JP2007050556A - 折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシート及びクリアケース - Google Patents

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哲也 山田
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Abstract

【課題】折り曲げ部分に凹凸がついたり切断面があったりすることなく、しかも、折り曲げ加工した時に所定の角度にきちんと折れ曲がり、かつ、加工後に折り曲げ部分に隣接する平面が湾曲したりすることのない折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートを提供すること。
【解決手段】熱可塑性プラスチックシートに折り曲げ罫線が形成された折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートにおいて、折り曲げ罫線を形成する凹溝は熱可塑性プラスチックシートの厚さをA、押罫部分の厚さをB、下側部分の溝幅をC、上側部分の溝幅をDとした時、B=A×(0.15〜0.85)、C=A×(0.6〜1.5)、D=A×(1.5〜3.0)の関係が成り立つように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品、化粧品、文具、贈答用品その他雑貨の個別包装品において、内容物を透視可能にし、その外観を改善するプラスチック製のクリアケースのもとになる、折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートに関する。
従来、熱可塑性プラスチックシートを折り曲げて、食品、化粧品、文具、贈答用品等を収納するクリアケースに加工する場合、熱可塑性プラスチックシートに折り曲げ用の罫線を付設してこの罫線に沿って折り曲げて、クリアケースにしている。
その罫線は、例えば、熱可塑性プラスチックシートの厚み方向に浅く凹ませた凹溝からなるものであった。そして、凹溝の底部は平坦なものであった。
上記の折り曲げ用の罫線入り熱可塑性プラスチックシートは折り曲げた際に、折り曲げ部分が弾性により形状を回復して所定の角度に曲がらなかったり、加工後に、折り曲げ部分に隣接する平面が折り曲げ罫線に発生する応力の影響を受けて湾曲し易い等の問題があった。
この問題を解決すべく各種の開発が行われ、例えば、凹溝の底部にその長さ方向に沿って凹凸を形成したり、断熱孔を形成したりすることが行われている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
上記先行技術文献を示す。
実開昭63−91455号公報。 特開平1−40317号公報。
しかしながら、上記の方法においては、折り曲げ部分に凹凸がついたり切断面があったりするので、見栄えが良くないという問題がある。
本発明は、折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートに関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、折り曲げ部分に凹凸がついたり、切断面があったりすることなく、しかも、折り曲げ加工した時に所定の角度にきちんと曲がり、かつ、加工後に、折り曲げ部分に隣接する平面が湾曲したりすることのない折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートを提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、熱可塑性プラスチックシートに凹溝からなる折り曲げ罫線が形成された折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートにおいて、前記折り曲げ罫線を形成する凹溝は、断面が台形状で、熱可塑性プラスチックシートの厚さをA、押罫部分の厚さをB、下側部分の溝幅をC、上側部分の溝幅をDとした時、B=A×(0.15〜0.85)、C=A×(0.6〜1.5)、D=A×(1.5〜3.0)の関係が成り立つように形成されていることを特徴とする、折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートである。
このように請求項1記載の発明によれば、熱可塑性プラスチックシートに凹溝からなる折り曲げ罫線が形成された折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートにおいて、前記折り曲げ罫線を形成する凹溝は、断面が台形状で、熱可塑性プラスチックシートの厚さをA、押罫部分の厚さをB、下側部分の溝幅をC、上側部分の溝幅をDとした時、B=A×(0.15〜0.85)、C=A×(0.6〜1.5)、D=A×(1.5〜3.0)の関係が成り立つように形成されているので、折り曲げると、凹溝に沿って所定の角度に曲がり、また、折り曲げ部分に隣接する平面が湾曲することもない。さらに、凹溝に沿ってきれいに折り曲げることができる。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートを用いて作製したクリアケースである。
このように本発明の折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートを使用することにより、自動充填機適性のあるクリアケースを作製することができる。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートは、例えば、図1に示すように、熱可塑性プラスチックシート(1)に凹溝(2)からなる折り曲げ罫線が形成された折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートにおいて、前記折り曲げ罫線を形成する凹溝(2)は、断面が台形状で、熱可塑性プラスチックシートの厚さをA、押罫部分の厚さをB、下側部分の溝幅をC、上側部分の溝幅をDとした時、B=A×(0.15〜0.85)、C=A×(0.6〜1.5)、D=A×(1.5〜3.0)の関係が成り立つように形成されているものである。
熱可塑性プラスチックシート(1)としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の硬質シートが好ましく使用できる。そして、一般的には0.1〜1.0mm程度の厚さのものが用いられる。
つぎに、本発明の折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシート(1)の作製方法の一例を図2、図3を参照して説明する。
先ず、面版(11)上にプレスボード(12)を載置し、接着剤でこのプレスボード(12)を面版(11)に固定する。〜雌型(10)
次に、罫線刃(21)が固定された抜型(20)を下降させ、罫線刃(21)を前記プレスボード(12)に押圧してこのプレスボード(12)に罫線刃(21)の先端形状に対応した溝(13)を形成する。
この溝(13)は、その深さが前記プレスボード(12)の厚さに相当するものである。この罫線刃(21)は、罫幅0.7mm、罫高23.6mmで先端を幅0.5mmの台形状に研削したもので鋼鉄製である。
プレスボード(12)の硬度より罫線刃(21)の硬度を大きくすることにより、罫線刃(21)のプレスボード(12)への押圧によってプレスボード(12)側が窪んで、このプレスボード(12)に溝(13)が形成されることになる。
なお、抜型(20)はニクロム線ヒータによりあらかじめ加熱されており、刃先の温度は60°C〜80°Cである。
つぎに図3に示すように、面版(11)上に熱可塑性プラスチックシート(1)を供給して、このシートを罫線刃(21)で溝(13)に押圧して折り曲げ罫線である凹溝(2)が施される(図1参照)。
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
熱可塑性プラスチックシートとして、厚さ0.3mmの未延伸ポリプロピレンシート(1)を準備した。
別に段落番号0015で説明した雌型(10)と抜型(20)を一般的に公知の平台打抜機(株式会社飯島製作所製)に取付け、圧力120トン、スピード300rphの条件で稼働させ、熱可塑性プラスチックシート(1)を雌型(10)と抜型(20)の間を通して前記熱可塑性プラスチックシート(1)に凹溝(2)を形成させた。
凹溝(2)の寸法をマイクロメータで測定したところ、B=150μm、C=400μm、D=800μm、の結果を得た。
また、凹溝(2)の入った未延伸ポリプロピレンシート(1)を凹溝(2)に沿って折り曲げたところ、弾性により形状を回復することなくきちんと折り曲げられ、また、折り曲げ部分に隣接する平面が湾曲することもなかった。
本発明の折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートの一実施例を示す、(a)は斜視説明図であり、(b)は(a)の罫線部分の断面説明図である。 本発明の折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートの作製方法の一実施例における抜型と雌型の関係を示す、断面説明図である。 図2に熱可塑性プラスチックシートを挟んだ状態を示す、断面説明図である。
符号の説明
1‥‥熱可塑性プラスチックシート
2‥‥凹溝
10‥‥雌型
11‥‥面版
12‥‥プレスボード
13‥‥溝
20‥‥抜型
21‥‥罫線刃

Claims (2)

  1. 熱可塑性プラスチックシートに折り曲げ罫線が形成された折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートにおいて、
    前記折り曲げ罫線を形成する凹溝は、
    熱可塑性プラスチックシートの厚さをA、押罫部分の厚さをB、下側部分の溝幅をC、上側部分の溝幅をDとした時、
    B=A×(0.15〜0.85)、C=A×(0.6〜1.5)、D=A×(1.5〜3.0)の関係が成り立つように形成されていることを特徴とする、 折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシート。
  2. 請求項1記載の折り曲げ罫線入り熱可塑性プラスチックシートを用いて作製したクリアケース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022546651A (ja) * 2019-09-10 2022-11-04 イー・エム・デイー・ミリポア・コーポレイシヨン 関節式バイオコンテナ

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