JP2007041736A - ライセンス管理システム、同管理装置及び情報処理装置 - Google Patents

ライセンス管理システム、同管理装置及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークの切断やトラブルに関係なく、ユーザに対して確実にソフトウェアのライセンスの供与を行うことができるようにする。
【解決手段】ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理装置1と、前記ライセンス管理装置1に直接に接続可能であり、接続された前記ライセンス管理装置1から移動されたライセンスを記憶する記憶装置4と、前記記憶装置4が直接に接続可能であり、接続された記憶装置4に記憶されたライセンスの許否を判断し、許可可能と判断した場合には、前記ソフトウェアの格納先からソフトウェアをインストールする情報処理装置2を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理システム、及びこのシステムに用いられるライセンス管理装置並びに情報処理装置に関する。
従来より、特許文献1〜特許文献3に記載されているように、ライセンス管理装置でソフトウェアのライセンスを集中的に管理し、それらライセンスに基づいてユーザにネットワークを介してソフトウェアのインストールを許可するようにしたライセンス管理システムが提案されている。
特開平11−203125号公報 特開2003−122537号公報 特開平10−228504号公報
しかし、これら公知のライセンス管理システムでは、ライセンスを受けるためには、ネットワークを介してライセンス管理装置にアクセスしなければならないため、次のような問題があった。
即ち、ネットワークが切断されている場合には、ライセンス管理装置にアクセスできないため、ライセンスを受けることができないという問題があった。
また、ライセンス管理装置にアクセスしてライセンスを受けるための認証中に、ネットワークトラブルが発生したような場合には、認証が不正のまま処理が終了してしまうという問題もあった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ネットワークの切断やトラブルに関係なく、ユーザが確実にソフトウェアのライセンスを受けることができるライセンス管理システムを提供し、さらにはこのシステムに用いられるライセンス管理装置並びに情報処理装置を提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理装置と、前記ライセンス管理装置に直接に接続可能であり、接続された前記ライセンス管理装置から移動されたライセンスを記憶する記憶装置と、前記記憶装置が直接に接続可能であり、接続された前記記憶装置に記憶されたライセンスの許否を判断し、ライセンスを許可可能と判断した場合には、前記ソフトウェアの格納先からソフトウェアをインストールする情報処理装置と、を備えたことを特徴とするライセンス管理システム。
(2)前記ライセンス管理装置は、接続された記憶装置に記憶されているライセンスを認識する認識手段を備えている前項1に記載のライセンス管理システム。
(3)前記ライセンス管理装置は、認識された前記ライセンスの内容を表示する表示手段を備えている前項2に記載のライセンス管理システム。
(4)前記ライセンス管理装置は、前記記憶装置に移動されるライセンスの正当性を証明する証明書を、前記記憶装置に移動させる前項1に記載のライセンス管理システム。
(5)前記情報処理装置は、ソフトウェアのインストールの実行結果に基づいて、対応するライセンスを前記記憶装置から削除する前項1に記載のライセンス管理システム。
(6)前記情報処理装置は、ソフトウェアのインストールを行ったユーザに関する情報を、前記記憶装置に書き込む前項1に記載のライセンス管理システム。
(7)前記情報処理装置によりユーザ情報が書き込まれた記憶装置が、ライセンス管理装置に接続された場合には、前記管理装置は、前記ユーザ情報に基づいてユーザに応じた設定を行う前項6に記載のライセンス管理システム。
(8)前記記憶装置は可搬性の記憶装置である前項1に記載のライセンス管理システム。
(9)ライセンスを管理する管理手段と、記憶装置を直接に接続可能な接続手段と、前記接続手段に接続された記憶装置に、前記管理手段により管理しているライセンスの中から少なくとも1個のライセンスを移動する移動手段と、を備えたことを特徴とするライセンス管理装置。
(10)前記接続手段に接続された記憶装置に記憶されているライセンスを認識する認識手段と、前記認識された前記ライセンスの内容を表示する表示手段と、
をさらに備えている前項9に記載のライセンス管理装置。
(11)前記移動手段は、前記記憶装置に移動されるライセンスの正当性を証明する証明書を、前記記憶装置に移動させる前項9に記載のライセンス管理装置。
(12)前記接続手段に接続された記憶装置にユーザ情報が書き込まれている場合に、前記ユーザ情報に基づいてユーザに応じた設定を行うユーザ設定手段をさらに備えている前項9に記載のライセンス管理装置。
(13)前記記憶装置は可搬性の記憶装置である前項9に記載のライセンス管理装置。
(14)ライセンスを記憶する記憶装置を直接に接続可能な接続手段と、接続された前記記憶装置に記憶されているライセンスの許否を判断する判断手段と、ライセンスを許可可能と判断された場合には、ソフトウェアの格納先からソフトウェアをインストールするインストール手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
(15)前記インストール手段によるソフトウェアのインストールの実行結果に基づいて、対応するライセンスを前記記憶装置から削除する削除手段をさらに備えている前項14に記載の情報処理装置。
(16)ソフトウェアのインストールを行ったユーザに関する情報を、前記記憶装置に書き込む書き込み手段をさらに備えている前項14に記載の情報処理装置。
(17)前記記憶装置は可搬性の記憶装置である前項14に記載の情報処理装置。
前項(1)に記載の発明によれば、ライセンス管理装置に直接に接続され、ライセンス管理装置から移動されたライセンスを記憶する記憶装置を、ユーザ端末等を構成する情報処理装置に直接に接続し、この記憶装置に記憶された前記ライセンスに基づいて、情報処理装置はライセンスの許否を判断する。そして、ライセンスが許可可能と判断された場合には、ソフトウェアの格納先からソフトウェアが情報処理装置にインストールされる。つまり、情報処理装置の所有者であるユーザは、直接に接続される記憶装置を介してライセンスを受けることができるから、ライセンス管理装置にネットワークを介して接続してライセンスを受ける場合のように、ネットワークの切断やネットワークトラブルの影響を完全に排除でき、ユーザは確実にライセンスを受けて、ソフトウェアをインストールすることができる。
前項(2)に記載の発明によれば、前記管理装置は、接続された記憶装置に記憶されているライセンスを認識する認識手段を備えているから、より確実にライセンスの管理を行うことができる。
前項(3)に記載の発明によれば、認識された前記ライセンスの内容を表示する表示手段を備えているから、ライセンス管理者は、記憶装置内のライセンスを確認することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、ライセンス管理装置は、ライセンスを記憶装置に移動させるほか、ライセンスの正当性を証明する証明書をも移動させるから、情報処理装置は、前記ライセンスが正当なものであるかどうかを証明書により確認することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、情報処理装置は、ソフトウェアのインストールの実行結果に基づいて、前記記憶装置に記憶されているライセンスのうちインストールの実行分に対応するライセンスを削除するから、使用済みのライセンスがそのまま記憶装置に残存する不都合を避けることができる。
前項(6)に記載の発明によれば、情報処理装置は、ソフトウェアのインストールを行ったユーザに関する情報を、記憶装置に書き込むから、この記憶装置をライセンス管理装置に接続することにより、前記ユーザに関する情報をライセンス管理装置に受け渡すことができる。
前項(7)に記載の発明によれば、情報処理装置によりユーザ情報が書き込まれた記憶装置が、ライセンス管理装置に接続された場合には、前記管理装置により、前記ユーザ情報に基づいてユーザに応じた設定が行われるから、前記設定を行うために管理者等がライセンス管理装置に前記ユーザ情報を別途入力する手間を省くことができる。
前項(8)に記載の発明によれば、記憶装置は可搬性の記憶装置であるから、記憶装置の持ち運びや取り扱いが極めて容易であり、従って、ユーザは手軽にライセンスを受けることができ、便利である。
前項(9)に記載の発明によれば、ライセンス管理装置に記憶装置を直接に接続して、ライセンス管理装置からライセンスを記憶装置に移動することができる。そして、この記憶装置を情報処理装置に直接に接続することにより、ネットワークの切断やネットワークトラブルの影響を全く受けることなく、ユーザは確実にライセンスを受けて、ソフトウェアをインストールすることができる。
前項(10)に記載の発明によれば、記憶装置に記憶されているライセンスを認識することができると共に、認識された前記ライセンスの内容が表示手段に表示されることにより、ライセンス管理者は、記憶装置内のライセンスを確認することができる。
前項(11)に記載の発明によれば、ライセンス管理装置は、ライセンスを記憶装置に移動させるほか、ライセンスの正当性を証明する証明書をも移動させるから、情報処理装置は、前記ライセンスが正当なものであるかどうかを証明書により確認することができる。
前項(12)に記載の発明によれば、記憶装置に書き込まれたユーザ情報に基づいて、ユーザに応じた設定が行われるから、前記設定を行うために管理者等がライセンス管理装置に前記ユーザ情報を別途入力する手間を省くことができる。
前項(13)に記載の発明によれば、記憶装置は可搬性の記憶装置であるから、記憶装置の持ち運びや取り扱いが極めて容易であり、従って、ユーザは手軽にライセンスを受けることができ、便利である。
前項(14)に記載の発明によれば、記憶装置に記憶されたライセンスに基づいて、ライセンスの許否を判断し、ライセンスを許可可能と判断した場合には、ソフトウェアの格納先からソフトウェアをインストールできる情報処理装置となしうる。つまり、情報処理装置の所有者であるユーザは、直接に接続される記憶装置を介してライセンスを受けることができるから、ライセンス管理装置にネットワークを介して接続してライセンスを受ける従来技術のように、ネットワークの切断やネットワークトラブルの影響を完全に排除することができ、ユーザは確実にライセンスを受けてソフトウェアをインストールすることができる。
前項(15)に記載の発明によれば、ソフトウェアのインストールの実行結果に基づいて、前記記憶装置に記憶されているライセンスのうちインストールの実行分に対応したライセンスを削除するから、使用済みのライセンスがそのまま記憶装置に残存する不都合を避けることができる。
前項(16)に記載の発明によれば、ソフトウェアのインストールを行ったユーザに関する情報を、記憶装置に書き込むから、この記憶装置をライセンス管理装置に接続することにより、前記ユーザに関する情報をライセンス管理装置に受け渡すことができる。
前項(17)に記載の発明によれば、記憶装置は可搬性の記憶装置であるから、記憶装置の持ち運びや取り扱いが極めて容易であり、従って、ユーザは手軽にライセンスを受けることができ、便利である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るライセンス管理システムの概略構成を示す図である。
図1において、このシステムは、ライセンス管理装置としてのライセンス管理サーバ1と情報処理装置2とが、ネットワーク3を介して接続されてなる。
この実施形態では、前記ライセンス管理サーバ1として、画像形成装置の一つである多機能デジタル複写機(MFP:Multi Function Peripherals)が用いられている。また、前記情報処理装置2は、例えばユーザの端末装置であり、パーソナルコンピュータが用いられている。なお、図1に示す4は記憶装置であり、後述するように、この記憶装置4を介してユーザはソフトウェアのライセンスを受けることができるようになっている。
図2は、前記ライセンス管理サーバ1の機能構成を示すブロック図である。
ライセンス管理サーバ1は、画像形成装置としての機能を発揮させるためのスキャナ部11、プリンタ部12、画像処理部13の他、操作パネル14、ネットワークインターフェイス部(図面ではインターフェイス部をI/F部と記す)15、記憶装置接続部16、ライセンス管理部17、記憶部18を備えている。
前記操作パネル14は、各種入力を行うための入力キーのほか、装置の状態や各種の情報を表示するタッチパネル式の表示部141を備えている。
前記ネットワークインターフェイス部15は、情報処理装置2やその他の外部機器との間で通信を行うためのものである。
前記記憶装置接続部16は、記憶装置4を解除可能に接続するためのものである。この実施形態では、記憶装置4として持ち運びが容易な可搬性の記憶媒体が用いられており、例えばフラッシュメモリやUSBメモリ等のリムーバブルメディアが用いられている。
前記ライセンス管理部17は、ライセンス情報やライセンス数等、ライセンスの管理を総括的に行うものである。このライセンス管理部17は、CPU、このCPUが実行するプログラムが記録されたROM、CPUがプログラムを実行する際の作業領域となるRAM等を備え、ライセンス管理サーバ1のライセンスに関する種々の処理を実行する。具体的には、記憶装置4が接続部16に接続されているか否かを判断したり、接続部16に接続された記憶装置4に、ライセンス管理サーバ1自身が保有するライセンスの中から、1個または複数個のライセンスを移動させる。また、ライセンスを移動させる際に、そのライセンスの正当性を証明する証明書も併せて移動させる。
さらに、ライセンス管理部17は、ライセンスを記憶装置4へを移動させる前に、記憶装置4が保有しているライセンスを認識して、ライセンスの内容を操作パネル14の表示部141に表示させたり、後述するように、ライセンスが供与された場合に情報処理装置2から記憶媒体4に書き込まれたユーザ情報に基づいて、そのユーザに関するカスタマイズ設定を行う。設定の一例としては、そのユーザ専用のデータ保存ボックスを記憶部19に生成したり、そのユーザのメールアドレス宛のワンタッチボタンを操作パネル14の表示部141上に作成する等の例を挙げることができる。
前記記憶部18は、例えばハードディスク等からなり、ライセンス情報、ライセンス数、ライセンスの正当性を証明する証明書等、ライセンスに関するデータやその他のデータを記憶する。
なお、前記ライセンス情報とは、ソフトウェアをインストールする際に必要な情報をいい、例えばシリアルナンバーなどがある。
図3は、前記情報処理装置2の構成を示すブロック図である。
情報処理装置2は、通常のパーソナルコンピュータと同じく、CPU21、このCPU21が実行するプログラムが記録されたROM22、CPU21がプログラムを実行する際の作業領域となるRAM23、マウスやキーボード等からなる操作部24、液晶やCRT等からなる表示装置25、ライセンス管理サーバ1や他の外部機器との間で通信を行うためのネットワークインターフェイス部26、ハードディスク等からなる記憶部27、外部記憶装置4を解除可能に接続するための接続部28、CD−ROMドライブ29等を備えている。
前記CPU21は、情報処理装置2の全体を統括的に制御するほか、この実施形態では、次のような機能を有する。
即ち、記憶装置4が接続部28に接続されているか否かを判断したり、接続部28に接続された記憶装置4に記憶されているライセンスを認識し、認識結果に基づいて、ライセンスの許否を判断し、ライセンスを許可可能と判断した場合には、例えばCD−ROMに格納されたソフトウェアをCD−ROMドライブ29を介してインストールする。なお、ソフトウェアのインストールは、CD−ROMから行うほかに、パーソナルコンピュータ等からなる他の情報処理装置から、ネットワーク3を介して行うものとしても良い。
また、インストール後は、記憶装置4内の対応ライセンスを1つ削除し、インストールを行ったユーザに関する情報を記憶装置4に書き込む。
この実施形態において、インストールされるソフトウェアは特に限定されることはないが、一例としては、ライセンス管理サーバ1を兼用するMFPの取り扱いを情報処理装置2から行うことができるソフトウェア、例えばMFPの記憶部18に設けられたボックス内のデータを見ることができるソフトウェアや、スキャナ部11で読み取った画像データを取り扱うことができるソフトウェア等を挙げることができる。
次に、上記構成のライセンス管理システムの動作を、図4〜図6のフローチャートを参照して説明する。
図4は、ライセンス管理サーバ1に保存されているライセンスの少なくとも一部を記憶装置4へ移動する際に、前記ライセンス管理サーバ1が行う処理を示すフローチャートである。
管理者等はライセンス管理サーバ1の接続部16に記憶装置4を差し込んで接続した後、所定の指示を行う。すると、ステップS01で、ライセンス管理サーバ1は記憶部18に保有されている未供与のライセンスのライセンス情報や数等を、操作パネル14の表示部141に表示する。この表示により、管理者はサーバ1が保有している未供与のライセンスの内容を知ることができる。
次に、ステップS02で、未供与のライセンスが存在しているか否かを判断する。未供与のライセンスが存在していない場合には(ステップS02でNO)、ステップS06で記憶装置4へのライセンスの移動はできないものと判定して、処理を終了する。
ライセンス管理サーバ1に未供与のライセンスが存在している場合には(ステップS02でYES)、ステップS03で、接続部16に記憶装置4が接続されているか否かを判断する。接続されていなければ(ステップS03でNO)、ステップS06に進み、記憶装置4へのライセンスの移動はできないものと判定して、処理を終了する。
記憶装置4が接続されていれば(ステップS03でYES)、ステップS04で、記憶装置4に記憶されているライセンスの数やライセンス情報等を、操作パネル14の表示部141に表示させる。この表示により、管理者は記憶装置4が保有しているライセンスの内容を知ることができる。
次いで、管理者が、ライセンス管理サーバ1から記憶装置4に移動させるライセンスの数を入力すると、ステップS05で、サーバ1はその入力を受け付けて、対応するライセンスを記憶装置4へ移動させる。なお、サーバ1のライセンス管理部17は、移動させたライセンスについては、その旨を記憶部18に書き込んで、未供与のライセンスとして計数されないようにしておく。
こうしてライセンスを移動された記憶装置4を用いて、ユーザがライセンスを受けるには次のようにする。
図5は、ユーザ所有の情報処理装置2がライセンスを受けてソフトウェアをインストールする処理を示すフローチャートである。
ユーザは、記憶装置4を情報処理装置2の接続部28に接続すると共に、ライセンスを受けるソフトウェアが格納されたCD−ROMを、CD−ROMドライブ29に挿入する。
情報処理装置2はステップS11でCD−ROMの挿入を認識し、ステップS12で、記憶装置4が接続部28に接続されているか否かを確認する。接続されていなければ(ステップS12でNO)、ステップS18で、ソフトウェアのインストールはできないと判定し、処理を終了する。
記憶装置4が接続部28に接続されていれば(ステップS12でYES)、ステップS13で、記憶装置4にライセンスが残っているかどうかを調べる。残っていなければ(ステップS13でNO)、ステップS18に進み、ソフトウェアのインストールはできないと判定する。ライセンスが残っていれば(ステップS13でYES)、ステップS14に進む。
ステップS14では、記憶装置4内のライセンスが正当なものであるかどうかを、ライセンスに付属する証明書により判断する。ライセンスが正当なものでなければ(ステップS14でNO)、やはりライセンスは受けられないので、ステップS18に進み、ソフトウェアのインストールはできないと判定する。ライセンスが正当なものであれば(ステップS14でYES)、ステップS15に進む。
ステップS15では、ライセンスを受けることが可能と判断して、前記CD−ROMに格納されたソフトウェアのインストールを開始する。
インストールが終了すると、ステップS16で、記憶装置4内のライセンスを1つ削除する。これにより、使用済みのライセンスが未供与のライセンスとして記憶装置4に残存することが防止され、適正な運用が可能となる。
その後、ステップS17で、インストールを行ったユーザの情報を記憶装置4に書き込んで、処理を終了する。
こうして記憶装置4に書き込まれたユーザ情報に基づいて、ライセンス管理サーバ1がユーザのカスタマイズ設定を行う場合の処理を、図6のフローチャートに基づいて説明する。
ライセンス管理サーバ1は、ステップS21で、接続部16に記憶装置4が接続されているか否か調べる。接続されていなければ(ステップS21でNO)、ステップS24に進み、ユーザ情報に基づく設定はできないものと判定して、処理を終了する。
接続部16に記憶装置4が接続されている場合には(ステップS21でYES)、ステップS22で、記憶装置4にユーザ情報が書き込まれているかどうかを調べ、書き込まれていない場合は(ステップS22でNO)、やはりステップS24に進み、ユーザ情報に基づく設定はできないものと判定する。
記憶装置4にユーザ情報が書き込まれている場合には(ステップS22でYES)、ステップS23で、記憶装置4からユーザ情報を読み出し、ユーザ情報に基づいた設定、例えば前述したようにそのユーザ専用のデータ保存ボックスを記憶部18に生成するなどの設定を行った後、本処理を終了する。
このように、この実施形態によれば、ライセンス管理サーバ1に直接に接続され、ライセンス管理サーバ1から移動されたライセンスを記憶する記憶装置4を、情報処理装置2に直接に接続し、この記憶装置4に記憶された前記ライセンス、さらにはライセンスが正当なものであることを示す証明書に基づいて、情報処理装置2はライセンスの許否を判断し、ライセンスを許可可能と判断した場合には、ソフトウェアの格納先からソフトウェアが情報処理装置2にインストールされる。従って、情報処理装置2の所有者であるユーザは、記憶装置4を情報処理装置2に直接に接続してライセンスを受けることができるから、ライセンス管理サーバ1にネットワークを介してアクセスしライセンスを受ける場合のように、ネットワーク3の切断やネットワークトラブルの影響を全く受けることなく、ユーザは確実にライセンスを受けて、ソフトウェアをインストールすることができる。
勿論、情報処理装置2からネットワーク3を介してライセンス管理サーバ1にアクセスすることによりライセンスを受ける構成を、記憶装置4を介してライセンスを受ける構成と、併存させても良い。
また、上記実施形態では、情報処理装置2によりユーザ情報が書き込まれた記憶装置4を、ライセンス管理サーバ1に接続することにより、管理サーバ1は、前記ユーザ情報に基づいてユーザに応じた設定を行う。このため、前記設定を行うために管理者等がライセンス管理サーバ1にユーザ情報を別途入力する手間を省くことができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば、ライセンス管理サーバ1がMFPである場合を示したが、MFPに限定されることはなく、パーソナルコンピュータ等からなる他のライセンス管理装置であっても良い。
また、記憶装置4は可搬性のものを例示したが、ライセンス管理サーバや情報処理装置と直接に接続できる記憶装置であれば良く、可搬性のものに限定されることはない。
この発明の一実施形態に係るライセンス管理システムの構成図である。 図1のシステムに用いられているライセンス管理サーバの電気的構成を示すブロック図である。 同じく情報処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 ライセンス管理サーバに保存されているライセンスの少なくとも一部を記憶装置へ移動させる際に、前記ライセンス管理サーバが行う処理を示すフローチャートである。 情報処理装置がライセンスを受けてソフトウェアをインストールする処理を示すフローチャートである。 記憶装置に書き込まれたユーザ情報に基づいて、ライセンス管理サーバがユーザのカスタマイズ設定を行う場合の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ライセンス管理サーバ
2 情報処理装置
4 記憶装置
16 接続部
17 ライセンス管理部
18 ライセンス保存部
141 表示部
21 CPU
28 接続部
29 CD−ROMドライブ

Claims (17)

  1. ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理装置と、
    前記ライセンス管理装置に直接に接続可能であり、接続された前記ライセンス管理装置から移動されたライセンスを記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置が直接に接続可能であり、接続された前記記憶装置に記憶されたライセンスの許否を判断し、ライセンスを許可可能と判断した場合には、前記ソフトウェアの格納先からソフトウェアをインストールする情報処理装置と、
    を備えたことを特徴とするライセンス管理システム。
  2. 前記ライセンス管理装置は、接続された記憶装置に記憶されているライセンスを認識する認識手段を備えている請求項1に記載のライセンス管理システム。
  3. 前記ライセンス管理装置は、認識された前記ライセンスの内容を表示する表示手段を備えている請求項2に記載のライセンス管理システム。
  4. 前記ライセンス管理装置は、前記記憶装置に移動されるライセンスの正当性を証明する証明書を、前記記憶装置に移動させる請求項1に記載のライセンス管理システム。
  5. 前記情報処理装置は、ソフトウェアのインストールの実行結果に基づいて、対応するライセンスを前記記憶装置から削除する請求項1に記載のライセンス管理システム。
  6. 前記情報処理装置は、ソフトウェアのインストールを行ったユーザに関する情報を、前記記憶装置に書き込む請求項1に記載のライセンス管理システム。
  7. 前記情報処理装置によりユーザ情報が書き込まれた記憶装置が、ライセンス管理装置に接続された場合には、前記管理装置は、前記ユーザ情報に基づいてユーザに応じた設定を行う請求項6に記載のライセンス管理システム。
  8. 前記記憶装置は可搬性の記憶装置である請求項1に記載のライセンス管理システム。
  9. ライセンスを管理する管理手段と、
    記憶装置を直接に接続可能な接続手段と、
    前記接続手段に接続された記憶装置に、前記管理手段により管理しているライセンスの中から少なくとも1個のライセンスを移動する移動手段と、
    を備えたことを特徴とするライセンス管理装置。
  10. 前記接続手段に接続された記憶装置に記憶されているライセンスを認識する認識手段と、
    前記認識された前記ライセンスの内容を表示する表示手段と、
    をさらに備えている請求項9に記載のライセンス管理装置。
  11. 前記移動手段は、前記記憶装置に移動されるライセンスの正当性を証明する証明書を、前記記憶装置に移動させる請求項9に記載のライセンス管理装置。
  12. 前記接続手段に接続された記憶装置にユーザ情報が書き込まれている場合に、前記ユーザ情報に基づいてユーザに応じた設定を行うユーザ設定手段をさらに備えている請求項9に記載のライセンス管理装置。
  13. 前記記憶装置は可搬性の記憶装置である請求項9に記載のライセンス管理装置。
  14. ライセンスを記憶する記憶装置を直接に接続可能な接続手段と、
    接続された前記記憶装置に記憶されているライセンスの許否を判断する判断手段と、
    ライセンスを許可可能と判断された場合には、ソフトウェアの格納先からソフトウェアをインストールするインストール手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  15. 前記インストール手段によるソフトウェアのインストールの実行結果に基づいて、対応するライセンスを前記記憶装置から削除する削除手段をさらに備えている請求項14に記載の情報処理装置。
  16. ソフトウェアのインストールを行ったユーザに関する情報を、前記記憶装置に書き込む書き込み手段をさらに備えている請求項14に記載の情報処理装置。
  17. 前記記憶装置は可搬性の記憶装置である請求項14に記載の情報処理装置。
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