JP2007049823A - パワーモジュール及び基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を小型化してHEVへの搭載を容易化し得るパワーモジュールを得る。
【解決手段】バスバー11が収納された筐体10に基板19が固定されている。そして、基板19には、パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cが実装されており、制御回路7は、基板19に実装されるのではなく、コネクタ14を介して基板19に接続される。つまり、インバータ回路8及び電機モータ4が一体化して構成され、制御回路7は別体として構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、パワーモジュール及び基板に関し、特に、電機モータと、当該電機モータを駆動するためのインバータ回路とを備えるパワーモジュールに関する。
近年、環境意識の高まりから、ガソリンエンジンと電機モータとの双方を動力源として用いるハイブリッド自動車(HEV)が注目されている。HEVにおいては、複数のパワースイッチング素子を備えるインバータ回路を用いて直流電源をスイッチングすることによって、電機モータが交流駆動されている。スイッチング素子のオン/オフは、制御回路によって制御される。
従来のパワーモジュールの構成例として、インバータ回路と、制御回路と、電機モータとが一体化して構成されたパワーモジュールが、例えば下記特許文献1に開示されている。かかる従来のパワーモジュールでは、モータハウジングの周壁外周面にプリント基板が固定され、プリント基板上にインバータ回路と制御回路とが実装されている。
なお、リング状のバスバーを備える車両用ブラシレスモータに関する技術が、例えば下記特許文献2に開示されている。
特開2003−324903号公報 特開2003−134728号公報
上記した従来のパワーモジュールによると、インバータ回路、制御回路、及び電機モータの全てが一体化して構成されているため、装置が大型化する。しかも、熱源が集中しており、複雑な放熱構造が必要となるため、さらに装置が大型化する。従って、かかるパワーモジュールをHEVに搭載することを考えると、大型のパワーモジュールを搭載するための大きなスペースを車両内に確保する必要があるため、HEVへの搭載が困難であるという問題がある。
本発明はかかる問題を解決するために成されたものであり、装置を小型化してHEVへの搭載を容易化し得るパワーモジュール及び基板を得ることを目的とする。
第1の発明に係るパワーモジュールは、複数のパワー素子を有し、モータを駆動するためのインバータ回路と、複数のパワー素子を制御するための制御回路と、モータの外周に沿って配設された環状導体と、環状導体が収納された筐体と、筐体に固定された基板とを備え、複数のパワー素子の各々の半導体チップと、制御回路とのうちの、半導体チップのみが、基板の主面上に実装されていることを特徴とする。
第2の発明に係るパワーモジュールは、第1の発明に係るパワーモジュールにおいて特に、基板と環状導体とを接続するための金属の接続電極をさらに備え、接続電極の一端は、半田付け、ロウ付け、又は溶接によって環状導体に接続されており、接続電極の他端は、半田付け又はロウ付けによって基板に接続されていることを特徴とする。
第3の発明に係るパワーモジュールは、第1又は第2の発明に係るパワーモジュールにおいて特に、基板の裏面に接着された放熱部材をさらに備えることを特徴とする。
第4の発明に係るパワーモジュールは、第1〜第3の発明のいずれか一つに係るパワーモジュールにおいて特に、基板の主面上には厚膜の配線パターンが形成されていることを特徴とする。
第5の発明に係るパワーモジュールは、第4の発明に係るパワーモジュールにおいて特に、半導体チップと配線パターンとは、ボンディングワイヤによって接続されていることを特徴とする。
第6の発明に係るパワーモジュールは、第1〜第5の発明のいずれか一つに係るパワーモジュールにおいて特に、筐体の内部は、絶縁性の封止材によって封止されていることを特徴とする。
第7の発明に係る基板は、モータを駆動するためのインバータ回路と、インバータ回路が有する複数のパワー素子を制御するための制御回路と、モータの外周に沿って配設された環状導体と、環状導体が収納された筐体と備えるパワーモジュールにおいて、筐体に固定される基板であって、複数のパワー素子の各々の半導体チップと、制御回路とのうちの、半導体チップのみが実装されている。
第1〜第6の発明に係るパワーモジュールによれば、環状導体が収納された筐体に基板が固定されている。そして、複数のパワー素子の各々の半導体チップと、制御回路とのうちの、半導体チップのみが、基板の主面上に実装されている。つまり、インバータ回路とモータとが一体化して構成されている。従って、インバータ回路、制御回路、及びモータの全てが一体化して構成されているパワーモジュールと比較すると、全体として装置の小型化を図ることができる。
また、インバータ回路とモータとが一体化して構成されていることにより、インバータ回路とモータとを互いに接続するための大電流量の配線ケーブルが不要となるため、配線の簡素化を図ることもできる。
特に第2の発明に係るパワーモジュールによれば、接続電極の一端は、半田付け、ロウ付け、又は溶接によって環状導体に接続されており、接続電極の他端は、半田付け又はロウ付けによって基板に接続されている。従って、接続電極と環状導体及び基板とを、信頼性高くかつ簡便に接続することができる。
特に第3の発明に係るパワーモジュールによれば、放熱部材は基板の裏面に接着されている。従って、インバータ回路と放熱部材との接続が簡易になるとともに、放熱効率を高めることもできる。
特に第4の発明に係るパワーモジュールによれば、基板上には厚膜の配線パターンが形成されている。従って、大電流に対応可能であるため、ハイブリッド自動車の駆動用モータに適用することが可能となる。
特に第5の発明に係るパワーモジュールによれば、半導体チップと配線パターンとは、ボンディングワイヤによって接続されている。従って、半導体チップと配線パターンとを、信頼性高くかつ簡便に接続することができる。
特に第6の発明に係るパワーモジュールによれば、環状導体が収納された筐体の内部は、絶縁性の封止材によって封止されている。従って、信頼性高く放電防止を行うことができるとともに、絶縁のために必要な離間距離を短くできるため、筐体の薄型化を図ることもできる。
第7の発明に係る基板によれば、複数のパワー素子の各々の半導体チップと、制御回路とのうちの、半導体チップのみが、基板に実装されている。従って、半導体チップ及び制御回路の双方が実装されている基板と比較すると、基板の小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、異なる図面において同一又は相応する符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、本実施の形態に係るパワーモジュールの構成を示す回路図である。図1には、パワースイッチング素子として、パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cが用いられた例が示されている。本実施の形態に係るパワーモジュールは、三相(U相、V相、W相)の電機モータ4と、電機モータ4を駆動するためのインバータ回路8と、インバータ回路8が有するパワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cを制御するための制御回路7とを備えている。なお、本発明の本質に影響しないので図示していないが、パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cのそれぞれのデバイス内には、ドレイン−ソース間に寄生ダイオードがあり、転流時の電流がこの寄生ダイオードに流れる。横構造のように寄生ダイオードがないデバイスでは、パワースイッチング素子に逆並列に、転流用ダイオードを接続する必要がある。
パワーMOSFET1a,2aは、正の直流電源電圧VHと負の直流電源電圧VLとの間で、ノード6uを介して直列に接続されている。具体的に、パワーMOSFET1aのドレイン電極は電源電圧VHに接続され、ソース電極はノード6uに接続されている。また、パワーMOSFET2aのドレイン電極はノード6uに接続され、ソース電極は電源電圧VLに接続されている。同様に、パワーMOSFET1b,2bは、電源電圧VHと電源電圧VLとの間でノード6vを介して直列に接続されており、パワーMOSFET1c,2cは、電源電圧VHと電源電圧VLとの間でノード6wを介して直列に接続されている。
パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cの各ゲート電極は、制御回路7に接続されている。制御回路7は、パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cの各ゲート電極に電圧パルスを印加することにより、パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cをそれぞれ駆動する。
ノード6u,6v,6wは、電機モータ4の各相の電極5u,5v,5wにそれぞれ接続されている。制御回路7によってパワーMOSFET1a〜1c及びパワーMOSFET2a〜2cのいずれを駆動するかによって、電機モータ4が備える電磁コイル3に流れる電流の向きを制御することができる。また、制御回路7からパワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cの各ゲート電極に印加される電圧パルスのパルス幅によって、電磁コイル3に流れる電流の大きさを制御することができる。
なお、図1には、パワースイッチング素子としてパワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cが用いられた例が示されているが、パワーMOSFETの代わりにIGBT等の他のパワースイッチング素子を用いてもよい。なお、IGBTでは寄生ダイオードがないので、転流ダイオードを逆並列に接続しておく必要がある。あるいは、SiC,GaN,C等のワイドバンドギャップ半導体を用いた、大電力制御可能かつ高温動作可能なトランジスタを使用してもよい。ワイドバンドギャップデバイスを用いた場合には、電機モータ4と同様に高温環境で動作可能なインバータ回路を実現することができる。
また、図1には、U,V,Wの各相のハイサイド及びローサイドに各1個のパワーMOSFETのみが用いられた例が示されているが、電流容量に応じて、それぞれ複数個のパワーMOSFETを用いて構成してもよい。
図2は、図1に示したインバータ回路8の構造を示す平面図である。電機モータ4の外周に沿って、リング状のバスバー11が配設されている。バスバー11は、電機モータ4のU相に対応するバスバー11uと、V相に対応するバスバー11vと、W相に対応するバスバー11wとに分割されている。バスバー11u〜11wは、打ち抜き加工された銅板の表面にスズメッキが施されることによって構成されている。バスバー11u〜11wは、筐体10内に収納されており、電機モータ4のモータステータの各相の電極5u,5v,5w(図2には示さない)に接続されている。
筐体10は、PPS等の耐熱性樹脂によって構成されている。但し、筐体10は、強度を高めるために、金属部材によって強化されていてもよい。筐体10の内部には溝が形成されており、その溝部分に、バスバー11u〜11wが填め込まれている(後述の図6参照)。
筐体10の外周側壁には、筐体10と同様の材質から成る筐体13が、填め込み又はネジ止め等によって固定されている。筐体13内には、基板19が収納されている。基板19の主面上には、パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cの各半導体チップが実装されている。また、基板19の主面上には、コネクタ14が、ネジ止め等によって固定されている。コネクタ14の端子は、半田付け又はロウ付けによって、基板19に接続されている。コネクタ14内には、コネクタ15を差し込むことが可能である。コネクタ15には接続線16の一端が接続されており、接続線16の他端は、図1に示した制御回路7に接続されている。
基板19とバスバー11u,11v,11wとは、それぞれ接続電極12u,12v,12wによって互いに接続されている。接続電極12u〜12wの材質は、バスバー11u〜11wの材質と同様である。接続電極12u,12v,12wの各一端は、半田付け、ロウ付け、又は溶接によって、それぞれバスバー11u,11v,11wに接続されており、接続電極12u,12v,12wの各他端は、半田付け又はロウ付けによって、基板19に接続されている。これにより、接続電極12u〜12wとバスバー11u〜11w及び基板19とを、信頼性高くかつ簡便に接続することができる。
接続電極12u,12v,12w間での放電を防止すべく、平面視上で互いに隣接する接続電極12u,12v,12w同士の間隔が、所定の距離以上に保たれている。
また、基板19には、電源電圧VHを供給するための高圧接続端子17の一端と、電源電圧VLを供給するための高圧接続端子18の一端とが、半田付け又はロウ付けによって接続されている。高圧接続端子17,18の材質は、バスバー11u〜11wの材質と同様である。高圧接続端子17,18の各他端は、電力供給用の高圧ケーブルによって、バッテリ又は昇圧コンバータに接続される。高圧接続端子17,18の各他端と、電力供給用の高圧ケーブルとは、ボルト等によって互いに固定される。
図3は、図2に示した基板19の構造を具体的に示す平面図である。基板19の主面上には、配線パターン20,21,22a〜22c,241〜246が形成されているとともに、金属のパッド23a〜23cが貼り付けられている。配線パターン241〜246は、金属によって形成されており、コネクタ14の各端子に接続されている。配線パターン20,21,22a〜22cは厚膜の金属によって形成されており、これにより、大電流に対応可能となるため、ハイブリッド自動車の駆動用モータに適用することが可能となる。
配線パターン20上には、縦型パワーMOSFET1a〜1cがボンディングされている。また、配線パターン20には、高圧接続端子17の一端が接続されている。配線パターン21には、高圧接続端子18の一端が接続されている。配線パターン22a,22b,22c上には、それぞれ縦型パワーMOSFET2a,2b,2cがボンディングされている。パッド23a,23b,23cには、それぞれ接続電極12u,12v,12wの各他端が接続されている。
基板19の四隅にはネジ孔25が形成されており、ネジ孔25内に螺挿されるネジによって、基板19と図2に示した筐体13とが互いに固定される。また、高圧接続端子17,18の各他端には、ボルトによって電力供給用の高圧ケーブルを圧着するためのボルト孔26,27が形成されている。
図4は、図3に示した縦型パワーMOSFET1aの構造を示す平面図であり、図5は、図4に示したラインV−Vに沿った位置に関する断面構造を示す断面図である。図4,5を参照して、縦型パワーMOSFET1aの半導体チップの上面にはゲート電極Gとソース電極Sとが形成されており、底面にはドレイン電極Dが形成されている。他のパワーMOSFET1b,1c,2a〜2cの構造も、図4,5に示したパワーMOSFET1aの構造と同様である。従って、図3を参照して、パワーMOSFET1a〜1cの各ドレイン電極Dは、配線パターン20に接続され、パワーMOSFET2a,2b,2cの各ドレイン電極Dは、それぞれ配線パターン22a,22b,22cに接続される。
図3を参照して、パワーMOSFET1a,1b,1c,2a,2b,2cの各ゲート電極Gは、それぞれボンディングワイヤ301,302,303,304,305,306によって、配線パターン241,242,243,246,245,244に接続されている。パワーMOSFET1a,1b,1cの各ソース電極Sは、それぞれボンディングワイヤ311,312,313によって、配線パターン22a,22b,22cに接続されている。パワーMOSFET2a,2b,2cの各ソース電極Sは、それぞれボンディングワイヤ331,332,333によって、配線パターン21に接続されている。配線パターン22a,22b,22cは、それぞれボンディングワイヤ321,322,323によって、パッド23a,23b,23cに接続されている。このように、ボンディングワイヤ301〜306,311〜313,321〜323,331〜333を用いて接続することにより、パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cと各配線パターンとを、信頼性高くかつ簡便に接続することができる。
なお、図3には、縦型パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cが用いられた場合の例を示したが、基板19の主面上に形成される配線パターンを変更することにより、横型パワーMOSFETを用いることもできる。
また、図3には、ボンディングワイヤ301〜306,311〜313,321〜323,331〜333がそれぞれ1本のワイヤを用いて構成されている場合の例を示したが、電流容量に応じて、それぞれ複数本のワイヤを用いて構成してもよい。
図6は、図2に示したラインVI−VIに沿った位置に関する断面構造を示す断面図である。バスバー11vとパッド23bとを接続するための接続電極12vは、複数箇所で折り曲げられることにより、バスバー11wの上方を通過している。バスバー11u〜11wが収納されている筐体10の内部は、樹脂等の絶縁性の封止材41によって封止されている。従って、接続電極12u,12v,12w間での放電を、信頼性高く防止することができる。また、互いに隣接する接続電極12u,12v,12w同士の離間距離を短くできるため、筐体10の小型化を図ることもできる。
基板19が収納されている筐体13の内部は、シリコーンゲル等の絶縁性の封止材40によって封止されている。これにより、ボンディングワイヤ間や配線パターン間の電気的絶縁性が確保されて放電が防止されるとともに、外部からの影響(水、油、埃等)に起因する基板19の劣化を防止することができる。さらに、外部からの影響を遮断する効果を高めるべく、筐体13の開口上面には、填め込み、接着、又はネジ止め等によって、カバー50が固定されている。
筐体13の底面は部分的に開口しており、露出している基板19の裏面に接触して、放熱部材51が配設されている。基板19の裏面と放熱部材51の上面とは、接着剤によって互いに接着されている。放熱部材51としては、パワーモジュール全体の放熱量や、パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2c等の構成素子の耐熱温度を考慮して、自然空冷、強制空冷、又は水冷が選択される。空冷式の放熱部材51には放熱フィンが形成され、水冷式の放熱部材51には冷却水の流路が形成される。
放熱部材51が基板19の裏面に接着されているため、インバータ回路と放熱部材51との接続が簡易になるとともに、放熱効率を高めることもできる。
このように本実施の形態に係るパワーモジュールによれば、バスバー11が収納された筐体10に基板19が固定されている。そして、基板19には、パワーMOSFET1a〜1c,2a〜2cが実装されており、図1に示した制御回路7は、基板19に実装されるのではなく、コネクタ14を介して基板19に接続される。つまり、本実施の形態に係るパワーモジュールにおいては、インバータ回路8及び電機モータ4が一体化して構成され、制御回路7は別体として構成されている。従って、インバータ回路8、制御回路7、及び電機モータ4の全てが一体化して構成されているパワーモジュールと比較すると、全体として装置の小型化を図ることができる。
また、インバータ回路8と電機モータ4とが一体化して構成されていることにより、インバータ回路8と電機モータ4とを互いに接続するための大電流量の配線ケーブルが不要となるため、配線の簡素化を図ることもできる。
本発明の実施の形態に係るパワーモジュールの構成を示す回路図である。 図1に示したインバータ回路の構造を示す平面図である。 図2に示した基板の構造を具体的に示す平面図である。 図3に示した縦型パワーMOSFETの構造を示す平面図である。 図4に示したラインV−Vに沿った位置に関する断面構造を示す断面図である。 図2に示したラインVI−VIに沿った位置に関する断面構造を示す断面図である。
符号の説明
1a〜1c,2a〜2c パワーMOSFET
3 電磁コイル
4 電機モータ
6u〜6w ノード
7 制御回路
8 インバータ回路
10 筐体
11u〜11w バスバー
12u〜12w 接続電極
20,21,22a〜22c 配線パターン
301〜306,311〜313,321〜323,331〜333 ボンディングワイヤ
41 封止材
51 放熱部材

Claims (7)

  1. 複数のパワー素子を有し、モータを駆動するためのインバータ回路と、
    前記複数のパワー素子を制御するための制御回路と、
    前記モータの外周に沿って配設された環状導体と、
    前記環状導体が収納された筐体と、
    前記筐体に固定された基板と
    を備え、
    前記複数のパワー素子の各々の半導体チップと、前記制御回路とのうちの、前記半導体チップのみが、前記基板の主面上に実装されている、パワーモジュール。
  2. 前記基板と前記環状導体とを接続するための金属の接続電極をさらに備え、
    前記接続電極の一端は、半田付け、ロウ付け、又は溶接によって前記環状導体に接続されており、
    前記接続電極の他端は、半田付け又はロウ付けによって前記基板に接続されている、請求項1に記載のパワーモジュール。
  3. 前記基板の裏面に接着された放熱部材をさらに備える、請求項1又は2に記載のパワーモジュール。
  4. 前記基板の主面上には厚膜の配線パターンが形成されている、請求項1〜3のいずれか一つに記載のパワーモジュール。
  5. 前記半導体チップと前記配線パターンとは、ボンディングワイヤによって接続されている、請求項4に記載のパワーモジュール。
  6. 前記筐体の内部は、絶縁性の封止材によって封止されている、請求項1〜5のいずれか一つに記載のパワーモジュール。
  7. モータを駆動するためのインバータ回路と、前記インバータ回路が有する複数のパワー素子を制御するための制御回路と、前記モータの外周に沿って配設された環状導体と、前記環状導体が収納された筐体とを備えるパワーモジュールにおいて、前記筐体に固定される基板であって、
    前記複数のパワー素子の各々の半導体チップと、前記制御回路とのうちの、前記半導体チップのみが実装されている、基板。
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