JP2007041466A - 露光装置用光源 - Google Patents

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Abstract

【課題】 超高圧水銀ランプを用いた従来装置の問題点を解決し、しかも均一な光を取り出すことができる露光装置用光源を安価に提供する。
【解決手段】 複数の紫外線波長域のLEDを平面基板上に配置したLED発光部8からの照度不均一な光束を非球面レンズ9で平行光にして四角柱状の透光性ロッド10の端面に入射させ、他端よりその端面形状の均一光を出射させ、複数のレンズから構成されるコンデンサーレンズ11及びリレーレンズ12を介して硝子基板13上のレジスト14に露光するように構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、硝子基板上のレジストに光を照射して露光し、前記硝子基板のトリミングや区劃線等の形成に用いられる露光装置用光源に関するものである。
図1は現在、液晶用周辺露光装置として用いられている露光装置の主要部の構成を示す模式図で、光源としてg線,h線,i線波長付近にUV強度を持つ超高圧水銀ランプ1を使用し、その発光中心を楕円ミラー2の第1焦点aに配置して楕円ミラー2の第2焦点bに集光させ、第2焦点に焦点を結ぶコンデンサーレンズ3や図2に示すように第2焦点に透光性ロッド7、或いはフライングアイレンズまたはインテグレータと呼ばれる光学系で照度を均一化した後、リレーレンズ4を介して硝子基板5上のレジスト6に照射して露光している。
そして、露光装置又は硝子基板5を移動させて、超高圧水銀ランプから放射された紫外線によりガラス基板の上のレジストを露光していた。
しかし、超高圧水銀ランプは一般に750Wから2kWのものを使用するため発熱量が極めて高く次のような問題があった。
1)高熱を発する為、楕円ミラーの材料として高価な石英又はパイレックス(登録商標) を使用しなければならないため高価となった。
2)高熱対策として、熱の効果的排気のため、光源ユニットにダクトを設けて大型なファ ンで排熱しなければならなかった。
3)また、光源ユニット内は高温のため、使用する部品が高温になり楕円ミラーの耐久性 が問題となっていた。
4)ランプ寿命が1000h〜2000hと短いので、ランプ交換の為に装置停止回数が 多く、また、ランプ交換はランプが充分冷却してから交換しないといけないので、ラ ンプ交換時間が長時間になった。またランプ取替えが頻繁で煩わしいという問題があ った。
また、図2に示すものでは、他に超高圧水銀ランプの電極を精度よく楕円ミラーの第1焦点に配置しないと四角柱のロッドに効率よく入射しないという問題があった。
特開2003−309060号公報
そこで本発明は、上記の問題点を解決し、しかも均一な光を取り出すことができる露光装置用光源を安価に提供することを課題とするものである。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、第1の発明は、単数又は複数の紫外線波長域のLEDを平面基板上に配置し、そのLEDからの照度不均一な光束を非球面レンズで平行光にして均一光化光学系に入射させ、その均一光化光学系を介して均一光を出射させるように構成したことを特徴とする露光装置用光源である。
第2の発明は、第1の発明において、LEDと非球面レンズ間の距離を調整可能にする距離調節手段を設けたことを特徴とする露光装置用光源である。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、非球面レンズのレンズ径を、複数の全てのLEDの放射光束を取り込める径にしたことを特徴とする露光装置用光源である。
第4の発明は第1ないし第3のいずれかの発明において、非球面レンズは片面または両面を非球面形状としたことを特徴とする露光装置用光源である。
第5の発明は、第1ないし第4のいずれかの発明において、均一光化光学系の出射側に1個又は複数個のレンズよりなるコンデンサーレンズを配置したことを特徴とする露光装置用光源である。
第1の発明によれば、LEDは寿命が長く、発熱量も少ないので、従来の超高圧水銀ランプに比べて大型の冷却用ファンや高価な楕円ミラーが必要でなく安価な露光装置用光源を提供することができると共に頻繁なランプの取替え作業の煩わしさから開放される。また、非球面レンズとコンデンサーレンズ等の照度不均一な光束を照度均一にする光学系を設けることによって前記LEDから照射する光束を照度が均一な光束にすることができる。
また、LEDは、表面発光型、砲弾型の如何を問わず、1個又は複数個のLEDを平面基板上に配置し、そのLEDの放射方向中心軸に配置した非球面レンズの焦点位置に配置して、単数のLED又は複数のLED組みからの発散光をレンズ透過後平行光とすることができる。又少なくともレンズの1面を非球面とする事により点光源でない複数の場所からの発散光を平行光にする事ができる。
そして、平行光になった非球面レンズからの光束を、均一光化光学系、例えば端面形状が四角又は他の形状の透光性ロッドに入射して透光性ロッド内で反射を繰り返して照度が均一になり、端面形状がロッド端面と相似である光束を得る。更に透光性ロッドからの出射光を同軸上に配置した、1枚又は複数枚のコンデンサーレンズで投影レンズの瞳内に光源の像を結ばせる事により照度を均一とすることができる。
第2の発明によれば、LEDと非球面レンズ間の距離を調整することでより効率よくLEDの光束を平行光にすることができ、照度が均一な光束を出射させることができる。
第3及び第4の発明によれば、LEDの使用数に応じた照度の露光装置用光源を提供することができる。
第5の発明によれば、均一光化光学系、例えば透光性ロッドの端面形状と略同形の光を照射することができ、それによって様々な露光条件に対応することができる。
図3は本発明の一実施例を示す側面図で、8はLED発光部、9は非球面レンズ、10は四角柱状の透光性ロッド、11は複数のレンズからなるコンデンサーレンズ、12はリレーレンズ、13は硝子基板、14は硝子基板上のレジストである。
図4及び図5は前記LED発光部8の詳細を示すもので、図4は平面図、図5は側面図である。
図4及び図5において、15は平面基板、16は紫外線波長域の表面発光型のチップLED、17,17,17は位置調整用のネジ、18,18は基板固定用のナット、19,19はコイルバネ、20,20はワッシャー、21,21は位置調整用のナット、22は図示していないケースと一体のブラケット、23はチップLED2の裏側の位置で平面基板1に設けられたアルミニウム又は銅製のヒートシンク、24はLEDに電流を流すケーブルである。
上記チップLED16は、図4に示すように均一光を照射する装置に使用する際便利なように、平面基板15上に縦、横に複数個(実施例1では21個)均等に全体として図の25に示す円内に納まるように配置する。また平面基板15にはチップLED16を実装できるように絶縁物で被われたパターンと半田部分が露出したランド部分が設けられている。
また、平面基板15の裏側に設けてあるヒートシンク23は、チップLED16からの発熱を自然空冷又はファンを使用して風をヒートシンク23に通し熱を奪う強制空冷により放熱する。
位置調整用のネジ17は、平面基板15とブラケット22に設けられた挿入孔に挿通され、ナット18で平面基板15に固定され、そしてナット21でブラケット22に取りつけられており、ワッシャー20とブラケット22間のネジ17に設けられた圧縮バネ19の弾性力によりブラケット22に対する平面基板15の位置を保持している。
従って、ナット21を弛める方向に回転させると平面基板15が圧縮バネ19の力により表面側(チップLED16が設けられている側)、即ちブラケット22に対して平面基板1が離れる方向に移動し、ナットを締めつける方向に回転させると平面基板15の裏側(ヒートシンク23が設けられている側)、即ちブラケット22に対して平面基板15が近づく方向に移動し、平面基板15の位置調整を行うことができる。
尚、上記実施例では複数のチップLEDを円内に配置したが、四角形状内に収まるように配置してもよいことは勿論である。
以上、図3ないし図5に示すように構成された露光装置用光源は、平面基板15上に配置されたLED16が図4および図5に示す距離調節手段によって適正位置に設定されていると、LED16の照度不均一な光束の出射光が非球面レンズ9で平行光にされ、更に柱状ロッド10により柱状ロッド10の断面形状の均一光となり、次いで、コンデンサーレンズ11及びリレーレンズ12を介して硝子基板13上のレジスト14に均一照度の光を照射する。
本発明では、平面基板15上の単数又は複数のLED16が表面発光型、砲弾型の如何を問わず、その出射光の平行光化を可能にし、従来の一般に用いられている超高圧水銀ランプ使用の光源装置の前記問題点を解消する構成として極めて有用なものである。
ここで、頂点曲率をc、円錐定数をk、非球面係数をα
Figure 2007041466
とすれば、非球面式は
Figure 2007041466
と表される。
LEDの放射波長や放射角度により非球面レンズの非球面係数は変わるが、ここでは例として365nmのLEDを使用し、LEDの放射角度半角で65度の場合で考える。
今、非球面レンズ9のLED発光部1側の面をS1、放射側の面をS2とし、紫外線波長域のLEDを使用するための非球面レンズの材質を合成石英を使用するものとした場合、レンズデータは次の表1、表2の通りである。
Figure 2007041466
Figure 2007041466
周知のように非球面レンズを使用しない場合は、球面レンズを複数枚使用することによりLED発光部からの放射を平行光とすることができるが、高価なものとなる。一方、非球面レンズを使用すれば、安価で放射光を効果的に平行光にすることができる。尚、曲率半径及び非球面係数はこの数値に限定されるものではなく、それぞれ前後2割程度振れた値を用いても同様の効果を期待できる。
なお、実施例では、均一光化光学系として合成石英等で製作された中実品の透光性ロッド11を用いたが、カレイドスコープのように内面を鏡面とした中空のものを使用してもよいことは勿論である。
従来の露用光源の縦断面図。 従来の他の露光装置用光源の縦断面図。 本発明の第1の実施例の側面図。 LED発光部の平面図。 LED発光部の側面図。
符号の説明
8 LED発光部
9 非球面レンズ
10 透光性ロッド
11 コンデンサーレンズ
12 リレーレンズ
13 硝子基板
14 レジスト
15 平面基板
16 表面発光型のチップLED
17 位置調整用のネジ
18 基板固定用のナット
19 コイルバネ
20 ワッシャー
21 位置調整用のナット
22 ブラケット
23 ヒートシンク
24 ケーブル

Claims (5)

  1. 単数又は複数の紫外線波長域のLEDを平面基板上に配置し、そのLEDからの照度不均一な光束を非球面レンズで平行光にして均一光化光学系に入射させ、その均一光化光学系を介して均一光を出射させるように構成したことを特徴とする露光装置用光源。
  2. LEDと非球面レンズ間の距離を調整可能にする距離調節手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の露光装置用光源。
  3. 非球面レンズのレンズ径を、複数の全てのLEDの放射光束を取り込める径にしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の露光装置用光源。
  4. 非球面レンズは片面または両面を非球面形状としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の露光装置用光源。
  5. 均一光化光学系の出射側に1個又は複数個のレンズよりなるコンデンサーレンズを配置したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の露光装置用光源。
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