JP2002351568A - ソフトウエアライセンス管理方法およびインストールプログラム - Google Patents
ソフトウエアライセンス管理方法およびインストールプログラムInfo
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- 238000007726 management method Methods 0.000 claims description 13
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- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】購入者が一定の数以上には購入したソフトウエ
アをインストールできないようなソフトウエアのライセ
ンス管理手段を提供することを課題とする。 【解決手段】ＩＣカードに決められた数のインストール
用パスワードを記録しておき、前記インストールプログ
ラムは、前記ＩＣカードからパスワードを１つ読み出
し、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に記録されたプログラム
ファイル、または、ネットワークからダウンロードされ
一時的に記憶装置に保持されたプログラムファイルをコ
ンピュータにインストールし、正常にインストールされ
た場合には、前記ＩＣカードから使用したパスワードを
消去するか無効化することで、予め前記ＩＣカードに記
録したパスワードの数を越えて前記プログラムファイル
をインストールできないように制限することを特徴とす
るソフトウエアライセンス管理方法、により上記課題を
解決する。
アをインストールできないようなソフトウエアのライセ
ンス管理手段を提供することを課題とする。 【解決手段】ＩＣカードに決められた数のインストール
用パスワードを記録しておき、前記インストールプログ
ラムは、前記ＩＣカードからパスワードを１つ読み出
し、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に記録されたプログラム
ファイル、または、ネットワークからダウンロードされ
一時的に記憶装置に保持されたプログラムファイルをコ
ンピュータにインストールし、正常にインストールされ
た場合には、前記ＩＣカードから使用したパスワードを
消去するか無効化することで、予め前記ＩＣカードに記
録したパスワードの数を越えて前記プログラムファイル
をインストールできないように制限することを特徴とす
るソフトウエアライセンス管理方法、により上記課題を
解決する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はソフトウエアのライ
センス管理方法、ソフトウエアをインストールするイン
ストールプログラムに関する。
センス管理方法、ソフトウエアをインストールするイン
ストールプログラムに関する。
【０００２】
【従来技術】従来、有料のソフトウエアを購入者のパソ
コン等にインストールする場合、販売元が購入者に与え
たパスワードまたは製品番号等を入力しなければインス
トールが正常に行えないようなインストール用ソフトを
用いるなどの方法により、正当な購入者以外にはソフト
ウエアのインストールができないようにしている。
コン等にインストールする場合、販売元が購入者に与え
たパスワードまたは製品番号等を入力しなければインス
トールが正常に行えないようなインストール用ソフトを
用いるなどの方法により、正当な購入者以外にはソフト
ウエアのインストールができないようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ソフトウエア販売元が
購入者にライセンスを許可するとき、形式上は、購入者
がインストールできるコンピュータの数を制限する内容
を含む使用契約を結ぶことになるが、購入者が使用契約
条件を遵守しているかどうかを販売元が確認することは
実際上困難なことが多く、購入者の善意に任せているこ
とが多い。本発明はこのような問題点を考慮してなされ
たものであり、購入者が一定の数以上には購入したソフ
トウエアをインストールできないようなソフトウエアの
ライセンス管理手段を提供することを課題とする。
購入者にライセンスを許可するとき、形式上は、購入者
がインストールできるコンピュータの数を制限する内容
を含む使用契約を結ぶことになるが、購入者が使用契約
条件を遵守しているかどうかを販売元が確認することは
実際上困難なことが多く、購入者の善意に任せているこ
とが多い。本発明はこのような問題点を考慮してなされ
たものであり、購入者が一定の数以上には購入したソフ
トウエアをインストールできないようなソフトウエアの
ライセンス管理手段を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第１
の発明は、１つ以上のパスワードを記録したＩＣカード
と専用のインストールプログラムを用いたソフトウエア
ライセンス管理方法であって、前記ＩＣカードに決めら
れた数のインストール用パスワードを記録しておき、前
記インストールプログラムは、前記ＩＣカードからパス
ワードを１つ読み出し、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に記
録されたプログラムファイル、または、ネットワークか
らダウンロードされ一時的に記憶装置に保持されたプロ
グラムファイルをコンピュータにインストールし、正常
にインストールされた場合には、前記ＩＣカードから使
用したパスワードを消去するか無効化することで、予め
前記ＩＣカードに記録したパスワードの数を越えて前記
プログラムファイルをインストールできないように制限
することを特徴とするソフトウエアライセンス管理方法
である。
の発明は、１つ以上のパスワードを記録したＩＣカード
と専用のインストールプログラムを用いたソフトウエア
ライセンス管理方法であって、前記ＩＣカードに決めら
れた数のインストール用パスワードを記録しておき、前
記インストールプログラムは、前記ＩＣカードからパス
ワードを１つ読み出し、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に記
録されたプログラムファイル、または、ネットワークか
らダウンロードされ一時的に記憶装置に保持されたプロ
グラムファイルをコンピュータにインストールし、正常
にインストールされた場合には、前記ＩＣカードから使
用したパスワードを消去するか無効化することで、予め
前記ＩＣカードに記録したパスワードの数を越えて前記
プログラムファイルをインストールできないように制限
することを特徴とするソフトウエアライセンス管理方法
である。
【０００５】購入者は、前記ＩＣカードに有効なパスワ
ードが存在する限り、複数のコンピュータにライセンス
を購入したソフトウエアをインストールして利用できる
が、前記ＩＣカードに有効なパスワードがなくなった時
点で、それ以上のインストールはできなくなるので、ソ
フトウエア販売元は購入者の不正な使用を防ぐことがで
きる。
ードが存在する限り、複数のコンピュータにライセンス
を購入したソフトウエアをインストールして利用できる
が、前記ＩＣカードに有効なパスワードがなくなった時
点で、それ以上のインストールはできなくなるので、ソ
フトウエア販売元は購入者の不正な使用を防ぐことがで
きる。
【０００６】上記課題を解決する第２の発明は、ＣＤ−
ＲＯＭ等の記録媒体に記録されたプログラムファイル、
または、ネットワークからダウンロードされ一時的にコ
ンピュータの記憶装置に保持されたプログラムファイル
をコンピュータにインストールする際に用いるインスト
ールプログラムであって、その第１の態様は、あらかじ
め１つ以上のパスワードを記録したＩＣカードからパス
ワードを１つ読み出し、前記プログラムファイルをコン
ピュータにインストールし、正常にインストールされた
場合には、前記ＩＣカードから使用したパスワードを消
去するか無効化することにより、予め前記ＩＣカードに
記録したパスワードの数を越えて、前記プログラムファ
イルをインストールできないように制御できることを特
徴とするインストールプログラムである。
ＲＯＭ等の記録媒体に記録されたプログラムファイル、
または、ネットワークからダウンロードされ一時的にコ
ンピュータの記憶装置に保持されたプログラムファイル
をコンピュータにインストールする際に用いるインスト
ールプログラムであって、その第１の態様は、あらかじ
め１つ以上のパスワードを記録したＩＣカードからパス
ワードを１つ読み出し、前記プログラムファイルをコン
ピュータにインストールし、正常にインストールされた
場合には、前記ＩＣカードから使用したパスワードを消
去するか無効化することにより、予め前記ＩＣカードに
記録したパスワードの数を越えて、前記プログラムファ
イルをインストールできないように制御できることを特
徴とするインストールプログラムである。
【０００７】第２の発明の好ましい第２の態様は、第１
の態様のインストールプログラムにおいて、利用者の選
択により、ネットワークを通じて新たなパスワードを取
得し、そのパスワードを前記ＩＣカードに再書込みする
ことが可能なインストールプログラムである。
の態様のインストールプログラムにおいて、利用者の選
択により、ネットワークを通じて新たなパスワードを取
得し、そのパスワードを前記ＩＣカードに再書込みする
ことが可能なインストールプログラムである。
【０００８】このようにすることで、所定のインストー
ル可能数を越えてインストールしたい購入者（利用者）
に対して、ソフトウエア販売元はインストール用ＩＣカ
ードを再発行する必要がなく、ソフトウエア流通を柔軟
に行うことができる。
ル可能数を越えてインストールしたい購入者（利用者）
に対して、ソフトウエア販売元はインストール用ＩＣカ
ードを再発行する必要がなく、ソフトウエア流通を柔軟
に行うことができる。
【０００９】また、第２の発明のインストールプログラ
ムに暗号化されたパスワードを復号する暗号復号手段を
備えてもよい。ソフトウエア販売元はネットワークを通
じて暗号化されたパスワードを送付することができ、Ｉ
Ｃカードに暗号化されたパスワードが記録できるため、
ライセンス管理の安全性が増す。
ムに暗号化されたパスワードを復号する暗号復号手段を
備えてもよい。ソフトウエア販売元はネットワークを通
じて暗号化されたパスワードを送付することができ、Ｉ
Ｃカードに暗号化されたパスワードが記録できるため、
ライセンス管理の安全性が増す。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下実施形態を説明する。図１は
本発明の方法の利用環境を説明する図である。１０はコ
ンピュータ本体であり、インストーラ１００、内臓ハー
ドディスク１４を備えている。１１はＩＣカードリーダ
ライター、１２はキーボードマウス、１３はＣＤ−ＲＯ
Ｍドライヴ装置である。２０はＩＣカードであり、暗号
化されたパスワードデータが記録されている。ＩＣカー
ド２０とインストールすべきプログラムファイルは、イ
ンターネット９を介して販売元サーバー８０からダウン
ロードされ内臓ハードディスク１４に一時記録されたプ
ログラムファイル１の場合と、ＣＤ−ＲＯＭ媒体３０上
に記録されたプログラムファイル２の場合とがある。
尚、インストーラ１００もサーバー８０からプログラム
ファイル１と同時にダウンロードされるかＣＤ−ＲＯＭ
媒体に記録されたプログラムであって、インストールに
先立ち利用者が起動するものである。また図示していな
いが、コンピュータ本体１０にはディスプレイも接続さ
れている。
本発明の方法の利用環境を説明する図である。１０はコ
ンピュータ本体であり、インストーラ１００、内臓ハー
ドディスク１４を備えている。１１はＩＣカードリーダ
ライター、１２はキーボードマウス、１３はＣＤ−ＲＯ
Ｍドライヴ装置である。２０はＩＣカードであり、暗号
化されたパスワードデータが記録されている。ＩＣカー
ド２０とインストールすべきプログラムファイルは、イ
ンターネット９を介して販売元サーバー８０からダウン
ロードされ内臓ハードディスク１４に一時記録されたプ
ログラムファイル１の場合と、ＣＤ−ＲＯＭ媒体３０上
に記録されたプログラムファイル２の場合とがある。
尚、インストーラ１００もサーバー８０からプログラム
ファイル１と同時にダウンロードされるかＣＤ−ＲＯＭ
媒体に記録されたプログラムであって、インストールに
先立ち利用者が起動するものである。また図示していな
いが、コンピュータ本体１０にはディスプレイも接続さ
れている。
【００１１】ＩＣカード２０はＣＰＵと不揮発メモリ
部、ＣＰＵが実行すべきプログラムが記録されたＲＯＭ
を備える。インストール作業に必要なパスワードデータ
は不揮発メモリ部に暗号化されて記録されている。この
不揮発メモリ部へのアクセスは、すべてＩＣカード２０
に内蔵された前記ＣＰＵを介して行われ、外部から不揮
発メモリを直接アクセスすることはできない。そのかわ
りに、コンピュータ本体１０から、インストーラ１００
等のアプリケーションプログラムが、リーダ・ライタ装
置１１を介してＩＣカード２０に対してあらかじめ決め
られたフォーマットの「コマンド」を与えると、前記Ｃ
ＰＵがこの「コマンド」を解釈実行することでＩＣカー
ド２０内の不揮発メモリ部にアクセスする。その結果を
リーダ・ライタ装置１１に対して「レスポンス」として
返送する。従って、ＩＣカード２０に記録されたパスワ
ードデータを改竄することは非常に難しい。
部、ＣＰＵが実行すべきプログラムが記録されたＲＯＭ
を備える。インストール作業に必要なパスワードデータ
は不揮発メモリ部に暗号化されて記録されている。この
不揮発メモリ部へのアクセスは、すべてＩＣカード２０
に内蔵された前記ＣＰＵを介して行われ、外部から不揮
発メモリを直接アクセスすることはできない。そのかわ
りに、コンピュータ本体１０から、インストーラ１００
等のアプリケーションプログラムが、リーダ・ライタ装
置１１を介してＩＣカード２０に対してあらかじめ決め
られたフォーマットの「コマンド」を与えると、前記Ｃ
ＰＵがこの「コマンド」を解釈実行することでＩＣカー
ド２０内の不揮発メモリ部にアクセスする。その結果を
リーダ・ライタ装置１１に対して「レスポンス」として
返送する。従って、ＩＣカード２０に記録されたパスワ
ードデータを改竄することは非常に難しい。
【００１２】図２は本発明のライセンス管理方法を説明
する流れ図である。プログラムファイルをＣＤ−ＲＯＭ
媒体で配布する場合を例にとり説明する。まず、購入者
がソフトウエアのライセンスを購入すると（購入申請を
行うと、Ｓ１）、販売元は、ライセンス数分のパスワー
ドを記録したＩＣカードと、プログラムファイルおよび
専用インストーラが格納されたＣＤ−ＲＯＭ媒体を購入
者に配布する（Ｓ２）。購入者は、パソコンのＣＤ−Ｒ
ＯＭドライヴ装置１３にＣＤ−ＲＯＭを挿入し、ＣＤ−
ＲＯＭの専用インストーラ１００を起動させ、プログラ
ムのインストールを行う（Ｓ３）。インストールが正常
に終了するとインストーラ１００はＩＣカードのパスワ
ードを１つ消去する（Ｓ４）。ＩＣカードにパスワード
が存在する限りＳ３とＳ４を繰り返して、最初にＩＣカ
ードに記録されていたパスワードの個数分プログラムフ
ァイルのインストールを行うことができる。パスワード
を使い果たした購入者は、ライセンスの追加購入を行う
（申請する）ことができる（Ｓ５）。その場合はインタ
ーネット上の販売元のサーバー８０からパスワードデー
タを購入者のコンピュータに送出する（Ｓ６）。購入者
のコンピュータのインストーラ１００はサーバー８０か
ら届いたパスワードデータを受けてＩＣカードに記録す
る。このようにして、１枚のＩＣカードで再びＣＤ−Ｒ
ＯＭのプログラムファイルのインストールを行うことが
できる。
する流れ図である。プログラムファイルをＣＤ−ＲＯＭ
媒体で配布する場合を例にとり説明する。まず、購入者
がソフトウエアのライセンスを購入すると（購入申請を
行うと、Ｓ１）、販売元は、ライセンス数分のパスワー
ドを記録したＩＣカードと、プログラムファイルおよび
専用インストーラが格納されたＣＤ−ＲＯＭ媒体を購入
者に配布する（Ｓ２）。購入者は、パソコンのＣＤ−Ｒ
ＯＭドライヴ装置１３にＣＤ−ＲＯＭを挿入し、ＣＤ−
ＲＯＭの専用インストーラ１００を起動させ、プログラ
ムのインストールを行う（Ｓ３）。インストールが正常
に終了するとインストーラ１００はＩＣカードのパスワ
ードを１つ消去する（Ｓ４）。ＩＣカードにパスワード
が存在する限りＳ３とＳ４を繰り返して、最初にＩＣカ
ードに記録されていたパスワードの個数分プログラムフ
ァイルのインストールを行うことができる。パスワード
を使い果たした購入者は、ライセンスの追加購入を行う
（申請する）ことができる（Ｓ５）。その場合はインタ
ーネット上の販売元のサーバー８０からパスワードデー
タを購入者のコンピュータに送出する（Ｓ６）。購入者
のコンピュータのインストーラ１００はサーバー８０か
ら届いたパスワードデータを受けてＩＣカードに記録す
る。このようにして、１枚のＩＣカードで再びＣＤ−Ｒ
ＯＭのプログラムファイルのインストールを行うことが
できる。
【００１３】図３は、本発明の中心的な役割をになう専
用インストーラ１００の動作を説明するフローチャート
である。以下図３に従いインストーラ１００の働きを説
明する。まず、ＩＣカード２０から暗号化されたパスワ
ードデータを読み出す（Ｓ２０）。ここで有効なパスワ
ードがＩＣカードに存在しない場合は、ステップＳ４０
にジャンプする（Ｓ２１）。有効なパスワードデータを
読み込んだ場合は、これを復号する（Ｓ２２）。ソフト
ウエア販売元は暗号化に使用するアルゴリズムを予め決
めている。そしてパスワード暗号化に使用した暗号鍵を
インストーラ１００に組込んでおく。ステップＳ２２で
は、インストーラ１００に記録されているその暗号鍵を
用い、同じくインストーラに組込まれた復号アルゴリズ
ムを使ってパスワードを復号する。
用インストーラ１００の動作を説明するフローチャート
である。以下図３に従いインストーラ１００の働きを説
明する。まず、ＩＣカード２０から暗号化されたパスワ
ードデータを読み出す（Ｓ２０）。ここで有効なパスワ
ードがＩＣカードに存在しない場合は、ステップＳ４０
にジャンプする（Ｓ２１）。有効なパスワードデータを
読み込んだ場合は、これを復号する（Ｓ２２）。ソフト
ウエア販売元は暗号化に使用するアルゴリズムを予め決
めている。そしてパスワード暗号化に使用した暗号鍵を
インストーラ１００に組込んでおく。ステップＳ２２で
は、インストーラ１００に記録されているその暗号鍵を
用い、同じくインストーラに組込まれた復号アルゴリズ
ムを使ってパスワードを復号する。
【００１４】ステップＳ４０では、インストーラ１００
は、コンピュータ本体のディスプレイに追加購入するか
どうかを問合せ、利用者の返答を待つ対話インターフェ
ースを表示する。ここで利用者が否定的な応答をした場
合はその時点で処理を終了する（Ｓ４２）。利用者がラ
イセンスの追加購入する応答をした場合は、インストラ
ー１００はソフトウエア販売元のサーバー８０に接続
し、ＩＣカード２０に記録された購入者固有の登録番号
等をサーバー８０に転送しサーバー８０での本人確認結
果を待つ（Ｓ４４）。サーバー８０側ではソフトウエア
購入者の管理データベース等を参照して、購入者が誰で
あるか確認した上で、新たなパスワードデータをコンピ
ュータ本体１０に転送する。インストーラ１００はこの
新たなパスワードデータをＩＣカード２０に記録し（Ｓ
４６）、ステップＳ２０に戻る。尚サーバ８０側では、
ソフトウエア購入者の管理データベース等を参照して、
購入者に追加購入代金を請求することとなる。
は、コンピュータ本体のディスプレイに追加購入するか
どうかを問合せ、利用者の返答を待つ対話インターフェ
ースを表示する。ここで利用者が否定的な応答をした場
合はその時点で処理を終了する（Ｓ４２）。利用者がラ
イセンスの追加購入する応答をした場合は、インストラ
ー１００はソフトウエア販売元のサーバー８０に接続
し、ＩＣカード２０に記録された購入者固有の登録番号
等をサーバー８０に転送しサーバー８０での本人確認結
果を待つ（Ｓ４４）。サーバー８０側ではソフトウエア
購入者の管理データベース等を参照して、購入者が誰で
あるか確認した上で、新たなパスワードデータをコンピ
ュータ本体１０に転送する。インストーラ１００はこの
新たなパスワードデータをＩＣカード２０に記録し（Ｓ
４６）、ステップＳ２０に戻る。尚サーバ８０側では、
ソフトウエア購入者の管理データベース等を参照して、
購入者に追加購入代金を請求することとなる。
【００１５】ステップＳ２２でパスワードを復号した後
は、復号されたパスワードが正しい値かどうか確認す
る。確認方法は特に限定しないが、例えば正しいパスワ
ードの値そのもの、または、正しいパスワードの満たす
何らかの条件をインストーラ１００に記録させておき、
その値と比較するなどして確認する。正当なパスワード
でない場合はエラー処理としてステップＳ３９にジャン
プする（Ｓ２４）。
は、復号されたパスワードが正しい値かどうか確認す
る。確認方法は特に限定しないが、例えば正しいパスワ
ードの値そのもの、または、正しいパスワードの満たす
何らかの条件をインストーラ１００に記録させておき、
その値と比較するなどして確認する。正当なパスワード
でない場合はエラー処理としてステップＳ３９にジャン
プする（Ｓ２４）。
【００１６】正当なパスワードであった時は、プログラ
ムファイル１またはプログラムファイル２を読み出し、
コンピュータ本体１０へのインストール作業を開始する
（Ｓ２６）。ここで、インストールが正常終了しなかっ
た場合は、やはりステップＳ３９にジャンプする（Ｓ２
８）。
ムファイル１またはプログラムファイル２を読み出し、
コンピュータ本体１０へのインストール作業を開始する
（Ｓ２６）。ここで、インストールが正常終了しなかっ
た場合は、やはりステップＳ３９にジャンプする（Ｓ２
８）。
【００１７】インストールが正常終了した場合は、今回
使用したＩＣカードの暗号パスワードデータを消去する
コマンドをＩＣカード２０に送り（Ｓ３０）、ＩＣカー
ド２０から当該消去コマンドが正常実行されたことを確
認して（Ｓ３２）インストーラ１００の１回の処理を終
了する。
使用したＩＣカードの暗号パスワードデータを消去する
コマンドをＩＣカード２０に送り（Ｓ３０）、ＩＣカー
ド２０から当該消去コマンドが正常実行されたことを確
認して（Ｓ３２）インストーラ１００の１回の処理を終
了する。
【００１８】ステップＳ３９では、エラー処理すなわ
ち、エラーの状況に応じて内容をディスプレイに表示さ
せて処理を終了する。
ち、エラーの状況に応じて内容をディスプレイに表示さ
せて処理を終了する。
【００１９】以上、インストーラ１００の動作を述べ
た。本発明の方法の趣旨は、図３の動作を行うインスト
ーラに限られるものではない。例えば、ステップＳ４０
からＳ４６の処理であるところのインターネットを通し
てソフトウエアライセンスの追加購入を行いパスワード
をＩＣカードに追記する機能を省いたものであってもよ
い。そのような場合は最初にＩＣカード２０に記録され
たパスワードだけを使用するので、ＩＣカード２０に記
録するパスワードデータは暗号化されていなくてもよ
い。暗号化されている方がセキュリティ強度の点から望
ましいことは言うまでもない。
た。本発明の方法の趣旨は、図３の動作を行うインスト
ーラに限られるものではない。例えば、ステップＳ４０
からＳ４６の処理であるところのインターネットを通し
てソフトウエアライセンスの追加購入を行いパスワード
をＩＣカードに追記する機能を省いたものであってもよ
い。そのような場合は最初にＩＣカード２０に記録され
たパスワードだけを使用するので、ＩＣカード２０に記
録するパスワードデータは暗号化されていなくてもよ
い。暗号化されている方がセキュリティ強度の点から望
ましいことは言うまでもない。
【００２０】
【発明の効果】以上、詳しく述べたように本発明のソフ
トウエアライセンス管理方法によれば、またはその方法
に用いられるインストールプログラムを使用することに
より、購入者は、前記ＩＣカードに有効なパスワードが
存在する限り、複数のコンピュータにライセンスを購入
したソフトウエアをインストールして利用できるが、前
記ＩＣカードに有効なパスワードがなくなった時点で、
それ以上のインストールはできなくなるので、ソフトウ
エア販売元は購入者の不正な使用を懸念する必要がない
という顕著な効果を奏する。
トウエアライセンス管理方法によれば、またはその方法
に用いられるインストールプログラムを使用することに
より、購入者は、前記ＩＣカードに有効なパスワードが
存在する限り、複数のコンピュータにライセンスを購入
したソフトウエアをインストールして利用できるが、前
記ＩＣカードに有効なパスワードがなくなった時点で、
それ以上のインストールはできなくなるので、ソフトウ
エア販売元は購入者の不正な使用を懸念する必要がない
という顕著な効果を奏する。
【００２１】また、本発明に係るインストールプログラ
ムは、ネットワークを通じて新たなパスワードを取得
し、そのパスワードを前記ＩＣカードに再書込みするの
で、所定のインストール可能数を越えてインストールし
たい購入者（利用者）に対して、ソフトウエア販売元は
インストール用ＩＣカードを再発行する必要がなく、ソ
フトウエア流通を柔軟に行うことができるという顕著な
効果を奏する。
ムは、ネットワークを通じて新たなパスワードを取得
し、そのパスワードを前記ＩＣカードに再書込みするの
で、所定のインストール可能数を越えてインストールし
たい購入者（利用者）に対して、ソフトウエア販売元は
インストール用ＩＣカードを再発行する必要がなく、ソ
フトウエア流通を柔軟に行うことができるという顕著な
効果を奏する。
【００２２】さらに、暗号化されたパスワードを復号す
る暗号復号手段を備えた場合は、ソフトウエア販売元は
ネットワークを通じて暗号化されたパスワードを送付す
ることができ、ＩＣカードに暗号化されたパスワードが
記録できるため、ライセンス管理の安全性が増す。
る暗号復号手段を備えた場合は、ソフトウエア販売元は
ネットワークを通じて暗号化されたパスワードを送付す
ることができ、ＩＣカードに暗号化されたパスワードが
記録できるため、ライセンス管理の安全性が増す。
【図１】本発明の方法の使用環境を説明する図である。
【図２】本発明のライセンス管理方法の全体流れ図であ
る。
る。
【図３】インストーラ１００の動作を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
９ インターネット １０ コンピュータ本体 １１ ＩＣカードリーダーライター １２ キーボード、マウス １３ ＣＤ−ＲＯＭドライヴ装置 １４ 内臓ハードディスク ２０ ＩＣカード ３０ ＣＤ−ＲＯＭ ８０ ソフトウエア販売元サーバー ９０ プログラムファイル１ ９１ プログラムファイル２ １００ インストーラ
Claims (4)
- 【請求項１】 １つ以上のパスワードを記録したＩＣカ
ードと専用のインストールプログラムを用いたソフトウ
エアライセンス管理方法であって、前記ＩＣカードに決
められた数のインストール用パスワードを記録してお
き、前記インストールプログラムは、前記ＩＣカードか
らパスワードを１つ読み出し、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒
体に記録されたプログラムファイル、または、ネットワ
ークからダウンロードされ一時的に記憶装置に保持され
たプログラムファイルをコンピュータにインストール
し、正常にインストールされた場合には、前記ＩＣカー
ドから使用したパスワードを消去するか無効化すること
で、予め前記ＩＣカードに記録したパスワードの数を越
えて前記プログラムファイルをインストールできないよ
うに制限することを特徴とするソフトウエアライセンス
管理方法。 - 【請求項２】 ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に記録された
プログラムファイル、または、ネットワークからダウン
ロードされ一時的にコンピュータの記憶装置に保持され
たプログラムファイルをコンピュータにインストールす
る際に用いるインストールプログラムであって、あらか
じめ１つ以上のパスワードを記録したＩＣカードからパ
スワードを１つ読み出し、前記プログラムファイルをコ
ンピュータにインストールし、正常にインストールされ
た場合には、前記ＩＣカードから使用したパスワードを
消去するか無効化することにより、予め前記ＩＣカード
に記録したパスワードの数を越えて、前記プログラムフ
ァイルをインストールできないように制御できることを
特徴とするインストールプログラム。 - 【請求項３】 請求項２に記載のインストールプログラ
ムにおいて、利用者の選択により、ネットワークを通じ
て新たなパスワードを取得し、そのパスワードを前記Ｉ
Ｃカードに再書込みすることが可能なインストールプロ
グラム。 - 【請求項４】 暗号化されたパスワードを復号する暗号
復号手段を備えた請求項２または請求項３に記載のイン
ストールプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001159390A JP2002351568A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ソフトウエアライセンス管理方法およびインストールプログラム |
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| JP2001159390A JP2002351568A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ソフトウエアライセンス管理方法およびインストールプログラム |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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