JP2011038530A - 車両制御用ソフトウェア及び車両制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両を制御するための情報である制御データと、前記制御データを公開するソフトウェア部品である公開側ソフトウェア部品と、前記制御データを参照するソフトウェア部品である参照側ソフトウェア部品と、前記公開側ソフトウェア部品と前記参照側ソフトウェア部品との間での前記制御データの受け渡しに際してデータ形式を変換するデータ変換ソフトウェアと有し、前記データ変換ソフトウェアは所定のタイミングで起動要求され、前記公開側ソフトウェア部品にデータ参照要求を行い、取得した前記制御データを前記参照側ソフトウェア部品が参照するデータ形式へと変換する。
【選択図】図1
Description
図4に示すデータ変換ソフトウェアは、データ公開側ソフトウェア部品91と、公開用データ93と対応テーブル94とを有するデータ変換ソフトウェア92と、データ参照側ソフトウェア部品95とで構成されている。
10ms周期IOFW(1)321は、ステップ3211にて空気流量センサのセンサ値入力および更新処理を行う。その後、ステップ3212にてエンジン回転数センサのセンサ値入力および更新処理を行う。さらに、ステップ3213にてエンジン温度センサのセンサ値入力および更新処理を行う。
10ms周期キャッシュFW(1)331は、ステップ3311にて空気流量センサ値をセンサ制御機能23のインタフェースを利用して取得し、変数名および変数単位を変換し、AP変数QAV141として保存する。ステップ3312にてエンジン回転数センサ値をセンサ制御機能23のインタフェースを利用して取得し、変数名および変数単位を変換し、AP変数NDATA・A142として保存する。ステップ3313にてエンジン温度センサ値をセンサ制御機能23のインタフェースを利用して取得し、変数名および変数単位を変換し、AP変数TWV143として保存する。
ステップ3401にて吸入空気量推定処理ソフトウェア部品11を実行し、ステップ3402にて燃料量・点火時期演算処理ソフトウェア部品12を実行し、ステップ3403にて故障診断処理ソフトウェア部品13を実行する。
10ms周期キャッシュFW(2)332は、ステップ3321にてAP変数燃料量FI144をAP変数のインタフェースを利用して取得し、変数単位を変換した後に、アクチュエータ制御機能22のインタフェースを利用して燃料噴射量の制御目標値としてセットする。
ステップ3221にて、アクチュエータ制御機能22のソフトウェア部品に対して警告ランプ出力の更新処理を要求する。
ステップ3331にてエンジン回転数センサ値をセンサ制御機能23のインタフェースを利用して取得し、変数名および変数単位を変換し、AP変数NDATAV・B147として保存する。こうすることにより、異なるタイミングで起動する10msタスクと40ms周期タスクとのそれぞれのタスクの内部で、制御アプリケーションとは異なるタイミングで更新されるセンサ入力値の同時性を保つことが可能となる。
(1)データ変換ソフトウェアの実行タイミングを、参照側ソフトウェア部品に呼び出されたタイミングではなく、別の実行タイミングを設けて起動要求を行うから、制御データの同時性を設計してデータ変換ソフトウェアの実装を行うことが出来るという効果がある。
2 公開用データ
3 データ変換ソフトウェア
4 データ対応部
5A、5B 参照用データ
6 データストレージ
7、8、9 データ参照側ソフトウェア部品
50 ECU
10 アプリケーション部分
11 第1の制御ソフトウェア部品(吸入空気量推定処理ソフトウェア部品)
12 第2の制御ソフトウェア部品(燃料量・点火時期演算処理ソフトウェア部品)1 13 第3の制御ソフトウェア部品(故障診断処理ソフトウェア部品)
14 AP変数部
20 基本ソフトウェア部分
21 リアルタイムOS
22 アクチュエータ制御機能
23 センサ制御機能
24 通信ドライバ
25 デジタル入出力部
26 アナログ入出力部
27 リセット部
30 フレームワーク
31 タスクFW
32 IOFW
33 キャッシュFW
34 アプリケーションFW
50 ECU
Claims (13)
- 車両を制御するための情報である制御データと、前記制御データを公開するソフトウェア部品である公開側ソフトウェア部品と、前記制御データを参照するソフトウェア部品である参照側ソフトウェア部品と、前記公開側ソフトウェア部品と前記参照側ソフトウェア部品との間での前記制御データの受け渡しに際してデータ形式を変換するデータ変換ソフトウェアと有し、
前記データ変換ソフトウェアは、所定のタイミングで起動要求され、前記公開側ソフトウェア部品にデータ参照要求を行い、取得した前記制御データを前記参照側ソフトウェア部品が参照するデータ形式へと変換する車両制御用ソフトウェア。 - 前記データ変換ソフトウェアは、変換した前記制御データを参照用データとして保存するとともに、前記参照側ソフトウェア部品は前記参照用データを参照することを特徴とする請求項1に記載の車両制御用ソフトウェア。
- 前記データ変換ソフトウェアは、前記参照側ソフトウェア部品の用意するデータ要求命令を用いて、変換した前記制御データを前記参照側ソフトウェア部品に渡すことを特徴とする請求項1に記載の車両制御用ソフトウェア。
- 前記公開側ソフトウェア部品と前記参照側ソフトウェア部品との間での前記制御データの受け渡しに際して変換される前記データ形式とは、少なくとも変数名と変数単位とのいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の車両制御用ソフトウェア。
- 前記データ変換ソフトウェアは、起動要求されるタイミングを前記参照用ソフトウェア部品が起動要求されるタイミングとは独立に設定することを特徴とする請求項1に記載の車両制御用ソフトウェア。
- 前記データ変換ソフトウェアは、起動要求されるタイミングを前記公開用ソフトウェア部品が起動要求されるタイミングとは独立に設定することを特徴とする請求項1に記載の車両制御用ソフトウェア。
- 前記データ変換ソフトウェアは、起動要求されるタイミングが少なくとも時間周期か、割り込み信号かのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の車両制御用ソフトウェア。
- 前記ソフトウェア部品とは、車両制御用ソフトウェアが搭載されている電子車両制御装置とセンサとアクチュエータを制御するための基本ソフトウェア部品と、前記基本ソフトウェア部品を用いて制御対象の状態を制御するための制御アプリケーション部品と、で構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両制御用ソフトウェア。
- 前記データ変換ソフトウェアによって前記制御データが変換されるのは、前記基本ソフトウェア部品と前記制御アプリケーション部品との間のデータの公開および参照の際であることを特徴とする請求項8に記載の車両制御用ソフトウェア。
- 前記ソフトウェア部品とは前記制御データを公開するとともに前記制御データを参照する部品であることを特徴とする請求項1に記載の車両制御用ソフトウェア。
- 前記ソフトウェア部品は公開データと参照要求データの区別を明示したインターフェースを持つことを特徴とする請求項1に記載の車両制御用ソフトウェア。
- 前記データ変換ソフトウェアは前記ソフトウェア部品の明示する公開用データと参照要求データの区別を参照することを特徴とする請求項11に記載の車両制御用ソフトウェア。
- マイクロコンピュータを用いて車両の制御を行う車両制御用装置において、請求項1〜12に記載のソフトウェアを搭載することを特徴とする車両制御用装置。
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JP2003256201A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-10 | Denso Corp | データ参照に係るプログラム構造 |
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JP2004199533A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Hitachi Ltd | 組込みコントローラ及び組込みコントローラ開発ツール |
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