JP2007041755A - 製造管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ロール部材より所定形態での出荷製品までの製造を管理する製造管理システムに関し、ロール部材の原反より所定形態の製品までの加工内容を管理して歩留りの低下を回避することを目的とする。
【解決手段】原反ロール部材から所定形態の製品までの各加工工程において、管理装置12が製造情報の表示された製造指図書15,16を各工程毎に発行すると共に、加工前後に用いられる紙管に、対応の識別符号、製造に関する加工内容や加工状況について非接触でデータ授受自在なRFIDがそれぞれ設けられ、各加工の制御処理部13,14において製造指図書15,16の製造情報とRFIDに記憶された対応情報をバーコードリーダ31、リーダライタ32により読み取って照合後に対応の加工を行い、加工状況等の情報を当該RFIDに書き込む構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロール部材より所定形態での工場出荷となる出荷製品までの製造を管理する製造管理システムに関する。
近年、折り込みハガキ、折り込み封緘体、容器等はロール紙等のロール部材を原反として種々の加工工程を経て製造されるが、途中段階であっても工場出荷が行われ、最終製品を他の工場等で製造する形態もある。そのため、少なくとも原反から最初の工場出荷までの製造を確実に管理して歩留りの低下を回避する必要がある。
例えば、ロール部材を管理する技術が以下の特許文献に提案されている。下記特許文献には、複数の被製版ロールを管理するものとして提案され、具体的には、被製版ロールをロール収納ボックスの一の収容桝に収容してロール立体倉庫へ収納する際にフォークパレットの収納位置をコンピュータに登録しておき、受発信アンテナでそれぞれの被製版ロールの内部に取り付けた無線式ICタグに記憶してあるロール識別番号を読み取り、該当する被製版ロールを取り出し、製版用、印刷用、又は出荷用に仕分けして集中的にプールしておくというものである。
特開2002−265020号公報
しかしながら、上記特許文献で提案されているロールの管理手法は、既に製造された類似する複数のロール製品を収納し、出荷するために管理するものであり、この手法を原反から所定の製品状態までの各加工工程の管理のために適用しても当該ロールを識別番号で特定するのみで所定の工程の加工内容まで管理することができず、製造不良の発生回避にまで結びつけることができないという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、ロール部材の原反より所定形態の製品までの加工内容を管理して歩留りの低下を回避する製造管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、所定の連続シートが巻き付けられた原反ロール部材から複数の加工工程を経て所定形態の製品までの製造を管理する製造管理システムであって、前記原反ロール部材の連続シートが巻き付けられている紙管に設けられると共に、前記各加工工程でロール部材の巻き取りのためにセットされる所定数の紙管に設けられるもので、当該原反ロール部材、及び巻き付けられた加工済連続シートに関する少なくとも識別符号、加工内容、加工状況の当該紙管に対応する管理情報を、所定のリーダライタと非接触でデータ授受の自在なそれぞれの非接触IC媒体と、前記原反ロール部材から前記所定形態の製品までの各加工工程におけるそれぞれの前記ロール部材に対応する加工内容の情報を備え、当該原反ロール部材の紙管に設けられた前記非接触IC媒体に前記管理情報を書き込むと共に、当該各加工工程の加工を指図する加工対象及び加工内容の製造情報を少なくとも表示した製造指図書を発行する管理装置と、前記各加工工程におけるそれぞれの各加工内容ごとに複数設置されるもので、それぞれにおいて前記管理装置より発行された対応の製造指図書を受領して製造情報を読み取る読取手段、及び加工対象の備える前記紙管に設けられた非接触IC媒体に対して前記管理情報のデータ授受を行うリーダライタを備え、当該読取手段で読み取った製造情報と当該リーダライタで読み取った管理情報との対応情報を照合して加工内容を確認した後に当該加工内容の加工を行い、加工後に加工されたロール部材の前記紙管の非接触IC媒体に当該管理情報と共に加工状況を書き込む対応の加工装置と、を有する構成とする。
請求項2、3の発明では、「前記それぞれの加工装置は、読み取った前記製造情報と管理情報との対応情報の照合が不一致の場合に報知する表示手段を備える」構成であり、
「前記それぞれの加工装置は、読み取った前記製造情報と管理情報との対応情報の照合が不一致の場合に、加工開始を拒否する」構成である。
本発明によれば、連続シートの原反ロール部材から所定形態の製品までの各加工工程において、製造情報が表示された製造指図書が発行されると共に、原反ロール部材の紙管及び加工後の連続シートの巻き付けられる紙管に、対応の識別符号、製造に関する加工内容や加工状況について非接触でデータ授受自在な非接触IC媒体がそれぞれ設けられ、各加工ごとに製造指図書の製造情報と非接触IC媒体に記憶された対応情報を照合して対応の加工を行い、加工状況等の情報を書き込ませることにより、各加工工程ごとのロール部材の原反より所定形態の製品までの各加工内容が管理されることで製品不良の発生が回避されて歩留りの低下を回避させることができるものである。
以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。本実施形態では、ロール部材を折り込みハガキ、折り込み封緘体、容器等の原材料となる原反ロール紙として説明するが、紙類の他にフィルム、不織布等であっても適用することができるものである。また、ここでは原反ロール部材から2つの加工工程を経て3つに分割されたロール紙を製造する場合を示すが、これ以上の加工工程を経る場合においても適用することができるものである。
図1に、本発明に係る製造管理システムの概念構成図を示す。図1(A)において、製造管理システム11は、所定の連続シートが巻き付けられた原反ロール部材である原反ロール紙から2つの加工工程を経て所定形態の製品の3分割ロール紙までの製造を管理するものであって、管理装置12及び加工工程に応じた2つの制御処理部13,14により構成される。
上記管理装置12は、例えば当該製造を管理統括するホストコンピュータ21が非接触IC媒体であるRFID(Radio Frequency Identification)に対してデータ授受を行うリーダライタ22、製造情報データベース(製造情報DB)23及び指図書発行部であるプリンタ24が接続される。このリーダライタ22は、管理情報として、原反ロール紙(図3(A)で説明する)の紙管に設けられたRFIDに対して当該原反ロール紙の識別符号、第1段階の加工内容が少なくとも書き込まれ、適宜、当該原反ロール紙のメーカ情報、紙種、紙厚等が書き込まれる。
上記製造情報DB23は、原反ロール部材から上記3分割ロール紙までの各加工工程におけるそれぞれに使用される紙管に対応する加工内容の情報や識別符号等の管理情報が予め格納されているもので、上記RFIDに書き込まれる上記管理情報は当該製造情報DB23より読み出された情報である。上記プリンタ24は、ホストコンピュータ21により、各加工工程対象の制御処理部13,14に対しての加工を指図する加工対象及び加工内容の製造情報を少なくとも表示した製造指図書15,16をプリントアウトして発行するものである。
上記製造指図書15,16は、図1(B)に示すように、製造に関する文字情報と、当該製造に関するものであって加工内容を特定した情報を表したバーコード17,18が表示されたもので、例えばロール紙の識別符号、加工内容等の情報である。なお、製造情報としては、バーコードに限らず、数字、アルファベットの配列等であってもよく、これに応じた読取手段を採用すれば足りる。
上記制御処理部13は、詳細は後述の図2及び図3で説明するが、原反ロール紙に一方面、又は両面に接着剤(例えばハガキ製造として再剥離性の感圧接着剤)を塗布する接着剤塗布装置を制御するもので、管理装置12より発行された対応の製造指図書15を受領して製造情報を読み取る読取手段であるバーコードリーダ31、及び加工対象(ここでは原反ロール紙)の備える紙管に設けられたRFIDに対して上記管理情報のデータ授受を行うリーダライタ32を備える。上記バーコードリーダ31(41も同様)は、図では一例としてハンディタイプのものとして表しているが、例えば、固定式のもので当該製造指図書をセットさせ、セット状態で自動的にバーコードを読み取ることとさせてもよい。
また、制御処理部13は、操作パネル33及び表示手段である警報表示部44を備える。当該操作パネル33は、例えば、開始、停止のスイッチが設けられる。また、上記警報表示部34は、上記製造指図書15に表示されたバーコード17より読み取った製造情報と、当該原反ロールのRFIDより読み込まれた管理情報のうちの対応情報(例えば、加工対象の特定、加工内容等)とを照合して合致しないときに報知するためのもので、ここでは、例えば警報表示灯や警報音を発生するスピーカ等が備えられる。
すなわち、バーコードリーダ31で読み取った製造情報と当該リーダライタ32で上記RFIDより読み取った管理情報との対応情報を照合して加工内容を確認した後に当該加工内容の加工開始を可能とし、操作パネル33の開始スイッチが押されることで接着剤塗布の加工を行い、加工後に加工された中間ロール紙の当該紙管のRFIDに上記識別符号等や加工状況(例えば接着剤塗布済の情報)を書き込むものである。
上記制御処理部14は、詳細は後述の図2及び図4で説明するが、接着剤が塗布された中間ロール紙より3分割ロール紙を製造するスリッタを制御するもので、発行された製造指図書16に表示されたバーコード18を読み取るバーコードリーダ41、当該中間ロール紙に備えられる紙管に設けられたRFIDに対してデータ授受を行うリーダライタ42を備えると共に、上記同様の操作パネル43及び警報表示部44を備えるものである。
ここで、図2に、図1の製造管理システムの各製造工程における制御処理部のブロック構成図を示す。図2に示す構成図は、上記制御処理部13及び制御処理部14において共通である。図において、制御処理部13,14は、制御手段51、バス52、インタフェース(IF)53、RFID送受信手段54、バーコード読取解析手段55、照合判定手段56及び駆動制御手段57を適宜備える。上記IF53は、接続機器であるバーコードリーダ31,41、RFIDリーダライタ32,42、操作パネル33,43、警報表示部34,44及び搬送機構等の各駆動機構(65,81)との信号授受の整合性を取るためのものである。
上記制御手段51は、各加工装置である接着剤塗布装置、スリッタを統括的に制御するものでそのためのプログラム等を備える。RFID送受信手段54は、各加工段階で使用される紙管に設けられたRFIDに対してデータ授受を行うためのもので、例えば対応のRFIDより製造情報を読み取り、加工後に加工状況等の情報を書き込む。上記バーコード読取解析手段55は、ここでは、バーコードリーダ31,41で読み取った製造指図書15,16のバーコード17,18から、識別符号や加工内容等の管理情報を読み取り、解析するものであり、当該バーコードのパターンと当該パターンに応じた情報が関連付けられたテーブル等を備える。
上記照合判定手段56は、製造指図書15,16に表示されたバーコード17,18より読み取った製造情報と、当該原反ロールのRFIDより読み込まれた管理情報のうちの加工対象の特定、加工内容等とを照合して合致しないときに警報表示部34,44に警報信号を送出して報知させると共に、対応の駆動機構(65,81)の駆動(加工開始)を拒否し、合致するときには加工開始可能状態として操作パネル33,43からの開始信号に応じて対応の駆動機構(65,81)を駆動させる。そして、上記駆動制御手段57は、後述の接着剤塗布装置に対しては搬送機構や接着剤塗布機構等を駆動制御し、後述のスリッタに対しては搬送機構や断裁機構等を駆動制御するものである。
そこで、図3及び図4に、図1の製造管理システムにおける製品製造工程の説明図を示す。図3は、原反ロール紙61に対して例えばハガキ製造における再剥離性の感圧接着剤を塗布して中間ロール紙61Aを製造するためのもので、原反ロール紙61は、図3(A)に示すように、紙管62に連続シート63が巻き付けられたものである。そして、紙管62には上記RFID64が、例えば埋め込まれて設けられる。このRFID64には、上記管理装置12によりリーダライタ22を介して上述の識別符号、第1段階の加工内容、当該原反ロール紙61のメーカ情報、紙種、紙厚等が書き込まれる。
第1段階の加工を行う接着剤塗布装置65は、図3(B)に示すように、上記制御処理部13を備えたものとして、供給ローラ66、規制ローラ67、接着剤塗布部68、規制ローラ69及び巻取ローラ70を備える。すなわち、上記供給ローラ66にセットされた上記原反ロール紙61を、規制ローラ67を介して接着剤塗布部68に導入させて接着剤を塗布させ、規制ローラ69を介して巻取ローラ70に巻き取らせるものである。
この場合、当該巻取ローラ70には接着剤が塗布された連続シートを巻き取る紙管71がセットされ、当該紙管71にはRFID72が設けられる。上記接着剤塗布部68は、導入される連続シートに対して一方面、及び両面に接着剤を塗布する2つの機構が備えられるが、製造指図に従って一方面のみに接着剤を塗布する場合には、一の接着剤塗布機構は動作されない(スルー)状態とされる。また、中間ロール紙61Aの紙管71に設けられたRFID72には、上記識別符号等や接着剤を塗布(一方面又は両面)させる加工が終了した旨等の管理情報が書き込まれるものである。
また、図4(A)は、上記接着剤塗布装置65で接着剤が塗布された中間ロール紙61Aを3分割ロール紙に断裁するスリッタ81であり、上記制御処理部14を備えたものとして、供給ローラ82、規制ローラ83、断裁部84及び巻取ローラ85を備える。すなわち、上記供給ローラ82にセットされた上記中間ロール紙61Aを、規制ローラ67を介して断裁部84に導入させて搬送幅方向に3分割に断裁させるもので、当該3分割に断裁された連続シートを巻取ローラ85に巻き取らせるものである。
この場合、当該巻取ローラ85には3分割された連続シートに対応したそれぞれの紙管86A〜86Cがセットされ、当該紙管86A〜86CにはRFID87A〜87Cが設けられる。そして、図4(B)に示すように、3つの紙管86A〜86Cに巻き付けられて3分割された連続シートにより、工場出荷の製品としての3つの分割ロール紙61A−1〜61A−3となる。このとき、各RFID87A〜87Cには、それぞれ上記識別符号等や、当該出荷製品であること、及び接着剤塗布情報(一方面又は両面)等の管理情報が書き込まれるものである。
次に、図5に、図1の製造管理システムにおける製品製造の全体工程のフローチャートを示す。ここでは、上述のように、原反ロール紙61より剥離可能な折り重ねハガキを製造する場合として説明する。図5において、まず、図1に示すように管理装置12のホストコンピュータ21が接着剤塗布工程の第1の製造指図書15を作成して第1の制御処理部13に発行すると共に、スリット加工工程の第2の製造指図書16を作成して第2の制御処理部14に発行し、原反ロール紙61の紙管64に設けられたRFID62に上述のような識別符号、加工内容等を書き込む(ステップ(S1))。
制御処理部13では、図6で詳細を説明するが、上記第1の製造指図書15を受領し、新たな紙管71を巻取ローラ70にセットした後、ロール紙供給、接着剤塗布、巻き取り等の駆動機構を駆動し、当該製造指図書15の加工内容に応じて原反ロール紙61に接着剤を塗布することによって中間ロール紙61Aを作製する(S2)。この中間ロール紙61Aは、スリッタ81に供される。
制御処理部14では、図7で詳細を説明するが、上記第2の製造指図書16を受領し、新たな3つの紙管86A〜86Cを巻取ローラ85にセットした後、ロール紙供給、断裁、巻き取り等の駆動機構を駆動し、当該製造指図書16の加工内容に応じて中間ロール紙61Aを3分割に加工して図4(B)に示すような分割ロール紙61A−1〜61A−3を作製する(S3)。この3つの分割ロール紙61A−1〜61A−3を工場出荷の製品として具体的ハガキ製造工程の製造設備に供される。
一方、上記3つの分割ロール紙61A−1〜61A−3が供給されたハガキ製造工程の製造設備では、一の分割ロール紙61A−1(61A−2,61A−3)に対して、搬送のためのマージナル加工、単一のハガキシートとするための切断線加工、折り重ねてハガキとするための折り線加工等を行い、ロール連続シート又は畳重ね連続シートを作製する(S4)。なお、ロール連続シートとさせる場合には、その紙管に上記RFIDを設けて同様の管理情報を書き込んでおいてもよい。
上記マージナル加工等が行われた連続シートは所定の印刷工程に供されて所定情報の印刷が行われ(S5)、印刷後にマージナル部を断裁すると共に各ハガキシート単位に断裁した後、折り加工及び加圧接着加工により単体の折り重ねハガキを作製するものである(S6)。
続いて、図6に、図1の製造管理システムにおける製品製造の接着剤塗布工程のフローチャートを示す。図6は、上記図5のS2の詳細を示したもので、まず、制御処理部13において、受領した第1の製造指図書15に表示されているバーコード17をバーコードリーダ31が読み取り、バーコード読取解析手段55がバーコードの解析を行い少なくとも加工対象の原反ロール紙61の識別符号、加工内容(接着剤塗布)の情報を得て特定する(S11)。
また、作業者が巻取ローラ70に紙管71をセットし、当該原反ロール紙61を供給ローラ66にセットするときに、当該原反ロール紙61の紙管62に設けられたRFID64に対してRFID送受信手段54がリーダライタ32を介して交信を行い、当該ロール紙情報、加工情報(加工内容)の管理情報を読み取る(S12)。そこで、照合判定手段56が、読み取ったバーコード情報の識別符号及び加工内容情報と、RFID64より読み取った識別符号及び加工内容情報とを照合する(S13)。
照合判定手段46は、照合の結果(S14)、共に一致、すなわち加工対象が原反ロール紙61であることが一致し、また加工内容が接着剤塗布であることが一致したときに、作業者による操作パネル33からの開始スイッチを待って、駆動制御手段47に対して駆動開始の信号を出力して当該原反ロール紙61の供給、接着剤塗布、巻き取り等の各駆動機構を駆動制御させる(S15)。
これによって当該原反ロール紙61の連続シート63が接着剤塗布部68に供給され、当該第1の製造指図書15に従い、一方面又は両面に再剥離性の感圧接着剤が塗布され、紙管71に巻き付けることで中間ロール紙61Aを作製する(S16)。そして、当該中間ロール紙61Aの紙管71に設けられたRFID72に対し、RFID送受信手段54がリーダライタ32を介して上記のような識別符号等や一方面又は両面に当該感圧接着剤が塗布されたことの管理情報を書き込むものである(S17)。
一方、照合判定手段46は、照合の結果(S14)、何れか又は両方が不一致、すなわち加工対象が異なる、また加工内容が接着剤塗布でない場合には、警報表示部34に警報信号を送出することで警報表示灯や警報音等の警報表示させる(S18)。この場合、駆動制御手段47に対しては、仮に作業者による操作パネル33の開始スイッチが押されても駆動開始の信号は出力せず、駆動を拒否させる状態とするものである。すなわち、警報表示させることで作業者に対してロール紙のセットミスを確認させ、新たに正規のセットを促すものである。
また、図7に、図1の製造管理システムにおける製品製造のスリット工程のフローチャートを示す。図7は、上記図5のS3の詳細を示したもので、制御処理部14において、まず受領した第2の製造指図書16に表示されているバーコード18をバーコードリーダ41が読み取り、バーコード読取解析手段55がバーコードの解析を行って少なくとも加工対象の中間ロール紙61Aの識別符号、加工内容(スリット加工)の情報を得て特定する(S21)。
また、作業者が巻取ローラ85に3つの紙管86A〜86Cをセットし、当該中間ロール紙61Aを供給ローラ82にセットするときに、当該中間ロール紙61Aの紙管71に設けられたRFID72に対してRFID送受信手段54がリーダライタ42を介して交信を行い、当該ロール紙情報、加工情報(加工内容)の管理情報を読み取る(S22)。そこで、照合判定手段56が、前加工が終了したことを確認し、読み取ったバーコード情報の識別符号及び加工内容情報と、RFID72より読み取った識別符号及び加工内容情報とを照合する(S23)。
照合判定手段46は、照合の結果(S24)、共に一致、すなわち加工対象が中間ロール紙61Aであることが一致し、また加工内容がスリット加工であることが一致したときに、作業者による操作パネル43からの開始スイッチを待って、駆動制御手段47に対して駆動開始の信号を出力して当該中間ロール紙61Aの供給、スリット加工、巻き取り等の各駆動機構を駆動制御させることによって当該中間ロール紙61Aの連続シート63Aに対して搬送幅方向で3分割させる切断を行い、それぞれの紙管86A〜86Cに3分割したそれぞれの連続シートを巻き付ける(S25)。
そして、3分割されたそれぞれの分割ロール紙61A−1〜61A−3の紙管86A〜86Cに設けられたRFID87A〜87Cに対し、RFID送受信手段54がリーダライタ42を介してそれぞれに上記のような識別符号等やそれぞれが対応幅に加工されたものであることの管理情報を書き込むものである(S26)。これによって、例えば出荷対象の分割ロール紙61A−1〜61A−3であることが特定され、上述の印刷工程に供されるもので、その際に当該分割ロール紙61A−1〜61A−3の紙管86A〜86CのRFID87A〜87Cの管理情報を読み取ることで印刷対象の確認等を行わせるものである。
一方、照合判定手段46は、照合の結果(S24)、前加工が終了して折らず、又は何れか若しくは両方が不一致、すなわち加工対象が異なる、また加工内容がスリット加工でない場合には、警報表示部34に警報信号を送出することで警報表示灯や警報音等の警報表示させる(S27)。この場合、駆動制御手段47に対しては、上記同様に駆動開始の信号は出力せず、駆動を拒否させる状態とすると共に、警報表示させることで作業者に対してロール紙のセットミスを確認させ、新たに正規のセットを促すものである。
このように、原反ロール紙61から少なくとも分割ロール紙61A−1〜61A−3までの製造が管理されることとなり、ロール紙のセットミス等による製品不良の発生が回避されて歩留りの低下を回避させることができるものである。また、対象のロール紙のセットミスに対する警報表示部34,44の報知が伝達されず、又は無視される場合もあるが、駆動制御手段57において駆動制御信号を生成させずに送り駆動を拒否させることにより、ロール紙送りがなされないこととなって不良品発生を確実に防止することができるものである。
本発明の製造管理システムは、折り込みハガキ、折り込み封緘体、容器等の原材料となるロール紙等のロール部材であって、原反から少なくともRFIDが設けられた紙管に連続シートが巻き付けられた形態の製品までの製造を管理する場合に適する。
本発明に係る製造管理システムの概念構成図である。 図1の製造管理システムの各製造工程における制御処理部のブロック構成図である。 図1の製造管理システムにおける製品製造工程の説明図(1)である。 図1の製造管理システムにおける製品製造工程の説明図(2)である。 図1の製造管理システムにおける製品製造の全体工程のフローチャートである。 図1の製造管理システムにおける製品製造の接着剤塗布工程のフローチャートである。 図1の製造管理システムにおける製品製造のスリット工程のフローチャートである。
符号の説明
11 製造管理システム
12 管理装置
13,14 制御処理部
15,16 製造指図書
17,18 製造情報バーコード
21 ホストコンピュータ
22,32,42 RFIDリーダライタ
31,41 バーコードリーダ
61 原反ロール紙
62,71,86 紙管
64,72,87 RFID
65 接着剤塗布装置(駆動機構)
68 接着剤塗布部
81 スリッタ(駆動機構)
84 断裁部

Claims (3)

  1. 所定の連続シートが巻き付けられた原反ロール部材から複数の加工工程を経て所定形態の製品までの製造を管理する製造管理システムであって、
    前記原反ロール部材の連続シートが巻き付けられている紙管に設けられると共に、前記各加工工程でロール部材の巻き取りのためにセットされる所定数の紙管に設けられるもので、当該原反ロール部材、及び巻き付けられた加工済連続シートに関する少なくとも識別符号、加工内容、加工状況の当該紙管に対応する管理情報を、所定のリーダライタと非接触でデータ授受の自在なそれぞれの非接触IC媒体と、
    前記原反ロール部材から前記所定形態の製品までの各加工工程におけるそれぞれの前記ロール部材に対応する加工内容の情報を備え、当該原反ロール部材の紙管に設けられた前記非接触IC媒体に前記管理情報を書き込むと共に、当該各加工工程の加工を指図する加工対象及び加工内容の製造情報を少なくとも表示した製造指図書を発行する管理装置と、
    前記各加工工程におけるそれぞれの各加工内容ごとに複数設置されるもので、それぞれにおいて前記管理装置より発行された対応の製造指図書を受領して製造情報を読み取る読取手段、及び加工対象の備える前記紙管に設けられた非接触IC媒体に対して前記管理情報のデータ授受を行うリーダライタを備え、当該読取手段で読み取った製造情報と当該リーダライタで読み取った管理情報との対応情報を照合して加工内容を確認した後に当該加工内容の加工を行い、加工後に加工されたロール部材の前記紙管の非接触IC媒体に当該管理情報と共に加工状況を書き込む対応の加工装置と、
    を有することを特徴とする製造管理システム。
  2. 請求項1記載の製造管理システムであって、前記それぞれの加工装置は、読み取った前記製造情報と管理情報との対応情報の照合が不一致の場合に報知する表示手段を備えることを特徴とする製造管理システム。
  3. 請求項1又は2記載の製造管理システムであって、前記それぞれの加工装置は、読み取った前記製造情報と管理情報との対応情報の照合が不一致の場合に、加工開始を拒否することを特徴とする製造管理システム。
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