JP2007046611A - ガスタービンシステムおよび稼働方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスタービンシステム10を提供すること。
【解決手段】ガスタービンシステム(10)は、周囲空気を圧縮するように構成されたコンプレッサアセンブリ(14)、およびコンプレッサアセンブリ(14)と流れで連絡する燃焼器(16)を備え、燃焼器(16)は、コンプレッサアセンブリ(14)から圧縮空気を受け取り、第1の燃料流を燃焼させて、燃焼器出口ガス流を発生するように構成されている。ガスタービンシステム(10)は、燃焼器(16)の下流に配置され、燃焼器出口ガス流を部分的に膨張させるように構成された第1のタービン(18)、および第1のタービン(18)と流れで連絡している再燃焼デバイス(12)を備える。再燃焼デバイス(12)は、第2の燃料流を第1のタービン(18)から作動ガス流に対し横断方向に導入し、作動ガス流の存在下で燃料を燃焼するように構成されている。ガスタービンシステム(10)は、さらに、再燃焼デバイス(12)から出口ガス流を膨張させるように構成された第2のタービン(20)も備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、ガスタービンシステムに関するものであり、特に、ガスタービンシステムにおけるそのようなシステムの効率を高めるためのリヒート燃焼に関するものである。
さまざまな種類のガスタービンシステムが知られており、また使用されている。例えば、航空転用型ガスタービンは、発電、舶用推進、ガス圧縮、コージェネレーション、海洋プラットフォーム発電などの用途に使用される。典型的には、ガスタービンは、空気流を圧縮するためのコンプレッサおよび圧縮された空気を燃料と組み合わせ、その混合気を点火して作動ガスを発生する燃焼器を含む。さらに、作動ガスは、タービンを通して膨張され、発電を行う。一般に、ガスタービンシステムの電力出力は、タービン内の作動ガスの温度に比例する。いくつかの航空転用型ガスタービンでは、タービン排気温度は、比較的低く、そのため、複合サイクル発電で使用するそのようなシステムの効率は制限される。
作動ガスの温度を上げることによりガスタービンシステムの効率を高めようと、多数の詳細技術が採用されてきた。例えば、いくつかのシステムでは、作動ガスの温度は、燃焼器内で高められる。残念なことに、燃焼器内が高温であるため、NOx排出などの比較的高い汚染物質の排出が生じる可能性がある。さらに、燃焼器内の運転温度が高くなると、コンポーネントに加わる熱応力も高まる。その結果、コンポーネントは、高温に耐えられるように製造する必要があり、そのため、製造コストが上昇する可能性がある。
いくつかの他のシステムでは、タービンから出る排気ガスは、燃料と混合され、二次燃焼反応を生じる。発熱反応は、エネルギーを作動ガス流に加え、それにより、ガスタービンシステムのパワーと効率を高める。しかし残念なことに、このような二次燃焼反応の結果、望ましくない量のNOxが発生しうる。いくつかのシステムでは、別の燃焼器を備えて、二次燃焼反応を行わせるようにできる。しかし、二次燃焼に関連する機器および燃料のコストは比較的高い。さらに、このような技術は、一般に、タービンシステム設計全体を実質的にやり直す必要があり、これらの技術の採用はかなり限られる。
米国特許第6,619,026号 米国特許第5,577,386号 米国特許第4,813,227号
したがって、ガスタービンシステム内の作動ガスのリヒート(再燃焼)を通して得られる動力を高めるガスタービンシステムの開発が望ましいであろう。高温でシステム内の低排出を可能にするガスタービンシステム用の再燃焼デバイスを開発することも都合がよい。
簡単にいうと、一実施形態では、ガスタービンシステムを実現する。ガスタービンシステムは、周囲空気を圧縮するように構成されたコンプレッサアセンブリ、およびコンプレッサアセンブリと流体連通する燃焼器を備え、燃焼器は、コンプレッサアセンブリから圧縮空気を受け取り、第1の燃料流を燃焼させて、燃焼器出口ガス流を発生するように構成されている。ガスタービンシステムは、燃焼器の下流に配置され、燃焼器出口ガス流を部分的に膨張させるように構成された第1のタービン、および第1のタービンと流体連通している再燃焼デバイスを備える。再燃焼デバイスは、第2の燃料流を第1のタービンから作動ガス流に対し横断方向に導入し、作動ガス流の存在下で燃料を燃焼するように構成されている。ガスタービンシステムは、さらに、再燃焼デバイスから出口ガス流を膨張させるように構成された第2のタービンも備える。
他の実施形態では、ガスタービンシステム用の再燃焼デバイスを実現する。再燃焼デバイスは、ガスタービンシステムの第1のタービンと第2のタービンとの間に配置された少なくとも1つのインジェクタを備え、少なくとも1つのインジェクタは、燃料流を第1および第2のタービンと燃料流をインジェクタに送出するため少なくとも1つのインジェクタに結合された燃料管路との間の作動ガス流の流れ方向に対し横断方向に導入するよう構成されている。
他の実施形態では、ガスタービンシステムを稼働する方法を提供する。この方法は、コンプレッサを利用して空気を圧縮し、圧縮空気流を発生することと、圧縮空気流の存在下で第1の燃料流を燃焼させて、燃焼器出口ガス流を発生することを含む。この方法は、第1のタービンで燃焼器出口ガス流を部分的に膨張させて、第1のタービン出口ガス流を発生すること、および第1のタービンと第2のタービンとの間に配置されている燃料領域内の第2の燃料流を横断方向に導入して第2のタービン出口ガス流を発生することを含む。この方法は、さらに、第2のタービン内で第2のタービン出口ガス流を膨張させることも含む。
本発明のこれらおよび他の特徴、態様、および利点は、図面全体を通して類似の文字は類似のパーツを表す付属の図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読むとさらによく理解できる。
以下で詳述するように、本発明の技術の実施形態は、単純サイクルガスタービンシステムおよび複合サイクルガスタービンシステムなどのガスタービンシステムの出力および効率を高める機能を有する。特に、本発明の技術は、そのようなシステムの出力および効率を高めるためにガスタービンシステムのタービン段の間のリヒート燃焼(リヒートコンバスション)を利用することを含む。そこで、図面を参照し、まず図1を参照すると、再燃焼デバイス12を備えるガスタービンシステム10が例示されている。ガスタービンシステム10は、コンプレッサアセンブリ14およびコンプレッサアセンブリ14と流体が流れるよう連通している燃焼器16を備える。さらに、ガスタービンシステム10は、第1のタービン18および燃焼器16の下流に配置されている第2のタービン20を備える。例示されている実施形態では、コンプレッサアセンブリ14は、軸22を介して第1のタービン18により発生した出力により駆動される。さらに、第2のタービン20は、外部負荷を駆動するように構成されている。例示されている実施形態では、別の軸23が外部負荷を駆動するため第2のタービン20に結合されている。一実施形態では、負荷は、発電機である。それとは別に、負荷は、機械駆動式アプリケーションである。このような機械駆動式アプリケーションの実施例は、油田で使用するためのコンプレッサと冷蔵で使用するコンプレッサとを含む。
稼働中、コンプレッサアセンブリ14は、周囲空気24の流れを受け取り、その周囲空気24の流れを圧縮して圧縮空気26の流れを発生する。次いで、圧縮空気26の流れは、燃焼器16に向けられ、第1の燃料流28を燃焼し、燃焼器ガス流30を発生する。さらに、燃焼器ガス流30は、第1のタービン18を通して部分的に膨張される。例示されている実施形態では、第1のタービン18から来るガス32の流れは、再燃焼デバイス12に向けられる。例示されているように、再燃焼デバイス12は、流体が流れるよう第1のタービン18と連通しており、第2の燃料流34を作動ガス流32に対し横断方向に導入し、作動ガス流32の存在下で第2の燃料流34を燃焼させ、出口ガス流36を発生する。本明細書で使用されているように、「横断」という用語は、縦軸に対し直角の方向を指す。出口ガス流36は、その後、第2のタービン20を通して膨張される。第1のタービン18と第2のタービン20との間のリヒート燃焼を容易にするために使用される再燃焼デバイス12について以下で詳しく説明する。
図2は、本発明の技術のいくつかの態様によるリヒート燃焼を使用する単純サイクルガスタービンシステム40の線図である。例示されている実施形態では、ブーストコンプレッサ42は、空気44の流れを受け取る。さらに、ブーストコンプレッサ42からの空気46の流れは、コンプレッサアセンブリ48の方へ導かれ、さらに圧縮される。当業者であれば、理解するように、稼働レイアウトに応じて、コンプレッサアセンブリ48は、単純ガスタービンシステム40の出力を上げるため複数のコンプレッサを備えることができる。例えば、ガスタービンシステム40は、低圧コンプレッサおよび高圧コンプレッサを備えることができる。それとは別に、ガスタービンシステム40は、低圧コンプレッサ、中圧コンプレッサ、および高圧コンプレッサを備えることができる。コンプレッサアセンブリ48からの圧縮空気の流れ50は、燃焼器52の方へ向けられる。本発明の一実施形態では、スプリッタ54を使用して、コンプレッサアセンブリ48からの流れ50を分割する。例示されているように、空気の流れ56の一部は、燃焼器52の方へ向けられる。さらに、追加のスプリッタ58を使用して、スプリッタ54からの空気流60を分割し、空気流を第1のタービン62と、第1のタービン62の下流に配置されている再燃焼デバイス64に供給することができる。
稼働中、燃焼器52は、コンプレッサアセンブリ48から空気流56を受け取る。さらに、燃焼器52は、第1のタービン62の方に向けられる燃焼器出口ガス流68を発生する空気流56の存在下で点火され燃焼する第1の燃料流66も受け取る。いくつかの実施形態では、混合器70を使用して、燃焼器52からの流れとスプリッタ58からの流れを結合することができる。例示されている実施形態では、第2の混合器72を使用して、スプリッタ58からの流れ74と第1のタービン62からの流れ76を結合し、その後、流れは再燃焼デバイス64に供給される。さらに、再燃焼デバイス64は、第1のタービン62から作動ガス80の流れに対し横断方向の第2の燃料流78を受け取り、作動ガス流80の存在下で第2の燃料流78を燃焼する。当業者であれば理解するように、この第2の燃焼反応により、第2のタービン82(「出力タービン」と呼ばれることが多い)に入るガス流の温度を上げやすくなり、それにより、ガスタービンシステム40の出力および効率が高められる。さらに、第2のタービン82は、外部負荷86を駆動するため再燃焼デバイス64からの出口ガス流84を膨張させるように構成される。
ガスタービンシステム40で使用される再燃焼デバイス64は、高排出を導入することなくガス流の温度を高めるように構成される。再燃焼デバイス64の詳細は、図5〜11を参照しつつ以下で詳述される。
図3は、本発明の技術のいくつかの態様によるリヒート燃焼を使用する複合サイクルガスタービンシステム90の線図である。現在考えられている構成では、蒸気タービンシステム92は、単純ガスタービンシステムに結合される(図2を参照)。すでに説明したように、第1のタービン62と第2のタービン82との中間に配置された再燃焼デバイス64は、複合サイクルガスタービンシステム内の作動ガスの温度を高める機能を持つ。例示されている実施形態では、蒸気タービンシステム92は、第2のタービン82から排気ガス94を受け取るように構成される。さらに、熱交換器96を使用して、排気ガス94からの熱を蒸気タービンシステム92の蒸気発生装置に結合することができる。そこで、再燃焼デバイス64を備えるガスタービンシステム40からの排気ガス94からの熱を利用すると、複合サイクルガスタービンシステム90の出力および効率を高められ都合がよい。
図4は、本発明の技術のいくつかの態様による再燃焼デバイスを備える図1のガスタービンシステムの例示的な構成100の断面図である。しかし、再燃焼デバイスを持つガスタービンシステム100のコンポーネントのさまざまな稼働レイアウトを使用する他の構成は、本出願の範囲内にある。例示されている実施形態では、コンプレッサのフロントフレーム102は、釣鐘口型入口106を介して空気流をコンプレッサセクション104内に入れる。いくつかの実施形態では、コンプレッサセクション104を低圧および高圧のコンプレッサ領域に分割できる。コンプレッサセクション104は、コンプレッサセクション104の間の複数段内で空気流の向きを決める複数の静翼を含むステータケーシングを備える。さらに、コンプレッサセクション104は、複数の動翼を備え、翼を支えるスプールとディスクも備える。コンプレッサセクション104内のコンプレッサ段の数は、ガスタービンシステム100の稼働要件に基づいて変えることができる。
稼働中、コンプレッサセクション104からの圧縮空気は、燃料流の燃焼のため燃焼器108に送られる。一実施形態では、燃焼器108は、環状燃焼器を含む。他の一実施形態では、燃焼器108は、環状缶型燃焼器を含む。次いで、燃焼器出口ガス流は、高圧タービン110に送られ、そこで、部分的に膨張させられる。その後、高圧タービン110からの作動ガス流は、再燃焼デバイス112に向けて送られる。現在考えられている構成では、再燃焼デバイス112は、高圧タービン110と低圧タービン(出力タービン)114との間に配置された複数のインジェクタを備える。いくつかの実施形態では、これら複数のインジェクタは、予め定められた環状パターンで配列され、高圧タービン110のすぐ下流に配置される。一実施形態では、これら複数のインジェクタは、高圧タービン110の軸方向配置と実質的に類似の軸方向配置に位置する。
複数のインジェクタ112は、入ってくるタービンガス流に対し横断方向に燃料のブレンドを導入する。燃料流は、天然ガス、または水素、または合成ガス、または炭化水素、またはこれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、燃料流は、希釈剤とブレンドされる。希釈剤の実施例は、窒素、または蒸気、または二酸化炭素、またはこれらの組み合わせを含む。しかし、類似の特性を有する他の種類の燃料も使用できる。本発明の一実施形態では、インジェクタは、インジェクタのいずれかの側に配置された複数のインジェクタ孔を介して燃料ブレンドを導入して、燃料を分散し、低圧タービン114内に入る前に燃料流の完全燃焼ができるようにする。燃料ブレンドは、高圧タービン110と低圧タービン114との間のリヒート燃焼領域内で自己発火する。さらに、再燃焼デバイス112からの出口ガス流は、低圧タービン114を通して膨張し、高温高速のガスが一組のタービンブレードを通る。ブレードは、高温の膨張している空気からエネルギーを取り出して、コンプレッサセクション114を駆動し、外部負荷を駆動する。排気ガスは、排気管116を通じて排出される。すでに説明したように、いくつかの実施形態では、排気ガスからの熱を、複合サイクルガスタービンシステム内の蒸気タービンに結合することで、複合サイクルガスタービンシステムの出力および効率を高めることができる。ガスタービンシステム100で使用される再燃焼デバイス112について、以下で詳述する。
図5は、本発明の技術のいくつかの態様による図1〜4のガスタービンシステムで採用されている再燃焼デバイス120の断面図である。例示されている実施形態では、再燃焼デバイス120は、燃料インジェクタを含む。燃料インジェクタは、インジェクタケーシング124内に配置された燃料混合流路122を含む。さらに、再燃焼デバイス120は、インジェクタ120のいずれかの側に配置された複数のインジェクタ孔126を含み、これにより、燃料混合流路122と高圧タービン110からの作動ガス流との間の連絡を実現する(図4を参照)。特に、インジェクタ120は、高圧タービン110からの作動ガス流の方向に対し横断方向で燃料流を供給する。この実施形態では、燃料流は、高圧タービン110と低圧タービン114との間のリヒート燃焼領域に導入される(図4を参照)。複数のインジェクタ孔126の間隔は、リヒート燃焼領域内に導入される燃料混合気と希釈剤混合気の質量がリヒート燃焼領域内の酸化剤(例えば、酸化ガス)に比例するように選択することができることに留意されたい。いくつかの実施形態では、複数の再燃焼デバイスは、タービン110と114との間のリヒート燃焼領域内に予め定められた環状パターンで配列される。ここでもまた、インジェクタ孔26の間隔は、インジェクタ孔126の直径およびカップリングからの距離に基づいて調節することができる。例えば、インジェクタ孔126の間隔は、孔126の直径が実質的に一定に保たれるときにカップリングからの距離が増えるのに合わせて大きくすることができる。
現在考えられている構成では、再燃焼デバイス120は、冷却水の流路130を定める内壁128を備える。さらに、再燃焼デバイス120は、再燃焼デバイス120内で空気連行を行うための空気連行口132を備える。稼働中、燃料混合気は、燃料混合流路122を介して再燃焼デバイス120に供給される。他の実施形態では、燃料混合気は、希釈剤と組み合わせることができる。燃料混合流路122は、燃料マニホールド(図に示されていない)および希釈剤マニホールド(図に示されていない)に結合することができ、流路122内に必要な燃料希釈混合気を供給することができる。
一実施形態では、インジェクタ120は、インジェクタケーシング124の冷却を行う燃料混合気を使用する。より具体的には、燃料混合気により、その発熱量を低くし、その一方で、燃料混合流路122を通る際の燃料混合気の早期自己点火を防ぐ。いくつかの実施形態では、インジェクタ120は、実質的に燃料だけであることから、空気および/または希釈剤と燃料とを予め混合した混合気までの範囲の燃料混合気を使用することができる。さらに、ケーシング124の冷却は、130などの冷却水の流路を介して行える。いくつかの実施形態では、追加の冷却水の流路をインジェクタ120内に用意し、インジェクタ120の所望の冷却を実現できる。追加の冷却水の流路を備えるインジェクタ構成の実施例は、以下で図7および8を参照しつつ例示される。
図6は、図1〜4のガスタービンシステムで採用されている再燃焼デバイスの例示的な構成134を示している。例示されているように、再燃焼デバイス134は、126により表されるような注入孔を備える。さらに、空気は、空気連行口132を介してデバイス134内に混入され、入ってくるタービンガス流の方向に対し横断方向で導入される燃料空気混合気を生成する。図7は、本発明の技術のいくつかの態様による図5および6の再燃焼デバイスの例示的な構成140の線図である。例示されているように、再燃焼デバイス140は、冷却水の流路130を定める内壁128を備える。さらに、再燃焼デバイス140は、ケーシング124と内壁128との間に混合器を含む要素142を備える。本発明の一実施形態では、混合器を含む要素142は、第2の冷却水の流路144を形成する。当業者であれば理解するように、複数の空気連行口は、図8を参照しつつ以下で説明するように、冷却水の流路140と第2の冷却水の流路144との間に位置することができる。
図8は、図1〜4のガスタービンシステムで採用されている再燃焼デバイスの例示的な構成150を示している。現在考えられている構成では、再燃焼デバイス150は、複数の空気連行口152を冷却水の流路130と第2の冷却水の流路144との間に備える。空気連行口152は、冷却水の流路130と144との間に希釈剤を分配し、希釈剤の供給と再燃焼デバイス150とバランスを取るように構成されている。いくつかの実施形態では、複数の圧力バランス口154を冷却水の流路130と144との間に用意することができる。さらに、壁124は、インジェクタ150の外面上に冷却膜を形成するための孔156を備えることができる。例示されている実施形態では、孔156は、インジェクタ150の前縁に配置される。いくつかの実施形態では、孔156は、図9を参照しつつ以下で例示されているようにインジェクタ150の後縁に配置することができる。しかし、インジェクタ150の外面の冷却を行うためにさまざまな場所に位置する孔156を備えるインジェクタ150の他の構成は、本発明の技術の範囲内にある。
図9は、図1〜4のガスタービンシステムで採用されている再燃焼デバイスの他の例示的な構成158の線図を示している。再燃焼デバイス158は、図7および8を参照しつつ以下で例示されているように燃料混合流路122に加えて冷却水の流路130を定める内壁128を備える。現在考えられている構成では、インジェクタ158のカップリングから最も遠い所にあるインジェクタ孔126は、インジェクタ158の縦軸に関して約45度の角度に向けられる。したがって、インジェクタ158の周りの領域全体は、燃料混合気の供給を受け取る。さらに、孔156は、インジェクタ158の壁124内のインジェクタ孔126の下流に位置する。いくつかの実施形態では、孔156は、後縁内のインジェクタ孔126からの距離の約1/2から2/3の距離の所に位置することができる。
上で例示されている再燃焼デバイスは、図1〜4のガスタービンシステムの第1のタービンと第2のタービンとの間に予め定められた環状パターンで配列することができる。図10は、再燃焼デバイスの例示的な環状パターン160を示している。例示されている実施形態では、アセンブリ160は、希釈剤マニホールド162および希釈剤と燃料混合気とをそれぞれ複数のインジェクタ166に供給するように適合された燃料混合マニホールド164を備える。本発明の一実施形態では、アセンブリ160は、6個のインジェクタを備える。しかし、インジェクタ160の個数を増減した構成も考えられる。いくつかの実施形態では、アセンブリ160は、さまざまなサイズのインジェクタ160の組み合わせを含むことができる。一実施形態では、アセンブリ160は、長いインジェクタと短いインジェクタ166との交互構成を含むことができる。複数のインジェクタ166の空間的分配により、ガスタービンシステムの第1のタービンと第2のタービンとの間のリヒート燃焼領域内のNOx形成を低減しやすくなる。例えば、長いインジェクタと短いインジェクタ166の交互構成を使用することにより、アセンブリ160内の質量流の閉塞を低減できる。
図5〜10を参照しつつ上で例示されている再燃焼デバイスは、空気力学的形状を施され、浮上火炎発生を容易に行える。浮上火炎発生により、リヒート燃焼領域における排出物を低減することが可能になる。図11は、本発明の技術のいくつかの態様による図5〜9の再燃焼デバイスの例示的な形状170の線図である。例示されているように、再燃焼デバイスは、172、174、および176により表されているようにさまざまなプロファイルを持つことができる。いくつかの実施形態では、ガスタービンシステムのサイズ、コスト、および重量の低減のため、輪郭172、174、および176の回転角を必要に応じてガスタービンシステムにより調整し、流れを変えることができる。例えば、再燃焼デバイスはそれぞれ、事前旋回を行う輪郭を含むことができる。
図12は、図5〜11を参照しつつ上で例示されているように例示的な再燃焼デバイス182を備える他の例示的なガスタービンシステム180を示している。ガスタービンシステム180は、空気流を受け取るため放射状取入口184を備える。さらに、ガスタービンシステム180は、低圧コンプレッサ186および高圧コンプレッサ188を備え、取入口184から入ってくる周囲空気を圧縮する。例示されている実施形態では、低圧コンプレッサ186からの圧縮空気は、空気−空気、または空気−水の熱交換器で冷却され、管190および192を介して高圧コンプレッサ188に送られる。その後、高圧コンプレッサ188からの圧縮空気は燃焼器194内で燃焼される。本発明の一実施形態では、燃焼器194は、標準環状燃焼器を含む。さらに、次いで燃焼器194からの作動ガス流は、高圧タービン196に送られる。さらに、中圧タービン198は、高圧タービン196の下流に配置され、中軸および弾性カップリングを通じて低圧コンプレッサ188を駆動するように構成されている。
現在考えられている構成では、ガスタービンシステム180は、さらに、外部負荷を駆動する出力軸202を駆動する出力タービン200を備える。この実施形態では、再燃焼デバイス182は、中圧タービン198と出力タービン200との間に位置し、一次燃焼領域194に加えて、リヒート燃焼を生じさせることができる。すでに説明したように、インジェクタは複数、タービン198と200との間に配置することができ、燃料を横断方向に注入しタービン198と200との間のリヒート燃焼を容易にするように構成される。ここでもまた、ガスタービンシステム180の稼働レイアウトおよび要件に応じて、再燃焼デバイス182に関して異なる構成を考えられる。タービン198と200との間のリヒート燃焼は、ガスタービンシステム180の全体的効率および出力を高める。
上記の方法のさまざまな態様は、ガスタービンシステムにおいて有用であり、異なる用途に使用される。上述のように、ガスタービンシステムで採用される再燃焼デバイスは、ガスタービンシステムのタービン間のリヒート燃焼領域内の横断方向燃料注入を容易にし、そのため、そのようなシステムの出力および効率が高まる。さらに、本発明の技術を使用すると、そのようなガスタービンシステムからの排出、特にNOx排出を低減することが可能であり、それにより、ガスタービンシステムの稼働を環境に優しいものにできる。
本発明のいくつかの特徴のみが本明細書では例示され、説明されているが、当業者であれば、多くの修正および変更が可能であることを理解するであろう。したがって、付属の請求項は、本発明の真の精神の範囲内にあるようなすべての修正および変更を対象とすることが意図されている。
本発明の技術のいくつかの態様による再燃焼デバイスを備えるガスタービンシステムの線図である。 本発明の技術のいくつかの態様によるリヒート燃焼を使用する単純サイクルガスタービンシステムの線図である。 本発明の技術のいくつかの態様によるリヒート燃焼を使用する複合サイクルガスタービンシステムの線図である。 本発明の技術のいくつかの態様による再燃焼デバイスを備える図1のガスタービンシステムの断面図である。 本発明の技術のいくつかの態様による図1〜4のガスタービンシステムで採用されている再燃焼デバイスの断面図である。 本発明の技術のいくつかの態様による図5の再燃焼デバイスの線図である。 本発明の技術のいくつかの態様による図5の再燃焼デバイスの例示的な構成の線図である。 本発明の技術のいくつかの態様による冷却水の流路を備える図5の再燃焼デバイスの例示的な構成の線図である。 本発明の技術のいくつかの態様による冷却水の流路を備える図5の再燃焼デバイスの他の例示的な構成の線図である。 本発明の技術のいくつかの態様による図1〜4のガスタービンシステムで採用されている再燃焼デバイスの例示的な環状パターンの線図である。 本発明の技術のいくつかの態様による図5の再燃焼デバイスの例示的な形状の線図である。 本発明の技術のいくつかの態様による再燃焼デバイスを備える他のガスタービンシステムの線図である。
符号の説明
10 ガスタービンシステム
12 再燃焼デバイス
14 コンプレッサ
16 燃焼器
18 第1のタービン
20 第2のタービン
22 軸
23 軸
24 吸気
26 圧縮空気
28 第1の燃料流
30 燃焼器からの作動ガス
32 第1のタービンからの出口ガス
34 第2の燃料流
36 再燃焼デバイスからの出口流
38 第2のタービンからの出口流
40 単純ガスタービンシステム
42 ブースト
44 吸気
46 コンプレッサアセンブリへの流れ
48 コンプレッサアセンブリ
50 コンプレッサアセンブリからの流れ
52 燃焼器
54 スプリッタ
56 スプリッタから燃焼器への流れ
58 第2のスプリッタ
60 第2のスプリッタへの流れ
62 第1のタービン
64 再燃焼デバイス
66 第1の燃料流
68 燃焼器出口ガス流
70 混合器
72 第2の混合器
74 スプリッタからの流れ
76 第1のタービンからの流れ
78 第2の燃料流
80 作動ガス流
82 第2のタービン
84 出口ガス流
90 複合サイクルガスタービンシステム
92 蒸気タービン
84 出力タービンへの流れ
94 熱交換器への流れ
96 熱交換器
100 ガスタービンシステム
102 フロントフレーム
104 コンプレッサセクション
106 吸気の入口
108 燃焼器
110 高圧タービン
112 再燃焼デバイス
114 低圧タービン
116 排気管
120 再燃焼デバイス
122 燃料混合流路
124 インジェクタケーシング
126 インジェクタ孔
128 内壁
130 冷却水の流路
132 空気連行口
134 インジェクタ構成
140 インジェクタ構成
142 混合器を含む要素
144 第2の冷却水の流路
150 インジェクタ構成
152 空気連行口
154 圧力バランス口
156 冷却用孔
158 インジェクタ構成
160 インジェクタの環状配列
162 希釈剤マニホールド
164 燃料混合マニホールド
166 インジェクタ
170 例示的な輪郭
172〜176 異なる回転角を持つ輪郭
180 ガスタービンシステム
182 再燃焼デバイス
184 取入口
186 低圧コンプレッサ
188 高圧コンプレッサ
190〜192 管
194 燃焼器
196 中圧タービン
198 高圧タービン
200 出力タービン
202 排気

Claims (10)

  1. ガスタービンシステム(10)であって、
    a)周囲空気を圧縮するように構成されたコンプレッサアセンブリ(14)と、
    b)前記コンプレッサアセンブリ(14)と流体連通し、該コンプレッサアセンブリ(14)から圧縮空気を受け取り、第1の燃料流を燃焼させて、燃焼器出口ガス流を発生するように構成されている燃焼器(16)と、
    c)前記燃焼器(16)の下流に配置され、前記燃焼器出口ガス流を部分的に膨張させるように構成された第1のタービン(18)と、
    d)前記第1のタービン(18)と流体連通し、前記第1のタービン(18)から作動ガス流に対し横断方向に第2の燃料流を導入して前記作動ガス流の存在下で前記燃料を燃焼させるように構成された再燃焼デバイス(12)と、
    e)前記再燃焼デバイス(12)から出口ガス流を膨張させるように構成された第2のタービン(20)とを備えるガスタービンシステム(10)。
  2. 前記再燃焼デバイス(12)は、前記第1および第2のタービン(18、20)の間に配置された複数のインジェクタを備える請求項1記載のガスタービンシステム(10)。
  3. 前記複数のインジェクタはそれぞれ、前記第2のタービン(20)に入る前に燃焼させるための前記第2の燃料流を導入する、前記インジェクタ上に配置された複数のインジェクタ孔を備える請求項1記載のガスタービンシステム(10)。
  4. 前記第2の燃料流は、天然ガス、または水素、または合成ガス、または炭化水素、またはこれらの組み合わせを含む請求項1記載のガスタービンシステム(10)。
  5. 前記第2の燃料流は、希釈剤とブレンドされる請求項4記載のガスタービンシステム(10)。
  6. 前記希釈剤は、窒素、または蒸気、または二酸化炭素、またはこれらの組み合わせを含む請求項5記載のガスタービンシステム(10)。
  7. ガスタービンシステム(10)用の再燃焼デバイス(12)であって、
    a)前記ガスタービンシステム(10)の第1のタービン(18)と第2のタービン(20)との間に配置され、燃料流を前記第1のタービン(18)と第2のタービン(20)との間で作動ガス流の流れ方向に対し横断方向に導入するよう構成された少なくとも1つのインジェクタ(120)と、
    b)前記燃料流を前記インジェクタ(120)に送出するために前記少なくとも1つのインジェクタ(120)に結合されている燃料管路(122)とを備える再燃焼デバイス(12)。
  8. ガスタービンシステムを稼働させる方法であって、
    a)コンプレッサを介して空気を圧縮し、圧縮空気流を発生させることと、
    b)前記圧縮空気流の存在下で第1の燃料流を燃焼させ、燃焼器出口ガス流を発生させることと、
    c)第1のタービン内の燃焼器出口ガス流を部分的に膨張させ、第1のタービン出口ガス流を発生させることと、
    d)前記第1のタービンと第2のタービンとの間に配置された燃焼領域内で横断方向に第2の燃料流を導入し、第2のタービン出口ガス流を発生させることと、
    e)前記第2のタービン内で前記第2のタービン出口ガス流を膨張させることと、
    を含むガスタービンシステムを稼働させる方法。
  9. ガスタービンシステムの効率を改善する方法であって、
    a)前記ガスタービンシステムの第1のタービンと第2のタービンとの間に燃料流を横断方向に注入し、前記第1のタービンと前記第2のタービンとの間の作動ガス流を再加熱して出口ガス流を発生させるように構成された少なくとも1つのインジェクタを前記ガスタービンシステムに結合することと、
    b)前記第2のタービン内で前記出口ガス流を膨張させることとを含むガスタービンシステムの効率を改善する方法。
  10. 第1のタービンセクション(18)を備えるガスタービンシステム(10)の性能を増強するシステムであって、
    a)前記ガスタービンシステム(10)の前記第1のタービンセクション(18)と流体連通する第2のタービンセクション(20)と、
    b)前記第1のタービンセクション(18)と前記第2のタービンセクション(20)との間に配置され、前記第1のタービンセクション(18)と前記第2のタービンセクション(20)との間で作動ガス流の流れの方向に対して横断方向に燃料流を導入するように構成された少なくとも1つのインジェクタ(120)を備える再燃焼デバイス(12)とを備えるガスタービンシステム(10)の性能を増強するシステム。

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