JP2000148651A - 共有ディスク装置 - Google Patents

共有ディスク装置

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JP2000148651A
JP2000148651A JP10318698A JP31869898A JP2000148651A JP 2000148651 A JP2000148651 A JP 2000148651A JP 10318698 A JP10318698 A JP 10318698A JP 31869898 A JP31869898 A JP 31869898A JP 2000148651 A JP2000148651 A JP 2000148651A
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勝広 内海
Hiroshi Kuwabara
宏 桑原
Yutaka Ogasawara
裕 小笠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数本の接続や特殊な装置を持たずにSCSIとTC
P/IPすなわちNFSのプロトコルをサポートし、目的に応
じて使い分け可能にする。 【解決手段】磁気ディスク110内にプロトコル毎のパ
ーティションを設けておき、プロトコル判定部106に
おいてヘッダ情報からプロトコルを判定して該当するパ
ーティションをチェックすることにより、異なったブロ
ック位置へ誤ってアクセスしファイルシステムを破壊す
ることを防ぐ。TCP/IPの場合は更にNFSコマンドである
かを処理判定部107で判定してNFSファイルシステム
としての処理をNFS処理部108で行う。また、SCSIの
場合はプロトコル判定部106から磁気ディスク101
へ直接渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多量のデータを記憶
できるディスク装置に係り、特にホストとのインタフェ
ースに高速データ転送が可能なファイバチャネルを備
え、複数台のホストから共有されるディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置或いはディスクアレイ
装置とホストコンピュータを接続する手段としては、SC
SIを使用する事が多い。
【0003】近年、蓄積するデータ量の増加に伴い、ユ
ーザのシステムではファイルサーバの設置や複数のサー
バとクライアントをネットワーク接続する形態が普通と
なってきている。この様な状況において、あるメーカの
データベースソフトを使用して、別のメーカのワークフ
ローソフトを使用するといった場合には各メーカのソフ
トが動くクライアントを各々用意せざるを得ない。とこ
ろが、SCSIのインタフェースではホストのファイルシス
テムにより磁気ディスク上のデータの管理方法が異なる
ため、異なるメーカのクライアントでは磁気ディスクの
共有が難しい。
【0004】それに対してNFSは、ネットワークのTCP/I
Pを利用し異なるメーカのクライアントからファイルの
共有を実現している。しかしながら、メーカに依存しな
いファイル操作のコマンドを使用する事から、サーバで
マッピングするために使用できないクライアント特有の
ファイル属性があったり、プロトコルのオーバーヘッド
が大きいのでデータ転送性能が低いという問題がある。
【0005】このように複数のプロトコルの各特徴を利
用するため、異種プロトコル混在型の光ネットワークが
提案されている。特開平9-51322号公報では複数のプロ
トコル各々に対して別の光波長を割り当てることによ
り、同一の光ネットワークに異種プロトコルを混在可能
としている。
【0006】また、特開平10-149334号公報ではパーソ
ナルコンピュータのPCIバスにファイバチャネルインタ
ーフェイスアダプタを接続する手段を開示している。こ
の様にTCP/IPのプロトコルを使用することで従来のイー
サネット経由のNFSと同様に制御することも可能であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにNFSを使
用することにより大容量の磁気ディスクの共用化が可能
になるが、共用化をした場合にはデータ転送性能が低下
する事と各ホスト固有のファイル属性がそのままでは使
用できなくなるという問題が残る。特開平9-51322号公
報に記載の様に光ネットワークを使用して複数のプロト
コルに別の光波長を割り当てる方法を使用すれば、TCP/
IP(すなわちNFS)とSCSIのプロトコルを同時に使用でき
るので、使用目的に応じて使い分ける事により、前記問
題点を解決できる。
【0008】しかしながら、光波長を割り当てる方法は
特殊な光波長のフィルタが必要であるとともに、一般的
な規格ではないために使用範囲が制限される。
【0009】また、ファイバチャネルインターフェイス
を使用すれば、TCP/IP(すなわちNFS)とSCSIのプロトコ
ルを使用可能であり、ANSIによる規格であるため広く利
用可能であるが、特開平10-149334号公報には複数のプ
ロトコルを同時に使用することまでは規定されておら
ず、各ホスト固有の専用ファイルへTCP/IPとSCSIとの共
有ファイルとしてそのままアクセスできる様にすると、
データが破壊されてしまう問題が生じる。
【0010】本願発明の目的は、TCP/IP(すなわちNFS)
とSCSIとのプロトコルを同時に且つ各ホスト固有のファ
イル属性も使用することができ、さらに各ホスト固有の
ファイル属性を使用する場合に誤って異なるファイルに
アクセスしてもデータを破壊することがない共有ディス
ク処理装置を提供することにある。
【0011】また、本願発明の他の目的は、ANSIの規格
に準拠した上で複数のプロトコルを同時に使用可能とす
る共有ディスク処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、TCP/IPとSCSIのプロトコルを識別する手
段と、SCSIコマンドでアクセスするデータとNFSコマン
ドとでアクセスするデータとにパーティションとを設け
誤ったアクセスによるデータ破壊を防止する。
【0013】また、TCP/IPとSCSIのプロトコルを識別す
る手段と、この識別手段でTCP/IPと判定した場合にNFS
のコマンドであるか否かを判定する手段と、この判定手
段でNFSと判定した場合にNFSファイルシステムの処理を
実施してSCSIコマンドに変換して磁気ディスクへアクセ
スする手段と、前記識別手段でSCSIと判定した場合にSC
SIコマンドを用いて磁気ディスクへアクセスする手段を
使用する。
【0014】更に、前記TCP/IPとSCSIのプロトコルを識
別する手段としてファイバチャネルのヘッダ情報のソー
スIDを参照する手段と、ソースIDから使用するプロトコ
ルを判定するテーブルを備える手段を使用する。
【0015】更に、前記NFSのコマンドであるか否かを
判定する手段にてNFSでないと判定した場合にTelnetの
処理を実施して磁気ディスクを制御するプロセッサにリ
モートログインする手段を使用する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1と
図2を使用して説明する。図1はファイルサーバ101
と上位装置であるクライアント102,103とをファ
イバチャネルインターフェイス105を介して接続した
システム構成と処理手順を示す図である。また、図2は
ファイバチャネルで使用されるヘッダの構造図である。
【0017】先ず、図1の構成を説明する。一般に、ホ
ストたるクライアントとサーバのと接続にはSCSIやイー
サネットを使用することが多いが、これらに代わり、最
近ファイバチャネルが注目されている。ファイバチャネ
ルは光ファイバか銅線を使用して100MB/sでデータを転
送する規格であり、物理層と下位の論理層を規定してい
る。上位の論理層に関しては枠組みだけであり、ファイ
バチャネルの中にSCSI-3やTCP/IPのプロトコルを通すこ
とが可能であるため、例えばSCSI-3のプロトコルを使用
することで従来のSCSIの磁気ディスクの様に制御するこ
とができる。このファイバチャネルの光ケーブル104
を経由してファイルサーバ101はクライアント102
とクライアント103に接続される。
【0018】コマンドインターフェイスであるファイバ
チャネルインタフェース105は光ケーブル104の光
信号を電気信号に変換するとともにクライアントからの
ヘッダ情報からファイルサーバ101宛てのデータ(コ
マンド)を選別する。また、逆にクライアント102と
クライアント103に対して相手先をヘッダ情報に入
れ、電気信号を光信号に変換して光ケーブル104へ送
り出す。プロトコル判定部106はヘッダ情報の内容か
ら送られて来たデータ(コマンド)のプロトコルがSCSI
かTCP/IPかを識別する手段である。
【0019】処理判定部107はTCP/IPのプロトコルで
送られて来たデータ(コマンド)がNFSのコマンドか、N
FSコマンド以外かを判定する手段である。NFS処理部1
08はNFSコマンドを受け取り、独自のファイルシステ
ムに従ってSCSIコマンドへ変換し、記録媒体である磁気
ディスク110へデータを書き込む、あるいは磁気ディ
スク110に記録されているデータを読み出す。磁気デ
ィスクインタフェース109はSCSIコマンドで磁気ディ
スク110にデータを書き込む、あるいはデータを読み
出すためのインタフェースである。
【0020】クライアント102からSCSIコマンドでフ
ァイルサーバ101のデータを読み出す場合の処理を以
下に示す。クライアント102はSCSIのREADコマンドを
光ケーブル104経由でファイルサーバ101のファイ
バチャネルインタフェース105へ送る。ファイバチャ
ネルインタフェース105では図2のデスティネーショ
ンID202の内容をチェックしてファイルサーバ101
宛てのREADコマンドを選別し、プロトコル判定部106
へREADコマンドを受け渡す。
【0021】プロトコル判定部106では図2のプロト
コル203がSCSIかTCP/IPかをチェックし、ここではSC
SIのため磁気ディスクインタフェース109へREADコマ
ンドを渡す。SCSIのREADコマンドではファイル名等の位
置をクライアント102で管理しているので、READコマ
ンドのパラメタとしては磁気ディスク上のブロック位置
が単純に指定されるだけである。
【0022】磁気ディスクインタフェース109は磁気
ディスク110へREADコマンドを発行してREADコマンド
で指定されたブロックのデータを読み出す。読み出した
データは磁気ディスクインタフェース109からファイ
バチャネルインタフェース105へ送られ、ファイバチ
ャネルインタフェース105にてソースID201がファ
イルサーバ101、デスティネーションID202がクラ
イアント102、プロトコル203がSCSIのヘッダ情報
を付加して光ケーブル104へ送り出される。クライア
ント102はデスティネーションID202がクライアン
ト102宛てのデータを光ケーブル104から拾い上げ
て、READコマンドに対して読み出したデータを受け取
る。
【0023】次にクライアント103からNFSコマンド
でファイルサーバ101のデータを読み出す場合の処理
を以下に示す。NFSでファイルサーバ上のデータを使用
するには、予めファイルサーバ101がクライアント1
03へ公開するファイルをエキスポートし、クライアン
ト103がNFSマウントする必要があるが、ここでは説
明を省略する。クライアント103はTCP/IPを使用して
NFSのREADコマンドを発行し、光ケーブル104経由で
ファイルサーバ101のファイバチャネルインタフェー
ス105へ送る。ファイバチャネルインタフェース10
5では図2のデスティネーションID202の内容をチェ
ックしてファイルサーバ101宛てのREADコマンドを選
別し、プロトコル判定部106へREADコマンドを渡す。
【0024】プロトコル判定部106では図2のプロト
コル203の内容をチェックし、ここではTCP/IPのため
処理判定部107へREADコマンドを渡す。処理判定部1
07では渡されたコマンドがNFSコマンドか否かを判定
する。この場合のREADコマンドはNFSコマンドの一つで
あるため、NFS処理部108へREADコマンドを更に渡
す。NFSのREADコマンドではファイル名等の位置をNFS処
理部108が管理しているので、READコマンドのパラメ
タとしてはファイル名あるいはファイル名の代わりとな
るファイルディスクリプタとファイルの先頭からのオフ
セットが指定される。NFS処理部108はNFSのREADコマ
ンドをSCSIのREADコマンドへ変換し、ファイル名とファ
イル先頭からのオフセットを使用して磁気ディスク上の
ブロック位置を算出して、磁気ディスクインタフェース
109へSCSIのREADコマンドとブロック位置を渡す。
【0025】磁気ディスクインタフェース109は磁気
ディスク110へREADコマンドを発行してREADコマンド
で指定されたブロックのデータを読み出す。読み出した
データは磁気ディスクインタフェース109からNFS処
理部108へ送られ、NFS処理部108にてNFSのデータ
フォーマットに変換し、ファイバチャネルインタフェー
ス105へ送る。ファイバチャネルインタフェース10
5にてソースID201がファイルサーバ101、デステ
ィネーションID202がクライアント103、プロトコ
ル203がTCP/IPのヘッダ情報を付加して光ケーブル1
04へ送り出される。クライアント103はデスティネ
ーションID202がクライアント103宛てのデータを
光ケーブル104から拾い上げて、READコマンドに対し
て読み出したデータを受け取る。
【0026】以上説明したように本実施例によれば、同
一のファイバチャネルに接続したクライアントから必要
に応じてNFSとSCSIコマンドを使い分けて同一のファイ
ルサーバへアクセスできるので、クライアント間でデー
タを共有する場合はNFSコマンドを使用し、データを共
有せずに高速にアクセスしたい場合はSCSIコマンドを使
用できる。尚、本実施例に於いてはクライアント102
からSCSI、クライアント103からNFSでのデータのや
り取りを説明したが、いずれのクライアントでいずれの
ファイルシステム、若しくは双方のファイルシステムを
使用してもよい。
【0027】次に図3を使用して本発明による異種ファ
イルシステムによるデータ破壊防止のためにクライアン
ト(プロトコル)毎に使用する磁気ディスクの位置をパ
ーティションにより仕切り、パーティション毎に識別子
を設けた実施例を説明する。
【0028】図3は光ケーブル104に接続されたクラ
イアントを管理するためのテーブルを示す。項目301
は光ケーブル104に接続しているクライアントのID、
項目302は各クライアントの使用しているプロトコル
がTCP/IPすなわちNFSかSCSIかの情報、項目303は各
クライアント(プロトコル)の使用する磁気ディスク1
10のパーティションの識別子を表している。TCP/IPは
共用のファイルシステムであるので同一のパーティショ
ン識別子であり、SCSIは専用のファイルシステムである
ので同じSCSI同士でも異なったパーティション識別子と
なる。
【0029】まず、プロトコル判定部106にて図2の
プロトコル203とソースID201が図3のクライアン
トID301とプロトコル302に適合するかをチェック
することで、誤ったプロトコルによるアクセスを防止す
る。そして、NFSの場合はNFS処理部108にて磁気ディ
スク110上のブロック位置とプロトコル302がTCP/
IPであるパーティション303のブロック位置をチェッ
クすることにより、誤ったパーティションへのアクセス
を防止する。また、SCSIの場合にはプロトコル判定部1
06にて磁気ディスク110上のブロック位置とプロト
コル302がSCSIであるパーティション303のブロッ
ク位置をチェックすることにより、誤ったパーティショ
ンへのアクセスを防止する。
【0030】この様にして、誤ったパーティションへの
アクセスをチェックできるので、パーティションとプロ
トコルの不整合により発生するデータ破壊を防止するこ
とができる。
【0031】尚、一つのクライアントが一つのプロトコ
ルのみを使用する(例えばこの図に示すクライアント1
03)のであれば、ファイバチャネルインターフェイス
105からのヘッダ情報が不十分でプロトコル情報が欠
落しており、プロトコル判定部106で判定できない場
合であっても、ソースID201から項目301のどのク
ライアントかを判定し、クライアント103であれば該
当する項目302からプロトコルはTCP/IPであると判定
できる。
【0032】以下、本発明の別の実施例を図4を使用し
て説明する。図4はファイルサーバの別の構成を示す図
である。
【0033】ファイバチャネルアダプタ401は光ケー
ブル104とバス407を接続するアダプタであり、光
ケーブル104のデータ(コマンド)をバス407経由
でメモリ403へ書き込む、あるいはメモリ403のデ
ータをバス407経由で光ケーブル104へ送り出す。
CPU402は、ROM(Read Only Memory)404に書
き込まれたプログラムに従ってファイルサーバ全体を制
御するプロセッサである。メモリ403は光ケーブル1
04と磁気ディスク406の間でデータ交換する際の一
時的なバッファに使用する他、CPU402の一時的な
データの記憶場所に使用する。
【0034】ROM404はCPU402のプログラム
を格納する。格納するプログラムはCPU402が様々
なプログラムを実行する上で基本とするオペレーティン
グシステムと、プロトコル判定部106、処理判定部1
07、NFS処理部108に相当する処理手順である。SCS
Iアダプタ405は磁気ディスク406とバス407を
接続するアダプタであり、図1の磁気ディスクインター
フェイス109に相当するものであり、磁気ディスク4
06のデータをバス407経由でメモリ403へ書き込
む、あるいはメモリ403のデータをバス407経由で
磁気ディスク406へ書き込む。
【0035】処理の手順自体は図1の構成と同じであ
る。すなわち、クライアント102(図1参照)からSC
SIコマンドでファイルサーバ101のデータを読み出す
場合の処理は以下の通りである。
【0036】クライアント102はファイバチャネルの
プロトコルに従いSCSIのREADコマンドを光ケーブル10
4経由でファイルサーバ101のファイバチャネルアダ
プタ401へ送る。図1に示した実施例のファイバチャ
ネルインターフェイス105に相当するファイバチャネ
ルアダプタ401では図2のデスティネーションID20
2の内容をチェックしてファイルサーバ101宛てのRE
ADコマンドを選別し、メモリ403へ書き込む。
【0037】ROM404内に書き込まれたプロトコル
判定部106の処理内容を実現するプログラムに従って
CPU402は、メモリ403へ書き込まれたREADコマ
ンドの図2のプロトコル203の内容をチェックする。
ここではSCSIのためメモリ403からSCSIアダプタ40
5へREADコマンドを受け渡す。
【0038】図1に示した磁気ディスクインターフェイ
ス109に相当するSCSIアダプタ405は磁気ディスク
406へREADコマンドを発行してREADコマンドで指定さ
れたブロックのデータを読み出す。読み出したデータは
SCSIアダプタ405からメモリ403へ書き込む。更に
メモリ403からファイバチャネルアダプタ401へ送
り、ファイバチャネルアダプタ401にてソースID20
1がファイルサーバ101、デスティネーションID20
2がクライアント102、プロトコル203がSCSIのヘ
ッダ情報を付加して光ケーブル104へ送り出される。
クライアント102はデスティネーションID202がク
ライアント102宛てのデータを光ケーブル104から
拾い上げて、READコマンドに対して読み出したデータを
受け取る。
【0039】クライアント103からのNFSコマンドで
のアクセスも同様であり、プロトコル判定部106、処
理判定部107、NFS処理部108に相当する処理の手
順がプログラムとしてROM404に書き込まれてお
り、プロトコル判定部に相当する処理を行うプログラム
でTCP/IPと識別された場合には、処理判定部に相当する
プログラムがNFSコマンドかどうか判定し、NFSコマンド
であればNFS処理部に相当するプログラムによってSCSI
コマンドに変換されSCSIアダプタに送られる。
【0040】クライアント103からTelnetを使用して
ファイルサーバ101へリモートログインするには、フ
ァイバチャネルのプロトコルに従いTCP/IPを使用してTe
lnetコマンドを発行し、光ケーブル104経由でファイ
ルサーバ101のファイバチャネルアダプタ401へ送
る。ファイバチャネルアダプタ401では図2のデステ
ィネーションID202の内容をチェックしてファイルサ
ーバ101宛てのTelnetコマンドを選別し、メモリ40
3へ書き込む。
【0041】ROM404内のプロトコル判定部106
の処理内容を実現するプログラムに従いCPU402は
メモリ403へ書き込まれたTelnetコマンドの図2のプ
ロトコル203の内容をチェックする。ここではTCP/IP
のため更にROM404内の処理判定部107の処理内
容を実現するプログラムに従いCPU402はメモリ4
03へ書き込まれたTelnetコマンドをチェックする。NF
Sコマンドではないので、ROM404内のオペレーテ
ィングシステムの処理にコマンドを渡す。
【0042】UNIX系のオペレーティングシステムでは標
準でTelnetコマンドをサポートしているため、特別にプ
ログラムをROM404へ組み込まなくともTelnetに対
する処理が実現できる。
【0043】以上説明したように本実施例によれば、特
殊なハードウェアを使用せず普及しているプロセッサを
使用しても、同一のファイバチャネルに接続したクライ
アントから必要に応じてNFSとSCSIコマンドを使い分け
て同一のファイルサーバへアクセスできるので、クライ
アント間でデータを共有する場合はNFSコマンドを使用
し、データを共有せずに高速にアクセスしたい場合はSC
SIコマンドを使用できる。また、ファイバチャネル経由
でTelnetによりリモートログインすることにより、デー
タ経路とは別の回線を持たずにファイルサーバ101の
様々な設定が可能になる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、同一のファイバチャネ
ルに接続したクライアントから必要に応じてNFSとSCSI
コマンドを使い分けて同一のファイルサーバへアクセス
できるので、クライアント間でデータを共有する場合は
NFSコマンドを使用し、データを共有せずに高速にアク
セスしたい場合はSCSIコマンドを使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成及び処理手順を示す図である。
【図2】ファイバチャネルのヘッダ構造図である。
【図3】クライアント管理テーブルの構成図である。
【図4】システム構成図である。
【符号の説明】
101…ファイルサーバ、102…クライアント、10
3…クライアント、104…光ケーブル、105…ファ
イバチャネルインタフェース、106…プロトコル判定
部、107…処理判定部、108…NFS処理部、109
…磁気ディスクインタフェース、110…磁気ディス
ク、201…ソースID、202…ディスティネーショ
ンID、203…プロトコル、301…クライアントI
D、302…プロトコル、303…パーティション、4
01…ファイバチャネルアダプタ、402…CPU、4
03…メモリ、404…ROM、405…SCSIアダ
プタ、406…磁気ディスク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 裕 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 Fターム(参考) 5B014 GA02 5B065 BA01 CA01 CA11 CA18 5B082 FA16 HA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを格納する磁気ディスクと、クライ
    アントと接続されこのクライアントからのコマンドを受
    け取るコマンドインターフェイスと、前記クライアント
    からのコマンドに従い前記磁気ディスクに対してデータ
    の書き込み或いは読み出しを行うディスクインターフェ
    イスと、これら各手段を管理するプロセッサとを備えた
    共有ディスク装置において、 接続された前記クライアントが使用するプロトコルの種
    類毎に前記磁気ディスクにパーティションを設ける共有
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】データを格納する磁気ディスクと、クライ
    アントと接続されこのクライアントからのコマンドを受
    け取るコマンドインターフェイスと、前記クライアント
    からのコマンドに従い前記磁気ディスクに対してデータ
    の書き込み或いは読み出しを行うディスクインターフェ
    イスと、これら各手段を管理するプロセッサとを備えた
    共有ディスク装置において、 前記コマンドインタフェースからのデータがTCP/IPとSC
    SIとのいずれかのプロトコルかを識別する識別手段と、
    前記磁気ディスクにパーテションとを備え、前記クライ
    アントが使用するプロトコルの種類毎に前記パーテショ
    ンの識別子を付し、前記識別手段は前記プロトコル及び
    /または前記識別子により前記データがアクセスするパ
    ーティションを決定する共有ディスク装置。
  3. 【請求項3】データを格納する磁気ディスクと、クライ
    アントと接続されこのクライアントからのコマンドを受
    け取るコマンドインターフェイスと、前記クライアント
    からのコマンドに従い前記磁気ディスクに対してデータ
    の書き込み或いは読み出しを行うディスクインターフェ
    イスと、これら各手段を管理するプロセッサとを備えた
    共有ディスク装置において、 前記コマンドインタフェースからのデータがTCP/IPとSC
    SIのプロトコルがいずれであるのかを識別する識別手段
    と、この識別手段でTCP/IPと判定した場合にNFSのコマ
    ンドであるか否かを判定する判定手段と、この判定手段
    でNFSと判定した場合にNFSファイルシステムの処理を実
    施してSCSIコマンドに変換して前記磁気ディスクへアク
    セスする手段と、前記識別手段でSCSIと判定した場合に
    SCSIコマンドを用いて前記磁気ディスクへアクセスする
    手段を備えた共有ディスク装置。
  4. 【請求項4】前記TCP/IPと前記SCSIのプロトコルのいず
    れかを識別する手段としては、ファイバチャネルのフレ
    ームヘッダの送信元のIDを参照する手段と、送信元のID
    と使用するプロトコルの関係を記述したテーブルと、こ
    のテーブルを参照してプロトコルを識別する手段とを備
    えた請求項2または3に記載の共有ディスク装置。
  5. 【請求項5】クライアントからコマンドを受け取り、こ
    のコマンドのプロトコルがSCSIかTCP/IPかを判定し、SC
    SIの場合には前記コマンドをディスクインターフェイス
    へ受け渡し、TCP/IPの場合には前記コマンドがNFSか否
    かを判定し、NFSのコマンドの場合にはSCSIコマンドに
    変換してディスクインターフェイスへ受け渡し、ディス
    クインターフェイスは受け渡されたコマンドをディスク
    に発行して前記コマンドを実行する異種プロトコルを使
    用したディスク共有方法。
JP10318698A 1998-11-10 1998-11-10 共有ディスク装置 Pending JP2000148651A (ja)

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