JP2007047901A - かな文字入力装置、かな文字入力方法、及び、プログラム - Google Patents

かな文字入力装置、かな文字入力方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 小型キーボードを有するかな文字入力装置において、かな文字入力のために必要なキー入力の回数を削減する。
【解決手段】 初期状態では50音表の行先頭文字を4行×3列のキーに割り当てる。初期状態で1つの行先頭文字を指定するキー入力があると、キー入力があった当該列のキーを、50音表でその行先頭文字に後続する4つのかな文字に割り当てる。次に、同じ列のキー入力があると、その入力があったキーに割り当てられたかな文字に確定し、また、異なる列のキー入力があると、先に入力された行先頭文字が確定すると共に、その異なる列のキーが、そのキー入力で指定された行先頭文字に後続する4つのかな文字に割り当てられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、かな文字入力装置、かな文字入力方法、及び、プログラムに関し、更に詳しくは、携帯端末装置などの小型端末装置に好適であって、少数回数のキー入力でかな文字が入力可能なかな文字入力装置、かな文字入力方法、及び、プログラムに関する。
従来、入力キーボードが小さく、かな文字の50音を50個未満のキーに割り当てざるをえない小型端末装置においては、1つのキーに複数の文字を割り当て、1つのキーを連続的に押下し、押下の度に文字が切り替わることによって、50音のかな文字を入力可能にしている。このような入力方法について、12個のダイヤルキーを兼用してかな文字を入力する携帯電話機を例に挙げて説明する。
携帯電話機では、12個の入力キーに“あかさたなはまやらわ”と50音表の行先頭文字を割り当てており、例えば行先頭文字 “あ” に割り当てられたキーを続けて押下すると、 “あ”“い”“う”“え”“お”と入力文字があ行の文字順に切り替わることで、1つのキーで複数の文字の入力を可能にしている。しかし、例えば“お”を入力する場合には、5回連続してあ行のキーを押下する必要があり、入力に多数回のキー入力が必要であった。例えば、1つのかな文字の入力に、平均3回のキー押下が必要であった。
特許文献1には、3段×3行に配列されたキーを用い、より少ない回数でかな文字を入力可能なかな文字入力方法が記載されている。この文献に記載された方法では、初期状態では、図6(a)に示すように、50音表の各行の先頭文字をキーに割り当てている。なお、“わ”行のみは、残りの別の段に配置される。何れかの行の先頭文字のキーが押下されると、同図(b)に示すように、キー割当てが、初期状態からその行先頭文字を含む行の5つのかな文字に変わり、その内の1つのキーを押下することで、所望のかな文字が押下できる。なお、この例では、“あ”行が選択された例で示している。
特許文献2には、5段×3行に配列した15個のキーを持ち、50音表の行先頭文字を行順にキーに割り当て、1回目のキー入力があると、キー割当てが変更され、第1行のキー全体には第1回目にキー入力された行先頭文字を含むその行の5つのかな文字が割り当てられ、第2行のキー全体には、第1行のキーに割り当てられたかな文字の濁音が割り当てられ、第3行のキー全体には、第1行のキーに割り当てられたかな文字と同じかな文字、そのかな文字の半濁音、又は、そのかな文字の小文字(促音)が割り当てられる。
特開2002−123360号公報(図1、図2) 特開2004−21434号公報 特開2004−220386号公報
特許文献1及び2に記載されたかな文字入力方法では、行先頭文字に割り当てられたキーを押下した後に、その行のかな文字を選択する入力を必須としている。従って、例えば“a”段のかな文字が続く場合にも、少なくとも2回のキー入力が必要であり、キー入力の回数削減が充分ではないという問題がある。
本発明は、上記に鑑み、キー入力の回数を更に削減可能なかな文字入力装置、かな文字入力方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のかな文字入力装置は、少なくとも4行×3列に配列されたキーを有するキーボードと、該キーボードのキー割当てを制御するキー割当て制御部とを備え、50音のかな文字のキー入力を受け付けるかな文字入力装置であって、
前記キー割当て制御部は、
初期状態で、50音表で各行の行先頭文字を前記キーに割り当てる機能と、
前記初期状態から、何れかの行先頭文字に割り当てられたキーを押下する第1のキー入力が発生すると、該第1のキー入力が発生した当該列のキーを、50音表で前記行先頭文字に後続する4つのかな文字にそれぞれ割り当てる機能とを有することを特徴とする。
また、本発明のかな文字入力方法は、少なくとも4行×3列に配列されたキーを有するキーボードのキー割当てを制御することによって、50音のかな文字のキー入力を受け付けるかな文字入力方法であって、
初期状態で、50音表で各行の行先頭文字を前記キーに割り当てるステップと、
前記初期状態でキー入力を受け付けるステップと、
前記初期状態でキー入力を受け付けるステップで、何れかの行先頭文字に割り当てられたキーを押下する第1のキー入力を受け付けると、該第1のキー入力が発生した当該列のキーを、50音表で前記行先頭文字に後続する4つのかな文字にそれぞれ割り当てるステップとを有することを特徴とする。
更に、本発明のプログラムは、少なくとも4行×3列に配列されたキーを有するキーボードのキー割当てを制御することによって、50音のかな文字のキー入力を受け付けるコンピュータのためのプログラムであって、前記コンピュータに、
初期状態で、50音表で各行の行先頭文字を前記キーに割り当てる処理と、
前記初期状態でキー入力を受け付ける処理と、
前記初期状態でキー入力を受け付ける処理で、何れかの行先頭文字に割り当てられたキーを押下する第1のキー入力を受け付けると、該第1のキー入力が発生した当該列のキーを、50音表で前記行先頭文字に後続する4つのかな文字にそれぞれ割り当てる処理とを実行させることを特徴とする。
本発明のかな文字入力装置、かな文字入力方法、及び、プログラムによると、初期状態のキー割当てのときに、50音表の行先頭文字に割り当てられたキーに対して第1のキー入力があると、当該キー入力があった列のキーを、50音表で行先頭文字に後続する4つのかな文字に割り当てる。このため入力された行先頭文字で確定したい場合には、別の列をキー入力することでよく、その後のキー入力が不要となり、1回のキー入力でかな文字が入力できる。また、行先頭文字以外のかな文字は、第2のキー入力で割当てが変更された列のキーを押下するとにより入力が確定できるので、2回のキー入力でかな文字の入力が可能になる。従って、かな文字の入力には、濁音及び半濁音を除けば、1回又は2回のキー入力で確定できることとなり、従来技術に比してキー入力の回数が削減できる。
上記かな文字入力装置及び方法は、例えばキー割当て制御部をコンピュータによって構成することで実現できる。この場合には、コンピュータを制御するプログラムによってこれを実現することが好ましい。初期状態から、或いは、第1のキー入力、第2のキー入力、その後のキー入力があったときのキー割当て状態から、次のキー割当て状態に遷移させるには、例えば想定される全ての場合をテーブルにして、記憶装置に記憶することによって実現できる。
本発明のかな文字入力装置の好適な態様では、前記キー割当て制御部は、
前記第1のキー入力に後続する第2のキー入力が前記第1のキー入力と同じ列のキー押下であると、該押下されたキーに対応するかな文字の入力を確定すると共に、キー割当てを前記初期状態に復帰する機能と、
前記第2のキー入力が前記第1のキー入力とは異なる列のキー入力であると、前記第1のキー入力で押下されたキーに割り当てられた行先頭文字の入力を確定すると共に、前記第1のキー入力で押下された当該列のキーを初期状態に復帰し、且つ、前記第2のキー入力で押下された当該列のキーを、50音表で前記第2のキー入力で押下された先頭文字に後続する4つのかな文字に割り当てる機能とを更に有する。これによって、濁音及び半濁音を除けば、順次に入力されるかな文字は、1回又は2回のキー入力で確定できる。
前記キー割当て制御部は、
キー割当てが初期状態でないときに発生したキー入力が直前のキー入力と同じ列のキー押下であると、該発生したキー入力で押下されたキーに割り当てられたかな文字を確定すると共に、キー割り当てを前記初期状態に復帰する機能と、
前記発生したキー入力が直前のキー入力とは異なる列のキー押下であると、前記直前のキー入力で押下されたキーに割り当てられた行先頭文字の入力を確定すると共に、前記直前のキー入力で押下された当該列のキーを前記初期状態に復帰し、且つ、前記発生したキー入力で押下された当該列のキーを、50音表で前記発生したキー入力で押下された行先頭文字に後続する4つのかな文字に割り当てる機能とを更に有することも本発明のかな文字入力装置の好ましい態様である。順次にかな文字が入力されることによって、順次にかな文字が確定する。
前記キー割当て制御部は、前記初期状態で前記行先頭文字に割り当てられた10個のキー以外の2つのキーを、濁点及び半濁点に割り当てることも本発明の好ましい態様である。濁音及び半濁音を持つかな文字の入力が可能になり、この場合には、濁音又は半濁音を有するかな文字の入力には、3回又はそれ以下のキー入力が必要になる。
前記キー割当て制御部は、各キーに割り当てられた文字をキートップに表示し、キーの割当てが変更されると、該変更に伴ってキートップの表示を変更することも本発明の好ましい態様である。キートップの表示の変更には、例えば特許文献3に記載された技術が使用可能である。
前記第1のキー入力の後に、当該列のキーを50音表で前記行先頭文字に後続する4つのかな文字にそれぞれ割り当てる際には、行先頭文字に後続する4つのかな文字の順序に従って、最上段から最下段に向かってキーを割り当てる態様が可能であり、或いは、これに代えて、行先頭文字に後続する4つのかな文字を、前記第1のキー入力で押下されたキーを先頭にして最下段に向かって割り当て、且つ、残りを最上段から下段に向かって割り当てることも出来る。
本発明のかな文字入力装置は、好適には、小型のキーボードを有する携帯電話機などの携帯端末装置に適用される。この場合には、前記キー割当て制御部は、前記キーを少なくとも数字0〜9に割り当てる機能を更に有する。
以下、図面を参照し本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るかな文字入力装置の構成を示すブロック図である。かな文字入力装置10は、キー入力に使用されるキーボード11と、キー割当て制御部14及び文字変換部15を有する制御装置12と、制御装置12からの出力を受けて、入力されたかな文字や、これから変換された漢字などを表示する表示装置13とから構成される。
キー割当て制御部14は、入力モードとして、数字入力モード、平仮名のかな文字入力モード、片仮名のかな文字入力モード(カナ文字入力モード)、英字入力モードの何れかを選択する機能と、かな文字入力モード(カナ文字入力モードを含む)では、初期状態でキーボード11の各キーを50音表の行先頭文字に割り当てる機能と、入力されたキーを認識する機能と、入力されたキーに対応してキーボードのキー割付を変更する機能と、各キーに割り当てたかな文字等をキートップに表示する機能と、キー押下による入力文字を確定する機能を有する。文字変換部は、かな文字が表示された状態で、変換キーが押下されると、かな/漢字変換における候補を出力する機能と、候補を出力した状態で、確定キーが押下されるとその候補を確定する機能とを有する。
図示しない入力モード変換キー(文字切替えキー)は、キーボード11とは別に配設され、文字の入力がない状態で押下されると、キー割当て制御部14は、現在の入力モードの次の入力モードを選択する。また、かな文字の入力が成された状態で、入力モード変換キーが押下されると、入力されているかな文字が小文字(促音)に変換される。
キーボードには、4行×3列にわたって入力キー(キー)21が配列されており、入力モード変換キーによってかな文字入力モード(又はカナ文字入力モード)が選択されると、各キーには初期状態の割当てが行われる。図2は、数字入力モード及びかな文字入力モードの双方における各キーのキー割当てを示している。数字入力モードでは、上から3段のキーには、左上から右下に向かって数字1〜9が割り当てられ、また、最下段のキーには、*、0、#が割り当てられる。
かな文字入力モードにおける初期状態では、上段の3行のキーには、左上から右下に向かって50音表の行先頭文字“あ”〜“ら”が順次に割り当てられる。また、最下段の行のキーには左から順次に濁点、 “わ”、半濁点が割り当てられる。初期状態から、キー入力があると、その列のキーが、押下されたキーに割り当てられた行先頭文字に後続するかな文字に割り当てられる。以下、詳細に説明する。
図3は、第1の入力で行先頭文字“か”に割り当てられたキーが押下された後のキー割当てを示している。第1のキー入力で “か”が押下されると、制御装置12(キー割当て制御部14)は、入力される候補文字として表示装置13に“か”を表示する。同時に、制御装置12は、押下された行先頭文字の当該列に配列された4つのキーを、50音表でその行先頭文字“か”に後続する“き”、“く”、“け”、“こ”の4つのかな文字に上から順次に割り当てる。続いて、上から2行目の“く”が押下されると、制御装置12は、キー入力された文字を“く”に確定し、表示装置13に表示されている文字を “か”から “く”に切り替える。
50音表の行先頭文字を入力する場合には、その行先頭文字を押下した後に、押下した文字に対応するキーが属する列以外のキーを押下すると、先に押下した先頭文字の入力が確定する。或いは、確定キーを押下することで、行先頭文字を確定させることもできる。この場合には、キー割当ては初期状態に戻る。列を左から1列、2列、3列と数え、行を上から1行、2行、3行、4行と数えるとすると、初期状態で例えば“あ”を入力する場合には、“あ”に割り当てられた第1列・第1行のキーを押下する。制御装置12は、“あ”を入力文字候補として判定し、この判定した“あ”を表示装置13に表示する。次いで、制御装置12は、第1列のキー割当てを図4に示すように変更する。他の列は初期状態のままである。次に第1の列以外のキー、例えば“な”を押下すると、制御装置12は先に入力された“あ”を確定する。ここで、例えば“かもい”と入力する場合には、図1において数字キーで表現すると、“27*11“と押下する。
濁音又は半濁音の入力は、以下のように行われる。初期モードでは、最下段の濁点及び半濁点の何れもが使用可能である。従って、50音表の行先頭文字以外のかな文字の入力が終わった段階で、濁点又は半濁点が割り当てられたキーを押下することで、そのかな文字に濁点又は半濁点が付けられる。初期状態で濁点又は半濁点を押下した際には、キー割当ては初期状態のままであり、また、初期状態以外の状態で濁点又は半濁点を押下すれば、初期状態に遷移する。行先頭文字に濁点又は半濁点を付ける場合には、初期状態で当該キーを押下し、確定キーで一旦確定させた後に、濁点又は半濁点を押下する。例えば“ぱ”を入力するためには、“は”を確定キーで一旦確定させた後に、半濁点のキーを押下する。この場合、キー入力の回数は3回となる。一方、“ば”や“が”を入力する際には、“は”又は“か”を押下した後に、直ちに濁点のキーが押下でき、この場合には、キーの入力回数は2回でよい。
図5は、キー割当ての状態遷移の様子を示している。この状態遷移図は、遷移テーブルとして、不揮発記憶装置内に記憶されている。図5の状態遷移図を参照し、“かもい”と入力する場合のキー入力を説明する。かな文字入力モードにおける初期状態では、図5の中央に示したa1のキー割当てが行われる。a1に示した初期状態では、50音表の行先頭文字の10文字と、濁点及び半濁点とを含む合計12個の文字が、入力キーに割り当てられている。状態a1において、“か”が割り当てられたキーを押下すると、“か”が入力候補文字として選択されると共に、状態a5に遷移し、“かなやわ”に割り当てられていた第2列のキーが“きくけこ”に割り当てられる。
次に“ま”を押下すると、先の入力候補文字“か”が入力文字として確定し、“ま”が入力候補となり状態a4に移行する。このとき、“きくけこ”に割り当てられた第2列のキーが“かなやわ”の初期状態に戻り、第1列の“あたま”及び濁点が、50音表で“ま”に後続する“みむめも”に割り当てられる。次に“も”が割り当てられたキーを押下すると、先の入力候補文字“ま”が“も”に置き換わり、“も”が入力文字として確定する。同時にキー割当ては、初期状態a1に遷移し、第1行の“みむめも”に割り当てられていたキーが、“あたま”と濁点の割り当てに置き換わる。次に“あ”を押下すると“あ”が入力候補文字として選択されると共に、第1列の“あたま”と濁点が割り当てられていたキーが“いうえお”に割り当てられる。次に“い”が割り当てられたキーを押下すると、入力候補文字“あ”が“い”に置き替わり“い”が入力文字として確定する、同時にキー割当てが初期状態a1に移行し、“いうえお”が割り当てられていたキーが“あたま”と濁点に割り当てられる。
例えば、従来の携帯電話で一般的に用いられている方法では、一文字の入力に平均3回のキー押下が必要であり、また、図6に示した技術では、2回のキー押下が必ず必要であった。しかし、上記実施形態に係るかな文字入力装置では、一文字の入力は2回以下のキー押下で行なうことが出来る。例えば“かもい”と入力する場合には、従来の携帯電話では、数字キーで示すと“27777711”と8回のキー押下が必要であった。また、図6に示した方法では、同様に表記すると“217512”と6回のキー入力が必要であった。しかし、上記実施形態のかな文字入力装置では、同様に表記すると“27*11”と5回のキー押下で入力することが出来る。
図5に示したキー割当ての遷移図は、例えば現在の割当て状態、発生したキー入力、及び、そのキー入力があった後の割当て状態について、これらを対応付けてテーブルに記述する。このような遷移テーブルを不揮発性記憶装置などに記憶することで、キー割当て制御装置14は、速やかなキー割当ての変更が可能になる。
なお、上記説明では、キー割当て制御部14におけるかな文字入力装置としての機能について説明したが、片仮名のかな文字(カナ文字)でも同様な入力が可能である。また、制御装置12は、キー割当て制御部14に加え、かな文字入力に後続して、変換キーの押下によってかな/漢字変換機能をも有する文字変換部15を備えており、入力されたかな文字を漢字に変換可能である。
また、上記実施形態では、50音表で行先頭文字に後続する4つのかな文字を、最上段のキーから最下段のキーに向かって順次に割り付ける例を示したが、これに代えて、後続する4つのかな文字を、行先頭文字に割り当てられていたキーを先頭にしてこれから最下段に向かって割り当て、残りを最上段のキーから下段に向かって順次に割り当ててもよい。例えば、“かなやわ”と並んだ列の上から2番目の“な”を押下した場合に、押下した列のかな文字の割り当てが最上段から順番に“にぬねの”と並んだ列に置き換わってもよく、或いは、“のにぬね”と置き換わってもよい。
以上、本発明をその好適な実施態様に基づいて説明したが、本発明のかな文字入力装置、かな文字方法、及び、プログラムは、上記実施態様の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施態様の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。また、本発明の好適な態様として記載した各構成や実施形態で記載した各構成については、本発明の必須の構成と共に用いることが好ましいが、単独であっても有益な効果を奏する構成については、必ずしも本発明の必須の構成として説明した全ての構成と共に用いる必要はない。
本発明のかな文字入力装置、方法、及び、プログラムは、携帯電話機などの携帯端末装置に好適に用いられる。
本発明の一実施形態に係るかな文字入力装置の構成を示すブロック図。 図1のかな文字入力装置における初期状態のキーを示すキーボードの平面図。 図2のキー割当てから“か”に割り当てられたキーが押下された後のキー割当てを示すキーボードの平面図。 図2のキー割当てから“あ”に割り当てられたキーが押下された後のキー割当てを示すキーボードの平面図。 キー割当ての遷移を示す線図。 (a)及び(b)は、特許文献1に記載されたキー割当てを示す表。
符号の説明
10:かな文字入力装置
11:キーボード
12:制御装置
13:表示装置
14:キー割当て制御部
15:文字変換部

Claims (12)

  1. 少なくとも4行×3列に配列されたキーを有するキーボードと、該キーボードのキー割当てを制御するキー割当て制御部とを備え、50音のかな文字のキー入力を受け付けるかな文字入力装置であって、
    前記キー割当て制御部は、
    初期状態で、50音表で各行の行先頭文字を前記キーに割り当てる機能と、
    前記初期状態から、何れかの行先頭文字に割り当てられたキーを押下する第1のキー入力が発生すると、該第1のキー入力が発生した当該列のキーを、50音表で前記行先頭文字に後続する4つのかな文字にそれぞれ割り当てる機能とを有することを特徴とするかな文字入力装置。
  2. 前記キー割当て制御部は、
    前記第1のキー入力に後続する第2のキー入力が前記第1のキー入力と同じ列のキー押下であると、該押下されたキーに対応するかな文字の入力を確定すると共に、キー割当てを前記初期状態に復帰する機能と、
    前記第2のキー入力が前記第1のキー入力とは異なる行のキー入力であると、前記第1のキー入力で押下されたキーに割り当てられた行先頭文字の入力を確定すると共に、前記第1のキー入力で押下された当該列のキーを初期状態に復帰し、且つ、前記第2のキー入力で押下された当該列のキーを、50音表で前記第2のキー入力で押下された行先頭文字に後続する4つのかな文字に割り当てる機能とを更に有する、請求項1に記載のかな文字入力装置。
  3. 前記キー割当て制御部は、
    キー割当てが初期状態でないときに発生したキー入力が直前のキー入力と同じ列のキー押下であると、該発生したキー入力で押下されたキーに割り当てられたかな文字の入力を確定すると共に、キー割り当てを前記初期状態に復帰する機能と、
    前記発生したキー入力が直前のキー入力とは異なる行のキー押下であると、前記直前のキー入力で押下されたキーに割り当てられた行先頭文字の入力を確定すると共に、前記直前のキー入力で押下された当該列のキーを前記初期状態に復帰し、且つ、前記発生したキー入力で押下された当該列のキーを、前記発生したキー入力で押下された50音表の行先頭文字に後続する4つのかな文字に割り当てる機能とを更に有する、請求項2に記載のかな文字入力装置。
  4. 前記キー割当て制御部は、前記初期状態で前記行先頭文字に割り当てられた10個のキー以外の2つのキーを、濁点又は半濁点に割り当てる、請求項2又は3に記載のかな文字入力装置。
  5. 前記キー割当て制御部は、各キーに割り当てられた文字をキートップに表示し、キーの割当てが変更されると、該変更に伴ってキートップの表示を変更する機能を有する、請求項1〜4の何れか一に記載のかな文字入力装置。
  6. 前記第1のキー入力の後に、当該列のキーを50音表で前記行先頭文字に後続する4つのかな文字にそれぞれ割り当てる際に、該行先頭文字に後続する4つのかな文字の順序に従って、最上段から最下段に向かってキーを割り当てる、請求項1〜5の何れか一に記載のかな文字入力装置。
  7. 前記第1のキー入力の後に、当該列のキーを50音表で前記行先頭文字に後続する4つのかな文字にそれぞれ割り当てる際に、該行先頭文字に後続する4つのかな文字を、前記第1のキー入力で押下されたキーを先頭にして最下段に向かって割り当て、且つ、残りを最上段から下段に向かって割り当てる、請求項1〜5の何れか一に記載のかな文字入力装置。
  8. 請求項1〜7の何れか一に記載のかな文字入力装置を備える携帯電話機であって、前記キー割当て制御部は、前記キーを少なくとも数字0〜9に割り当てる機能を更に有する携帯電話機。
  9. 少なくとも4行×3列に配列されたキーを有するキーボードのキー割当てを制御することによって、50音のかな文字のキー入力を受け付けるかな文字入力方法であって、
    初期状態で、50音表で各行の行先頭文字を前記キーに割り当てるステップと、
    前記初期状態でキー入力を受け付けるステップと、
    前記初期状態でキー入力を受け付けるステップで、何れかの行先頭文字に割り当てられたキーを押下する第1のキー入力を受け付けると、該第1のキー入力が発生した当該列のキーを、50音表で前記行先頭文字に後続する4つのかな文字にそれぞれ割り当てるステップとを有することを特徴とするかな文字入力方法。
  10. 前記第1のキー入力に後続する第2のキー入力を受け付けるステップと、
    前記第2のキー入力を受け付けるステップで、前記第1のキー入力と同じ行のキー押下を受け付けると、該押下されたキーに対応するかな文字を出力すると共に、キー割当てを前記初期状態に復帰するステップと、
    前記第2のキー入力を受け付けるステップで、前記第1のキー入力と異なる行のキー押下を受け付けると、前記第1のキー入力で押下されたキーに割り当てられた行先頭文字の入力を確定すると共に、前記第1のキー入力で押下された当該列のキーを初期状態に復帰し、且つ、前記第2のキー入力で押下された当該列のキーを、50音表で前記第2のキー入力で押下された先頭文字に後続する4つのかな文字に割り当てるステップとを更に有する、請求項9に記載のかな文字入力方法。
  11. キー割当てが初期状態でないときに発生したキー入力を受け付けるステップと、
    前記発生したキー入力が直前のキー入力と同じ行のキー押下であると、該発生したキー入力で押下されたキーに割り当てられたかな文字の入力を確定すると共に、キー割り当てを前記初期状態に復帰するステップと、
    前記発生したキー入力が直前のキー入力とは異なる行のキー押下であると、前記直前のキー入力で押下されたキーに割り当てられた行先頭文字の入力を確定すると共に、前記直前のキー入力で押下された当該列のキーを前記初期状態に復帰し、且つ、前記発生したキー入力で押下された当該列のキーを、50音表で前記発生したキー入力で押下された行先頭文字に後続する4つのかな文字に割り当てるステップとを更に有する、請求項10に記載のかな文字入力方法。
  12. 少なくとも4行×3列に配列されたキーを有するキーボードのキー割当てを制御することによって、50音のかな文字のキー入力を受け付けるコンピュータのためのプログラムであって、前記コンピュータに、
    初期状態で、50音表で各行の行先頭文字を前記キーに割り当てる処理と、
    前記初期状態でキー入力を受け付ける処理と、
    前記初期状態でキー入力を受け付ける処理で、何れかの行先頭文字に割り当てられたキーを押下する第1のキー入力を受け付けると、該第1のキー入力が発生した当該列のキーを、50音表で前記行先頭文字に後続する4つのかな文字にそれぞれ割り当てる処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
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