第3受信手段において受信したメールデータにウイルスが含まれているか否かを検出するウイルス検出手段と、ウイルス検出手段による検出結果を含むデータをメール中継装置2へ通知する通知手段と、を有し、メール中継装置2が検出結果を含むデータを受信装置8へ送信するようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、外部から受信したメールデータを、予め設定された転送先へ転送するメール受信システム及びインターネットファクシミリに関する。
コンピュータやインターネット網の発展に伴い、ユーザのコンピュータをインターネットに接続し、WebページにアクセスしてHTMLファイルを読み込んでデータを取得したり、電子メールを送受信することが広く行われている。他方、コンピュータが普及するに従い、ウイルスの被害が増えている。「ウイルス」とは、第三者のプログラムやデータベースに対して、意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、自己伝染機能、潜伏機能、発病機能を1つ以上有するものをいう。ウイルスは、人からもらったディスク、雑誌等に添付のCD−ROMを介して感染する他、インターネットからダウンロードしたプログラムやファイルを介して感染したり、電子メールを介して感染する。ウイルスは、ユーザが知らないうちにコンピュータに感染し、ユーザがウイルスに感染したコンピュータを使用し続けると、他のコンピュータにウイルスを移す危険性もある。そのため、コンピュータをウイルスから保護する対策が講じられている。
ところで、コンピュータには、プリンタ、スキャナ等の周辺機器が接続されている。このような周辺機器にもウイルス検出手段を設けることが知られている。例えば、特許文献1では、JAVAアプレット(「JAVA」は登録商標)のダウンロード時にプリンタにウイルスを一緒にダウンロードしてしまう恐れがあるため、プリンタにウイルス検出手段を設けてウイルスチェックをさせている。
特開平11−119927号公報
特に、近年では、コンピュータに接続される周辺機器の1つとして複合機が提案されている。複合機は、電話機能、ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、メール機能など周辺機器の機能性を大幅に拡張したものである。複合機は、公衆電話回線網とインターネット網とに接続され、ユーザの要求に応じてデータをインターネット網を介して他のコンピュータに送信する。そのため、周辺機器がウイルスに感染すると、他のコンピュータにウイルスが移り、被害を拡大させる可能性が指摘されるようになった。このような課題に対して、特許文献1のようなウイルス検出手段を有するプリンタ装置を複合機に適用させることが考えられる。ところが、この方法では、複合機があらゆるウイルスをチェックしてウイルス対策を行うため、複合機の記憶容量を大きくしなければならず、コストがかかっていた。一般にウイルス対策は、ウイルス種類をディスクに記憶しておき、ディスクに記憶されているウイルスをメールに照合して、メールにウイルスが含まれているか否かをチェックするため、ウイルスの種類やウイルス駆除パターンの増大に対応してデータサイズも大きくなり、このプログラムを格納するディスクの容量を大きくしなければならなかった。また、ディスクの容量が大きくなると、その分だけコスト高になっていた。特に、複合機などの周辺機器は、コンピュータと比べて記憶容量が小さく、上記問題が顕著であった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、メール中継装置の記憶容量が小さい場合でも、ウイルス被害の拡大を防止できるメール受信システム及びインターネットファクシミリを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るメール受信システム及びインターネットファクシミリは、次のような構成を有している。
(1)外部から受信したメールデータを、予め転送先として設定した受信装置へ転送するメール中継装置と、メール中継装置に接続されるウイルスチェック装置とを含み、メール中継装置は、メールデータを外部から受信する第1受信手段と、第1受信手段において受信したメールデータを、受信装置に転送する前にウイルスチェック装置へ送信する送信手段と、ウイルスチェック装置からデータを受信する第2受信手段と、を有し、ウイルスチェック装置は、外部から受信したメールデータを、メール中継装置から受信する第3受信手段と、第3受信手段において受信したメールデータにウイルスが含まれているか否かを検出するウイルス検出手段と、ウイルス検出手段による検出結果を含むデータをメール中継装置へ通知する通知手段と、を有し、メール中継装置が検出結果を含むデータを受信装置へ送信すること、を特徴とする。
(2)(1)に記載するメール受信システムにおいて、ウイルスチェック装置は、ウイルス検出手段においてウイルスが検出されたときに、ウイルスを除去するウイルス除去手段を有し、通知手段において、検出結果を含むデータとして、ウイルス除去手段においてウイルスを除去されたメールデータをメール中継装置へ返信することで通知し、メール中継装置は、通知手段により通知されたウイルスを除去されたメールデータを、受信装置に転送すること、を特徴とする。
(3)(2)に記載するメール受信システムにおいて、ウイルスチェック装置は、ウイルス除去手段においてウイルスを除去したときに、通知手段が、ウイルスを除去したメールデータとともに、ウイルスを除去した旨の通知をメール中継装置へ通知し、メール中継装置は、ウイルスチェック装置によりウイルスを除去されたメールデータを受信装置に転送するときに、通知を併せて送信すること、を特徴とする。
(4)(1)に記載するメール受信システムにおいて、ウイルスチェック装置は、通知手段において、メールデータにウイルスが検出されたか否かをメール中継装置に通知し、メール中継装置は、ウイルスチェック装置の通知手段において、ウイルスが検出された旨の通知があった場合に、メールデータの転送機能を停止する転送停止手段を有すること、を特徴とする。
(5)(1)乃至(4)の何れか1つに記載するメール受信システムにおいて、メール中継装置は、第1受信手段にて受信したメールデータを記憶する記憶手段と、通知手段にて通知されたウイルスの検出結果としてメールデータにウイルスが含まれている旨の通知である場合、記憶手段に記憶されたメールデータを消去するメール消去手段を有することを特徴とする。
(6)(1)乃至(5)の何れか1つに記載するメール受信システムにおいて、メール中継装置は、インターネットファクシミリであり、ウイルスチェック装置は、パーソナルコンピュータであること、を特徴とする。
(7)(1)乃至(6)の何れか1つに記載するメール受信システムにおいて、メール中継装置は、メールデータを外部から受信したときに、ウイルスチェック装置が稼働しているか否かを検出する検出手段と、検出手段が、ウイルスチェック装置が稼働していないことを検出したときに、ウイルスチェック装置を稼働させる稼働制御手段と、を有すること、を特徴とする。
(8)(1)乃至(6)の何れか1つに記載するメール受信システムにおいて、メール中継装置は、メールデータを外部から受信したときに、ウイルスチェック装置が稼働しているか否かを検出する検出手段と、検出手段が、ウイルスチェック装置が稼働していないことを検出したときに、ウイルスチェック装置によりウイルスを検出できない旨の注意メールを作成し、注意メールを受信装置へ送信する注意メール送信手段と、を有すること、を特徴とする。
(9)外部から受信したメールデータを、予め転送先として設定した受信装置へ転送するインターネットファクシミリにおいて、ウイルスがメールデータに含まれているか否かを検出し、ウイルスが含まれている場合にはウイルスを除去する機能を備えたパーソナルコンピュータに接続されており、外部からメールデータを受信する受信手段と、受信手段により受信したメールデータをパーソナルコンピュータへ送信する送信手段と、パーソナルコンピュータによってウイルスが除去されたメールデータを受信装置へ転送する転送手段と、を有すること、を特徴とする。
(10)(9)に記載するインターネットファクシミリにおいて、メールデータを外部から受信したときに、パーソナルコンピュータが稼働しているか否かを検出する検出手段と、検出手段がパーソナルコンピュータの稼働状態を検出しないときに、パーソナルコンピュータを稼働させる稼働制御手段と、を有すること、を特徴とする。
(11)(9)に記載するインターネットファクシミリにおいて、メールデータを外部から受信したときに、パーソナルコンピュータが稼働しているか否かを検出する検出手段と、検出手段がパーソナルコンピュータの稼働状態を検出しないときに、パーソナルコンピュータによりウイルスを検出できない旨の注意メールを作成し、注意メールを受信装置へ送信する注意メール送信手段と、を有すること、を特徴とする。
次に、本発明のメール受信システム及びインターネットファクシミリの作用効果について説明する。
本発明のメール受信システムは、例えば、ユーザが出張などで外出し、自宅等でメールデータを受信できない場合に使用される。ここで、「メールデータ」とは、情報処理装置(パソコン、PDA、携帯電話など)の表示手段(ディスプレイ等)に表示可能なデータをいい、例えば、ファックス文書データ、電子メール、画像データなどをいう。
ユーザがインターネットファクシミリ(メール中継装置)に転送先としてのノート型パソコン(受信装置)を予め設定して外出したときに、インターネットファクシミリが外部からメールデータを受信すると、インターネットファクシミリは、メールデータを転送先として設定されたノート型パソコンへ転送する前に、メールデータをパソコン(ウイルスチェック装置)へ送信し、パソコンにおいてメールデータにウイルスが含まれているか否かの検出を行う。パソコンは、メールデータのウイルス検出の検出結果をインターネットファクシミリへ通知し、インターネットファクシミリは検出結果を含むデータをノート型パソコンへ送信する。
ここで、「検出結果を含むデータ」とは、ウイルスを含んでいたか否かを知らせる内容のデータの他、ウイルスを除去したことを知らせる内容のデータ、転送機能を停止したことを知らせる内容のデータなど、メールデータにウイルスを含んでいたことをユーザに認識させるのに必要かつ十分なデータをいう。そのため、ユーザは、ノート型パソコンに表示されるデータの内容から、メールデータにウイルスが含まれていたか否かを確認し、例えばメールデータにウイルスが含まれていたことを確認した場合には、メールデータを開かないようにするなど、メールデータの取扱いに注意を払うようになる。なお、ウイルス検出は、インターネットファクシミリ本体ではなく、パソコン側で行うため、インターネットファクシミリのように記憶容量が小さいものが大量のメールデータを受信する場合でも、ウイルス検出を適切に行い、ウイルスがノート型パソコンなどの他の端末に移ることを防止する。
よって、本発明のメール受信システム及びインターネットファクシミリによれば、インターネットファクシミリの記憶容量が小さい場合でも、ウイルス被害の拡大を防止できる。
また、本発明のメール受信システムでは、パソコンがメールデータにウイルスを検出した場合にそのウイルスを除去し、ウイルスを除去されたメールデータをインターネットファクシミリへ送信し、インターネットファクシミリは、ウイルスを除去されたメールデータをノート型パソコンへ転送するので、ユーザが誤ってウイルスを含むメールデータを開く不具合を回避し、ウイルス被害の拡大をより確実に防止することができる。
この場合に、パソコンがウイルスを除去されたメールデータとともに、ウイルスを除去した旨の通知をインターネットファクシミリへ送信し、インターネットファクシミリが、ウイルスを除去されたメールデータと、ウイルスを除去した旨の通知をノート型パソコンへ転送するようにすれば、ユーザは、インターネットファクシミリから転送されてきたメールデータがウイルスを含んでいたことを簡単に知ることができる。
また、本発明のメール受信システムでは、パソコンは、インターネットファクシミリから受信したメールデータにウイルスが含まれていたか否かをインターネットファクシミリへ通知し、インターネットファクシミリは、メールデータにウイルスが検出された旨の通知をパソコンから受信すると、メールデータの転送機能を停止するので、メール中継装置がウイルスを含むメールデータを他の端末に転送することができず、ネットワーク上の端末にウイルス被害が拡大することを防止できる。
また、本発明のメール受信システムでは、インターネットファクシミリは、外部から受信したメールデータをパソコンへ送信する一方、記憶手段にメールデータを記憶するが、パソコンからメールデータにウイルスが含まれている旨の通知を受信したときに、当該メールデータを記憶手段から消去する。そのため、インターネットファクシミリは、例えば、他の端末にウイルスを含むメールデータを勝手に転送する機能を有するワームウイルスを含むメールデータを受信し、記憶手段に記憶した場合でも、メールデータにウイルスが含まれていた旨のデータをパソコンから受信すると、当該メールデータ自体を記憶手段から削除し、内部に残さない。これにより、インターネットファクシミリは、使用者の操作によって後々に誤ってウイルスを含むメールデータをネットワーク上で接続する他の端末に転送し、ウイルスをネットワーク上で接続する他の端末に移すことがない。よって、本発明のメール受信システムによれば、ネットワーク上の端末にウイルス被害が拡大することを防止できる。
ところで、本発明のメール受信システムは、メールデータを受信するインターネットファクシミリではなく、インターネットファクシミリに接続するパソコンによりウイルス検出を行う。インターネットファクシミリは、電話やファックスを24時間受け付けるために24時間稼働するが、パソコンはユーザの利用状況によって稼働しているときと、稼働していないときがある。パソコンが稼働していないときには、ウイルス検出をできないため、インターネットファクシミリはパソコンが稼働してウイルス検出を行うまで受信したメールデータをノート型パソコンへ転送せずに保存しておくと考えられる。しかし、メールデータの中には、緊急を要するものがあり、そのようなメールデータを次にユーザBがパソコンを稼働させるまでインターネットファクシミリに保存しておくのは、転送機能を不当に阻害し、ユーザフレンドリに反する。この不具合を解消するために、パソコンが稼働していないときには、インターネットファクシミリがメールデータをそのままノート型パソコンへ転送し、ノート型パソコン側でウイルス検出を行うことも考えられる。しかし、これでは、転送前にウイルス検出を行う意義が損なわれる。また、ウイルスは、できるだけメールデータを受信する窓口の近くで検出して除去等することが望ましい。他の端末へのウイルス感染をより確実に防止できるからである。
そのため、本発明のメール受信システムでは、インターネットファクシミリが、外部からメールデータを受信したときにパソコンが稼働しているか否かを検出し、パソコンが稼働していないことを検出した場合にはパソコンを稼働させるので、例えば、ユーザが誤って外出時にパソコンの電源を落とした場合でも、ウイルス検出を行うことができる。
よって、本発明のメール受信システム及びインターネットファクシミリによれば、ウイルス検出に対する信頼性を高めることができる。
また、本発明のメール受信システムでは、インターネットファクシミリが、外部からメールデータを受信したときにパソコンが稼働しているか否かを検出し、パソコンが稼働していないことを検出した場合には、パソコンによりウイルスを検出できない旨の注意メールを作成して、その注意メールをノート型パソコンへ送信するので、例えば、ユーザが誤って外出時にパソコンの電源を落とし、ウイルス検出をできない場合でも、ユーザは、ノート型パソコン上で注意メールを見て、インターネットファクシミリからノート型パソコンに転送されてきたメールデータにウイルスが含まれている可能性があることを認識し、メールデータの取扱いに注意を払う。
よって、本発明のメール受信システム及びインターネットファクシミリによれば、ウイルス検出に対する信頼性を高めることができる。
次に、本発明に係るメール受信システム及びインターネットファクシミリの一実施形態について図面を参照して説明する。
A.第1実施形態に係るメール受信システムの概略構成
B.メール中継装置及びウイルスチェック装置の制御ブロック構成
B1.インターネットファクシミリ(メール中継装置)
B2.パソコン(ウイルスチェック装置)
C.メール受信処理
C1.システム全体による処理
C2.メール中継装置によるメール転送制御処理
C3.メール中継装置によるデコード処理
C4.ウイルスチェック装置によるウイルス検出処理
D.機能概要
E.第2実施形態
E1.システム全体による処理
E2.メール中継装置によるメール転送制御処理
E3.ウイルスチェック装置によるウイルス検出処理
E4.機能概要
F.変形例
(第1実施形態)
A.第1実施形態に係るメール受信システムの概略構成
図1は、メール受信システム1の概略構成図である。
メール受信システム1は、インターネットファクシミリ(メール中継装置)2とパソコン(ウイルスチェック装置)3とがLAN4により接続され、信号をやり取りできるようにされている。インターネットファクシミリ2は、インターネット網INTを介して第1サーバ6と第2サーバ7が接続している。第1サーバ6は、ユーザBが契約するプロバイダにより管理され、ユーザBのインターネットファクシミリ2をインターネット網INTに接続し、ユーザBのインターネットファクシミリ2から要求があったWebページ上のデータやユーザB宛のメールデータ等を処理又は保存する。また、第2サーバ7は、ユーザBが契約するプロバイダにより契約しており、ユーザBのノート型パソコン8をインターネット網INTに接続し、ユーザBのノート型パソコン8から要求があったWebページ上のデータやユーザB宛のメールデータ等を処理又は保存する。
メール受信システム1は、例えば、インターネットファクシミリ2がユーザAのパソコン5から送信されたメールデータを受信し、受信したメールデータをパソコン3へ送信し、パソコン3がインターネットファクシミリ2から受信したメールデータのウイルス検出を行った後、インターネットファクシミリ2へウイルス検出の検出結果を含むデータを通知し、インターネットファクシミリ2がパソコン3から通知されたデータを受信する。つまり、メール受信システム1は、インターネットファクシミリ2が受信したメールデータをパソコン3側でウイルス検出を行うようにしている。インターネットファクシミリ2は、パソコン3から受信した通知に含まれるウイルス検出結果に応じてメールデータを適宜処理する。
なお、本実施形態では、「メールデータ」とは、パソコン、PDA、携帯電話などの情報処理装置の表示手段(ディスプレイなど)に表示可能なデータをいい、例えば、ファクシミリ文書データ、電子メール、画像データなどをいう。そして、「メールデータ」には、送信者が相手方に伝達したい情報(例えば文書、画像等)の内容を示す「本文」、文書題名、送信先アドレス、発信者アドレスなどを含む「ヘッダ」、電子メールに添付された「添付データ」などが含まれるものとする。
B.メール中継装置及びウイルスチェック装置の制御ブロック構成
B1.インターネットファクシミリ(メール中継装置)
図2は、図1に示すインターネットファクシミリ2とパソコン3のブロック図である。
メール中継装置としてのインターネットファクシミリ2は、電話機能、ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、メール機能など多機能を有する複合機である。インターネットファクシミリ2は、モデム21を介して公衆電話回線網に、また、LANインターフェース12を介してインターネット網INT(図1参照)にそれぞれ接続されている。
インターネットファクシミリ2は、中央処理装置(以下「CPU」という。)11を中心に構成され、CPU11にLANインターフェース12、ROM13、RAM14、ハードディスクドライブ(以下「HDD」という。)15、操作キー16、表示パネル17、不揮発性RAM(記憶手段)18、印字部19、読み取り部20、モデム21などが接続されている。
CPU11は、各機器の制御やデータの演算、加工を司るものである。
LANインターフェース12は、LAN4に接続され、他の端末(パソコン3等)とデータの送受信を行うものである。
ROM13は、各種プログラムを記憶するものである。本実施形態では、例えば、メール転送制御プログラム22が記憶されている。
メール転送制御プログラム22は、メールデータを受信し、受信したメールデータをパソコン3へ送信した後、パソコン3からウイルス検出の検出結果を含むデータを受信し、ウイルス検出の検出結果に基づいて所定の処理(印字、転送等)を行うものである。
RAM14は、CPU11がデータを加工演算する際にデータを一時的に記憶するものである。
HDD15は、外部から入力したデータを記憶するものである。
操作キー16は、インターネットファクシミリ2の利用者が操作するキーであり、操作ボタン、タッチパネル、操作棒などを含む。
表示パネル17は、CPU11の処理内容やタッチパネル等を画面表示するものである。従って、例えば、表示パネル17には、ファクシミリ文書データや電子メールの内容が表示される。
不揮発性RAM18は、インターネットファクシミリ2の電源を落としても消去すべきでないデータを記憶するものである。本実施形態では、インターネットファクシミリ2が受信したメールデータが不揮発性RAM18に記憶される。
印字部19は、ファックス文書データや画像データ、電子メール、文書データなどを被記録媒体(用紙やOHP等)にプリントアウトするものである。
読み取り部20は、用紙などをスキャンして画像データとして取得したり、CDやメモリスティックなどの記録媒体に記憶されているデータを読み取って取得するものである。
モデム21は、公衆回線に接続して、音声データとデジタルデータの変換を行うものである。
B2.パソコン(ウイルスチェック装置)
ウイルスチェック装置としてのパソコン3は、周知のコンピュータである。パソコン3は、CPU31にLANインターフェース32、ROM33、RAM34、HDD35、操作部36、表示部37が接続されている。
CPU31は、各機器の制御やデータの演算、加工を司るものである。
LANインターフェース32は、LAN4に接続され、他の端末(インターネットファクシミリ2)とデータの送受信を行うものである。
ROM33は、各種プログラムやデータを記憶するものである。
RAM34は、CPU31がデータを加工演算する際にデータを一時的に記憶するものである。
HDD35は、外部から入力したデータやプログラムなどを記憶するものである。本実施形態では、インターネットファクシミリ2から受信したメールデータがHDD35に記憶される。また、本実施形態では、例えば、ウイルス検出プログラム38がHDD35に記憶されている。
ウイルス検出プログラム38は、インターネットファクシミリ2から受信したメールデータについてウイルスを検出し、その検出結果を含むデータをインターネットファクシミリ2へ送信するものである。
操作部36は、パソコン3の利用者が操作するキーであり、マウス、キーボードなどを含む。
表示部37は、CPU31の処理内容等を画面表示するものであり、ディスプレイなどを含む。
C.メール受信処理
C1.システム全体による処理
図3は、メール受信処理のフロー図である。
メール受信システム1は、第2サーバ7にメールデータの有無を問い合わせるときをトリガとして、メール受信処理を実行する。第1サーバ6への問い合わせは、ユーザが手動で行ってもよいし、インターネットファクシミリ2が定期的に行うようにしてもよい。
メール受信システム1は、先ずステップ1(以下「S1」という。)において、インターネットファクシミリ2から第1サーバ6に受信メールを問い合わせる。第1サーバ6は、インターネットファクシミリ2から受信メールの問い合わせを受けたときに、インターネットファクシミリ2のユーザ宛のメールがある場合には、インターネット網INTを介してインターネットファクシミリ2へメールデータを送信する。
S2において、第1サーバ6が送信したメールデータをインターネットファクシミリ2で受信する。そして、S3において、インターネットファクシミリ2本体で転送設定がされているか否かを判断する。転送設定は、ユーザにより手動で設定されるようにしてもよいし、時間や曜日等により自動設定されるようにしてもよい。インターネットファクシミリ2に転送設定がされていない場合には(S3:NO)、メールデータを転送や印字することなく、処理を終了する。
一方、インターネットファクシミリ2に転送設定がされている場合には(S3:YES)、S4において、インターネットファクシミリ2が受信したメールデータにウイルスが含まれているか否かのウイルス検出をパソコン3により行う。そして、S5において、インターネットファクシミリ2によりメールデータにウイルスが含まれているか否かを判断する。インターネットファクシミリ2が、メールデータにウイルスが含まれていないと判断した場合には(S5:NO)、S6において、印字、転送などの所定の処理を行う。一方、インターネットファクシミリ2が、メールデータにウイルスが含まれていると判断した場合には(S5:YES)、S7において、ウイルス除去後に印字、転送などの所定の処理を行う。
C2.メール中継装置によるメール転送制御処理
続いて、インターネットファクシミリ(メール中継装置)2による処理を具体的に説明する。図4は、インターネットファクシミリ2によるメール転送制御処理のフロー図である。
インターネットファクシミリ2は、メールデータを受信したことをトリガとして、メール転送制御プログラム22をROM13から読み出して実行する。
インターネットファクシミリ2は、先ずS11において、パソコン3の電源が入っているか否かを判断する。例えば、インターネットファクシミリ2は、パソコン3に稼働確認信号を送信し、パソコン3が応答するか否かを確認することにより、パソコン3の電源が入っているか否かを判断する。パソコン3の電源が入っていると判断した場合には(S11:YES)、そのままS13へ進む。一方、パソコン3の電源が入っていないと判断した場合には(S11:NO)、S12において、パソコン3の電源を入れてから、S13へ進む。
そして、S13において、例えばパソコン3へメール受信信号を送信し、メールデータを受信したことを知らせる。そして、S14において、メールデータの送信を要求するリクエスト信号をパソコン3から受信したか否かに基づいて、パソコン3からメールデータのリクエストが有るか否かを判断する。パソコン3からメールデータのリクエストがないと判断した場合には(S14:NO)、パソコン3がメールデータを受信できる環境を整えていないと考えられるので、パソコン3からリクエストがあるまで待機する。
一方、パソコン3からメールデータのリクエストが有ると判断した場合には(S14:YES)、パソコン3がメールデータを受信できる環境を整えていると考えられるので、S15において、受信時に不揮発性RAM18に記憶されたメールデータを読み出して、LAN4を介してパソコン3する。それから、S16において、パソコン3からウイルス検出結果を含むデータを受信したか否かを判断する。パソコン3からウイルス検出結果を含むデータを受信していないと判断する場合には(S16:NO)、受信するまで待機する。ウイルス検出機能の確実を期するためである。これに対して、パソコン3からウイルス検出結果を受信したと判断した場合には(S16:YES)、S17において、パソコン3から返信されたデータをもとに、メールデータにウイルスが含まれているか否かを判断する。
メールデータにウイルスが含まれていない場合には(S17:NO)、S18において、メールデータをそのまま印字したり、或いは、予め設定された転送先へ転送する。一方、メールデータにウイルスが含まれていた場合には(S17:YES)、S19において、ウイルスを除去されたメールデータを印字したり、或いは、予め設定された転送先へ転送する。これにより、メールデータの受信時点でメールデータにウイルスが含まれている場合でも、そのウイルスをメールデータから除去した後、安全なメールデータを転送先へ転送することが可能である。そして、S20において、転送したメールデータがパソコン3によりウイルスを除去された旨を通知し、メールデータの転送前にウイルスを除去したことをユーザに知らしめる。
そして、S21において、受信したメールデータを不揮発性RAM18から削除する。インターネットファクシミリ2は、メールデータを不揮発性RAM18に記憶し、電源が落ちてもメールデータが消えないようにしている。ウイルスを含むメールデータがインターネットファクシミリ2の不揮発性RAM18に残っていると、折角S19においてウイルスを駆除したメールデータをノート型パソコン8へ転送しても、使用者の操作によってウイルスを含むメールデータを後々に誤ってノート型パソコン8などの受信装置に転送し、受信装置がウイルスに感染する恐れがある。そのため、受信したメールデータを不揮発性RAM18から削除し、ウイルス感染の根源を消去する。
C3.メール中継装置によるデコード処理
ところで、インターネットファクシミリ2は、外部から受信したメールデータにデコード処理を施し、メールデータを印字する。メールデータは、上述したように、ヘッダ、本文、添付データを含む。「ヘッダ」は、メールの送信者、受信者、経由したサーバや題名など、メールの送受信に不可欠な情報や重要なデータが書き込まれている。また、「本文」は、送信者が受信者に送りたい情報を含むものである。さらに、「添付データ」は、本文に付属して送られるデータをいい、例えば、メールの文字として使用できないデータ(バイナリデータ)が含まれているファイルを送信するために、エンコード(文字変換)が行われている。ここで、「添付データ」はワームの増殖手段として非常に頻繁に利用されており、面識のない相手からの添付データなど、安全であることが確認できない添付データの取り扱いには厳重な注意が求められる。そのため、インターネットファクシミリ2は、操作キー16を用いて予め印刷条件を設定し、その印刷条件に従ってメールデータを印字する。
図5は、インターネットファクシミリ2によるデコード処理のフロー図である。
インターネットファクシミリ2は、印字を行う場合、先ずS41において、パソコン3から受信したメールデータをヘッダ、本文、添付データに分ける。それから、S42において、ヘッダを印刷するか否かを判断する。ヘッダを印刷する設定がインターネットファクシミリ2になされていない場合には(S42:NO)、S44へ進む。一方、ヘッダを印刷する設定がインターネットファクシミリ2になされている場合には(S42:YES)、S43において、テキストのデコード、印字処理を行った後、S44へ進む。なお、ヘッダを印刷する場合、全てのヘッダを印刷しなくても、例えば、送信者と題名に関する情報のみを印刷するように予め設定するようにしてもよい。
そして、S44において、本文を印刷するか否かを判断する。本文を印刷する設定がインターネットファクシミリ2になされていない場合には(S44:NO)、S46へ進む。一方、本文を印刷する設定がインターネットファクシミリ2になされている場合には(S44:YES)、S45において、テキストのデコード、印字処理を行った後、S46へ進む。
そして、S46において、添付データを印刷するか否かを判断する。添付データを印刷する設定がインターネットファクシミリ2になされていない場合には(S46:NO)、そのまま処理を実行する。一方、添付データを印刷する設定がインターネットファクシミリ2になされている場合には(S46:YES)、S47において、添付データのフォーマットが何であるかをメールデータに含まれるフォーマットデータに基づいて判断する。添付データのフォーマットがTIFFである場合には(S47:TIFF)、S48において、TIFFのデコード、印字処理を行い、処理を終了する。添付データのフォーマットがJPEGである場合には(S47:JPEG)、S49において、JPEGのデコード、印字処理を行い、処理を終了する。さらに、添付データのフォーマットがPDFである場合には(S47:PDF)、S50において、PDFのデコード、印字処理を行い、処理を終了する。
C4.ウイルスチェック装置によるウイルス検出処理
続いて、ウイルスチェック装置であるパソコン3によるウイルス検出処理を具体的に説明する。図6は、パソコン3によるウイルス検出処理のフロー図である。
パソコン3は、インターネットファクシミリ2からメールデータを受信したときをトリガとして、HDD35からウイルス検出プログラム38を読み出して実行する。
パソコン3は、先ずS31において、メール受信信号を受信したか否かに基づいて、インターネットファクシミリ2からメールデータの受信を知らせが有るか否かを判断する。インターネットファクシミリ2から受信の知らせが無いと判断した場合には(S31:NO)、ウイルス検出を行う必要がないので、そのまま待機する。一方、インターネットファクシミリ2から受信の知らせが有ると判断した場合には(S31:YES)、S32において、インターネットファクシミリ2へリクエスト信号を送信し、メールデータの送信をリクエストする。そして、S33において、インターネットファクシミリ2からLAN4を介してメールデータを受信し、HDD35に記憶する。そして、S34において、メールデータにウイルスが含まれているか否かを検出する。
ウイルス検出方法は、周知であるので詳細な説明を省略するが、一例を簡単に説明すると、例えば、HDD35にウイルスの種類を整理したテーブルを記憶しておき、そのテーブルにメールデータを照合し、テーブルに記憶されたウイルスがメールデータに含まれているか否かを判断することにより行われる。
そして、S35において、メールデータにウイルスが含まれているか否かを判断する。メールデータにウイルスが含まれていないと判断した場合には(S35:NO)、S36において、メールデータにウイルスが含まれていなかったことを知らせるデータをインターネットファクシミリ2へ通知し、処理を終了する。
一方、メールデータにウイルスが含まれていると判断した場合には(S35:YES)、ウイルスを含む旨の検出結果を含むデータをインターネットファクシミリ2へ送信する。具体的には、S37において、例えばウイルス除去用ソフトウエアを実行するなど、周知の方法でウイルスを除去した後、S38において、ウイルスを除去したメールデータをインターネットファクシミリ2へ返信する。そして更に、S39において、メールデータにウイルスが含まれていたことを知らせるデータをインターネットファクシミリ2へ通知する。以上一連の処理を実行したら、処理を終了する。
D.機能概要
ここでは、ユーザBが出張などで事務所を空けている間に、取引先のユーザAからインターネット網INTを介してファックスを送信されてきたときに、そのファックスをユーザBが持参したノート型パソコン8へ転送する場合を例に挙げて説明する。
ユーザBは、出張などで外出する場合、インターネットファクシミリ2に転送先としてのノート型パソコン8を設定してから外出する。一方、ユーザAは、パソコン5でユーザB宛のファックス文書データを作成し、パソコン5をユーザAが契約するプロバイダのサーバ(図示せず)に接続してファックス文書データをインターネット網INTへ送信する。ファックス文書データは、ユーザAが契約するプロバイダのサーバ(図示せず)からインターネット上の複数のサーバを経由して、ユーザBが契約するプロバイダの第1サーバ6に届けられて一時的に保存される。
インターネットファクシミリ2は、24時間電源が入れられており、定期的にユーザBが契約するプロバイダの第1サーバ6にユーザB宛のメールがあるか否かを問い合わせる(図3のS1)。そのため、例えば、インターネットファクシミリ2の問い合わせ時に、ユーザAがユーザB宛に送信したファックス文書データが第1サーバ6に保存されていれば、第1サーバ6は当該ファックス文書データをインターネット網INTへ送信する。
インターネットファクシミリ2がユーザAによって送信されたファックス文書データを受信すると、インターネットファクシミリ2は、予め転送先として設定されたノート型パソコン8へファックス文書データを転送する前に、ファックス文書データをパソコン3へ送信する(図4のS15参照)。
パソコン3は、ファックス文書データをインターネットファクシミリ2から受信すると、受信したファックス文書データにウイルスが含まれているか否かを判断し、ウイルスの検出結果を含むデータを作成して、インターネットファクシミリ2へ通知する(図3のS4、図6のS35〜S39参照)。
インターネットファクシミリ2は、ウイルスの検出結果を含むデータをパソコン3から受信すると、検出結果を含むデータをノート型パソコン8へ送信する(図4のS16:YES、S17〜S20参照)。具体的には、インターネットファクシミリ2は、メールデータにウイルスを含まないと判断した場合には、受信したメールデータをそのままノート型パソコンへ転送し(図4のS17:NO、S18参照)、他方、メールデータにウイルスを含むと判断した場合には、ウイルスを除去したメールデータをノート型パソコンへ転送し、これとともにウイルスを除去した旨の通知をノート型パソコン8へ送信する(図4のS17:YES、S19、S20参照)。そのため、ユーザBは、インターネットファクシミリ2からノート型パソコン8へ転送されてきたファックス文書データにウイルスが含まれているか否かを、ウイルスを除去した旨の通知を受信したか否かに基づいて認識し、メールデータにウイルスが含まれていないことを確認した上でファックス文書データを取扱うことが可能である。
なお、ウイルス検出は、インターネットファクシミリ2本体ではなく、パソコン3側で行うため、インターネットファクシミリ2のように記憶容量が小さいものが大量のファックス文書データを受信する場合でも、ウイルス検出を適切に行い、ウイルスがノート型パソコン8などの他の端末に移すことを防止できる。特に、インターネットファクシミリ2の記憶容量が一般的にパソコン3より小さいため、本実施形態のメール受信システム1は、ウイルスの種類やウイルスソフトをインターネットファクシミリ2に記憶しきれない場合に有益である。
よって、本実施形態のメール受信システム1及びインターネットファクシミリ2によれば、インターネットファクシミリ2の記憶容量が小さい場合でも、ウイルスを検出し、ウイルス被害の拡大を防止できる。
また、本実施形態のメール受信システム1では、パソコン3がファックス文書データにウイルスを検出した場合にそのウイルスを除去し、ウイルスを除去されたファックス文書データをインターネットファクシミリ2へ送信し(図6のS37、S38参照)、インターネットファクシミリ2は、ウイルスを除去されたファックス文書データをノート型パソコン8へ転送するので(図3のS7、図4のS19参照)、ユーザBが誤ってウイルスを含むファックス文書データを開き、インターネットファクシミリ2やノート型パソコン8などをウイルスに感染させる不具合を回避し、ウイルス被害の拡大をより確実に防止することができる。
この場合に、パソコン3がウイルスを除去されたファックス文書データとともに、ウイルスを除去した旨の通知をインターネットファクシミリ2へ送信し(図4のS39参照)、インターネットファクシミリ2が、ウイルスを除去されたファックス文書データと、ウイルスを除去した旨の通知をノート型パソコン8へ転送するので(図4のS19、S20)、ユーザBは、インターネットファクシミリ2から転送されてきたファックス文書データがウイルスを含んでいたことを簡単に知ることができる。
また、本実施形態のメール受信システム1では、インターネットファクシミリ2は、外部から受信したメールデータをパソコン3へ送信する一方、メール受信時に不揮発性RAM18にメールデータを記憶するが、メールデータにウイルスが含まれている旨の通知をパソコン3から受信したときに、当該メールデータを不揮発性RAM18から消去する。そのため、インターネットファクシミリ2は、例えば、他の端末にウイルスを含むメールデータを勝手に転送する機能を有するワームウイルスを含むメールデータを受信し、不揮発性RAM18に記憶した場合でも、ウイルスを検出した旨のデータをパソコン3から返信されてきたときに、当該メールデータ自体を不揮発性RAM18から削除し、内部に残さない。これにより、ウイルスがインターネットファクシミリ2に潜在的に残存し、インターネットファクシミリ2が、使用者の操作によって後々に誤ってウイルスを含むメールデータをネットワーク上で接続する他の端末に転送し、ウイルスを他の端末に移すことがない。よって、本実施形態のメール受信システム1によれば、ネットワーク上の端末にウイルス被害が拡大することを防止できる。
ところで、本実施形態のメール受信システム1は、ファックス文書データを受信するインターネットファクシミリ2本体ではなく、インターネットファクシミリ2にLAN4を介して接続するパソコン3によりウイルス検出を行う。インターネットファクシミリ2は、電話やファックスを24時間受け付けるために24時間稼働するが、パソコン2は電源を落とされて稼働していないときや、セーブモードになって稼働していないとき等がある。パソコンが稼働していないときには、ウイルス検出をできないため、インターネットファクシミリ2はパソコン3が稼働してウイルス検出を行うまで受信したファックス文書データをノート型パソコンへ転送せずに保存しておくと考えられる。しかし、ファックス文書データが緊急性を有するときに、そのようなファックス文書データをユーザBが次にパソコン3を稼働させるまでインターネットファクシミリ2に保存しておくのは、転送機能を不当に阻害し、ユーザフレンドリに反する。
この不具合を解消するために、パソコン3が稼働していないときには、ファックス文書データをそのままノート型パソコン8へ転送し、ノート型パソコン8側でウイルス検出を行うことも考えられるが、これでは、転送前にウイルス検出を行う意義が損なわれる。また、ウイルスは、できるだけファックス文書データを受信する窓口、すなわちインターネットファクシミリ2で検出して除去等することが望ましい。インターネットファクシミリ2にLAN4を介して接続する端末や、インターネットファクシミリ2からファックス文書データを転送されるパソコン、PDA、携帯電話などの他の端末にウイルス被害が拡大することをより確実に防止できるからである。
そのため、本実施形態のメール受信システム1では、インターネットファクシミリ2は、インターネット網INTからファックス文書データを受信したときにパソコン3が稼働しているか否かを検出し、パソコンが稼働していないことを検出した場合にはパソコンを稼働させるので(図4のS11:NO、S12参照)、例えば、ユーザBが誤って外出時にパソコン3の電源を落とした場合でも、メール受信時にインターネットファクシミリ2がパソコン3を自動的に稼働させてウイルス検出を行わせることができる。
よって、本実施形態のメール受信システム1及びインターネットファクシミリ2によれば、ウイルス検出に対する信頼性を高めることができる。
E.第2実施形態
続いて、本発明のメール受信システム及びインターネットファクシミリに係る第2実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態のメール受信システムは、ウイルス検出結果を含むデータを、メールデータにウイルスが含まれているか否かを知らせるデータにより構成する点が、ウイルスを除去したメールデータ及びウイルスを除去した旨を知らせる通知によりウイルス検出結果を含むデータを構成する第1実施形態のメール受信システム1と相違する。また、本実施形態のメール受信システムは、メールデータにウイルスが検出されたときに、インターネットファクシミリ2がメールデータを他の端末に転送する転送機能を停止させる点が、ウイルスを除去してメールデータを他の端末に転送する第1実施形態のメール受信システム1と相違する。ここでは、第1実施形態と相違する点を中心に説明し、第1実施形態と共通する構成、機能については符号を第1実施形態と同一のものを用い、説明を適宜省略する。
E1.システム全体による処理
図7は、第2実施形態に係るメール受信システムによるメール受信処理のフロー図である。
本実施形態のメール受信システム1は、インターネットファクシミリ2がパソコン3から受信した検出結果から、メールデータにウイルスが含まれていると判断した場合には(図7のS5:YES)、S701において、インターネットファクシミリ2が他の端末にメールデータを転送する転送機能を停止し、処理を終了する。
E2.メール中継装置によるメール転送制御処理
次に、インターネットファクシミリ2によるメール転送制御処理について説明する。図8は、インターネットファクシミリ2によるメール転送制御処理のフロー図である。
本実施形態では、インターネットファクシミリ2は、メール転送制御処理のS5において、メールデータにウイルスが含まれていると判断すると(図8のS17:YES)、S191において、メールデータの転送機能を停止する。これにより、ユーザAが送信したメールデータがインターネットファクシミリ2からパソコン3へ転送されないのみならず、他のメールデータがインターネット網INTやLAN4などのネットワークを介して他の端末等に転送されなくなる。
そして、S192において、インターネットファクシミリ2の転送機能が停止されたことを知らせる転送機能停止通知を作成し、ユーザBのノート型パソコン8へ転送する。これにより、ユーザBは、インターネットファクシミリ2がメールデータを転送しなくなったことを知ることができる。
E3.ウイルスチェック装置によるウイルス検出処理
次に、パソコン3によるウイルス検出処理について説明する。図9は、パソコン3によるウイルス検出処理のフロー図である。
本実施形態では、パソコン3は、図9のS35において、インターネットファクシミリ2から受信したメールデータにウイルスが含まれていることを検出すると(S35:YES)、S371において、メールデータにウイルスが含まれていたことを知らせるデータをインターネットファクシミリ2へ送信する。つまり、パソコン3は、ウイルスを除去せずに、ウイルスが含まれていたことのみをインターネットファクシミリ2へ知らせる。そのため、パソコン3にウイルスを除去するソフトウエアを記憶し、ウイルスを除去させる必要がなく、パソコン3の負担が軽減される。
E4.機能概要
本実施形態のメール受信システムでは、パソコン3は、インターネットファクシミリ2から受信したメールデータにウイルスが含まれていたか否かをインターネットファクシミリ2へ通知し(図9のS371参照)、インターネットファクシミリ2は、メールデータにウイルスが検出された旨の通知をパソコン3から受信すると、メールデータの転送機能を停止するので(図7のS701、図8のS191参照)、インターネットファクシミリ2がウイルスを含むメールデータをネットワーク(LAN4やインターネット網INTなど)を介して他の端末(ノート型パソコン等)に転送することができず、ネットワーク上の端末にウイルス被害が拡大することを防止できる。
F.変形例
尚、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
(1)例えば、上記実施形態では、インターネットファクシミリ2から第1サーバ6へ受信メールの問い合わせを行ったが、第1サーバ6からインターネットファクシミリ2へ転送要求を出すようにしてもよい。
(2)例えば、上記実施形態では、電源制御装置をインターネットファクシミリ2に搭載し、ウイルスチェックが必要なときに、パソコン3の電源を入れた(図4のS11、S12参照)。これに対して、例えば図10に示すように、インターネットファクシミリ2が第1サーバ6にユーザB宛のメールデータを問い合わせ、第1サーバ6からユーザB宛のメールデータを受信したときに、パソコン3が稼働しているか否かを検出し(図10のS11参照)、稼働していないことを検出した場合には(図10のS11:NO)、ユーザB宛にNotification Mail(注意メール)を作成して、その注意メールをメールデータと共にノート型パソコン8へ送信するようにしてもよい(図10のS121参照)。この場合、例えば、ユーザBが誤って外出時にパソコン3の電源を落とし、ウイルス検出をできない場合でも、ユーザBは、ノート型パソコン8が受信した注意メールを見て、メールデータにウイルスが含まれている可能性があることを認識し、メールデータの取扱いに注意を払う。このようなメール受信システムによれば、ユーザBがウイルスを含むメールデータを誤って開いてノート型パソコン8にウイルスを移されることを予防することができ、ウイルス検出に対する信頼性を高めることができる。
(3)例えば、上記実施形態では、メール中継装置としてインターネットファクシミリを使用したが、インターネット網に接続してメール機能を有するものであれば、プリンタなどの周辺機器であってもよい。また、上記実施形態では、ウイルスチェック装置としてパソコンを使用したが、ウイルス検出専用端末などであってもよい。また、上記実施形態では、受信装置としてノート型パソコン8を使用したが、PDAや携帯電話などディスプレイと通信機能を備えた情報処理装置であればよい。
(4)例えば、上記実施形態では、インターネットファクシミリ2とパソコン3をLAN4を介して接続したが、USBなどの専用ケーブルで接続してもよい。
(5)例えば、上記実施形態では、メール転送を主に説明したが、メールデータを印字する際に、検出結果を含むデータを転送先へ送信し、メールデータにウイルスが含まれていたか否かを知らせるようにしてもよい。ユーザは、メール中継装置がウイルスに感染した可能性がある場合には、メール中継装置から転送されてきたメールデータの受信を拒否するなど、転送先の受信装置がウイルスに感染することを予防し、ウイルス被害の拡大を防止することができる。
なお、本発明における第1受信手段(受信手段)は本実施形態においてS2の処理にて実現される。また、S15の処理が送信手段に、S16の処理が第2受信手段に、S19が転送手段に相当し、S21がメール消去手段に相当する。また、S191が転送停止手段に相当する。S11が検出手段に相当する。稼働制御手段は、S11:NO、S12において実現される。また、S121が注意メール送信手段に相当する。また、S33の処理が第3受信手段に、S34の処理がウイルス検出手段に、S38,39の処理が通知手段に相当し、S37がウイルス除去手段に相当する。さらに、本実施形態では、S38,39において通知されたデータは、S19、S20においてノート型パソコン8(受信装置)に転送(送信)される。
本発明の第1実施形態に係るメール通信システムの概略構成図である。 図1に示すインターネットファクシミリとパソコンのブロック図である。 メール受信処理のフロー図である。 メール中継装置により行われるメール転送制御処理のフロー図である。 メール中継装置により行われるデコード処理のフロー図である。 ウイルスチェック装置により行われるウイルスチェック処理のフロー図である。 本発明の第2実施形態に係るメール受信システムによるメール受信処理のフロー図である。 メール中継装置により行われるメール転送制御処理のフロー図である。 ウイルスチェック装置により行われるウイルスチェック処理のフロー図である。 メール転送制御処理の変形例である。
符号の説明
1 メール受信システム
2 インターネットファクシミリ(メール中継装置)
3 パソコン(ウイルスチェック装置)
8 ノート型パソコン(受信装置)
22 メール転送制御プログラム
38 ウイルス検出プログラム

Claims (11)

  1. 外部から受信したメールデータを、予め転送先として設定した受信装置へ転送するメール中継装置と、前記メール中継装置に接続されるウイルスチェック装置とを含み、
    前記メール中継装置は、
    前記メールデータを外部から受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段において受信した前記メールデータを、前記受信装置に転送する前に前記ウイルスチェック装置へ送信する送信手段と、
    前記ウイルスチェック装置からデータを受信する第2受信手段と、を有し、
    前記ウイルスチェック装置は、
    前記外部から受信した前記メールデータを、前記メール中継装置から受信する第3受信手段と、
    前記第3受信手段において受信した前記メールデータにウイルスが含まれているか否かを検出するウイルス検出手段と、
    前記ウイルス検出手段による検出結果を含むデータを前記メール中継装置へ通知する通知手段と、を有し、
    前記メール中継装置が前記検出結果を含むデータを前記受信装置へ送信すること、を特徴とするメール受信システム。
  2. 請求項1に記載するメール受信システムにおいて、
    前記ウイルスチェック装置は、
    前記ウイルス検出手段において前記ウイルスが検出されたときに、前記ウイルスを除去するウイルス除去手段を有し、
    前記通知手段において、前記検出結果を含むデータとして、前記ウイルス除去手段において前記ウイルスを除去された前記メールデータを前記メール中継装置へ返信することで通知し、
    前記メール中継装置は、
    前記通知手段により通知された前記ウイルスを除去された前記メールデータを、前記受信装置に転送すること、を特徴とするメール受信システム。
  3. 請求項2に記載するメール受信システムにおいて、
    前記ウイルスチェック装置は、
    前記ウイルス除去手段において前記ウイルスを除去したときに、前記通知手段が、前記ウイルスを除去した前記メールデータとともに、前記ウイルスを除去した旨の通知を前記メール中継装置へ通知し、
    前記メール中継装置は、
    前記ウイルスチェック装置により前記ウイルスを除去された前記メールデータを前記受信装置に転送するときに、前記通知を併せて送信すること、を特徴とするメール受信システム。
  4. 請求項1に記載するメール受信システムにおいて、
    前記ウイルスチェック装置は、
    前記通知手段において、前記メールデータに前記ウイルスが検出されたか否かを前記メール中継装置に通知し、
    前記メール中継装置は、
    前記ウイルスチェック装置の通知手段において、前記ウイルスが検出された旨の通知があった場合に、前記メールデータの転送機能を停止する転送停止手段を有すること、を特徴とするメール受信システム。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載するメール受信システムにおいて、
    前記メール中継装置は、
    前記第1受信手段にて受信した前記メールデータを記憶する記憶手段と、
    前記通知手段にて通知された前記ウイルスの検出結果として前記メールデータに前記ウイルスが含まれている旨の通知である場合、前記記憶手段に記憶された前記メールデータを消去するメール消去手段を有することを特徴とするメール受信システム。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載するメール受信システムにおいて、
    前記メール中継装置は、インターネットファクシミリであり、
    前記ウイルスチェック装置は、パーソナルコンピュータであること、を特徴とするメール受信システム。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載するメール受信システムにおいて、
    前記メール中継装置は、
    前記メールデータを外部から受信したときに、前記ウイルスチェック装置が稼働しているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段が、前記ウイルスチェック装置が稼働していないことを検出したときに、前記ウイルスチェック装置を稼働させる稼働制御手段と、を有すること、を特徴とするメール受信システム。
  8. 請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載するメール受信システムにおいて、
    前記メール中継装置は、
    前記メールデータを外部から受信したときに、前記ウイルスチェック装置が稼働しているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段が、前記ウイルスチェック装置が稼働していないことを検出したときに、前記ウイルスチェック装置により前記ウイルスを検出できない旨の注意メールを作成し、前記注意メールを前記受信装置へ送信する注意メール送信手段と、を有すること、を特徴とするメール受信システム。
  9. 外部から受信したメールデータを、予め転送先として設定した受信装置へ転送するインターネットファクシミリにおいて、
    ウイルスが前記メールデータに含まれているか否かを検出し、前記ウイルスが含まれている場合には前記ウイルスを除去する機能を備えたパーソナルコンピュータに接続されており、
    前記外部から前記メールデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記メールデータを前記パーソナルコンピュータへ送信する送信手段と、
    前記パーソナルコンピュータによって前記ウイルスが除去された前記メールデータを前記受信装置へ転送する転送手段と、を有すること、を特徴とするインターネットファクシミリ。
  10. 請求項9に記載するインターネットファクシミリにおいて、
    前記メールデータを外部から受信したときに、前記パーソナルコンピュータが稼働しているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記パーソナルコンピュータの稼働状態を検出しないときに、前記パーソナルコンピュータを稼働させる稼働制御手段と、を有すること、を特徴とするインターネットファクシミリ。
  11. 請求項9に記載するインターネットファクシミリにおいて、
    前記メールデータを外部から受信したときに、前記パーソナルコンピュータが稼働しているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記パーソナルコンピュータの稼働状態を検出しないときに、前記パーソナルコンピュータにより前記ウイルスを検出できない旨の注意メールを作成し、前記注意メールを前記受信装置へ送信する注意メール送信手段と、を有すること、を特徴とするインターネットファクシミリ。
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