JP2007050172A - 薄切り用調理補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 食材を薄切りするには、相当に包丁の扱いが慣れないと刻むのは困難とされていることを経験が浅い人でも可能にした薄切り用調理補助具である。
【解決手段】 硬質合成樹脂より形成され、幅広の長方形の基板の略中央に環状部材を固定し、基板の幅広側の両側部は湾曲した所定寸法の掬い面を形成し、基板底面と環状部材の中心線とが所定の鋭角環状部材で形成されたことを特徴とする薄切り用調理保護具である。
【選択図】図1
【解決手段】 硬質合成樹脂より形成され、幅広の長方形の基板の略中央に環状部材を固定し、基板の幅広側の両側部は湾曲した所定寸法の掬い面を形成し、基板底面と環状部材の中心線とが所定の鋭角環状部材で形成されたことを特徴とする薄切り用調理保護具である。
【選択図】図1
Description
包丁を使って食材の肉厚を薄く刻む際、等間隔に早く薄く刻むには、食材に斜めに包丁を当てる基板があれば容易に刻み易い、人差し指の側面に包丁の側面を当て、指の損傷を気使って等間隔に早く薄く刻むには、丸みのある人差し指では、包丁の当て基準が不安定で、相当熟練をしないと均一に食材を刻むことが不可能であり、また、指を切傷する可能性がある。
本発明は、食材を手で持って刻む時、薄切りは、包丁を当てる基準が人差指の側面であるが、食材を薄切りの等間隔に刻むには、相当熟練する必要があり、その為に、包丁扱いの不慣れな人が、食材を早く等間隔に薄切りの際指を傷つけない様に包丁を進めるには、包丁を当てる基板が必要とされる。
従来は、包丁の扱いで特に薄切りは、経験と熟練で人差し指と親指を使って早く等間隔に刻むとされていたが、いろいろ研究され、指を包丁で傷つけない様に関節の動きに追従して柔軟に変形する間接カバーと関節以外の曲がらない部分を保護する指カバーを設け、更に指先全体を保護する先端カバーの表面にはすべり止めを設け、以上を一体構造で成形して、指の固定は指カバー部の部分で行う。これにより、保護具全体を指にワンタッチで着脱可能とし、指の動きを妨げることなく指の各部を刃物の誤動作による損傷から保護する(特開2000−083848)。
しかしながら、指保護具が目的であるだけに刃物を扱うには、肌に直接当たらないので、刃物感覚を把握するのが困難で、刃物を当てる基準面が人差し指の前面となっていて、関節までカバーされているので、食材を掴むことが困難であり、包丁を当てる基準面がなく薄切りは困難である欠点がある。
最近の先端技術として、包丁側に位置する第一の面と指側に位置する第二の面を有し、前記第一の面に沿って包丁が上下に滑り移動するガイド板と、前記ガイド板の上方に設けられ、前記第二の面側で指を押さえるように形成された指掛け部と、前記ガイド板の下方に設けられ、前記第二の面側から前記第一の面側に指が挿通する用形成された挿通部とを有する指保護具(特開2004−167089)。
しかしながら、指保護具の第二面の指掛け部が、指の第一関節の爪部と第三関節と第四関節の間の二箇所に挿通している為、指の自由が利き難く窮屈になる、包丁を当てる基準面が第二関節と第三関節の間の指の正面部は、指の第一関節を常時曲げた状態で、第一面の包丁当て基準を、常に食材に直角に保持するには、作業で長時間や早く刻むときの手と指の保持を持続するには手が疲れやすい、更に、第一面の下部が直接食材に当たるので、食材が掴み難く、包丁作業で手を食材に添って段々さげて行く際、指保護具の下部先端が食材に引っ掛かって作業が進め難い欠点がある。
最近の先行技術は、指の保護が主体で、食材を早く容易に等間隔に刻む事と食材の保持や取り扱いなどが考慮されていない。また作業するとき、食材を保持する手や指が、指保護具が主体とされ、食材と直角に当てることを主体にして指の正面を基準面にしている為、手の自由が束縛され作業性や刻む速行性に欠ける。
この出願の発明に関する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2000−083848号
特開2004−167089号
実開平02−130539号
特開平10−37011号
解決しようとする問題点は、包丁を使った経験が少ない人が、食材を刻もうとすると、等間隔で同じ厚みにならず、速く刻もうとしたら指を傷つけることがあり、ましてや薄切りについては、ますます困難であるので、食材の薄切りが、容易に、かつ、指を損傷することなく刻めるような薄切り用調理補助具を提供するものである。
本発明は、 硬質合成樹脂より形成され、幅広の長方形の基板(1)の略中央に環状部材(2)を固定し、基板の幅広側の両側部は湾曲した所定寸法の掬い面を形成したことを特徴とする薄切り用調理補助具である。
基板(1)の底面(1c)と環状部材(2)の中心線とが所定の鋭角環状部材(3)で形成された特許請求の範囲1記載の薄切り用調理保護具である。
本発明は、食材の薄切りを主体にした薄切り用調理補助具で、包丁の扱いの不慣れな人でも、図1で示すように前記の薄切り用調理補助具を人差し指(Y1)に環状部材(2)に挿通し、包丁(H)の側面を刀入角度Nで基板(1)の第一の面(1a)に沿って食材に当て、包丁(H)を手前に引けば、例えば、河豚の刺身等でも容易に薄切りに刻むことが出来る。
同時に、薄切り用調理補助具の基板(1)の第三の面である底面(1c)が図2より平面であるので、食材の上に少し水分を設けると滑り易くなるので、薄切りしながら薄切り用調理補助具を少しずつ下げて行くと、指を損傷することなく、食材を等間隔に刻むことができる。
前述の薄切り用調理補助具を図6のように、薄切りに使用する際と反対にして立てて使用する(以下縦使用と呼ぶ)と、人差し指(Y1)に環状部材(2)を挿通すると、基板(1)の第三の面である底面(1c)と第二の面(1b)が、前記の包丁(H)の上下の移動のガイド面になり、食材を普通に刻むときの調理用補助具になる。
この場合、食材を刻む際、前記の使い方では、基板(1)の第三面となる底面(1c)が人差し指(Y1)の正面となり、包丁(H)の側面の当て面になって上下移動のガイド面となり、通常使用と兼用できる。
包丁(H)を使用する人によっては、親指(Y3)側を包丁当てに使用すると、縦使用では、中指(Y2)を保護する基板(1)の第二の面(1b)が包丁を上下に移動するガイド面になる。
実際に、本調理補助具を縦使用(図6)する際に、包丁(H)の側面を基板(1)の第三の面である底面(1c)に当て調理補助具として使用する場合は、手を食材の上に置くと、食材に対して、45度位が適度であり、長時間並びに速く食材を刻むには最適角度である。基板(1)の第三の面である底面(1c)と中指(Y2)を保護する基板(1)の第二の面(1b)の変わり面のアール面が、包丁(H)の上下移動するゲージ面となり、包丁(H)を当てて作業をすると、食材の上に置いている手が緩和されているので、長時間、或いは、包丁作業の速さを増しても、図7の状態で使用できるので、食材が良く見えて、食材の1切れの刻み厚が手前と反対側が異なる事が避けられる。
更に、調理補助具を縦使用(図6、図7)する場合、基板(1)の下端が、食材に直接当たらない様に人差し指(Y1)を環状部材(2)に挿通して、包丁(H)作業しながら食材の上を移動して行く場合も、薄切り用調理補助具の下端が引っ掛かることがなく、次の食材や刻んだ食材を準備する際も、薄切り用調理補助具を指から外すことなく包丁(H)作業が続行可能である。
他の使用の仕方は、薄切り用調理補助具を人差し指(Y1)に装着して、食材をまな板に置くことなく、例えば、ごぼう等のような食材を、手で保持したままスライスする際も、包丁(H)のガイドとして、基板(1)の第一の面(1a)が使用され、薄切り用調理補助具の活用範囲が広がる利便性がある。
以下、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1においては、本発明の薄切り用調理補助具を指に装着した斜図で、包丁(H)が刀入角度Nで基板(1)の第一の面(1a)がガイド面と成り、基板(1)の第二の面(1b)は、中指(Y2)の損傷保護と前記の基板(1)の第三の面(1c)の押さえの補助となり、包丁(H)作業の時に薄切り用調理補助具の保持の安定かをはかる。
前記の基板(1)の第三の面(1c)は、図5に示すB−B断面図で見られるように、薄切り用調理補助具に形成された環状部(1)と鋭角環状部材(3)を固定するだけでなく、裏面は、食材の上に薄切り用調理補助具を乗せた時の安定化と食材の上を滑りやすくする。
前記の薄切り用調理補助具の環状部材(2)は、人差し指(Y1)を挿通して、基板の第三の面である底面(1c)の固定化と食材の上に乗せて移動させ易く、食材を掴む際、薄切り用調理補助具の離脱を防止する。
図2は薄切り用調理補助具の側面図であるが、薄切り用調理補助治具を手に固定する手段として、人差し指(Y1)に挿通する環状部材(2)が基板(1)の第三の面である底面(1c)の上に固定され、人差し指(Y1)に挿通された環状部材(2)は、指を傷つけたりすることを防止するために合成樹脂で形成されている。
包丁作業の際、手に環状部(2)を挿通して、食材を掴んだ時、人差し指(Y1)を食材の上に並行に置くことは窮屈で乗せ難い、人差し指(Y1)を45度位の角度で食材の上に置くと手の疲れが減少され、包丁(H)の扱いが容易になる。
更に、図2より、食材の表面は、凸凹で薄切り治具を指に挿通して食材の上に置いた時、食材の凸凹を吸収するために、スプリング性を加味した図5のB−B断面図より鋭角環状部材(3)を設け、包丁(H)を上下に移動させて行く際のスムース性効果を向上させている。
更に、本発明の特徴の一つとして、薄切り用調理補助具を図6、図7に現すように、縦使用の場合、薄切り用の調理補助具ではなく、通常の包丁(H)の調理補助具として使用できる。
縦使用を図に基づいて説明すると、図6は、縦使用の側面図で基板(1)の第三の面である底面(1c)が包丁(H)のガイド面となるが、人によっては、第二の面(1b)が包丁(H)のガイド面になる。
人差し指(Y1)に環状部(2)を挿通した時、実作業では、前記の縦使用での基板(1)を垂直に保持するには、手を食材に置いた際、人差し指(Y1)を食材に垂直にしての包丁(H)作業は持続性を含めて困難である。従って、前記の食材の上の凸凹吸収用のスプリング性のある鋭角環状部材(3)が必要となり、縦使用にすると垂直に立てた基板(1)の第三の面の底面(1c)と食材の上に60度位に立てて置いた人差し指(Y1)の間に保持され、底面(1c)が略垂直になり人差し指(Y1)とのバランスをとり、縦使用のガイド面と成る底面(1c)に包丁(H)面が強打してもスプリング性のある鋭角環状部材(3)に吸収され、力が緩和される。
図7は薄切り用調理補助具の斜図で、人差し指(Y1)に挿通した環状部材(2)は、薄切り治具が親指(Y3)側に45度位に縦使用のガイド面に当たる底面(1c)が向くように設計されており、包丁作業で手を食材の上に楽に置いた状態を表現したものである。
1 基板
1a 基板の第一の面
1b 基板の第二の面
1c 基板の第三の面である底面
2 環状部材
3 鋭角環状部材
Y1 人差し指
Y2 中指
Y3 親指
H 包丁
N 刀入角度
1a 基板の第一の面
1b 基板の第二の面
1c 基板の第三の面である底面
2 環状部材
3 鋭角環状部材
Y1 人差し指
Y2 中指
Y3 親指
H 包丁
N 刀入角度
Claims (2)
- 硬質合成樹脂より形成され、幅広の長方形の基板の略中央に環状部材を固定し、基板の幅広側の両側部は湾曲した所定寸法の掬い面を形成したことを特徴とする薄切り用調理保護具。
- 基板底面と環状部材の中心線とが所定の鋭角環状部材で形成された特許請求の範囲1記載の薄切り用調理保護具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005238736A JP2007050172A (ja) | 2005-08-19 | 2005-08-19 | 薄切り用調理補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005238736A JP2007050172A (ja) | 2005-08-19 | 2005-08-19 | 薄切り用調理補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007050172A true JP2007050172A (ja) | 2007-03-01 |
Family
ID=37915021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005238736A Pending JP2007050172A (ja) | 2005-08-19 | 2005-08-19 | 薄切り用調理補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007050172A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023174399A (ja) * | 2022-05-27 | 2023-12-07 | 晴彦 平岡 | まな板 |
-
2005
- 2005-08-19 JP JP2005238736A patent/JP2007050172A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2023174399A (ja) * | 2022-05-27 | 2023-12-07 | 晴彦 平岡 | まな板 |
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