JP2007045583A - 粘着性テープの貼着装置及び貼着方法 - Google Patents

粘着性テープの貼着装置及び貼着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所定長さに切断された粘着性テープを基板に対して確実に貼着することができる貼着装置を提供することにある。
【解決手段】所定の長さに切断された上記粘着性テープを上記離型テープとともに搬送して位置決めする送り装置20と、基板を保持し搬送装置によって位置決めされた粘着性テープ2の切断された部分に端子部が対向するよう基板を搬送位置決めするテーブル7と、粘着性テープの切断された部分を加圧加熱しながら基板に貼着する加圧ツール13と、粘着性テープの切断された部分が送り装置によって搬送されて位置決めされてから基板が位置決めされるまでの時間を測定し、その時間を予め設定された時間と比較し、その比較に基いて上記貼着手段により上記粘着性テープの切断された部分を上記基板に貼着するか否かを制御する制御装置を具備する。
【選択図】 図1

Description

この発明は基板の側部上面に設けられた複数の端子からなる端子部に粘着性テープを貼着する粘着性テープの貼着装置及び貼着方法に関する。
たとえば、液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネルに代表されるフラットパネルディスプレイなどの製造工程においては、ガラス製の基板の側部上面に設けられた端子部に、TCP(Tape Carrier Package)などの電子部品を、μm単位の直径の金属粒子を含有する熱硬化性の樹脂によって形成された異方性導電性部材としての粘着性テープを介して貼着する工程がある。
上記電子部品を上記基板の側部上面の端子部に貼着する前に、基板の側部上面には所定の長さに切断された上記粘着性テープを貼着される。粘着性テープは離型テープに貼着された状態で供給リールに巻装されている。
基板の側部上面に電子部品を粘着性テープによって貼着する場合、まず、離型テープとともに供給リールから繰り出された粘着性テープを所定長さに切断する。このときの粘着性テープの切断長さは、上記基板の側部上面に設けられた端子部に対応する長さに設定される。
ついで、所定長さに切断された粘着性テープを、たとえばチャックなどによって上記供給リールから上記離型テープとともに引き出し、その切断された部分がテーブルに載置された基板の側部上面の端子部に対向するよう位置決めする。ついで、切断された粘着性テープを、貼着手段としてのヒータを有する加圧ツールによって基板に加圧加熱して貼着し、離型テープを剥がして巻き取りリールに巻き取るようになっている。特許文献1には基板に粘着性テープを加圧加熱して貼着する技術が示されている。
特開平7−101618号公報
ところで、所定の長さに切断された粘着性テープは、上記チャックによって引き出されると、ヒータを有する上記加圧ツールに対向するよう位置決めされて待機する。その後、基板がテーブルによって搬送され、その端子部が設けられた側部が待機する粘着性テープの切断された部分の下方に対向するよう位置決めされる。ついで、上記加圧ツールが下降し、上記粘着テープの所定の長さに切断された部分を上記基板に加圧加熱しながら貼着する。
ところで、粘着性テープの所定の長さに切断された部分は、加圧ツールと対向する位置に引き出されてから、基板に貼着されるまでの待機中に、加圧ツールからの放射熱を受けることになる。
粘着性テープは熱硬化性の樹脂によって形成されている。そのため、粘着性テープの所定の長さに切断された部分が位置決めされてから、上記基板をテーブルによって位置決めするまでに時間が掛かり過ぎると、上記粘着性テープは加圧ツールからの放射熱を受ける時間が長くなる。その結果、粘着性テープの切断された部分の表面は基板に貼着される前に硬化してしまうということがある。
そのような状態で上記加圧ツールを下降させ、この加圧ツールによって粘着性テープを基板に加圧加熱しても、表面が硬化して粘着性が低下或いは喪失しているため、基板に貼着されないということがある。そのような場合、貼着作業を中断して点検しなければならなくなったり、粘着性テープが確実に貼着されない状態で基板が次工程に送られるなどのことが生じる。
この発明は、粘着性テープの所定長さに切断された部分が基板に貼着される前に加熱され過ぎた場合、その部分を基板に貼着せずに、新たな部分を貼着するようにすることで、粘着性テープの貼着不良を防止できるようにした粘着性テープの貼着装置及び貼着方法を提供することにある。
この発明は、基板の側部上面に端子部が設けられ、この端子部に離型テープに貼着されて所定の長さに切断された粘着性テープを貼着する貼着装置であって、
所定の長さに切断された上記粘着性テープを上記離型テープとともに搬送して位置決めする送り手段と、
上記基板を保持し上記送り手段によって位置決めされた上記粘着性テープの切断された部分に上記端子部が対向するよう上記基板を搬送位置決めする搬送手段と、
上記粘着性テープの切断された部分を加圧加熱しながら上記基板に貼着する貼着手段と、
上記粘着性テープの切断された部分が上記送り手段によって送られて位置決めされてから上記基板が位置決めされるまでの時間を測定し、その時間を予め設定された時間と比較し、その比較に基いて上記貼着手段により上記粘着性テープの切断された部分を上記基板に貼着するか否かを制御する制御手段と
を具備したことを特徴とする粘着性テープの貼着装置にある。
上記制御手段は、
上記粘着性テープの所定長さに切断された部分が上記送り手段によって位置決めされてから上記基板が位置決めされるまでの時間を測定する測定部と、
位置決めされた粘着性テープの切断された部分が上記貼着手段からの放射熱によって上記基板に貼着不能に硬化するまでの時間を予め設定する設定部と、
上記測定部によって測定された測定時間を上記設定部によって設定された設定時間と比較する比較部と、
上記比較部で比較された測定時間が設定時間よりも短いときには上記貼着手段によって粘着性テープを上記基板に貼着させ、上記測定時間が上記設定時間よりも長いときには上記送り手段によって上記粘着性テープを搬送し、新たな切断部分を上記基板の端子部に対向させてから上記貼着手段によって上記基板に貼着させる判定部と
を備えていることが好ましい。
この発明は、基板の側部上面に端子部が設けられ、この端子部に離型テープに貼着されて所定の長さに切断された粘着性テープを貼着する貼着方法であって、
基板をテーブルに載置する工程と、
所定の長さに切断された上記粘着性テープを上記離型テープとともに送って位置決めする工程と、
位置決めされた上記粘着性テープの切断された部分に上記基板の上記端子部が対向するよう上記基板を位置決めする工程と、
上記粘着性テープの切断された部分が位置決めされてから上記基板が位置決めされるまでの時間を測定し、その時間を予め設定された時間と比較し、その比較に基いて上記粘着性テープの切断された部分を上記基板に貼着するか否かを判定する工程と
を具備したことを特徴とする粘着性テープの貼着方法にある。
上記粘着性テープの切断された部分が位置決めされてから上記基板が位置決めされるまでの時間が予め設定された時間よりも短いときに、上記粘着性テープを上記基板に貼着することが好ましい。
この発明によれば、粘着性テープの切断された部分が位置決めされてから、この部分に対して基板が位置決めされるまでの時間を測定し、その時間を予め設定された時間と比較して粘着性テープの切断された部分を基板に貼着するか否かを判定するため、粘着性テープの切断された部分が硬化した状態で基板に貼着されるのを防止することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態を説明する。
図1はこの発明の一実施の形態に係る貼着装置を示し、この貼着装置は基板ステージ5を備えている。この基板ステージ5はベース6を有し、このベース6の上面にX駆動源6a、Y駆動源6b及びθ駆動源6cによってX、Y及びθ方向に駆動されるテーブル7が設けられている。
上記テーブル7上には、図3(a)に示すように液晶ディスプレイパネルからなる基板Wが供給されて真空吸着される。基板Wの上面の一側部には図3(b)に示すように複数の端子1aが所定間隔で形成された複数、この実施の形態では3つの端子部1が設けられている。
上記基板Wの端子部1が設けられた側部上面には、後述するように3つの端子部1にわたる長さに切断された、両面粘着性の異方性導電部材からなる粘着性テープ2が図3(a)に示すように貼着されるようになっている。上記粘着性テープ2は金属粒子が混入された熱硬化性樹脂からなる。そして、各端子部1には、TCPなどの電子部品3が粘着性テープ2を介して貼着される。
図1に示すように、上記粘着性テープ2は透光性の樹脂テープからなる離型テープ8に貼着されて供給リール9に巻かれていて、粘着性テープ2を下にして一対のガイドローラ11にガイドされている。それによって、粘着性テープ2は上記テーブル7に載置された上記基板Wの端子部1の上方に対向して走行するようになっている。
上記テーブル7の上方にはヒータ13aを有する貼着手段としての加圧ツール13が上下駆動機構14によって上下動可能に設けられている。上記粘着性テープ2は、後述する切断ユニット23によって所定長さに切断され、その部分、つまり切断部分2aが上記加圧ツール13の下方に後述するように位置決めされる。
粘着性テープ2の切断部分2aが位置決めされると、上記加圧ツール13が下降して粘着性テープ2の切断部分2aが上記基板Wの側辺部の端子部1が設けられた部分に貼着される。その後、上記離型テープ8が図示しない離型ローラによって粘着性テープ2から剥離され、その離型テープ8だけが巻取りリール12に巻き取られるようになっている。
上記粘着性テープ2の切断部分2aは、基板Wに対する接着性を高めるために、上記加圧ツール13によって加熱されながら基板Wに貼着される。しかしながら、このときの加圧ツール13による加熱は本圧着時に比べて十分に短い時間であるから、粘着性テープ2の切断部分2aが加圧ツール13によって溶融硬化することはない。
上記粘着性テープ2と離型テープ8との搬送は、送り手段としての送り装置20によって行なわれる。この送り装置20は離型テープ8を挟持可能に形成されたチャック21を有する。このチャック21は図示しないガイド体によって回転不能にガイドされ、サーボモータ22bによって回転駆動される駆動ねじ22aによって直線駆動されるようになっている。
したがって、上記チャック21が離型テープ8を挟持した状態で上記駆動ねじ22aを回転駆動し、このチャック21を図1に矢印Xで示す方向へ駆動すれば、上記離型テープ8とともに粘着性テープ2をX方向へ繰り出し、その切断部分2aを加圧ツール13の下方に位置決めできるようになっている。
上記粘着性テープ2は基板Wよりも搬送方向上流側において、上記切断ユニット23によって所定の長さに切断される。この切断ユニット23は、カッタ24と剥離機構25から構成されている。
上記カッタ24は、粘着性テープ2の供給リール9から引き出されて水平に走行する部分の下方に先端を対向させて配置され、図示しない駆動機構によって上下方向に駆動可能となっている。上記剥離機構25は、上記カッタ24よりも粘着性テープ2の走行方向下流側の下方に対向して配置されている。
上記切断ユニット23は、搬送される粘着性テープ2の上面側の上記カッタ24と剥離機構25とに対向して配置された保持ブロック26を有する。この保持ブロック26には離型テープ8を介して上記粘着性テープ2の上面を押圧する押し出し部材27がスライド可能に設けられている。この押し出し部材27は図示せぬシリンダなどによって所定のタイミングで押圧される。
図2に示すように、上記押し出し部材27と対向する粘着性テープ2の下面側には剥離ヘッド28が配置されている。この剥離ヘッド28はベース板29に取り付けられている。このベース板29には粘着テープ31が巻回された供給リール32が設けられ、この粘着テープ31は上記剥離ヘッド28の上面に沿って走行して巻取りリール33に巻き取られるようになっている。
上記ベース板29はシリンダ34によって上下駆動される。ベース板29が上昇方向に駆動されると、押し出し部材27によって粘着性テープ2の一対の切断線2bによって切断された箇所が押し下げられる。上記切断線2bは、上記カッタ24が上昇方向に駆動され、粘着性テープ2の上記保持ブロック26の下面に対向する部分に突き当たることで形成される。
それによって、粘着性テープ2の一対の切断線2bによって切断された部分2cが剥離ヘッド28の粘着テープ31に押し付けられるから、その部分2cが離型テープ8から剥離される。つまり、粘着性テープ2は、基板Wに貼着される所定長さの両端部分に上記カッタ24によってそれぞれ一対の切断線2bが所定間隔で形成され、その間の部分2cが上記剥離機構25によって除去されてから、残りの部分、つまり所定の長さの上述した切断部分2aが上記加圧ツール13によって基板Wに端子部1に貼着されることになる。
なお、カッタ24による粘着性テープ2の切断のタイミングは、たとえば粘着性テープ2を供給リール9から引き出すチャック21の動きに連動して行なわれる。
上記切断ユニット23によって粘着性テープ2の所定の長さの切断部分2aはチャック21に挟持されて引き出されて所定の位置、つまり加圧ツール13の下方に位置決めされる。上記切断部分2aが引き出されて位置決めされると、基板Wが載置された上記テーブル7がX、Y及びθ方向に駆動されて上記基板Wの一側部の端子部1が粘着性テープ2の切断部分2aに対向するよう位置決めされる。すなわち、基板Wの一側部は加圧ツール13の下方に対向位置決めされる。
基板が位置決めされると、上記上下駆動機構14によって上記加圧ツール13が下降方向に駆動され、上記離型テープ8を介して粘着性テープ2の切断部分2aを基板Wに加圧加熱する。それによって、上記粘着性テープ2の切断部分2aが基板2に貼着される。
上記加圧ツール13と上記送り装置20は制御装置41によって駆動が制御される。この制御装置41は図4に示すように測定部42と設定部43を有する。測定部42は粘着性テープ2の切断部分2aが送り装置20によって所定の位置まで引き出されて位置決めされてから、上記基板Wが上記テーブル7によって上記切断部分2aが貼着される位置である、加圧ツール13の下方に位置決めされるまでの時間t1を測定する。この時間t1を測定時間とする。
上記設定部43は、送り装置20によって引き出されて位置決めされた粘着性テープ2の切断部分2aが加圧ツール13から放射熱を受けて表面が硬化する時間よりも所定時間短い時間、つまり切断部分が上記放射熱によって硬化することのない時間t2を設定する。この時間t2を設定時間とする。
すなわち、粘着性テープ2が加圧ツール13のヒータ13aからの放射熱を所定時間以上受けると、その熱によって表面が硬化し、粘着性が低下したり、喪失するため、加圧ツール13によって基板Wに加圧されても貼着しなくなることがある。
そこで、上記設定部43は、粘着性テープ2が加圧ツール13のヒータ13aからの放射熱を受けても、その切断部分2aの表面が硬化せずに粘着性を維持できる最大時間を設定時間t2として設定する。なお、設定時間t2は、加熱ツール13の温度や加熱ツール13と切断部分2aとの距離、或いは周囲の環境などによって異なるため、実験的に求めことが好ましい。
上記測定部42で測定された測定時間t1と、設定部43で設定された設定時間t2は比較部44によって比較される。比較部44での比較の結果は判定部45に出力される。判定部45は、比較部44で比較された測定時間t1と設定時間t2の関係が(t1>t2)のときに第1の駆動部46に信号を出力する。この第1の駆動部46は送り装置20を駆動する駆動信号を出力する。
つまり、(t1>t2)であると、粘着性テープ2の切断部分2aが加圧ツール13のヒータ13aからの放射熱を設定時間t2以上受けたことになるから、上記切断部分2aは表面が硬化して粘着力が低下してしまう。そのため、切断部分2aを加圧ツール13で基板Wに加圧しても、貼着されないことがある。
したがって、そのような場合には、上記切断部分2aを基板Wに貼着せずに、送り装置20によって粘着性テープ2を引いて巻取りリール12に巻き取り、新たな切断部分2aを加圧ツール13の下方に位置決めして加圧ツール13を下降方向へ駆動し、新たな切断部分2aを基板Wに貼着する。
上記比較部44で比較された測定時間t1と設定時間t2の関係が(t1<t2)のときには、加圧ツール13の下方で位置決めされて待機する粘着性テープ2の切断部分2aの表面が加圧ツール13からの放射熱によって硬化するまで加熱されていないことになる。
したがって、その場合には判定部45から第2の駆動部47に信号が出力される。この第2の駆動部47は上下駆動機構14に駆動信号を出力して加圧ツール13を下降方向に駆動する。それによって、切断部分2aが加圧ツール13によって基板Wに加圧されて貼着されることになる。
つぎに、上記構成の貼着装置によって基板Wに粘着性テープ2の切断部分2aを貼着する動作を図5のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップ(以下ステップをSとする)1では粘着性テープ2の切断ユニット23によって所定の長さに切断された切断部分2aが送り装置20によって引き出されて加圧ツール13の下方に位置決めされる。この位置決めは図示しないカメラによって上記切断部分の両端を撮像して行えば、精密に位置決め可能である。
S2ではテーブル7に基板Wが供給される。テーブル7に供給された基板Wは、図示しないカメラでこの基板Wの一側部の両端部に設けられた位置決めマーク(図示せず)が撮像され、その撮像に基いて上記テーブル7をX、Y及びθ方向に駆動して上記基板Wの側辺部が上記粘着性テープ2の切断部分2aに対向するよう位置決めされる。つまり、基板Wは加圧ツール13の下方に位置決めされる。
基板Wを位置決めしたならば、S3では測定部42によって測定された測定時間t1、つまり粘着性テープ2の切断部分2aが位置決めされてから、この切断部分2aに基板Wが位置決めされるまでの測定時間t1と、設定部43によって設定された設定時間t2とが比較部44で比較される。
S4では、測定時間t1と設定時間t2と比較の結果が判定部45で判定され、その結果が(t1<t2)であれば、S5では加圧ツール13を下降させ、切断部分2aを基板Wに貼着する。
判定部45での判定結果が(t1>t2)であると、位置決めされた粘着性テープ2の切断部分2aが加圧ツール13からの放射熱によって加熱される時間が長くなり過ぎ、その切断部分2aの表面が硬化して粘着性が低下したり、喪失する。
そこで、S6では切断部分2aを基板Wに貼着せず、送り装置20を駆動してその切断部分2aを巻き取りリール12に巻き取り、新たな切断部分2aを基板Wの側辺部に対向する位置に搬送する。
新たな切断部分2aが搬送位置決めされたならば、上下駆動機構14に駆動信号が出力され、加圧ツール13が下降方向に駆動されて上記切断部分2aが基板Wに貼着されることになる。
なお、新たな切断部分2aを引き出して位置決めした後、比較部44で測定時間t1と設定時間t2とを比較してもよい。この場合、基板Wは予め位置決めされているから、測定時間t1と設定時間t2の関係は、(t1<t2)となる。したがって、その場合も新たな切断部分2aは送り装置20によって送られることなく、加圧ツール13によって基板Wに貼着されることになる。
このように、粘着性テープ2の所定の長さに切断された切断部分2aを位置決めしてから、基板Wをテーブル7によって位置決めした後、上記切断部分2aを基板Wに貼着する場合、切断部分2aが位置決めされてから基板Wが位置決めされるまでの時間を測定し、その測定時間t1が予め設定された設定時間t2以上となったならば、上記切断部分2aを基板Wに貼着せずに巻取りリール12に巻き取り、新たな切断部分2aを繰り出して基板Wに貼着するようにした。
そのため、切断部分2aが加圧ツール13からの放射熱を長時間にわたって受けて貼着性が損なわれたり、喪失した場合、その切断部分2aを基板Wに貼着するということがないから、粘着性テープ2の貼着不良が発生するのを確実に防止することができる。
この発明の一実施の形態を示す粘着性テープの貼着装置の概略的構成図。 粘着性テープを所定の長さに切断するための切断ユニットの構成図。 (a)は基板の一側部に電子部品を貼着した状態を示す平面図、(b)は基板の一側部に設けられた端子部を示す平面図。 制御系統のブロック図。 基板に粘着性テープを貼着する手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…端子部、2…粘着性テープ、3…電子部品、7…テーブル、8…離型テープ、13…加圧ツール(貼着手段)、21…チャック(送り手段)、23…切断ユニット、41…制御装置、42…測定部、43…設定部、44…比較部、45…判定部。

Claims (4)

  1. 基板の側部上面に端子部が設けられ、この端子部に離型テープに貼着されて所定の長さに切断された粘着性テープを貼着する貼着装置であって、
    所定の長さに切断された上記粘着性テープを上記離型テープとともに送って位置決めする送り手段と、
    上記基板を保持し上記送り手段によって位置決めされた上記粘着性テープの切断された部分に上記端子部が対向するよう上記基板を搬送位置決めする搬送手段と、
    上記粘着性テープの切断された部分を加圧加熱しながら上記基板に貼着する貼着手段と、
    上記粘着性テープの切断された部分が上記送り手段によって送られて位置決めされてから上記基板が位置決めされるまでの時間を測定し、その時間を予め設定された時間と比較し、その比較に基いて上記貼着手段により上記粘着性テープの切断された部分を上記基板に貼着するか否かを制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする粘着性テープの貼着装置。
  2. 上記制御手段は、
    上記粘着性テープの所定長さに切断された部分が上記送り手段によって位置決めされてから上記基板が位置決めされるまでの時間を測定する測定部と、
    位置決めされた粘着性テープの切断された部分が上記貼着手段からの放射熱によって上記基板に貼着不能に硬化するまでの時間を予め設定する設定部と、
    上記測定部によって測定された測定時間を上記設定部によって設定された設定時間と比較する比較部と、
    上記比較部で比較された測定時間が設定時間よりも短いときには上記貼着手段によって粘着性テープを上記基板に貼着させ、上記測定時間が上記設定時間よりも長いときには上記送り手段によって上記粘着性テープを搬送し、新たな切断部分を上記基板の端子部に対向させてから上記貼着手段によって上記基板に貼着させる判定部と
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の粘着性テープの貼着装置。
  3. 基板の側部上面に端子部が設けられ、この端子部に離型テープに貼着されて所定の長さに切断された粘着性テープを貼着する貼着方法であって、
    基板をテーブルに載置する工程と、
    所定の長さに切断された上記粘着性テープを上記離型テープとともに搬送して位置決めする工程と、
    位置決めされた上記粘着性テープの切断された部分に上記基板の上記端子部が対向するよう上記基板を位置決めする工程と、
    上記粘着性テープの切断された部分が位置決めされてから上記基板が位置決めされるまでの時間を測定し、その時間を予め設定された時間と比較し、その比較に基いて上記粘着性テープの切断された部分を上記基板に貼着するか否かを判定する工程と
    を具備したことを特徴とする粘着性テープの貼着方法。
  4. 上記粘着性テープの切断された部分が位置決めされてから上記基板が位置決めされるまでの時間が予め設定された時間よりも短いときに、上記粘着性テープを上記基板に貼着することを特徴とする請求項3記載の粘着性テープの貼着方法。
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WO2009016781A1 (ja) 2007-08-02 2009-02-05 Hino Motors, Ltd. 排気浄化装置
JP2009154284A (ja) * 2007-12-06 2009-07-16 Shibaura Mechatronics Corp 粘着テープの切断装置及び切断方法、粘着テープの貼着装置及び貼着方法
US7972963B2 (en) 2003-01-23 2011-07-05 Siltronic Ag Polished semiconductor wafer and process for producing it
CN104752280A (zh) * 2013-12-27 2015-07-01 日东电工株式会社 粘合带粘贴方法和粘合带粘贴装置

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