JP2007051565A - 温水過熱温度制御装置および熱併給発電プラント - Google Patents

温水過熱温度制御装置および熱併給発電プラント Download PDF

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守 福井
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宏之 坂元
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Abstract

【課題】熱交換器が2台以上の場合においても、ヒートバランスにより算出される各熱交換器の出口温水温度に対し、計画温度と実出口温度との差異が発生し、最終段熱交換器の出口温水温度を設定温度に合わせるため設定値を微調整する。
【解決手段】蒸気タービン1〜3から抽気された蒸気4〜6を過熱媒体として導入して温水を製造または過熱し、温水導管24により直列に接続された複数の熱交換器20〜22と、温水導管の各熱交換器入口に温度調節弁17〜19を設置し、弁開度を調節することにより、前記熱交換器出口温水温度を調節する制御装置131とからなり、各熱交換器の温度設定値を発電機負荷23に応じて変化させ、最終段熱交換器以外の任意の熱交換器の温度設定値に当該熱交換器の入口温水温度に基づくバイアス温度を加え、このバイアスが加えられた温度設定値と各熱交換器の出口温水温度とを比較して温度調節弁の弁開度を調節する。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸気タービンの抽気を利用して他の設備へ温水を供給するようにした温水過熱温度制御装置および熱併給発電プラントに関する。
火力発電所等の発電プラントには、原動機である蒸気タービンからの抽気をプロセス蒸気として使用するとか、あるいは抽気によって温水を製造しまたは過熱して、温水需要設備に供給するようにした所謂、熱併給発電方式を採用したプラントがある。
図13は従来採用されていた熱併給発電プラントにおける温水過熱温度制御プロセス系統図を示し、特に、蒸気タービンからの抽気を温水過熱用に使用した例を示している。図13において、1、2および3はそれぞれ高圧蒸気タービン、中圧蒸気タービンおよび低圧蒸気タービンであってタンデムに軸結合され、発電機Gを駆動して発電するようになっている。なお、以下の説明では、高圧蒸気タービン、中圧蒸気タービンおよび低圧蒸気タービンを以下、単に高圧タービン、中圧タービンおよび低圧タービンと略称する。
4、5および6はそれぞれ高圧タービン抽気系統、中圧タービン抽気系統および低圧タービン抽気系統であり、それぞれの抽気系統で抽気した蒸気を高圧タービン抽気熱交換器20、中圧タービン抽気熱交換器21および低圧タービン抽気熱交換器22にそれぞれ過熱媒体として供給するようになっている。
これら高圧タービン抽気熱交換器20、中圧タービン抽気熱交換器21および低圧タービン抽気熱交換器22の被過熱媒体である温水の入口および出口の2箇所をそれぞれ温水導管24に接続されたうえで直列接続されており、しかも、各温水入口部位に熱交換器出口温水温度調節弁17、18および19を設けている。なお、各熱交換器の温水入口および出口のことを、以下、熱交換器入口および熱交換器出口と呼称する。
前記熱交換器出口温水温度調節弁17、18および19は後述する制御装置からの指令14、15、16に応じて弁開度を調節することのできる例えば電動式の三方弁で構成されている。これらの弁は、本来設置部位によって、それぞれ高圧タービン抽気熱交換器出口温水温度調節弁17、中圧タービン抽気熱交換器出口温水温度調節弁18および低圧タービン抽気熱交換器出口温水温度調節弁19と称されるが、以下では、説明を簡単にするために、単に温水温度調節弁と称することにする。
ところで、これら各温水温度調節弁17、18および19は、温水導管24から前記各熱交換器20、21および22に流入して過熱される温水流量、すなわち被過熱流量(矢印Mで示す)と、これら熱交換器20〜22をバイパスする温水流量、すなわちバイパス流量(矢印Bで示す)の割合を調節することにより、被過熱流量Mとバイパス流量Bとが合流する各熱交換器20,21および22の出口部位50、51、52における温水温度を調節するように機能するものである。
また、7、8および9はそれぞれ温水導管24の熱交換器20、21および22の出口部位に設置され、熱交換器20、21および22の出口温水温度を検出する温度検出器である。この温度検出器7、8および9から出力された温水温度信号10、11および12は前記温水温度調節弁17、18および19を個別に制御するための個別制御装置13A、13Bおよび13Cに入力されている。各個別制御装置13A、13Bおよび13Cは、入力した温水温度信号10,11および12に基づいて、前記温水温度調節弁17、18および19の弁開度を制御し、各熱交換器の出口温度が予め定めた所望の温度になるように、弁開度指令14、15および16を演算し出力するように構成されている。
図14は従来の個別の制御装置に関する温水過熱制御ロジック図であり、制御装置13A、13B、13Cは同様に構成されているので、ここでは、13Aを代表して説明する。なお、図中AIは信号の入力端子、AOは信号の出力端子である。
高圧抽気タービン熱交換器20の出口温水温度検出器7で検出された制御対象PV値(PROCESS VALUE)である温水温度10は入力端子AIから制御装置13Aに入力されて温水温度信号10eとして比較部28に入力され、ここでSV値(SET VALUE)である温度設定値27eと比較される。そして比較部28で生じた偏差28eはPID演算器29に入力される。PID演算器29は、入力した偏差28eについてP(比例動作)・I(積分動作)・D(微分動作)演算を行い、その演算結果29eを手動操作部30を経て調節弁開度信号14として温水温度調節弁17の電動駆動部に与える。
なお、PID演算器29は、万一制御異常となった場合を考慮して寸前の温水温度調節弁開度信号をトラッキング部31にフィードバックし、このトラッキング部31の信号を入力するように構成されている。
ところで、高圧タービン、中圧タービン、低圧タービンからの抽気を蒸気ヘッダに導入し、熱需要によりプロセス蒸気あるいは冷暖房、給湯用熱源として他の設備に供給するようにした熱併給発電プラントは、例えば下記の特許文献1等で周知である。しかしながら、この特許文献1に記載の発明では、各タービンからの抽気により直列配置された複数の熱交換器の出口温水温度を過熱制御する構成および機能については一切記載されていない。
特開平8−284612号公報
上述した従来の温水過熱制御方法では、個々の熱変換器毎に温水温度設定値と熱交換器出口温水温度信号との偏差をPID制御しているが、熱交換器が2台以上の場合には、ヒートバランスにより算出される各熱交換器の出口温水温度に対し、プラント運転中の実出口温度は出なりとなり、熱交換器が多くなればなるほど、計画温度と実出口温度との差異が発生し、最終段熱交換器の出口温水温度を設定温度に合わせるために設定値を微調整する必要があり、この調整作業が非常に困難であった。
本発明は、従来技術の課題に鑑みなされたもので、追従性を改善して最終段熱交換器の出口温水温度を設定温度に合わせることが容易であり、かつ安定した制御を行うことのできる温水過熱温度制御装置および熱併給発電プラントを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、発電機を駆動して電力を発生させる蒸気タービンから抽気された蒸気を過熱媒体として導入して温水を製造または過熱し、温水導管により直列に接続された複数の熱交換器と、前記温水導管の各熱交換器入口にそれぞれ温度調節弁を設置し、当該温度調節弁の弁開度を調節することにより、前記熱交換器出口温水温度を調節する制御装置と、からなる温水過熱温度制御装置において、最終段熱交換器以外の任意の熱交換器の温度設定値に当該熱交換器の入口温水温度に基づくバイアス温度を加え、このバイアス温度が加えられた温度設定値と前記各熱交換器の出口温水温度とを比較して前記温度調節弁の弁開度を調節することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、発電機を駆動して電力を発生させる蒸気タービンから抽気された蒸気を過熱媒体として導入して温水を製造または過熱し、温水導管により直列に接続された複数の熱交換器と、前記温水導管の各熱交換器入口にそれぞれ温度調節弁を設置し、当該温度調節弁の弁開度を調節することにより、前記熱交換器出口温水温度を調節する制御装置と、からなる温水過熱温度制御装置において、前記各熱交換器の温度設定値を発電機負荷に応じて変化させるとともに、当該温度設定値と各熱交換器の入口温水温度及び出口温水温度の温度差とを比較して前記温度調節弁の弁開度を調節することを特徴とする。
本発明に係わる温水過熱温度制御は、タービン抽気を利用した他設備への温水供給時に、従来装置のような個別設定値による温度制御ではなく、温水過熱設備全体として熱交換バランスの平均化を行うことにより、各熱交換器での温度制御調整が容易となり、最終段熱交換器の出口温水温度を計画温度に合わせるための制御を安定して行なうことが可能となる。従って、外乱が生じても、温水需要設備への影響を最小限にとどめることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、既に説明した図13および図14に記載の装置、部品と同一部分には同一符号若しくは関連符号を付けることにより説明を適宜省略する。
(実施例1)
図1は本実施例1に係る温水過熱温度制御プロセス系統図であり、図2は温水過熱温度制御装置の制御ロジック図である。
図1において、本実施例1は高圧タービン1および中圧タービン2からの抽気を熱源として熱交換器20および21により温水の製造または過熱を行い、しかも、これら2台の熱交換器20、21を1台の温水過熱温度制御装置131により制御するように構成したものである。
本実施例1では低圧タービン3の抽気系統6および同抽気系統6を熱源とする熱交換器22を省いている。このため、温水導管24を流れる温水Fの流下方向に見て中圧タービン抽気熱交換器21が初段熱交換器となり、高圧タービン抽気熱交換器20が最終段熱交換器となる。中圧タービン抽気熱交換器21の温水入口部位に設けられている温水温度調節弁18の上流側近傍に温水温度検出器9を設置し、これにより中圧タービン抽気熱交換器21の入口温水温度を検出する。温水温度検出器8、7がそれぞれ中圧タービン抽気熱交換器21の出口温水温度、高圧タービン抽気熱交換器20の出口温水温度を検出することは図13で示した従来例と同じである。
そして、本実施例1の温水過熱温度制御装置131は、従来と同様に温水温度信号10、11および12を入力するほか、発電機Gの出力信号である発電機負荷23を新たに導入して弁開度信号を演算し、この弁開度信号により温水温度調節弁17および18の弁開度を調節して熱交換器20および21による温水Fの過熱温度を制御するように構成されている。
次に、図2に示す温水過熱温度制御ロジック図を参照して温水過熱温度制御装置13について説明する。
温水過熱温度制御装置131は、発電機負荷23を入力端子AIから入力し、一次関数回路332を介して発電機負荷信号23eとして温度設定器271に与えることにより、温度設定値271eを発電機負荷23に応じて変化するように構成している。さらに、初段熱交換器である中圧タービン抽気熱交換器21の入口温水温度信号12を入力端子AIから入力し、前記温度設定値271eに対するバイアス温度となるように一次関数回路331を介して温水温度信号12eとして設定値バイアス回路351に入力する。この結果、設定値バイアス回路351は温度設定値271eに温水温度信号12eをバイアス温度として加算してなる新たな温度設定値351e(271e+12e)を比較部281に入力する。
比較部281ではこの温度設定値351eと、中圧タービン抽気熱交換器21の出口温水温度信号11に対応した信号11eとの比較演算を行い、その偏差分281eをPID演算器291に入力する。このPID演算器291によって求められた出力信号291eは、出力端子AO、手動制御部301を経て弁開度信号15となって、温水温度調節弁18に与えられ、その弁開度を調節する。これにより、中圧タービン抽気熱交換器21で過熱される温水流量Mが調節される。初段熱交換器21で過熱された温水は出口部位51でバイパス流量Bと合流することにより、適切な中圧タービン抽気熱交換器出口温水温度となって最終段熱交換器20側へ供給される。
最終段である高圧タービン抽気熱交換器20側でも同様に、温度設定器272に対して入力端子AIおよび一次関数回路333を経て発電機負荷信号23eを与えることにより、温度設定値272eを発電機負荷23に応じて可変させるように構成し、さらに、比較部282での偏差分282eをPID演算器292に入力し、このPID演算器292によって求められた演算結果としての出力信号292eを出力端子AO、手動制御部302を経て温水温度調節弁17の弁開度信号14として出力するように構成されている。
これにより、最終段である高圧タービン抽気熱交換器20で過熱される温水流量Mが調節される。過熱された温水は出口部位50でバイパス流量Bと合流することにより、適切な高圧タービン抽気熱交換器出口温水温度となって他の温水需要設備に供給される。
以上述べたように、本実施例1によれば、熱交換器を複数台設けた場合、最終段以外の熱交換器21の入口温水温度検出器9により検出された入口温水温度信号12を制御装置131に入力するようにし、制御装置131内では、入口温水温度信号12を一次関数回路331経由でもともとの温度設定値271eに対してバイアス温度を加えるようにしたので、この一次関数回路331の値を適確に設定することによって、各熱交換器21の昇温バイアスを均等に割り振ることが可能となる。
また、ヒートバランスには各熱交換器毎の出入口温度が定められており、各負荷(一般的には25%,50%,75%及び定格負荷)毎に計画値として定められている。各熱交換器の発熱量は負荷上昇に伴い増加するが、低圧側ほど温度上昇は小さい。このため定格負荷時の条件で最終段の熱交換器出口温度設定値を一定にすると、低負荷時では低圧側が全量熱交換器側となり、最終段で補正するというバランスになってしまう。しかしながら、各熱交換器の設定値を発電機負荷によって変化させることにより、バランスのとれた温度分布になり、各熱交換器に均等に熱交換ノルマが課せられる。
このように、最終段以外の熱交換器および最終段熱交換器の温度設定値271eおよび272eをそれぞれ一次関数回路332、333を介して発電機負荷23に応じて変化するように構成したので、複数の熱交換器に均等に熱交換ノルマを課すことができ、ヒートバランスにより近い最終段熱交換器出口温度を得ることができるという優れた効果を奏する。
(実施例2)
図3は実施例2に係る温水過熱温度制御プロセス系統図であり、図4は温水過熱温度制御装置の制御ロジック図である。
なお、図4は制御対象弁を高圧タービン抽気熱交換器出口側の温水温度調節弁17に適用した場合の制御ロジックを示しているが、他の温水温度調節弁18あるいは19の制御ロジックについても図4の場合と同様の構成となるので、温水温度調節弁18、19の制御ロジック図ならびに説明は省略する。
本実施例2による温水過熱温度制御装置132は、3台の熱交換器20、21および22を設置した場合であって、各熱交換器での目標昇温温度(温度設定値)を、それぞれの熱変換器に供給される温水の入口温度及び出口温度の温度差に設定することによって、各熱交換器の入口温度及び出口温度の温度差を監視し、しかも、温度設定値を発電機負荷に応じて可変とするように構成したことを特徴としている。
図3の温水過熱温度制御プロセス系統は、高圧タービン1、中圧タービン2および低圧タービン3の各抽気系統4、5および6に対応して3台の熱交換器20、21および22を設置し、初段熱交換器である低圧タービン抽気熱交換器22の入口側に温度検出器25を設け、当該熱交換器22の出口側すなわち第2段熱交換器である中圧タービン抽気熱交換器21の入口側に温度検出器9を設け、第2段熱交換器21の出口側すなわち最終段熱交換器である高圧タービン抽気熱交換器20の入口側に温度検出器8を設け、さらに最終段熱交換器20の出口側に温度検出器7を設けている。そして、これら温度検出器7、8、9および25でそれぞれ検出された温水温度信号10、11、12および26と、発電機負荷23とを温水過熱温度制御装置132に入力するように構成されている。
この温水過熱温度制御装置132について図4を参照して説明する。
図4において、高圧タービン抽気熱交換器の出口側温水温度信号10を入力端子AIから入力して出口側温水温度信号10eとし、また、中圧タービン抽気熱交換器の出口側温水温度信号11を入力端子AIから入力して出口側温水温度信号11eとし、これらの出口側温水温度信号10eおよび11eを比較部283に入力することにより、高圧タービン抽気熱交換器20の入口温水温度と出口温水温度との温度差283e(10e−11e)を算出する。
一方、温度設定器271の温度設定値271eは、高圧タービン抽気熱交換器20の入口温水温度と出口温水温度との差温度に設定されている。そして、発電機負荷23は入力端子AIから入力され、一次関数回路332を介して発電機負荷信号23eとして温度設定器271に与えられる。この結果、温度設定値271eは発電機負荷23に応じて変化するようになる。
さらに、この温度設定値271eは、一次関数回路334を経て入力した低圧タービン抽気熱交換器の入口温度信号26に対応したバイアス温度26eと設定値バイアス回路351で加算(271e+26e)されるようになっている。そして、このバイアス温度が加算された温度設定値351eと、先に求めた高圧タービン抽気熱交換器の入口と出口との温度差283eとを比較部284で比較して温度偏差分284eを求める。この温度偏差分284eをPID演算器292に入力してPID演算し、その出力信号292eを手動制御部301経由で弁開度信号14として高圧タービン抽気熱交換器出口温水温度調節弁17に出力する。
これにより、最終段熱交換器である高圧タービン抽気熱交換器20で過熱される温水量Mが調節される。最終段熱交換器で過熱された温水量Mは、出口部位50でバイパス量Bと合流して適切な高圧タービン抽気熱交換器出口温水温度となって温水需要部である他の設備に供給される。なお、他の熱交換器21、22の出口温水温度調節弁18、19についても同様に制御されるようになっている。
本実施例2によれば、抽気系統に対応して熱交換器を複数台設置した場合において、温度設定値を各熱交換器の入口温水温度と出口側温水温度との差温度として設定し、しかもこの温度設定値を発電機負荷に応じて変化させるように構成したので、常に熱交換ノルマは発電機負荷との関係のみとなり、入口温度の変動による設定値との偏差変動の影響をなくすことができるため、制御の安定性が向上する等、優れた効果を奏することができる。
(実施例3)
図5は実施例3に係る温水過熱温度制御プロセス系統図であり、図6は温水過熱温度制御装置の制御ロジック図である。なお、図6の温水過熱温度制御装置は、制御対象弁を高圧タービン抽気熱交換器出口温水温度調節弁17に適用した場合の制御ロジックを示しているが、他の温水温度調節弁18、19を制御対象とした場合の制御ロジックについても図6の場合と同様に構成されるので、ロジック図およびその説明を省略する。
本実施例3は、実施例2を改良したもので、各熱交換器に熱源として流入する抽気温度を計測し、この抽気温度信号を制御装置133に入力し、発電機負荷23に対するヒートバランス条件と比較し、ヒートバランス条件に対し抽気温度が高ければ、PID演算器の演算結果に先行して開度信号を減じる方向に制御し、逆にヒートバランス条件に対し抽気温度が低ければ、PID演算器の演算結果に先行して開度信号を増加する方向に制御するように構成したものである。
すなわち、図5の温水過熱温度制御プロセス系統図において、高圧タービン1、中圧タービン2および低圧タービン3の抽気系統4、5、6にそれぞれ抽気温度を検出する温度検出器42、43および44を設け、これらの各抽気温度を温水過熱温度制御装置133に入力したものである。
図6の温水過熱制御ロジック図において、発電機負荷23を導入する一次関数回路332からPID演算器292の出力側に設けた先行開度加算回路34までの回路が本実施例3で追加された部分である。すなわち、発電機負荷23を入力端子AIから入力し、一次関数回路332を介して発電機負荷信号23eとして比較部285に入力し、ここで、発電機負荷信号23eから高圧タービン抽気温度39に対応する信号39eを減算して偏差信号285e(23e−39e)を出力する。そして、この信号285eを一次関数回路335経由で先行開度加算回路34に入力する。この先行開度加算回路34は、PID演算器292の出力側に設けられ、PID演算器292の演算結果292eに先行して弁開度を加減制御するものである。その他の構成は図4場合と同じなので説明を省略する。
温水過熱温度制御装置133は、高圧タービン抽気熱交換器20の熱源である高圧タービン抽気温度を検出する高圧タービン抽気温度検出器42を設けてその検出温度である熱交換器の入口抽気温度39を入力端子AIから入力して入口抽気温度39eとし、これと発電機負荷に対するヒートバランス条件23eとを比較する。ヒートバランス条件に対し抽気温度が高ければ、PID演算部292から出力される弁開度信号292eに先行して閉じる方向の偏差信号285eが先行開度加算回路34に入力されることにより、温水温度調節弁17の弁開度14を小さくするように動作する。逆に、ヒートバランス条件23eに対し抽気温度39eが低ければ、PID演算部292から出力される弁開度信号292eに先行して開く方向の偏差信号285eが先行開度加算回路34に入力されることにより、温水温度調節弁の開度を大きくなるように動作する。この結果、本実施例3は実施例2に比べて制御の安定性をより高めることが可能という優れた効果を奏することができる。
(実施例4)
図7は実施例4に係る温水過熱温度制御プロセス系統図であり、図8は温水過熱温度制御装置の制御ロジック図である。なお、図8の温水過熱温度制御装置は、制御対象弁を最終段である高圧タービン抽気熱交換器20の温水温度調節弁17とした場合の制御ロジックを示しているが、他の温水温度調節弁18,19を制御対象とした場合の制御ロジックについても図8の場合と同様に構成されるので、ロジック図およびその説明を省略する。
本実施例4は複数台設置されている熱交換器20、21および22のうち任意の熱交換器例えば中圧タービン抽気熱交換器21の熱交換運転を休止する場合、すなわち低圧タービン抽気熱交換器22で過熱されて送られてきた温水を中圧タービン抽気熱交換器21で過熱せずに全量バイパスするようにした運転形態の場合、運転を休止する熱交換器21の温度設定値を、熱交換運転を休止しない他の高圧タービン抽気熱交換器20および低圧タービン抽気熱交換器22に均等に割り振るようにした温水過熱温度制御装置の運転形態を示すものである。
図7は図5と同様の構成であるが、異なる点は熱交換運転を休止する中圧タービン抽気熱交換器21のバイパス信号36を温水過熱温度制御装置134に導入するようにした点にある。
また、図8は図6に加えて、熱交換運転休止に係る熱交換器バイパス信号36を入力端子AIから入力し、一次関数回路336に入力している。この一次関数回路336には、発電機負荷23も入力されている。熱交換器バイパス信号36は、ON−OFF信号であり、ON(熱交換器運転休止)により、一次関数回路336が動作し、発電機負荷23に応じた信号である発電機負荷信号23eを出力する。
一次関数回路336から出力された発電機負荷信号36eは、バイパスする熱交換器(本実施例の場合、中圧)の負荷による温度差設定値(一次関数)を他の熱交換器台数分に分割するように構成されている。一次関数回路336から出力された発電機負荷信号36eは設定値バイアス回路352に入力され、この設定値バイアス回路352で発電機負荷信号23eと発電機負荷信号23eとを加算(23e+36e)し、この加算した信号352eを熱交換器20の温度設定値271eに与えられる。他の構成は図6と同じなので説明を省略する。
本実施例4によれば、複数台設けられている熱交換器のうち、任意の熱交換器が熱交換運転休止の場合、当該熱交換器が本来過熱すべき過熱量を、熱交換運転休止しない他の熱交換器の温水温度調節弁制御装置の温度設定値にバイアス値として割り振るようにした。
この結果、任意の熱交換器が熱交換運転を休止しているときは、他の熱交換器の温度調節弁は自動的にバックアップするように開動作を行い、最終段熱交換器の出口温水温度はヒートバランス値となるよう制御される。
このように、本実施例4によれば、複数ある熱交換器のうち、任意の熱交換器を運転休止する場合においても、温水需要設備側に影響を与えることのない優れた効果を奏することができる。
(実施例5)
図9は実施例5に係る温水過熱温度制御プロセス系統図であり、図10は温水過熱温度制御装置の制御ロジック図である。なお、図10の温水過熱温度制御装置は、制御対象弁を中圧タービン抽気系熱交換器の温水温度調節弁18とした場合の制御ロジックを示しているが、他の温水温度調節弁17あるいは19を制御対象弁とした場合の制御ロジックについても図10の場合と同様に構成されるので、図示を省略する。
本実施例5の温水過熱温度制御装置は、最終段熱交換器20の出口温水温度設定値を手動にて変更した場合、本来設定されている温度設定値との差分を監視し、その差分を他の熱交換器の温度設定値にバイアス温度として加え、全ての熱交換器の昇温割合をバランスさせるように構成したものである。
図9は図7と同様の構成であるが、異なる点は熱交換器20の手動による設定値操作信号37を温水過熱温度制御装置135に導入するようにした点にある。
また、図10は中圧タービン抽気熱交換器21の温度調節弁18の温水過熱温度制御装置135を示す図であり、回路構成は図8と類似しているが、制御対象弁が17ではなく18であるために、これに見合って入力信号が変更されている。例えば、図8では比較部283で高圧タービン抽気熱交換器出口温水温度10に対応する信号10eと中圧タービン抽気熱交換器出口温水温度11に対応する信号11eとの温度偏差を演算するように構成されているが、図10では比較部283で中圧タービン抽気熱交換器出口温水温度11に対応する信号11eと低圧タービン抽気熱交換器出口温水温度12に対応する信号12eとの温度偏差を演算するように変更し、また、比較部285では発電機負荷23に対応する信号23eと高圧タービン抽気温度39に対応する信号39eとの比較演算に替えて発電機負荷23に対応する信号23eと中圧タービン抽気温度40に対応する信号40eとの比較演算に変更している。
また、最終段熱交換器の設定値を手動により変更するための設定値変更手段37を新たに設け、比較部287で最終段熱交換器本来の温度設定値270eと手動による設定値変更信号37eとを比較し、その偏差287eを一次関数回路337を経て前記設定値バイアス回路352に入力し、熱交換器21の温度調節弁18の温度設定値271に更なるバイアスを加えるように構成している。このように、温度設定値271に更なるバイアスを加えることにより、最終段熱交換器20の出口温度設定値が手動で変更された場合、本来設定されている温度設定値から変更された設定値との温度差分が、中間段熱交換器21および初段熱交換器22等の他の熱交換器の設定値に均等に割り振られる。
以上述べたように、本実施例5によれば、運転員が温水出口温度を調整する場合、温度設定値を操作するだけで、制御系全ての設定値が自動的にバランスし、制御の安定性を高めることが可能となる等、優れた効果を奏することができる。
(実施例6)
図11は実施例6に係る温水過熱温度制御プロセス系統図であり、図12は温水過熱温度制御装置の制御ロジック図である。なお、図12の温水過熱温度制御装置は、制御対象弁を温水温度調節弁18とした場合の制御ロジックを示しているが、他の温水温度調節弁17、19を制御対象弁とした場合の制御ロジックについても図12の場合と同様に構成されるので、図示および説明を省略する。
本実施例6の温水過熱温度制御装置136は、発電プラントの所内単独運転時(ファーストカットバック運転;FCB運転)においても、温水過熱温度制御を可能にしたものである。
本実施例の温水過熱温度制御プロセス系統図(図11)は実施例5の系統図(図9)と類似しているが、温水過熱温度制御装置136にFCB信号38を導入した点で相違している。また、図12の制御ロジック図は、PID演算器29の出力側に設けられている先行開度加算回路34に設定器338を経て設定信号38eを導入するように構成した点において、図10とは相違するが、その他は同様である。設定器338は、調節弁18が全開となるような設定値を保持しており、ON−OFF信号であるFCB信号がONのとき、この設定値を設定信号38eとして出力する。
FCB運転時には、タービン抽気量が急激に低下するために、熱交換し得る絶対量が不足する。これにより、FCB運転時には全ての熱交換器に温水を全量通水するとともに、各熱交換器が可能な限り熱交換を行うよう各温水温度調節弁を強制開操作させる。このことにより、温水需要設備に与える影響を最小に制御することが可能となり、急激な運転状態変化にも追従できる等、優れた効果を奏する。
本発明の実施例1に係る温水過熱温度制御プロセス系統図。 本発明の実施例1に係る温水過熱温度制御装置の制御ロジック図。 本発明の実施例2に係る温水過熱温度制御プロセス系統図。 本発明の実施例2に係る温水過熱温度制御装置の制御ロジック図。 本発明の実施例3に係る温水過熱温度制御プロセス系統図。 本発明の実施例3に係る温水過熱温度制御装置の制御ロジック図。 本発明の実施例4に係る温水過熱温度制御プロセス系統図。 本発明の実施例4に係る温水過熱温度制御装置の制御ロジック図。 本発明の実施例5に係る温水過熱温度制御プロセス系統図。 本発明の実施例5に係る温水過熱温度制御装置の制御ロジック図。 本発明の実施例6に係る温水過熱温度制御プロセス系統図。 本発明の実施例6に係る温水過熱温度制御装置の制御ロジック図。 一般的な温水過熱温度制御プロセス系統図。 従来の温水過熱温度制御ロジック図。
符号の説明
1…高圧タービン、2…中圧タービン、3…低圧タービン、4…高圧タービン抽気、5…中圧タービン抽気、6…低圧タービン抽気、7…高圧タービン抽気熱交換器出口温水温度検出器、8…中圧タービン抽気熱交換器出口温水温度検出器、9…低圧タービン抽気熱交換器の出口温水温度検出器(中圧タービン抽気熱交換器の入口温水温度検出器)、10…高圧タービン抽気熱交換器出口温水温度信号、11…中圧タービン抽気熱交換器出口温水温度信号、12…低圧タービン抽気熱交換器出口温水温度信号(中圧タービン抽気熱交換器の入口温水温度信号)、131〜136…制御装置、14…高圧タービン抽気熱交換器の出口温水温度調節弁開度信号、15…中圧タービン抽気熱交換器の出口温水温度調節弁開度信号、16…低圧タービン抽気熱交換器の出口温水温度調節弁開度信号、17…高圧タービン抽気熱交換器の出口温水温度調節弁、18…中圧タービン抽気熱交換器の出口温水温度調節弁、19…低圧タービン抽気熱交換器の出口温水温度調節弁、20…高圧タービン抽気熱交換器、21…中圧タービン抽気熱交換器、22…低圧タービン抽気熱交換器、23…発電機負荷信号、24…温水、25…低圧タービン抽気熱交換器の入口温水温度検出器、26…低圧タービン抽気熱交換器の入口温水温度、27…設定値、28…比較部、29…PID演算部、30…手動操作部、31…トラッキング部、32…設置値可変回路、33…一次関数回路、34…先行開度加算回路、35…設定値バイアス回路、36…熱交換器バイパス回路、37…手動による設定値増減信号、38…FCB信号、39…高圧タービン抽気温度信号、40…中圧タービン抽気温度、41…低圧タービン抽気温度、42…高圧タービン抽気温度検出器、43…中圧タービン抽気温度検出器、44…低圧タービン抽気温度検出器。

Claims (8)

  1. 発電機を駆動して電力を発生させる蒸気タービンから抽気された蒸気を過熱媒体として導入して温水を製造または過熱し、温水導管により直列に接続された複数の熱交換器と、
    前記温水導管の各熱交換器入口にそれぞれ温度調節弁を設置し、当該温度調節弁の弁開度を調節することにより、前記熱交換器出口温水温度を調節する制御装置と、
    からなる温水過熱温度制御装置において、
    最終段熱交換器以外の任意の熱交換器の温度設定値に当該熱交換器の入口温水温度に基づくバイアスを加え、このバイアスが加えられた温度設定値と前記各熱交換器の出口温水温度とを比較して前記温度調節弁の弁開度を調節することを特徴とする温水過熱温度制御装置。
  2. 前記各熱交換器の温度設定値を発電機負荷に応じて変化させることを特徴とする請求項1記載の温水過熱温度制御装置。
  3. 発電機を駆動して電力を発生させる蒸気タービンから抽気された蒸気を過熱媒体として導入して温水を製造または過熱し、温水導管により直列に接続された複数の熱交換器と、
    前記温水導管の各熱交換器入口にそれぞれ温度調節弁を設置し、当該温度調節弁の弁開度を調節することにより、前記熱交換器出口温水温度を調節する制御装置と、
    からなる温水過熱温度制御装置において、
    前記各熱交換器の温度設定値を発電機負荷に応じて変化させるとともに、当該温度設定値と各熱交換器の入口温水温度及び出口温水温度の温度差とを比較して前記温度調節弁の弁開度を調節することを特徴とする温水過熱温度制御装置。
  4. 前記各熱交換器に流入するタービン抽気の温度と発電機負荷との差異を算出し、各調節弁に対し先行的に開度指令を演算する機能を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の温水過熱温度制御装置。
  5. 複数個の熱交換器のうち任意の熱交換器が熱交換運転休止の場合、当該熱交換器が本来過熱すべき過熱量を、熱交換運転休止しない他の熱交換器の温水温度調節弁制御装置の温度設定値にバイアス値として割り振るようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の温水過熱温度制御装置。
  6. 最終段の熱交換器出口温度設定値を手動にて任意の値に変更する温度設定値変更手段を設け、当該温度設定値変更手段による変更値と、本来の温度設定値との温度差分を求める比較手段と、各熱交換器の昇温機能をバランスするように、前記比較手段の出力を各熱交換器の温度設定値に分散してバイアス温度として与えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の温水過熱温度制御装置。
  7. 発電プラントの所内単独運転時に、前記温度調節弁の弁開度を強制的に開操作させる機能を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の温水過熱温度制御装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の温水過熱温度制御装置を備えた熱併給発電プラント。
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