JP2006221675A - 共有ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
複数本の接続や特殊な装置を持たずにSCSIとTCP/IPすなわちNFSのプロトコルをサポートし、目的に応じて使い分け可能にする。
【解決手段】
磁気ディスク110内にプロトコル毎のパーティションを設けておき、プロトコル判定部106においてヘッダ情報からプロトコルを判定して該当するパーティションをチェックすることにより、異なったブロック位置へ誤ってアクセスしファイルシステムを破壊することを防ぐ。TCP/IPの場合は更にNFSコマンドであ
るかを処理判定部107で判定してNFSファイルシステムとしての処理をNFS処理部108で行う。また、SCSIの場合はプロトコル判定部106から磁気ディスク101へ直接渡す。
【選択図】 図1
Description
ントからファイルの共有を実現している。しかしながら、メーカに依存しないファイル操作のコマンドを使用する事から、サーバでマッピングするために使用できないクライアント特有のファイル属性があったり、プロトコルのオーバーヘッドが大きいのでデータ転送性能が低いという問題がある。
ル各々に対して別の光波長を割り当てることにより、同一の光ネットワークに異種プロトコルを混在可能としている。
2号公報に記載の様に光ネットワークを使用して複数のプロトコルに別の光波長を割り当てる方法を使用すれば、TCP/IP(すなわちNFS)とSCSIのプロトコルを同
時に使用できるので、使用目的に応じて使い分ける事により、前記問題点を解決できる。
)とSCSIのプロトコルを使用可能であり、ANSIによる規格であるため広く利用可
能であるが、特開平10-149334号公報には複数のプロトコルを同時に使用するこ
とまでは規定されておらず、各ホスト固有の専用ファイルへTCP/IPとSCSIとの共有ファイルとしてそのままアクセスできる様にすると、データが破壊されてしまう問題が生じる。
各ホスト固有のファイル属性も使用することができ、さらに各ホスト固有のファイル属性を使用する場合に誤って異なるファイルにアクセスしてもデータを破壊することがない共有ディスク処理装置を提供することにある。
ータとにパーティションとを設け誤ったアクセスによるデータ破壊を防止する。
を共有せずに高速にアクセスしたい場合はSCSIコマンドを使用できる。
いる。上位の論理層に関しては枠組みだけであり、ファイバチャネルの中にSCSI
-3やTCP/IPのプロトコルを通すことが可能であるため、例えばSCSI-3のプロトコルを使用することで従来のSCSIの磁気ディスクの様に制御することができる。このファイバチャネルの光ケーブル104を経由してファイルサーバ101はクライアント102とクライアント103に接続される。
がSCSIかTCP/IPかを識別する手段である。
はNFSコマンドを受け取り、独自のファイルシステムに従ってSCSIコマンドへ変
換し、記録媒体である磁気ディスク110へデータを書き込む、あるいは磁気ディスク110に記録されているデータを読み出す。磁気ディスクインタフェース109はSCSIコマンドで磁気ディスク110にデータを書き込む、あるいはデータを読み出すためのインタフェースである。
には、予めファイルサーバ101がクライアント103へ公開するファイルをエキスポートし、クライアント103がNFSマウントする必要があるが、ここでは
説明を省略する。クライアント103はTCP/IPを使用してNFSのREADコマンドを
発行し、光ケーブル104経由でファイルサーバ101のファイバチャネルインタフェース105へ送る。ファイバチャネルインタフェース105では図2のデスティネーションID202の内容をチェックしてファイルサーバ101宛てのREADコマンドを選別し、プロトコル判定部106へREADコマンドを渡す。
ドはNFSコマンドの一つであるため、NFS処理部108へREADコマンドを更に渡す
。NFSのREADコマンドではファイル名等の位置をNFS処理部108が管理しているので、READコマンドのパラメタとしてはファイル名あるいはファイル名の代わりとなるファイルディスクリプタとファイルの先頭からのオフセットが指定される
。NFS処理部108はNFSのREADコマンドをSCSIのREADコマンドへ変換し、ファイル名とファイル先頭からのオフセットを使用して磁気ディスク上のブロック位置を算出して、磁気ディスクインタフェース109へSCSIのREADコマンドとブロック位置を渡す。
ース105へ送る。ファイバチャネルインタフェース105にてソースID201がファイルサーバ101、デスティネーションID202がクライアント103、プロトコル203がTCP/IPのヘッダ情報を付加して光ケーブル104へ送り出される。クライアント103はデスティネーションID202がクライアント103宛てのデータを光ケーブル104から拾い上げて、READコマンドに対して読み出したデータを受け取る。
ンドを使用し、データを共有せずに高速にアクセスしたい場合はSCSIコマンドを使用できる。尚、本実施例に於いてはクライアント102からSCSI、クライアント103からNFSでのデータのやり取りを説明したが、いずれのクライアントで
いずれのファイルシステム、若しくは双方のファイルシステムを使用してもよい
。
当する処理手順である。SCSIアダプタ405は磁気ディスク406とバス407を接続するアダプタであり、図1の磁気ディスクインターフェイス109に相当するものであり、磁気ディスク406のデータをバス407経由でメモリ403へ書き込む、あるいはメモリ403のデータをバス407経由で磁気ディスク406へ書き込む。
図1参照)からSCSIコマンドでファイルサーバ101のデータを読み出す場合の処理は以下の通りである。
。
ル判定部106、処理判定部107、NFS処理部108に相当する処理の手順が
プログラムとしてROM404に書き込まれており、プロトコル判定部に相当する処理を行うプログラムでTCP/IPと識別された場合には、処理判定部に相当するプログラムがNFSコマンドかどうか判定し、NFSコマンドであればNFS処理部に相
当するプログラムによってSCSIコマンドに変換されSCSIアダプタに送られる。
で、ROM404内のオペレーティングシステムの処理にコマンドを渡す。
用し、データを共有せずに高速にアクセスしたい場合はSCSIコマンドを使用できる。また、ファイバチャネル経由でTelnetによりリモートログインすることにより、データ経路とは別の回線を持たずにファイルサーバ101の様々な設定が可能になる。
ンタフェース、110…磁気ディスク、201…ソースID、202…ディスティネーションID、203…プロトコル、301…クライアントID、302…プロトコル、303…パーティション、401…ファイバチャネルアダプタ、402…CPU、403…メモリ、404…ROM、405…SCSIアダプタ、406…磁気ディスク。
Claims (5)
- データを格納する磁気ディスクと、クライアントと接続されこのクライアントからのコマンドを受け取るコマンドインターフェイスと、前記クライアントからのコマンドに従い前記磁気ディスクに対してデータの書き込み或いは読み出しを行うディスクインターフェイスと、これら各手段を管理するプロセッサとを備えた共有ディスク装置において、
接続された前記クライアントが使用するプロトコルの種類毎に前記磁気ディスクにパーティションを設ける共有ディスク装置。 - データを格納する磁気ディスクと、クライアントと接続されこのクライアントからのコマンドを受け取るコマンドインターフェイスと、前記クライアントからのコマンドに従い前記磁気ディスクに対してデータの書き込み或いは読み出しを行うディスクインターフェイスと、これら各手段を管理するプロセッサとを備えた共有ディスク装置において、
前記コマンドインタフェースからのデータがTCP/IPとSCSIとのいずれかのプロトコルかを識別する識別手段と、前記磁気ディスクにパーテションとを備え、前記クライアントが使用するプロトコルの種類毎に前記パーテションの識別子を付し、前記識別手段は前記プロトコル及び/または前記識別子により前記データがアクセスするパーティションを決定する共有ディスク装置。 - データを格納する磁気ディスクと、クライアントと接続されこのクライアントからのコマンドを受け取るコマンドインターフェイスと、前記クライアントからのコマンドに従い前記磁気ディスクに対してデータの書き込み或いは読み出しを行うディスクインターフェイスと、これら各手段を管理するプロセッサとを備えた共有ディスク装置において、
前記コマンドインタフェースからのデータがTCP/IPとSCSIのプロトコルがいずれであるのかを識別する識別手段と、この識別手段でTCP/IPと判定した場合にNF
Sのコマンドであるか否かを判定する判定手段と、この判定手段でNFSと判定した場合にNFSファイルシステムの処理を実施してSCSIコマンドに変換して前記磁気ディスクへアクセスする手段と、前記識別手段でSCSIと判定した場合にSCSIコマンドを用いて前記磁気ディスクへアクセスする手段を備えた共有ディスク装置。 - 前記TCP/IPと前記SCSIのプロトコルのいずれかを識別する手段としては、ファイバチャネルのフレームヘッダの送信元のIDを参照する手段と、送信元のIDと使用するプロトコルの関係を記述したテーブルと、このテーブルを参照してプロトコルを識別する手段とを備えた請求項2または3に記載の共有ディスク装置。
- クライアントからコマンドを受け取り、このコマンドのプロトコルがSCSIかTCP/IPかを判定し、SCSIの場合には前記コマンドをディスクインターフェイスへ受け渡し、TCP/IPの場合には前記コマンドがNFSか否かを判定し、NFSのコマンドの場合にはSCSIコマンドに変換してディスクインターフェイスへ受け渡し、ディスクインターフェイスは受け渡されたコマンドをディスクに発行して前記コマンドを実行する異種プロトコルを使用したディスク共有方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009282739A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Nec Computertechno Ltd | ネットワークシステム、ネットワーク接続方法、接続装置、接続カード |
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