JP2007052668A - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

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哲明 桐山
Takashi Shimizu
崇史 清水
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Abstract

【課題】 サーバ側ではどのクライアントからの要求かどうかを一切知る必要がなく、クライアントプロセスからの要求に応じた応答の処理に専念することができる情報処理システムを提供する。
【解決手段】 メインCPU8は、映像再生装置のクライアント上のGUIに対応した処理を行う複数のクライアントプロセス部23と、通信用識別子の生成および管理を行う識別子生成/管理部24と、クライアントプロセスからの要求に識別子を付与する識別子付与部25と、識別子が付与された通信データを共有メモリ15へ書き込む書き込み部26と、共有メモリ15から識別子と応答が含まれた通信データを読み出す読み出し部27と、識別子を解析し、識別子から対応するクライアントプロセス23を決定して応答を戻す識別子解析部27から構成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、要求を出すクライアントと、クライアントからの要求とその要求に対して生成した応答を共有メモリに入出力しながらクライアントに対して応答を返すサーバとを備えてなる情報処理システム及び情報処理方法に関する。
従来、単一のサーバと複数台のクライアントからなるサーバ・クライアント型情報処理システムにおいては、サーバと各クライアント間を直接接続するか、またはサーバ側で処理を受け付けてからはじめてサーバ側でクライアントの識別情報を生成し、要求に応じた処理を行ってクライアントに処理結果を応答として戻す間、アプリケーションレベルでクライアントの識別情報を保持する必要があった。
例えば、下記特許文献1には、サーバ側にてサーバ・クライアント間に設定するコンテンツ配信コネクションの識別子としてのコネクションIDを生成し、このコネクションIDをクライアントに提供するサーバ装置、情報処理装置等が開示されている。
また、共有バス接続でのマルチCPU構成の情報処理システムにおいては、クライアントプロセッサ毎に、サーバとして動くブロックに共有メモリ空間を複数割り当てる必要があり、サブCPUのリソース(共有メモリ)を過大に消費していた。
また、単一CPU上で動くマルチタスクシステムにおいて、サーバプロセスとクライアントプロセスにおのおの独立した通信路(メッセージキュー)を用意する必要がある。
ところで、近年、デジタルシネマが注目されるようになった。デジタルシネマは、デジタルコンテンツ化されて配送、またはネットワーク等を通して配信された映画用のデジタル映像情報を例えばアレイ構成の複数のHDDからなる大容量の情報記憶装置に記録し、この大容量情報記憶装置から連続的にデジタル映像情報を読み出して映像再生装置にて再生し、反射型プロジェクタ又は透過型プロジェクタに供給し、これらプロジェクタによってスクリーンに投影する、映画情報処理システムである。
特開2004−348454号公報
上述した従来の情報処理システムにおいては、独立した通信路、ステートマシン等をクライアント毎に用意する必要があり、構成変更(クライアント数の変更)等においては大きな設計変更が必要であった。
特に、デジタルシネマシステムに用いられる映像再生装置にあって、内部にクライアントとサーバという構成を適用することを考えた場合、サーバとして用いることになるブロックでは、ビデオやオーディオのデコード等のリアルタイム処理を受け持つ。このため、サーバブロックでは、識別情報を生成し、それを管理するような処理は上記リアルタイム処理に影響を及ぼす虞があり、処理の高速化、記述の簡略化の妨げになってしまう。
また、上記映像再生装置にあって、サーバブロックにおける共有メモリの過大消費もコストの面、装置の大型化の面から避けたい。また、サーバプロセスとクライアントプロセスとの間におのおの独立した通信路を用意するのも、同様にコストの面、装置の大型化の面からも避けたい。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、サーバ側ではどのクライアントからの要求かどうかを一切知る必要がなく、クライアントからの要求に応じた応答の処理に専念することができる情報処理システム及び情報処理方法の提供を目的とする。
本発明に係る情報処理システムは、上記課題を解決するために、要求を出すクライアントと、クライアントからの要求とその要求に対して生成した応答を共有メモリに入出力しながらクライアントに対して要求に応じた応答を返すサーバとを備えてなる情報処理システムにおいて、上記クライアントは、ユーザインターフェースに対応した処理を行う複数のクライアントプロセス機能部と、上記複数のクライアントプロセス機能部からの各要求に応じた通信用の識別情報を生成する識別情報生成部と、上記識別情報生成部により生成された各識別情報を該当のクライアントプロセス機能部の要求用通信データに付与する識別情報付与部と、上記識別情報付与部により各識別情報が付与された要求用通信データを上記クライアントの上記共有メモリに書き込むデータ書き込み部と、上記クライアントが上記要求に応じて生成して上記共有メモリに書き込んだ上記識別情報が付与された応答用通信データを読み出すデータ読み出し部と、上記データ読み出し部により上記共有メモリから読み出された上記応答用通信データから当該応答に付与された識別情報を解析する識別情報解析部と、上記識別情報解析部によって解析された識別情報に応じて応答を上記要求を出したクライアントプロセス機能部に戻す制御部とを有し、上記サーバは、上記共有メモリから上記識別情報が付与された要求用通信データを読み出すデータ読み出し部と、上記データ読み出し部が上記共有メモリから読み出した上記要求用通信データから上記識別情報を分離する識別情報分離部と、上記識別情報分離部によって上記要求用通信データから分離された識別情報を一時的に記憶する識別情報記憶部と、上記識別情報分離部によって上記識別情報が分離された上記要求用通信データに対する応答を生成する応答生成部と、上記応答生成部で生成された応答に上記識別情報記憶部に記憶された識別情報を付与して応答用通信データを生成する識別情報復元部と、上記識別情報復元部で生成された上記応答用通信データを上記共有メモリへ書き込むデータ書き込み部とを有してなる。
また、本発明に係る情報処理方法は、上記課題を解決するために、要求を出すクライアントと、クライアントからの要求とその要求に対して生成した応答を共有メモリに入出力しながらクライアントに対して要求に応じた応答を返すサーバとを備えてなる情報処理システムにおいて実行される情報処理方法であって、ユーザインターフェースに対応した処理を行う複数のクライアントプロセス機能工程と、上記複数のクライアントプロセス機能工程からの各要求に応じた通信用の識別情報を生成する識別情報生成工程と、上記識別情報生成工程により生成された各識別情報を該当のクライアントプロセス機能部の要求用通信データに付与する識別情報付与工程と、上記識別情報付与工程により各識別情報が付与された要求用通信データを上記クライアントの上記共有メモリに書き込むデータ書き込み工程と、上記共有メモリから上記識別情報が付与された要求用通信データを読み出すデータ読み出し工程と、上記データ読み出し工程が上記共有メモリから読み出した上記要求用通信データから上記識別情報を分離する識別情報分離工程と、上記識別情報分離工程によって上記要求用通信データから分離された識別情報を一時的に記憶部に記憶する識別情報記憶工程と、上記識別情報分離工程によって上記識別情報が分離された上記要求用通信データに対する応答を生成する応答生成工程と、上記応答生成工程で生成された応答に上記識別情報記憶部に記憶された識別情報を付与して応答用通信データを生成する識別情報復元工程と、上記識別情報復元工程で生成された上記応答用通信データを上記共有メモリへ書き込むデータ書き込み工程と、上記クライアントが上記要求に応じて生成して上記共有メモリに書き込んだ上記識別情報が付与された応答を読み出すデータ読み出し工程と、上記データ読み出し工程により上記共有メモリから読み出された上記応答から当該応答に付与された識別情報を解析する識別情報解析工程と、上記識別情報解析工程によって解析された識別情報に応じて応答を上記要求を出したクライアントプロセス機能部に戻す制御工程とを有してなる。
具体的な手段としては、複数の通信端末、クライアント、CPU,タスク等(以下クライアントと呼ぶ)と一つの中央処理装置、サーバ、CPU、タスク(以下サーバと呼ぶ)との間でのリクエスト/レスポンス型通信において、両者間でやりとりされる通信パケット内にクライアントを識別するためのユニークな情報を記録するエリアを持つ。
クライアントはサーバへの要求毎にユニークな識別情報を生成して付加し、PCI−Xバスの通信制御装置へ送る。通信制御装置は上記情報をそのままサーバの通信制御装置へ送る。サーバは送られた情報のうち、クライアントを識別するための識別情報を記憶部に保持したままリクエストの処理を行い、サーバの通信制御装置へ戻す。サーバの通信制御装置は、クライアントが付加した識別情報を参照して、複数のクライアントの中から要求を出したクライアントを決定し、そのクライアントに処理結果を通知する。また、サーバはクライアント側からの(リクエスタ側からの要求とは関係ない)情報を通知するために、あらかじめ送信者識別番号の一部にリクエスタは使用禁止とする識別番号を決めておく。この識別番号により、サーバは異常状態を緊急にクライアントに知らせることができる。
本発明によれば、サーバ側はどのクライアントからの要求かどうかを一切知る必要がなく、クライアントからの要求に応じた応答の処理に専念することができるので、処理の高速化、記述の簡略化を実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。この実施の形態は、映像情報を外部ストレージから連続的に読み出して再生し、再生した映像をプロジェクタによりスクリーンに投影すると共に、映像に関連した音響をスピーカから再生する映像再生システムである。特に、デジタルシネマの映像情報、及び音響情報を扱う映画再生システムと称する。
図1に示すように、映画再生システム1は、映像再生装置用コントローラ2、映像再生装置本体3、外部ストレージ6、プロジェクタ7からなり、映像再生装置2本体に外部ストレージ6とプロジェクタ7と映像再生装置用コントローラ2が接続している構成である。
外部ストレージ6は、例えば、単独又はアレイ構成の複数のハードディスクドライブ(HDD)からなり、デジタルコンテンツ化されて配送、またはネットワーク等を通して配信された映画用のコンテンツを記録している。コンテンツがデジタル映像情報及び音響情報、さらに関連情報からなるのもちろんである。
映像再生装置用コントローラ2は、CPUにバスを介してROM,RAM,入出力I/F、通信I/F等を接続したコンピュータであり、映像再生装置3の動作を制御する。
映像再生装置3本体は、メインブロック部4とDCブロック部5からなる。メインブロック部4は、映像再生装置用コントローラ2からの指示に基づき、外部ストレージ6からコンテンツを読み込む。読み込まれたコンテンツは、DCブロック部5に転送される。DCブロック部5は、転送されたコンテンツの映像及びオーディオ情報を復号し、映像情報をプロジェクタ7に、オーディオ情報をアンプ等に供給する。プロジェクタ7は、スクリーン上に復号した映像を投影する。アンプは、音響情報を増幅してからスピーカに渡す。
このように、映像再生装置3は、外部ストレージ6から連続的にコンテンツを読み出して再生し、映像情報をプロジェクタ7に供給し、音響情報をアンプを介してスピーカに供給する。プロジェクタ7は、再生された映像を図示しないスクリーンに投影する。また、アンプで増幅された音響情報はスピーカから放音される。
映画再生システム1にあっては、コンテンツは暗号化されており、何らかの方法で映像再生装置3に鍵を与えて、コンテンツの読み取りと同時に暗号を解く必要がある。また、コンテンツの暗号化鍵そのものも公開鍵暗号によって暗号化されている。このため再生時には、映像再生装置毎に異なった公開鍵が配布される。この公開鍵を使ってコンテンツ鍵の暗号化を解くことになるが、この復号処理は、CPUにとっては重い処理である。公開鍵として、後述するようにビット長が2048というようなRSAを用いるためである。この公開鍵を用いたコンテンツ鍵の取り出しという重いセキュリティ処理は、メインブロック部4にて行う。このコンテンツの暗号化と、そのための、鍵の暗号化については後述する。
図2は映像再生装置3のさらに詳細な構成図である。メインブロック部4は、メインCPU8、ROM/RAM9、ネットワークインターフェース10、ストレージインターフェース11、セキュリティデバイス12からなり、メインCPU8に内部バス13を介してROM/RAM9、ネットワークインターフェース10、ストレージインターフェース11、セキュリティデバイス12が接続している構成である。
メインCPU8は、機能的に、映像再生装置上のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)に対応した複数の処理(クライアントプロセス)を行う。また、通信用識別子の生成及び管理(どのプロセスがどの識別子を使っているかの管理)を行う。また、各クライアントプロセスからの要求に識別子を付与する。また、識別子が付与された通信データを後述の共有メモリへ書き込む。また、共有メモリから識別子と応答が含まれた通信データを引き取る(読み出す)。また、識別子から対応するクライアントプロセスを決定し、該当クライアントプロセスに応答を戻す。
ROM/RAM9は、メインCPU8がクライアントプロセスを行うためのアプリケーションやデータを格納している。また、RAMはCPUが各アプリケーションを実行する際のワークエリアとなる。
ネットワークインターフェース10は、映像再生装置用コントローラ2との通信インターフェースである。ストレージインターフェース11は、外部ストレージ6とのインターフェースである。これらインターフェース10及び11は、外部に接続された装置との間でコンテンツや制御信号のやりとりを行うものであり、比較的重い処理を行うことになる。
セキュリティデバイス12は、外部ストレージ6に記録されている、例えば手順公開型の共通鍵暗号(Advanced Encryption Standard:AES)鍵によって暗号化されたコンテンツ(暗号化コンテンツ)を解読するために、ブロック長128ビットのAES鍵を取り出す。AES鍵そのものは、公開鍵暗号(Public-key Cryptography)、例えばRSA(Rivest-Shamir-Adleman Scheme)によって暗号化されている。そこで、映像再生装置毎に配送される、異なったRSA鍵(長さ2048ビット)を用いてAES鍵の暗号化を解く必要がある。この処理は、上述したようにCPUにとっては、上記外部とのインターフェース処理同様に重い処理となる。
DCブロック部5は、サブCPU14、共有メモリ15、ROM/RAM16、データ転送IF17,ビデオデコーダ18、オーディオデコーダ19からなり、サブCPU14に内部バス20を介して共有メモリ15、ROM/RAM16、データ転送IF17,ビデオデコーダ18、オーディオデコーダ19を接続した構成である。また、ビデオデコーダ18には、デコード処理を行うときに、映像データを一時的に格納するデュアル構成のバッファ21が接続されている。同様に、オーディオデコーダ19にもデュアル構成のバッファ22が接続されている。
メインブロック部4とDCブロック部5は、PCI−Xバス23で結合されており、DCブロック側に実装されている共有メモリ15を使ってメインCPU8とサブCPU14が通信を行う。DCブロック部5のサブCPU14は、メインブロック部4のメインCPU8からの指示に基づき、ビデオデコーダ18及びオーディオデコーダ19の動作、停止等の制御を行う。
サブCPU14は、メインブロック部4によって共有メモリ15に書き込まれた通信データを共有メモリ15から読み出す。また、通信データを識別子とクライアントプロセスからの要求に分離する。また、識別子を一時的に記憶する。また、クライアントプロセスからの要求を処理してDCブロック部5上のデータ転送I/F17やビデオデコーダ18、オーディオデコーダ19の制御と監視を行う。また、クライアントプロセスからの要求に応じた応答を生成する。また、生成した応答に識別子を付与して通信データを作成する。また、通信データを共有メモリへ書き込む。
共有メモリ15には、クライアントプロセスからの要求とその要求に対して生成した応答が入出力される。
ROM/RAM16は、サブCPU14におけるアプリケーションやデータを格納している。また、RAMはサブCPU14が各アプリケーションを実行する際のワークエリアとなる。
データ転送I/F17は、メインブロック部4から、PCI−Xバス23を介して伝送されてきたコンテンツの映像情報及びオーディオ情報をビデオデコーダ18及びオーディオデコーダ19に渡す。
ビデオデコーダ18は、コンテンツの映像情報をデュアルバッファ21を用いながらデコードし、プロジェクタ7に供給する。
オーディオデコーダ19は、コンテンツのオーディオデータをデュアルバッファ22を用いながらデコードし、アンプに送る。
なお、DCブロック部5側では、メインブロック部4側で取り出されたAES鍵を用いて、AES暗号化されたコンテンツを復号する。
また、DCブロック部5側から、後述するように、再生不能等のエラー情報をメインCPU8に戻すことも可能となっている。
このように、映像再生装置3では、メインブロック部4側で公開鍵暗号(RSA)の解読や、ネットワークインターフェース10及びストレージインターフェース11を用いた外部とのやりとりなど比較的重い処理を行っている。一方、DCブロック部5側では、ビデオデコーダ18によりビデオデータのデコード、オーディオデコーダ19を用いてオーディオデータのデコード、あるいはビデオやオーディオデータのタイミング調整のような、リアルタイム性のある処理を行っている。このため、DCブロック側のソフトウェアには重たい処理を持たせないようにする必要がある。
図3は、メインブロック部4のメインCPU8と、DCブロック部5のサブCPU14における機能ブロック図である。
メインCPU8は、メディアターミナルクライアント上のGUIに対応した処理を行う複数のクライアントプロセス部23,23,・・・23と、通信用識別子の生成および管理(どのクライアントプロセス23がどの識別子を使っているか。)を行う識別子生成/管理部24、クライアントプロセスからの要求に識別子を付与する識別子付与部25、識別子が付与された通信データを共有メモリ15へ書き込む書き込み部26、共有メモリ15から識別子と応答が含まれた通信データを読み出す読み出し部27、識別子を解析し、識別子から対応するクライアントプロセス23を決定して該当クライアントプロセス23に応答を戻す識別子解析部27から構成されている。
また、クライアントプロセス側からの要求なしにDCブロック部5からの応答を受け取るための特別なクライアントプロセス23も用意されている。
サブCPU14側は、通信データを共有メモリ15から読み出す読み出し部28、通信データを識別子とクライアントプロセスからの要求に分離する識別子分離部29、識別子を一時的に記憶する識別子記憶部30、クライアントプロセスからの要求を処理してDCブロック部5上のデータ転送I/F17やビデオデコーダ18、オーディオデコーダ19の制御と監視をDCブロック部5の制御監視&応答処理部31、制御監視&応答処理部31にて生成した応答に識別子を付与して通信データを作成する識別子復元部32、識別子復元部32で作成された通信データを共有メモリ15へ書き込む書き込み部33から構成されている。
共有メモリ15内には、識別子付与部25にて識別子が付与された、クライアントプロセスからの各要求データが書き込み部26により順次書き込まれるコマンド(command)FIFO15aと、識別子復元部32で識別子が付与された応答などの通信データが書き込み部33により順次書き込まれるリゾルト(result)FIFO15bとが形成される。
このように、クライアントプロセス23からの要求は、共有メモリ15内に形成されたコマンドFIFO15aに書き込み部26により書き込まれる。また、コマンドFIFO15aから割り込み処理により共有メモリ15への要求データの入力をサブCPU14が知ると、サブCPU14はコマンドFIFO15aから要求データを読み出し部28を用いて読み出す。また、上記クライアントプロセスからの要求に応じて生成された応答は共有メモリ15に形成されたリゾルトFIFO15bに書き込み部33により書き込まれる。同様に、リゾルトFIFO15bから割り込み処理により共有メモリ15への応答データの入力をメインCPU8が知ると、メインCPU8はリゾルトFIFOから応答データを読み出し部27により読み出す。
DCブロック部5に対して処理依頼を出したいクライアントプロセス23は、先ず、最初にDCブロック部5への要求メッセージを作成し、識別子付与部25にメッセージを渡す。識別子付与部25では、識別子生成/管理部24から、クライアントプロセス毎にあらかじめ定められた識別子、あるいは、要求毎に生成するユニークな識別子とその識別子に対応するクライアントプロセスのテーブルに記載された識別子を取得し、通信パケットを生成し、共有メモリ15へ書き込む。
サブCPU14側は、何らかの方法、例えば上述したような割り込み処理により、通信パケットの到着を検出し、共有メモリ15から通信パケットを読み出し、識別子分離部29へ渡す。識別子分離部29で、識別子と要求メッセージの分離を行い、メッセージをDCブロックの制御監視&応答処理部31に渡す。制御監視&応答処理部31では、コマンドの解析及び実行を行い、DCブロックの各ブロックの制御、あるいは監視を行い、その実行結果を応答メッセージとして生成し、この応答を識別子復元部32に渡す。識別子復元部32では、先に識別子記憶部32に記憶保存しておいた識別子を付与して通信パケットを生成し、共有メモリ15のリゾルトFIFO15bへ書き込み部33により書き込む。
メインCPU8側では、何らかの方法、例えば上述した割り込み処理により、サブCPU14からの通信パケットの到着を検出し、共有メモリ15のリゾルトFIFO15bから通信パケットを読み出し部27により読み出し、識別子解析部28へ渡す。識別子解析部28で、あらかじめ定められた識別子あるいは、動的に生成された識別子とクライアントプロセス対応表から応答メッセージの元になった要求メッセージを生成したクライアントプロセス23を割り出し、そのクライアントプロセスに対して応答メッセージを返す。
また、上記の構成においては、メインCPU8のクライアントプロセス23iが発行するコマンドとは関係なく異常状態等の通知のため、サブCPU14自らが応答メッセージを生成してメインCPU8に何らかの通知を行うことができる。これに対応するために、あらかじめ識別子の一部をメインCPU8とサブCPU14同意の上で予約しておく。サブCPU14自ら応答メッセージを生成する場合には、この予約された識別子を使って通信を行う。メインCPU8側には特別な識別子を持つメッセージに対応するための特別なクライアントプロセス23xを用意する。メインCPU8およびクライアントプロセスでは、この特別な識別子を持つメッセージが検出されたときに、画面へのエラー表示や、表示灯の点滅等、使用者に対して装置が特別な状態な状態にあることを通知する。
DCブロック部5における異常状態としては、ビデオ/オーディオデータのデコード失敗、ビデオ/オーディオデータの不着、データ形式の誤り、データが壊れている状態、データの分布間違い、シンタックスが異なる、AES暗号が解けない等がある。また、ビデオデコーダ18のバッファ21のエンプティ、或いはバッファアンダーランがある。バッファ21は、デュアルバッファであり、いずれかひとつのバッファからデータが読み出されて空になる前に他のバッファにデータが書き込まれるという処理を交互に繰り替えして行うが、一方のバッファが空になってしまうことをエンプティ、両方のバッファが空になってしまうのをバッファアンダーランという。ビデオ、オーディオの再生時には、ましてや映画として用いるコンテンツの再生時には望ましくない異常状態である。通常は、2つ以上の閾値の設定などによりこのような異常状態の起こる前に、データの書き込み、読み出しを行うように制御されている。
通信パケットの一例を図4に示す。この例では、識別子として8ビット幅のフィールドを用意し、クライアント毎に1から255までの値をとる。0はサブCPUからの特別なメッセージ、つまり上記異常状態を表すものとして予約されている。もちろん、これは一例であり、例えば異常状態を表すのに、4ビットを割り当てて、0から15までの16通りを確保してもよい。
映画再生システムの構成図である。 映像再生装置の構成図である。 メインブロック部のメインCPUと、DCブロック部のサブCPUにおける機能ブロック図である。 通信パケットの一例を示す図である。
符号の説明
1 映画再生システム、2 映像再生装置用コントローラ、3 映像再生装置、4 メインブロック部、5 DCブロック部、6 外部ストレージ、7 プロジェクタ、8 メインCPU、14 サブCPU、15 共有メモリ、18 ビデオデコーダ、19 オーディオデコーダ

Claims (4)

  1. 要求を出すクライアントと、クライアントからの要求とその要求に対して生成した応答を共有メモリに入出力しながらクライアントに対して要求に応じた応答を返すサーバとを備えてなる情報処理システムにおいて、
    上記クライアントは、ユーザインターフェースに対応した処理を行う複数のクライアントプロセス機能部と、
    上記複数のクライアントプロセス機能部からの各要求に応じた通信用の識別情報を生成する識別情報生成部と、
    上記識別情報生成部により生成された各識別情報を該当のクライアントプロセス機能部の要求用通信データに付与する識別情報付与部と、
    上記識別情報付与部により各識別情報が付与された要求用通信データを上記クライアントの上記共有メモリに書き込むデータ書き込み部と、
    上記クライアントが上記要求に応じて生成して上記共有メモリに書き込んだ上記識別情報が付与された応答用通信データを読み出すデータ読み出し部と、
    上記データ読み出し部により上記共有メモリから読み出された上記応答用通信データから当該応答に付与された識別情報を解析する識別情報解析部と、
    上記識別情報解析部によって解析された識別情報に応じて応答を上記要求を出したクライアントプロセス機能部に戻す制御部とを有し、
    上記サーバは、上記共有メモリから上記識別情報が付与された要求用通信データを読み出すデータ読み出し部と、
    上記データ読み出し部が上記共有メモリから読み出した上記要求用通信データから上記識別情報を分離する識別情報分離部と、
    上記識別情報分離部によって上記要求用通信データから分離された識別情報を一時的に記憶する識別情報記憶部と、
    上記識別情報分離部によって上記識別情報が分離された上記要求用通信データに対する応答を生成する応答生成部と、
    上記応答生成部で生成された応答に上記識別情報記憶部に記憶された識別情報を付与して応答用通信データを生成する識別情報復元部と、
    上記識別情報復元部で生成された上記応答用通信データを上記共有メモリへ書き込むデータ書き込み部とを有してなる
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 上記クライアントは、公開鍵を用いて、共通鍵により暗号化されたデータを復号するための鍵を解く処理を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 上記サーバは、予め上記識別情報のうちの所定数をリザーブしておき、これらリザーブした識別情報を付与した応答用通信データをクライアントに送信することによって、サーバ内で発生した異常状態を上記クライアントに知らせることを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  4. 要求を出すクライアントと、クライアントからの要求とその要求に対して生成した応答を共有メモリに入出力しながらクライアントに対して要求に応じた応答を返すサーバとを備えてなる情報処理システムにおいて実行される情報処理方法であって、
    ユーザインターフェースに対応した処理を行う複数のクライアントプロセス機能工程と、
    上記複数のクライアントプロセス機能工程からの各要求に応じた通信用の識別情報を生成する識別情報生成工程と、
    上記識別情報生成工程により生成された各識別情報を該当のクライアントプロセス機能部の要求用通信データに付与する識別情報付与工程と、
    上記識別情報付与工程により各識別情報が付与された要求用通信データを上記クライアントの上記共有メモリに書き込むデータ書き込み工程と、
    上記共有メモリから上記識別情報が付与された要求用通信データを読み出すデータ読み出し工程と、
    上記データ読み出し工程が上記共有メモリから読み出した上記要求用通信データから上記識別情報を分離する識別情報分離工程と、
    上記識別情報分離工程によって上記要求用通信データから分離された識別情報を一時的に記憶部に記憶する識別情報記憶工程と、
    上記識別情報分離工程によって上記識別情報が分離された上記要求用通信データに対する応答を生成する応答生成工程と、
    上記応答生成工程で生成された応答に上記識別情報記憶部に記憶された識別情報を付与して応答用通信データを生成する識別情報復元工程と、
    上記識別情報復元工程で生成された上記応答用通信データを上記共有メモリへ書き込むデータ書き込み工程と、
    上記クライアントが上記要求に応じて生成して上記共有メモリに書き込んだ上記識別情報が付与された応答用通信データを読み出すデータ読み出し工程と、
    上記データ読み出し工程により上記共有メモリから読み出された上記応答用通信データから当該応答に付与された識別情報を解析する識別情報解析工程と、
    上記識別情報解析工程によって解析された識別情報に応じて応答を上記要求を出したクライアントプロセス機能部に戻す制御工程と、
    を有してなることを特徴とする情報処理方法。
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