JP6462974B1 - 画像管理システム、画像管理方法、プログラム、及び画像管理装置 - Google Patents

画像管理システム、画像管理方法、プログラム、及び画像管理装置 Download PDF

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Abstract

画像データの検索に用いられる情報付加の高速化、及び情報の高精度化の少なくともいずれかを実現し得る、画像管理システム、画像管理方法、プログラム、及び画像管理装置を提供する。スポーツの試合を含む興行において撮像された画像データを管理する画像管理システム(10)であって、画像データを登録する画像データ登録部(14、30、32、33)と、被写体の推定に適用する推定情報を試合の公式記録から抽出し、取得する推定情報取得部(40)と、画像データを解析し被写体を複数のモデルに分類する解析部(60)と、被写体を推定する推定部(62)と、推定結果を画像データと関連付けして記憶する推定結果記憶部(16)とを備える。

Description

本発明は画像管理システム、画像管理方法、プログラム、及び画像管理装置に関する。
クラウドコンピューティングを利用したファイル管理サービスが知られている。例えば、スポーツの興行において撮像された大量の画像データをストレージ装置に記憶する。画像データの利用希望者は、検索システムを介してストレージ装置に記憶されている画像データを検索する。利用希望者はヒットした画像データを取得して利用する。
画像データに撮像日時などの検索用の情報を付加することで、利用希望者は大量の画像データの中から所望の画像データを検索し得る。画像データの撮像日時、及び撮像条件等の情報は、撮像装置が自動的に画像データに付与し得る。また、画像データに対して様々な検索用の情報を手動で付与することも可能である。
画像データの検索用の情報を画像データに付与する際に人手が用いられることがある。また、画像データの検索用の情報を画像データに自動的に付与する場合であっても、画像データと検索用の情報との整合の検証は、その正確性を確保する観点から人手が用いられる。
特許文献1は、報道カメラマンがスタジアム内で撮像して得られた画像データに対して、試合情報を書き込むデジタルカメラが記載されている。同文献に記載のデジタルカメラは、放送局サーバから送信された試合情報を受信し、撮像した画像のヘッダ部に、試合情報のうち基本情報、及び進行情報を書き込む。
デジタルカメラは、画像に対して顔検出、及び背番号検出を実施し、顔検出、及び背番号の少なくともいずれかが検出された場合、デジタルカメラはデータベースに蓄積されたレコードを順に読み出す。デジタルカメラは、顔、及び背番号の少なくともいずれかが一致するレコードが存在する場合、レコード中の選手名を画像データのヘッダに書き込む。
特許文献2は、興行において撮像して得られた画像データによって構成された写真集を迅速に作成するために、撮像して得られた画像データの選択支援を行う画像選択支援システムが記載されている。同文献に記載の画像データの選択支援システムでは、記録者端末は、興行において発生したイベントが日時に関連付けられたイベント情報、及び試合の進行状況を時刻と関連付けて示す場面情報を生成し、これらを編集者端末へ送信する。
デジタルカメラは、画像データ、撮像日の情報、及び撮像者の情報を編集者端末へ送信する。編集者端末は、画像データのタイムスタンプとイベント情報のタイムスタンプとに基づいて、画像データとイベント情報とを関連付けする。また、場面情報に基づいて試合進行の場面に応じた画像の整理を実施する。編集者端末は、光学文字認識を用いて画像に写っている選手の背番号、及び名前を認識し、認識した文字情報を画像データに付加する。
特許第4659569号公報 特開2016−86279号公報
クラウドコンピューティングを利用したファイル管理サービスでは、管理されるファイルに対して検索用の情報を付加する際の自動化という課題が存在している。特許文献1に記載の発明、及び特許文献2に記載の発明は、スポーツの興行において撮像して得られた画像データに対して、検索用の情報付加の自動化を実現している。しかしながら、さらなる処理の高精度化、及び処理の高速化が望まれる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、画像データの検索に用いられる情報付加の高速化、及び情報の高精度化の少なくともいずれかを実現し得る、画像管理システム、画像管理方法、プログラム、及び画像管理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、次の発明態様を提供する。
第1態様に係る画像管理システムは、スポーツの試合を含む興行において、撮像装置を用いて撮像して得られた画像データを管理する画像管理システムであって、画像データを登録する画像データ登録部と、画像データの被写体の推定に適用する推定情報を試合の公式記録から抽出し、推定情報を取得する推定情報取得部と、複数のモデルを適用して画像データの解析を行い、画像データの被写体をモデルに分類する解析部と、推定情報、及び画像データが分類されたモデルに基づいて、画像データの被写体を推定する推定部と、推定部の推定結果を画像データと関連付けして記憶する推定結果記憶部と、を備えた画像管理システムである。
第1態様によれば、画像データを解析して被写体を、規定の複数のモデルのいずれかに分類する。分類に基づいて画像データの被写体を特定する。これにより、画像データの被写体の情報を高速、高精度に取得し得る。
スポーツの興行における画像データの被写体は、人物、及び風景の少なくともいずれかが含まれ得る。人物は、競技に出場している選手、競技場の観客、及び応援団体の構成員等の少なくともいずれかが含まれ得る。人物は、マスコットキャラクターの人体着用ぬいぐるみを着用した人物が含まれ得る。
画像データが分類されるモデルは、競技に応じて規定し得る。モデル数は二以上であればよく、モデル数の限定はない。モデルを階層化してもよい。
推定情報取得部は、公式記録記憶装置から必要な公式記録を予め抽出して、抽出された一部の公式記録を取得してもよいし、全ての公式記録を取得して、必要な一部の公式記録を抽出してもよい。
第2態様は、第1態様の画像管理システムにおいて、解析部は、被写体が試合中の選手であるか否かを分類する構成としてもよい。
第2態様によれば、画像データの被写体として、試合中の選手を推定し得る。
試合中の選手は、試合に出場している選手、及び試合に出場していない選手の少なくともいずれかが含まれ得る。
第3態様は、第2態様の画像管理システムにおいて、解析部は、被写体が試合中の選手の場合、選手が攻撃側であるか守備側であるかを分類する構成としてもよい。
第3態様によれば、画像データの被写体として、攻撃側の選手、又は守備側の選手のいずれかを推定し得る。
攻撃とは、得点を取得するための選手の行為を意味する。守備とは、失点を防ぐための選手の行為を意味する。
第4態様は、第2態様又は第3態様の画像管理システムにおいて、解析部は、被写体が試合中の選手の場合、選手が担う役割を分類する構成としてもよい。
第4態様によれば、画像データの被写体として、選手の役割を推定し得る。
選手が担う役割は、競技に応じて規定し得る。競技が野球の場合の選手が担う役割の例として、投手、野手、打者、及び走者が挙げられる。
第5態様は、第4態様の画像管理システムにおいて、解析部は、選手の役割が分類された場合、選手の利き手を分類する構成としてもよい。
第5態様によれば、画像データの被写体として、選手の利き手を推定し得る。
選手の利き手とは、主として競技に使用される左右手足を意味する。球技の場合の利き手は、主として球を操作する側とし得る。
第6態様は、第1態様から第5態様のいずれか一態様の画像管理システムにおいて、解析部は、被写体が試合中の選手でない場合、被写体を選手以外の人物、又は競技場の風景のいずれかに分類する構成としてもよい。
第6態様によれば、画像データの被写体として、選手以外の人物、又は競技場の風景を推定し得る。
選手以外の人物の一例として、マスコットキャラクターの人体着用ぬいぐるみを着用した人物、及びチアガール等が挙げられる。競技場の風景は観戦席の観客が含まれ得る。
第7態様は、第1態様から第6態様のいずれか一態様の画像管理システムにおいて、画像データから被写体の顔を検出し、検出結果に基づいて被写体の正解確率を導出する顔検出部を備え、顔検出部を用いて導出された正解確率が規定の基準値未満の場合に、解析部を用いて画像データの解析処理を実施する構成としてもよい。
第7態様によれば、顔検出を併用することにより、推定結果の精度を向上させ得る。
第8態様は、第1態様から第7態様のいずれか一態様の画像管理システムにおいて、画像データの撮像時刻の情報を取得する撮影情報取得部を備え、推定情報取得部は、推定情報として、試合の開始時刻、試合の終了時刻、試合において発生したイベントの時刻範囲の情報を取得し、推定部は、画像データの撮像時刻と、推定情報の時刻に関する情報を照合して、画像データが撮像されたシーンを推定する構成としてもよい。
第8態様によれば、画像データの撮像時刻と推定情報の時刻とを照合することにより、推定結果の精度を向上し得る。
イベントとは、公式記録に記録され得る競技中の事象が含まれる。例えば、競技が野球の場合、投手の投球行為、打者の打撃行為、及び走者の走塁行為等が含まれ得る。
画像データが撮像されたシーンとは、イベントが発生した場面として特定し得る。
第9態様は、第1態様から第8態様のいずれか一態様の画像管理システムにおいて、推定情報取得部は、推定情報として、試合に出場した選手の情報を含む試合情報を取得し、推定部は、解析部の解析結果と試合情報とを照合して、画像データの被写体を推定する構成としてもよい。
第9態様によれば、試合に出場した選手の情報を参照することにより、推定結果の精度を向上し得る。
第10態様は、第1態様から第9態様のいずれか一態様の画像管理システムにおいて、推定部は、画像データの被写体の候補者リストを作成する構成としてもよい。
第10態様によれば、候補者リストを参照することにより、推定結果を把握し得る。
第11態様は、第10態様の画像管理システムにおいて、候補者リストを表示装置に表示させる信号を表示装置へ送信する信号送信部を備えた構成としてもよい。
第11態様によれば、候補者リストの視認が可能となる。
第12態様に係る画像管理方法は、スポーツの試合を含む興行において、撮像装置を用いて撮像して得られた画像データを管理する画像管理方法であって、画像データを登録する画像データ登録工程と、画像データの被写体の推定に適用する推定情報を試合の公式記録から抽出し、推定情報を取得する推定情報取得工程と、複数のモデルを適用して画像データの解析を行い、画像データの被写体をモデルに分類する解析工程と、推定情報、及び画像データが分類されたモデルに基づいて、画像データの被写体を推定する推定工程と、推定工程における推定結果を画像データと関連付けして記憶する推定結果記憶工程と、を含む画像管理方法である。
第12態様によれば、第1態様と同様の効果を得ることが可能である。
第12態様において、第2態様から第11態様で特定した事項と同様の事項を適宜組み合わせることができる。その場合、画像管理システムにおいて特定される処理や機能を担う構成要素は、これに対応する処理や機能を担う画像管理方法の構成要素として把握することができる。
第13態様に係るプログラムは、スポーツの試合を含む興行において、撮像装置を用いて撮像して得られた画像データを管理するプログラムであって、コンピュータに、画像データを登録する画像データ登録機能、画像データの被写体の推定に適用する推定情報を試合の公式記録から抽出し、推定情報を取得する推定情報取得機能、複数のモデルを適用して画像データの解析を行い、画像データの被写体をモデルに分類する解析機能、推定情報、及び画像データが分類されたモデルに基づいて、画像データの被写体を推定する推定機能、及び推定機能を用いて導出された推定結果を画像データと関連付けして記憶する推定結果記憶機能を実現させるプログラムである。
第13態様によれば、第1態様と同様の効果を得ることが可能である。
第13態様において、第2態様から第11態様で特定した事項と同様の事項を適宜組み合わせることができる。その場合、画像管理システムにおいて特定される処理や機能を担う構成要素は、これに対応する処理や機能を担うプログラムの構成要素として把握することができる。
第14態様に係る画像管理装置は、スポーツの試合を含む興行において、撮像装置を用いて撮像して得られた画像データを管理する画像管理装置であって、画像データを登録する画像データ登録部と、画像データの被写体の推定に適用する推定情報を試合の公式記録から抽出し、推定情報を取得する推定情報取得部と、複数のモデルを適用して画像データの解析を行い、画像データの被写体をモデルに分類する解析部と、推定情報、及び画像データが分類されたモデルに基づいて、画像データの被写体を推定する推定部と、推定部の推定結果を画像データと関連付けして推定結果記憶部へ記憶する記憶制御部と、を備えた画像管理装置である。
第14態様によれば、第1態様と同様の効果を得ることが可能である。
第14態様において、第2態様から第12態様で特定した事項と同様の事項を適宜組み合わせることができる。その場合、画像管理システムにおいて特定される処理や機能を担う構成要素は、これに対応する処理や機能を担う画像管理装置の構成要素として把握することができる。
本発明によれば、画像データを解析して被写体を、規定の複数のモデルのいずれかに分類する。分類に基づいて画像データの被写体を特定する。これにより、画像データの被写体の情報を高速、高精度に取得し得る。
図1は実施形態に係る画像管理システムの全体構成図である。 図2は図1に示すサーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は図1に示すサーバ装置の機能ブロック図である。 図4は図1に示す画像管理システムにおける処理の手順を示す模式図である。 図5はグループの説明図である。 図6はフェイスリストの模式図である。 図7は顔検出処理の説明図である。 図8は顔検出処理の結果の一例を示す説明図である。 図9は時刻推定を適用した解析処理の模式図である。 図10は時刻推定に画像解析を併用した解析処理の模式図である。 図11は試合情報の一例を示す説明図である。 図12は選手情報の一例を示す説明図である。 図13は解析結果の一例を示す説明図である。 図14は候補者リストの一例を示す説明図である。 図15は機械学習の模式図である。 図16はグループID登録の手順を示すフローチャートである。 図17は顔検出処理の手順を示すフローチャートである。 図18は解析処理の手順を示すフローチャートである。 図19は推定処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施形態について詳説する。本明細書では、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
[画像管理システムの概略]
図1は実施形態に係る画像管理システムの全体構成図である。本実施形態に示す画像管理システムは、スポーツの興行において撮像された画像の画像データを登録し、画像の利用希望者に対して画像データ提供する。利用希望者は、画像を利用する際に画像を管理する管理者に画像使用の許可を申請する。管理者は利用希望者の申請に応じた画像データを検索して提供する。
また、本実施形態に示す画像管理システムは、画像データを検索する際の検索情報を、画像データの被写体の推定結果に基づき自動的に作成する。検索情報は画像データと関連付けされて規定のデータベースに記憶され、画像データの検索に利用される。画像データの被写体の推定は、公式記録から抽出した試合情報、選手情報が参照される。
以下、本実施形態に示す画像管理システムについて詳細に説明する。本実施形態では、スポーツの興行としてプロ野球の公式戦を例示する。本実施形態には、プロ野球の公式戦において、競技管理者等が契約したカメラマンが撮像し、登録した画像データにおける検索情報の生成について例示する。
本明細書では、画像データという用語は、撮像装置を用いて撮像して得られた電子データを表す。画像という用語は印刷物のオブジェクト、及び表示装置に表示されたオブジェクト等を表す。画像は文字、図形、及び模様等が含まれ得る。なお、本明細書では、画像データと画像とは読み替えが可能な用語として取り扱う。
図1に示す画像管理システム10は、サーバ装置12、画像データ記憶装置14、検索情報記憶装置16、及び試合情報記憶部18を備える。サーバ装置12は、画像データの登録、画像データの処理、及び画像データの検索等を実施する。例えば、撮像装置20を用いて撮像して得られた画像データは、端末装置22を用いてサーバ装置12へ送信される。サーバ装置12は、画像データを球団ごとに分類して画像データ記憶装置14へ記憶する。
例えば、画像データを端末装置22からサーバ装置12へ送信する際に、画像データが登録される球団ごとのサイトを指定する。サーバ装置12は指定された球団ごとのサイトに画像データを記憶し得る。なお、図1では画像データの図示を省略する。画像データは符号23を付して図4等に図示する。
図1に示す画像管理システム10は、クラウドシステム及びオンプレミスシステムのいずれも適用可能である。クラウドシステムは、ASP(Application Service Provider)及びSaaS(Software as a Service)等のネットワークを介してオンラインでソフトウェアを利用する形式を適用し得る。
クラウドシステムは、PaaS(Platform as a Service)等、ハードウェア及びOS(Operating System)などのプラットフォーム一式を、インターネット上のサービスとして遠隔から利用する形式を適用し得る。
クラウドシステムは、IaaS(Infrastructure as a Service)等、システムの稼動に必要な機材や回線などのインフラを、インターネット上のサービスとして遠隔から利用する形式を適用し得る。
サーバ装置12は、登録された画像データについて、画像データの検索用の情報である検索情報を自動的に生成する。検索情報の一例として、画像に写っている選手名が挙げられる。
サーバ装置12は、自動的に生成した検索情報を画像データと関連付けして検索情報記憶装置16へ記憶する。検索情報の自動生成の詳細は後述する。
サーバ装置12は、コンピュータを適用し得る。サーバ装置12は、プログラムを読み出して実行することにより、サーバ装置12の機能を実現している。プログラムはサーバ装置12が備える記憶装置から読み出してもよいし、サーバ装置12の外部の記憶装置から読み出してもよい。なお、実施形態に示すサーバ装置12は画像管理装置の一例である。
画像データ記憶装置14は、画像管理システム10へ登録された画像データが記憶される。画像データ記憶装置14は、大容量のストレージ装置を適用し得る。検索情報記憶装置16、及び試合情報記憶部18も同様に、大容量のストレージ装置を適用し得る。
検索情報記憶装置16は、画像データの検索情報が画像データと関連付けして記憶される。試合情報記憶部18は、画像データの解析、及び画像に写っている人物の推定に適用される試合情報が記憶される。試合情報は、スポーツの興行における競技管理者が管理する公式記録記憶装置24に記憶される公式記録データベース24Aから抽出し、取得し得る。試合情報は符号25を付して図3等に図示する。
本実施形態では競技管理者が管理する公式記録を例示するが、公式記録はスポーツ興行の主催者が管理するものでもよい。また、公式記録は競技管理者が管理する正式な公式記録から派生し、公式記録との整合が取られた、公式記録に準拠した公式記録準拠記録が、公式記録の概念に含まれてもよい。
公式記録準拠記録の一例として、競技管理者又はスポーツ興行の主催者が管理する公式記録を用いて、報道機関、配信サービス機関、及びゲームメーカー等の外部団体が作成した記録が挙げられる。一方、記録管理者が独自に収集し管理する、公式記録との整合が取られていない記録は、一定の信頼性が得られていないため、公式記録準拠記録に含まれない。なお、競技管理者及び主催者の者は団体の意味を含み得る。
画像管理システム10は、図示しないネットワークを介してサーバ装置12と端末装置22等が通信可能に接続されるネットワークシステムを適用し得る。サーバ装置12は、ネットワークを介して、画像データ記憶装置14、検索情報記憶装置16、及び試合情報記憶部18の少なくともいずれかと通信可能に接続し得る。
ネットワークは、公知の公衆通信網を適用し得る。ネットワークはLAN(Local Area Network)等の小規模通信網を適用してもよい。ネットワークに適用される通信規格、及び通信形態は限定されない。
[サーバ装置の構成]
〔ハードウェア構成〕
図2は図1に示すサーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すサーバ装置12は、制御部120、メモリ122、ストレージ装置124、及びネットワークコントローラ126を備える。なお、図2に示すI/Oは入出力インターフェースを表す。
制御部120、メモリ122、ストレージ装置124、及びネットワークコントローラ126は、バス136を介してデータ通信が可能に接続される。
〈制御部〉
制御部120は、サーバ装置12の全体制御部、各種演算部、及び記憶制御部として機能する。制御部120は、メモリ122に具備されるROM(read only memory)に記憶されているプログラムを実行する。
制御部120は、ネットワークコントローラ126を介して、外部の記憶装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行してもよい。外部の記憶装置は、ネットワーク140を介してサーバ装置12と通信可能に接続されていてもよい。
制御部120は、メモリ122に具備されるRAM(random access memory)を演算領域とし、各種プログラムと協働して、各種処理を実行する。これにより、画像管理システム10の各種機能が実現される。
制御部120は、ストレージ装置124からのデータの読み出し、及びストレージ装置124へのデータの書き込みを制御する。制御部120は、ネットワークコントローラ126を介して、外部の記憶装置から各種データを取得してもよい。制御部120は、取得した各種データを用いて、演算等の各種処理を実行可能である。
制御部120は、一つ、又は二つ以上のプロセッサ(processor)が含まれてもよい。プロセッサの一例として、FPGA(Field Programmable Gate Array)、及びPLD(Programmable Logic Device)等が挙げられる。FPGA、及びPLDは、製造後に回路構成を変更し得るデバイスである。
プロセッサの他の例として、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。ASICは、特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を備える。
制御部120は、同じ種類の二つ以上のプロセッサを適用可能である。例えば、制御部120は二つ以上のFPGAを用いてもよいし、二つのPLDを用いてもよい。制御部120は、異なる種類の二つ以上プロセッサを適用してもよい。例えば、制御部120は一つ以上のFPGAと一つ以上のASICとを適用してもよい。
複数の制御部120を備える場合、複数の制御部120は一つのプロセッサを用いて構成してもよい。複数の制御部120を一つのプロセッサで構成する一例として、一つ以上のCPU(Central Processing Unit)とソフトウェアとの組合せを用いて一つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の制御部120として機能する形態がある。なお、本明細書におけるソフトウェアはプログラムと同義である。
複数の制御部120を一つのプロセッサで構成する他の例として、複数の制御部120を含むシステム全体の機能を一つのICチップで実現するプロセッサを使用する形態が挙げられる。複数の制御部120を含むシステム全体の機能を一つのICチップで実現するプロセッサの代表例として、SoC(System On Chip)が挙げられる。なお、ICは、Integrated Circuitの省略語である。
このように、制御部120は、ハードウェア的な構造として、各種のプロセッサを一つ以上用いて構成される。
〈メモリ〉
メモリ122は、図示しないROM、及び図示しないRAMを備える。ROMは、画像管理システム10において実行される各種プログラムを記憶する。ROMは、各種プログラムの実行に用いられるパラメータ、及びファイル等を記憶する。RAMは、データの一時記憶領域、及び制御部120のワーク領域等として機能する。
〈ストレージ装置〉
ストレージ装置124は、各種データを非一時的に記憶する。ストレージ装置124は、サーバ装置12の外部に外付けされてもよい。ストレージ装置124に代わり、又はこれと併用して、大容量の半導体メモリ装置を適用してもよい。
〈ネットワークコントローラ〉
ネットワークコントローラ126は、外部装置との間のデータ通信を制御する。データ通信の制御は、データ通信のトラフィックの管理が含まれてもよい。ネットワークコントローラ126を介して接続されるネットワーク140は、LANなどの公知のネットワークを適用し得る。
なお、図2に示すサーバ装置12のハードウェア構成は一例であり、適宜、追加、削除、及び変更が可能である。
〔画像管理システムの機能ブロック〕
図3は図1に示すサーバ装置の機能ブロック図である。サーバ装置12は、画像データ取得部30、事前処理部32、及び画像データ記憶部33を備える。
画像データ取得部30は、端末装置22から送信された画像データを取得する。画像データ取得部30は、画像データを画像データ記憶装置14へ記憶する。また、画像データ取得部30は、画像データを事前処理部32へ送信する。実施形態に示す画像データ記憶装置14、及び画像データ取得部30は、画像データ登録部の構成要素の一例である。
事前処理部32は、画像データに対して事前処理を施す。事前処理は、画像データに付加されている撮像日時の情報の取得、画像データのリサイズ処理、画像データの回転処理、及びグループID(identification)の付与等が含まれる。実施形態に示す事前処理部32は、画像データの撮像時刻の情報を取得する撮影情報取得部の一例である。
事前処理部32は、リサイズ処理、及び回転処理を施した画像データを画像データ記憶部33へ記憶する。事前処理部32は、撮像日時の情報、撮像条件の情報、及びグループIDを画像データと関連付けして、検索情報記憶装置16へ記憶する。
実施形態に示す事前処理部32、及び画像データ記憶部33は、画像データ登録部の構成要素の一例である。実施形態に示す検索情報記憶装置16は、推定結果記憶部の一例である。
サーバ装置12は、公式記録情報取得部40を備える。公式記録情報取得部40は公式記録データベース24Aから画像データの解析処理、及び画像データの推定処理に必要な試合情報25を抽出して読み出す。なお、図3では図1に示す公式記録記憶装置24の図示を省略する。
公式記録情報取得部40は、API(Application Programming Interface)を適用し得る。公式記録情報取得部40は、公式記録データベース24Aから読み出した試合情報25を試合情報記憶部18へ記憶する。
実施形態に示す公式記録情報取得部40は、推定情報取得部の一例である。実施形態に示す試合情報25は推定情報の一例である。
公式記録データベース24Aは、プロ野球公式戦の競技管理者が作成し、管理するデータベースである。公式記録データベース24Aは、試合ごとのイベントの情報、及び成績情報等が記憶される。
サーバ装置12は、顔検出部50、選手マスタ取得部52、及びフェイスリスト取得部54を備える。顔検出部50は、処理対象の画像データに対して顔検出処理を施し、画像に写っている選手の顔を検出する。顔検出処理の結果は、特定した選手の正解確率を適用し得る。顔検出処理の結果として、複数の人物が特定されてもよい。
選手マスタ取得部52は、公式記録データベース24Aから選手マスタ210を取得する。選手マスタ210の詳細は後述する。選手マスタは、選手の顔写真と選手の識別情報が関連付けされた選手のリストである。選手マスタは各球団が予め準備し得る。
フェイスリスト取得部54は、フェイスリスト200を取得する。フェイスリスト200は選手ごとに複数の正解画像が記憶されるリストである。フェイスリスト200は各球団が予め準備し得る。顔検出部50は、選手マスタ210、及びフェイスリスト200を参照して、顔検出処理を実施し得る。なお、フェイスリスト200と選手マスタ210とを統合してもよい。
サーバ装置12は、解析部60、及び推定部62を備える。解析部60は、画像データに対して解析処理を施し、画像のシーン等を解析する。推定部62は、顔検出部50の検出結果、解析部60の解析結果、及び試合情報25を参照して、画像に写っている人物を推定する。推定結果は、候補者リスト220として検索情報記憶装置16へ記憶される。
公式記録データベース24Aから試合情報25を抽出して読み出す工程、及び機能は、記画像データの被写体の推定に適用する推定情報を前記試合の公式記録から抽出し、前記推定情報を取得する推定情報取得工程、及び推定情報取得機能の一例である。
[画像管理システムの詳細な説明]
図4は図1に示す画像管理システムにおける処理の手順を示す模式図である。
〔画像データの登録〕
カメラマン21が撮像装置20を用いて撮像した画像の画像データ23を画像管理システム10に登録する。すなわち、画像データ23は球団ごとのサイトに登録される。球団ごとのサイトは図示しないウェブサーバ装置に準備される。球団ごとのサイトは画像データ記憶装置14に記憶される画像データ23を公開する。画像データ23の利用希望者は、端末装置を用いて球団ごとのサイトにアクセスして、画像で管理システムに登録されている画像データ23を閲覧し得る。
〔事前処理〕
図3に示す事前処理部32を用いて登録された画像データ23に事前処理が施される。事前処理では、画像データ23に付加されている撮像日時の情報が取得され、撮像日時の情報、及び撮像条件の情報が検索情報記憶装置16へ記憶される。
また、事前処理では、画像データ23に対してリサイズ処理が施される。これにより、顔検出処理、及び解析処理において、処理負荷の増加を抑制し得る。また、事前処理では、画像データ23に対して回転処理が施される。これにより、画像の向きが補正され、顔検出処理、解析処理における検出精度を向上し得る。事前処理が施された画像データ23は画像データ記憶部33へ記憶される。
さらに、事前処理では、ソート処理が実行され、グループIDが付与される。また、事前処理では、グループごとにファイルリストが生成される。
図5はグループの説明図である。グループ80とは、連写された複数の画像データ23の一群を表す。グループIDはグループ80の識別記号を表す。すなわち、連写された複数の画像データ23は個別にファイル情報が付与され、ファイルとして管理される。
また、連写された複数の画像データ23の一群はグループIDが付与される。事前処理では、グループIDを用いて顔検出処理のキュー登録を実施する。顔検出処理は、キュー登録がされた順にグループ80ごとに処理が実行される。後述する解析処理、及び推定処理も同様である。
事前処理において取得した撮像日時の情報、撮像条件の情報、グループID、及びグループIDごとのファイルリストは、図4に示す検索情報記憶装置16へ記憶される。事前処理の後に、顔検出処理が実施される。実施形態に示す事前準備は、画像データ登録工程、画像データ登録機能の一例である。
〔顔検出処理〕
顔検出処理では、図3に示す顔検出部50は、画像データ記憶部33に記憶されている画像データ23のそれぞれについて、グループ80ごとに顔検出処理を実施する。顔検出処理には、フェイスリスト、及び選手マスタが参照される。
図6はフェイスリストの模式図である。フェイスリスト200は選手ごとの正解画像202が登録されたリストである。図6にはABC球団に所属するA山B男の正解画像を示す。フェイスリスト200は、一選手について複数の正解画像202を登録し得る。図6には、A山B男について四つの正解画像202が登録される例を示す。
図7は顔検出処理の概念図である。顔検出処理では、画像データ記憶部33から処理対象の画像データを読み出し、処理対象の画像データ23から顔領域23Aを検出し、顔領域23Aを識別する。顔検出処理では、顔領域23Aを識別する際に、画像データ23に対して画像処理を施してもよい。
図7には、画像処理の例として、画像データ23を複数の領域23Bに分割し、領域23Bごとの特徴量を用いて特徴領域23Cを抽出する例を示す。図7に示す例では、特徴領域23Cとして複数の領域23Bが抽出されている。
顔領域23Aの識別は、フェイスリスト200を参照し、顔領域23Aとフェイスリスト200に登録されている正解画像202とを照合し、候補選手の正解確率を算出する。正解確率の算出は公知の技術を適用し得る。
図8は顔検出処理の結果の一例を示す説明図である。図8に示す例では、ABC球団に所属する三人の選手が候補として抽出され、選手ごとの正解確率を算出する例を示す。最も正解確率が高い選手を顔検出処理の検出結果としてもよい。顔検出処理の検出結果は、検索情報記憶装置16に記憶される。顔検出処理の検出結果が規定の正解確率以上の場合は、顔検出処理の結果を画像データ23の推定結果とし得る。
〔試合情報確認〕
図4に戻り、顔検出処理の後に試合情報確認処理が実施される。試合情報確認処理では、試合情報記憶部18に撮像当日の試合情報が記憶されているか否かを判定する。
試合情報記憶部18に撮像当日の試合情報が記憶されていない場合は、規定期間経過後に、再度、撮像当日の試合情報が記憶されているか否かを判定する。試合情報記憶部18に撮像当日の試合情報が記憶されている場合は解析処理へ進む。
実施形態に示す公式記録データベース24Aから試合情報を抽出し、記憶する工程、及び機能は、画像データの被写体の推定に適用する推定情報を前記試合の公式記録から抽出し、前記推定情報を取得する推定情報取得工程、及び推定情報取得機能の一例である。
〔解析処理〕
〈時刻推定を適用した解析処理〉
図9は時刻推定を適用した解析処理の模式図である。上記した顔検出処理において、処理対象の画像に写っている人物の特定が十分でない場合に、顔検出処理に適用した画像データ23に時刻推定を適用した解析処理が施される。
時刻推定を適用した解析処理は、撮像時刻の情報、及び試合情報25が用いられる。撮像時刻の情報は、撮像装置20が画像データ23へ付与した撮像日時の情報が適用される。画像データ23へ付与された撮像日時の情報は、事前準備において取得されている。
画像管理システム10は、試合情報記憶部18に記憶されている試合情報25を参照して、撮像日時に出場している選手を、画像データ23に対応する画像に写っている人物として特定し得る。
図9には、撮像日時の情報、及び試合情報25を併用して、画像データ23に対応する画像に写っている人物がA山B男である可能性が80パーセントという推定結果を導出した例を示す。さらに、時刻推定に画像解析を併用して、推定の精度を向上させることが可能である。
〈時刻推定に画像解析を併用した解析処理〉
図10は時刻推定に画像解析を併用した解析処理の模式図である。解析処理では、予め複数の解析モデルを規定しておき、解析モデルを用いて画像データ23を分類する。解析モデルの例として、投手又は打者であるか否かを表す攻守モデル、及び利き手を表す利き手モデルが挙げられる。ここでいう利き手とは、競技における利き手を表す。競技が野球の場合、右投げ左打ちなど、守備における利き手と攻撃における利き手が相違し得る。また、打者の場合右打ち、左打ち、及び両打ちが存在する。
画像解析では画像データから特徴領域を抽出し、特徴領域の形状、サイズ、及び画素値等に基づく画像データの分類が可能である。例えば、打者は手にバットを持っているという特徴的な形状や、耳付きのヘルメットを被るという特徴的な形状がある。頭の位置とバットの位置から右打ち、又は左打ちを特定し得る。
投手であれば、利き手を上方向、斜め上方向、横方向、斜め下方向、又は下方向に伸ばすという特徴的な形状がある。頭の位置と利き手の位置から、右投げ、又は左投げを特定し得る。このようにして、画像データ23から特徴領域を抽出し、特徴領域を解析することで、画像データ23を解析モデルのいずれかに分類することが可能である。
図11は試合情報の一例を示す説明図である。図11に示す試合情報25はイニング数、イニング開始時刻、及びイニング終了時刻の情報が含まれる。試合情報25は、そのイニングに出場した打者を表す打者リスト、そのイニングに出場した走者を表す走者リストが含まれる。さらに、試合情報25は、そのイニングに出場した野手を表す野手リスト、そのイニングに出場した投手を表す投手リスト、及びそのイニングに出場した捕手を表す捕手リストが含まれる。実施形態に示すイニング開始時刻、及びイニング終了時刻から特定される期間は、試合において発生したイベントの時刻範囲の一例である。
打者リストは右打ち、左打ち、又は両打ちのいずれであるかの情報が含まれる。投手リストは右投げであるか左投げであるかの情報が含まれる。なお、図11に示す試合情報25は、試合日、ホーム球団コード、ビジター球団コード、試合開始時刻、試合終了時刻、各ホーム球団の出場選手リスト、及びビジター球団の出場選手リスト等の情報が含まれる。図11に示す試合情報25の項目は適宜、追加、及び削除が可能である。
図10に示す例では、画像データ23に対応する画像に写っている人物が、右打ちの打者であるという解析結果が得られている。図4に戻り、解析処理の結果は、検索情報記憶装置16に記憶される。
実施形態に示す投手又は打者であるか否かを表す攻守モデルは、選手が攻撃側であるか守備側であるかの分類の一例である。実施形態に示す投手、野手、打者、走者、及び捕手は、選手が担う役割の分類の一例である。
〔推定処理〕
推定処理では、顔検出処理、及び解析処理の結果に基づき、処理対象の画像に写っている人物を推定する。推定処理は、公式記録データベース24Aから抽出された選手情報240が参照される。推定結果は、検索情報記憶装置16に記憶される。推定処理では候補者リストが作成される。
図12は選手情報の一例を示す説明図である。選手情報240は選手情報が適用される年度、及び選手の識別情報である選手コードが含まれる。選手情報240は、所属球団コード、背番号、利き手、及び守備位置等の情報が含まれる。選手情報240は、選手の身長、体重、及び生年月日等の付帯情報が含まれてもよい。
図13は解析結果の一例を示す説明図である。図13に示す解析結果250は、グループID、ファイル情報、撮像日時、顔検出結果、及び解析結果が含まれる。図13に示す解析結果250に基づき、候補者リストが作成される。
図14は候補者リストの一例を示す説明図である。図14には、複数の画像データ23について、一覧表形式を適用した候補者リストの一例を示す。図14に示す候補者リスト220は、画像データ23に対応する画像222、候補者名224、分類情報226、及び備考228が含まれる。
画像222は、識別情報として画像データ23に付与されたファイル情報を用いて管理される。複数の候補者が存在する場合は、候補者名には全ての候補者が含まれる。分類情報226は、モデルを表すテキスト情報が含まれる。
例えば、図3に示す推定部62は、推定結果を表す候補者リストをサーバ装置12と通信可能に接続された端末装置の表示部に表示させてもよい。図14には、候補者リスト220における列方向の中央の候補者リストが選択されている状態を示す。中央の候補者リストはチェックボックスに選択を表す記号が付され、背景が強調されている。
端末装置の表示部への表示信号は、図示しない信号送信部を用いて実施される。実施形態に示す図示しない信号送信部は、候補者リストを表示装置に表示させる信号を表示装置へ送信する信号送信部の一例である。
端末装置の操作者は、端末装置の表示部に表示された候補者リストの内容を確認し得る。また、候補者リストの内容が正しい場合、画像データ23に関連付けされる選手名を確定する情報を、端末装置からサーバ装置12へ送信してもよい。
候補者リストの内容に修正が必要な場合、端末装置の操作者が候補者リストの内容を修正し、修正された候補者リストを端末装置からサーバ装置12へ送信してもよい。
実施形態に示す推定処理を実施する工程、及び機能は、推定情報、及び画像データが分類されたモデルに基づいて、画像データの被写体を推定する推定工程、及び推定機能の一例である。実施形態に示す推定結果を記憶する工程、及び機能は、推定結果を画像データと関連付けして記憶する推定結果記憶工程、及び推定結果記憶機能の一例である。
本実施形態では、推定結果を得る際に顔検出結果を参照する態様を例示したが、推定結果を得る際に顔検出結果を参照せず、解析結果、及び公式記録から抽出した情報に基づき推定結果を得る態様も可能である。
[機械学習]
図15は機械学習の模式図である。画像データと推定結果とのセットを正解データとして機械学習を行い、顔検出処理、解析処理、及び推定処理の精度を高めることが可能である。機械学習の例として、畳み込み層、及びプーリング層の繰り返し処理である、コンボリューションニューラルネットワークが挙げられる。
すなわち、フェイスリスト200として取得される正解画像202、公式記録データベース24Aから取得される試合情報25、画像データ23の解析処理の結果、及び推定結果を正解データとして機械学習を実施し、図3に示す顔検出部50、解析部60、及び推定部62の処理精度を向上させることが可能である。
機械学習では、汎用の学習を実施した学習機に対して、スポーツ競技に特化した正解データを利用した機械学習を実施し得る。このように、二段階の機械学習を実施することで、予め準備する正解データの数を減らすことができる。
[画像管理方法の手順]
図4に示す画像管理システムにおける処理の手順を詳細に説明する。
〔グループID登録の手順〕
図16はグループID登録の手順を示すフローチャートである。グループID登録は、図4に示す事前準備において実施される。図16に示すグループID生成工程S10では、図3に示す事前処理部32はグループIDを生成する。また、グループID生成工程S10では、グループ80ごとのファイルリストが生成される。
データベース登録工程S12では、事前処理部32はグループIDを検索情報記憶装置16に登録する。すなわち、データベース登録工程S12では、グループごとにファイルリストが検索情報記憶装置16に登録される。
キュー登録工程S14では、事前処理部32はグループIDのキュー登録を実施する。すなわち、キュー登録工程S14では、グループごとに顔検出処理のキュー登録が実施される。キュー登録工程S14では、キューを管理する図示しないストレージキューにグループIDを登録する。
〔顔検出処理の手順〕
図17は顔検出処理の手順を示すフローチャートである。ファイルリスト取得工程S20では、顔検出部50は処理対象のグループ80のファイルリストを取得する。顔検出処理では、ファイルリストに記憶される全てのファイルについて、ファイルごとに処理が実施される。
選手特定工程S22では、顔検出部50は、画像データ23から顔領域23Aを抽出し、フェイスリスト200、及び選手マスタ210を参照して、画像データ23に対応する画像に写っている人物を特定する。なお、人物が特定できない画像データ23は、同一のグループ80に属する画像データ23において特定された人物を特定結果としてもよい。
すなわち、グループは連写して得られた複数の画像データが含まれる。連写して得られた複数の画像データは、同一の被写体が写っていると考えられる。そこで、同一のグループに属する画像データ23について、同一の選手を特定してもよい。なお、ここでいう選手が特定できない画像データ23には、選手が特定されているものの、正解確率が規定の基準よりも低い画像データを含み得る。
特定結果登録工程S24では、顔検出部50は、選手特定工程S22における特定結果を検索情報記憶装置16へ登録する。全てのファイルについて特定結果が登録されると、キュー登録工程S26へ進む。
キュー登録工程S26では、顔検出部50は、解析処理のキュー登録を実施する。すなわち、キュー登録工程S26において、顔検出処理が実施されたグループは解析処理の待ち行列に登録される。
〔解析処理の手順〕
図18は解析処理の手順を示すフローチャートである。以下に、図4に示す試合情報確認が解析処理に含まれる態様を示す。ファイルリスト取得工程S40では、解析部60は処理対象のグループ80のファイルリストを取得する。解析処理は、ファイルリストに記憶される全てのファイルについて、ファイルごとに処理が実施される。
試合情報取得工程S42では、解析部60は公式記録記憶装置24から、図11に示す試合情報25を取得する。試合条件判定工程S44では、解析部60は画像データ23の撮像日時と試合情報とを照合する。画像データ23の撮像日時に試合が実施されていないと判定された場合はNo判定となる。No判定の場合は解析結果登録工程S46へ進む。
解析結果登録工程S46では、解析部60は、画像データ23の撮像日時に試合が実施されていないことを表す情報を検索情報記憶装置16に登録する。一方、試合条件判定工程S44において、画像データ23の撮像日時に試合が実施されていると判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は試合時刻判定工程S48へ進む。
試合時刻判定工程S48では、解析部60は、試合情報25を参照して画像データ23の撮像時刻が試合中であるか否かを判定する。画像データ23の撮像時刻が試合中でないと判定された場合はNo判定となる。No判定の場合は試合前後情報付与工程S50へ進む。
試合前後情報付与工程S50では、解析部60は画像データ23に撮像時刻が試合前、又は試合後の時刻であることを表す情報を付与する。試合前後情報付与工程S50の後に、マスコットチアモデル解析工程S52へ進む。
マスコットチアモデル解析工程S52では、解析部60は、画像データ23がマスコット、及びチアガールの少なくともいずれかを撮像したものであるか、球場の観客席等を撮像したものであるかを解析する。マスコットチアモデル解析工程S52における解析結果は、解析結果登録工程S46において検索情報記憶装置16に登録される。
実施形態に示すマスコット、及びチアガールは、選手以外の一例である。実施形態に示す球場の観客席は、競技場の風景の一例である。
一方、試合時刻判定工程S48において、画像データ23の撮像時刻が試合中であると判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は攻守モデル解析工程S54へ進む。
攻守モデル解析工程S54では、解析部60は、画像に写っている人物を投手、打者、及びその他のいずれかに分類する。攻守モデル解析結果判定工程S56では、解析部60は、攻守モデル解析工程S54における解析結果に基づいて、画像データ23が投手、又は打者を撮像したものであるか否かを判定する。画像データ23が投手、又は打者を撮像したものでないと判定された場合はNo判定となる。No判定の場合はアザーモデル解析工程S58へ進む。
アザーモデル解析工程S58では、解析部60は、画像データ23に写っている人物を走者、野手、捕手、及びその他に分類する。アザーモデル解析結果判定工程S60では、解析部60は、画像データ23に写っている人物がその他に分類されたか否かを判定する。
アザーモデル解析結果判定工程S60において、画像データ23に写っている人物を走者、野手、又は捕手に分類したと判定された場合はNo判定となる。No判定の場合、解析部60は解析結果登録工程S46において解析結果を登録する。
アザーモデル解析結果判定工程S60において、画像データ23に写っている人物をその他に分類したと判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合、マスコットチアモデル解析工程S52へ進む。解析部60は、解析結果登録工程S46においてマスコットチアモデル解析工程S52の解析結果を登録する。
攻守モデル解析結果判定工程S56において、投手、又は打者を撮像したものであると判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は利き手モデル解析工程S62へ進む。利き手モデル解析工程S62では、解析部60は、投手が右投げであるか左投げであるか、又は打者が右打ちであるか左打ちであるかを解析する。利き手モデル解析工程S62の解析結果は、解析結果登録工程S46において登録される。
グループに含まれる全てのファイルについて解析結果が登録されると、キュー登録工程S64へ進む。キュー登録工程S64では、解析部60は、推定処理のキュー登録を実施する。
〔推定処理の手順〕
図19は推定処理の手順を示すフローチャートである。ファイルリスト取得工程S100では、推定部62は、処理対象のグループのファイルリストを取得する。解析処理は、ファイルリストに記憶される全てのファイルについて、ファイルごとに処理が実施される。
顔検出処理結果取得工程S102では、推定部62は、図8に示す顔検出処理結果を取得する。顔検出処理結果判定工程S104では、推定部62は、顔検出処理の結果として正解確率が80パーセント未満の選手のみが特定されているか否かを判定する。なお、正解確率の80パーセントは例示であり、正解確率は任意の値を適用し得る。正解確率を相対的に高くした場合、顔検出処理の精度を向上させることが可能である。
顔検出処理結果判定工程S104において、正解確率が80パーセント未満の選手のみが特定されていないと判定された場合はNo判定となる。換言すると、顔検出処理結果判定工程S104において、正解確率が80パーセント以上の選手が特定され、顔検出処理の結果を推定結果として採用し得る場合はNo判定となる。No判定の場合は候補者リスト作成工程S106へ進む。
候補者リスト作成工程S106では、推定部62は顔検出処理の結果に基づき図14に示す候補者リスト220を作成する。推定結果登録工程S108では、推定部62は候補者リスト220を登録する。
一方、顔検出処理結果判定工程S104において、正解確率が80パーセント未満の選手のみが特定されていると判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は、顔検出処理の精度が低い場合であり、この場合は解析結果取得工程S110へ進む。解析結果取得工程S110では、推定部62は図13に示す解析結果250を取得する。実施形態に示す80パーセント未満は、基準値未満の一例である。
選手判定工程S112では、解析結果250が選手を表すか否かを判定する。選手判定工程S112において、解析結果250が選手を表していないと判定された場合はNo判定となる。すなわち、解析結果がマスコット、チアガアール、又は球場の観客席等であると判定された場合は、推定結果登録工程S108へ進む。
推定結果登録工程S108では、推定部62は、画像に写っている人物がマスコット、チアガアール、又は球場の観客席等であることを表す推定結果を登録する。
一方、選手判定工程S112において、解析結果が選手を表すと判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は、攻守情報取得工程S114へ進む。攻守情報取得工程S114では、推定部62は、画像データ23の撮像日時を用いて、試合情報25からホームチーム情報、及び攻守情報を取得する。すなわち、攻守情報取得工程S114において、推定部62はホームチームを特定し、攻守を特定する。
シーン照合工程S116では、試合情報25に基づくシーンと、解析結果に基づく攻守の分類とが一致するか否かを判定する。例えば、試合情報25では守備中の場合、解析結果が投手であれば一致と判定される。一方、試合情報25では守備中の場合、解析結果が打者であれば不一致と判定される。
シーン照合工程S116において不一致の場合はNo判定となる。No判定の場合はシーン判定工程S118へ進む。シーン判定工程S118では、推定部62は試合情報25に基づき、撮像時刻のシーンが守備中であるか、攻撃中であるかを判定する。
シーン判定工程S118において攻撃中と判定された場合はNo判定となる。No判定の場合は攻撃選手情報取得工程S120へ進む。攻撃選手情報取得工程S120では、推定部62は試合情報25から撮像時刻に基づき特定されるイニング中において打者であった選手の情報、及び走者であった選手の情報を取得する。選手の情報は選手名、選手コード等の選手を特定し得る情報が含まれる。走者が複数の場合は、全ての走者に対応する選手の情報を取得する。
推定部62は、候補者リスト作成工程S106において、試合情報25から取得した選手の情報を用いて、候補者リスト220を作成する。
一方、シーン判定工程S118において守備中と判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は守備選手情報取得工程S122へ進む。守備選手情報取得工程S122では、推定部62は試合情報25から撮像時刻に基づき特定されるイニング中において守備についていた全ての選手の情報を取得する。推定部62は、試合情報25から取得した選手の情報を用いて、候補者リスト作成工程S106において候補者リスト220を作成する。
シーン照合工程S116において一致と判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は、解析結果を用いてさらに詳細な推定を実施する。攻撃判定工程S124では、推定部62は解析結果に基づく分類が攻撃中であるか否かを判定する。例えば、解析結果が投手、又は野手の場合は守備中と判定され、No判定となる。No判定の場合は、投手判定工程S126へ進む。投手判定工程S126では、推定部62は解析結果が投手であるか野手であるかを判定する。解析結果が野手の場合はNo判定となる。No判定の場合は守備位置判定工程S128へ進む。
守備位置判定工程S128では、推定部62は守備位置が捕手以外の野手であるか否かを判定する。捕手と判定された場合はNo判定となる。No判定の場合は捕手情報取得工程S130へ進む。捕手情報取得工程S130では、推定部62は試合情報25から撮像時刻に基づき特定されるイニング中において捕手として出場していた選手の情報を取得する。
推定部62は、試合情報25から取得した捕手として出場していた選手の情報を用いて、候補者リスト作成工程S106において候補者リスト220を作成する。
一方、守備位置判定工程S128において捕手以外の野手である判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は野手情報取得工程S132へ進む。野手情報取得工程S132では、推定部62は試合情報25から撮像時刻に基づき特定されるイニング中において捕手以外の野手として出場していた全ての選手の情報を取得する。
推定部62は、試合情報25から取得した捕手以外の野手として出場していた全ての選手の情報を用いて、候補者リスト作成工程S106において候補者リスト220を作成する。
投手判定工程S126において投手と判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は、投手情報取得工程S134へ進む。投手情報取得工程S134では、推定部62は試合情報25から撮像時刻に基づき特定されるイニング中において投手として出場していた選手の情報を取得する。また、投手利き手情報取得工程S136において、推定部62は解析結果から利き手情報を取得する。
推定部62は、試合情報25から取得した投手として出場していた選手の情報、及び利き手情報を用いて、候補者リスト作成工程S106において候補者リスト220を作成する。
攻撃判定工程S124において、解析結果が攻撃中と判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は、打者判定工程S138へ進む。打者判定工程S138では、推定部62は解析結果が打者であるか否かを判定する。打者判定工程S138において、解析結果が走者であると判定される場合はNo判定となる。No判定の場合は走者情報取得工程S140へ進む。走者情報取得工程S140では、推定部62は試合情報25から撮像時刻に基づき特定されるイニング中において走者として出場していた全ての選手の情報を取得する。
推定部62は、公式記録情報から取得した走者として出場していた全ての選手の情報を用いて、候補者リスト作成工程S106において候補者リスト220を作成する。
一方、打者判定工程S138において、解析結果が打者と判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は、打者情報取得工程S142へ進む。打者情報取得工程S142では、推定部62は試合情報25から撮像時刻に基づき特定されるイニング中において打者として出場していた選手の情報を取得する。さらに、打者利き手情報取得工程S144において、推定部62は解析結果から打者の利き手情報を取得する。
推定部62は、試合情報25から取得した打者として出場していた選手の情報、及び利き手情報を用いて、候補者リスト作成工程S106において候補者リスト220を作成する。
グループに属する全てのファイルについて、候補者リスト220が作成され、候補者リスト220が特録された後に、調整工程S146へ進む。
調整工程S146では、推定部62はグループに属するファイルについて、推定結果の調整を行う。例えば、同一のグループに属する全てのファイルは、候補者リスト220が一致するはずである。しかし、グループにおいて、候補者リスト220が不一致のファイルが存在する場合は、不一致のファイルの候補者リスト220を調整する。
このようにして導出された推定結果は、ファイルと関連付けされて検索情報記憶装置16に記憶される。
〔推定結果の検証〕
検索情報記憶装置16に記憶されたファイルごとの推定結果を検証してもよい。例えば、複数の候補者が存在する場合、オペレータが目視により画像を確認して、複数の候補者の中から画像に写っている人物を特定してもよい。推定結果の検証は、画像管理システム10と通信可能に接続された端末装置を用いて実施し得る。
すなわち、オペレータは、端末装置を用いて画像管理システム10にアクセスし、図13に示す候補者リスト220をダウンロードし、画像222ごとに画像222に写っている人物を特定し、特定結果を画像管理システム10へ記憶し得る。
[作用効果]
上記の如く構成された画像管理システム、画像管理方法、及びプログラムによれば、以下の作用効果を得ることが可能である。
〔1〕
画像データの被写体を分類する際に、投手、野手、打者、及び走者等のモデルを適用する。これにより、画像データの解析、及び画像データの被写体の推定を高速、かつ高精度に実施し得る。
〔2〕
画像データの被写体が投手、又は打者の場合、利き手を分類する。これにより、画像データの解析、及び画像データの被写体の推定を高精度に実施し得る。
〔3〕
試合開始時刻、及び試合終了時刻と画像データの撮像時刻を参照して、画像データの撮像が試合中であるか否かを特定する。これにより、画像データの解析、及び画像データの被写体の推定を高速、かつ高精度に実施し得る。
〔4〕
イニングの開始時刻、及びイニングの終了時刻と画像データの撮像時刻を参照して、画像データの撮像が攻撃中であるか、守備中であるかを特定する。これにより、画像データのシーン、試合中に発生したイベントを特定し得る。これにより、画像データの被写体の推定を高精度化し得る。
〔5〕
公式記録から試合情報、及び選手情報を取得する。これにより、画像データの解析、画像データの被写体の推定に適用される情報の取得が可能である。
〔6〕
信頼性の高いビッグデータである公式記録を、画像データの解析及び画像データの被写体推定に適用する。これにより、一定の高い精度を有する画像データの解析及び画像データの被写体推定が可能となる。
[他の競技への適用例]
本実施形態では、スポーツの興行としてプロ野球を例示したが、本実施形態に示す画像管理システム、画像管理方法、及びプログラムは、他の競技にも適用可能である。すなわち、公式記録の取得、公式記録から画像データの解析、及び画像データの被写体の推定に適用される情報の抽出が可能な競技は、本実施形態に係る画像管理システム、画像管理方法、及びプログラムを適用し得る。特に、球技、及び攻守が区別し易い競技への適用が比較的容易である。
例えば、本実施形態に示す野球と競技ルールが類似するソフトボールは、本実施形態に示す画像管理システム等の適用が可能である。また、テニス、卓球、及びバドミントンなどのラケットを使用する競技は利き手情報を用いた推定が有効である。フットボール、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、及び水球など、ボールを投げる競技もまた、利き手情報を用いた推定が有効である。
テニス等のネットを挟んで行う競技は、攻守情報としてコート情報を適用することが可能である。コート情報とは、ネットの一方の側の選手であるか、又は他方の側の選手であるかを表す情報を意味する。また、サッカー、バスケットボール、ハンドボール、及び水球など、攻守が区別し難い競技はボールの移動方向、及び選手の移動方向等の情報を取得して攻守を区別し得る。なお、攻撃は得点を取得するための選手の行為を意味し、守備は失点を防ぐための選手の行為を意味する。
[プログラムへの適用例]
上記した画像管理システム10の各部の機能、画像管理方法の各工程の機能は、コンピュータを用いてプログラムを実行することにより実現し得る。例えば、画像データを登録する画像データ登録機能、画像データの被写体の推定に適用する推定情報を試合の公式記録から抽出し、推定情報を取得する推定情報取得機能、複数のモデルを適用して画像データの解析を行い、画像データの被写体をモデルに分類する解析機能、推定情報、及び画像データが分類されたモデルに基づいて、画像データの被写体を推定する推定機能、及び推定機能を用いて導出された推定結果を画像データと関連付けして記憶する推定結果記憶機能をコンピュータに実現させるプログラムを構成し得る。また、このプログラムを記憶したCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、フラッシュROM等の非一時的かつコンピュータ読取可能な記録媒体を構成することも可能である。
以上説明した本発明の実施形態は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜構成要件を変更、追加、削除することが可能である。本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当該分野の通常の知識を有するものにより、多くの変形が可能である。
10 画像管理システム
12 サーバ装置
14 画像データ記憶装置
16 検索情報記憶装置
18 試合情報記憶部
20 撮像装置
21 カメラマン
22 端末装置
23 画像データ
23A 顔領域
23B 領域
23C 特徴領域
24 公式記録記憶装置
24A 公式記録データベース
25 試合情報
30 画像データ取得部
32 事前処理部
33 画像データ記憶部
40 公式記録情報取得部
50 顔検出部
52 選手マスタ取得部
54 フェイスリスト取得部
60 解析部
62 推定部
80 グループ
102 画像処理装置
104 表示装置
105 入力装置
120 制御部
122 メモリ
124 ストレージ装置
126 ネットワークコントローラ
128 電源装置
130 ディスプレイコントローラ
132 入出力インターフェース
134 入力コントローラ
136 バス
140 ネットワーク
200 フェイスリスト
202 正解画像
210 選手マスタ
220 候補者リスト
222 画像
224 候補者名
226 分類情報
228 備考
240 選手情報
S10からS146 画像管理方法の各工程

Claims (13)

  1. スポーツの試合を含む興行において、撮像装置を用いて撮像して得られた画像データを管理する画像管理システムであって、
    画像データを登録する画像データ登録部と、
    前記画像データの撮像時刻の情報を取得する撮影情報取得部と、
    前記画像データの被写体の推定に適用する推定情報を前記試合の公式記録から抽出し、前記推定情報を取得する推定情報取得部と、
    複数のモデルを適用して前記画像データの解析を行い、前記画像データの被写体を前記モデルに分類する解析部と、
    前記推定情報、及び前記画像データが分類されたモデルに基づいて、前記画像データの被写体を推定する推定部と、
    前記推定部の推定結果を前記画像データと関連付けして記憶する推定結果記憶部と、
    を備え
    前記推定情報取得部は、前記推定情報として、前記試合において発生したイベントの時刻範囲の情報、前記イベントに登場する人物の情報、及び前記人物に適用される前記モデルの情報を含む試合情報を取得し、
    前記推定部は、前記イベントの発生時刻範囲と前記画像データの撮像時刻とを照合して前記画像データに該当する前記イベントを特定し、前記推定情報から特定される前記イベントに登場する人物に適用されるモデルと前記解析部が分類した前記画像データの被写体のモデルとを照合して、前記画像データの被写体を推定する画像管理システム。
  2. 前記解析部は、前記被写体が試合中の選手であるか否かを分類する請求項1に記載の画像管理システム。
  3. 前記解析部は、前記被写体が試合中の選手の場合、前記選手が攻撃側であるか守備側であるかを分類する請求項2に記載の画像管理システム。
  4. 前記解析部は、前記被写体が試合中の選手の場合、前記選手が担う役割を分類する請求項2又は3に記載の画像管理システム。
  5. 前記解析部は、前記選手の役割が分類された場合、さらに前記選手の利き手を分類する請求項4に記載の画像管理システム。
  6. 前記解析部は、前記被写体が試合中の選手でない場合、前記被写体を選手以外の人物、又は競技場の風景のいずれかに分類する請求項1から5のいずれか一項に記載の画像管理システム。
  7. 前記画像データから被写体の顔を検出し、検出結果に基づいて前記被写体の正解確率を導出する顔検出部を備え、
    前記顔検出部を用いて導出された正解確率が規定の基準値未満の場合に、前記解析部を用いて前記画像データの解析処理を実施する請求項1から6のいずれか一項に記載の画像管理システム。
  8. 前記推定部は、前記画像データの被写体の候補者リストを作成する請求項1からのいずれか一項に記載の画像管理システム。
  9. 前記候補者リストを表示装置に表示させる信号を前記表示装置へ送信する信号送信部を備えた請求項に記載の画像管理システム。
  10. スポーツの試合を含む興行において、撮像装置を用いて撮像して得られた画像データを管理する画像管理方法であって、
    画像データを登録する画像データ登録工程と、
    前記画像データの撮像時刻の情報を取得する撮影情報取得工程と、
    前記画像データの被写体の推定に適用する推定情報を前記試合の公式記録から抽出し、前記推定情報を取得する推定情報取得工程と、
    複数のモデルを適用して前記画像データの解析を行い、前記画像データの被写体を前記モデルに分類する解析工程と、
    前記推定情報、及び前記画像データが分類されたモデルに基づいて、前記画像データの被写体を推定する推定工程と、
    前記推定工程における推定結果を前記画像データと関連付けして記憶する推定結果記憶工程と、
    を含み、
    前記推定情報取得工程は、前記推定情報として、前記試合において発生したイベントの時刻範囲の情報、前記イベントに登場する人物の情報、及び前記人物に適用される前記モデルの情報を含む試合情報を取得し、
    前記推定工程は、前記イベントの発生時刻範囲と前記画像データの撮像時刻とを照合して前記画像データに該当する前記イベントを特定し、前記推定情報から特定される前記イベントに登場する人物に適用されるモデルと前記解析工程において分類した前記画像データの被写体のモデルとを照合して、前記画像データの被写体を推定する画像管理方法。
  11. スポーツの試合を含む興行において、撮像装置を用いて撮像して得られた画像データを管理するプログラムであって、
    コンピュータに、
    画像データを登録する画像データ登録機能、
    前記画像データの撮像時刻の情報を取得する撮影情報取得機能、
    前記画像データの被写体の推定に適用する推定情報を前記試合の公式記録から抽出し、前記推定情報を取得する推定情報取得機能であり、前記推定情報として、前記試合において発生したイベントの時刻範囲の情報、前記イベントに登場する人物の情報、及び前記人物に適用されるモデルの情報を含む試合情報を取得する推定情報取得機能
    複数の前記モデルを適用して前記画像データの解析を行い、前記画像データの被写体を前記モデルに分類する解析機能、
    前記推定情報、及び前記画像データが分類されたモデルに基づいて、前記画像データの被写体を推定する推定機能であり、前記イベントの発生時刻範囲と前記画像データの撮像時刻とを照合して前記画像データに該当する前記イベントを特定し、前記推定情報から特定される前記イベントに登場する人物に適用されるモデルと前記解析機能を用いて分類した前記画像データの被写体のモデルとを照合して、前記画像データの被写体を推定する推定機能、及び
    前記推定機能を用いて導出された推定結果を前記画像データと関連付けして記憶する推定結果記憶機能を実現させるプログラム。
  12. スポーツの試合を含む興行において、撮像装置を用いて撮像して得られた画像データを管理する画像管理装置であって、
    画像データを登録する画像データ登録部と、
    前記画像データの撮像時刻の情報を取得する撮影情報取得部と、
    前記画像データの被写体の推定に適用する推定情報を前記試合の公式記録から抽出し、前記推定情報を取得する推定情報取得部と、
    複数のモデルを適用して前記画像データの解析を行い、前記画像データの被写体を前記モデルに分類する解析部と、
    前記推定情報、及び前記画像データが分類されたモデルに基づいて、前記画像データの被写体を推定する推定部と、
    前記推定部の推定結果を前記画像データと関連付けして推定結果記憶部へ記憶する記憶制御部と、
    を備え
    前記推定情報取得部は、前記推定情報として、前記試合において発生したイベントの時刻範囲の情報、前記イベントに登場する人物の情報、及び前記人物に適用される前記モデルの情報を含む試合情報を取得し、
    前記推定部は、前記イベントの発生時刻範囲と前記画像データの撮像時刻とを照合して前記画像データに該当する前記イベントを特定し、前記推定情報から特定される前記イベントに登場する人物に適用されるモデルと前記解析部が分類した前記画像データの被写体のモデルとを照合して、前記画像データの被写体を推定する画像管理装置。
  13. 非一時的かつコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    前記記録媒体に格納された指令が、スポーツの試合を含む興行において撮像装置を用いて撮像して得られた画像データを管理するコンピュータによって読み取られた場合に、
    画像データを登録する画像データ登録機能、
    前記画像データの被写体の推定に適用する推定情報を前記試合の公式記録から抽出し、前記推定情報を取得する推定情報取得機能であり、前記推定情報として、前記試合において発生したイベントの時刻範囲の情報、前記イベントに登場する人物の情報、及び前記人物に適用されるモデルの情報を含む試合情報を取得する推定情報取得機能
    複数の前記モデルを適用して前記画像データの解析を行い、前記画像データの被写体を前記モデルに分類する解析機能、
    前記推定情報、及び前記画像データが分類されたモデルに基づいて、前記画像データの被写体を推定する推定機能であり、前記イベントの発生時刻範囲と前記画像データの撮像時刻とを照合して前記画像データに該当する前記イベントを特定し、前記推定情報から特定される前記イベントに登場する人物に適用されるモデルと前記解析機能を用いて分類した前記画像データの被写体のモデルとを照合して、前記画像データの被写体を推定する推定機能、及び
    前記推定機能を用いて導出された推定結果を前記画像データと関連付けして記憶する推定結果記憶機能、
    をコンピュータに実現させる記録媒体。
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