JP5111262B2 - 組込み制御装置 - Google Patents

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本発明は、機器を制御するための組込みコントローラに関する。
従来、ソフトウェアを複数の独立したソフト部品で構成し、ソフト部品の組み合わせで所望の機能を実現するとともに、ソフト部品単位で再利用を行う方法がある(例えば、特許文献1)。
また従来、類似の製品で構成される製品系列内でのソフトウェア再利用を目的とした組込みコントローラとして、組込みコントローラを構成するプロセッサ,電子回路,センサおよびアクチュエータに対応してソフトウェアを部品化する方法がある(例えば、特許文献2)。
特開2004−54683号公報 特開2000−97102号公報 特開2004−199533号公報
ソフトウェア技術の適用対象として、自動車,携帯電話等の機器に組み込んで対象を制御する、いわゆる組み込みソフトウェアがある。このような組込みソフトウェアによる制御は、従来の機械的機構や電気回路による方式に比べて柔軟かつ高度な制御が実現できること、ソフトウェアの変更によって多くの派生製品を開発できること、が利点として挙げられる。
従来は対象製品ごとにソフトウェアを開発したり、類似の製品に基づいて差分を開発したりしていた。しかし、組込みソフトウェアの適用範囲拡大に伴い、派生製品数およびソフトウェアの規模が増大したため、開発効率の大幅な向上が要求されている。
上記課題を解決するため、特許文献1に示すように、ユーザインタフェース特有の視点(MVCモデル)に基づいてソフトウェアを部品化し、ソフト部品単位で再利用を行う技術が開示されている。しかしながら、機器制御システムにおいてどのように部品化を行うか、と言う点については考慮されていない。
また、特許文献2では、機器制御システムの一例である自動車制御システムにおいて、ソフトウェアを、エンジン等の制御対象に相当するアプリケーションソフトと、組込みコントローラのハードウェアに相当する基本ソフトとに階層化し、基本ソフト内にセンサ,アクチュエータ,周辺回路,プロセッサなどの組込みコントローラのハードウェアに対応するソフト部品を設ける技術が開示されている。しかしながら、制御対象に相当するアプリケーションソフトの部品化に関しては、エンジンや変速機など、制御対象ごとの部品化にとどまっている。組込みコントローラの開発においては、例えばエンジンの気筒配置など、たとえ組込みコントローラのハードウェア構成が同一であっても制御対象機器が異なる場合が存在する。したがって、制御対象機器毎にアプリケーションソフトを変更しなければならず、再利用性が低いと言う課題がある。
また、従来技術として特許文献3では、アプリケーションソフトの部品化に関して、制御演算データに対応してソフト部品とソフト部品の実行順序を管理する制御基本ソフトを設けたうえで、ソフト部品毎に実行手続きを共通化するインタフェースを設けることによってソフト部品実行時の引数および戻り値の変更を吸収し、制御基本ソフトの再利用性を向上させる技術がある。しかしながら、制御対象機器の構成が変更された場合には制御演算データの演算式自体が異なる場合がある。演算式の変更に対応するためには組み合わせるソフト部品を変更しなければならず、制御基本ソフトを変更しなければならないため、アプリケーションソフトの再利用性が低いと言う課題がある。
本発明は、上記課題を解決し、制御対象機器に対応するアプリケーションソフトの再利用性を向上させることを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明は外部からの入力信号を取り込みデータ化する信号入力部と、前記データ化された入力信号を処理し、制御データを演算するプロセッサと、前記制御データを外部に接続される機器への制御信号として出力する信号出力部と、前記プロセッサに前記演算を実行させるための組込みソフトウェアを記憶するメモリとを備える組込みコントローラにおいて、前記組込みソフトウェアは複数の制御機能ソフトと、制御対象の製品仕様を定義する製品定義ソフトとで構成されたアプリケーションソフトと、前記制御機能ソフトの起動を制御し、前記制御機能ソフトからの要求に応じて前記入力信号の読み出しおよび前記制御信号の出力を行う基本ソフトとを有し、前記制御機能ソフトは複数のソフト部品と、前記ソフト部品の実行順序を管理する制御基本ソフトと、前記制御基本ソフトによる少なくとも一つの前記ソフト部品の実行呼び出しごとに対応する呼び出しインタフェースソフトとを有し、前記呼び出しインタフェースを有する前記ソフト部品は複数個のソフト部品バリエーションを備えることを特徴とするものである。
更に、本発明は組込みコントローラにおいて、前記ソフト部品バリエーションは、前記制御対象の前記製品仕様に対応して設けられることを特徴とするものである。
更に、本発明は組込みコントローラにおいて、前記呼び出しインタフェースソフトは、前記製品定義ソフトに定義された前記製品仕様に基づいて、前記ソフト部品バリエーションから適切なソフト部品を呼び出すことを特徴とするものである。
更に、本発明は組込みコントローラにおいて、前記呼び出しインタフェースの起動手続きは、前記ソフト部品の起動手続きと同一であり、前記製品仕様に基づいて前記ソフト部品バリエーションの起動手続きへと変換したうえで、対応する前記ソフト部品の実行呼び出しを行うことを特徴とするものである。
更に、本発明は組込みコントローラにおいて、前記呼び出しインタフェースは、前記呼び出しインタフェースごとに前記製品仕様の一つの項目のみを参照することを特徴とするものである。
更に、本発明は組込みコントローラにおいて、前記製品仕様とは、少なくとも、制御対象の少なくとも一つの機械的構成と、製品仕向地と、外部接続機器構成とのいずれか一つで構成されていることを特徴とするものである。
更に、本発明は組込みコントローラにおいて、前記製品仕様とは、前記制御対象の属する製品系列内において製品間で異なる設計要素に対応していることを特徴とするものである。
更に、本発明は組込みコントローラにおいて、前記ソフト部品バリエーションは、前記制御対象の前記製品仕様に基づいて前記呼び出しインタフェースによって実行呼び出しされるソフト部品のみが組み込まれることを特徴とするものである。
更に、本発明は組込みコントローラにおいて、前記制御対象は自動車用内燃機関であって、前記製品仕様とは少なくとも気筒数,気筒配置,スロットル種類,燃料噴射方式,バルブ駆動機構,過給機の有無,変速機種類,ピストン形状,吸気ポート数,排気ポート数,内燃機関冷却方式,燃料種別,ストローク数,出荷国,対応排気規制のいずれか一つを含むことを特徴とするものである。
本発明の組込みコントローラによれば、制御対象機器の製品仕様に対応する複数個のソフト部品バリエーションを設け、制御対象の製品仕様を定義する製品定義ソフトを設け、製品仕様に対応して実行するソフト部品を変更する呼び出しインタフェースソフトを設けることにより、製品仕様の変更によらず制御基本ソフトを再利用可能にすることを実現する。
以下に本発明の一実施の形態による組込みコントローラについて図面を参照しつつ説明を行う。なお、本実施例では組込みコントローラの一例として自動車用電子制御ユニット(Electric Control Unit、以下ECU)を実施例として扱う。
まず、図1に本発明が実施された制御機能ソフトの基本構造を示す。ソフト部品1,2は制御変数の更新ロジックを記述している。ある制御変数に対応するソフト部品バリエーション30であり、同じ制御変数を演算するが異なる演算手順を有するソフト部品31,32で構成される。ソフト部品バリエーション30が対応する制御変数用の呼び出しインタフェース33は、後述する製品定義ソフト34を参照してソフト部品バリエーション30から機器構成に対応するソフト部品31または32を選択し、実行する。製品定義ソフト34は、制御機能ソフトが制御対象とする製品の機器構成を定義する。制御基本ソフト4はソフト部品1,2および呼び出しインタフェース33の実行順序を記述している。制御基本ソフト4の処理の流れ5は、制御機能ソフトはプラットフォームソフトによって起動されたのち、ソフト部品1,2,呼び出しインタフェース33を順番に呼び出すことを示している。
呼び出しインタフェース33は、演算手順が異なるソフト部品を複数有するソフト部品バリエーション30に対応して設けられている。そのため、例えば製品の機器構成に応じてソフト部品31からソフト部品32に変更される場合でも、ソフト部品バリエーション30内での変更は呼び出しインタフェース33で行われるため、制御基本ソフト4は共通の呼び出しインタフェース33を呼び出せばよく、制御基本ソフトを変更せずに用いることが出来る。すなわち、図1の構成とすることによって、構成が異なる制御機器間でのアプリケーションソフトの再利用性が向上するという効果がある。
図2に、本発明を適用した車両を示す。この例では、車両6は、エンジン7と、変速機8と、アクセルペダル9と、エンジン7を制御するECU10と、変速機8を制御するECU20とを有する。
図3に、車両用分散制御システムの基本構成を示す。本車両用分散制御システムは、制御対象機器であるエンジン7と、変速機8と、ドライバによるアクセル操作を受け付けるペダル9と、ソフトウェア11と、メモリ12と、プロセッサ13と、データ受信装置14と、データ送信装置15と、アクセルペダル等の入力をA/D変換して入力するアナログ入力16と、クランク角度センサ等からのパルスを入力するデジタル入力17と、アクチュエータ等を駆動するために電圧を出力するアナログ出力18と、アクチュエータ等を駆動するためにパルスを出力するデジタル出力19とによって構成されるECU10と、前記ECU10と同様の構成を有するECU20と、ペダル9の踏み込み角度を電圧値に変換するセンサ161と、エンジンのクランク角度を計測するセンサ171と、アナログ出力により駆動されるアクチュエータ181と、パルス出力により駆動されるアクチュエータ191とで構成されている。
図4にソフトウェア11の構成の一例を示す。図4に示すように、アプリケーションソフト111とプラットフォームソフト112で構成されている。
アプリケーションソフト111は、センサ入力に基づいて制御対象であるエンジン8の状態を推定し、制御目標状態を定め、アクチュエータ出力を制御するための目標値を演算する制御機能ソフトであるトルク制御機能1111,燃料制御機能1112,診断機能1113と、エンジン8の機器構成を定義する製品定義ソフト1114で構成されている。
プラットフォームソフト112は、リアルタイムオペレーションシステム(OS)1121と、入出力ソフト1122とで構成されている。リアルタイムOSは時間周期や外部入力に同期してアプリケーションソフト111の制御機能ソフトの起動を行うとともに、割り込み禁止処理などをサービスをアプリケーションソフト111に提供する。入出力ソフト1122は、組込みコントローラ10自体すなわちプロセッサ13,データ受信装置14,データ送信装置15,アナログ入力16,デジタル入力17,アナログ出力18,デジタル出力19や、センサ161,171,アクチュエータ181,191に関する演算処理を実行する。
図5に制御機能ソフトの一つであるトルク制御機能ソフト1111の構成の一例を示す。ソフト部品11111,11112は、目標トルクに関する演算、空気量に関する演算手続きが記述されている。燃料量に対応するソフト部品バリエーション111130は、同じ制御変数である燃料量を演算するが、マルチポート噴射(MPI)方式での燃料量演算ソフト部品111131や筒内直噴方式での燃料量演算ソフト部品111132など、エンジンの機器構成によって異なる演算手順を有するソフト部品で構成される。燃料量演算ソフト部品バリエーション111130に対応する制御変数(燃料量)用の呼び出しインタフェース111133であって、製品定義ソフト1114を参照してソフト部品バリエーション111130から機器構成に対応するソフト部品111131または111132を選択し、実行する。製品定義ソフト1114であって、トルク制御機能ソフト1111が制御対象とするエンジン7の機器構成である燃料噴射方式11141や気筒数11142,エンジンの排気規制を定めている仕向地11143,外部接続機器である変速機種類11144の情報を定義する。トルク制御基本ソフト11114は、ソフト部品11111,11112および呼び出しインタフェース111133の実行順序を記述している。トルク制御基本ソフト11114の処理の流れ11115は、トルク制御機能ソフト11114は、周期的、またはエンジン回転角度センサ入力割り込みなどの外部入力に同期してリアルタイムOS1121によって起動されたのち、ソフト部品11111,11112,呼び出しインタフェース111133を順番に呼び出すことを示している。
図5の構成を取ることによって、制御機能ソフトの中で対象とするエンジンの機器構成に対応して変更されるソフト部品の選択を、ソフト部品の実行順序を定義している制御基本ソフトから分離することが出来る。たとえば対象とするエンジンでの燃料噴射方式や気筒数,気筒配置(直列,V型,水平)が変わった場合には、呼び出しインタフェースが実行するソフト部品が変更されるだけで、制御基本ソフトを流用することが出来るという利点がある。
図6に、ソフト部品バリエーション11130と製品定義ソフトの項目11141との対応関係を示す。製品定義ソフト1114で定義される機器構成は複数種類存在する。そのため、ソフト部品バリエーション11130を複数種類の項目に対応させた場合には、用意しておかなくてはいけないソフト部品のバリエーション数が、定義項目の組み合わせで多くなってしまうという課題がある。そこで、一つの制御変数に対応するソフト部品バリエーション11130は、製品定義ソフトで定義される一項目11141に対応させる。図6の構成を取ることによって、少数のソフト部品バリエーションを多数の製品に対して効率的に再利用できるという利点がある。
図7は呼び出しインタフェース33の動作を示す。
制御基本ソフト4がステップ1(以下、S1と称す)において呼び出しインタフェース33の実行処理を行う。その結果、呼び出しインタフェース33の処理が開始される。S2において対応製品仕様を読み込み、ソフト部品バリエーションが対応している製品仕様項目を特定する。S3において製品定義ソフト34を読み込み、S2で特定した製品仕様項目が対象とする制御機器でどのような構成になっているのかを参照する。S4において、ソフト部品バリエーション30の中から対象制御機器用に呼び出すソフト部品の呼び出し手続きを生成する。S5において、ソフト部品の呼び出しを実行する。ソフト部品の処理が完了した後、S6において、呼び出しインタフェース33の処理を完了し、実行処理を制御基本ソフト4に戻す。
図8は、本発明が適用された組込みコントローラの一例を示す。図8の例では、燃料噴射方式はMPI方式が適用されているため、ソフト部品バリエーション111130でMPI方式に対応するソフト部品111131のみがメモリ12上に書き込まれる。
図8の構成とすることで、メモリ容量の制約が厳しい組込み制御装置においても、メモリ使用量を削減することが可能となる。
図9に、図1で示す制御機能ソフトの一例として、C言語によるソースコードを示す。制御基本ソフト101であり、演算する制御変数の更新手続き“ALPHA_Update”,“BETA_Update”,“GAMMA_Update”の実行順序を定義し、呼び出しを行っている。ソフト部品BETA1022に対応するデータインタフェース1021は、ソフト部品間でのデータのやり取りを定義している。ソフト部品1022は制御変数BETAの演算手順を定義している。制御変数BETAに関しては、ソフト部品バリエーションは存在していない。制御変数GAMMAはエンジン気筒数に対応するソフト部品バリエーションを有する。製品定義ソフト104は制御対象エンジンの機器構成を定義している。“#define CylNum Cyl4”で、製品仕様項目CylNum(気筒数)がCyl4(4気筒)であることを示す。呼び出しインタフェース1031は制御変数GAMMAのソフト部品バリエーションから制御対象エンジン用のソフト部品を選択している。“#include VP_Profile.h”で製品定義ソフト104を読み込んでいる。“#define GAMMA_Update()”のマクロ定義において、制御変数GAMMAがどの製品仕様項目に対応しているかを定義している。“#define GAMMA_Update_VP(CylNum)”のマクロ定義において、製品定義ソフト104から読み込んだ製品仕様に基づき、制御変数GAMMAのソフト部品バリエーションから特定のソフト部品を呼び出すための実行命令へと変換している。制御変数GAMMAのソフト部品バリエーションにおける4気筒用ソフト部品1033を備え、ソフト部品1033用のデータインタフェース1032を備えている。
このように、図9の構成とすることで、制御基本ソフトからは制御変数の更新順序だけを定義,実行すればよくなり、実行対象の制御変数が制御対象機器の構成によってソフト部品バリエーションを持つかどうかを意識する必要が無く、共通の手順で制御変数の更新が行えるようになる。また、ソフト部品バリエーションから制御対象に対応したソフト部品を選択する機能を呼び出しインタフェースに局所化したため、制御対象の機器構成が変更されても制御基本ソフトを変更する必要が無くなり、ソフトウェアを効率的に再利用することが出来るという利点がある。
本発明は、複数のソフト部品で構成され、機械的構成を有する機器を制御する制御装置に適用できる。
本発明の一実施の形態による組込み制御装置の構成例を示す図である。 実施例の自動車用組込み制御装置を示す図である。 実施例の組込み制御装置の概要図である。 組込み制御装置のソフトウェア構造を示す図である。 制御機能ソフトと製品定義ソフトの構成を示す図である。 数値化された製品系列変更履歴を示す図である。 ソフト部品バリエーションと、製品定義ソフトの製品仕様項目との対応を示す図である。 組込み制御装置の実装形態を示す図である。 制御機能ソフトおよび製品定義ソフトのC言語での記述を示す図である。
符号の説明
1,2,31,32 ソフト部品
4 制御基本ソフト
5 処理の流れ
30 ソフト部品バリエーション
33 呼び出しインタフェース
34 製品定義ソフト

Claims (9)

  1. 外部からの入力信号を取り込みデータ化する信号入力部と、
    前記データ化された入力信号を処理し、制御データを演算するプロセッサと、
    前記制御データを外部に接続される機器への制御信号として出力する信号出力部と、
    前記プロセッサに前記演算を実行させるための組込みソフトウェアを記憶するメモリとを備える組込みコントローラにおいて、
    前記組込みソフトウェアは、
    複数の制御機能ソフトと、制御対象の製品仕様を定義する製品定義ソフトと、で構成されたアプリケーションソフトと、
    前記制御機能ソフトの起動を制御し、前記制御機能ソフトからの要求に応じて前記入力信号の読み出しおよび前記制御信号の出力を行う基本ソフトとを有し、
    前記制御機能ソフトは、
    複数のソフト部品と、該ソフト部品の実行順序を管理する制御基本ソフトと、
    製品定義ソフトに定義された製品仕様に応じて、前記制御基本ソフトによる少なくとも一つの前記ソフト部品の実行呼び出しごとに対応する呼び出しインタフェースソフトとを有し、
    該呼び出しインタフェースを有する前記ソフト部品は、
    複数個のソフト部品バリエーションを備えることを特徴とする組込みコントローラ。
  2. 請求項1に記載の組込みコントローラにおいて、
    前記ソフト部品バリエーションは、前記制御対象の前記製品仕様に対応して設けられることを特徴とする組込みコントローラ。
  3. 請求項1又は2の組込みコントローラにおいて、前記呼び出しインタフェースソフトは、前記製品定義ソフトに定義された前記製品仕様に基づいて、前記ソフト部品バリエーションから適切なソフト部品を呼び出すことを特徴とする組込みコントローラ。
  4. 請求項1から3のいずれかの組込みコントローラにおいて、
    前記呼び出しインタフェースの起動手続きは、前記ソフト部品の起動手続きと同一であり、前記製品仕様に基づいて前記ソフト部品バリエーションの起動手続きへと変換したうえで、対応する前記ソフト部品の実行呼び出しを行うことを特徴とする組込みコントローラ。
  5. 請求項1から4のいずれかの組込みコントローラにおいて、前記呼び出しインタフェースは、前記呼び出しインタフェースごとに前記製品仕様の一つの項目のみを参照することを特徴とする組込みコントローラ。
  6. 請求項1から5のいずれかの組込みコントローラにおいて、
    前記製品仕様とは、少なくとも、制御対象の少なくとも一つの機械的構成と、製品仕向地と、外部接続機器構成とのいずれか一つで構成されていることを特徴とする組込みコントローラ。
  7. 請求項1から6のいずれかの組込みコントローラにおいて、
    前記製品仕様とは、前記制御対象の属する製品系列内において製品間で異なる設計要素に対応していることを特徴とする組込みコントローラ。
  8. 請求項1から7のいずれかの組込みコントローラにおいて、前記ソフト部品バリエーションは、前記制御対象の前記製品仕様に基づいて前記呼び出しインタフェースによって実行呼び出しされるソフト部品のみが組み込まれることを特徴とする組込みコントローラ。
  9. 請求項1から8のいずれかの組込みコントローラにおいて、
    前記制御対象は自動車用内燃機関であって、前記製品仕様とは少なくとも気筒数,気筒配置,スロットル種類,燃料噴射方式,バルブ駆動機構,過給機の有無,変速機種類,ピストン形状,吸気ポート数,排気ポート数,内燃機関冷却方式,燃料種別,ストローク数,出荷国,対応排気規制のいずれか一つを含むことを特徴とする組込みコントローラ。
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