JP2007047366A - プロジェクタ - Google Patents

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毅 瀬戸
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高司 武田
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Abstract

【課題】 光の利用効率が高く、低消費電力化、省エネルギー化を図ることができるプロジェクタを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のプロジェクタ1は、複数の投射装置3と、投射装置3から投射される画像を映し出すスクリーン4とを備え、スクリーン4が複数の投射装置3からの各画像光を異なる方向に射出するとともに、複数の投射装置3のうち、視聴者Mの位置に到達する画像光を射出する投射装置3が選択的に点灯されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクタに関し、特に複数の視聴者が視聴するのに好適なリアプロジェクタに関するものである。
近年、プロジェクタの用途は急速に広がりつつあり、家庭でテレビジョンや映画モニターとして用いられるリアプロジェクタや、企業でのテレビ会議等に用いられる映像表示システムなどが提案されている(例えば特許文献1,2)。特許文献1に記載の装置は、2種類以上の映像ソースから別々の画像を同一スクリーンに投射し、見る場所によって異なる画像が視聴できるようにしたものである。特許文献2に記載の装置は、複数の対話者が使用する際に異なる観察位置や方向によって異なる画像が分離性良く見えるようにしたものである。いずれの装置においても、複数の投射装置からの異なる画像を同一のスクリーンに投射している。
特開平4−104239号公報 特開平8−125956号公報
従来の一般的なリアプロジェクタは、投射装置からの光をスクリーンで散乱させて、多人数で見ることができるように広視野角を得ようとするものであった。ところが、例えば家庭で一人でリアプロジェクタを見るときもスクリーンからの光が広範囲に分散しているため、人がいない場所に投射された多くの光が無駄になっていた。すなわち、視聴者の目には広範囲に投射された光のうちのごくわずかな光しか入らないため、光の利用効率が極めて低く、消費電力やエネルギーのロスが生じていた。なお、特許文献1,2の装置は、複数の投射装置からの異なる画像を同時にスクリーンに投射するものであり、この課題を解決し得るものではない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、光の利用効率が高く、低消費電力化、省エネルギー化を図ることができるプロジェクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のプロジェクタは、複数の投射装置と、前記投射装置から投射される画像を映し出すスクリーンとを備え、前記スクリーンが前記複数の投射装置からの各画像光を異なる方向に射出するとともに、前記複数の投射装置のうち、視聴者の位置に到達する画像光を射出する投射装置が選択的に点灯されることを特徴とする。
すなわち、複数の投射装置と、これら投射装置から投射される画像を映し出すスクリーンとを備えたプロジェクタは従来から提案されているが、本発明の最大の特徴点は、各投射装置からの画像光がスクリーンから異なる方向に射出する構成であり、かつ、複数の投射装置のうち、視聴者の位置に到達する画像光を射出する投射装置が選択的に点灯される点にある。
本発明のプロジェクタにおいては、スクリーンが、複数の投射装置からの各画像光を万遍なく同方向に投射するのではなく、各画像光を異なる方向に射出する、いわゆる投射装置の位置に応じた指向性を有している。ここで、複数の投射装置のうち、視聴者の位置に到達する画像光を射出する投射装置が選択的に点灯されるので、逆に視聴者がいない領域の方向に画像光を射出する投射装置を消灯することができる。さらに、各投射装置は視聴者の位置に向けて集中的に光を投射するので、1台の投射装置のみで賄っていた従来のプロジェクタに比べて投射装置1台あたりの輝度が低くても視聴者が感じる明るさは変わらない。すなわち、低輝度の投射装置を用いることができる。このように、本発明のプロジェクタによれば、光の利用効率が高くなり、低消費電力化、省エネルギー化を図ることができる。
より具体的には、視聴者の位置を検出する視聴者位置検出手段を備え、前記視聴者位置検出手段の検出信号に基づいて視聴者の位置に対応した前記投射装置が選択的に点灯される構成とすることができる。
この構成によれば、視聴者位置検出手段によってプロジェクタに対する視聴者の位置が検出され、視聴者位置検出手段の検出信号に基づいて視聴者の位置に対応した投射装置のみを選択的に点灯させる構成が実現できる。
また、前記スクリーンが、画像光を視聴者側に向けて集光する機能を有する集光性スクリーンであることが望ましい。
本発明においては、スクリーンから視聴者に向けて射出される光が平行光となるか、集光されるかのいずれかが好ましく、発散するのは発明の目的からしてあまり好ましくない。集光性スクリーンを備えた構成によれば、スクリーンからの光の指向性が高まるので、光の利用効率をより高めることができる。
集光性スクリーンを備えた場合、集光性スクリーンの画面左右方向において画像光を集光するものであってもよいし、さらに画面上下方向において画像光を集光するものであってもよい。
画面の左右方向、上下方向ともに、狭い角度範囲内に集光すればする程、光の利用効率を高めることができる。
集光の度合としては、集光性スクリーンから集光性スクリーンの画面縦サイズの1.5ないし4倍までの視聴位置範囲内において、各投射装置からの画像光の主光線に平行な範囲内に射出光量の50%以上が含まれるとともに、主光線から水平に15cm以内の範囲では輝度変化が50%以下であることが望ましい。
平均的な視聴位置範囲である集光性スクリーン表面から画面縦サイズの1.5ないし4倍までの距離内において、各投射装置からの画像光の主光線に平行な範囲内に射出光量の50%以上が含まれれば、従来のプロジェクタに比べて光の利用効率が十分に高められると言える。また、主光線から水平に15cm以内、すなわち左右方向に30cm以内の範囲で輝度変化が50%以下であれば、視聴者の目にとって所定の明るさが感じられる。
また、複数の投射装置のうち、隣接する2つの投射装置から集光性スクリーンを経て視聴者側に到達する2つの画像光が、少なくとも集光性スクリーンから集光性スクリーンの画面縦サイズの1.5ないし4倍までの視聴位置範囲内において隙間なく射出されるように構成されていることが望ましい。
本発明の場合、スクリーンからの投射光に指向性を持たせているため、仮に隣接する2つの投射装置からの各光の照射領域の間に上記視聴位置範囲内で隙間があったとすると、視聴者がその隙間の領域に移動した場合に画像が見えなくなってしまう。逆に隙間がなければ、視聴者が見る位置を変えても画像が見えなくなることはない。
また、複数の投射装置のうち、隣接する2つの投射装置から射出される2つの画像光により得られる2つの画像の画素位置を調整する画素位置調整手段をさらに備えることが望ましい。
上述したように、隣接する2台の投射装置からの各光の照射領域間に隙間がないということは、2つの光の照射領域においては2つの画像光で1つの画像が構成されることになる。その場合、画素位置調整手段によって2つの画像光の画素の位置を合わせると、ずれのない鮮明な画像を得ることができる。画素位置調整手段として、投射装置の設置位置、向き等によって調整する方法(ハード的な方法)、2つの投射装置に供給する画像信号によって調整する方法(ソフト的な方法)のいずれを用いても良い。
また、複数の投射装置が、スクリーンの左右方向、上下方向の少なくとも一方に移動可能とされたことが望ましい。
複数の投射装置は、固定されていても良いが、移動可能に構成した場合には視聴者の位置に合わせて移動させることができ、その分投射装置の数を減らすことができる。さらに、隣接する2つの投射装置からの各光の間に隙間があるような場合に視聴者が見る位置を変えても、視聴者の動きに合わせて光を追従させることができ、画像が見えなくなることがない。複数の投射装置がスクリーンの左右方向に移動可能な場合には視聴者の横方向の動きに対応することができる。複数の投射装置がスクリーンの上下方向に移動可能な場合には視聴者の縦方向の動き(例えば視聴者が立ったり座ったりする場合)に対応することができる。
さらに、複数の投射装置が、スクリーンに対して接近、離反する方向に移動可能とされていても良い。
この場合には、視聴者がスクリーンに接近したり、離れたりする前後方向の動きに対応することができる。
本発明の場合、2台の投射装置からの光の照射領域の境界近くに視聴者が位置した場合、2台とも点灯することを考慮すると、投射装置は少なくとも5台備えることが好ましい。なぜならば、5台の投射装置があれば、2台点灯しても全体で2/5、つまり消費電力が全て点灯した場合の半分以下になるからである。
ここで、従来一般に市販されているプロジェクタの輝度が300ルーメン程度であるから、5台で割って各投射装置の輝度が約50ルーメン以下であることが望ましい。これにより、十分な低消費電力化、省エネルギー化の効果を得ることができる。
さらに、複数の投射装置のうち、選択的に点灯されている投射装置がどれであるかを視聴者に認識させる点灯装置認識手段を備えることが望ましい。
この構成によれば、点灯装置認識手段によって視聴者が現在点灯している投射装置がどれであるかを認識することができる。例えば上記のように2台の投射装置からの光の照射領域の境界近くに視聴者が位置している際に2台の投射装置が点灯していることを認識すれば、1台の投射装置のみが点灯するように視聴者が位置を少し移動することができる。このようにして、低消費電力化、省エネルギー化の効果を視聴者側の協力で更に高めることができる。
本発明で用いる各投射装置の光源としては、例えば発光ダイオード(LED)、半導体レーザ等の固体光源が好ましい。
その理由は、これらの固体光源は、ランプなどと異なり、瞬時点灯、瞬時消灯が可能であるため、本発明のプロジェクタに好適だからである。
また、各投射装置の構成として、各投射装置が1つの光変調器と発光色の異なる複数の固体光源とを有し、発光色の異なる固体光源を順次点灯させ、異なる色の光を順次変調することにより各投射装置がカラー画像を投射する構成を採用することができる。
この構成は、例えば液晶プロジェクタで言えば、1枚の液晶ライトバルブを備え、この液晶ライトバルブに向けて赤(R)、緑(G)、青(B)の光を順次射出させる、いわゆる色順次方式、カラーシーケンシャル方式などと呼ばれるものである。各投射装置にこの構成を採用した場合、光変調器が1つで済むことによりコストを削減することができる。また、本発明のプロジェクタにおいては、光の利用効率が上がることで個々の投射装置からの投射光の輝度は低くて良いため、この方式との相性も良い。
投射装置の他の構成として、各投射装置が単色の画像を投射する構成とされ、異なる色の画像を投射する投射装置が隣接して繰り返し配置された構成を採用することができる。
例えば、赤色光を投射する投射装置、緑色光を投射する投射装置、青色光を投射する投射装置をこの順に繰り返し配置し、この3台を1組として点灯させ、カラー画像を投射する。この構成によれば、各投射装置を非常に簡便な構成とすることができ、コストを低減することができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜図6を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクタは、液晶ライトバルブを光変調器として備えた液晶リアプロジェクタの例である。
図1〜図3は本実施形態のプロジェクタの要部を示す概略構成図(平面図)である。図4はプロジェクタの正面図、図5は後述する投射装置の概略構成図である。なお、以下の説明に用いる各図では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
本実施形態のプロジェクタ1は、図1に示すように、筐体2と、複数の投射装置3と、スクリーン4と、赤外線センサ5(視聴者位置検出手段)と、制御部6とから概略構成されている。筐体2の内部には、複数(本実施形態では11台)の投射装置3が投射レンズをスクリーン4側に向けて画面左右方向(図1における上下方向)に円弧状に配置されている。本実施形態では、各投射装置3として輝度が50ルーメン以下(より好ましくは30ルーメン以下)のものを用いる。これは従来一般の投射装置よりもはるかに輝度が低いものである。ここでは、特に反射ミラー等を用いず、投射装置3から射出された画像光が直接スクリーン4に投射される構成を示しているが、反射ミラー等で光路を折り返す構成としても良い。これにより、装置の小型化を図ることができる。
本実施形態のプロジェクタ1は投射装置3と視聴者Mとがスクリーン4を隔てて反対側に位置するリアプロジェクタであるから、ここで用いるスクリーン4は透過型スクリーンである。従来一般のスクリーンが投射装置からの光を広範囲に散乱させるものであるのに対し、本実施形態のスクリーン4は高い指向性を有するものである。すなわち、スクリーン4が投射装置3からの光を散乱させつつ透過させる際に、散乱角度が従来に比べて十分に狭いものである。
そして、複数の投射装置3のいずれが光を投射するかによって、すなわちどちらの方向から光が投射されるかによってスクリーン4からの画像光の射出角度が異なるようになっている。図1では、複数の投射装置3のうちの中央(図1における上から6番目)の投射装置3fから画像光Lが射出された状態を示しているが、画像光Lが視聴者Mの方向に向けて集光している。このように、本実施形態のスクリーン4は集光性を持つ集光性スクリーンであるか、少なくとも平行光を射出し得るものであることが望ましい。集光の方向は画面左右方向を基本とするが、画面左右方向に加えて画面上下方向に集光するものであっても良い。このような集光性スクリーンは、拡散性を有する光透過材の表面に微細なレンチキュラーレンズやフレネルレンズ等を形成することで実現できる。
スクリーン4の集光の度合としては、スクリーン4からスクリーン4の画面縦サイズの1.5ないし4倍までの視聴位置範囲内において、図6に示すように、各投射装置3からの画像光Lの主光線に平行な範囲L1内に射出光量の50%以上が含まれるとともに、主光線から水平に15cm以内の範囲では輝度変化が50%以下であることが望ましい。一般に、平均的な視聴位置範囲と言われているスクリーン前面から画面縦サイズの1.5ないし4倍までの距離内において、各投射装置3からの画像光の主光線に平行な範囲内に射出光量の50%以上が含まれれば、従来のプロジェクタに比べて光の利用効率が十分に高められると言える。また、主光線から水平に15cm以内、すなわち左右方向に30cm以内の範囲で輝度変化が50%以下であれば、視聴者Mの目にとって所定の明るさが感じられる。
スクリーン4の周囲には赤外線センサ5が設置されている。この赤外線センサ5は、スクリーン4に対する視聴者Mの位置を検出するためのものである。視聴者Mの位置を検出できるものであれば、赤外線センサ5に限らず、例えばカメラ等を用いて顔の位置を画像認識するなどしても良い。例えば立体画像表示用のプロジェクタなどでは、視聴者の右目と左目に確実に異なる画像を視認させるため、各目の位置を検出するためのカメラによる画像処理を用いた検出手段を備えることがある。この場合、数cm程度の位置精度が必要になる。これに対して、本実施形態のプロジェクタ1の場合、視聴者Mがどこにいるかを検出しさえすればよいため、精度は粗くて良く、数十cm程度の位置精度で十分である。
制御部6は、赤外線センサ5から視聴者Mの位置の検出信号を受け、視聴者Mの位置に到達する画像光Lを射出可能な投射装置3を選択的に点灯し、残りの投射装置3を消灯するように投射装置全体を制御する。すなわち、制御部6は、視聴者位置範囲と選択点灯させるべき投射装置との相関関係を予めデータとして保有している。図1は、視聴者Mがスクリーン前面の中心線(システム光軸S)上に位置している場合の例を示している。この場合、視聴者Mがこの位置にいることを赤外線センサ5が検出すると、その検出信号が制御部6に送られ、制御部6は11台の投射装置のうちの中央(図1における上から6番目)の投射装置3fのみを点灯させ、残りの10台の投射装置を消灯させる。
図2は、視聴者Mの位置が図1の状態よりもスクリーン4に向かって左寄り(図1,2における上側)にずれた場合の例を示している。この場合、視聴者Mの位置が、図における上から6番目の投射装置3fからの画像光Lfの照射領域と上から7番目の投射装置3gからの画像光の照射領域Lgとの境界の方向にずれたため、どちらか一方の投射装置を点灯させただけでは視聴者Mは画像を完全に視認することができない。したがって、これら隣接する2台の投射装置3f、3gをともに点灯させ、残りの9台の投射装置を消灯させることになる。
この場合、隣接する2台の投射装置3f、3gからの各光で1つの画像が構成されるため、各光による2つの画像の画素の位置を合わせることによってずれのない鮮明な画像を得ることができる。全ての投射装置3で画素の位置を合わせる必要はなく、隣接する2台ずつで合わせればよい。画素の位置を調整する手段としては、投射装置3の設置位置、向き等によって調整する方法(ハード的な方法)、2台の投射装置3に供給する画像信号によって調整する方法(ソフト的な方法)のいずれを用いても良い。
また、視聴者Mの頭の位置が動くことで図1の状態と図2の状態が切り替わることを考慮すると、2つの状態間で視聴者Mが違和感を感じないように2つの画像光の輝度分布を合成したときにフラットになるような輝度分布を持たせると良い。具体的には、各投射装置3の光源の輝度を調整することによって輝度分布を調整することができる。これは、投射装置3の光源に輝度調整の容易な発光ダイオード(LED)やレーザを用いた場合に好適である。あるいは、光源だけでなく、液晶ライトバルブを制御することで画面内の輝度を合わせることによっても視聴位置による映像の違和感がなくなり、自然な画像が得られる。
隣接する2台の投射装置3からスクリーン4を経て視聴者M側に到達する2つの画像光が、少なくともスクリーン4からスクリーン4の画面縦サイズの1.5ないし4倍までの視聴位置範囲内において隙間なく射出されるように構成されていることが望ましい。その理由は、本実施形態の場合、スクリーン4からの投射光に指向性を持たせているため、仮に隣接する2つの投射装置3からの各光の照射領域の間に上記視聴位置範囲内で隙間があったとすると、視聴者Mがその隙間の領域に移動した場合に画像が見えなくなってしまうからである。逆に隙間がなければ、視聴者Mが見る位置を変えても画像が見えなくなることはない。
図3は、視聴者が2人いた場合の例を示している。視聴者M1は、スクリーン前面の中心線(システム光軸S)上に位置しており、これに対応して図3における上から6番目の投射装置3fが点灯している。また、視聴者M2は、視聴者M1の左側(図3の上側)に位置しており、これに対応して図3における上から9番目の投射装置3iと10番目の投射装置3jが点灯している。したがって、この例では計3台の投射装置3f,3i,3jが点灯し、残りの8台の投射装置3が消灯している。
図4は、図3の状態にあるときのプロジェクタ前面の様子を示している。プロジェクタ1の筐体2前面のスクリーン4の下方には、11台の投射装置3のうち、現在どの投射装置3が点灯しているかを視聴者M1,M2に認識させるためのインジケータ7(点灯装置認識手段)と、現在の消費電力値を表示する表示パネル8とが設置されている。この例では、図4における右から6個目、9個目、10個目のインジケータ7f,7i,7jが点灯しており、右から6個目のインジケータ7fの点灯は視聴者M1の位置に対応しており、右から9個目、10個目のインジケータ7i,7jの点灯は視聴者M2の位置に対応している。このとき、視聴者M2は、現在自分がいる位置が2台の投射装置3i,3jからの投射領域の境界付近であることを認識するので、消費電力をより低減させるためには自分が右か左に少し移動すればよいことを知ることができる。また、現在の消費電力値が表示パネル8に表示されることで視聴者が省エネルギーの効果を実感することができる。このように、視聴者側の協力によってより省エネルギー効果が高まる構成になっている。なお、表示パネル8またはスクリーン4上に、過去一定時間の消費電力値、もしくは投射装置が全て点灯した場合の消費電力に対する比(%)等の省エネルギー効果を実感できるような表示を行っても良い。
各投射装置3の構成は以下の通りであり、本実施形態では3個の液晶ライトバルブを備えた、いわゆる3板式の投射装置を採用している。
投射装置3は、図5に示すように、3個の光源12、13、14を備えている。各光源12、13、14には、それぞれ赤(R)、緑(G)、青(B)に発光するLEDチップが採用されている。各投射装置3の光源としては、このようなLEDや半導体レーザ等の固体光源を用いることが好ましい。この種の固体光源は、ランプなどと異なり、瞬時点灯、瞬時消灯が可能であるため、本実施形態のプロジェクタに好適だからである。なお、光源光の照度分布を均一化させるための均一照明系として、各光源装置の後方にロッドレンズやフライアイレンズを配置してもよい。
赤色光源12からの光束は、重畳レンズ35Rを透過して反射ミラー17で反射され、赤色光用液晶ライトバルブ22に入射する。また、緑色光源13からの光束は、重畳レンズ35Gを透過して緑色光用液晶ライトバルブ23に入射する。また、青色光源14からの光束は、重畳レンズ35Bを透過して反射ミラー16で反射され、青色光用液晶ライトバルブ24に入射する。なお、均一照明系としてフライアイレンズを用いた場合には、各光源12,13,14からの光束は重畳レンズを介することにより液晶ライトバルブ22,23,24の表示領域において重畳され、液晶ライトバルブ22,23,24が均一に照明されるようになっている。
また、各液晶ライトバルブ22,23,24の入射側および出射側には、偏光板(図示せず)が配置されている。そして、各光源12,13,14からの光束のうち所定方向の直線偏光のみが入射側偏光板を透過して、各液晶ライトバルブ22,23,24に入射する。また、入射側偏光板の前方に偏光変換手段(図示せず)を設けてもよい。この場合、入射側偏光板で反射された光束をリサイクルして各液晶ライトバルブ22,23,24に入射させることが可能になり、光の利用効率を向上させることができる。
各液晶ライトバルブ22、23、24によって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム25に入射する。このプリズム25は4つの直角プリズムを貼り合わせて形成され、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に配置されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光が形成される。そして、合成された光は投射光学系である投射レンズ26によりスクリーン4上に投射され、拡大された画像が表示される。
本実施形態のプロジェクタ1においては、スクリーン4が、複数の投射装置3からの各画像光Lを万遍なく同方向に投射するのではなく、各画像光Lを異なる方向に射出する、いわゆる投射装置3の位置に応じた高い指向性を有している。ここで、複数の投射装置3のうち、視聴者Mの位置に到達する画像光を射出する投射装置3のみが選択的に点灯され、逆に視聴者Mがいない領域の方向に画像光を射出する投射装置3が消灯される。さらに、各投射装置3は視聴者Mの位置に向けて集中的に光を投射するので、1台の投射装置のみで賄っていた従来のプロジェクタに比べて投射装置1台あたりの輝度が低くても視聴者が感じる明るさは変わらない。例えば従来のプロジェクタの輝度が300ルーメンあったとすると、本実施形態では11台の投射装置3を用いていることから30ルーメン程度でも十分である。このように、低輝度の投射装置を用いることができるため、装置全体として低消費電力化、省エネルギー化を図ることができる。特に視聴者の人数が少ない場合には、従来の1/10以下というように飛躍的に消費電力が低いプロジェクタが実現できる。
なお、本実施形態のプロジェクタ1において、投射装置3の設置位置を入れ替えることができる。すなわち、点灯頻度の高い投射装置3は寿命が早く来るため、点灯頻度があまり高くない位置のものと時々ローテーションすることで投射装置3全体の寿命を延ばすことができる。そのためには、投射装置3毎に累積使用時間を把握し、それを表示する機能を備えることが望ましい。なお、表示パネル8またはスクリーン4上に、各投射装置の使用履歴(累積点灯時間もしくは予想寿命等)の表示ができるようにしても良い。
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施の形態を図7を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクタの基本構成は第1実施形態と同様であり、投射装置の位置が可動とされた点が第1実施形態と異なるのみである。したがって、以下では共通な部分の説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。また、図7において図1と共通の構成要素には同一の符号を付す。
第1実施形態では、プロジェクタ1が11台の投射装置3を備えており、各投射装置3の位置は固定されていた。これに対して、本実施形態のプロジェクタ11は、図7に示すように、筐体2の内部に3台の投射装置3が備えられ、各投射装置3が独立して位置を変えられるように構成されている。具体的には、筐体2の内部に円弧状に湾曲した第1のガイドレール31が設けられ、各投射装置3はモータ等の任意の駆動手段により第1のガイドレール31に沿って画面左右方向に移動する構成になっている。さらに、各投射装置3毎に第1のガイドレール31と直交する第2のガイドレール32が設けられ、各投射装置3はモータ等の任意の駆動手段により第2のガイドレール32に沿ってスクリーン4に対して接近、離間する方向に移動する構成になっている。本実施形態の場合、制御部6は、赤外線センサ5からの視聴者位置検出信号を受けて、各投射装置3の移動と点灯・消灯を制御する。
複数の投射装置3は、第1実施形態のように固定されていても勿論良いが、本実施形態のプロジェクタ11のように移動可能に構成した場合には視聴者M1,M2,M3の位置に合わせて移動させることができ、その分投射装置3の数を減らすことができる。そのため、プロジェクタのコスト低減を図ることができる。さらに、一人の視聴者が見る位置を変えても、視聴者の動きに合わせて光の投射領域を追従させることができ、画像が見えなくなることがない。本実施形態の場合、複数の投射装置3がスクリーン4の左右方向に移動できるため、視聴者の横方向の動きに対応することができるし、スクリーン4に対して接近、離反する方向に移動できるため、視聴者の前後方向の動きにも対応することができる。さらに、各投射装置3をスクリーン4の上下方向(図7において紙面を貫通する方向)に移動可能としても良い。その場合には視聴者の縦方向の動き(例えば視聴者が立ったり座ったりする場合)に対応することができるとともに、画像光をより集光できるため、さらなる低消費電力化を図ることができる。
[第3の実施の形態]
以下、本発明の第3の実施の形態を図8を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクタの全体の基本構成は第1実施形態と同様であり、投射装置の内部構成が第1実施形態と異なるのみである。したがって、以下では共通な部分の説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図8は、本実施形態の投射装置41を示す概略構成図である。
本実施形態で用いる投射装置41は、図8に示すように、光源としてのLEDアレイ42と、LEDアレイ42から射出された光を変調する液晶ライトバルブ44と、液晶ライトバルブ44によって変調された光をスクリーン4に投射する投射レンズ45とを備えている。また、LEDアレイ42と液晶ライトバルブ44との間には集光レンズ43が設けられており、集光レンズ43によりLEDアレイ42からの光が集光されて液晶ライトバルブ44に入射するようになっている。
LEDアレイ42は、赤色光を射出する赤色LED42Rと、緑色光を射出する緑色LED42Gと、青色光を射出する青色LED42Bとがアレイ状に配列されたものである。LEDアレイ42の各色のLED42R,42G,42Bの発光と液晶ライトバルブ44の駆動は制御部47によって制御される。そして、赤色LED42R、緑色LED42G、青色LED42Bが時分割で順次点灯するとともに、各色光の発光に同期してその色に対応した画像信号が液晶ライトバルブ44に供給され、液晶ライトバルブ44が駆動される。すなわち、本実施形態の投射装置41は、単板式の色順次方式、カラーシーケンシャル方式などと呼ばれる投射装置である。なお、ここでは各色のLEDを順次点灯させる構成を採用したが、白色光を発光する光源を用い、カラーホイールなどを用いて白色光を時間的に色分離する構成を採用しても良い。
本実施形態のプロジェクタでは、単板式、色順次方式の投射装置41を使用しているので、光変調器である液晶ライトバルブ44が1つで済むことによりコスト削減を図ることができる。また、本実施形態のプロジェクタにおいては、光の利用効率が上がることで個々の投射装置41からの投射光の輝度は低くて良いが、色順次方式の投射装置はもともと高い輝度が得にくい特性を持っているため、相性も良い。
[第4の実施の形態]
以下、本発明の第4の実施の形態を図9を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクタの全体の基本構成は第1実施形態と同様であり、投射装置の構成が第1実施形態と異なるのみである。したがって、以下では共通な部分の説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第1〜第3実施形態では、3板式、単板式の違いこそあれ、各投射装置が独立してカラー表示が可能なものであった。これに対して、本実施形態では、各投射装置として赤色画像、緑色画像、青色画像の各々を個別に投射する単色表示のものを用いており、3台1組でカラー表示を実現している。投射装置の構成としては、図8に示した投射装置41のLEDアレイ42が赤色LED42R、緑色LED42G、青色LED42Bのいずれか1色のみを備えたものと考えればよい。プロジェクタ全体として見ると、図9に示すように、赤色画像光を投射する投射装置3R1、緑色画像光を投射する投射装置3G、青色画像光を投射する投射装置3Bがこの順に繰り返し配列されている。その他の構成は第1〜第3実施形態と同様である。
本実施形態の場合、1台の投射装置3は単色表示しか行わないため、一人の視聴者Mに対して赤色用投射装置3R1、緑色用投射装置3G、青色用投射装置3Bの3台が点灯してはじめてカラー表示となる。図9は、視聴者Mがスクリーン前面の中心線(システム光軸S)上に位置している場合の例を示している。このとき、視聴者Mがこの位置にいることを赤外線センサ5が検出すると、中央の3台(図9における上から5番目、6番目、7番目)の投射装置3R1,3G,3Bを点灯させ、残りの投射装置を消灯させる。
ここで、仮に視聴者Mがスクリーン4に向かって左側(図9における上側、矢印Aの方向)に移動したとすると、図9における上から5番目の赤色用投射装置3R1を消灯させ、6番目、7番目の緑色用投射装置3G、青色用投射装置3Bを点灯させたまま、新たに8番目の赤色用投射装置3R2を点灯させる。本実施形態の場合、必ず3台の投射装置が点灯している必要があるため、上記の駆動方法が第1〜第3実施形態と異なっており、このような駆動方法で視聴者Mの位置に対応した投射を実現することができる。
本実施形態の構成によれば、各投射装置3が単色表示のものでよいため、各投射装置3が非常に簡便な構成となり、コストを低減することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば第1実施形態においては、複数の投射装置をスクリーンの画面左右方向に配列する例を示したが、投射装置を画面上下方向にも配列しても良い。投射装置を上下方向にも並べた場合、上下方向にも集光するフレネルレンズのようなスクリーンが使えるため、更に低輝度の投射装置で十分な明るさの画像を見ることができ、更に消費電力を小さくできる。また、視聴者位置検出手段については、赤外線センサ等で装置側が視聴者の位置を自動的に検出する構成に代えて、例えば点灯させる投射装置を視聴者がリモコン等を用いて選択する構成でも良いし、リモコンの位置を装置側が認識する構成でも良い。また、光変調器については、透過型の液晶ライトバルブを用いる構成に代えて、反射型の液晶ライトバルブを用いる構成でも良いし、マイクロミラーデバイスを用いる構成でも良い。
本発明の第1実施形態のプロジェクタの要部を示す概略平面図である。 同、概略平面図である。 同、概略平面図である。 同、プロジェクタの正面図である。 同、プロジェクタの投射装置の概略構成図である。 同、プロジェクタのスクリーンの指向性を説明するための図である。 本発明の第2実施形態のプロジェクタの要部を示す概略平面図である。 本発明の第3実施形態のプロジェクタの投射装置の概略構成図である。 本発明の第4実施形態のプロジェクタの要部を示す概略平面図である。
符号の説明
1,11,21…プロジェクタ、2…筐体、3,3f,3g,3i,3j,3R1,3G,3B,3R2,41…投射装置、4…スクリーン、5…赤外線センサ(視聴者位置検出手段)、6…制御部、7…インジケータ(点灯装置認識手段)、8…表示パネル、M,M1,M2,M3…視聴者。

Claims (15)

  1. 複数の投射装置と、前記投射装置から投射される画像を映し出すスクリーンとを備え、前記スクリーンが前記複数の投射装置からの各画像光を異なる方向に射出するとともに、前記複数の投射装置のうち、視聴者の位置に到達する画像光を射出する投射装置が選択的に点灯されることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記視聴者の位置を検出する視聴者位置検出手段を備え、前記視聴者位置検出手段の検出信号に基づいて視聴者の位置に対応した前記投射装置が選択的に点灯されることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記スクリーンが、前記画像光を視聴者側に向けて集光する機能を有する集光性スクリーンであることを特徴とする請求項1または2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記集光性スクリーンが、前記集光性スクリーンの画面左右方向において前記画像光を集光することを特徴とする請求項3に記載のプロジェクタ。
  5. 前記集光性スクリーンが、前記集光性スクリーンの画面上下方向において前記画像光を集光することを特徴とする請求項3または4に記載のプロジェクタ。
  6. 前記集光性スクリーンが、前記集光性スクリーンから前記集光性スクリーンの画面縦サイズの1.5ないし4倍までの視聴位置範囲内において、各投射装置からの前記画像光の主光線に平行な範囲内に射出光量の50%以上が含まれるとともに、主光線から水平に15cm以内の範囲では輝度変化が50%以下であることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  7. 前記複数の投射装置のうち、隣接配置された2つの投射装置から前記集光性スクリーンを経て視聴者側に到達する2つの画像光が、少なくとも前記集光性スクリーンから前記集光性スクリーンの画面縦サイズの1.5ないし4倍までの視聴位置範囲内において隙間なく射出されるように構成されていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  8. 前記複数の投射装置のうち、隣接配置された2つの投射装置から射出される2つの画像光により得られる2つの画像の画素位置を調整する画素位置調整手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  9. 前記複数の投射装置が、前記スクリーンの左右方向、上下方向の少なくとも一方に移動可能とされたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  10. 前記複数の投射装置が、前記スクリーンに対して接近、離反する方向に移動可能とされたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  11. 前記各投射装置の輝度が50ルーメン以下であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  12. 前記複数の投射装置のうち、選択的に点灯されている投射装置がどれであるかを視聴者に認識させる点灯装置認識手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  13. 前記各投射装置の光源として固体光源が用いられたことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  14. 前記各投射装置が1つの光変調器と発光色の異なる複数の前記固体光源とを有し、前記発光色の異なる固体光源を順次点灯させ、異なる色の光を順次変調することにより各投射装置がカラー画像を投射することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  15. 各投射装置が単色の画像を投射する構成とされ、異なる色の画像を投射する投射装置が隣接して繰り返し配置されたことを特徴とする請求項1ないし13のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
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