JP2007052584A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力計測タイミングや出力タイミングを、インターフェイスプログラムの変更なしに自由に設定可能にする。
【解決手段】タスク管理120により起動処理手段119が起動されると、起動処理は起動テーブル118を参照し、設定されているタイミングに応じて入力値計測手段116による計測処理を行い、入力値を入力値記憶バッファ114に記憶する。アプリケーションプログラム111のget時、入力値取得処理手段112が起動され、バッファ114から入力値を取り出しアプリケーション111に渡す。アプリケーションプログラム111のset時、出力値更新処理手段113が起動され、アプリから渡された出力値が更新処理され出力値記憶バッファ115に記憶される。さらに、起動テーブル118に設定されているタイミングに応じて出力処理手段117が起動され、記憶バッファ115から出力値を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサやネットワークを介した外界の状態からアクチュエータを制御する制御装置に係わり、特にイベントに同期した処理の起動に関わる制御装置に関する。
自動車エンジン制御装置においては、クランク角センサ信号などの入力をもとに、燃料量や噴射タイミングを制御する。エンジン制御は、高度なリアルタイム性が要求されている分野の1つである。近年、欧州を中心に、自動車制御ソフトウェアの標準化が進みつつある。非特許文献1に記載のOSEK−OSはその1つであり、リアルタイムオペレーティングシステムの規格である。
また、特許文献1や2の記載では、制御装置に組み込むソフトウェアは、アプリケーションプログラムとインターフェイスプログラムに分かれている。インターフェイスプログラムは、制御ユニットに接続した入出力信号の情報をアプリケーションプログラムへ受け渡す役割を果たし、ハードウェアの変更に対して、アプリケーションプログラムを変更しなくて済むような構成となっている。
特開2004−192541公報 特開平7−40794公報 OSEK/VDX編、徹SEK/VDX Operating System
上記インターフェイスプログラムで、アプリケーションへ渡す入力値は、入力インターフェイスをコールした時点での制御装置に接続された入力信号値とは限らない。すなわち、入力インターフェイスを介して取得した入力値は、あらかじめ定められたイベント時に計測し保存された値である。出力においても、出力インターフェイスをコールした時点に、制御装置に接続された出力信号が出力されるとは限らない。すなわち、出力インターフェイスを介して設定された出力値は、あらかじめ定められたイベント時に制御装置から出力される値である。
このように、インターフェイスプログラムにおける、入力信号を計測するタイミングや出力信号に出力するタイミングは、インターフェイスプログラムの開発時に組み込まれている。従って、これらのタイミングを変更する場合は、インターフェイスプログラム自体を変更しなければならないという問題がある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、インターフェイスプログラムの変更なしに容易に実現できる制御装置を提供することにある。
上記目的は達成する本発明の制御装置は以下のように構成される。
本発明の制御装置は、外部からの入力値ないし外部への出力値を個別に記憶する記憶手段と、外部から入力信号を計測して前記記憶手段に記憶された入力値を更新する入力手段と、前記記憶手段に記憶された出力値に応じて外部へ出力信号を出力する出力手段と、前記記憶手段に記憶された入力値をアプリケーションプログラムに渡す入力値取得手段と、前記アプリケーションプログラムから渡された出力値を前記記憶手段に記憶する出力値更新手段と、前記入力手段および出力手段を起動する起動手段と、起動タイミングを記憶する起動タイミング記憶手段とを有し、前記入力手段と前記出力手段は、前記起動タイミング記憶手段で設定されたタイミングに応じて前記起動手段により起動されることを特徴とする。
または、前記起動手段を持たず、前記入力手段と前記出力手段は、前記アプリケーションプログラムで設定されたタイミングに応じて起動されることを特徴とする。
本発明によれば、制御装置に接続した入力信号の計測タイミング、または出力信号の出力タイミングを容易に修正できる効果がある。
本発明の制御装置は、ハードウェア構成やOSを変えることなく、ソフトウェアを工夫することで、OSのオーバーヘッドを低減した割り込み同期のタスク起動を実現した。以下、本発明の複数の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の入出力制御装置の実施例1による制御ユニットの機能ブロック図を示したものである。制御ユニット1はセンサ2やアクチュエータ3と接続し、またネットワーク4を介して他の制御ユニット5と接続されている。制御ユニット1に接続するセンサ2、アクチュエータ3、他の制御ユニット5はそれぞれ複数あってもよい。
制御ユニット1はメモリ11、CPU12、I/Oモジュール13から構成される。I/Oモジュール13はセンサ2、アクチュエータ3、ネットワーク4などと接続され、入力値の取り込みや出力を行う。CPU12はメモリ11に記憶されたプログラムを実行する。
メモリ11はタスク起動を管理するタスク管理120、アプリケーションプログラム111、アプリケーションプログラムへ入力値を渡す入力値取得処理112、アプリケーションプログラムから出力値を設定する出力値更新処理113を有している。また、アプリケーションプログラムへ渡す入力値を記憶しておく入力値記憶バッファ114、アプリケーションプログラムから渡された出力値を記憶しておく出力値記憶バッファ115、アプリケーションプログラムへ渡す入力値を計測する入力値計測処理116、出力値を出力する出力処理117を有している。さらに、入力値計測処理や出力処理を起動する起動処理119、起動処理119が所定のイベントでどの処理を起動するかが記憶されている起動テーブル118を有している。起動テーブル118は起動テーブル設定手段6により設定変更ができる。起動テーブル設定手段6による起動テーブル118の設定ないし修正は、メモリ11に格納する前の起動テーブル118に対応するソースファイルを修正され、メモリ11に格納する時点では、修正された起動テーブル118が格納される。
図2は制御ユニットにおけるプログラムの処理の流れを示す説明図である。制御ユニット1に格納されたプログラムの処理の流れを、タスク管理120で起動するタスク121の1つである10msecタスクを例にして説明したものである。
I/O処理13の一部で、図示していないタイマーからタスク管理120が起動される。タスク管理120は、ここでは10msecタイミングであるため、10msecタスク121を起動する。10msecタスク処理は図23に示すように、10msイベント前処理1211、10msアプリケーション112、10msイベント後処理1213がある。
10msecタスク121は10msイベント前処理1211を起動する。10msイベント前処理1211は起動処理119を起動する。起動処理119については後述する。
起動処理119は起動テーブル118の10ms前タイミングに登録してある入力値計測処理116を起動する。入力値計測処理116の処理11651では、update_in1を実行する。処理11652では、update_in2を実行する。
次に10msアプリケーション112を起動する。10msアプリケーションでは、入力値取得処理1212を起動して、in1とin2の値を取得する。処理121251はget_in1を実行する。処理122152はget_in2を実行する。
次にアプリケーションは所定の処理を実行した後、出力値更新処理113を起動し、処理11351ではset_out1が実行される。
10msアプリケーションが終了したのち、10msイベント後処理1213が起動される。10msイベント後処理では、起動テーブル118の10ms後タイミングに登録してある出力処理117を起動する。処理11751では、update_out1を実行する。10msイベント後処理終了後、10msタスクへ戻り、10msタスクは終了する。
次に、図1のメモリ11に格納される各要素の構成や機能を説明する。
図3は起動テーブル118の構成を示す。この例で、イベントの前半4つは時間同期、後半2つはエンジン回転同期である。入力信号は入力信号1、入力信号2、入力信号3および入力信号4からなり、出力信号は出力信号1、出力信号2、出力信号3および出力信号4からなる。入力信号1は10msec前処理起動タイミングで計測される。入力信号2は10msec前処理タイミングで計測される。入力信号3は20msec前処理タイミングで計測される。入力信号4はエンジンREFタイミング前処理のタイミングで計測される。出力信号1は10msec後処理タイミングで出力される。出力信号2は20msec後処理タイミングで出力される。出力信号3は20msec後処理タイミングで出力される。出力信号4はエンジンREFタイミング後処理タイミングで出力される。
本実施例では、起動テーブル118に各イベントの起動タイミングと入力計測する信号名に対応する計測処理の先頭番地ないし出力すべき信号名に対応する出力処理の先頭番地を予め格納しておき、各タイミングの前処理と後処理の設定に応じて、入力信号を計測する入力計測処理116と、出力信号を出力する出力信号処理117を信号毎に実行するようにしている。
図4は起動処理119のフローチャートで、10msec前処理を例にして説明する。起動処理119は、例えば図2の例では10msイベント前処理、及び10msイベント後処理によって起動される。
まず、処理1191で、現時点のタイミングを取得する。処理1192で信号処理を実行する。最初は起動テーブル118に登録された入力信号in1の入力計測処理update_in1を実行する。判定処理1193は次の信号処理が有るか無いかを判定する。入力信号in2が登録されているので処理1192へ戻り、入力信号in2の入力計測処理update_in2を実行する。判定処理1193では次の信号処理が登録されていないので、ここで終了する。
他の信号の入力値計測処理や出力処理に対しても、起動処理119は同様に行われる。すなわち、20msecタイミングの前処理では、入力信号in3の入力処理update_in3が起動される。20msecタイミングの後処理では、出力信号out2の出力処理であるupdate_out2と出力信号out3の出力処理であるupdate_out3が起動される。エンジンREFタイミングの前処理では、入力信号in4の入力計測処理update_in4が起動される。エンジンREFタイミングの後処理では、出力信号out4の出力処理update_out4が出力される。
図5は入力処理1161のフローチャートである。処理11611では入力値in1を計測し、例えば、入力信号がデジタル入力信号であった場合、処理11611では入力レジスタの値を入力値記憶バッファ114に更新する。
図6はアナログ入力の場合の入力計測処理である。処理11621では入力値in2を計測してAD変換を開始し、処理11622でAD変換後に入力値記憶バッファ114を更新する。
図7は他の制御ユニットからの入力計測処理である。通信により他の制御ユニットからネットワーク経由で受信したデータの処理である。処理11631では受信データ(入力値in3)のビット単位変換を行い、入力記憶バッファ114に更新する。例えば、in3のデータ値を2の3乗したものをアプリケーションが使用する場合、in3の値を3ビット左シフトしてから入力バッファ114に格納する。
図8は周波数入力の場合の入力計測処理である。処理11641で周波数(入力値in4)を計測し、周波数値の単位変換結果を入力値記憶バッファ114に更新する。
図9は出力処理1171のフローチャートである。処理11711では、出力値記憶バッファ115の値(out1_buff)を取得し、そのポート出力変換結果を出力信号に出力する。例えば、出力信号がデジタル出力信号であった場合、出力値記憶バッファに記憶されたON/OFFの値に応じてout1のポート値を出力する。例えば、ONに対応する値が0、OFFに対応する値が1の場合、指定がONの場合は0を出力し、指定がOFFの場合は1を出力する。
図10はアナログ出力の場合である。処理11721では、出力値記憶バッファ115の値(out2_buff)のレジスタ設定値変換結果に応じてアナログ値(out2のduty)を出力する。
図11はネットワークへ出力値を送信する処理である。処理11731では、送信データ(out3_buff値)をout3ビットに相当する値に更新する。例えば、送信バッファout3_buffの最下位から2ビットのデータがout3に対応するデータである場合、その2ビットのみをout3の値に更新する。
図12は周波数出力である。処理11741では、出力値記憶バッファ115の値(out4_buff)に応じたout4の周波数を出力する。例えば、周波数が1kHzと設定された場合は、1kHzのパルスを出力する。
図13は入力値記憶バッファ114の構成である。in1の計測値はin1_buff記憶バッファ1141に格納される。in2の計測値はin2_buff記憶バッファ1142に格納される。in3の計測値はin3_buff記憶バッファ1143に格納される。in4の計測値は入in4_buff記憶バッファ1144に格納される。
図14は出力値記憶バッファ115の構成である。out1はout1_buff記憶バッファ1151に格納される。out2はout2_buff記憶バッファ1152に格納される。out3はout3_buff記憶バッファ1153に格納される。out4はout4_buff記憶バッファ1154に格納される。
図15から図18は入力値取得処理112のフローチャートである。図15の処理1121は入力値記憶バッファ114に記憶された情報in1_buffを返す。渡す情報の値は、インターフェイスで記載された仕様に適合して単位変換した結果である。
図16の処理1122はin2の入力値取得処理である。処理11221はin2_buffの値を所定の単位変換した結果を返す。
図17の処理1123はin3の入力値取得処理である。処理11231はin3_buffの値をそのままアプリケーションプログラム111に返す。
図18の処理1124はin4の入力値取得処理である。処理11241はin4_buffの値をそのまま返す。
図19から図22は出力値更新処理113のフローチャートである。図19はout1の出力値更新処理である。処理11311はアプリケーション111から渡された値out1_valをそのままout1_buffへ更新する。
図20はout2の出力値更新処理である。処理11321はアプリケーション111から渡された値out2_valをそのままout2_buffへ更新する。
図21はout3の出力値更新処理である。処理11331はアプリケーション111から渡された値out3_valを所定の変換式に従って変換した結果をout3_buffへ更新する。
図22はout4の出力値更新処理である。処理11341はアプリケーションから渡された値out4_valを所定の変換式に従って変換した結果をout4_buffへ更新する。
図23は10msecタスクの処理フローである。図2で説明した10msタスクによる処理1211では、10msecイベント前処理を起動する。次に、処理1212は10msecアプリケーションを起動する。次に、処理1213は10msecイベント後処理を起動する。処理1211と処理1213においては、上述したように起動処理119を起動している。
図24はアプリケーションプログラム111の1つである10msアプリケーション1212によるappl_10msのフローチャートである。処理8221ではin1の値を、get_in1を介して取得し、in1_valに更新する。処理8212ではin2の値を、get_in2を介して取得し、in2_valに更新する。処理8213では、これらの入力値や内部状態により10msec処理を実施し、out1_valの更新を行う。処理8214では、out1_valをset_out1を介して出力値記憶バッファ115のout1_buff1151にセットする。
次に、本実施例における入力動作を説明する。図25は入力1とそれに関連するタイミングチャートを示している。タイミング9111と9112は10msecのイベントである。タイミング9113とタイミング9114はupdate_in1(10msec前処理)が実行されたタイミングである。タイミング9115とタイミング9116ではappl_10mが実行され、get_in1がコールされたタイミングである。処理9117および処理9118によりin1_buffが更新され、処理9119および処理9120でin1_valが更新される。
図26は出力信号out1とそれに関連するタイミングチャートを示している。タイミング9511と9512は10msecのイベントである。タイミング9513とタイミング9514はset_out1(10msec後処理)が実行されたタイミングであり、このタイミングでout1_buffが更新される。その後、update_out1がコールされたタイミングである。処理9117および処理9118によりout1_buffが更新される。処理9519および処理9520でout1_buffの値に応じて出力信号out1が更新される。
本実施例によれば、インターフェイスソフトを変更することなく、起動テーブル118の設定内容を変更することで、計測タイミングや出力タイミングを簡単に変更できる。例えば、入力信号in1の計測タイミングを10msec前処理から20msec前処理に変更したい場合には、起動テーブル118のupdate_in1を10msec前処理から20msec前処理へ移動すればよく、その他の修正は不要である。
本発明は自動車制御をはじめとして、リアルタイム性を要求される制御システムを構成する制御装置に適用可能であり、制御装置に接続された外部信号の入力計測タイミングや出力タイミングを容易に変更することができる。
実施例1では、入力値計測処理116と出力処理117は起動処理119から起動されていたが、アプリケーションプログラム111から起動してもよい。
本実施例の制御装置は、外部からの入力値ないし外部への出力値を各入出力信号毎に個別に記憶する記憶手段と、外部から入力信号を計測して前記記憶手段に記憶された入力値を更新する入力手段と、前記記憶手段に記憶された出力値に応じて外部へ出力信号を出力する出力手段を有する。また、前記記憶手段に記憶された入力値をアプリケーションプログラムに渡す入力値取得手段と、前記アプリケーションプログラムから渡された出力値を前記記憶手段に記憶する出力値更新手段を有する。更に、前記入力手段と前記出力手段は、前記アプリケーションプログラムで設定されたタイミングに応じて起動されることを特徴とする。
従来は、入力取得処理112による入力値取得と、出力値更新処理113による出力値の更新はできていたが、入力値計測タイミングや出力値の出力タイミングは固定されていた。実施例2によれば、実施例1の起動手段は持たず、アプリケーションプログラムで直接、入力値計測処理116と出力処理117を記述することにより、起動タイミングを自由に変更することができる。図25で説明すると、処理9117と処理9118はアプリケーションからコールされる。
図27にタイミング処理をアプリケーションプログラムでコールした10msアプリケーション処理のフローチャートフローチャートを示す。処理8215では、in1の入力値を計測する。処理8211では、in1を取得し、int_valに格納する。処理8213では、アプリケーション処理を実行する。処理8214では、処理8213で算出したout1をセットする。処理8216ではout1を出力する。なお,本例では、in2は、規定のタイミングにて計測したものを取得しており、アプリケーションプログラムにて計測処理をコールしていない。
本実施例では、インターフェイスソフトを変更することなく、計測タイミングを変更できる。出力処理についても同様に、update_out1をアプリケーションプログラム111からコールすることで、インターフェイスソフトを変更することなく出力タイミングを変更できる。
本実施例は自動車制御など、リアルタイム性を要求される制御システムを構成する制御装置に適用可能であり、制御装置に接続された外部信号の入力計測タイミングや出力タイミングを容易に変更することができる。
上記の実施例1を自動車エンジン制御に適用して説明する。本実施例の自動車エンジンの制御装置は、センサ等からの入力値ないしエンジン制御部への出力値を個別に記憶する記憶手段と、センサ等から入力信号を計測して前記記憶手段に記憶された入力値を更新する入力手段と、前記記憶手段に記憶された出力値に応じてエンジン制御部へ出力信号を出力する出力手段を有する。また、前記記憶手段に記憶された入力値をエンジン制御プログラムに渡す入力値取得手段と、前記エンジン制御プログラムから渡された出力値を前記記憶手段に記憶する出力値更新手段と、前記入力手段および出力手段を起動する起動手段と、起動タイミングを記憶する起動タイミング記憶手段とを有する。さらに、前記入力手段と前記出力手段は、前記起動タイミング記憶手段で設定されたタイミングに応じて前記起動手段により起動されることを特徴とする。
これによると、実施例1の入力信号in1はデジタル入力であり、イグニッションスイッチなどに相当する。デジタルの出力信号out1はパワートレインリレーなどに相当する。入力信号in2はアナログ入力であり、水温や酸素センサーなどが相当する。
入力信号in3は通信により他の制御ユニットから届いた情報であり、例えば車速やギヤ位置(1速やニュートラルなど)などが相当する。出力信号out3は、他の制御ユニットに送信する情報であり、例えば、制御ユニットの状態(例えばエンジン回転数など)が相当する。入力信号in4はパルス入力であり、例えば、クランク角度に応じてパルスを出力するセンサーに相当する。出力信号out4はパルス出力であり、例えば、点火信号や噴射信号に相当する。
エンジン制御の場合は、定時で処理するものと、エンジン回転に同期した処理に大別でき、特に、エンジン回転に同期した処理の場合、点火制御(点火の位置や点火までの通電時間)や噴射制御(噴射タイミングと噴射量)をエンジン回転数などの車両状態に応じて行う。
本発明の一実施例による制御ユニットの機能ブロック図。 10ms処理フローの流れ図。 起動テーブルのデータ構成図。 起動処理のフローチャート。 入力処理のデジタル入力のフローチャート。 入力処理のアナログ入力のフローチャート。 入力処理の通信入力のフローチャート。 入力処理の周波数入力のフローチャート。 出力処理のデジタル出力のフローチャート。 出力処理のアナログ出力のフローチャート。 出力処理の通信出力のフローチャート。 出力処理の周波数出力のフローチャート。 入力値記憶バッファの構成図。 出力値記憶バッファの構成図。 入力値取得処理のデジタル入力のフローチャート。 入力値取得処理のアナログ入力のフローチャート。 入力値取得処理の通信入力のフローチャート。 入力値取得処理の周波数入力のフローチャート。 出力値更新処理のデジタル出力のフローチャート。 出力値更新処理のアナログ出力のフローチャート。 出力値更新処理の通信出力のフローチャート。 出力値更新処理の周波数出力のフローチャート。 10msタスク処理のフローチャート。 10msアプリケーション処理のフローチャート。 入力処理の動作を示すタイミングチャート。 出力処理の動作を示すタイミングチャート。 タイミング処理をアプリケーションプログラムでコールした処理のフローチャート。
符号の説明
1…制御ユニット、2…センサ、3…アクチュエータ、4…ネットワーク、5…他の制御ユニット、6…起動テーブル設定手段、11…メモリ、12…CPU、13…I/Oモジュール、111…アプリケーションプログラム、112…入力値取得処理、113…出力値更新処理、114…入力値記憶バッファ、115…出力値記憶バッファ、116…入力値計測処理、117…出力処理、118…起動テーブル、119…起動処理、120…タスク管理。

Claims (7)

  1. 外部からの入力値ないし外部への出力値を各入出力信号毎に個別に記憶する記憶手段と、外部から入力を計測して前記記憶手段に記憶された入力値を更新する入力手段と、前記記憶手段に記憶された出力値に応じて外部へ出力する出力手段と、前記記憶手段に記憶された入力値をアプリケーションプログラムに渡す入力値取得手段と、前記アプリケーションプログラムから渡された出力値を前記記憶手段に記憶する出力値更新手段と、前記入力手段および出力手段を起動する起動手段と、起動タイミングを記憶する起動タイミング記憶手段とを有し、
    前記入力手段と前記出力手段は、前記起動タイミング記憶手段で設定されたタイミングに応じて前記起動手段により起動されることを特徴とする制御装置。
  2. 外部からの入力値ないし外部への出力値を各入出力信号毎に個別に記憶する記憶手段と、外部から入力を計測して前記記憶手段に記憶された入力値を更新する入力手段と、前記記憶手段に記憶された出力値に応じて外部へ出力する出力手段と、前記記憶手段に記憶された入力値をアプリケーションプログラムに渡す入力値取得手段と、前記アプリケーションプログラムから渡された出力値を前記記憶手段に記憶する出力値更新手段とを有し、
    前記入力手段と前記出力手段は、前記アプリケーションプログラムで設定されたタイミングに応じて起動されることを特徴とする制御装置。
  3. 請求項1において、前記入力手段と前記出力手段は前記起動タイミング記憶手段で設定されたタイミングに応じて起動され、信号ごとに前記処理を実行することを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1において、前記起動タイミング記憶手段に登録した内容は、起動タイミング登録手段により記憶されたことを特徴とする制御装置。
  5. 請求項2において、前記入力手段は前記アプリケーションプログラムから起動されることを特徴とする制御装置。
  6. 請求項2において、前記出力手段は前記アプリケーションプログラムから起動されることを特徴とする制御装置。
  7. 自動車エンジン制御装置において、
    センサ等からの入力値ないしエンジン制御部への出力値を各入出力信号毎に個別に記憶する記憶手段と、センサ等からの入力を計測して前記記憶手段に記憶された入力値を更新する入力手段と、前記記憶手段に記憶された出力値に応じてエンジン制御部へを出力する出力手段と、前記記憶手段に記憶された入力値をエンジン制御プログラムに渡す入力値取得手段と、前記エンジン制御プログラムから渡された出力値を前記記憶手段に記憶する出力値更新手段と、前記入力手段および出力手段を起動する起動手段と、起動タイミングを記憶する起動タイミング記憶手段とを有し、
    前記入力手段と前記出力手段は、前記起動タイミング記憶手段で設定されたタイミングに応じて前記起動手段により起動されることを特徴とする自動車エンジンの制御装置。
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