JP2007052308A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子写真のような転写を行なうプリント作成において、縁無しプリントを作成する際における、色材による装置内の汚染や、プリント裏面への色材の付着を防止する。
【解決手段】プリント作成に供される記録媒体の紙厚を知見し、紙厚に応じて転写時における転写体と、転写体に記録媒体を押圧する押圧部材との間隔を調整することにより、前記課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、転写によって記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関し、詳しくは、いわゆる縁無しプリントを作成する際に、転写による装置内部や記録媒体裏面の汚染を防止することができる画像形成装置に関する。
電子写真方式のプリントの作成において、例えば表面に光沢性を有する画像形成層が形成された記録媒体(受像媒体)を用いることにより、写真プリントと同等の品質を有するプリントを作成することが知られている。
一例として、特許文献1には、熱可塑性樹脂からなる透明樹脂層を画像形成層として有する記録シート(記録媒体)を用い、この透明樹脂層にトナー像を形成した後、表面平滑性が高い定着ベルトと、定着ベルトを張架する加熱ローラと、定着ベルト(加熱ローラ)に押圧されるニップローラとからなる平滑光沢化手段で、トナー像の定着を行なうことにより、写真プリントに近いプリントを得る画像形成装置が開示されている。
このプリンタでは、まず、記録シートの透明樹脂層の表面に、電子写真によるトナー像を形成する。
次いで、平滑光沢化手段において、トナー像を形成した透明樹脂層を定着ベルトに向けて、定着ベルトとニップローラとで受像媒体を挟持搬送する。この挟持搬送によって、記録シートの透明樹脂層を定着ベルトに当接/押圧すると共に加熱して、トナー像を定着し、かつ、透明樹脂層を溶融して記録シートを定着ベルトに軽く貼着した状態とする。さらに、貼着した記録シートを定着ベルトで搬送しつつ、透明樹脂層を冷却/凝固し、所定長搬送した後に、記録シートを定着ベルトから剥離する。
これにより、トナー像を定着すると共に、高い平滑性を有する定着ベルトの表面性状を記録シートの透明樹脂層に転写して、プリントの表面に光沢を与え、写真プリントのような高品位なプリントを作成することができる。
特開2005−49530号公報
ところで、現在の写真プリントは、周辺に白縁の無い、いわゆる縁無しプリントが主流である。従って、前述のような透明樹脂層を有する記録シート等、写真品質に対応するプリントを作成可能な記録媒体を用いることにより、写真プリントと同等の品質のプリントを作成する際にも、縁無しプリントが要求される場合は多い。
縁無しプリントを作成する場合には、記録媒体の縁一杯まで画像を形成する必要があるため、色材が記録媒体以外に付着して、色材が装置内部を汚染してしまう可能性が有る。
特に、電子写真では、(電子写真)感光体ドラムや感光体ドラムから画像を転写される中間転写体などの転写体にトナー像を形成した後、転写ローラ等を用いて記録媒体を転写体(感光体ドラムや中間転写体)に押圧することにより、記録媒体に画像を形成する。そのため、縁無しプリントを作成する際に、転写体に形成された画像のサイズ、転写体に形成された画像の位置、記録媒体のサイズ、記録媒体の位置の1つにでも誤差が生じてしまうと、この誤差が極僅かであっても、転写ローラにトナーが付着して周辺を汚染してしまい、さらに、それ以降のプリントの裏面にトナーが付着してしまう。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、電子写真のように転写によって画像を形成する画像形成において、周縁部に白縁の無い、いわゆる縁無しプリントを作成する際にも、感光体ドラムや中間転写体などの転写体に記録媒体を押圧する転写ローラ等に色材が付着することを防止でき、転写ローラ等に色材が付着することに起因する装置内部の汚染や、裏面への色材の付着を防止して、適正なプリントを安定して作成できる画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、操作を入力される操作手段と、転写体に画像を形成した後、押圧部材によって記録媒体を前記転写体に押圧することにより、前記転写体から記録媒体に画像を転写する画像形成部と、前記画像形成部に記録媒体を供給する供給部と、前記供給部が画像形成部に供給する記録媒体の情報を取得する情報取得手段とを有し、かつ、前記画像形成部は、前記情報取得手段が取得した記録媒体の情報に応じて、前記記録媒体を転写体に押圧する際の前記転写体と押圧部材との間隔を調整する調整手段を有することを特徴とする画像形成装置を提供する。
このような本発明の画像形成装置において、前記情報取得手段は、前記記録媒体の紙厚を検出する紙厚センサであるのが好ましく、また、前記供給部に装填された記録媒体の種類を検出する検出手段であるのが好ましく、さらに、前記操作手段から入力された情報を用いて前記記録媒体の情報を取得するものであるのが好ましい。
また、縁無しプリントを作成する縁無しモードと、縁有りプリントを作成する縁有りモードが選択可能であるのが好ましく、この際において、前記縁無しモードが選択された場合にのみ、前記情報取得手段が記録媒体の情報を取得するのが好ましく、また、前記供給部に所定の記録媒体が装填されている場合にのみ、前記縁無しモードが選択可能であるのが好ましい。
さらに、前記画像形成部が、前記転写体から記録媒体への画像の転写を補助するために、前記押圧部材を帯電させる帯電手段を有し、前記情報取得手段が取得した記録媒体の情報に応じて転写体と押圧部材との間隔調整を行なう際には、この帯電手段による帯電量も調整するのが好ましい。
上記構成を有する本発明の画像形成装置によれば、転写によって記録媒体(受像媒体)に画像を形成してプリントを作成する画像形成装置において、縁無しプリントを作成する際にも、転写のために記録媒体を(電子写真)感光体ドラムや転写ベルトなどの転写体に押圧する転写ローラ等の押圧部材にトナー等の色材が付着することが無いので、押圧部材や周辺の色材による汚染、プリント裏面への色材の付着等を防止することができる。
以下、本発明の画像形成装置について、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
図1に、本発明の画像形成装置の一例の概念図を示す。
図1に示す画像形成装置10は、画像(画像データ)を取得して、電子写真方式によって、この画像を形成(再生)したプリント(ハードコピー)として出力するものであり、画像取得手段12と、プリンタ16と、操作手段18と、表示装置20とを有して構成される。また、プリンタ16は、基本的に、制御手段22と、記録シート供給部28と、画像形成部30と、プリント排出部34とを有して構成される。
なお、図示例の画像形成装置10は、画像取得手段12、プリンタ16、操作手段18、および表示装置20の4つの部位が別体的に示されているが、本発明は、これに限定はされず、全ての部位が一体的であっても、2以上の部位が一体的であってもよい。
画像取得手段12(以下、取得手段12とする)は、画像(画像データ)を取得して、プリンタ16に供給するものである。
本発明の画像形成装置10において、取得手段12には、特に限定はなく、各種の画像の取得手段が、全て利用可能である。一例として、CD(−R)、スマートメディア、メモリースティックなどの各種の記憶媒体の読取装置(複数の媒体に対応しても可)、写真フィルムやプリント等の画像を光電的に読み取る画像読取装置、画像の合成などの画像処理や複数画像のレイアウト等を行なう画像処理手段から画像を取得する手段、インターネット等の通信ネットワークから画像等の各種の情報を取得する通信端末等が例示される。
また、画像形成装置10は、これら取得手段12の複数を有してもよい。
操作手段18は、各種の操作、使用する記録シートAの選択等、ユーザ(オペレータ)が各種の操作や指示を入力するものであり、マウス、キーボード、タッチパネルなどのコンピュータ等で使用されている公知の操作手段である。また、表示装置20も、LCDやCRT等の公知のディスプレイ(モニタ)である。
図示例の画像形成装置10においては、一例として、表示装置20による表示および操作手段18を用いたGUI(Graphical User Interface)によって、各種の操作指示の入力を行なう。操作手段18によって入力された各種の指示などの情報は、制御手段22に送られる。
また、画像形成装置10においては、プリント作成のモードとして、プリントの周辺に白縁(非記録部)を有する、いわゆる縁有りプリントを作成する縁有りモードと、この白縁の無い、いわゆる縁無しプリントを作成する縁無しモードの2種のモードが設定され、操作手段18による操作によって、いずれかを選択可能になっている。
さらに、図示例の画像形成装置10においては、後述するプリンタ16の記録シート供給部28に装填した記録シートAの種類やサイズも、この操作手段18によって入力/設定可能になっている。
プリンタ16は、電子写真によって記録シートA(記録媒体(受像媒体))に画像を形成して、プリントを作成するものであって、前述のように、制御手段22と、記録シート供給部28と、画像形成部30と、プリント排出部34とを有して構成される。
なお、プリンタ16において、これらの各部位や各部位間には、特に図示あるいは符号を付していなくても、必要に応じて、搬送ローラ対やガイド部材等の記録シートAの搬送手段や、ジャミングや記録シートAを検出するセンサなどの、公知のプリンタに配される各種の部材を有している。
制御手段22は、操作手段18からの入力指示等に応じて、画像形成装置10の各部位の駆動や動作を制御するものである。
また、制御手段22は、操作手段18から入力された記録シートAに関する情報(種類やサイズ)や、後述する記録シート供給部28に配置されるシート種検出手段44からの検出結果を用いて、記録シート供給部28の装填部に装填された記録シートAの種類を知見する。また、制御手段22は、記録シートAの種類毎の紙厚を記憶しており、記録シートAの種類から、記録シートAの紙厚を知見する。さらに、制御手段22は、記録シート供給部28に配置された紙厚センサ50による測定結果から、画像形成部30に供給する記録シートAの紙厚を知見する。
制御手段22は、このようにして画像形成部30に供給する(すなわちプリント作成に供する)記録シートAの紙厚を知見し、この紙厚に応じて、後述する転写部58の転写ローラ80の位置(転写ベルト72と転写ローラ80との間隔)を決定して、転写ローラ位置調整手段82に指示を出す。
これらの点に関しては、後に詳述する。
記録シート供給部28(以下、供給部28とする)は、カットシート状の記録シートAを画像形成部30に供給する部位である。
図示例において、供給部28は、長尺な記録シートAを巻回してなる記録シートロールを収容するマガジン40の装填部と、カットシート状の記録シートAを収容するカセット42(42aおよび42b)の装填部(2カ所)とを有する。
また、カセット42およびマガジン40の装填部には、カセット42やマガジン40に収容された記録シートAの種類(普通紙や後述する写真画質プリント用シートなど)やサイズ(記録シートロールの場合には幅)を検出するシート種検出手段44が配置される。また、シート種検出手段44による記録シートAの種類やサイズの検出結果は、制御手段22に供給される。
なお、シート種検出手段44には、特に限定はなく、ディップスイッチを利用する方法、バーコードを利用する方法、シート種およびサイズ検出用の治具を用いる方法など、写真プリンタ等の各種のプリンタで利用されている公知の方法が利用可能である。
本発明において、記録シートAには特に限定はなく、普通紙はもちろん、光沢性を有する画像形成層などを有し写真品質に対応するプリントを作成することができる記録シートA(記録媒体)である写真画質プリント用シート等、各種の電子写真プリンタで利用されている記録シートAが利用可能である。
また、写真画質用プリント用シートとしては、各種の電子写真プリンタで利用されている公知のものが利用可能である。一例として、前記特許文献1や特開平5−216322号公報等に開示される、紙等からなる基材の表面(片面もしくは両面)に、ポリエステル、ポリエチレン、スチレン−アクリル酸エステル樹脂などの熱可塑性樹脂からなる透明樹脂層を画像記録層として形成してなる記録シートが例示される。
装填部に装填されたマガジン40の下流(記録シートAの搬送方向の下流)には、引出しローラ対46と、カッタ48とが配置される。
引出しローラ対46は、マガジン40に収容された記録シートロールから、記録シートAを引き出すローラ対である。また、カッタ48は、ギロチンカッタ等の公知のシート状物の切断手段である。
引出しローラ対46による記録シートロールからの記録シートの引出しは、カッタ48よりも下流の記録シートの長さがプリントサイズとなった時点で停止する。次いで、カッタ48が記録シートを切断して、所定サイズのカットシート状の記録シートAとし、所定の搬送手段に供給する。
また、供給部28においては、カセット42に収容されている記録シートAを、各種のプリンタで利用されている公知の手段によって引き出し、所定の搬送手段に供給する。
カッタ48によって所定サイズに切断された記録シートA、カセット42から引き出された記録シートAは、共に、搬送ローラ対によって画像形成部30に搬送される。
ここで、供給部28の最下流部には、供給部28から画像形成部30に供給する記録シートAの紙厚(記録シートAの厚さ)を検出する紙厚センサ50が配置される。この紙厚センサ50による記録シートAの紙厚の測定結果は、制御手段22に供給される。
紙厚センサ50には特に限定はなく、接触型の厚さ測定手段、レーザ変位計を用いる厚さ測定手段など、公知のシート状物の厚さ測定手段が、全て利用可能である。
なお、紙厚センサ50は、記録シートAの紙厚を具体的に数値で検出するものに限定はされず、例えば、厚手/普通や、超厚手/厚手/普通のように、記録シートAの紙厚が、予め段階的に設定された何れの紙厚であるかを検出するものであってもよい。
また、供給部28から画像形成部30に至る記録シートAの搬送路の途中には、バックプリンタ52が配置され、画像形成部30に供給される記録シートAの裏面(非画像記録面)に、コマ番号などの所定のバックプリント(裏印字)を記録する。なお、バックプリンタ52には、特に限定はなく、ドットインパクトプリンタ、インクリボンを用いる感熱プリンタ等、写真プリンタ等で用いられている各種のプリンタが利用可能である。
画像形成部30は、電子写真によって記録シートAに画像を形成するものであり、露光部54と、トナー像形成部56と、転写部58と、定着ローラ対60とを有する。
露光部54は、トナー像形成部56の電子写真感光体ドラム62を露光する光ビームE(記録光)の光源、光偏向器、fθレンズ、光路変更用のミラー、光ビーム調整用のレンズ等を有するROS54a、および、ミラー54bを有する、公知の光ビーム走査光学系である。
すなわち、露光部54は、画像取得手段12が取得して、例えば制御手段22が必要に応じて画像処理を施した画像(画像データ)に応じて変調した光ビームEを、電子写真感光体ドラム62の回転軸方向(電子写真感光体ドラム62の回転方向(=記録シートAの搬送方向)と直交する方向)と一致する主走査方向に偏向して出射し、ミラー54bで反射させて所定の露光位置に入射して、電子写真感光体ドラム62に各トナー像の描画に対応する潜像を記録する。
トナー像形成部56は、電子写真による公知のトナー像の形成部であり、前述の電子写真感光体ドラム62(以下、感光体ドラム62とする)、帯電手段66、クリーニング手段68、およびトナー供給手段70を有する。
感光体ドラム62は、公知の電子写真感光体ドラムであって、回転軸を主走査方向と一致して、矢印a方向(記録シートAの搬送方向と逆方向)に回転する。前述のように、ROS54aからの光ビームEは主走査方向に偏向されているので、感光体ドラム62は、画像データに応じて変調された光ビームEによって2次元的に走査露光される。
トナー供給手段70は、矢印b方向に回転可能なドラム状の本体に、C(シアン)トナー供給部70C、M(マゼンタ)トナー供給部70M、Y(イエロー)トナー供給部70Y、および、K(黒)トナー供給部70Kの4つのトナー供給部を回転角90°の間隔で有する。
転写部58は、一部を感光体ドラム62に当接するエンドレスベルトである転写ベルト72と、転写ベルト72を張架する3つのローラ74と、内側から転写ベルト72を感光体ドラム62に押圧する押圧ローラ76と、転写ローラ80と、転写ローラ位置調整手段82と、ベルトコンベア86とを有して構成される。転写ベルト72は、トナー像の中間転写体であり、矢印c方向(記録シートAの搬送方向と同方向)に回転する。
転写ローラ80は、図2に示すように、転写ローラ位置調整手段82のアーム82aに軸支されており、転写ローラ位置調整手段82(アーム82aの移動)によって移動され、ローラ74の1つに対応する位置において、転写ベルト72と共に記録シートAを挟持する位置と、転写ベルト72から完全に離間して、記録シートAを挟持できない位置とに移動可能にされる。
さらに、転写ローラ位置調整手段82は、記録シートAの紙厚に応じた制御手段22の指示に応じて、記録シートAを挟持する位置における転写ローラ80と転写ベルト72との間隔も調整する。この点に関しては、後に詳述する。
感光体ドラム62は、図中矢印a方向に回転しつつ、帯電手段66によって主走査方向に一様に帯電され、前述のように描画データに応じて変調された光ビームEで二次元的に走査露光され、静電潜像が形成される。次いで、この静電潜像が、トナー供給手段70の現像位置(感光体ドラム62に対面する位置)に位置するトナー供給部、例えばYトナー供給部70Yによって現像され、感光体ドラム62の表面にYトナー像が形成される。
また、一部を感光体ドラム62に接して押圧ローラ76によって押圧されている転写ベルト72は、感光体ドラム62の回転と同期して矢印c方向に回転している。従って、トナー供給手段70によって現像された感光体ドラム62のトナー像は、この接触部(押圧ローラ76による押圧部)において転写ベルト72に転写される。感光体ドラム62の転写ベルト72へのトナー像の転写を終了した領域は、クリーニング手段68によって、残存するトナーを除去される。
図示例においては、このようなトナー像の形成および転写ベルト72への転写を、Yトナー供給部70Y、Mトナー供給部70M、Cトナー供給部70C、およびKトナー供給部70Kの4つのトナー供給部を、順次、作用させて行う。
例えば、上述のようにして、Yトナー像を転写ベルト72に転写したら、次いで、トナー供給手段70を矢印b方向に90°回転して、Mトナー供給部70Mを現像位置に位置し、転写ベルト72上のYトナー像と位置合わせをして、同様に感光体ドラム62に潜像を形成しMトナー像を形成して、転写ベルト72に転写する。以下、同様にして、Cトナー像を転写ベルトに転写し、最後に、Kトナー像を転写ベルトに転写して、4色のカラーのトナー像を転写ベルト72に転写する。
従って、図示例においては、転写ベルト72の表面にY、M、CおよびKの各トナー像が位置合わせして形成され、すなわち4色の(フル)カラー画像が形成される。
なお、この間は、転写ローラ80は、転写ベルト72から完全に離間して、記録シートAを挟持できない待機位置に位置している。
一方、供給部28からは、プリントサイズにカットシート状の記録シートAが供給され、例えば、転写ローラ80の直上流のレジストローラ対84の所で待機している。
転写ベルト72にカラー画像が転写されたら、記録シートAと転写ベルト72に形成されたカラー画像との位置が合うように、転写ベルト72の回転にタイミングを合わせて、レジストローラ対84による記録シートAの搬送を開始し、かつ、転写ローラ80を所定の記録シートAの挟持位置として、転写ベルト72と転写ローラ80とで記録シートAを挟持搬送する。この挟持搬送により、転写ベルト72の表面に形成された4色のカラーのトナー像が記録シートAに転写され、記録シートAの表面にカラー画像が形成される。
ここで、前述のように、図示例の画像形成装置10においては、転写ローラ位置調整手段82を有し、この記録シートAへのトナー像の転写時(転写ベルト72と転写ローラ80とによる記録シートAの挟持搬送時)における転写ベルト72と転写ローラ80との間隔を、記録シートAの紙厚(厚さ)に応じて調整する。
具体的には、画像形成に供される記録シートAの厚さが所定厚さ未満の場合には、図2(A)に模式的に示すように、転写ローラ80と転写ベルト72とを当接した状態(定常の挟持搬送状態)で、転写ローラ80と転写ベルト72とによって記録シートAを挟持搬送して、トナー像を記録シートAに転写する。
これに対し、画像形成に供される記録シートAの厚さが所定厚さ以上の場合には、図2(B)に模式的に示すように、転写ローラ80と転写ベルト72とが当接しない若干の間隔を開けた状態で、転写ローラ80と転写ベルト72とによって記録シートAを挟持搬送して、トナー像を記録シートAに転写する。
前述のように、画像形成装置10は、モードの選択によって、周辺に白縁を有さない縁無しプリントと、周辺に白縁を有する縁無しプリントとの作成が選択可能になっている。
ここで、現在の写真プリントでは、縁無しプリントが主流である。そのため、電子写真等によるプリントにおいて、写真画質プリント用シート等を用いて写真品質のプリントを作成する場合にも、縁無しプリントが要求される。
ところが、電子写真のように転写を行なう画像形成では、転写ベルト72(転写体)に形成された画像と記録シートAとで、位置やサイズに少しでも誤差を有すると、記録シートAを転写ベルト72に押圧する転写ローラ80(転写のための押圧部材)にトナー(色材)が付着してしまい、転写ローラ80周辺の汚染や、以降のプリントの裏面へのトナー付着等の不都合が生じる。
ここで、写真画質プリント用シートには、写真プリントと同等の質感が要求されるため、一般的に、普通紙よりも紙厚が厚い。また、縁無しプリントが要求されるのは、専ら写真画質プリント用シートを用いたプリント作成である。
これに対応して、本発明においては、紙厚が所定厚さ以上の記録シートAを用いてプリントを作成する場合には、定常のプリント作成時の転写のように転写ローラ80と転写ベルト72(転写体と押圧部材)とを当接せず、図2(B)に示すように、両者の間に記録シートAの紙厚に応じた間隔を有する状態で記録シートAを挟持搬送して、記録シートAに画像を転写する。
これにより、縁無しプリントを作成する際に、転写ローラ80にトナーが付着するのを防止できる。また、写真画質プリント用シートのように、紙厚の厚い記録シートAであれば、定常の挟持搬送のように転写ローラ80と転写ベルト72とを当接しなくても、適正な画像の転写を行なうことができる。
本発明において、前記紙厚の所定厚さ、すなわち、転写ローラ80と転写ベルト72とに間隔を有して転写を行なう記録シートAの紙厚には、特に限定はないが、基本的に、対応する写真画質プリント用シートの最小厚さに応じて、これ以上の紙厚を有する記録シートAでは、転写ローラ80と転写ベルト72とに間隔を有してトナー像の転写を行なうように設定すればよい。
所定の紙厚以上の記録シートAを用いて転写を行なう際における、転写ローラ80と転写ベルト72との間隔の大きさは、記録シートAの紙厚、トナー像の転写に必要な転写ベルト72への記録シートAの押圧力等に応じて、転写ローラ80と転写ベルト72とが当接せず、かつ、トナー像を記録シートAに確実に転写できる、記録シートAの紙厚よりも狭い間隔を、対応する記録シートA毎に、適宜、決定すればよい。
また、転写ローラ80と転写ベルト72との間隔の大きさは、記録シートAの紙厚に応じて、個々に設定するのに限定はされない。例えば、超厚手紙/厚手紙/普通紙のように、記録シートAの紙厚を段階的に設定して、普通紙の場合には転写ローラ80と転写ベルト72を当接する通常の挟持搬送を行い、超厚手紙および厚手紙の場合に対応して、段階的に画像転写時(挟持搬送時)における転写ローラ80と転写ベルト72との間隔を設定してもよい。あるいは、紙厚を普通紙と厚手紙の2種として、普通紙の場合には通常の挟持搬送を行い、厚手紙の場合に転写ローラ80と転写ベルト72との間隔を設定してもよい。
このような記録シートAの紙厚と、転写ローラ80および転写ベルト72の間隔との関係は、例えば、テーブル化して制御手段22に記憶しておけばよい。
なお、本発明においては、紙厚が所定の厚さ以上の場合には、全て、転写ベルト72と転写ローラ80とを間隔を空けて転写を行なうのに、限定はされない。
例えば、前述のように、図示例の画像形成装置10では、縁有りプリントを作成する縁有りモードと、縁無しプリントを作成する縁無しモードとが選択可能となっているが、縁無しモードが選択された場合のみ、転写ベルト72と転写ローラ80とを間隔を空けて転写を行なうようにし、縁有りモードが選択された場合には、記録シートAによらず、常に、転写ベルト72と転写ローラ80とを当接して転写を行なうようにしてもよい。
画像形成装置10において、この間隔の調整指示は、制御手段22が行なう。
すなわち、制御手段22は、操作手段18によって入力された記録シートAの種類の情報、シート種検出手段44による記録シートAの種類の検出結果、紙厚センサ50による紙厚検出結果の1以上を用いて、操作手段18によってプリント作成を指示された記録シートAの紙厚、すなわち供給部から画像形成部30に供給する記録シートAの紙厚を知見する。次いで、この記録シートAの紙厚に応じて、転写ベルト72と転写ローラ80との間隔(当接か、あるいは、どれ位の間隔を空けるのか)を決定して、その指示を転写ローラ位置調整手段82に送る。
転写ローラ位置調整手段82は、この制御手段22からの指示に応じてアーム82aを移動(揺動)し、記録シートAに画像を転写する際の転写ローラ80の位置を調整する。なお、転写ローラ80の位置調整方法には、特に限定はなく、カムを用いる方法、ソレノイドを用いる方法等の公知の方法によればよい。また、ローラを軸支するアーム82aを移動することよって転写ローラ80の位置を調整するのにも限定はされず、公知のニップローラの位置調整手段が、全て利用可能である。
例えば、カセット42aに収容される記録シートAが、普通紙で紙厚が前記所定厚さ未満であり、カセット42bに収容される記録シートAが、写真画質プリント用シートで紙厚が前記所定厚さ以上であるとする。また、制御手段22は、シート種検出手段44からの情報や、操作手段18によって入力された情報から、両カセットに収容される記録シートAの種類を知見し、さらに、この記録シートAの種類から紙厚を知見している。
この際において、カセット42aに収容された記録シートAを用いてプリントを作成する旨の指示が操作手段18から入力されたら、この記録シートAは、紙厚が前記所定厚さ未満であるので、制御手段22は、転写ローラ80を転写ベルト72と接触する位置とするように、転写ローラ位置調整手段82に指示を出す。転写ローラ位置調整手段82は、この指示に応じて、転写ベルト72と転写ローラ80とを接触する位置にアーム82aを移動して転写ローラ80の位置を調整する。転写部58では、このように転写ベルト72と転写ローラ80とを接触した定常の状態で記録シートAの挟持搬送、すなわち記録シートAへのトナー像の転写を行なう。
他方、カセット42bに収容された記録シートAを用いてプリントを作成する旨の指示が操作手段18から入力されたら、この記録シートAは、紙厚が前記所定厚さ以上であるので、制御手段22は、転写ローラ80を、この記録シートAに応じた所定間隔だけ転写ベルト72と離間する位置とするように、転写ローラ位置調整手段82に指示を出す。転写ローラ位置調整手段82は、この指示に応じて、転写ベルト72と転写ローラ80とが前記所定間隔だけ離間する位置にアーム82aを移動して転写ローラ80の位置を調整する。転写部58では、このように転写ベルト72と転写ローラ80とが離間した状態で記録シートAの挟持搬送、すなわち記録シートAへのトナー像の転写を行なう。
なお、この際においては、必要に応じて、紙厚センサ50によって記録シートAの紙厚を検出してもよく、その結果、制御手段22が知見したカセット42内の記録シートAの紙厚が間違っていたことが検出されたら、制御手段22は、警告を発してプリント作成を停止してもよく、あるいは、紙厚センサ50による検出結果に応じて、転写ベルト72と転写ローラ80との間隔(接触、あるいは、所定間隔だけ離間)するように、転写ローラ位置調整手段82に指示を出してもよい。
あるいは、シート種検出手段44からの情報や、操作手段18によって入力された情報ではなく、供給部28から画像形成部30に記録シートAを供給する際に、記録シートAの紙厚を紙厚センサ50で検出して、検出結果を制御手段22に送り、この紙厚に応じて、制御手段22による判断の下、先と同様の処理を行なうようにしてもよい。
図示例の画像形成装置10は、記録シートAの情報を得る手段として、操作手段18による入力、シート種検出手段44による検出、および、紙厚センサ50に紙厚検出の3つの手段を有するが、本発明は、これに限定はされず、これらの3つの手段のうちの1つのみを有するものであってもよく、あるいは、3つの手段のうちの2つを有するものであってもよい。
図示例の画像形成装置10は、転写ベルト72(転写体)から記録シートAへのトナー像の転写を好適に行なうために、転写ローラ80をトナーと逆電荷に帯電させる帯電手段(図示省略)を有する。
ここで、図示例においては、好ましい対応として、記録シートAの紙厚に応じて、転写ベルト72と転写ローラ80との間隔を調整する際には、トナーが転写ローラ80に付着しない程度に、転写ローラ80の帯電量を調整するのが好ましい。なお、この帯電量の調整は、記録シートAの特性、使用するトナーの特性等に応じて、適宜、決定すればよい。
画像が形成された記録シートAは、ベルトコンベア86によって定着ローラ対60に搬送される。
定着ローラ対60は、少なくとも一方が加熱ローラとなっている搬送ローラ対で、通常の電子写真方式による画像形成の定着と同様に、転写部58において画像を転写されトナー像が形成された記録シートAを挟持搬送することにより、トナー像を加熱/加圧して、定着する。
画像形成部30でカラー画像を形成されたプリントは、次いで、排出部34に排出される。
図示例において、排出部34は、矢印d方向に回転する複数のビン(棚)90を有するソータである。カラー画像および透明トナー像を形成されたプリントは、各ビン90に件毎に仕分けして排出される。
このような画像形成装置10においては、前述の透明樹脂層を有する写真画質プリント用シートに対応して、定着ローラ対60と排出部34との間に、図3に示すような、表面処理部90を有してもよい。
この表面処理部90は、加熱ローラ92、ローラ94、加熱ローラ92とローラ94に張架されるエンドレスベルトである表面処理ベルト96、冷却部98、および、ニップローラ100を有して構成される。
表面処理ベルト96は、表面(外面)の平滑性が非常に高いベルトである。
ニップローラ100は、加熱ローラ92に対応する位置で表面処理ベルト96に当接して押圧することにより、記録シートAを表面処理ベルト96に押圧し、かつ、表面処理ベルト96と共に記録シートAを挟持搬送する。
画像を記録(転写)/定着された記録シートAは、画像形成面を表面処理ベルト96側に向けて、表面処理部90に搬送される。
表面処理部90では、まず、記録シートAを表面処理ベルト96(加熱ローラ92)とニップローラ100とによって挟持搬送することにより、記録シートAの画像形成面(前記透明樹脂層の表面)を表面処理ベルト96の表面に当接して押圧すると共に、記録シートAを加熱ローラ92によって加熱する。
この加熱/押圧によって、記録シートAの透明樹脂層が溶融して、表面処理ベルト96に弱く貼着した状態となって、表面処理ベルト96によって搬送される。この搬送中に、冷却部98によって記録シートAを冷却して、溶融した透明樹脂層を凝固する。
冷却された記録シートAは、ローラ94による折り返し部で、表面処理ベルト96から剥離され、下流に供給される。
記録シートA表面の透明樹脂層(熱可塑性樹脂)は、表面処理ベルト96に押圧されて加熱/溶融され、その後、搬送されつつ冷却/凝固することで、表面処理ベルト96の表面性状が転写される。前述のように、表面処理ベルト96は、非常に高い表面平滑性を有する。そのため、表面処理ベルト96の表面性状が転写された記録シートAは、表面の平滑性が高く良好な光沢性を有するものとなり、写真プリントと同等の品質のプリントを得ることができる。
また、この記録シートAの表面処理によれば、表面処理ベルト96の表面性状を選択することで、このような光沢性を付与する処理のみならず、粗面化処理等を行なって絹目プリントを作成することもできる。
ところで、図示例の画像形成装置10は、前述のように、プリント作成のモードとして、いわゆる縁有りプリントを作成する縁有りモードと、いわゆる縁無しプリントを作成する縁無しモードの2種のモードが設定され、いずれかを選択可能になっている。
ここで、画像形成装置10では、供給部28に装填された記録シートAの紙厚に応じて、前記所定以上の紙厚を有する記録シートAが装填されていな場合には、縁無しモードが選択できないようにするのが好ましい。
この一例を図4(A)のフローチャート参照して説明する。
画像形成装置10では、先と同様に、制御手段22が、操作手段18から入力された情報や、シート種検出手段44からの検出結果を用いて(記録シート情報取得)、供給部28に装填されている記録シートAの情報を得、紙厚を知見する。
その結果、紙厚が前記所定厚さ以上の記録シートAが供給部28に装填されている場合(Y)には、制御手段22は、縁無しモード設定可として、例えば、「縁無しモードと縁有りモードとが選択できます」等の表示を表示装置20にさせる。他方、紙厚が前記所定厚さ以上の記録シートAが供給部28に装填されていない場合(N)には、制御手段22は、縁無しモード設定不可として、例えば、「縁有りモードのみが選択できます」等の表示を表示装置20にさせる。
また、縁無しモードが選択され、プリント作成が指示された場合には、プリントの作成を指示された記録シートSの紙厚を確認して、紙厚が前記所定厚さ以上の記録シートAが指示(選択)された場合のみ、前記転写ローラ80と転写ベルト72とを離間する位置調整を行なって、プリント作成を行なうのが好ましい。
この一例を図4(B)のフローチャートを参照して説明する。
プリント作成のモードとして、縁無しモードが選択され、操作手段18を用いて、例えばサイズ等によって使用する記録シートAが選択され、入力/指示される。これに応じて、制御手段22は、操作手段18から入力された情報や、シート種検出手段44による検出結果を用いて、使用を指示された記録シートAの種類を知見し(記録シート確認)、さらに、その紙厚を知見する。
その結果、使用を指示された記録シートAの紙厚が、前記所定厚さ以上(Y)である場合には、前述のように、供給部28から記録シートAを供給して、画像形成部30において、転写ベルト72と転写ローラ80とを所定の間隔離間しての挟持搬送による記録シートAへの画像の転写を行い、プリントを出力する。
他方、使用を指示された記録シートAの紙厚が所定の厚さ未満(N)であった場合には、警告を発して、プリント作成を終了する。なお、警告は、警告音の発生、警告等の表示、表示装置20への警告表示、これらの併用等の公知の方法によればよい。
なお、操作手段18から入力された情報や、シート種検出手段44による検出結果から、使用を指示された記録シートAの紙厚が知見できなかった場合には、その時点で警告を発して、プリント作成を終了してもよい。
あるいは、同様に使用を指示された記録シートAの紙厚が知見できなくても、取り敢えず、供給部28で指定された記録シートAの供給を行なって、紙厚センサ50で紙厚の検出を行い、紙厚が所定厚さ以上の場合には、前記転写ベルト72と転写ローラ80とを離間しての挟持搬送による記録シートAへの画像の転写を行い、紙厚が所定厚さ未満の場合には、その場で警告を発して、プリント作成を終了してもよい。
以上、本発明の画像形成装置について詳細に説明したが、本発明は前記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行なってもよいのは、もちろんである。
例えば、図示例の装置においては、(電子写真)感光体ドラム62から中間転写体である転写ベルト72にトナー像を転写した後、転写ベルト72から記録シートAに画像を転写して画像を形成したが、本発明は、これに限定はされず、感光体ドラム62から、直接、記録シートAに画像を転写して画像を形成してもよい。
また、図示例の装置では、供給部28が記録シートAの装填部を3箇所有するが、本発明はこれに限定はされず、記録シートAの装填部は2箇所もしくは1箇所でもよく、あるいは、4箇所以上であってもよい。
さらに、図示例では、電子写真によって画像形成を行なったが、本発明は、これに限定はされず、転写によって記録シート等の記録媒体に画像を形成する方法であれば、各種の画像形成方法が利用可能である。
本発明の画像形成装置の一例の概念図である。 (A)および(B)は、図2に示す画像形成装置における画像転写を説明するための概念図である。 本発明の画像形成装置に利用可能な表面処理装置の一例の概念図である。 (A)および(B)は、図2に示す画像形成装置における作用の一例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像取得手段
16 プリンタ
18 操作手段
20 表示装置
22 制御手段
28 (記録シート)供給部
30 画像形成部
34 排出部
40 マガジン
42 カセット
46 引出しローラ対
48 カッタ
50 紙厚センサ
52 バックプリンタ
54 露光部
56 トナー像形成部
58 転写部
60 定着ローラ対
62 (電子写真)感光体ドラム
66 帯電手段
68 クリーニング手段
70 トナー供給手段
72 転写ベルト
74 ローラ
76押圧ローラ
80 転写ローラ
82 転写ローラ位置調整手段
84 レジストローラ対
86 ベルトコンベア
90 ビン

Claims (8)

  1. 操作を入力される操作手段と、転写体に画像を形成した後、押圧部材によって記録媒体を前記転写体に押圧することにより、前記転写体から記録媒体に画像を転写する画像形成部と、前記画像形成部に記録媒体を供給する供給部と、前記供給部が画像形成部に供給する記録媒体の情報を取得する情報取得手段とを有し、
    かつ、前記画像形成部は、前記情報取得手段が取得した記録媒体の情報に応じて、前記記録媒体を転写体に押圧する際の前記転写体と押圧部材との間隔を調整する調整手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記情報取得手段は、前記記録媒体の紙厚を検出する紙厚センサである請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記情報取得手段は、前記供給部に装填された記録媒体の種類を検出する検出手段である請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記情報取得手段は、前記操作手段から入力された情報を用いて前記記録媒体の情報を取得するものである請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 縁無しプリントを作成する縁無しモードと、縁有りプリントを作成する縁有りモードが選択可能である請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記縁無しモードが選択された場合にのみ、前記情報取得手段が記録媒体の情報を取得する請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記供給部に所定の記録媒体が装填されている場合にのみ、前記縁無しモードが選択可能である請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成部が、前記転写体から記録媒体への画像の転写を補助するために、前記押圧部材を帯電させる帯電手段を有し、
    前記情報取得手段が取得した記録媒体の情報に応じて転写体と押圧部材との間隔調整を行なう際には、この帯電手段による帯電量も調整する請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
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