JP2007047963A - 同報通信のための電子メールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】
メール送信者がメール受信者単位に送信メールの重要箇所及び不要箇所を指定でき、メール受信者が受信メールの重要箇所を容易に判断することができる同報通信のための電子メールシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】
複数の宛先に同報通信で送信する際、メール本文中の所定の項目に対して当該項目を強調表示および/または不可視表示する宛先を指定する。メール本文を前記複数の宛先ごとのメールボックスにそれぞれ格納する際、その宛先が前記強調表示および/または不可視表示する項目に指定されている宛先であったときは、自動的に前記メール本文中の当該項目部分を強調表示および/または不可視表示する表現形式に変換して格納する。これにより、各メール受信者の端末上では、その受信者にとって特に重要な部分が強調表示され、また、その受信者にとって不要な部分が不可視表示される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メール送信者が受信者単位に送信メールの重要箇所を指定でき、メール受信者が受信メールの重要箇所を容易に判断できる電子メールシステムに関するものである。
従来、社内のローカルエリアネットワークシステムやインターネット通信網に接続されたさまざまな端末システムにより、多数の利用者が、電子メールシステムを利用している。多数の利用者が電子メールシステムを利用している状況においては、送受信される電子メールの数が多くなり、そのため、電子メールシステムが有効に活用されない状況が生じてきている。
電子メールシステムにおいては、例えば、メール受信者が多数の電子メールを受信した場合、メール受信者は、メール本文を読み捨てる、あるいはメール主題だけで判断し、メール本文を読むことすらしない場合がある。また、メール受信者が非常に長い本文のメールを受信した場合、メール受信者は、メール本文を斜め読みする場合がある。そのような場合、メール送信者はメール受信者にメール本文にて用件を伝えたと思っていても、メール受信者には用件が正しく伝わっていない状況が生じてしまうことが起こり得る。
このような問題を解決するための技術として、例えば下記特許文献1及び特許文献2に記載の技術が知られている。
下記特許文献1に記載のものは、メール送信者がメール受信者それぞれに対して個別に重要度情報を付加してメールを送信できるようにし、メール受信者は、この重要度情報を利用することにより、自分にとってどのような重要度を持ったメールであるかを確実に判断することができるようにしたものである。
また、下記特許文献2に記載のものは、メール受信者側にメールの重要度を表すキーワードを記憶しておき、メールを受信したらメール本文から前記キーワードを検索し、キーワードが検索された場合、メール本文中の前記キーワードの表示形態を変えて表示するとともに、メール表題に前記キーワードの位置をメール本文における行番号で表示することにより、メール受信者が受信メールの重要箇所を瞬時に判断できるようにしたものである。
特開平7−288544号公報 特開2003−22241号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、メール受信者が受信したメールが自分にとってどの程度重要なものであるかを判断することはできるものの、例えばメール本文中にメール受信者にとって必ずしも重要でない文があったとしても、メール受信者は重要と設定されたメールについてはメール本文に全て目を通さなければならなくなる。そのようなケースが続くと、メール受信者は重要と設定されているメールであっても、受信したメール本文が長い場合には斜め読みや読み飛ばしするケースが増え、メール送信者の真意がメール受信者に正しく伝わらない問題は残る。
また、特許文献2に記載の技術では、重要度を表すキーワードをメール受信者が登録するため、メール送信者の真意を表すキーワードがメール受信者側に記憶されていなければ、メール受信者がメール送信者の真意を表すメール本文を読み飛ばすことになり、やはりメール送信者の真意がメール受信者に正しく伝わらない問題は残る。
本発明は、上述したような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、メール送信者がメール受信者単位に送信メールの重要箇所及び不要箇所を指定でき、メール受信者が受信メールの重要箇所を容易に判断することができる同報通信のための電子メールシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子メールシステムは、複数の宛先に対して同報通信のメールを送信する電子メールシステムであって、作成したメール本文を同報通信する複数の宛先を特定するための情報を指定するとともに、該メール本文中の所定の項目に対して当該項目を強調表示および/または不可視表示する宛先を指定する手段と、前記メール本文を前記複数の宛先ごとのメールボックスに格納する際、その宛先が前記強調表示および/または不可視表示する項目に指定されている宛先であったときは、前記メール本文中の当該項目部分を強調表示および/または不可視表示する表現形式に変換する手段と、前記宛先ごとにメールボックスに格納されたメール本文を、各宛先の受信クライアントに送信する手段とを備えることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明の電子メールシステムにおいては、複数の宛先に同報通信で送信する際に、メール本文中の所定の項目に対して当該項目を強調表示および/または不可視表示する宛先を指定することができる。そのような指定をしたメールについては、メール本文が前記複数の宛先ごとのメールボックスにそれぞれ格納される際、その宛先が前記強調表示および/または不可視表示する項目に指定されている宛先であったときは、自動的に前記メール本文中の当該項目部分が強調表示および/または不可視表示する表現形式に変換されて格納される。これにより、各メール受信者の端末上では、その受信者にとって特に重要な部分が強調表示され、また、その受信者にとって不要な部分が不可視表示される。すなわち、本発明の電子メールシステムによれば、メール送信者が複数のメール受信者へ電子メールを送信すると、その受信者にとって関連する部分のみが自動的に可視表示されるとともに、その中で特に重要な部分があれば自動的に強調表示される。これにより、メール受信者はその受信者にとって関連する部分の参照が容易になるとともに、その中で特に重要な部分を容易に認識することができる。
なお、受信クライアントに対して送る電子メール情報に、不可視表現した箇所を示す不可視表現情報を含めて送るようにし、受信クライアント側では不可視表現と可視表現を切替えることができるようにしてもよい。これにより、メール受信者は、必要に応じ、メール送信者がその受信者にとって不要と判断した部分を参照することができる。
本発明に係る同報通信のための電子メールシステムによれば、メール送信者はメール受信者それぞれに対してメール送信者の意図を確実に伝えることができ、また、メール受信者はメール送信者の意図を容易に判断することができ、電子メールシステムを有効に活用することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子メールシステムの概略構成を示す。このシステムは、送信クライアント11、メールサーバ12、及び複数の受信クライアント13を備える。受信クライアント13は1台のみ図示したが、同様の構成の受信クライアントが複数備えられているものとする。送信クライアント11、メールサーバ12、及び受信クライアント13は、社内のローカルエリアネットワークシステムやインターネット通信網に接続されたさまざまな端末システムに対応する。
メールサーバ12は、送信クライアント11から送信された送信情報を受信するメール受信手段14、受信した送信情報中の受信者固有情報に基づいて、自動的にメール受信者毎にその表現形式を変更して、受信者毎に異なる電子メール情報を作成する表現形式変更手段15、及び、受信者毎に異なる電子メール情報を各メール受信者に送信するメール送信手段16を備える。また、メールサーバ12は、同報通信のためのメーリングリスト名、該メーリングリストに含まれる宛先のメールアドレスや氏名等を管理する宛先データベース17、及び、表現形式変更手段15が作成した受信者毎に異なる電子メールを格納するメールボックス(BOX)18を備える。受信クライアント13は、電子メール情報受信手段21、不可視情報記憶手段22、表示手段23、及び表示切替手段24を備える。なお、これらの各手段は、サーバやクライアントを構成するコンピュータ上で所定のソフトウェアを実行することにより実現されるものである。
図1のシステムの動作の概要を説明する。同報通信のための電子メールを送信するメール送信者は、送信クライアント11上でメール本文を作成し、メール本文に対してメール受信者毎に表現形式を変更したい部分に表現形式変更を指定し、同報通信の宛先を指定する。そして、これらを含む送信情報をメールサーバ12に送信する。
メールサーバ12は、まず、送信クライアント11から送信された送信情報を、メール受信手段14で受信する。受信した送信情報は、表現形式変更手段15に渡される。表現形式変更手段15は、宛先データベース17を参照し、送信情報中の電子メール情報を同報通信する宛先別に振り分け、それらの宛先毎の電子メール情報のそれぞれについて、宛先毎に指定された部分の表現形式を変更し、メールBOX18に格納する。そして、メール送信手段16で、メールBOX18に格納された各電子メール情報を、宛先に対応する各受信クライアント13にそれぞれ送信する。なお、メール送信手段16から各受信クライアント13への電子メール情報の送信は、それぞれの受信クライアント13が電源オンされ電子メール情報受信手段21が起動されたタイミングで行われるものである。
各受信クライアント13上では、電子メール情報受信手段21により、自分宛の電子メール情報を受信する。受信クライアント13の各手段の動作の詳細については後述するが、受信クライアント13では、受信したメール本文中のメール受信者に関連する部分が、指定された表現方法で表示される。これにより、メール受信者は、自分にとって重要な部分のみを参照することができる。
次に、図1の電子メールシステムの動作について詳細に説明する。
図2は、図1の電子メールシステムにおける、送信クライアント11側の送信処理を示すフローチャートである。送信クライアント11では、まず、メール送信者がメール本文を作成し(ステップS1)、メール送信者が指定した強調宛先をメール本文に付加する(ステップS2)。
図3は、メール送信者が作成したメール本文例を示す図である。図の左側の「本日、以下の日程で会議を行います」以降の各行が、作成したメール本文である。このメール本文の各行が、強調表示を指定できる1つ1つの項目となる。メール送信者は、各メール受信者毎に強調表示させたい項目に対して、強調宛先を強調宛先指定部分に指定する。図中の「強調宛先」と表示された下側に、各項目の強調宛先を指定する。
強調宛先は、宛先データベース17に格納されているメーリングリスト名に対応するメール受信者を特定する情報のうちのいずれかを用いて指定する。メール受信者を特定する情報としては、メールアドレス、氏名、所属、年令、及び住所などがある。例えば、メール送信者が、メール受信者の氏名を入力した場合、図4のような送信情報が生成される。
図4は、メール送信者が、作成したメール本文に強調宛先を指定した場合の送信情報例を示す図である。図4において、項目「10:00〜12:00、A会議室」に対して強調宛先として“Aさん”が、項目「13:00〜15:00、B会議室」に対して強調宛先として“Bさん”が、項目「15:00〜17:00、B会議室」に対して強調宛先として“Aさん、Bさん”が、それぞれ指定されている。このように、強調宛先には、複数の氏名を指定することもできる。
次に、メール送信者は、各メール受信者毎に不可視としたい項目に対して、不可視宛先を指定する(ステップS3)。不可視宛先は、強調宛先と同様の情報で指定する。例えば、メール送信者が、メール受信者のメールアドレスを入力した場合、図5のような送信情報が生成される。
図5は、メール送信者が、作成したメール本文に強調宛先と不可視宛先を指定した場合の送信情報例を示す図である。図5において、項目「・機能bレビュー」と「13:00〜15:00、B会議室」に対して不可視宛先として“A@company.jp”が、項目「・機能aレビュー」と「10:00〜12:00、A会議室」に対して不可視宛先として“B@company.jp”が、それぞれ指定されている。ここでは、不可視宛先として1人のメールアドレスだけを指定しているが、強調宛先と同様に、複数のメールアドレスを指定することもできる。
次に、送信クライアント11は、メール送信者が指定したメーリングリスト名を、同報宛先としてメール本文に付加する(ステップS4)。そして、メール本文、強調宛先、不可視宛先、及び同報宛先の各情報を含む送信情報をメールサーバ12に送信して(ステップS5)、処理を終了する。
図6は、送信クライアント11から送信情報を受信したメールサーバ12の処理を示すフローチャートである。メールサーバ12は、まず、メール本文、強調宛先、不可視宛先、及び同報宛先の各情報を取得し(ステップS11)、宛先データベース17から、その同報宛先に対応する1人のメール受信者の受信者特定情報を取得する(ステップS12)。
図7は、宛先データベース17の例を示す図である。この宛先データベース17には、メーリングリスト名“Aプロジェクト”として“Aさん”、“Bさん”、“Cさん”、“Dさん”、及び“Eさん”の5人の受信者特定情報が登録されている。ここでは、受信者特定情報として、メールアドレス、氏名、年令、及び住所が登録されている。メール送信者が指定したメーリングリスト名が“Aプロジェクト”であった場合、メールサーバ12は、この宛先データベース17から、最初に“Aさん”のメールアドレス、氏名、年令、及び住所を受信者特定情報として取得する(ステップS12)。
次に、ステップS12で取得した受信者特定情報が、ステップS11で取得したメールの不可視宛先に含まれているか否かを判定する(ステップS13)。例えば図5の送信情報例では不可視宛先がメールアドレスで表現されているので、ステップS13では、受信者のメールアドレスと一致する文字列が不可視宛先に含まれているか否かを判定することになる。そのような文字列があれば、受信者特定情報が不可視宛先に含まれていると判断する。受信者特定情報が不可視宛先に含まれていれば、メール本文中の該当する部分(項目)を不可視表現に変更する(ステップS14)。受信者特定情報が不可視宛先に含まれていなければ、ここでは何もせず、ステップS14はスキップする。
次に、ステップS12で取得した受信者特定情報が、ステップS11で取得したメールの強調宛先に含まれているか否かを判定する(ステップS15)。例えば図5の送信情報例では強調宛先が氏名で表現されているので、ステップS15では、受信者の氏名と一致する文字列が強調宛先に含まれているか否かを判定することになる。そのような文字列があれば、受信者特定情報が強調宛先に含まれていると判断する。受信者特定情報が強調宛先に含まれていれば、メール本文中の該当する部分(項目)を強調表現に変更する(ステップS16)。受信者特定情報が強調宛先に含まれていなければ、ここでは何もせず、ステップS16はスキップする。
受信者特定情報が不可視宛先または強調宛先に含まれていれば、メール本文中の該当する部分を不可視表現または強調表現に変更した電子メール情報を、メールBOX18内の当該受信者のメールアドレスに対応する領域に格納する。また、受信者特定情報が不可視宛先にも強調宛先にも含まれていなければ、メール本文そのものを含む電子メール情報をメールBOX18に格納する(ステップS17)。
例えば、図5の送信情報において、図7の“Aさん”に関する受信者特定情報に着目すると、氏名“Aさん”は図5の強調宛先に含まれており、また、メールアドレス“A@company.jp”は図5の不可視宛先に含まれている。そのため、“Aさん”が指定されている部分に該当する「10:00〜12:00、A会議室」が強調表現され、“A@company.jp”が指定されている部分に該当する「・機能bレビュー」及び「13:00〜15:00、B会議室」が不可視表現され、メールBOX18内のメールアドレス“A@company.jp”に対応する領域に格納される。
強調表現及び不可視表現の方法については、例えば、強調表現に対しては、通常の文と色やスタイルや文字サイズを異なるようにしたり、下線を引いたり、さまざまな文字修飾を施したりすればよい。また、不可視表現に対しては、文字色を背景色と同色にしたり、取消用の文字修飾を施したりすればよい。
次に、同報宛先に対応する次のメール受信者の受信者特定情報が宛先データベース17に格納されているか否かを判定し(ステップS18)、格納されていれば、ステップS12以降の処理を繰り返す。例えば、図5の送信情報においては、図7の宛先データベースの“Aさん”の次が“Bさん”であるので、“Bさん”について上述の処理が行われる。以降、“Cさん”、“Dさん”、及び“Eさん”についても、順に、受信者特定情報を取得し、各受信者の電子メール情報をメールBOX18に格納する。
そして、同報宛先のすべてのメール受信者の電子メール情報をメールBOX18に格納したら、それらの電子メール情報を受信クライアント13に送信し(ステップS19)、処理を終了する。
図8〜図10は、受信クライアント13上でのメール本文の表示例を示す図である。図5で強調宛先または不可視宛先として指定された“Aさん”及び“Bさん”のクライアント画面上には、それぞれ図8及び図9のようなメール本文が表示される。図8及び図9の受信メールでは、各受信者にとって重要な部分が、アンダーライン付きで協調表示され、各受信者にとって不要な部分が、背景色と同じ色で不可視表示されている。
これに対して、図5で強調宛先にも不可視宛先にも指定されなかった“Cさん”のクライアント画面上には、図10のようなメール本文が表示される。図10の受信メールでは、強調宛先にも不可視宛先にも指定されなかったため、メール送信者が作成したメール本文がそのまま表示され、強調表現も不可視表現も含まれていない。
メールサーバ11から電子メール情報を受信クライアント13へ送信するとき、電子メール情報に、不可視表現した箇所を表す不可視表現情報を含めて、受信クライアント13へ送信するものとする。
図11は、受信クライアント13における処理を示すフローチャートである。受信クライアント13は、まず、メールサーバ11から送信された電子メール情報を電子メール受信手段21で受信する(ステップS21)。次に、受信した電子メール情報から不可視表現情報を取得し、不可視情報記憶手段22で記憶する(ステップS22)。そして、受信した電子メール情報を表示手段23で表示する(ステップS23)。
不可視情報記憶手段には、不可視表現箇所を含む電子メールを特定する情報を記憶するとともに、そのような不可視表現箇所を含む電子メールのそれぞれに対して、不可視表現した箇所を表す情報と、その不可視表現箇所の表示状態を表す情報とを記憶する。ステップS21,S22が実行された直後は不可視表現箇所の表示状態は「不可視状態」とし、ステップS23では不可視表現箇所を上述したように不可視にして表示する。
メール受信者が不可視表現部分を見たい場合は、表示切替手段24に対して可視状態への切替えを指示する。該指示を受けた表示切替手段24は、不可視情報記憶手段から、当該受信メールに該当する不可視表現箇所を取得し、受信メール中の当該不可視表現箇所を可視状態に変更して再表示し、上記表現状態を「可視状態」に設定する。
可視状態に変更した箇所を不可視状態に戻す場合は、表示切替手段24に対して不可視状態への切替えを指示する。該指示を受けた表示切替手段24は、不可視情報記憶手段から、当該受信メールに該当する不可視表現箇所を取得し、受信メール中の当該不可視表現箇所を不可視状態に変更して再表示し、上記表現状態を「不可視状態」に設定する。
上述の本実施形態の電子メールシステムによれば、メール送信者は、メール本文内の項目毎に、重要と思われるメール受信者、及び不要と思われるメール受信者を指定するだけで、メール受信者毎に表現の異なる電子メールを送信することができる。これにより、メール送信者は、メール受信者毎に個別の電子メールを作成する必要がない。
また、メール受信者にとっては、自分にとって関連のある部分が一目瞭然であり、不要な部分は不可視表現されているため、多数の電子メールを効率よく読むことが可能になる。さらに、メール受信者にとっては、メール送信者が不要だと判断した部分についても不可視表現を切り替えて読むことができるため、同報宛先の全ての送信者に対するメール送信者の意図も把握することができる。
本発明の一実施の形態であるシステムの全体構成を示す図である。 送信クライアントの処理を示すフローチャートである。 メール送信者が作成したメール本文例を示す図である。 メール送信者が作成したメール本文に強調宛先を指定した場合の送信情報例を示す図である。 メール送信者が作成したメール本文に強調宛先と不可視宛先を指定した場合の送信情報例を示す図である。 メールサーバの処理を示すフローチャートである。 宛先データベースの例を示す図である。 Aさんのクライアント上でのメール本文の表示例を示す図である。 Bさんのクライアント上でのメール本文の表示例を示す図である。 Cさんのクライアント上でのメール本文の表示例を示す図である。 受信クライアント処理を示すフローチャートである。
符号の説明
11…送信クライアント、12…メールサーバ、13…受信クライアント、14…メール受信手段、15…表現形式変更手段、16…メール送信手段、17…宛先データベース18…メールBOX。

Claims (1)

  1. 複数の宛先に対して同報通信のメールを送信する電子メールシステムであって、
    作成したメール本文を同報通信する複数の宛先を特定するための情報を指定するとともに、該メール本文中の所定の項目に対して当該項目を強調表示および/または不可視表示する宛先を指定する手段と、
    前記メール本文を前記複数の宛先ごとのメールボックスに格納する際、その宛先が前記強調表示および/または不可視表示する項目に指定されている宛先であったときは、前記メール本文中の当該項目部分を強調表示および/または不可視表示する表現形式に変換する手段と、
    前記宛先ごとにメールボックスに格納されたメール本文を、各宛先の受信クライアントに送信する手段と
    を備えることを特徴とする同報通信のための電子メールシステム。
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