JP2007048283A - マルチループ電圧調整器制御スキームにおける零消去 - Google Patents

マルチループ電圧調整器制御スキームにおける零消去 Download PDF

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Abstract

【課題】 安定な制御ループを備える集積回路化DC電圧調整器を提供する。
【解決手段】 所要シリコン表面積を最小にした制御ループを備える電圧調整器を提供する。電圧調整器の中の電流制限制御ループで発生した電流制限信号を、電圧制御ループと関連づけられた補償セットで生ずる零を最小にするように、分割する。補償セットは、増幅器の入力端子と出力端子との間に直列に接続した抵抗器(零)とキャパシタ(極)とを含み得る。電流制限信号を分割する過程は、上記抵抗器の第1の側にその電流制限信号の第1の部分を注入する過程と、その抵抗器の第2の側にその電流制限信号の第2の部分を注入する過程とを含む。それら第1の部分と第2の部分との比率を、上記増幅器の利得に基づいて、抵抗器の影響が最小になるように定める。
【選択図】図2

Description

この発明はDC電圧調整器に関し、より詳しくいうと、DC電圧調整器における誤差増幅器に関する。この誤差増幅器は電圧制御ループおよび電流制限制御ループの両方について単一の補償解を有するので有利である。
通常の電圧調整器は、多様な動作条件にわたって出力電圧を安定化させるために、電圧制御ループを有する。図1Aは慣用のDC電圧調整器(以下、電圧調整器という)100を示す。この電圧調整器100では、誤差増幅器102からその出力を出力ドライバ103に供給する。出力ドライバ103は通常数百または数千ものトランジスタを備える。一方、出力ドライバ103の出力電圧VOUTは負荷110,すなわち抵抗成分105および容量成分106の両方を有する負荷110に供給する。通常の例では、負荷110を、電圧調整器100を構成する集積回路に外付けする。
電圧調整器100においては、電圧制御ループはVOUTを供給するノードと電圧源VSSとの間に直列に接続した抵抗器108および109を備える。これら抵抗器108および109の間にあるノード111から誤差増幅器102の逆極性入力端子に饋還電圧を供給する。通常バンドギャップ回路101で生ずる基準電圧Vrefを誤差増幅器102の正極性入力端子に供給する。この回路構成において、誤差増幅器102は、抵抗器108および109から成る抵抗性分圧器を用いて上記出力電圧VOUTを測定(すなわちサンプリング)し、誤差増幅器102への入力電圧の等化を容易にすることができる。この電圧制御ループは電圧調整器100の正常動作状態において形成される。
標準的な電圧調整器には、その電圧調整器およびその電圧調整器を搭載した集積回路に破壊的な損傷を与える過大電流状態の回避のためにもう一つの制御ループを併せ備えることができる。例えば、図1Bは、電圧調整器100に付加して変形電圧調整器100’を構成するための電流制限回路104の例を示す。電流制限回路104は、抵抗器120と増幅器123との間に直列に接続した二つのPNPトランジスタ121および122を備える。これらPNPトランジスタ121および122のベースには出力ドライバ103の出力を供給する。PNPトランジスタ121のエミッタと電源電圧VCC源との間には抵抗器120を接続する。増幅器123は、VCC源に第1の入力を、PNPトランジスタ121のエミッタに第2の入力を、PNPトランジスタ122のコレクタに第3の入力をそれぞれ接続した増幅器である。
増幅器123はその出力を饋還ループ経由で出力ドライバ103の入力に供給する。PNPトランジスタ121のコレクタとPNPトランジスタ122のエミッタとの間のノードはPNPトランジスタ121の導通時に出力電圧VOUTを生ずる。この回路構成において、電流制限回路104は出力ドライバ103の出力電流ISENSEを検出する。電流制限状態に達した場合は、増幅器123が過剰電流(すなわち正常電流最大値を超えた電流値)に比例する電流を供給する。この電流がそれに応じて出力ドライバ103への駆動電流を制限し、集積回路上の局部過熱の発生を防止する。
なお、上記出力電圧VOUTが入力電圧VINに対して高すぎる状態になった場合(例えば、VIN−VOUT<150mV)、PNPトランジスタ121が飽和状態になり始め、PNPトランジスタ122を導通状態にする。PNPトランジスタ121の飽和開始時に過剰の電荷キャリアが基板に注入される。それら基板内の過剰の電荷キャリアが電圧調整器100の中の多数の部品の不安定性の原因になる。
一つの実施例では電流制限回路104が上記二つの状態を検出し応答する。より詳細に述べると、いずれの場合も(それら状態が潜在的であっても)増幅器123は、供給される入力を用いて、電流制限状態の程度やPNPトランジスタ121飽和開始時点などに見合った電流を生ずる。なお、念のために挙げれば、増幅器123は二つの入力、すなわちISENSEについての電圧検出差入力(したがって、増幅器123はgm増幅器として作動し得る)と、PNPトランジスタ122への電流検出シングルエンデット入力(したがって、増幅器123は電流増幅器としても作動し得る)を有する。
電圧調整器100’における上記電圧制御ループおよび電流制限制御ループの一方または両方が電圧調整器の不安定化の原因になり得る。すなわち、これら制御ループの各々が電圧調整器の中で負饋還を行わなければならないところ、これら制御ループの中の部品が正帰還を生じて出力電圧VOUTに発振を生じさせ、電圧調整器100’を不安定にする。発振によって、効率的な電圧補正、電流制限状態の解消が妨げられ、電圧調整器100’の後段の集積回路に損傷を与えることも起こり得る。
USP 6 229 289 USP 6 150 798
したがって、この発明の目的は、電圧調整器において安定化した制御ループを構成するシステムおよび方法を提供することである。
この発明の一つの側面によると、電圧調整器の中の制御ループを使用シリコン面積の最小化によって安定化させる。すなわち、電圧調整器の中の電流制限制御ループの発生する電流制御信号を、電圧制御ループ関連の補償セットの零を最小化するように分割し、それによって二つの制御ループの安定化を達成する。上記補償セットは増幅器の入力端子と出力端子との間に直列に接続した抵抗器(零)とキャパシタ(極)とを含む。電流制限信号を分割する過程は、上記抵抗器の一方の側に電流制限信号の第1の部分を注入する過程と、その抵抗器の他方の側にその電流制限信号の第2の部分を注入する過程とを含む。これら第1の部分と第2の部分との比は増幅器の利得に基づいて定め、抵抗器の影響が最小になるようにする。この増幅器を多段誤差増幅器の第2段とする。
例えば、誤差増幅器は第1の増幅器と第2の増幅器とを含み得る。一つの実施例では、その第1の増幅器に差動増幅器を含め、第2の増幅器に電流増幅器を含めることができる。第1の増幅器は、基準電圧源への接続のための第1の入力端子と、電圧制御ループからの信号を受けるための第2の入力端子とを備える。第2の増幅器は第1の増幅器の出力を受ける。上記補償セットを、第2の増幅器の出力と第2の増幅器の入力との間に直列に接続した抵抗器およびキャパシタで構成できる。
誤差増幅器は、電流制限信号を受けて上記補償セットの抵抗器の両側に電流を注入する比率分岐補償回路をさらに含み得る。注入電流の比は第2の増幅器の利得にほぼ等しい。一つの実施例では、この比率分岐補償回路は第1および第2のトランジスタを含み得る。これらトランジスタの各々が、電圧供給源(例えば接地電位点)に接続した端子と、電流制限信号を受けるための制御端子とを備える。しかし、これらトランジスタの各々のもう一つの端子は上記抵抗器のもう一つの側に接続する。一つの実施例では、これら第1および第2のトランジスタを、地気電位供給源を有するNMOSトランジスタで具体化する。この誤差増幅器を、上記以外の点では標準的な電圧調整器に含め得る。
以下にさらに詳述するとおり、比率分岐補償回路は、電圧制御ループおよび電流制限制御ループの両方を、最小シリコン表面積の利用により安定化できるので有利である。すなわち、補償セットの中の抵抗器の影響を最小に(または消去)することによって、これら二つの制御ループに単一の補償コンデンサを共用することができる。
この発明によると、使用シリコン面積を最小に抑えて電圧制御ループと電圧制限制御ループの両方を安定化させることのできる集積回路化したDC電圧調整器が得られる。
電圧調整器の狙いは安定な出力電圧VOUTを提供することである。電圧調整器の中の制御ループは出力電圧VOUTの中に不都合な発振を混入させ得る。この発明の一つの側面によると、「極」と「零」とを、シリコン面積利用効率の良い形で、電圧調整器の安定化に用いるので有利である。
[概説:極と零]
安定なループでは、饋還信号は一般に供給源信号(例えば、電圧調整器では基準電圧が供給源信号である)とは逆の極性を有する。したがって、饋還信号は通常は負饋還信号として特徴づけられる。この負饋還信号は、供給源信号に伴うあらゆる変動の逆極性を備え、安定化出力の発生を確実にする。これと対照的に、正饋還は供給源信号と同極性を備え、そのために、供給源信号のごく小さい変動でも増幅して制御ループの安定性を損なう。
饋還信号は制御ループの中で利得の変動を受け、また位相シフトを受ける。ここでいう位相シフトは制御ループの中で生ずる位相変化の総量を意味する。理想的な負饋還は供給源信号との間の位相ずれ180°、すなわち−180°を始点とする。すなわち、負饋還の位相シフトが180°に達すると、その饋還は正饋還になる。
制御ループの位相シフトはBode曲線、すなわちループ利得を周波数の関数として示したBode曲線を用いて算出できる。単位利得(0dB)で生じた利得の大きさがその制御ループの安定性を定める。「極」は、利得曲線上の勾配変化−20dBの点として定義される。図1Cは極131を含むBode曲線130と、それに対応する位相シフト算出値曲線132とを示す。曲線132に示されるとおり、極は、極周波数の1デケード下の極周波数範囲(実際の式は位相シフト=−arctan(f/fp))、ただし周波数fは周波数fpに位置する極に起因する値)でほぼ−90°の位相シフト変化を生じさせる。これと対照的に、「零」は利得曲線上の勾配変動+20dBの点として定義される。図1Dは「零」141を有するBode曲線と、それに対応する位相シフト算出値曲線142とを示す。曲線142に示されるとおり、「零」は、極周波数の1デケード上および1デケード下の極周波数範囲(実際の式は位相シフト=arctan(f/fp))でほぼ+90°の位相シフト変化を生じさせる。
通常の制御ループには極および零の両方があり、極の各々がBode曲線の勾配を−20dB/デケードで減少させ、零の各々が勾配を+20dB/デケードで増加させる。図1Eは二つの極151および153と二つの零152および154を有するBode曲線150と、それに対応する位相シフト曲線155を示す。この実施例では、1kHzで生ずる極151,10kHzで生ずる零152,100kHzで生ずる極153,および1MHzで生ずる零154に対してDC利得は40dBである。なお、極151および153が−20dB/デケードの勾配を生じ、零152および154がその勾配を0dB/デケードに戻すことに注目されたい。
制御ループが安定であるか否かの判定のために、0dBにおける位相シフト(単位利得クロスオーバー周波数とも呼び、この場合は1MHzである)を算定する。位相シフト曲線155では、極151および153も零152も−90°、+90°および−90°の位相シフトにそれぞれ寄与する。上記単位利得クロスオーバー周波数は100kHzで生ずるので、零154が+90°の位相シフトの全部ではないにしてもほぼ全部に寄与する。より詳しくいうと、最後の極が約60−80°に寄与する(前掲の三つの極からの−90°に比較して)。したがって、最終的な位相シフトは−10乃至−30°である。位相シフトがこの程度であれば制御ループは安定である。
[制御ループ安定度]
電圧制御ループおよび電流制御ループの各構成部品が極または零の形成に寄与する。また、回路には寄生極が生じ得る(寄生零も生じ得る。寄生零は零と同じ振幅効果をもたらすが極に似た位相シフトを生じさせる右半分平面零(RHPZ)として作用する。利得段は通常いくつかの極と一つのRHPZとを有するが、寄生零による制御ループ中の利得および位相の余裕度の劣化効果は、周波数が高いために、通常はごく小さい)。したがって、両制御ループの安定動作を確保する(すなわち負饋還の発生を確保する)には伝達関数の分析が重要である。上述の安定性の達成のための追加の部品の導入および配置を次に述べる。
図2は所要シリコン面積最小で安定な制御ループを形成できる単純化した電圧調整器を示す。この実施例において、誤差増幅器210は、基準電圧101および電圧制御ループからの信号を受ける差動増幅器201を含む。差動増幅器201の出力を電流増幅器202に供給し、その電流増幅器202の出力を出力ドライバ103に供給する。
制御ループの利得および位相特性を制御するために、容量の大きい補償キャパシタ(図示してない)を用い得る。この大容量補償キャパシタは極の発生に寄与するが、この部品の寄与による位相シフトは、電圧調整器のそれ以外の極および零に加わって、総合的にはやはり負饋還動作をもたらす。しかし、大容量補償キャパシタの利用は電圧調整器の動作速度を大幅に低下させ、しかもシリコン面積の増加を伴うので、電圧調整器の市場性を損なう。
上記制御ループの各々により小さい補償キャパシタを用いることもできる。しかし、補償キャパシタはいずれも貴重なシリコン基板表面積を大きく占めるので、システムに集積化するにはコスト高の部品になる。したがって、一つの補償キャパシタを電圧制御ループおよび電流制限ループの両方に共用するのが望ましい。
電圧調整器内で補償回路素子を共用にする際の主な障害は、電圧制御ループのための標準的な補償ループがあることである。図2に示すとおり、この補償ループはノード209および203の間に直列接続した抵抗器205および補償キャパシタ204から成る。これらキャパシタ204および抵抗器205は、電圧制御ループの安定動作確保に十分な利得および位相シフトを生じている過渡状態の期間中に、最適動作を提供できるように調整できるので有利である。
高性能電圧調整器の一つの狙いは、出力ドライバの駆動を安定化させることである。したがって、電圧調整器の中の誤差増幅器の利得はかなり大きくしてある。しかし、利得を大きくする必要があるために、また、あるプロセス条件の影響で、電流制御回路の増幅器は、図1Bの構成の誤差増幅器に所望の電流制限補正、すなわち誤差増幅器の出力の補正を達成することができないことがあり得る。
したがって、誤差増幅器の内側段、すなわち出力段よりも大幅に低い利得(およびずっと小さい電流)を有する内側段に電流制限補正を施し、それによって電流制限回路104の性能を高めるのが望ましい。なお、電流制限回路104の出力、すなわちライン124上の信号を誤差増幅器210の中のノード211に供給するだけでは、電圧制御ループと同じ零を有する伝達関数を生じて不都合な正饋還を起こすだけである。
ライン124上の信号をノード212に供給するだけではループ不安定性がさらに高くなり得る。すなわち、極および零を備える回路に電流パルスを加えると初期階段状波形(例えば抵抗器から成る零により)が生じ、それに続く漸増波形(例えばキャパシタから成る極により)が生ずる。この階段状および漸増波形は、パルスがノード211だけに印加された場合に起こる。しかし、パルスが212に印加された場合はそのパルスはキャパシタ204経由でノード203および増幅器202に瞬時に転送され、増幅器202で反転される。この段階での初期応答は漸増の始まる前に逆方向に階段状に変動する応答である。短時間ベースの入力波形の反転がRHPZの特徴である。このように、ノード212またはノード211にパルスを印加すると、常に零、すなわち左半分平面零または右半分平面零が生ずる。これら二つの種類の零はともに上述の電流制限ループに有害である。
したがって、この発明の一つの側面によると、電流制限回路104からの信号を分割してそれら分割ずみの信号をノード211および212の両方に供給するのに、比率分岐補償回路206を用いる。この信号分割のために、比率分岐補償回路206は二つのバッファ回路207および208を備える。図3を参照してさらに述べると、バッファ回路207および208は、電流増幅器202の利得に基づき、特定の値の電流をノード212および211にそれぞれ供給し、抵抗器205(すなわちRzero)の影響を相殺しやすくする。この相殺によって、単一の補償キャパシタ204(すなわち極)を共用するループ全部を安定化することができ、シリコン表面積の最小化が達成できるので有利である。さらに、この相殺により、電流制限状態におけるループ不安定化に対する懸念なく正常動作でのループ安定達成のための調整が可能になるので有利である。
[誤差増幅器]
図3は比率分岐補償回路を含む誤差増幅器の具体例を示す。この実施例において、差動増幅器201はPNPトランジスタ301,302,312および313,並びに抵抗器320,321および322を備える。PNPトランジスタ301のベースおよびコレクタは電流源(IBBN)に接続し、エミッタは電圧源VCCに接続する。PNPトランジスタ302のエミッタは電圧源VCCに接続し、ベースはPNPトランジスタ301のベースに接続し、コレクタはPNPトランジスタ312および313のエミッタに接続する。これらPNPトランジスタ312および313のベースは基準電圧REFおよび負の入力信号(INn)(すなわち電圧制御ループ上の信号)をそれぞれ受ける。また、PNPトランジスタ312および313のコレクタは抵抗器320および321をそれぞれ経て接地電位点GNDにそれぞれ接続する。
差動増幅器201は、NPNトランジスタ314,315および318並びに抵抗器322を含む電流増幅器202への差動出力を供給する。より詳しく述べると、PNPトランジスタ312および313のコレクタはNPNトランジスタ318および315のエミッタにそれぞれ接続されていて差動出力を供給する。NPNトランジスタ314のエミッタは抵抗器322経由で接地電位点GNDに接続してある。NPNトランジスタ314,315および318のベースはNPNトランジスタ314のコレクタに共通に接続してある。この構成において、ダイオード接続のNPNトランジスタ314がNPNトランジスタ315および316のバイアスを設定する。抵抗器3210,321および322の値は、PNPトランジスタ312および313からの電流による抵抗器320および321の電圧降下が抵抗器322の電圧降下と同じになるように、それによって差動増幅器201および電流増幅器202をバランスさせるように設定する。このようにして、入力信号の変動の正確な鏡像をNPNトランジスタ315および318で生ずるようにする。
この実施例において、比率分岐補償回路206はバッファ回路206および207を構成するNMOSトランジスタ(図3でもNMOSトランジスタ206および207として表示)を含む。NMOSトランジスタ206および207のソースは接地電位点GNDに接続し、ゲートは電流制限回路(CLimit)からの信号を受けるように共通に接続し、ドレーンはそれ自身のゲートに接続する。NMOSトランジスタ323は増幅器330(後述)の一部を構成する。NMOSトランジスタ323は、ダイオード接続により、NMOSトランジスタ206および207への実際のバイアス値をセットアップし、それによって電流値を設定する。より詳しく述べると、NMOSトランジスタ323の大きさで電流制限ループの利得が定まる。
増幅器330は電流増幅器202からの差動電流を受けて電圧を発生し、トランスインピーダンス増幅器として作用する。この実施例では、増幅器330はPNPトランジスタ303,304,305,308および309,並びに抵抗器306および307を含む。PNPトランジスタ304および305のエミッタを電圧源VCCに接続し、ベースを抵抗器306および307の間のノードに共通に接続する。PNPトランジスタ304のコレクタを抵抗器306のもう一つの端子、NPNトランジスタ315のコレクタ、およびPNPトランジスタ308のベースに接続する。PNPトランジスタ305のコレクタは抵抗器307のもう一つの端子、NPNトランジスタ318のコレクタおよびトランジスタ309のベースに接続する。PNPトランジスタ308および309のエミッタは電圧源VCCに接続する。PNPトランジスタ308のコレクタは、NMOSトランジスタ326のゲートおよびドレーン並びにNMOSトランジスタ327のゲートに接続する。PNPトランジスタ309のコレクタはNMOSトランジスタ327のドレーンに接続する。NMOSトランジスタ326および327のソースは接地電位点GNDに接続する。
この構成回路において、ノード312は増幅器330の出力を表す。抵抗器306および307の大きさ、並びにPNPトランジスタ308および309の大きさで増幅器330の電流利得が定まる。増幅器330は余分のDCバイアスを要することなく制御ずみの電流利得をもたらすので有利である。
NMOSトランジスタ206および207の大きさの比を算出することは、抵抗器205の影響、すなわちRzeroの影響の解消を容易にするのに重要である。抵抗器205はNMOSトランジスタ206および207のドレーン相互間に接続してある。これと対照的に、NPNトランジスタ318のエミッタとNMOSトランジスタ206のドレーンとの間にはキャパシタ204(Ccomp)を接続してある。
ここで、持続時間の短いパルスに対してキャパシタが短絡されるものとする。また、NPNトランジスタ318のエミッタにおける実効抵抗が抵抗器205の抵抗値よりもずっと小さいものとする。その場合は、ノード212および211への電流パルスの供給によってノード312の電流値の3倍の電流パルスが生ずる。ノード212および211におけるパルスと同時並行的に上記3倍の電流値の電流パルスをノード312に加えると、抵抗器205の正味電流は零になる。すなわち、増幅ずみのパルスの影響はほぼ消去されている。したがって、抵抗値205の大きさは重要でない。
電流増幅器202の利得に基づきNMOSトランジスタ206および207の大きさの比を、抵抗器205の反対側への供給電流を適切な値にするように選び、それによってRzeroの効果を実効的に消去できるので有利である。例えば、電流増幅器202の利得を3とすると、NMOSトランジスタ206でM=1となりNMOSトランジスタ207でM=3になり得る。このようにして、ノード212に得られる注入電流は電流増幅器202により3倍に増幅され、ノード211に得られる注入電流は、増幅なしで、ノード212における注入電流の3倍になる。したがって、注入された電流は抵抗器205には現れず、Rzeroの影響が相殺される。Rzeroが相殺されると、キャパシタの影響、すなわちCcompだけが電流制限ループ(CLimit)で「見られる。」(すなわち、キャパシタ204の充電開始に十分な時間の経過ののち)。
一つの実施例では、抵抗器205の抵抗値は100乃至300キロオームまたはそれ以下の値、例えば10乃至40キロオーム程度とする。この発明の一つの側面によると、比率分岐補償回路206において選んだ比率が電流増幅器202のもたらす利得に近ければ(例えば差が25%以下)、Rzeroの影響は負饋還を確保するのに十分に小さく抑え得る。
エミッタを電圧源VCCに接続しコレクタをNMOSトランジスタ311のドレーンに接続したPNPトランジスタ310のベースに電流信号IBBNを供給する。NMOSトランジスタ311はそのソース接地電位点GNDに接続し、一方、PNPトランジスタ309のコレクタおよびNMOSトランジスタ207のドレーンに接続する。PNPトランジスタ310のコレクタおよびNMOSトランジスタ311のドレーンは誤差増幅器の出力電圧OUTを生ずる。
ノード312における出力信号のバランスした状態を確保するために、上述の信号との対称をもたらす付加部品を含めることができる。例えば、PNPトランジスタ304および308並びに抵抗器306を、PNPトランジスタ305および309並びに抵抗器307との対称をもたらすように、それぞれ含めることができる。一方、NMOSトランジスタ326および327で、ノード312における電圧をさらにバランスさせるように、鏡像回路を構成できる。なお、これらトランジスタ326および347は出力デバイス311と同じMOSFET製造技術で形成できる。ノード312における信号不平衡は有害である(すなわち、入力オフセットに備えた補正を行うように上述の制御ループをトリガする)ので、誤差増幅器300の構成部品は形状の対称性を高めることができて有利である。
この発明の実施例を図面を参照して上に詳述したが、この発明がこれら実施例のみに限定されるものでないことを理解されたい。これら実施例は網羅的に挙げることを意図するものではない。数多くの改変および変形が可能であることは明らかであろう。
例えば、電圧調整器300には特定のMOSFETおよびバイポーラトランジスタを用いたが、他の実施例では電極接続を同様に施した反対導電型のトランジスタ(すなわちNMOSの代わりにPMOS、NPNの代わりにPNPなど)を用いることもできる。さらに、MOSFETトランジスタをバイポーラの代わりに採用したり、その逆にしたりすることもできる。例えば、図3の実施例においてNMOSトランジスタ206および207に代えてNPNトランジスタを用いることもできる。したがって、電圧調整器300は、検出対象の回路動作状態に応じた適切なMOSFETおよびバイポーラトランジスタで具体化できる。
他の実施例では、上述の差動増幅器および電流増幅器に代えて演算増幅器を用いることもできる。したがって、総括的にいうと、誤差増幅器は、第1および第2の増幅器を含み、第2の増幅器の中の二つのノードに接続した比率分岐補償回路を併せ備えることだけを特徴とする回路とすることができる。さらに、他の実施例では、上記比率分岐補償回路を、二つのノードへの電流注入型でなく、二つのノードへの電圧注入型とすることもできる。
したがって、この発明の範囲は、別掲の特許請求の範囲およびそれら特許請求の範囲記載の構成要素の均等物に及ぼすことを意図するものである。
動作の安定した高度集積型のDC電圧調整器として携帯電話など電池駆動式の超小型電子装置の費用効率の改善に広く利用できる。
電圧制御ループを含む単純なDC電圧調整器を示す図。 電圧制御ループおよび電流制限制御ループの両方を含む電圧調整器を示す図。 極のBode曲線とその対応の位相シフトとを示す図。 零のBode曲線とその対応の位相シフトとを示す図。 複数の極のBode曲線とその対応の位相シフトとを示す図。 比率分岐補償回路を含む電圧調整器の例を示す。この比率分岐回路は電圧制御ループおよび電流制限制御ループの両方に対する単一補償解手法を提供できる。 上記比率分岐補償回路の具体例を含む誤差増幅器の例を示す図。
符号の説明
図において共通な参照数字は互いに共通な構成部分を示す。
100,100’、200 DC電圧調整器(電圧調整器)
101 バンドギャップ回路
102,210 誤差増幅器
103 出力ドライバ
108,109 抵抗器
110 負荷
104 電流制限回路
123 増幅器
206 比率分岐補償回路

Claims (18)

  1. 誤差増幅器であって、
    基準電圧を受ける第1の入力端子と電圧制御ループからの信号を受ける第2の入力端子とを有する第1の増幅器と、
    前記第1の増幅器の出力を受ける第2の増幅器と、
    前記電圧制御ループに関連づけられ、前記第2の増幅器の出力と前記第2の増幅器の入力との間に直列に接続した抵抗器およびキャパシタを含む補償セットと、
    電流制限回路からの信号を受けるとともに前記補償セットの前記抵抗器の両側に電流を注入する比率分岐補償回路と
    を含む誤差増幅器。
  2. 前記第1の増幅器が差動増幅器を含み、前記第2の増幅器が電流増幅器を含む請求項1記載の誤差増幅器。
  3. 前記注入された電流の比が前記第2の増幅器の利得とほぼ等しい請求項1記載の誤差増幅器。
  4. 前記比率分岐補償回路が、
    前記抵抗器の第1の側に接続した第1の端子、電圧源に接続した第2の端子、および前記電流制限回路からの前記信号を受ける制御端子を含む第1のトランジスタと、
    前記抵抗器の第2の側に接続した第1の端子、前記電圧源に接続した第2の端子、および前記電流制限回路からの前記信号を受ける制御端子を含む第2のトランジスタと
    を含む請求項1記載の誤差増幅器。
  5. 前記第1および第2のトランジスタがNMOSトランジスタを含み、前記電圧源が接地されている請求項1記載の誤差増幅器。
  6. 電圧調整器において制御ループを安定化する方法であって、
    前記電圧調整器の中の電流制限制御ループから電流制限信号を受ける過程と、
    電圧制御ループに関連づけられた補償セットに生じた零を最小化するように前記電流制限信号を分割し、それによって前記電圧制御ループおよび前記電流制限制御ループの両方を安定化する過程と
    を含む方法。
  7. 前記補償セットが前記零を生ずる抵抗器を含み、前記電流制限信号を分割する過程が、
    前記抵抗器の第1の側に前記電流制限信号の第1の部分を注入する過程と、
    前記抵抗器の第2の側に前記電流制限信号の第2の部分を注入する過程と
    を含み、
    それによって前記抵抗器の影響を最小にする
    請求項6記載の方法。
  8. 前記補償セットが零を含み、前記電流制限信号を分割する過程が、
    前記零を最小にするように分割ずみの前記電流制限信号を供給する過程
    を含む請求項6記載の方法。
  9. 電圧調整器であって、
    比率分岐補償回路を有する誤差増幅器と、
    前記誤差増幅器の出力を受けるように接続された駆動回路と、
    前記駆動回路の出力を受けるように接続され、電流制限制御ループのための電流制限信号を発生する電流制限回路と、
    前記電流制限回路の出力を受けるように接続され、前記誤差増幅器への入力信号を供給する電圧制御ループと、
    前記電圧制御ループと関連づけられ、零および極を含む補償セットと
    を含み、
    前記比率分岐補償回路が前記補償セットの中の零を最小化するように前記電流制限信号を分割し、前記電圧制御ループおよび前記電流制限制御ループの両方を安定化する
    電圧調整器。
  10. 前記比率分岐補償回路が、前記電流制限信号を受けて前記零の発生のための互いに異なる側に出力を供給する二つのバッファ回路を含む請求項9記載の電圧調整器。
  11. 誤差増幅器であって、
    基準電圧を受ける第1の入力端子と電圧制御ループからの信号を受ける第2の入力端子とを有する差動増幅器と、
    前記差動増幅器の出力を受ける電流増幅器と、
    前記電圧制御ループに関連づけられ、前記電流増幅器の出力と前記電流増幅器の入力との間に直列に接続した抵抗器およびキャパシタを含む補償セットと、
    電流制限回路からの信号を受けるとともに前記補償セットの前記抵抗器の両側に電流を注入する比率分岐補償回路と
    を含む誤差増幅器。
  12. 前記比率分岐補償回路が、
    第1の電圧源に接続したソースと、前記抵抗器の第1の接続点、すなわち前記抵抗器および前記キャパシタの間に位置する第1の接続点に接続したドレーンとを有する第1のNMOSトランジスタと、
    前記第1の電圧源に接続したソースと、前記抵抗器の第2の接続点に接続したドレーンとを有する第2のNMOSトランジスタと、
    を含み、前記第1および第2のNMOSトランジスタのゲートが電流制限回路出力を受ける請求項11記載の誤差増幅器。
  13. 前記第1の電圧源に接続したソースと、前記電流制限回路出力を受けるドレーンおよびゲートとを有する第3のNMOSトランジスタをさらに含む請求項12記載の誤差増幅器。
  14. 前記差動増幅器が、
    電流源に接続したベースおよびコレクタと、第2の電圧源に接続したエミッタとを有する第1のPNPトランジスタと、
    前記第2の電圧源に接続したエミッタと、前記第1のPNPトランジスタのベースに接続したベースとを有する第2のPNPトランジスタと、
    前記第2のPNPトランジスタのコレクタに接続したエミッタと、基準電圧を受けるベースとを有する第3のPNPトランジスタと、
    前記第2のPNPトランジスタのコレクタに接続したエミッタと、電圧制御ループ信号を受けるベースとを有する第4のPNPトランジスタと、
    前記第3のPNPトランジスタのコレクタおよび前記第1の電圧源の間に接続した第2の抵抗器と、
    前記第4のPNPトランジスタのコレクタおよび前記第1の電圧源の間に接続した第3の抵抗器と
    を含む請求項11記載の誤差増幅器。
  15. 前記電流増幅器が、
    ベース、コレクタおよびエミッタを有する第1のNPNトランジスタと、
    前記第4のPNPトランジスタの前記コレクタに接続したエミッタ、ベースおよびコレクタを有する第2のNPNトランジスタと、
    前記第3のPNPトランジスタの前記コレクタに接続したエミッタ、および前記第1および第2のNPNトランジスタのベースおよび前記第1のNPNトランジスタのコレクタに接続したベースを有する第3のNPNトランジスタと
    を含み、
    前記第1の抵抗器の前記第1の接続点がまた前記キャパシタの第1の接続点であり、前記キャパシタの第2の接続点が前記第3のNPNトランジスタのエミッタに接続されており、前記第1および第3のNPNトランジスタのコレクタが増幅回路に接続可能であり、
    前記第1の電圧源と前記第1のNPNトランジスタのエミッタとの間に接続した第4の抵抗器
    をさらに含む請求項14記載の誤差増幅器。
  16. 前記増幅回路が、
    前記第2の電圧源に接続したエミッタ、前記第2のPNPトランジスタのベースに接続したベース、および前記第1のNPNトランジスタのコレクタに接続したコレクタを有する第5のPNPトランジスタと、
    前記第2の電圧源に接続したエミッタ、および前記第2のNPNトランジスタのコレクタに接続したコレクタを有する第6のPNPトランジスタと、
    前記第2の電圧源に接続したエミッタ、前記第3のNPNトランジスタのコレクタに接続したコレクタ、および前記第6のPNPトランジスタのベースに接続したベースを有する第7のPNPトランジスタと、
    前記第2の電圧源に接続したエミッタ、前記第6のNPNトランジスタのコレクタに接続したベース、および前記第1の電圧源に接続したコレクタを有する第8のPNPトランジスタと、
    前記第2の電圧源に接続したエミッタ、前記第7のNPNトランジスタのコレクタに接続したベース、および前記第1の電圧源に接続したコレクタを有する第7のPNPトランジスタと、
    前記第6および第7のPNPトランジスタのゲートに接続した第1の接続点、および前記第6のPNPトランジスタのコレクタに接続した第2の接続点を有する第5の抵抗器と、
    前記第6および第7のPNPトランジスタのゲートに接続した第1の接続点、および前記第7のPNPトランジスタのコレクタに接続した第2の接続点を有する第6の抵抗器と
    を含む請求項15記載の誤差増幅器。
  17. 前記第1の電圧源に接続したソース、および前記第8のPNPトランジスタのコレクタに接続したゲートおよびドレーンを有する第5のNMOSトランジスタと、
    前記第1の電圧源に接続したソース、前記第5のNMOSトランジスタのゲートに接続したゲート、および前記第9のPNPトランジスタのコレクタに接続したドレーンを有する第6のNMOSトランジスタと
    をさらに含む請求項16記載の誤差増幅器。
  18. 前記第1の電圧源に接続したソース、前記第9のPNPトランジスタのコレクタおよび前記第1の抵抗器の前記第2の接続点に接続したゲート、および前記誤差増幅器の出力端子に接続したドレーンを有する第4のNMOSトランジスタと、
    前記第2の電圧源に接続したエミッタ、前記第5のPNPトランジスタのベースに接続したベース、および前記誤差増幅器の出力端子に接続したコレクタを有する第10のPNPトランジスタと
    をさらに含む請求項17記載の誤差増幅器。
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