本発明は、端末装置よりインターネット通信網を介して、スポーツの動画像情報の取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求を受けた動画像情報を伝達する方法および装置、および、プレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングを画像認識する方法に関するものである。また、端末装置とは、インターネット通信網から動画像情報を受信し表示する機能を具備する携帯電話端末やパーソナルコンピュータなどを指す。
従来スポーツの情報を伝達する方法として、インターネット通信網により、例えば、野球スポーツで、試合、例えば、巨人対阪神の試合速報のURLアドレスをクリックするとURLアドレスの試合の最新の得点スコアーやイニング数(表裏含む)や打席でのSBO(ストライク、ボール、アウトカウント)や走者の位置(1塁、2塁、3塁のどこに存在するか)をHTMLで図形と文字記号含み表現する静止ページ情報を出力し、端末装置ではこれを受信し、表示部に表示しているものがある。しかしながら、これは、静止ページ情報であり、試合(巨人対阪神)の最新までのプレイ動作を要約した動画像情報は、インターネット通信網で、未だに端末装置で情報を取得し見ることができるようにはなっていない。
一方、テレビ放送の中継や録画再生の動画像情報においては、リアルタイムにあるいは録画再生された連続した動画像情報が出力されるのみであり、いそがしく時間に追われて生活している現代人にとっては、ゆっくりテレビ観戦しているゆとりは少なく、それまでの試合結果の要約した動画像情報を見たいという要求は大変高い。従来技術で、この要求にこたえるものとしては、テレビ放送番組(ここでは、テレビジョンをテレビと表現する)の映像信号の所望の場面シーンを記録し再生する映像信号記録再生装置が各種提案されている。例えば、特開平9−9199(発明の名称「映像信号記録/再生装置」)では、主に生放送であるスポーツ中継のダイジェストを自動生成するために、放送の音声のキーワードをサンプリングし、放送の音声中でキーワードが検出された場合に、録画を有効とする映像信号記録再生装置が提案されている。また、特開平11−55613(発明の名称「記録および/または再生装置およびこれに用いられる記録媒体」)では、スポーツ番組の画面中央付近の得点表示により得点場面シーンを検出し、またはスポーツ番組などの音声信号の特定周波数領域のレベルにより観客の歓声を検出し、またはレース番組などの物体・背景の動きベクトル量によりレース中のトラブル発生場面シーンを検出し、これらの検出位置を基準にその前後の区間を再生するか、それ以外の区間を早送りする映像信号記録再生装置が提案されている。また、特開2003−174609では、テレビ放送と同時にインターネット通信網の所定のサイトで配信する野球中継データ中の得点表示の数字が変化を抽出する情報抽出部7を具備し、得点表示の数字が変化したとき、得点場面シーンとして検出して得点場面シーンの情報抽出結果を制御部3に通知する。制御部3は得点場面シーンの情報抽出結果を入力として受けると、記録再生部2を制御して、受信機1からの野球中継放送番組情報の一つの記録再生領域への上書き記録を停止させ、それ以降入力される野球中継放送番組情報は、次の一つの記録再生領域に上書き記録させる。これにより、上書き停止された一つの記録再生領域には、得点場面シーンとその前の場面シーンを含む映像信号が記録できるようになっている。しかしながら、これらは、テレビ放送番組の映像信号の所望の場面シーンを記録し再生する映像信号記録再生装置であり、かつ、その内容も重要プレイを確実に要約するという点では、あいまいで不安定であり、かつ、時間的にかなりの遅れを有するものも有り実用的とはいえなかった。さらに、スポーツの試合の最新までの要約した動画像情報を端末装置へ伝達する方法は未だ実現されていなかった。
また、要約した動画像情報を抽出する際の抽出終了時点のタイミングの検出する方法としては、従来、前述のように、特開平9−9199(発明の名称「映像信号記録/再生装置」)では、主に生放送であるスポーツ中継のダイジェストを自動生成するために、放送の音声のキーワードをサンプリングし、放送の音声中でキーワードが検出された場合に、録画を有効とする映像信号記録再生装置が提案されている。また、特開平11−55613(発明の名称「記録および/または再生装置およびこれに用いられる記録媒体」)では、スポーツ番組の両面中央付近の得点表示により得点場面シーンを検出し、またはスポーツ番組などの音声信号の特定周波数領域のレベルにより観客の歓声を検出し、またはレース番組などの物体・背景の動きベクトル量によりレース中のトラブル発生場面シーンを検出し、これらの検出位置を基準にその前後の区間を再生するものが提案されている。また、特開2003−174609では、テレビ放送と同時にインターネット通信網の所定のサイトで配信する野球中継データ中の得点表示の数字が変化を抽出する情報抽出部7を具備し、得点表示の数字が変化したとき、得点場面シーンとして検出して得点場面シーンの情報抽出結果を制御部3に通知するものがあるが、これらは、いづれも音声信号の特徴量を検出するか、あるいは、画像においては得点やアウトカウントや走者位置等の文字や記号等を検知するものであり、これらの表示によることなく、実際のプレイを画像検出したあるいは実際のプレイのテレビ放送等の受信した動画像情報から要約した動画像情報を抽出するため重要となる動画像情報を抽出する期間の終了時点のタイミングを検出する方法は提案されておらず、実用的で効果的な動画像の抽出方法を提供することができていなかった。
特開平9−9199、特開平11−55613、特開2003−174609
本発明が解決しようとする課題
すなわち、従来、スポーツの試合の最新までの要約した動画像情報を端末装置へ伝達する方法は未だ実現されていなかった。また、従来技術で、テレビ放送番組(ここでは、テレビジョンをテレビと表現する)の映像信号の所望の場面シーンを記録し再生する映像信号記録再生装置は各種提案されているが、この装置によれば、ユーザは、試合映像を映像信号記録再生装置にいちいち記録しなければならず、大変面倒であった。また、試合の途中で何回もそのときまでの試合状況をみるためには、それだけ面倒さも増大するから、試合の途中で何回もそのときまでの試合状況をみることは現実的ではなかった。さらに、ユーザがインターネット通信網等に接続した携帯電話やパソコンなどで、所望の試合の現在までの試合結果の要約した場面シーンを動画像情報で見ようとしても、これを実現する情報伝達方法方法や装置はなかった。すなわち、本発明の解決しようとする第1の課題は、所望の試合の現在までの試合結果の要約した動画像情報を見ようとするとき、端末装置よりインターネット通信網を介して、スポーツの動画像情報の取得要求を送信するのみで、本装置より携帯電話等の端末装置へ取得要求に対応する要約したスポーツの動画像情報を伝達する方法および装置を提供することにある。
また、テレビ等の動画像情報の配信は著作権や放映権が存在するから、著作権や放映権をもたない第3者が他の者にこれを送信するときは、著作権や放映権をもつ者に許可が必要になる。しかし、個人用に個人の記憶エリアに著作権者のテレビ等の動画像情報を一旦記録し、後からその個人が記録を読み出して見るにぶんには問題の発生はない。本発明の解決しようとする第2の課題は、個人の予約としてのスポーツの動画像情報の要約の記録を残しておき、その予約者である個人が後から所望の試合の現在までの試合結果のした動画像情報を見ようとするとき、端末装置よりインターネット通信網を介して、スポーツの動画像情報の取得要求を送信すると、本装置より端末装置へ取得要求に対応する要約した動画像情報を生成し伝達する方法および装置を提供することにある。このようにすることで、テレビ放送中あるいはケーブルテレビあるいはインターネットで配信中であれば、予約さえしておけば、テレビを見なくても、現状までの最新試合状況の要約的な動画像情報を携帯電話等の端末装置で取得し見ることができる。
また、ある特定選手の活躍を知ろうとすれば、従来は、特に有名な、大リーグのイチローや松井秀であれば、インターネット通信網のスポーツニュースから文字情報としてあるいはまれに写真画像情報として1時間から3時間程度遅れて手に入れることができるものの、動画像情報としてプレイの要約を手に入れることはできなかった。また、日本のプロ野球では、本日の巨人清原や阪神金村の試合の全打席結果はニュースで出ることはなく、まして、動画像情報としてプレイの要約を手に入れることはできなかった。すなわち、本発明の解決しようとする第3の課題は、ある特定選手の最新の試合における要約結果プレイを見ることもできる伝達方法と伝達装置を提供することにある。
さらに、本発明の解決しようとする第4の課題は、動画像情報をもとに、動画像情報を抽出するため重要となる抽出終了時点のタイミングの検出する方法を提供し実用的で効果的な動画像の抽出方法を提供することである。すなわち、プレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングを自動的に画像認識する方法を提供するものである。これによって、自動的に動画像情報から結果プレイ動画像情報の抽出を可能とするものである。
尚ここでインターネット通信網とは、携帯電話のiモードや電子メールによる送受信を含むことはいうまでもない。また、インターネットのURLアドレスからHTML等のページ情報を取得するために使用されるブラウザ、あるいは、電子メールで使用される電子メールソフト等は広く知られており(公知)であり記述を省略しているが、端末装置や情報生成伝達装置に具備されているものとする。
課題を解決するための手段
前記課題を解決するために、本発明の方法、システムは、次のようステップあるいは手段を具備する。
請求項1では、端末装置よりインターネット通信網を介して、要約したスポーツの動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応する要約した動画像情報を伝達する方法において、スポーツの動画像情報を発生するステップと、前記スポーツの動画像情報から所定の結果プレイを表現する結果プレイ動画像情報を抽出するステップと、前記結果プレイ動画像情報を記憶するステップと、端末装置から端末識別子と動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスからなる情報取得要求を受信するステップと、情報取得要求を受け前記結果プレイ動画像情報を読み出し動画像送信情報を生成するステップと、前記端末識別子の端末装置へ前記動画像送信情報を送信するステップを含むようにしている。このようにすることで、ユーザが現在までの試合結果の要約した動画像情報を見ようとするとき、ユーザは、端末装置からインターネット通信網を介して、所定アドレスへスポーツの動画像情報の情報取得要求を送信するだけで、情報取得要求に対応した要約した動画像情報を手に入れることができる。すなわち、端末装置よりインターネット通信網を介して、スポーツの要約した動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応した要約した動画像情報を伝達することができる。
請求項2では、端末装置よりインターネット通信網を介して、要約したスポーツの動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応する要約した動画像情報を伝達する方法において、端末識別子に対応してスポーツの試合識別子を予約記憶するステップと、予約記憶された前記試合識別子のスポーツの動画像情報を発生するステップと、前記スポーツの動画像情報から所定の結果プレイを表現する結果プレイ動画像情報を抽出するステップと、前記端末識別子と対応して前記結果プレイ動画像情報を記憶するステップと、端末装置から端末識別子と動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスからなる情報取得要求を受信するステップと、情報取得要求を受け前記端末識別子と対応する前記結果プレイ動画像情報を読み出し動画像送信情報を生成するステップと、前記端末識別子の端末装置へ前記動画像送信情報を送信するステップを含むようにしている。このようにすることにより、端末装置からインターネット通信網を介して、端末識別子と動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスを受け、端末装置へ、端末識別子と対応する要約した結果プレイ動画像情報を伝達している。すなわち、端末識別子と対応し予約した試合の要約した動画像情報を伝達することができる。すなわち、ユーザが所望の試合の現在までの試合結果の要約した動画像情報を見ようとするとき、ユーザは、端末装置からインターネット通信網を介して、所定のアドレスへスポーツの動画像情報の取得要求を送信するだけで、取得要求に対応した要約したスポーツの動画像情報を手に入れることができる。すなわち、端末装置よりインターネット通信網を介して、個人用のスポーツの要約した動画像情報の情報取得要求を受け、端末装置へ情報取得要求に対応した個人用あるいは端末識別子別の要約した動画像情報を伝達することができる。
請求項3では、端末装置よりインターネット通信網を介して、要約したスポーツの動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応する要約した動画像情報を伝達する方法において、スポーツの動画像情報を発生するステップと、前記スポーツの動画像情報の場面に対応し場面識別情報を発生するステップと、前記スポーツの動画像情報から前記場面識別情報に対応しかつ前記場面識別情報における結果プレイを表現する結果プレイ動画像情報を抽出するステップと、前記場面識別情報と対応して前記結果プレイ動画像情報を記憶するステップと、端末装置から端末識別子と動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスを含む情報取得要求を受信するステップと、場面識別情報と対応する結果プレイ動画像情報の記憶から前記情報取得要求に対応する場面識別情報の結果プレイ動画像情報を読み出し動画像送信情報を生成するステップと、前記端末識別子の端末装置へ前記動画像送信情報を送信するステップを含むようにしている。このようにすることで、ユーザが所望の試合の現在までの試合結果の要約した動画像情報を見ようとするとき、ユーザは、端末装置からインターネット通信網を介して、所定アドレスへスポーツの動画像情報の情報取得要求を送信するだけで、情報取得要求に対応した要約した動画像情報を手に入れることができる。すなわち、端末装置よりインターネット通信網を介して、スポーツの要約した動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応した要約した動画像情報を伝達することができる。
請求項4では、端末装置よりインターネット通信網を介して、要約したスポーツの動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応する要約した動画像情報を伝達する方法において、端末識別子に対応してスポーツの試合識別子を予約記憶するステップと、予約記憶された前記試合識別子のスポーツの動画像情報を発生するステップと、前記スポーツの動画像情報の場面に対応レ場面識別情報を発生するステップと、前記スポーツの動画像情報から前記場面識別情報に対応しかつ前記場面識別情報における結果プレイを表現する結果プレイ動画像情報を抽出するステップと、前記端末識別子と前記場面識別情報に対応して前記結果プレイ動画像情報を記憶するステップと、端末装置から端末識別子と動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスを含む情報取得要求を受信するステップと、端末識別子と場面識別情報に対応する結果プレイ動画像情報の記憶から前記端末識別子に対応しかつ前記情報取得要求に対応する場面識別情報の結果プレイ動画像情報を読み出し動画像送信情報を生成するステップと、前記端末識別子の端末装置へ前記動画像送信情報を送信するステップを含むようにしている。このようにすることにより、端末装置からインターネット通信網を介して、端末識別子と動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスを受け、端末装置へ、端末識別子と場面識別情報に対応する結果プレイ動画像情報から動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスからなる情報取得要求に対応する要求場面識別情報に対応する動画像送信情報を伝達している。すなわち、端末識別子と対応し予約した試合識別子の要約した動画像情報を伝達することができる。すなわち、ユーザが所望の試合の現在までの試合結果の要約した動画像情報を見ようとするとき、ユーザは、端末装置からインターネット通信網を介して、所定のアドレスへスポーツの動画像情報の取得要求を送信するだけで、取得要求に対応した要約したスポーツの動画像情報を手に入れることができる。すなわち、端末装置よりインターネット通信網を介して、個人用のスポーツの要約した動画像情報の情報取得要求を受け、端末装置へ情報取得要求に対応した個人用あるいは端末識別子別の要約した動画像情報を伝達することができる。
請求項5では、端末装置よりインターネット通信網を介して、要約したスポーツの動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応する要約した動画像情報を伝達する方法において、スポーツの動画像情報を発生するステップと、前記スポーツの動画像情報の場面に対応し場面識別情報を発生するステップと、前記スポーツの動画像情報から前記場面識別情報に対応しかつ前記場面識別情報における結果プレイを表現する結果プレイ動画像情報を抽出するステップと、場面識別情報を画像表示で分かるように文字記号画像表示変換し場面識別画像情報を出力するステップと、場面識別画像情報と結果プレイ動画像情報を組合わせ組合わせ結果プレイ動画像情報を発生するステップと、前記場面識別情報と対応して前記組合わせ結果プレイ動画像情報を記憶するステップと、端末装置から端末識別子と動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスを含む情報取得要求を受信するステップと、前記場面識別情報と対応する組合わせ結果プレイ動画像情報の記憶から情報取得要求に対応する場面識別情報の組合わせ結果プレイ動画像情報を読み出し動画像送信情報を生成するステップと、前記端末識別子の端末装置へ前記動画像送信情報を送信するステップを含むようにしている。このようにすることで、ユーザが端末装置で動画像送信情報を見れば、場面識別情報が画像表示で見て分かるように文字記号画像表示変換し表示され、状況把握が容易になるという大きな効果がある。
請求項6では、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5において、結果プレイ動画像情報を抽出するステップは、場面あるいは場面識別情報に対応したプレイ動作のプレイ開始タイミングでプレイ開始タイミング信号を、プレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングで結果プレイ終了タイミング信号を発生し、スポーツの動画像情報のプレイ開始タイミング信号から結果プレイ終了タイミング信号までを場面あるいは場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報として抽出するようにしている。このようにすることで、スポーツの動画像情報から場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報の抽出が容易になる。
請求項7では、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6において、場面識別情報は、動画像情報を自動画像認識処理し発生するようにしている。このようにすることで、スポーツの動画像情報から場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報の抽出が自動化できる。
請求項8では、請求項6において、場面あるいは場面識別情報に対応したプレイ動作のプレイ開始タイミングでプレイ開始タイミング信号の発生、および、プレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングで結果プレイ終了タイミング信号を発生は、動画像情報を自動画像認識処理し発生するようにしている。このようにすることで、スポーツの動画像情報から場面あるいは場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報の抽出するためのタイミングの発生が自動化でき、その結果、スポーツの動画像情報から場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報の抽出が自動化できる。
請求項9では、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5において、場面あるいは場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報の抽出は、場面あるいは場面識別情報に対応したプレイ動作の結果が判明するプレイ結果判明時点を結果プレイ終了タイミングとし、結果プレイ終了タイミングからプレイを表現するに十分な所定時間前へさかのぼった時点あるいは結果プレイ終了タイミングからさかのぼって最も近いプレイ開始時点を開始タイミングとし、開始タイミングから結果プレイ終了タイミングまでの期間のスポーツの動画像情報を結果プレイ動画像情報として抽出するようにしている。このように場面あるいは場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報の抽出は、場面あるいは場面識別情報に対応したプレイ結果が判明しプレイ結果判明時点を結果プレイ終了タイミングとし、結果プレイ終了タイミングからさかのぼって最も近いプレイ開始時点を開始タイミングとすることで、スポーツの動画像情報から場面あるいは場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報の抽出するためのタイミングの発生が、より正確かつ実用的になり、スポーツの動画像情報から場面あるいは場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報の抽出がより正確かつ実用的になる。また、場面あるいは場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報の抽出は、場面あるいは場面識別情報に対応したプレイ結果が判明したプレイ結果判明時点を結果プレイ終了タイミングとし、結果プレイ終了タイミングからプレイを表現するに十分な所定時間前へさかのぼった時点を開始タイミングとすれば、結果プレイ終了タイミングのみでも、スポーツの動画像情報から場面あるいは場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報の抽出を可能としている。
請求項10では、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8において、スポーツは野球であり、かつ、場面識別情報は、チャンス場面の有無、あるいは、結果得点の有無、あるいは、結果ヒットの有無、結果ホームランの有無、あるいは、打席の選手識別子を含むようにしている。このようにすることで、ユーザが野球の所望の試合の現在までの試合結果の要約のキーとなるチャンス場面の有、あるいは、結果得点の有、に対応する場面識別情報をもつ動画像送信情報として生成するから、重要な場面のみを集め動画像送信情報を見ることができる。また、ホームランの場面やヒットの場面あるいは特定選手の打席のみをあるいはこれらを組合わせて動画像送信情報として生成することができるから、ユーザは自分の好みに合った動画像送信情報を見ることができる。
請求項11では、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8において、スポーツはサッカーであり、かつ、場面識別情報は、チャンス場面の有無、あるいは、結果得点の有無、あるいは、結果スーパープレイの有無、あるいは、プレイする選手識別子を含むようにしている。このようにすることで、ユーザがサッカーの所望の試合の現在までの試合結果の要約のキーとなるチャンス場面の有、あるいは、結果得点の有、に対応する場面識別情報をもつ動画像送信情報として生成するから、重要な場面のみを集め動画像送信情報を見ることができる。また、結果スーパープレイの有、の場面や特定選手のプレイのみをあるいはこれらを組合わせて動画像送信情報として生成することができるから、ユーザは自分の好みに合った動画像送信情報を見ることができる。
請求項12では、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8において、スポーツは個人戦あるいはダブルスペア戦であり、かつ、場面識別情報は、結果スーパープレイの有無あるいはプレイする選手識別子を含むようにしている。このようにすることで、また、結果スーパープレイの有、の場面や特定選手のプレイのみをあるいはこれらを組合わせて動画像送信情報として生成することができるから、ユーザは自分の好みに合った動画像送信情報を見ることができる。
請求項13では、端末装置よりインターネット通信網を介して、要約したスポーツの動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応する要約した動画像情報を伝達する装置において、所定のスポーツの動画像情報を出力するスポーツ動画像発生手段と、前記スポーツの動画像情報の場面に対応し場面識別情報を発生する場面識別情報発生手段と、場面識別情報に対応したプレイ動作のプレイ開始タイミングでプレイ開始タイミング信号を、プレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングで結果プレイ終了タイミング信号を発生する抽出タイミング信号発生手段と、スポーツの動画像情報のプレイ開始タイミング信号から結果プレイ終了タイミング信号までを場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報として抽出する動画像抽出手段と、場面識別情報と対応して結果プレイ動画像情報を記憶する第1の記憶手段と、端末装置から端末識別子と動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスからなる情報取得要求を受信し動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスからなる情報取得要求を含む動画像取得要求情報を出力する受信手段と、動画像取得要求情報を受け場面識別情報と対応して記憶された結果プレイ動画像情報から動画像取得要求情報に対応する場面識別情報の結果プレイ動画像情報を読み出し動画像送信情報を生成し出力する情報生成手段と、端末識別子の端末装置へ前記動画像送信情報を送信する送信手段を具備するようにしている。このようにすることで、ユーザが所定の試合の現在までの試合結果の要約した動画像情報を見ようとするとき、ユーザは、端末装置からインターネット通信網を介して、動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスへスポーツの動画像情報の情報取得要求を送信するだけで、情報取得要求に対応した要約したスポーツの動画像情報を手に入れることができる。すなわち、端末装置よりインターネット通信網を介して、スポーツの要約した動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応した要約した動画像情報を伝達することができる。
請求項14では、端末装置よりインターネット通信網を介して、要約したスポーツの動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求を受けた動画像情報を伝達する情報伝達装置において、予め端末装置の端末識別子と対応して予約するスポーツの動画像情報の試合識別子を記憶する第2の記憶手段と、前記試合識別子のスポーツの動画像情報1Aとあるいはこれに加えて動画像表示である動画像表示を出力するスポーツ動画像発生手段と、前記スポーツの動画像情報の場面に対応し場面識別情報を発生する場面識別情報発生手段と、場面識別情報に対応したプレイ動作のプレイ開始タイミングでプレイ開始タイミング信号を、プレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングで結果プレイ終了タイミング信号を発生する抽出タイミング信号発生手段と、スポーツの動画像情報のプレイ開始タイミング信号発生から結果プレイ終了タイミング信号発生までを場面識別情報に対応した結果プレイ動画像情報として抽出する動画像抽出手段と、端末識別子と場面識別情報と対応して結果プレイ動画像情報を記憶する第1の記憶手段と、端末装置から端末識別子と動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスからなる情報取得要求を含む動画像取得要求情報を出力する受信手段と、動画像取得要求情報を受け端末識別子と場面識別情報と対応して記憶された結果プレイ動画像情報から動画像取得要求情報に対応する場面識別情報の結果プレイ動画像情報を読み出し動画像送信情報を生成し出力する情報生成手段と、端末識別子の端末装置へ前記動画像送信情報を送信する送信手段を具備するようにしている。このようにすることで、ユーザは予め希望するスポーツの試合識別子を予約さえしておけば、ユーザが予約した試合識別子の現在までの試合結果の要約した動画像情報を見ようとするとき、ユーザは、端末装置からインターネット通信網を介して、動画像取得要求URLアドレスあるいは動画像取得要求メールアドレスへスポーツの動画像情報の情報取得要求を送信するだけで、情報取得要求に対応した要約したスポーツの動画像情報を手に入れることができる。すなわち、端末装置よりインターネット通信網を介して、スポーツの要約した動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応した要約した動画像情報を伝達することができる。
請求項15では、野球のプレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングを画像認識する方法において、野球のプレイ動作の画像である動画像情報から打席選手の背番号や顔や姿の特徴量を計測し、前記特徴量を持つ選手のヒット等による走者としての出塁、あるいは、ホームラン等によるホームへの到達、あるいは、打席からの退場、あるいは、内野からの退場を画像認識することで、結果プレイ終了タイミングと認識するようにしている。このようにすることで、野球のプレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングを自動的に画像認識できるという大きな効果がある。
請求項16では、サッカープレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングを画像認識する方法において、攻撃側選手と守備側選手をユニホームの色あるいは文字あるいは柄の特徴量で判別し、ボール画像の球体の特徴量からボールを認識しかつピッチのゴールラインとの距離を検出し、はじめに攻撃側選手の足元のボールが、ピッチ内で、守備側ゴールラインから所定量以下にあって、その後、ボールと守備側ゴールラインとのピッチ内での距離が所定量以上になったとき、あるいは、ボールと守備側ゴールラインとの距離がマイナスとなったとき結果プレイ終了タイミングと認識するようにしている。このようにすることで、サッカーのプレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングを自動的に画像認識できるという大きな効果がある。
発明の効果
従来、端末装置よりインターネット通信網を介して、スポーツの試合の最新までの要約した動画像情報を端末装置へ伝達する方法は未だ実現されていなかったが、実施例で詳細記述するように、本発明によれば、ユーザが所定の試合の試合開始から現在までの試合結果の要約した動画像情報を見ようとするとき、ユーザは、端末装置からインターネット通信網を介して、動画像取得要求URLアドレス200Cあるいは動画像取得要求メールアドレスへスポーツの動画像情報の情報取得要求を送信するだけで、情報取得要求に対応した要約したスポーツの動画像情報を手に入れることができる。すなわち、端末装置よりインターネット通信網を介して、スポーツの要約した動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応した要約した動画像情報を伝達する方法および装置を提供するから、ユーザは、長い時間スポーツ中継を見つづけることもなく、必要とする最新のスポーツの要約した動画像情報を取得できるという極めて大きな効果がある。
また、スポーツの試合が、テレビ放送やケーブルテレビあるいはインターネットで広く配信されるものであれば、ユーザは予め希望するスポーツの試合識別子を予約さえしておけば、ユーザが予約した試合識別子の現在までの試合結果の要約した動画像情報を見ようとするとき、ユーザは、端末装置からインターネット通信網を介して、動画像取得要求URLアドレス200Cあるいは動画像取得要求メールアドレスへスポーツの動画像情報の情報取得要求を送信するだけで、情報取得要求に対応した要約したスポーツの動画像情報を手に入れることができる。すなわち、端末装置よりインターネット通信網を介して、スポーツの要約した動画像情報の情報取得要求を受け、前記端末装置へ情報取得要求に対応した要約した動画像情報を伝達する方法および装置を提供するから、ユーザは、予約したスポーツの試合の最新の要約した動画像情報を取得できるという極めて大きな効果がある。
さらに、従来、スポーツの特定選手の活躍を知ろうとすれば、従来は、特に有名な、大リーグのイチローや松井秀であれば、インターネット通信網のスポーツニュースから文字情報としてあるいはまれに写真画像情報として1時間から3時間程度遅れて手に入れることができるものの、動画像情報としてプレイの要約を手に入れることはできなかった。しかし、本発明によれば、最新の試合における現状までの最新試合状況の特定選手の要約した動画像情報を取得し見ることができるという極めて大きな効果がある。
このように本発明によれば、現状までの最新のスポーツの試合の最新試合結果の要約したを伝達する方法と装置を提供しており、ユーザは、本発明によれば、どこにいても、いつでも、ほしいときにほしい要約したスポーツの動画像情報を取得できるという極めて大きな効果を上げることができる。その他の効果として、スポーツ画像の要約を実現することで、要約画像の配信を増大させ、スポーツ提供の価値を高める効果がある。ユーザには好きなときに、ほしいスポーツ要約データを提供でき、利便性を大きく向上させることができる。また、野球やサッカーのプレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングを自動的に画像認識できる方法を提供し、その結果として、自動的に動画像情報から結果プレイ動画像情報の抽出を可能とするという極めて大きな効果がある。
以下、本発明の代表的な実施の形態について図面に基づいて説明する。尚、本発明の本質に関連が薄く公知な技術は説明を省略している。
第1の実施例について、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7を使用して構成と作動について説明する。図1は、第1の実施例の情報生成伝達システム10000の構成図であり、情報生成伝達システム10000は、インターネット通信網のWWWのURLアドレスから情報取得し表示できる機能をもつ携帯電話からなる端末装置200と、インターネット通信網300と、情報生成伝達装置100から構成されている。図2は情報生成伝達装置100の構成図であり、図3は端末装置200の構成図である。
端末装置200は、インターネット通信網300から動画像送信情報8Aを受信し動画像送信情報8Aを表示する機能を持つ携帯電話からなり、操作ボタンからなり操作信号を発生する操作入力部2004と、情報生成伝達装置100からの情報である動画像送信情報8Aをインターネット通信網300を介して受信するインターネット受信部2001と、動画像送信情報8Aを表示する表示部2005と、インターネット通信網300を介して情報生成伝達装置100に動画像取得要求URLアドレス200C等の情報取得情報を送信するインターネット送信部2002と、必要な情報を記憶する記憶部2006と、操作入力部2004とインターネット受信部2001とインターネット送信部2002と表示部2005と記憶部2006を制御し、さらに受信した動画像送信情報8Aを動画像表示に適するように変換制御等を行うCPU部2003を備える。また、端末装置200は端末の識別子として端末識別子200Aをもつ。
端末装置200のもつ移動体通信の電話機能等の機能は本発明に関連が薄いので、ここでは省略する。また、第1の実施例では、動画像取得要求URLアドレス200Cが情報取得要求である。説明がわかりにくくなるため動画像取得要求URLアドレス200Cで表現している。
情報生成伝達装置100は、スポーツの動画像情報1Aとスポーツの動画像情報1Aの動画像表示である動画像表示1Bを出力するスポーツ動画像発生手段1と、スポーツの動画像情報1Aの場面に対応しプレイ場面を識別する情報である場面識別情報5Aを発生する場面識別情報発生手段5と、人がスポーツの実際のプレイあるいはスポーツの動画像表示1Bを視認し、スイッチ操作により場面識別情報5Aに対応したプレイ動作のプレイ開始タイミングでプレイ開始タイミング信号4Aを、プレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングで結果プレイ終了タイミング信号4Bを発生する抽出タイミング信号発生手段4と、スポーツの動画像情報1Aからプレイ開始タイミング信号4Aと結果プレイ終了タイミング信号4Bにより場面識別情報5Aに対応した結果プレイ動画像情報2Aを抽出する動画像抽出手段2と、場面識別情報5Aと対応して結果プレイ動画像情報2Aを記憶し、かつ、予め動画像取得要求URLアドレス200Cすなわち情報取得要求に対応する要求場面識別情報200Rを記憶する第1の記憶手段7と、端末装置200から端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを受信し、前記端末識別子200Aの動画像取得要求URLアドレス200Cを含む動画像取得要求情報11Aを出力する受信手段11と、動画像取得要求情報11Aを受け、動画像取得要求情報11Aに含まれる動画像取得要求URLアドレス200Cすなわち情報取得要求に対応する要求場面識別情報200Rを第1の記憶手段7より読み出し要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成し端末識別子200Aと動画像送信情報8Aを出力する情報生成手段8と、端末識別子200Aと動画像送信情報8Aを受け端末識別子200Aの端末装置へ前記動画像送信情報8Aを送信する送信手段12を具備するようにしている。
また、スポーツ動画像発生手段1は、テレビ撮像装置からなり野球というスポーツプレイを撮影し動画像情報1Aを発生する動画像検出部101と動画像情報1Aを画像表示する表示部102を備える。
また、抽出タイミング信号発生手段4は押しボタンスイッチからなり、スポーツプレイの実際のプレイ(現場)を見てあるいは表示部102に表示される動画像表示1Bを見て、結果プレイの場面に対応して、人が押しボタンスイッチを操作するによって、各打席のプレイの開始タイミングで、例えば、ここでは、打席選手への投手の投球の開始タイミングで、プレイ開始タイミング信号4Aを発生するプレイ開始タイミング発生部41と、プレイの結果が判明する結果プレイ終了タイミングで、例えば、打席選手のその打席の結果が判明するタイミングで、結果プレイ終了タイミング信号4Bを発生する結果プレイ終了タイミング発生部42を備える。
また、場面識別情報発生手段5は、設定スイッチからなる操作入力部51と設定情報発生部52とからなり、パネル本体に、スイッチ群が図4のように配置される。図4は、操作入力部51のスイッチの配置を示す説明図である。操作者は、試合開始前に、ロータリー型の設定スイッチである操作入力部5101で試合の対戦チーム名すなわち先攻チーム名と後攻チーム名を、操作入力部5102で試合日時、すなわち、月日時間を設定する。また、各打者の各打席が打席に入るとそれに応じてロータリー型の設定スイッチである操作入力部5103で打席選手所属チーム頭漢字と背番号を設定する。また、操作入力部5104でチャンス場面の有無をすなわち2塁と3塁の走者の有無を設定する。また、各打席のプレイの結果が決まると、設定スイッチである操作入力部5105で結果打席成績、すなわち、アウト、失策出塁、四死球、1塁打、2塁打、3塁打、本塁打の区別を設定し、設定スイッチである操作入力部5106で結果得点数を、設定スイッチである操作入力部5107で結果両チーム得点スコアを設定し、設定情報発生部52は、各スイッチ設定に対応する場面識別情報5Aを出力する。ここで、場面識別情報5Aとは、プレイ場面を識別するための情報であり、試合識別子(例えば、対戦チーム名と試合開始日時で表現するものとする)、あるいは、チャンス場面の有無、結果得点、結果打席成績(アウト、四死球、1塁打、2塁打、3塁打、本塁打の区別)、あるいは、選手の識別子(例えば、選手の所属チームと背番号)など、場面を識別するための情報である。ここで、結果得点、結果打席成績(アウト、失策出塁、四死球、1塁打、2塁打、3塁打、本塁打の区別)は、プレイの結果として発生した情報でありプレイ結果情報5Cと称する。プレイ結果情報5Cは場面識別情報5Aに含まれている。
動画像抽出手段2は、動画像情報1Aを記憶および再生する記憶再生部21と記憶再生部21を制御する制御部22からなり、制御部22はプレイ開始タイミング信号4Aを受けるとその都度、記憶スタート信号22Sを発生し記憶再生部21はプレイ開始タイミング信号4A、すなわち、記憶スタート信号22Sを受けた時点を始点として固定先頭アドレスから順次、動画像情報1Aを上書きして記憶する。そして、結果プレイ終了タイミング信号4Bを受けると制御部22は抽出命令信号22Aを発生し記憶再生部21は抽出命令信号22Aを受けると、記憶再生部21の記憶を停止し、固定先頭アドレスから結果プレイ終了タイミング信号4B、すなわち、抽出命令信号22A受信までの間に、記憶再生部21に記憶された動画像情報1Aを順次再生し場面識別情報5Aに対応した結果プレイ動画像情報2Aを出力する。このとき、結果プレイ終了タイミング信号4B受信からさかのぼってもっとも近いプレイ開始タイミング信号4Aまでの記憶再生部21に記憶された動画像情報1Aが結果プレイ動画像情報2Aとして抽出され出力されることになる。
第1の記憶手段7は、結果プレイ動画像情報2Aを受けると、同じくそのときの場面識別情報5Aと対応させて、結果プレイ動画像情報2Aを記憶する。
このようにして、試合開始からの全打席において、抽出タイミング信号発生手段4によるプレイ開始タイミング信号4Aと結果プレイ終了タイミング信号4Bの発生、場面識別情報発生手段5による場面識別情報5Aを含む設定出力信号502Aの発生、抽出タイミング信号発生手段4による場面識別情報5Aに対応したプレイ開始タイミング信号4Aと結果プレイ終了タイミングで結果プレイ終了タイミング信号4Bを発生、動画像抽出手段2によるスポーツの動画像情報1Aからプレイ開始タイミング信号4Aと結果プレイ終了タイミング信号4Bにより場面識別情報5Aに対応した結果プレイ動画像情報2Aの抽出し、そして、第1の記憶手段7による場面識別情報5Aと対応する結果プレイ動画像情報2Aを記憶する。これらの一連の動作が試合が終了されるまで続けられる。このようにして、場面識別情報5Aと対応させて結果プレイ動画像情報2Aを第1の記憶手段7に記憶する。
次に、作動を説明する。まずはじめに、予め動画像取得要求URLアドレス200Cすなわち情報取得要求と対応して要求場面識別情報200Rが第1の記憶手段7に記憶される。要求場面識別情報200Rには要求する場面識別情報として試合を識別するための「試合識別子」および全打席場面の選択か指定する「全打席場面」あるいは、チャンス場面や得点場面を選択指定する「チャンス場面と得点場面」あるいは特定選手の打席を指定する「選手識別子」などを含んでいる。ここで、動画像取得要求URLアドレス200Cは次の3つ、「http://www.sportdata.com/G/zendaseki」、「http://www.sportdata.com/X/chancetokuten」、「http://www.sportdata.com/X/NOG05」が設定され、また、それぞれの動画像取得要求URLアドレス200Cに対応して要求場面識別情報200Rが次のように設定されている。すなわち、「http://www.sportdata.com/G/zendaseki」に対応して「横浜−巨人、7月8日18:00、全打席場面」が、「http://www.sportdata.com/X/chancetokuten」に対応して「横浜−巨人、7月8日18:00、チャンス場面と得点場面」が、「http://www.sportdata.com/X/NOG05」に対応して「横浜−巨人、7月8日18:00、NO巨05」が要求場面識別情報200Rとして第1の記憶手段7に記憶されている。ここで、「横浜−巨人、7月8日18:00」は試合を特定する情報で「試合識別子」である。
図5は第1の実施例の作動を示す流れ図である。()内の数字は作動ステップの番号である。第1の実施例は、次のようなステップ、すなわち、スポーツの動画像情報1Aを発生するステップ(S01)と、スポーツの動画像情報1Aの場面に対応し場面識別情報5Aを発生するステップ(S02)と、スポーツの動画像情報1Aから場面識別情報5Aに対応しかつ場面識別情報5Aにおける結果プレイを表現する結果プレイ動画像情報2Aを抽出するステップ(S03)と、場面識別情報5Aと対応して結果プレイ動画像情報2Aを記憶するステップ(S04)と、端末装置200から端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを受信するステップ(S05)と、予め記憶された動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rを読み出すステップ(S06)と、場面識別情報5Aと対応する結果プレイ動画像情報2Aの記憶から前記要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成するステップ(S07)と、前記端末識別子200Aの端末装置200へ前記動画像送信情報8Aを送信するステップ(S08)を具備している。
次に、場面識別情報5Aと対応する結果プレイ動画像情報2Aの抽出と記憶について説明する。また、試合「横浜−巨人、7月8日18:00」が開始されるとスポーツ動画像発生手段1はスポーツの動画像情報1Aを発生する。すなわち、図5のS01である。
次に、操作者は、実際のスポーツプレイあるいは動画像情報1Aを表示する表示部102の動画像表示1Bを見ながら、試合の全打席における打者が打席に入る都度にチャンス場面の有無、打席の選手識別子(チームと背番号)の設定を場面識別情報発生手段5の操作入力部51の文字記号設定スイッチを操作し設定する。すなわち、図5のS02である。さらに、試合の全打席における打者への投手の投球タイミングに合わせプレイ開始タイミング発生部41の押しボタンを押し、打席の結果が判明すると、そのとき結果プレイ終了タイミング発生部42の押しボタンを押す。ここで、例えば、打席の結果が判明する時点とは、打者が、アウトか失策出塁か四死球出塁か1塁打2塁打3塁打本塁打か、および、得点の結果や打点の結果が出た時点をいう。例えば、ヒットなら2塁打や3塁打や本塁打の区別が決定し、しかも、そのプレイ結果による得点の結果が決まった時点、例えば、ランナーがいて、ヒットを打ち、ランナーが本塁まで突入したケースではそのプレイの結果得点の有無あるいは走塁の結果のアウトセーフが決まった時点をいう。
ところで、今、場面識別情報発生手段5の操作入力部51の文字記号設定スイッチの設定「対戦チーム、試合開始月日時、チャンス場面の有無、打席の選手識別子」が、「巨人対横浜、7月8日18:00、チャンス場面有、巨05」と設定され出力する。ここで、「巨人対横浜7月8日18:00」は試合を識別する情報であり試合識別子と称するものとする。また、「巨05」は選手を特定する情報で選手識別子と称する。「巨05」は巨人の背番号5の選手、現在は清原選手である。
次に、操作者は、投手が打者「巨05」への投球動作を開始する都度、プレイ開始タイミング発生部41の押しボタンを押すと、プレイ開始タイミング発生部41はプレイ開始タイミング信号4Aを発生する。1球目、2球目、は結果プレイとならず、3球目にヒットとなり、ランナーが本塁に生還したとする。このとき、本塁に生還と同時に打者走者は、1塁に達したとすると、これらの両方の走塁のアウトセーフの結果が決まった時点にプレイ結果情報5Cとして、結果スコア横浜−巨人=0−1、結果得点=1点、結果打席のアウト・失策出塁・四球・1塁打・2塁打・3塁打・本塁打の区別=1塁打、を設定し、結果プレイ終了タイミング発生手段42の押しボタンを押す。場面識別情報発生手段5は操作入力部51の設定に対応して、試合識別子やチャンス場面の有無や選手識別子やプレイ結果情報5Cを含む場面識別情報5A「巨人対横浜、7月8日18:00、チャンス走者有、巨05、0−1、得点1点、1塁打」を出力する。すなわち、図5のS02である。また、抽出タイミング信号発生手段4は、このとき、1球目、2球目、3球目の投球動作に対応して、3つのプレイ開始タイミング信号4A、すなわち1球目プレイ開始タイミング信号4A1、2球目プレイ開始タイミング信号4A2、3球目プレイ開始タイミング信号4A3、を発生し、その後、3球目の結果プレイ終了タイミングに対応して結果プレイ終了タイミング発生部42の押しボタンが押され結果プレイ終了タイミング信号4Bが発生されることとなる。
次に、動画像抽出手段2は、1球目プレイ開始タイミング信号4A1を受けると、記憶再生部21の固定先頭アドレスを始点として1球目プレイ開始タイミング信号4A1発生以降の動画像情報1Aを順次記憶する。次に2球目プレイ開始タイミング信号4A2を受けると、再度、記憶再生部21の固定先頭アドレスを始点として2球目プレイ開始タイミング信号4A1発生以降の動画像情報1Aを順次記憶する。従って、1球目プレイ開始タイミング信号4A1発生以降の順次記憶された動画像情報1Aは2球目プレイ開始タイミング信号4A2発生以降の動画像情報1Aに上書きされて消去される。次に3球目に打者の当たりはヒットになり、プレイ開始タイミング信号4A3を受けると、再度、記憶再生部21の固定先頭アドレスを始点として3球目プレイ開始タイミング信号4A3発生以降の動画像情報1Aを順次記憶する。
そして、次に結果プレイ終了タイミング信号4Bを受けると制御部22は、抽出命令信号22Aを出力し、記憶再生部21は抽出命令信号22Aを受けると、動画像情報1Aの記憶再生部21への記憶を停止し、固定先頭アドレスの始点から停止までの時間の間に記憶再生部21に記憶された動画像情報1Aを順次再生し場面識別情報5Aに対応した結果プレイ動画像情報2Aを出力する。すなわち、図5のS03である。
図6はプレイ開始タイミング信号4Aと結果プレイ終了タイミング信号4Bと動画像情報1Aと結果プレイ動画像情報2Aの時間的な関係を示す説明図である。
第1の記憶手段7は、場面識別情報5Aすなわち、「横浜−巨人、7月8日18:00、チャンス場面有、巨05、スコア0−1、得点1点、1塁打」と対応させて結果プレイ動画像情報2Aを記憶する。場面識別情報5Aに対応したプレイ動作の結果プレイ終了タイミング信号4Bを発生するたびに、動画像抽出手段2は場面識別情報5Aに対応した結果プレイ動画像情報2Aを抽出出力し、第1の記憶手段7は、場面識別情報5Aと対応させて結果プレイ動画像情報2Aを記憶する。すなわち、図5のS04である。
これが全打席が終了するまで繰り返し実行され、全打席の場面識別情報5Aと対応する結果プレイ動画像情報2Aを記憶する。ここで、場面識別情報5Aと対応する結果プレイ動画像情報2Aは、時間的に先に発生した順に1番目の場面識別情報5A1と対応する結果プレイ動画像情報2A1、2番目の場面識別情報5A2と対応する結果プレイ動画像情報2A2、そして、i番目の場面識別情報5Aiと対応する結果プレイ動画像情報2Aiのように記憶されている。また、ここで、全打席は両チームで合わせて70とすれば、70個の場面識別情報5A1〜70に対応する結果プレイ動画像情報2A1〜70が記憶される。尚、チャンス場面は走者が2塁または3塁に存在するときをいう。また、得点場面とは、結果得点が1点以上であるときをいう。
次に、試合開始後、あるいは、試合終了後に、端末装置200のユーザは操作入力部2004を操作し動画像取得要求URLアドレス200Cを「http://www.sportdata.com/X/chancetokuten」を選択入力すると、端末装置200のインターネット送信部2002はインターネット通信網300を介して情報生成伝達装置100へ端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200C「http://www.sportdata.com/X/chancetokuten」を送信する。受信手段11は端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを受けると端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200C「http://www.sportdata.com/X/chancetokuten」を含む動画像取得要求情報11Aを出力する。すなわち、図5のS05である。
次に、情報生成手段8は、動画像取得要求情報11Aを受け、動画像取得要求情報11Aに含まれる動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rを第1の記憶手段7より読み出す(S11)。すなわち、図5のS06である。また、情報生成手段8の作動の流れ図を図7に示す。()内の表示は図7の作動ステップの番号を示す。また、ここでは、要求場面識別情報200Rは「巨人対横浜、7月8日18:00、チャンス場面あるいは得点場面」である。
次に、情報生成手段8は端末識別子200Aの要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成する。ここで、場面識別情報5Aと対応する結果プレイ動画像情報2Aは、時間的に先に発生した順に1番目の場面識別情報5A1と対応する結果プレイ動画像情報2A1、2番目の場面識別情報5A2と対応する結果プレイ動画像情報2A2、そして、i番目の場面識別情報5Aiと対応する結果プレイ動画像情報2Aiのように記憶されているから。場面識別情報5Aiのi=1(S12)から順に場面識別情報5Aiを読み出し(S13)要求場面識別情報200Rと対応するかをチェックし(S14)対応するとき場面識別情報5Aiに対応する結果プレイ動画像情報2Aiを読み出し動画像送信情報8Aとして生成出力する(S15)。これをi=2、3、・・とiを1ずつアップし、場面識別情報5Aiが存在するかをチェックし(S17)存在すれば、再度場面識別情報5Aiを読み出し、場面識別情報5Aiを読み出し(S13)要求場面識別情報200Rと対応するかをチェックし(S14)対応するとき場面識別情報5Aiに対応する結果プレイ動画像情報2Aiを読み出し動画像送信情報8Aとして生成出力する(S15)。場面識別情報5Aiが存在するかぎり同様の作動が繰り返され、ここでは、i=71になると、この場合ではi=71になると場面識別情報5Aiは存在せず(S17)作動は終了する(エンド)。すなわち、場面識別情報5Aが「チャンス場面有」の情報をもつか、あるいは、得点場面として「得点1点」以上の情報をもつときに、要求場面識別情報200Rに対応し、対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを順次読み出し動画像送信情報8Aを生成出力する。すなわち、図5のS07である。
このようにして、場面識別情報5Aが「横浜−巨人、7月8日18:00」をもち、かつ、「チャンス場面あるいは得点場面」に対応する動画像送信情報8Aを生成する。すなわち、図5のS07である。
次に、送信手段12は情報生成手段8より動画像送信情報8Aと端末識別子200Aを受け端末識別子200Aの端末装置200へ前記動画像送信情報8Aを送信する。すなわち、図5のS08である。
端末装置200はインターネット受信部2001で端末装置200へ動画像送信情報8Aを受信し、UPU部2003は動画像送信情報8Aを表示部2005で表示するに適するように変換出力し、表示部2005は動画像送信情報8Aを表示する。ユーザは、動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rに対応する動画像送信情報8Aを見ることができる。
次に、端末装置200のユーザは操作入力部2004を操作し、端末装置200は端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200C「http://www.sportdata.com/X/zendaseki」を出力すると、同様にして、受信手段11は端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを受け、端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200C「http://www.sportdata.com/X/zendaseki」を含む動画像取得要求情報11Aを出力する。
情報生成手段8は、動画像取得要求情報11Aを受け、動画像取得要求情報11Aに含まれる動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rを第1の記憶手段7より読み出す。
次に、情報生成手段8は端末識別子200Aの要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成する。ここでは、要求場面識別情報200Rは「巨人対横浜、7月8日18:00、全打席場面」である。従って、試合識別子「横浜−巨人、7月8日18:00」かつ「全打席場面」を満たす、すなわち、試合識別子「横浜−巨人、7月8日18:00」を満たせば全ての場面識別情報5Aが対応するから「横浜−巨人、7月8日18:00」を満たす全ての場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成し端末識別子200Aと動画像送信情報8Aを出力する。ユーザは、要求場面識別情報200Rに対応する動画像送信情報8A、すなわち、「横浜−巨人、7月8日18:00」の試合の全打席場面の結果プレイ動画像情報2Aを見ることができる。
次に、端末装置200のユーザは操作入力部2004を操作し、端末装置200は端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200C「http://www.sportdata.com/X/NOG05」を出力すると、
同様にして、受信手段11は端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを受けると端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200C「http://www.sportdata.com/X/NOG05」を含む動画像取得要求情報11Aを出力する。
情報生成手段8は、動画像取得要求情報11Aを受け、動画像取得要求情報11Aに含まれる動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rを第1の記憶手段7より読み出す。
次に、情報生成手段8は端末識別子200Aの要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成する。ここでは、要求場面識別情報200Rは「横浜−巨人、7月8日18:00、巨05」であるから、場面識別情報5Aに含まれる試合識別子が「横浜−巨人、7月8日18:00」で、かつ、選手識別子が「巨05」であるものが対応し、この条件を満たす場面識別情報5Aに対応する結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成し端末識別子200Aと動画像送信情報8Aを出力する。
ユーザは、要求場面識別情報200Rに対応する動画像送信情報8A、すなわち、巨人の背番号05という特定選手の打席場面である結果プレイ動画像情報2Aを見ることができる。とくに大リーグなどにおいては、日本選手の活躍を見たいとの要望が大きく、松井とかイチローの最新試合の打席結果を見ることができる。
また、試合「横浜−巨人、7月8日18:00」の試合途中に動画像取得要求URLアドレス200Cを発生すれば、同様にして、情報生成手段8は、端末識別子200Aの動画像取得要求情報11Aに対応する要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成するから、ユーザは端末装置200で試合開始から最新までの試合過程における要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを見ることができる。
尚、ここで、第1の実施例では、巨人対横浜としたが、どのようなチームの組み合わせでも可能であることはいうまでもない。
尚、第1の実施例では、「チャンス場面」や「得点場面」チームの区別をしていないが、「巨人(後攻チーム)のチャンス場面」、「巨人(後攻チーム)の得点場面」と区別し場面識別情報5Aに含ませることも可能であるのはいうまでもない。
その他の実施例の1
第1の実施例では、情報生成手段8は、動画像取得要求情報11Aを受け、動画像取得要求情報11Aに含まれる動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rを第1の記憶手段7より読み出しているが、動画像取得要求URLアドレス200Cのなかに要求場面識別情報200Rを含ませておけば、動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rの記憶や読み出しは不要であることはいうまでもない。すなわち、このときは、場面識別情報5Aと対応する結果プレイ動画像情報2Aの記憶から動画像取得要求URLアドレス200Cの情報取得要求に対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成することになる。このようにしても第1の実施例と同様に要約した動画像情報を伝達できるのはいうまでもない。
その他の実施例の2
また、複数の試合(ここで、kは試合の番号とし、k=1〜Nとする)に対応して、スポーツ動画像発生手段1、場面識別情報発生手段5、抽出タイミング信号発生手段4、動画像抽出手段2をそれぞれ複数備え、それぞれの発生される複数の場面識別情報5Akと対応し複数の結果プレイ動画像情報2Akを記憶、すなわち、第1の試合(k=1)の場面識別情報5A1と対応し第1の試合の結果プレイ動画像情報2A1を、第2の試合(k=2)の場面識別情報5A2と対応し第2の試合の結果プレイ動画像情報2A2を、そして、第Nの試合(k=N)の場面識別情報5ANと対応し第Nの試合の結果プレイ動画像情報2ANを記憶し、かつ、複数の試合に対して、それぞれ試合ごとに異なる動画像取得要求URLアドレス200Cおよび動画像取得要求URLアドレス200Cと対応する要求場面識別情報200Rを設定しておけば、複数の試合に対する動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Akの結果プレイ動画像情報2Akを読み出し動画像送信情報8Aを生成し、送信できることはいうまでもない。
その他の実施例の3
また、スポーツ動画像発生手段1は第1の実施例では、テレビ画像検出表示装置としたがそうではなく、テレビ受像機としても良い。この場合は、スポーツ画像を放送する放送電波が発信あるいはケーブルテレビやインターネットで配信されることが前提になるが、テレビ受信機でもテレビ放送あるいはケーブルテレビ配信やインターネット配信を受信しスポーツの動画像情報1Aを発生させ、動画像表示1Bを出力できるとはいうまでもない。同様にして、スポーツ動画像発生手段1は、テレビ画像記録再生装置でも、スポーツの動画像情報がテレビ画像記録再生装置に記録されていることが前提になるが、スポーツの動画像情報1Aを発生させ、動画像表示1Bを出力できることはいうまでもない。
その他の実施例の4
また、第1の実施例では、場面識別情報5Aと対応して結果プレイ動画像情報2Aを記憶しているが、そうではなく、結果プレイ動画像情報2Aの抽出の段階で要約し、結果プレイ動画像情報2Aのみを記憶することもできる。すなわち、結果プレイ動画像情報2Aを抽出するステップで、限定した場面で、例えば、結果得点場面に対応するときに、抽出タイミング信号発生手段4から結果プレイ終了タイミング信号4Bを発生させ、前記スポーツの動画像情報1Aから所定の結果プレイを表現する結果プレイ動画像情報2Aを抽出するようにし、前記結果プレイ動画像情報2Aを順次記憶し、端末装置200から端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cの情報取得要求を受信し、情報取得要求を受け記憶した結果プレイ動画像情報2Aを順次読み出し動画像送信情報8Aを生成し、前記端末識別子200Aの端末装置200へ前記動画像送信情報8Aを送信してもよい。ここで、抽出タイミング信号発生手段4からのプレイ開始タイミング信号4Aは、第1の実施例と同様、投手が打席打者へ投球の都度発生される。この場合は、結果プレイ動画像情報2Aの抽出の段階で要約するときの例である。要約の種類は例えば「結果得点の場面」の一種類であるが要約の動画像情報を伝達することができるのはいうまでもない。尚ここでは、「結果得点の場面」としたが、場面として「チャンス場面あるいは得点場面あるいはスーパープレイ場面」としてもよいのはいうまでもない。
その他の実施例の5
また、第1の実施例では、スポーツとして野球を例としたが、人が見て、プレイ動作のプレイ開始タイミングや、プレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングが判断でき、かつ、チャンス場面あるいは結果得点場面あるいは選手識別子を場面識別情報5Aとできるスポーツであれば全てのスポーツに適用ができるのはいうまでもない。例えば、サッカーのときでは、攻撃チーム選手の足元のボールと守備チームゴールラインとの距離が所定量以下、例えば25メートル以下、の状態になった時点、あるいは、所定量以下の位置からの攻撃側フリーキックまたはコーナーキックを開始する時点を開始タイミングとし、ボールと守備チームゴールラインとの距離が所定量以上、例えば、40メートル以上になっ時点、あるいは、ボールが守備チームゴールラインを超えた(ここで、ゴールのときもゴールラインを超えるのはいうまでもない)時点を結果プレイ終了タイミングとする。そして、場面識別情報5Aは「チャンス場面の有無」を設定し、かつ、ゴールしたときのみ「結果得点1点」とし設定し、場面識別情報5Aと対応して、結果プレイ動画像情報2Aを抽出記憶する。そして、要求場面識別情報200Rに、「チャンス場面あるいは得点場面」を準備しておけば、第1の実施例と同様に、チャンス場面と得点場面の動画像送信情報のみを見ることができる。また、場面識別情報5Aとして、結果的にすばらしいプレイである結果スーパープレイ場面を含むこともできることはいうまでもない。このようにすれば、結果スーパープレイ場面の動画像送信情報のみをあるいは他に加えて見ることができることはいうまでもない。
その他の実施例の6
また、場面識別情報5Aに、試合識別子として、対戦チームと試合年月日時を含ませることによって、1年以上過去の試合であっても、試合識別子およびその他の場面識別情報としてチャンス場面の有無、あるいは、結果得点の有無、あるいは、結果ヒット有無、あるいは、打席の選手識別子を含ませ、動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rとして、試合識別子とチャンス場面の有無、あるいは、結果得点の有無、あるいは、結果ヒット有無、あるいは、打席の選手識別子を記憶すれば、過去の所望の試合の所望の場面に対応する要約した動画像送信情報8Aを取得できることは言うまでもない。
その他の実施例の7
その他の実施例の7を第2の実施例と呼称する。第2の実施例は、図8、図9を用いて説明する。図8は、第2の実施例の情報生成伝達装置100の構成図である。図9は第2の実施例の作動順序を示す流れ図である。第2の実施例は、所謂スポーツ映像の著作権の問題について、配慮されたものである。従って、個人別に予めNHKや民間放送会社やケーブルテレビの放送あるいはインターネット通信網での配信など広域に放送あるいは配信される所定の試合のスポーツの動画像情報の取得の予約をしておき、その予約の個人識別のために、端末識別子200Aを使用する例として説明する。
第2の実施例は、次のような作動ステップで、すなわち、まず、端末識別子200Aに対応してスポーツの試合識別子200Yを予約記憶するステップ(S21)と、予約記憶された試合識別子200Yのスポーツの動画像情報1Aを発生するステップ(S22)と、スポーツの動画像情報1Aの場面に対応し場面識別情報5Aを発生するステップ(S23)と、スポーツの動画像情報1Aから場面識別情報5Aに対応しかつ場面識別情報5Aにおける結果プレイを表現する結果プレイ動画像情報2Aを抽出するステップ(S24)と、試合識別子200Yを予約した端末識別子200Aを読み出し端末識別子200Aと場面識別情報5Aに対応して結果プレイ動画像情報2Aを記憶するステップ(S25)と、端末装置200から端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを受信するステップ(S26)と、予め記憶された動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rを読み出すステップ(S27)と、端末識別子200Aと場面識別情報5Aに対応する結果プレイ動画像情報2Aの記憶から前記要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成するステップ(S28)と、前記端末識別子200Aの端末装置200へ前記動画像送信情報8Aを送信するステップ(S29)を具備している。
作動を説明する。まず、端末識別子200Aに対応する予約試合識別子200Yを予め第2の記憶手段77に記憶する。(S21)
試合識別子200Yの試合が始まると、スポーツ動画像発生手段1はテレビ受信機からなり予約試合識別子200Yのテレビ放送にチャンネルを合わせテレビ放送を受信し動画像情報1Aと動画像表示1Bを出力する。(S22)
次に、抽出タイミング信号発生手段4と場面識別情報発生手段5は、第1の実施例と同じであり説明を省略する。(S23)
そして、次に、動画像抽出手段2は、動画像情報1Aから場面識別情報5Aに対応し結果プレイ動画像情報2Aを抽出する。(S24)
次に、第1の記憶手段7は、第2の記憶手段77から予約試合識別子200Yを予約した端末識別子200Aを読み出し、端末識別子200Aと場面識別情報5Aに対応し結果プレイ動画像情報2Aを第1の記憶手段7に記憶する。(S25)
次に、端末装置200のユーザは操作入力部2004を操作し、端末装置200は端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを出力すると、同様にして、受信手段11は端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを受信し端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを含む動画像取得要求情報11Aを出力する。(S26)
次に、情報生成手段8は動画像取得要求情報11Aを受け動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rを第1の記憶手段7より読み出し(S27)、端末識別子200Aと場面識別情報5Aに対応し記憶された結果プレイ動画像情報2Aから要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを第1の記憶手段より読み出し動画像送信情報8Aを生成し端末識別子200Aと動画像送信情報8Aを出力する(S28)
次に、送信手段12は動画像送信情報8Aを端末識別子200Aの端末装置200へ送信する。(S29)
このようにして、端末装置200からインターネット通信網300を介して、端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを受け、前記端末装置200へ、端末識別子200Aと場面識別情報5Aに対応する結果プレイ動画像情報2Aから動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rに対応する動画像送信情報8Aを伝達している。すなわち、端末識別子200Aと対応し予約した試合識別子200Yの要約したスポーツの動画像情報を伝達することができる。
尚、S25のステップで試合識別子200Yを予約した端末識別子200Aを読み出し端末識別子200Aと場面識別情報5Aに対応して結果プレイ動画像情報2Aを記憶したが、予め記憶した試合識別子200Yに対応する予約した端末識別子200Aを読み出すのは、S22以降S25までであればどこに存在してもよいのはいうまでもない。
その他の実施例の8
その他の実施例の8を第3の実施例と呼称する。図10は、第3の実施例の情報生成伝達装置100の構成図を示す。また、図11に第3の実施例の作動のステップの流れ図を示す。第1の実施例では、場面識別情報5Aと対応する結果プレイ動画像情報2Aの記憶から要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの結果プレイ動画像情報2Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成し、端末装置200へ送信するが、動画像送信情報8Aには画像表示として場面識別情報5Aの表示が含まれずておらず、ユーザが端末装置200で動画像送信情報8Aのみ見たときに、動画像情報の状況把握が困難となる。従って、第3の実施例では、これを解決するため、場面識別情報5Aを画像表示で分かるように文字記号画像表示変換し場面識別画像情報91Aを出力する情報表示変換手段91、および、場面識別画像情報91Aと結果プレイ動画像情報2Aを組合わせ組合わせ結果プレイ動画像情報92Aを発生する画像組合わせ手段92を情報生成伝達装置100に具備している。
第3の実施例は、次の作動ステップ、すなわち、スポーツの動画像情報1Aを発生するステップ(S31)と、前記スポーツの動画像情報1Aの場面に対応し場面識別情報5Aを発生するステップ(S32)と、前記スポーツの動画像情報1Aから前記場面識別情報5Aに対応しかつ前記場面識別情報5Aにおける結果プレイを表現する結果プレイ動画像情報2Aを抽出するステップ(S33)と、場面識別情報5Aを画像表示で分かるように文字記号画像表示変換し場面識別画像情報91Aを出力するステップ(S34)と、場面識別画像情報91Aと結果プレイ動画像情報2Aを組合わせ組合わせ結果プレイ動画像情報92Aを発生するステップ(S35)と、前記場面識別情報5Aと対応して前記組合わせ結果プレイ動画像情報92Aを記憶するステップ(S36)と、端末装置200から端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを受信するステップ(S37)と、予め記憶された動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rを読み出すステップ(S38)と、前記場面識別情報5Aと対応する組合わせ組合わせ結果プレイ動画像情報92Aの記憶から前記要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの組合わせ結果プレイ動画像情報92Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成するステップ(S39)と、前記端末識別子200Aの端末装置200へ前記動画像送信情報8Aを送信するステップ(S40)を具備する。
作動について説明する。まず、第1の実施例と同様に、スポーツの動画像情報1Aを発生し(S31)スポーツの動画像情報1Aから場面識別情報5Aと対応し結果プレイ動画像情報2Aを抽出する。(S32)(S33)そして、次に、第3の実施例では、情報表示変換手段91は場面識別情報5Aを画像表示で分かるように文字記号画像表示変換し場面識別画像情報91Aを出力する(S34)。次に、画像組合わせ手段92は、場面識別画像情報91Aと結果プレイ動画像情報2Aを組合わせた組合わせ結果プレイ動画像情報92Aを発生する(S35)。次に、第1の記憶手段7は場面識別情報5Aに対応し組合わせ結果プレイ動画像情報92Aを記憶し(S36)、受信手段11は端末装置200から端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを受信し(S37)端末装置200から端末識別子200Aと動画像取得要求URLアドレス200Cを含む動画像取得要求情報11Aを発生し、情報生成手段8は動画像取得要求情報11Aを受け動画像取得要求URLアドレス200Cに対応する要求場面識別情報200Rを第1の記憶手段7より読み出し(S38)、場面識別情報5Aに対応し記憶された組合わせ結果プレイ動画像情報92Aから要求場面識別情報200Rに対応する場面識別情報5Aの組合わせ結果プレイ動画像情報92Aを読み出し動画像送信情報8Aを生成し(S39)端末識別子200Aと動画像送信情報8Aを出力し、送信手段12により動画像送信情報8Aを端末識別子200Aの端末装置200へ送信(S40)する。
このようにすれば、画像表示として場面識別情報5Aの表示が動画像送信情報8Aに含まれるからユーザが端末装置200で動画像送信情報8Aのみ見たときに、場面の状況把握が容易となる。尚、このとき、結果スコア、結果得点、結果打席成績等の場面識別情報5Aに含まれるプレイ結果情報5Cも同様に発生でき画像として表示できることはいうまでもない。
その他の実施例9
第1の実施例では、野球のチャンス場面の認識や得点場面の認識あるいは打席の選手識別子は、現場のスポーツのプレイあるいは動画像表示1Bを人が目で見て認識設定したが、そうではなく、動画像情報1Aを自動画像認識することにより、生成することができる。例えば、図12に示す表示例説明図ように走者の位置は内野を示す略ひし形の図形の中に走者位置を配置して表示されるからその配置表示例えば、今2塁に走者がいれば2塁ベースが目立つ色で表示するからその色を検出することで自動認識することは可能である。また、得点場面では、図13に示す表示例説明図のように得点が入ると得点スコアが、表示されるからこれを文字認識し自動認識することは可能である。また、打席選手の背番号や顔と姿の特徴量から選手を自動認識することは可能である。
また、プレイ開始タイミングとして、例えば、投手の打者への投球動作の特徴量、例えば、投手は打者への投球動作のとき体は沈み込むことになるから、投手の姿勢足から頭までの全高さの変化を検出し投球前高さより所定比率以上例えば15%低くなったとき、プレイ開始タイミングとして自動画像認識しプレイ開始タイミング信号を発生することも可能である。
また、結果プレイ終了タイミングとして、例えば、打席選手の背番号や顔や姿の特徴量を計測し、前記特徴量を持つ選手のヒット等による走者としての出塁、あるいは、ホームラン等によるホームへの到達、あるいは、打席からの退場、あるいは、一塁に走行後所定時間内での内野からの退場を自動画像認識することで、結果プレイ終了タイミング信号を自動的に発生させることも可能である。
尚、プレイ開始タイミングとしては、結果プレイ終了タイミングから所定時間前、例えば30秒前としてもよいことはいうまでもない。例えば、このとき、動画像情報1Aをエンドレステープと同じように記録をループ型に順次記録するようにし例えば、60秒で1周するように常に動画像情報1Aを記憶しておき、結果プレイ終了タイミング信号発生時に動画像情報1Aの記録を停止し、結果プレイ終了タイミング信号発生時からさかのぼって30秒に相当する時間分の時点の記録点を始点として、結果プレイ終了タイミング信号発生時までを記録再生することで可能であるのはいうまでもない、従って、このようにすれば、動画像情報1Aから自動的にあるいは動画像表示1Bあるいは現場のプレイを見てプレイ開始タイミングの発生は不要であるのはいうまでもない。
その他の実施例10
また、サッカープレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングを画像認識する方法では、例えば、攻撃側選手と守備側選手をユニホームの色あるいは文字あるいは柄の特徴量で判別し、ボール画像の球体の特徴量からボールを認識しかつゴールラインとの距離を検出し、はじめに攻撃側選手の保持する、すなわち、攻撃側選手の足元に位置するボールが、ピッチ内で、守備側ゴールラインから所定量以下、例えば、25メートル以下にあって、あるいは、所定量以下、例えば、35メートル以下の位置からの攻撃側フリーキックまたはコーナーキックがあって、その後、ボールと守備側ゴールラインとの距離が所定量以上、例えば、40メートル以上になったとき、あるいは、ボールと守備側ゴールラインとの距離がマイナスとなったときこれを結果プレイ終了タイミングと認識するようにしている。ここで、ボールの守備側ゴールラインとの距離がマイナスとは、ボールが守備側ゴールラインを超えたことを意味する。ゴールのときやボールが守備側ゴールラインを超えゴールキックと判定される時もボールの守備側ゴールラインとの距離がマイナスとなるのはいうまでもない。図14は攻撃側選手の保持するボール、すなわち、攻撃側選手の足元に位置するボールと守備側ゴールラインとの距離の関係を示す説明図である。
このようにすることで、サッカーのプレイ動作の結果が判明する結果プレイ終了タイミングを自動的に画像認識できるという大きな効果がある。尚、結果プレイ終了タイミングに対応するプレイ開始タイミングとしては、攻撃側選手のボールと守備側ゴールラインとの距離がピッチ内で所定量以内になった時点、あるいは、攻撃側選手のボールが守備側ゴールラインからピッチ内の所定量以内でのフリーキックやコーナーキックの開始時点とするか、あるいは、結果プレイ終了タイミングからさかのぼって所定時間前、例えば、15秒前をプレイ開始タイミングとしてもよいことはいうまでもない。
また、同じく画像認識により、ゴール得点はボールの位置がゴール範囲内に存在するかどうかを位置計測し自動判定することで自動的に検出が可能である。従って、ゴールによる得点1点の加点あるいは得点場面の設定は自動で検出可能であることはいうまでもない。
図1は、第1の実施例の情報生成伝達システム10000の構成図である。
図2は第1の実施例の情報生成伝達装置100の構成図である。
図3は第1の実施例の端末装置200の構成図である。
図4は、第1の実施例の操作入力部51のスイッチの配置を示す説明図である。
図5は第1の実施例の作動を示す流れ図である。
図6は第1の実施例のプレイ開始タイミング信号4Aと結果プレイ終了タイミング信号4Bと動画像情報1Aと結果プレイ動画像情報2Aの時間的な関係を示す説明図である。
図7は第1の実施例の情報生成手段8の作動を示す流れ図である。
図8は、その他の実施例の7である第2の実施例の情報生成伝達装置100の構成図である。
図9は、その他の実施例の7である第2の実施例の作動順序を示す流れ図である。
図10は、その他の実施例の8である第3の実施例の情報生成伝達装置100の構成図である。
図11は、その他の実施例の8である第3の実施例の作動のステップの流れ図である。
図12はその他の実施例9の表示例説明図である。
図13はその他の実施例9の表示例説明図
図14はその他の実施例10の攻撃側選手の足元に位置するボールと守備側ゴールラインと距離の関係を示す説明図である。
符号の説明
10000・・・情報生成伝達システム
100・・・・・情報生成伝達装置
200・・・・・端末装置
300・・・・・インターネット通信網
2002・・・・インターネット送信部
2003・・・・CPU部
2004・・・・操作入力部
2005・・・・表示部
2006・・・・記憶部
1 ・・・・・・スポーツ動画像発生手段
101・・・・・動画像検出部
102・・・・・表示部
2 ・・・・・・動画像抽出手段
21・・・・・・記憶再生部
22・・・・・・制御部
5 ・・・・・・場面識別情報発生手段
51・・・・・・操作入力部
52・・・・・・設定情報発生部
4 ・・・・・・抽出タイミング信号発生手段
41・・・・・・プレイ開始タイミング発生部
42・・・・・・結果プレイ終了タイミング発生部
7 ・・・・・・第1の記憶手段
11・・・・・・受信手段
8・・・・・・・情報生成手段
12・・・・・・送信手段
91・・・・・情報表示変換手段
92・・・・・画像組合わせ手段